私たちがつくりたいのは、「人生が豊かに変わる家」。 憧れの建築家と建てる高性能住宅を身近に、手軽に。 新築住宅を夢見る方は、ぜひお勉強下さい。
私たちがつくりたいのは、人生が豊かに変わる家
先日は、「向き合う家」様のお風呂ショールーム案内。 元々が鋳物ホーローバスをご希望でしたので、建築予算に組み込んでいましたが、さてはてどうしようかということでアール津標準のお風呂と鋳物ホーローバスをご案内。 建築費用が思ったよりもうまく収まりましたので、やはりそのまま採用ということになりました。 「そこに住まわれるだけで健康になる家」が私たちの理想ですので、少しでも理想に近づけて嬉しく思います。 それはそうと、各社まだまだ値上げが止まりませんね。 08/28 タカラお風呂 09/01 リクシル内装材、アイカ、モイス 10/02 リクシルキッチンリシェル、洗面台、タイル などが次々と発表されてい…
朝から四日市市「繋ぎ合わせる家」様の基礎工事を点検。三重県内では珍しいHySTRONG基礎ということで、内外はこのように白い断熱材で覆われて、コンクリートが一体打ちをされています。 よく高気密高断熱と言いながら、基礎外周内部に910㎜だけ断熱材を置いた基礎を見かけますが、その場合内部の熱は逃がしにくくはなりますが、外気の影響を避けることは難しくなります。 「高気密高断熱」は言ったもの勝ちであり、この数字以上が高気密高断熱だという基準値がありませんので、適当な建築会社が多いことが現実ですね。 またこの基礎は内部に立ち上がりコンクリートがありません。一般的には行わない基礎構造計算を行い、地中梁を組…
「声掛けあう家」様の地盤調査風景。 アール津では、「スウェーデン式サウンディング試験（SWS試験）」を採用し、解析した結果、地盤に対して保証をつけています。 この試験は、画像ではわかりにくいのですが、専用ロッド（鉄の棒）の先端に円すい形をねじったようなスクリューが付いており、それに荷重をかけることによる貫入と、さらにロッドの回転による貫入を併用した試験となります。 これにより土の静的貫入抵抗を測定し、その硬軟または締まり具合を判定すると共に地層構成を把握することを目的としているのです。 建物の設計が完成した後、建物の4隅のその中心の5箇所を基準とし計測し、その結果を地盤保証会社へと送信し解析を…
子どもたちの夏休みが始まり、お盆が近づいてきて何だか気忙しい気持ちになりますね。アール津はもちろんお休みはありませんが、何せメーカーや工場等が全て止まりますので工事の段取りが難しくなります。これだからお盆やお正月は大嫌いです（汗 そんな中で来月末に完成予定のアイムの家K様邸では木工事が完了。つまり大工さんの工事が一旦終了ということになります。 それにしても思い通りに美しく仕上がりました。 大きな畳コーナーを中心として、2つのリビングを持つこの家は1Fがとても広く、生活のしやすさはピカいちでしょう。このお客様も他社を解約し、乗り換えられたお客様ですが、同じ予算でここまで仕上がりが変わってくるので…
昨日は地鎮祭を終えた後、研修マニアの私は照明の勉強のために名古屋「大光電機株式会社」様へと走りました。 家で過ごす時間の大半は夜ということで、ライティングプランに大きく力を注いでいるアール津ですが、年々新商品が登場しますし、LED社会へと変わり新たな照明技術も次々と研究されているので、そのお勉強です。 今回も、改めて ・「照度」と「輝度」 ・「光束」 ・「光度」 ・「色温度」 ・「演色性」 などなど、とことん学んで帰りましたので、これからの家づくりにもどんどんと活かしていきたいと思います。 よく、工務店の見分け方とか、営業マンの見分け方、なんてことを聞かれますが、たとえば「演色性ってなんですか…
昨日に引き続き今日は、「声掛けあう家」様の地鎮祭。連日の猛暑でしたが沢山の職人に集まってもらい、無事滞りなく儀式を終えました。 解体工事から始まり、狭小地ですのでここまで大変でしたが綺麗に整地されていよいよ工事が始まります。 まずは地盤調査が行われますが、強固な地盤であることを願うばかりですね。 今度の新居は今時珍しい3世帯住宅。どのような暮らし方にも長所、短所がありますが、きっと3世帯で過ごせて良かったと感じていただけるお家が設計できたと思います。 今度は車も止めやすくなり、前面道路の騒音も聞こえなくなり、快適に暮らしていただけることでしょう。 赤ちゃんも生まれたばかりで、何かと忙しい中です…
本日は多気町にて「名残を留める家」様の地鎮祭。猛暑の中でしたが、沢山のお心遣いをいただきありがとうございました。 沢山の職人が集まり、N様とお顔合わせし、いよいよ工事が始まることが実感として感じられる素晴らしい式典でした。 ついこの間まで家が建っていたことがもう遠い昔のようですが、寂しい気持ちよりも、新築へのワクワク感の方が大きければいいなと思いつつ、この難しい新築計画にミスが無いのか？何か見落としていないのか？ 毎日毎日、図面と睨めっこしながらどうすれば素敵な設えになるのか？私たちアール津にはアール津のこだわりがあり、どこよりも「美しい佇まい」をつくらないことには納得ができないわけです。 い…
新築時に「玄関土間収納」や「WIC」を求めるお客様が沢山いますが、それは本当に必要なのか？考える必要があります。 コロナ禍をきっかけに住宅価格は高騰するばかりで、給与は上がるどころか下がってしまう世の中にあって住宅の価格を抑えようと思うと基本的にはサイズを縮めるしかないのです。 住宅設備（キッチン、お風呂…etc.）の質を落とすこともありますが、それは結局は長持ちしなかったり、カビとの戦いになったり、総合的に考えると損でしかありません。 外壁材や構造材を落とすのも耐久性が下がってしまい同じことになります。 総合的に考えて住宅価格を下げるには、サイズの縮小。この手しかないことを知って下さい。 そ…
本日は松阪市で建築をされるF様邸のプラン提示。岡山県立大学デザイン学部建築学科教授の吉田豊先生に来訪いただきました。 オーナー様は平屋をご希望とのことですが、平屋というとどうしても「和」がイメージされますが、F様はあまり和チックなものを望むタイプでもありません。 名付けられたネーミングは、「なりに暮らす家」 ------------------------------ 人はできれば自然のまま、ありのままに暮らせることが一番豊かなのかも知れません。 とても楽しい賑やかなご家族ですが、プライバシーゾーンとパブリックゾーンをしっかりと分けることにより、互いのストレスを感じることもなく、 沢山の友人が…
多気町相可台にてアイムの家Y様邸の見学会が行われています。明日の日曜日は最終日。どうぞこの機会をお見逃しなく！！ 日頃、日本を代表する若手建築家との家づくりを沢山行っているアール津ならではのアイデアの引き出しから沢山のポイントが取り込まれています。 ・生活動線や間取りに拘りのある方 ・デザインやオシャレに興味深い方 ・予算内での最高のパフォーマンスを求める方 など、住宅に関する感度の高いお客様はもちろん、まだまだの方も、これからの方も、お気軽にいらして下さい。 この家は昼間の顔と夜の顔が大きく異なります。 陽当たりの取りにくい敷地条件ながら、沢山の日差しを受ける仕掛けにて昼間は太陽が差しこみま…
明日からの土日は、多気町相可台においてアイムの家Y様邸の完成見学会が行われますが、この家の見どころは、目に見える設えとか、そういったものではありません。 建築というものは実は計画にてその7割、8割が決まります。 しかもその計画、つまり家の配置計画や間取りとは、「決められた予算内でその土地に合わせ、その家族の暮らしに合わせる」といったことを考えていくと、おのずから計画が絞られていき、自然と決まってしまうものなのです。 ですのでこのY様邸もいつものようにプラン提示は1発で決まり、1点の変更箇所もありません。 お客様の方はこういった間取りが良いとか、様々な夢もあるとは思いますが、結局はその「敷地条件…
超青空に包まれて東海地方も梅雨明けとのこと。 四日市市の「繋ぎ合わせる家」では、HySTRONG基礎が進んでいます。発泡スチロールの型枠にコンクリートを2回にわけずに一体打ちで行います。 こうして見ればよくわかりますが、外部を断熱材で包み込むことにより、基礎内、つまり足元が外気温度に影響されにくくなることは明らかです。 比較的寒い地方の家ですが、足元が冷えず裸足で暮らすことができそうです。 津市「声掛けあう家」様では解体工事もほぼ完了。26日の地鎮祭へ向けて準備が進んでいます。 建物が大きくて隣地との距離も近く、様々な難点もありましたが施主様のご協力により無事に乗り越えることができました。 次…
先日、上棟を終え工事が進んでいたM様邸ですが、とある事情があり急遽平屋建てへと変更をすることになりました。 数百万円の損害となりますので、これ以上無駄なお金がかからないようにアール軍団で相談をし、選んだ技術が「だるま落とし」。うまくいくかどうかは賭けでしたが、無事に2F部分を抜き取ることに成功しました。 屋根部分を吊り上げて、2階部分を解体して再び屋根を被せるといった方法です。 そんなことできるの？と皆に言われながらも、私たちはアール軍団が培ってきた技術を信じ、大工2名にてこの作業をやり遂げました。 屋根を取り外して、一旦外へ退避。 全てが計画通りで、見事に午前中にて全ての作業は完了しました。…
「ひと呼吸する家」様では地盤改良工事中。 ここの地盤は、半分が固くて半分が柔らかいという解析結果的にはダメなパターン。ややもすると家が傾いてしまう可能性がありますので、きっちりと地盤改良工事を行います。 コンクリートの柱を埋め込む方法もありますが、このHySPEED工法では、画像の目の前に積まれた砕石を約5M程の深さまで杭のように充填し、建物を支えます。 砕石は自然界にある石ですので、コンクリートのように産業廃棄物でもなく、自然に優しい改良工事ということで30年保証を付けることができるのです。 この地域では、もしもの震災の際には液状化も予測されますので、液状化にも強い砕石工法の1択となります。…
アールプラスハウスで100棟以上建ててきましたが、アール津ではプラン提示にてミスるなんてことは、ほぼありません。 「建築家訪問が3回しか無いのに、本当にプランが決まるの？」と心配されることも多いのですが、プラン修正なんてここ数年やったこともなく、建築家の3回目訪問では何もやることがなくて雑談で終わってしまうといったイメージです。 しかし、今回のプランはとんでもなく守備範囲を外れたもので、通るのか？通らないのか？建築家アイデアの驚きと不安をもってこの日を迎えました。 もともとが立地条件は良い土地だけど、自分たちの希望の家がこの土地に建つのかな？と面積の狭さを心配されていたお客様。 それなのに、私…
松阪市のアイムの家M様邸では、外壁工事中。ツートンカラーに分けられた外壁が凹凸感をより醸し出しています。 広々としたリビングでは明日からクロス工事に突入して行く予定です。ここからまた様々な仕掛けがありますので、うまく収まるのか？心配もありますが、今のところ順調に思い通りのものを仕上げてくださっています！ 暑い中、アール軍団の職人たちに感謝ですね。 次回、見学会の多気町相可台のY様邸ではハウスクリーニングも済み、いよいよ最終調整段階。 効率的にまとめられた生活動線や、贅沢感あふれるリビングに注目ですね。 こんな家で新婚生活を始められるなんて、幸せでしょうね。今から赤ちゃんができても安心して育児に…
「ひと呼吸する家」様のお風呂ショールーム案内ということで、タカラスタンダードにお出掛けしました。 ホーローパネルで覆われた壁面に油性マジックで落書きも楽しんでもらいましたが、一般的なお風呂の壁は、下敷き程の薄～い鋼板製で、裏側はプラスターボードで補強されています。その上にインクジェットプリンタにて印刷されたシートが貼られているのです。 タカラのお風呂は特別であり、金属にガラス素材を高温で焼き付けたものですので、普段のお掃除は、入浴後にシャワーとスポンジで洗い流すだけでOK。 表面がガラス質ということでカビ汚れもガードしてくれます。 アール津の標準仕様は、お手入れしやすい「アクリル人造大理石」浴…
本日は「ひと呼吸する家」様の仕様打合わせ。この家も来週から地盤改良工事～基礎着工へと進んでいきます。 結構迷われると聞いていたお客様ですが、何とか約4時間で全てが決まり、ひと安心です。 私たち提案側の今回のテーマは、ウォームグレー系色でまとめること。同じグレーでも少し赤が混ざった、いわゆる暖色系ですね。 この家は、住宅らしさを打ち消したような仕様にてオーナー様の好みに合わせています。 その暖色系のグレーの中に、たった1点キッチンだけは「フォッグ・グレー」ということで「霧」のようなクールグレー系を導入しました。 この互いに引き立て合う相乗効果を狙っているわけですが、冷たいものがあってこそ暖かいも…
アイムの家K様邸ではとうとう足場が外れ、1Fがとても大きな家ですので、どっしりと重量感も感じる家が露わになりました。 住宅には、雨樋とかエアコンの室外機、エコキュートやらガス機器など、私たちデザインをするものにとっては「ノイズ」とさえも呼ばれてしまうものが沢山外に出てきます。そういったものに十二分な注意を払わないと家がカッコ良く見えないのです。 今回も3方からよく見えてしまう住宅ということで、後ろ姿にもできるだけ気を使いました。パッと見ではどこがお風呂だか、どこがキッチンだか、わからないようにすることで、生活感が薄れてカッコ良くなるわけです。 そう、皆様もよく生活感が溢れ出ないLDKにしたいと…
今週はイベント続きで事務所に戻った後の仕事の量がやばいです…。 本日は、あの光冷暖房システム「F-CON」の全国大会ということで福岡県まで出張。様々なことを教えていただき、頭の中はパンパンに夢が膨らみました。 「人生が豊かに変わる家」に最も欠かすことができないのが「健康」ということで、私たちはそこに住むだけで健康になっていくような住宅づくりも目指しています。 「性能＋デザイン＋健康」こそがアール津の家。 価格的にはとても高額ですが、その金額以上に価値あるものだからこれを学ばないわけにはいきません。 現在建築中の「繋ぎ合わせる家」、「名残を留める家」でも採用が決まっておりますので、その健康効果が…
本日はタイルの勉強に「INAXライヴミュージアム」、そしてLIXILのトイレ工場見学へと走りました。 アール津では、オプション提案としてタイルを多用しますが、せっかく使うタイルだから私たちもしっかりと勉強をしておく必要があります。 「温故知新」ということで、その歴史から紐解き、どうしたら飽きがこずに品格の高いデザインがつくれるのか？しっかりと学んできました。 上の画像は、明治村に玄関が移築された「帝国ホテル中央玄関 」にあった本物の柱。いつ見てもフランクロイド・ライトの造形は美しくて品格があります。 建築は凹凸があると、どうしてもその価格は上がってしまいますが、価格が上がった分以上の価値が見出…
昨日のブログで「バレー」と書きましたが、踊る方は「バレエ」なんですね。そう言われれば確かにそうです。全く気にも留めていませんでした。 バレエ（仏: ballet）は、西ヨーロッパに起源する芸術舞踊の総称。 バレーボール（英語: Volleyball）は、老若男女誰でも楽しめるスポーツとして、アメリカの体育教師であるウィリアム・G・モーガンによって考案されたもの。 ということで発音は似ているけども、全く異なるものでした…。勉強になります。 さて、津市木造町のK様邸では外部工事が終わり、いよいよ足場も解体されます。解体される前にひととおり外壁等の確認をさせていただきました。 天気もまだ安定しません…
本日は2件の地鎮祭ということですが、お天気が怪しくて雨覚悟でした。ところがうまいこと雨にもやられずに執り行うことができ、ラッキーな一日です。 日曜日にも関わらずこれだけの職人が駆けつけてくれるのがアール津の地鎮祭。職人たちは暑いのに慣れていますが、私はとんでもないほど汗をかき、半グロッキー・・・（泣。明日からもハードな毎日なので今日は早く帰って寝ようと心に決めた一日でした。早いといっても当然21時は回ってしまうのですが。 まずは「ひと呼吸する家」様 可愛いお嬢ちゃんもお利口に参列下さいました。 このお客様は2/20、ちょうど伊賀市の現場に向かっていた際にすぐにでも相談したげにお電話をいただきま…
皆様、見ていただきましたか？ 今朝朝6時半～のメ―テレ「ドデスカ」に「自分色に染める家」の麗（うるる）ちゃんが自宅にて取材されました！！ 彼女は昨年末、京都市で開かれた和装コンテストの全国大会「なでしこ日本」（京都コレクション＆エンターテイメント主催）で、リトルなでしこ小学生低学年の部でグランプリに輝いたのです。 しかも、mysta最優秀特別賞まで取り、W受賞です！ 先日、奥様からいち早くこの番組のことを知らせていただき、昨晩はよく眠れずに朝を迎えました。 めちゃくちゃ別嬪さんですが、奥様に超そっくり！ このグランプリを取るためにも、超頑張り屋さんのお母さんに似たのか？徹底的に頑張ったのでしょ…
次回完成見学会（07/22・23）が行われる多気町相可台Y様邸では最終工事へと進んでいます。 画像は壁面にタイルを貼っているところとなります。 右端にチラっと見えているのが造作TVボードですが、このデザイン性を読める方はいますでしょうか？ デザインとは、目的設定・計画策定・仕様表現からなる一連のプロセスのこと。 つまり、人・ユーザー・社会にとって価値ある目的を見出し、それを達成できるモノゴトを計画し、他者が理解できる仕様として表現する、この一連の行為のことをデザインと言います。 言葉の意味もどんどんと変化していきますので、一般的には目に見えている意匠のことをデザインと呼ぶことも多くなりました。…
晴天に恵まれてこちらも今日から解体工事が始まりました。 この大きな2棟の解体工事で国道に面していたり、隣家と近かったりで苦労する点もありますが、隣家との関係も良好なおかげで無事に着工させていただきました。 いつもながら人の家なのに、次々と放り出される古い荷物を見ているとさすがに寂しくなります。オーナー様は私の娘とそんなに年も変わらないので、古いキャラクター物などがあると何だか切なくなりますね。 セーラームーンの人形で遊んでいた頃を思い出します。 とはいえ、家の痛みは限界で子どもも生まれたばかりなので、その赤ちゃんが新築の恵まれた環境で暮らすのはとても良いことでしょう。 一緒に暮らすお婆ちゃんも…
ITやAIの進化によって何もかも便利になってきていますよね？ ただそれが果たして良いことなのか？悪いことなのか？さっぱりわからなくなってきました。 もしもスマホが無かったらと考えるとゾッとしますが、約15年ほど前に私はiphoneも販売していましたが、さほど売れず赤字経営だったことが不思議なくらいです。 住宅で言えば、「アレクサ」に命令すれば各家電を操作することもできますし、外出先からエアコンを点けたり、お風呂を溜めたりと何でもできてしまう時代です。 トイレは流さなくても自動で流れるので、最近の保育園児はよく流し忘れるとか…。 アール津の目標としている「人生が豊かに変わる家」を考えると、「便利…
今月は4棟の着工物件があり、大変バタバタしています。 ・多気町「名残を留める家」 ・津市「声掛けあう家」 ・四日市市「繋ぎ合わせる家」 ・津市「ひと呼吸する家」 ということで全てアール物件。 この暑い時期に職人たちも大変ですが、頑張ってもらおうと思います。 それはそうと友人が次々と奉仕にてYoutubeをつくってくださっています。とても建築の勉強になるかと思いますので、ぜひチャンネル登録をお願いしますね。 www.youtube.com この家のプラン提示の際、 気になるテーマタイトルは、「答えをつくる家」 ---------------------------------- 学校の試験では必…
本日は一日中現場を巡回してきました。 まずは解体工事が始まった「名残を留める家」。お客様の家ですが、いつ見ても解体工事は何だかさびしい気持ちになりますね。 この気持ちを拭いされるような素敵な家を建ててみせようと改めて気合いが入りました。 そして22・23日に完成見学会が行われるY様邸へ。 外部では給排水管の最終確認、内部では内壁のタイル張りといよいよ完成間近です。特に内壁のタイルの張り方が難しく、ベテラン職人とああでもない、こうでもないと打合せを済ませました！ こちらは平屋40坪のアイムの家M様邸、床張り工事中ですがやっと半分ほど終わりましたかね？なかなか大きくて手強い家ですが、着々と工事が進…
本日は早朝より、アイムの家Y様邸の外構相談に訪れました。とてもシンプルな佇まいはとても目を惹きますね。楽しく暮らしている様子で嬉しく思いました！ そして午後からは松阪市F様の建築家吉田豊先生第一回目訪問。ということで、F様のアパートへと突撃！とても綺麗に片づけておられて私たちは感心しきりでした。 吉田豊先生と言えば、岡山県立大学の教授ですが、見事に広島南警察署のプロポーザルにて最優秀提案者を勝ち取られ、いよいよ今月にお引き渡しとなりました。 「プロポーザル」「コンペ」「入札」など、違いが判りにくいものですが、 「プロポーザル（企画競争入札）」は、提案内容とともに、方針、実施体制、実績なども含め…
本日は、「繋ぎ合わせる家」様の「お風呂ショールーム案内」と「仕様打合せ」。 まずは午前中はタカラスタンダード・ショールームにてお風呂の仕様をご案内。今回は、ほぼ私の自宅と同じカラーを選んでいただき、約40分で完了。 タカラのお風呂の売り物は何と言っても高品質でお手入れが簡単なところ。 ホーローパネルで4面を覆われており、タイル床を採用していただきましたので、とてもお掃除が楽で快適なお風呂タイムを過ごすことができます。 午後は仕様打合せ。 一般的には20～30時間をかけて床材やクロス等、様々な部材を選ぶわけですが、アール津では約2時間ほどで全ての仕様が決まるというスピード感。 今日のH様は約1時…
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今日の暑さは地獄でしたね。半日現場に出ていただけで、汗で脱水症状になり体調を崩しました。 さてこんな季節になると力を発揮するのが「高気密高断熱住宅」ですが、これも住まい方を間違えると健康被害に繋がるリスクもあるので注意は必要です。 高気密高断熱住宅の何が良いって、換気が適切に行われることです。 そう考えると想像がつきますが、換気システムは正常に動作しているのか？が重要になるわけで、逆にこれが止まっていたら？詰まっていたら？ ・室内に二酸化炭素がたまる・湿気やにおいが抜けない・建材や家具から出るホルムアルデヒドなどの化学物質がこもる ということが容易に起こってしまい体調を崩します。高性能住宅の罠…
人は食べて寝ることでしか体力を回復できませんが、最近はこの眠りが上手に取れない方が増えていると聞きます。 私の回りでも年齢を重ねると、眠いのに朝早く目が覚めてしまうと聞きます。 これも様々な原因はありますが、結局は睡眠の質が低下し、睡眠時間が短くなることや、体内時計のリズムが前倒しになることが原因だと言われています。 良質な睡眠をとるための環境は一般的には、「光」「音」「温湿度」「寝具」だと言われていますが、私はこれにプラスして「空気」や「臭い」も大切かと思っています。 画像の休憩室の改修は、隣室からの音を軽減するために「遮音シート」を張り、さらにその上に杉板を張っています。 杉に含まれる成分…
本日は「夢つかむ家（松阪市Y様邸）」の地鎮祭。梅雨明けかと思わせるほどの好天気に恵まれました。 この地鎮祭、何が難しいって日程調整です。 私たちは、「地鎮祭・上棟祭吉日カレンダー」（https://drgeokitijitu.web.fc2.com/）等によって、お日柄を選び、その中でオーナー様の予定が合うかどうか？また神主様の予約が取れるかどうかを調整しないといけません。 本日は、六曜では「赤口（しゃっこう）」。午前11時から午後1時以外は凶とされ、祝い事や大切なことを始めるのは避けるべきだとされているあまり縁起の良くない日ですが、このカレンダーでは「地鎮祭吉日・上棟吉日」おまけに「父の日」…
画像のように乾太くんを付けられるお家はいいのですが、それには金額のみならずスペース的な問題もあり、そうは簡単にいきません。またこれを付けたものならば、もう自然と毎日乾太くんに頼ることになりガス代が...とかよりも間違いなく「楽」さを選んでしまいます。 そのランニングコストは、都市ガスの場合1回あたり約40円、プロパンガスの場合は約60～100円。毎日1回使用した場合、1ヶ月あたり都市ガスで約1,200円、プロパンガスで約1,800～3,000円程度となるのです。 乾太くん導入を諦めた家では、必然的にお風呂の浴室暖房乾燥機を利用することもあるでしょう。その場合、専門的な乾太くんとは異なり、ちょっ…
Qhouseではもちろんリフォーム工事も頑張っており、現在三重県内で9現場で工事が行われています。 画像は、津市河芸町で行われている「外壁の重ね張り」。一般的に町でよく見かける外壁材はセメントで出来ています。セメントはもちろん水を吸い、吸ってしまうと膨れたり弱くなって亀裂が入ったりしてしまいます。そのために表面に水を吸わないように塗装が施されているのです。 この塗装が劣化してしまうと当然水を吸ってしまうわけで、今回の住宅ではところどころ膨らんでしまい、手で引っ張ると簡単に割れてしまう状況。 これでは再塗装してもダメかなと判断し、ガルバニウム金属外壁を上に被せる方法を取りました。オレンジのタイル…
建築を面白いと感じる人ならば必ず通る道というものがあります。この建築物は必ず1度は見ておきたいみたいなものですね。 例えば安藤忠雄先生の「住吉の長屋」などが代表的な例ですね。 そういった意味で、この「ストーリーのある...」は必読かも知れません。 椅子やテーブル、照明、カーテンというものはそんな簡単に変えるものではなく、おそらく生涯使うものということで、そこだけはボーナスが出るたびに良いものを1脚づつ揃えるなんてお客様も多いです。 どうせその良いものを購入されるのであれば、そこにある物語などの背景を知ることは興味深くないですか？ その物語に感銘を受けたものを購入すると、愛着を持って丁寧に永く使…
本日は四日市市にてY様邸の上棟。この建築が減っている状況の中で、私たちを選んで下さって、とても有難いことです。Y様の想像以上のものを必ず造り上げますので、ご期待下さいませ。 何日も前からお天気の方が心配でしたが、やはり途中雨に降られました。 ただ上棟時の雨は、一般的に縁起がいいとされています。小雨であれば、むしろ「永遠の火消し」や「福を呼ぶ」などの良い意味があるとされ、安全や豊かさ、長寿を象徴するものとも言われているのです。 これらは「雨乞い」という言葉があるように、雨は昔から福をもたらす象徴とされていました。これは農業が盛んだった頃に、稲の「豊作」や「恵み」を願ったところから来ているのかな？…
現在増築工事中の伊賀市F様邸で天井を見上げました。お客様は案外気づきませんが、私たちは結構天井仕上げにこだわっています。 例えば全く同じクロスを壁と天井に貼っても、光の当たり方が異なりますのでその色は違って見えます。 明るすぎる家では天井を暗めにしてみたり、壁の少ない広い部屋に見えない境界をつくりたい場合、天井に変化をつけたりするわけです。 この勾配天井は、伸びやかに見せたいため栂材の羽目板を勾配方向に流して、すっーとどこまでも登っていくような空間に見せたかったのです。 畳コーナーでは伝統の「目透かし天井」仕上げにしていました。 これは独立した純和風のお部屋ではなく、リビング続きの畳コーナーだ…
リフォーム工事となるとQhouseが建てた家だけでなく、他社で建築をされた家にも沢山訪問します。その際によく感じることは、家の中が暗い家があるのです。 奥様方は日頃節約に追われており、いくらLED照明が省エネだからと言っても昼間は照明を点けたくないものです。 参考までにLEDダウンライトの場合、1灯でおおよそですが毎日8時間点灯したとして1か月で80円以内といったところです。 このお部屋が暗い、玄関が暗いとかいった問題は結局は外の光を取り入れる採光の問題となります。 省エネが加速してとにかく窓が少ない、窓が小さい家が増えています。そのことで家の中が暗くなるわけです。 建築基準法においては「居室…
最近の建築の傾向は省エネ推進、また一条工務店様の絶好調ということで、「高気密・高断熱」が着目されている様子です。 私たちQhouseは、もうかれこれ10年以上前からこの性能に取り組んでおり、A-Class以上の家では「C値0.2未満・UA値0.46未満」を標準仕様としています。 ですので、高気密高断熱は得意中の得意であり、床暖房に頼らないといけないであろう一条工務店様よりも性能面では優れていると思います。 ただ最近思うことは、「性能」って結局は「お金」によるところが大きいわけです。お金儲けに走る建築Youtuberたちは、自分たちがお金を支払って家を建てるわけではないから、それはもう勝手に高気…
昨日、金属外壁メーカーIG工業より表彰を受けました。と言っても、インスタグラム・コンテストの入賞だけというしょぼい賞ですが、それでもまたひとつ盾が増えて嬉しい限りです。 Qhouseが主に使っている金属外壁は「アイジー工業株式会社」の製品。 山形県に本社を置くこの会社の考え方が私は大好きで、とても大きな会社であるにも関わらず、上の人から営業担当まで、ごくわずかなトラブルでも親身になって、夜だろうと休日だろうと工務店のためにすぐ動いてくださるのです。 田舎者の人情を厚さをそのまま業務に持ち込んでいる泥臭いやり方が、私たちの思いにマッチしています。 季節には山形名物のサクランボを送ってくださったり…
本日、千葉県からI様が引っ越して来られ、いよいよ明日から待望の新居での暮らしが始まります。 遠方に住まわれている中での建築は不安なこともあったかと思いますが、この家も私にとっては100点満点の出来栄えで「どんなもんじゃい！」といった気持ちでお引き渡しをすることができて、ホッとしています。 I様には大変喜んでいただき、併せてご実家の方の修繕の仕事も沢山いただき、長いようで短いこの数か月間でした。 まるで以前からの知り合いのように接していただいたI様の人柄のおかげかと思います。 そんな中で結構注意を払ったのが「お仏壇」。 お仏壇の配置って結構難しく迷うものですが、今回のI様邸ではやはり家の真ん中に…
土地を探す際にベストな方角は？と聞かれると、それは前面道路（敷地に接道している道路）との関係性で言われることが多いです。 これはもう何も考えずとも、「東南角地」これが最も陽当たりが良く、二方向に道路があることで建物の配置や駐車場の取り方が容易になり間違いなくベストでしょう。 しかし近隣との関係を考えると、必ずしもそうではない場合もあります。 例えば北側道路だけれど、南側、すなわち家の裏方向は家も建たない条件であり壮大な山々の景色が広がっているなんて最高のロケーションですね。 この場合、玄関や玄関ホール、シューズクローク等も北側に集約されることになり、南側全面をリビングになんてこともできてしまい…
現在増築工事中のN様邸、いわゆるサンルームのような空間をプラスしています。カウンターに腰をかけて、背中に窓があるイメージですが、最近の住宅は省エネが強化されて、どんどん窓が小さく、少なくなっています。 窓があるないで、確かに断熱効果や気密効果は全く異なります。いくら高性能窓だと言ったところで壁には勝てませんからね。 かと言って窓が無いと、視線の抜けが無くてどうしても部屋が狭く見えてしまうのです。 私たちは設計する上で、できるだけコンパクトに！を心がけています。予算に限りのある場合、必要のない広さは不要であり、「広く感じるのと広いのはおなじこと」ととらえているのです。 そうすると窓はとても重要な…
シロアリは1年中活動する虫ですが、羽アリとして目にする機会が多いのがこの季節。具体的には、ヤマトシロアリは4月～5月頃、イエシロアリは6月～7月頃に羽アリとして沢山外の網戸などに現れます。 こいつらは普段は土の中に巣を作り集団で生息していて、特に湿気の多い場所を好むため、庭や昔のベタ基礎でない家では床下などが大好きです。 木材を食い荒らすので家には大被害を及ぼすわけですが、その調査で見かけるのは上手に雨に濡れた跡をたどって歩いています。乾いている部分は興味が薄いようです。 活きている木も一切食べません。 そして、シロアリが地上を移動する際には、「蟻道」と呼ばれる土の道を作るので、私たちは家の周…
この時期になると私が在学をしている京都芸術大学から「夏季一般公開講座」の案内が沢山届きます。 内容を見ていると、あれも受講したい、これも受講したい...となるわけですが、これが1講座で安くても15,000円、高いものでは50,000円以上。しかもだいたい2日間に及びますので、とてもとても時間もお金もありません。私の中ではとても悔しいことです。 今現在、いくら大学生といったところで、今更一般学生のようにはいきません。 学生時代には何とも思わずに1日も早く社会に出たいと思ったものですが、今思えば過ごし方が間違えていたのでしょう。 もしも生まれ変わるならば、今度はきちんと学生ライフを本当の意味で満喫…
とうとう大手ハウスメーカーの注文住宅の建築費は5,000万円超えが当たり前になってきたそうです。発表された2024年のデータを見ると、積水ハウスの1棟単価は5,248万円です（ダイヤモンド不動産研究所）が、今年はさらに上昇しているものと思います。 三重県では土地代も上昇し、もはや1,000万以内では難しくなりましたので、仮に1,500万円の土地も購入するとなると、合計6,500万円。 たとえ40年ローンで支払ったとしても月額16万円にものぼってしまいます。 その原因を考えると、未だ上昇を続けているとは言え、材木等の金額は高止まりで大きな影響はありません。 問題は住宅設備等にあります。ここにきて…
新築時には新しい家具や家電をご購入される方もいますが、必ず必要になるのがカーテンですね。 大手量販ハウスメーカー様の見積を見ていると、カーテンだけでだいたい100万円は超えています。そうカーテンって安くあげても30～40万円必要なことがほとんどです。 Qhouseのような高気密高断熱住宅の場合、そもそも窓が少なかったり、型板ガラスを多用しますので、そこまでかからないかも知れませんが、カーテンが必要なことは変わりありません。 この3つ並ぶ「縦すべり出し窓＋FIX窓」の組み合わせですが、今回のこの窓はおそらく就寝時しかカーテンを閉めないであろう、もしくはあまり開けないであろうという設定で考えました…
このジメジメした季節がやってくると、高気密住宅ではその威力を発揮してくれます。 暑いけどクーラーをかけるほどではないかな？なんて窓を開けると逆に暑くなって驚かれるのです。そう、湿気が室内へと入り込んでくるのです。 高気密住宅では24時間換気システムがきちんど動作しており、空気を入れ替える際に湿気も一緒に外に排出されていくので、とてもよく乾燥するわけです。 本来は建築基準法にて、1時間に室内の空気が0.5回入れ替わらないとホルムアルデヒドにて体を壊しますよ。ということで決められた法律ですが、これがとんでもない机上の理論。 建築確認申請を提出する際には、机の上で換気効率を計算し、風量計算書を添えて…
本日は、またも増築工事の上棟。これで現在4棟の増築を工事中となります。 増築工事は結構難しく、既存の建物の構造等を把握した上で何だかここを増築しましたとわかってしまうようではダサいので意匠にも注意が必要です。 構造点では、既存建物と増築部分の耐震性能が異なる場合、地震時に被害が拡大する可能性があるのです。 意匠面では、既存住宅と同じ外壁材や屋根材が廃番になっている可能性が高く、異なる商品を使う必要が出ることが多いので、バランスをしっかりと見ることが重要です。 最近は在宅ワークも増えたため、そのスペースが欲しいという方が増えています。ZOOM等で会議を行う際にも、お子様がいると雑音が入ってしまう…
Qhouseの建築家との家づくりですが、この建築家との家づくりは何が違うの？と気になられるところかも知れません。 一般的に建築家とつくる家と聞くと、「意匠性に優れたカッコいい家」が頭に浮かぶかも知れませんが、決してそれだけではありません。 なにせゼロベースからの家づくりとなるわけで、建築家は、オーナー様の希望や条件をヒアリングし、一般的に存在しているものを組み合わせるのではなく、固定概念も何もなしの真っさらな状態からの考えていくのです。 それは極端に言えば、玄関が無い家かも知れませんし、子ども部屋も何もないワンルームの家かも知れません。 土地のことや家族構成、趣味やライフスタイルなど、その家族…
本日は20日に上棟を控える「包まれる家」様では「土台敷き」が行われています。建築は積み木のような積み重ねですので、丁張り工事から始まり、基礎工事そしてこの土台敷きと、とても大切な工事が続いていきます。 まあ、全て大切なんですけどね...。 今回の基礎はHySTRONGということで、基礎の内部には画像のコンクリート。「グリッドポスト」と呼ばれる専用の部材を設置しています。 一般的には行うことのない基礎の構造計算を行い、地中梁を組み、その上にこのポストを設置しています。 基礎内部の空間を仕切らないことにより、通気性のよい基礎空間が実現できています。この床下空間まで24時間換気システムにて空気を循環…
本日は津市Y様における建築家プラン提示。 Qhouseの建築家は全国的に著名でありながら、人間的にも素晴らしく、人の暮らしをつくるのが大好きな先生を集めています。 「建築士」という資格はありますが、「建築家」という資格はありませんので、名乗るのは自由であり、その建築家が建築士の資格を持っていなくとも別に構いませんので、それはそれで通用してしまう怖い世界です。（必ず一級建築士の資格を持っているのか？確認された方が良いかも知れません） ところがそれなりの実績を持たないと当然仕事は入ってきませんので、昨今はその建築家たちを狙って様々な建築家住宅のフランチャイズができている次第ですね。 さて、その津市…
「名残を留める家」様では、自分たちには手すりは必要ないとのことでしたが、来客の際に「手すりは無いの？」と聞かれることがあるらしく、追加工事で取付けさせていただきました。ありがとうございます。 何とかこの家のテイストを崩さずに美しく収まったと思いますが、自然すぎて手すりと気づかないのでは？の心配もありますが...。 今回の手すりはN様にも大変喜んでいただき、しかもこの湿気が多く気温が安定しない時期にF-CONのおかげでとても快適とのメールをいただきました。 2階建ての家ではお風呂に入ってすぐベッドに行くと暑くてまた汗をかく。じゃあエアコンをとドライでもつけると今度は喉を傷める、夫婦間での体感温度…
松阪市A様邸ではオーナー様自らの芝生作業も完成しました。この芝生を敷くための下地はアール津の方で施工をさせていただき、そこにオーナー様が「TM9」を敷き詰められました。 トヨタ自動車が開発した「TM9」は一般的な芝生と比較し高額ですが、管理をできるだけ省いて維持することを目的に開発されたコウライシバ（高麗芝）の品種です。 草丈が低いため、芝刈り回数は年に2、3回程度。肥料の量を減らしても、美しい状態の芝生を維持することが容易なのです。 庭に芝生を敷いたけども管理が無理で結局は剥がした。なんてお話が一般的ですが、この芝ならば比較的容易に維持ができるということで、オーナー様はこれだけの量をかき集め…
本日はTVドラマ等にキッチンが多く使われている女子に大人気の「無垢No1木質総合建材メーカー WOODONE（ウッドワン）」の研修に瑞浪市まで出かけました。 いわゆるビニルシート材仕上げの新建材と呼ばれる材質が多くなった今も本物の無垢材にこだわる唯一のメーカーなのかも知れません。 私の一番のお目当てはこれ！ 室内ドアですが、例えば右から2番目のドアと3番目のドアの違いはわかりますか？ 2番目のものはこういった開きドアにつきものの丁番が上下に見えています。3番目のものはなんとその丁番が隠れているのです。 こちらの扉に目をつけ、これをQhouseオリジナルに私が思うように改造できないか？を相談して…
滋賀県でのリフォームも最終工事の畳の入替が完了！ 華やかで明るいまるでAKBのような縁の熊本県産イグサ畳を入れさせていただきました。 よく「畳の表替え」という畳床と呼ばれる畳の芯の部分はそのままで、表面と縁を新しく付け替える作業を依頼されます。 時期の目安は、畳を新調した時点から考えて約7年程度。 畳表の裏返しをしている場合は、裏返しをしてから約5年程度が目安ですので依頼を受けた時点で20年以上経過していたら私は交換を勧めます。 昔は、畳の床には天然素材の藁（わら）が利用されていましたが最近は、木質繊維を圧縮したボードや発泡スチロールなどが使われています。これらは藁床に比べて、軽量で断熱性や耐…
増築をさせていただいた鈴鹿市K様邸にお邪魔したら、今大人気の曲がり木の「エバーフレッシュ」がとても可愛く佇んでいました。 こんな樹形でこの大きさならば3万円くらい？と思いきや、ふるさと納税でゲットされたとか？上手に買い物をされています。 この木は夜になると葉を閉じて眠り、昼間に活動をする。なんだか生きている感がとても嬉しいものです。 この籠もよく見るのは1万円くらいしますが、なんと2千円で購入されたとか？オーク材ヘリンボーン張りの床にとてもマッチしています！ 私も観葉植物大好き人間ですが、今事務所では自宅から挿し木をして持ってきたガジュマロ、サンスベリア、コーヒーの木の3種類だけ育てています。…
農業事業部では「わさび」の収穫期を迎えました！ こちらの「わさび」はお馴染みの水の綺麗な沢で育てるものではなく、畑で育てるもの。パイプハウスによって温度管理をし、この時期に収穫となります。 「わさび」の苗は。沢に植えると沢わさびとなり、畑に植えると畑わさびとなりますので、元の種や苗は同じもの。綺麗な緑色に育ちます。 こちらの「わさび」は沢わさびとは異なり、根ではなく、茎や葉っぱを調理して食べるもの。「わさび漬け」が一般的ですが、食べ方は模索中です。 今回の「茎」の方は、必要とされている会社へと次々と出荷をしていますが、「わさび」と言えば、お刺身ですね。 「わさび」は昔から刺身に添えられて、その…
2011年3月に起きた東日本大震災を予言された平成の奇書『私が見た未来』の作者・たつき諒さんの最新作『私が見た未来完全版』が大変注目されています。 ・2025/07/05・04時11分 「日本人が本来の日本人らしさを取り戻す日になる」 ・2025/07/05・04時18分 「大規模の大津波がくる」 「人口が半分くらいになる」 「隕石の破片がフィリピンに落下」 「彗星が地球に接近する」 とあります。 たつき先生は夢に見たものを描いているだけなので、当たるか当たらないかはわからないけども、多くの人が目を向けてくれて今後起こるかもしれない災害への警鐘を鳴らすことによって、被害を最小限に抑えることがで…
本日は雨が降る前に、伊賀市S様邸の「丁張り作業」を行いました。 建築は積み木ですので、実はこの「丁張り（ちょうはり）」が最も大切な作業とも言えます。 この作業は、木杭や水糸を用いて“施工の基準となる仮設物をつくるのですが、ミリ単位のとても精密なもの。 貫板（ぬきいた）と呼ばれる粗く加工された杉板で組まれていくので、見た目的には適当かと思えば、実は測量機器を用いてとても正確につくられているのです。 何せこのつくられた丁張りを基準として、家の高さや配置等が決められていくのです。 特に建築の生命線でもある「設定地盤面（グランドライン＝GL）」の高さが超重要です。この設定が駐車や玄関へのアプローチ、庭…
住宅業界の販売戦略は一般の方からしたらとても汚いものもあります。 時間をかけて話し合って、間取りプランや見積書が出てきますが、その見積書はとんでもないシロモノであることが多いようです。 そこで3,000万円と聞いていたのに、よくよく内容を話し合うと仕様はとてもショボいもの。まともなものに変えていくと結局はプラス400万円も必要だった…。なんてことは普通に起こること。 でも数か月もかけてそこまで進めたのに、他社に乗り換えてもう一度最初からなんてなんだか面倒...もういいか... なんてまるで恋愛のようなことが起こってしまうのです。 人間の心理をうまくついています。 本当はどれだけお金が必要なのか…
本日は津市Y様邸の上棟。 南海トラフ大地震が予測されることからか？最近は圧倒的に人気の高い平屋住宅となります。平屋住宅の場合、懸念されるのはどうしても家の奥行が大きくなることが多く、その場合の部屋の暗さですね。 Y様邸ではハイサイドライト（高窓）を北側に配置することにより、この問題を軽減しています。 約3年に渡り、リノベーションをするか？新築をするか？等、悩まれてきましたが結局は新築へと踏切りこの日を迎えることができました。 単純に目先のことを考えてリフォームへと踏み切る人も多いのですが、実際にはあと何年暮らすのか？何を重視して生活をしていくのか？をよく考えると、結果的には新築の方がコスト面も…
本日は月に一度の工事会議。業務でお疲れの中、夜に皆に集まってもらっていますが、今回でこれも第130回ということで、もうすぐ11年になろうとしています。 会議では、今現在の工事状況や注意事項を共有すること、また業務の改善等を話し合うわけですが、毎回アール津からの研修もあります。 研修内容は、建築工事のことだけに留まらず、心の持ち方の話やマナーの話、子育ての話など多方にわたります。 本日の研修は「朝礼」について話そうと思います。 最近、アール津の協力業者様も従業員が増え、株式会社へと改編されることも多く、また働き方改革など法律に縛られる面も沢山でてきました。 そこで大切になってくるのが「朝礼」かも…
津市N様邸ではHySTRONG基礎工事中。今日は外部の断熱材が組み込まれました。基礎コンクリートは外部気温の熱橋となるため、外が冷たいとそれがコンクリートを伝わり室内を床下から冷やしてしまいます。 一般的な基礎断熱は基礎内部だけに外周から910mmほど断熱材を貼るわけですが、この場合は内部の熱を外に逃がさない効果はありますが、外部からの熱はどうしても伝わってしまいます。 内側と外側を断熱するこの基礎は断熱という部分では最強でしょう。 外部を断熱するとこの断熱材を白アリが食べて侵入してくるという不安を煽る人もいますが、それもきちんと対策されていますので何の問題もありません。 こちらでは外壁工事も…
家の中に暖簾（のれん）があるのも日本らしくて、とても良いものです。 元々は屋内に直接、風や光が入るのを防いだり、目隠しとして使われていたものですが、昔は、ごはん屋さんでお客様が出て行く時に肴をつまんで汚れた手をちょっと「暖簾」で拭いていく、そんな習慣もあり、暖簾が汚れている店ほど「繁盛しているお店」と言われていたらしいです。 今では、営業中の合図のようにも使われていますね。 面白いことにお店では、暖簾の色の使い分けで約束事があったようです。それにも関わらずそのルールを破ったばっかりに、人々の笑いものになり店仕舞いをすることになってしまった呉服屋があると言います。 手堅さを重んじるような商家は「…
本日は土地探しの勉強会。 土地を探すのに疲れてしまい、1年、2年かかってしまうというお話をよく聞く中で、正しい土地の探し方を知ることはとても大切かと思います。 今回は初めての津市久居アルスプラザでの開催。 公共施設とは思えないほど素敵な建物で、東京の久米設計という会社がデザインをされたようです。 日曜日ということもあってか？学生さんが沢山勉強をしている姿を見かけました。建築を恋するものにとっては、この建物は設計者の思惑どおりに使われているのか？とても興味深く、人の動きなど人間ウォッチングもすることができました。 2012年の通称「劇場法」の制定を受け、「劇場法」の理念に則った日本で最初の劇場と…
明和町にて建築中のQhouse G-ClassのI様邸では外壁工事も終盤を迎えました。 こちらの外壁はツートンカラーにて仕上げますが、一言でツートンカラーと言ってもその張り分けがとても難しいものです。どこで色を切り替えるか？いつも本当にそれでいいのか？頭を悩ませます。 今日も最終、最後の最後まで外壁職人と話し合い、やはり計画通りにこれで行こうと決めました。 具体的には玄関前に立つと、左右の袖壁のカラーが異なるといった珍しい仕上げの住宅となるわけですが、離れて見ればやはりこの方がおさまりが良いわけです。素直にカーキの箱とグレーの箱の組み合わせとしました。 画像の白い壁の部分には本物の杉板が張られ…
玄関ホール＆廊下の床材重ね張り 滋賀県でのリフォーム工事は工期短縮のために私も一日「手元仕事」をしてきました。工事現場で言う手元とは、職人に対して補助をする者のことを指します。 片付けの方を少しでも手伝えば、大工はサッサと工事を進めていけますので訪問したわけです。 畳部屋からフローリング床へ 床がグワグワする部分やら、畳部屋から洋間への変更、西日の遮熱、網戸の張替え、家具転倒防止など沢山の工事をいただきました。 昨今はリフォーム工事業者を名乗る悪徳商法が多く信頼できないため、県外からも沢山のご依頼をいただいています。（なぜか滋賀県がとても多いです） 特に屋根！！ 一般の方が屋根の劣化を判断する…
本日は恒例の朝会、そして夜も研修。その合間に伊賀市S様邸の仕様打合せを行いました。 仕様打合せは、アール津ならではの提案にて約2時間で全て完了。いよいよ着工へと進んでいきます。 中でも、お母さんの仕事場兼お部屋では一般的にはまず使わないクロスを選定しましたが、絶対にアウトだろうなと踏み、その場合の予備提案も準備をしてありました。 ところがところが、一発でそのクロスが受け入れられてビックリです！！ 私たちのように寝ても覚めても住宅のオシャレを考えている人間ならばわかりますが、なかなか新築空間が想像できないお客様がまさか一発であのクロスを選ぶなんて、そのセンスに脱帽です。 これはますます完成が楽し…
