梅雨が明けていないにもかかわらず、真夏のような日々が続いています。その上、雨も全く降らないので、そろそろ水不足
季節は夏から秋に変わる時期なので、天気が悪い日が続いています。毎年田植えはこの時期から始まるので、晴れの日を選んでの田植えです。9月に入ると天気も安定すると思うのですが、しばらくの辛抱です。 自分は乾燥調製担当なので田んぼには行かず、施設内での作業がメインです。コンテナいっぱいに収穫してきたモミ(殻付きの玄米)を乾燥機に入れることろから、きれいな玄米に選別・袋詰めするところまでを行います。 収穫したてのモミ。かなりいろんなものが混じっています。これから様々な選別機を通してきれいにしていきます。それにしてもヒエ(雑草)の種が異常に多いです。 ちょっと田んぼの様子を見に来たら、"雑草の中の稲"を刈っていました。除草剤はもちろん入っているのですが、効かないとこんな感じの稲刈りになります。無農薬栽培の田んぼよりも状態はひどいです。ヒエに覆いかぶされて倒伏している稲が多いので、おそらく小石の混入が多く、玄米も小粒で乳白米が多いと思います。こんな状態になってしまうと収量も見込めません。
毎年のことですが、お盆を過ぎると急に天気が悪い日が多くなります。これから稲刈りシーズンなので晴れて欲しいのですが、なかなかそういうわけにはいかないみたいです。 天気が悪い日は乾燥調製で使用する機械の清掃と整備。昨年の稲刈り後にきれいに清掃した機械でも一年経つとなぜがゴミが出てきます。保存期間の害虫の被害も考えられるので、使用前にもう一度きれいに清掃をします。 全部の機械の清掃が終わったら、乾燥機から袋詰め用の機械までを接続し、1つのラインを作ります。そして一番緊張する動作チェック。一年ぶりに使用する機械なので、稀にスイッチを入れても"動かない"ということがあるので、何事もなく動いてくれると安心します。雑用係の自分はこれから2か月間、稲刈りの手伝いはせず、この施設での収穫後の作業がメインになります。 お米の水分チェック。皆さんに届く白米や玄米は水分15%以下に調製した硬いお米ですが、収穫前は歯で噛むと簡単につぶれてしまうようなお米です。これを収穫した後に保存が効くように乾燥させます。 ちょっと水分高めですが、天気予報を見ると稲刈りが出来る日があまり無いので早めに刈る予定です。稲刈りシーズン中は本当に天気予報ばかり見ています。
毎年のことですが、お盆も過ぎる頃になると、かなり強めのまとまった雨が降ります。この雨が来ると今年の夏も終わりという感じになります。 先日の災害から10日ほど経ちました。日野川の水はかなり少なくなったのですが、水は相変わらず濁ったまま。 この川水がパイプラインで田んぼに運ばれてくるので、田んぼの水もドロドロということはないですが、かなり濁り気味。しばらくはこんな状態が続きそうです。 もうこの頃になると、田んぼの作業もあぜ道の草刈りと水管理のみ。あとは稲刈りを待つのみとなってきました。それにしても夏草は春の草とは違って茎が硬いです。刈っていても抵抗感があるので、かなり疲れます。 最後に植えたコシヒカリもようやく穂が出始めました。田植えから約2ヶ月で出穂なので一般的な栽培稲よりもかなり早いです。栽培期間が短い分、分けつは少なく、稲の姿も全体的に小ぶりな感じ。なので、遅植えをするとどうしても収量が見込めません。その代わり、食味が期待できるのでやる価値はあると思います。
こんなに降るとは思っていなかった8月の雨です。 高さ3mぐらいある、山の谷川から流れ込む川です。一級河川の最上流の川の1つです。雨が降ってもいつもはこんな感じですが、 今日はこんな具合で、ここまでの色と水量は見たことが無いです。勢いがすごすぎて怖いです。 町内を流れる別の川と合流。すでに道路よりも水位が高いです。 そして今回問題の日野川。2日ほど前はこんな感じで細々とした流れでしたが、 今日はとんでもないことになっていました。ちょうどこの堤防横に栽培中の田んぼがあるのですが、さすがに今日は草刈りは怖くてできなかったです。 ここまで荒ぶっている日野川を見るのは初めてです。今年改修したばかりの橋もギリギリ耐えているみたい。 パイプライン用水が無かった時代は川から水を引いていたので、田んぼはこのような大きな川の側に広がっています。ニュース映像でも田んぼが冠水しているのがよく映ると思いますが、堤防が決壊すると一番に被害に遭うのも田んぼです。水がなくてもダメ、多すぎてもダメ、本当に天候次第なのが農業の難しいところの1つだと思います。 こんな中でも稲は何事もなく穂を伸ばしています。農薬不使用栽培のミルキークイーンも穂が出そろって頭も垂れてきました。下草もたくさん生えていますが、それでも今年は元気に色落ちもせず順調みたいです。
待ちに待った雨ですが、ちょっと降りすぎです。 定期的に降ってくれるのが良いのですが、今回はあまりにもまとまりすぎた雨で田んぼもドボドボ。5月後半に植えたコシヒカリやミルキークイーンの穂がちょうど伸びてきた時期なので、きちんと受粉してくれるかが心配。 田んぼの排水を開けっ放しにしていてもすごい勢いで水が流れていきます。この水が水路を通って小川に流れ、河川に合流し、最終的に海に行きつきます。最上流の田んぼでかなりの水量なので、この何千、何万枚の田んぼの水が流れ込む一級河川だとすごい量になると思います。
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7月に入って、北陸地方は梅雨がまだ明けていないのに毎日暑いですね。この時期はどうしても雨が降って欲しいのですが
梅雨入りしてから急に蒸し暑くなって、最初の数日の外作業はかなりつらかったです。ですが、人間の体はすごいものでこ
田植えが始まってから全く更新できませんでした。たいへん申し訳ございません。毎年同じことをやっているのに今年は特
今年の春はやっぱり寒いのか、雑草もあまり伸びていなかったので少し楽が出来ていたのですが、そろそろ草刈りのシーズ
ちょっと更新が遅れましたが、今年の稲の育苗が始まりました。 皆様の地域の桜はどのような感じでしょうか。日本は南
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先週は雪が積もってまだまだ冬が続くのかな?と思っていたら今週は初夏の陽気。春はどこに行ってしまったのでしょうか
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今年の冬は一段と暖かく、まだ2月の中旬ですが、もう4月の陽気。前回降った雪もあっという間に消えてしまいました。 例年だと3月頃から田んぼの準備を始めるのですが、今年はそろそろ始めてもよさそうな雰囲気。天気だけ見るともう雪は降らなさそうですが、他の農家さんはまだ誰も動いていないので、こっちも少し様子見です。 例年だと、福井県の田植えは4月下旬頃からがメインシーズンになりますが、2月からこれだけ暖かいと田植えの時期も早くする必要があるのかもしれません。栽培時期がずれると収穫期も変わってくるので、自然環境に合わせて行う仕事というのは難しいです。 春というと自然界の生き物は子育てのシーズン。今年のコウノトリはどうでしょうか。今年は雪解けとともにかなり早めにやってきたので期待できそうです。
2024年の冬は今年も暖かくて、雨は降っても雪にはならず、このまま春になるのかな?と思っていたら急な大雪。一晩で結構積もりました。 昨日までは全く雪が降っていなかったのに、朝起きたらこんな風になっていたら驚きます。風景がほぼ白と黒だけになって、色数も減るのか画像のファイルサイズもいつもよりも小さくなるのがちょっと面白いです。 一晩でだいたい40cmぐらいでしょうか。これくらいなら大丈夫ですが、1mを超えると屋根の雪を降ろさないといけないので大変。近年はそこまで積もることもなくなったので、だいぶん楽にはなりました。 道路はこんな感じ。田舎は車が無いと何もできないので道路は本当にライフライン。食糧はもちろんですが、救急車、消防車、電気や水道の問題が発生しても道路が通れないと死活問題なので雪国の冬は生活するのも大変。都市部の生活に慣れてしまうと不便な田舎に帰りたくないというのも理解できます。 雪は降っただけ積もるので、数時間おきに敷地内の雪を除けるもの雪国の日課。いい運動になります。