お家のことを勉強するブログ

神業対決(笑)

よくTV番組で神業対決なるものがあり、時折重機の運転が登場します。ユンボで地面に置かれた卵にピタリと爪を当てて止めるなど技を競っていますね。 職人連中に話を聞くと、実は皆が自信満々。あれくらい俺でもできると言い放ちます(笑) 現場大好きのうちの会長なんて、ユンボの操作だけは誰にも負けへんと、未だに重機に乗りたがるものです。 7日に上棟を迎える津市「声掛けあう家」では水道屋さんが給排水の先行配管工事中。建物の廻りを掘って配管を仕込んでいく作業となります。 隣家には新品のアルミフェンスがあり、この狭いところですのでてっきり手掘りかな？と思っていたら何の何の！ミニユンボでギリギリの作業をしていました…

2023/08/31 11:42

鏡は好き？嫌い？

先日リフォーム工事をさせていただいた津市Y様邸。玄関の出隅部分をL型に鏡で覆いました。 アール津標準仕様では、1か所どこかに鏡が付いてきますが、これは好き嫌いが分かれます。 写真を撮られるのが嫌いな人と好きな人がいるように、できればあまり自分の姿を鏡で見たくないと感じる人の方が多いように思います。 かといって外出前のチェックは必要かと思いますので、さりげなく付ける方、それでも全くいらないという方もいます。 玄関廻りが狭い間取りではそこを広く見せるために鏡を活用したり、キッチンから死角がある場合に子どもの様子が見えにくいので鏡で工夫したりと活用することもあります。 Y様は自分たちの写真を撮ったり…

2023/08/30 12:45

晴天に恵まれて地鎮祭

本日は晴天に恵まれて猛暑の中、「向き合う家」様の地鎮祭。さすがの暑さにお子様もぎゃん泣きでしたが無事お利口さんに式典を済ませることができました。 地鎮祭はその宗教的なものや神社、神主様によりやり方も異なります。アール津では施主様のご指定が無い場合、できる限り松阪市の加世智神社様へお願いをしております。 三重県ではどの神社を利用しても玉串料は一律25,000円かと思います。こちらは施主様にご準備をいただき、礼金として納めます。 新築の際には初めてのことばかりで戸惑うことも多いと思いますが、これも勉強です。新築を機にいろんな勉強や経験をすることも大切なことかと思います。 「地鎮の儀(とこしずめのぎ…

2023/08/29 14:57

畳は干さないといけない

明日お引渡しを迎えるアイムの家K様邸。広々とした約24畳のLDKと便利な回遊動線が特徴の住宅となります。 日本人にはやはり畳は使いやすく、人体に悪い影響を与える二酸化窒素やVOC（揮発性有機化合物）などを吸着して、部屋の空気をきれいにする力も持っています。また、あのイ草独特の香りは私達の気持ちをリラックスさせ、ストレスを解消し、精神を安定させる森林浴にも似た効果を感じることができます。 畳は吸水性に優れているというメリットがある反面、その分湿気を好むカビやダニが発生しやすいということがデメリットです。 定期的なメンテナンスをしなければ、カビやダニの温床となってしまいます。 また、人間やペットか…

2023/08/28 13:54

爆上がりの前に…

本日は津市T様、鈴鹿市U様と新規のお客様2件とご相談。 T様におかれましては、アール津コーディネータが実際に住まわれているお家にご案内をさせていただきました。 大手量販ハウスメーカー様のように、カタログにラインナップしているような住宅とは異なり、ゼロベースから建築家とつくる家であるために1棟、1棟がまるで異なるため、ご参考になるようなならないような…ですが、ご覧になりたいとのことで案内をさせていただきました。 建築は、ご予算、建築地、家族の暮らし方の3点で決まっていくものであり、特に土地によりその条件は左右されます。 私たちは、「この予算で、この土地にこの家族が暮らすベストな家」をつくり上げま…

2023/08/27 16:32

アパートを出たい理由

本日は、アイムの家松阪市M様邸のお引渡し！お子様は広々とした約28畳のLDKにて超ハイテンションに走りまわりました(笑) ご夫婦はそんな娘を「隣を気にせずにはしゃげていいな」と穏やかに見守られていましたね。 アパートを出たい理由は様々ですが、大きく分けて次の3点ですね。 ・子どもの鳴き声などで隣に迷惑をかけていないか気になる ・バルコニーから隣人のタバコの煙が侵入してくる ・カビや湿気がひどく身体に悪い気がする 一般的なアパートはその構造上、上から階下への音はとても響きます。大げさに言えば歩いていてもわかるほどなのです。 元々が知らなかったかも知れませんが、人様への迷惑を考えられる方は下階に住…

2023/08/26 13:04

プラスチックは黄ばむ

津市K様邸・お引渡し前の草起こし インターフォンやリモコン、スイッチプレートやペーパーホルダー、換気口など、家の中にプラスチック（ABS樹脂）製品は沢山ありますが、それらは経年劣化で黄ばんできます。 プラスチックには臭素系の添加物が含まれていて、それが悪さをして黄色に変色させてしまうのです。 価値を知る家様は外構工事中 その臭素をどうにかしてあげると黄ばみが取れることになります。 その方法は簡単！ 1.ビニール袋にワイドハイターと水を1：1の割合で入れ、製品を放り込む。 2.うまく封をして蒸発を防止する。 3.日の当たるところに数日置いておく （日光を通さない容器は不可） これだけで結構元どお…

2023/08/25 10:30

手抜き工事が起こる理由

建築工事で一番心配なのがいわゆる「手抜き工事」。 無さそうで頻繁にあることで、しかもその部分は隠れてしまいますから、症状が出ないことには発覚しにくい部分でもあります。 どうしてそんなことが起こるのか？ その理由は大きく2点あります。 ひとつは、「その工事全体でいくら」という請負の形式。 つまり1か月にできる仕事の量を増やせば収入が上がりますので、少しでも速く終わらせて次の現場へと向かいたいわけですね。 実際は少々手を抜いたところでそんなに時間は変わらないと思いますし、それならば他の段取りの部分で工夫をしたら良いのに…と思ってしまいます。 ふたつめは、「自分持ちの材料があること」でしょう。 わか…

2023/08/24 11:44

同じ湿度50％でも？

何せ湿気が重い気候が続いていて蒸し蒸ししますね。ご存知のとおり、高気密高断熱住宅は乾燥しますのでこの季節は快適でしょう。 逆に冬場は乾燥対策をしないと喉を痛めたり、ウィルスが繁殖しやすくなったりしてしまいます。 ウイルス飛沫は、湿度の高い状況ではすぐに地面に落下してしまいますが、乾燥すると遠くまで飛んでいく事がわかっているのです。 湿度が40％以下になるとウイルス飛沫の水分が蒸発して軽くなるため、落下速度はゆるやかになり約30分間、空気中を漂います。湿度60％と比較すると湿度30％では2倍遠くに飛ぶのだそうです。 かといって加湿を使うと今度はダニやカビの繁殖に気をつけないといけませんね。 湿度…

2023/08/23 13:34

海外製品って？？

昨日は築10年を経過する「雑貨に包まれた暮らし」様へ洗面台の改修工事へと伺わせていただきました。 こちらは海外製のとても可愛い洗面台をチョイスされたお宅ですが、その水栓から水漏れが発生してしまいました。 海外製品は極端で、耐用年数がとても永く、メンテナンスしながらも生涯使えるものもあれば、最初から不良品か？と疑うほど精度の悪いものまであります。 特に水回り製品は国産と比較し、信用性に欠けますね。簡単に言えばよくトラブります。 K様は、「当時はまだ若かったからとにかくオシャレなものが欲しかったけど、もう今は何でもいいから壊れないものにして」とのご要望。 できるだけ工事工程を少なくしてコストを抑え…

2023/08/22 09:33

残るは外構工事のみ

津市M様邸の増築工事ですが、当初の計画である2階建てを建築中に平屋に変えるというダルマ落としの秘技により見事に完成。 計画は狂いましたが、それでもアール津ならではの美しい佇まいは健在です。 2つの棟が建ち並び、その間にタイルデッキの中庭がつく仕掛けです。 主屋からの景観や陽当たりも邪魔をせず、何だか不思議な中庭空間には今日も沢山の鳥たちが住み心地が良いようで行ったり来たりしてました。 こうして鳥が集まる家は、住まわれる人が穏やかな人である証拠ですね。 内部もカッコいい手洗いやお部屋ということで、減築されたにも関わらずオシャレなオーナー様には大満足を得ています。 こういった増築も同じお金を掛ける…

2023/08/21 11:10

「名残を留める家」上棟

今月3件目の上棟は、建築家松島潤平先生の作品「名残を留める家」。夏場ということで早朝6時半には続々と到着する大工を迎えます。 今回の住宅は、シンプルながら、何か他とは異なる趣きを持ち、暮らしやすさと人の集まりやすさにフォーカスを当てた住宅の誕生です。 8時の挨拶とともに、あっという間に柱が続々と建てられていきます。 平屋住宅ということでとても作業もしやすく、また建築で難しいレッカー車の配置や資材の置き場、駐車スペースと何も問題のない広い土地で、助かります。 昨日、今日の暑さは特別でしたが、オーナー様に沢山のお気遣いをいただき皆無事に熱中症でダウンすることもなく乗り切ることができました。 シガー…

2023/08/20 19:14

出来栄えの確認へ

アイムの家、K様邸とM様邸の完成を迎え最終チェックに走りました！私たちから見れば家の出来栄えは一瞬でわかります。 真っ白い紙から間取り等の図面を起こし、お客様の生活を想像し描いた家がこうして完成していくことはとても嬉しいもの。 K様邸は、「とにかく生活しやすい家」を目指す奥様のご要望を満たすために夜遅くまで頭を捻ったことを思いだします。 生活しやすいというテーマを考えると、「生活動線」つまり掃除、洗濯などの家事がしやすいということ。また、ゆったりしたい時間を邪魔されない間取り。子どもに目が行き届く間取り…etc.と様々な要素があります。 私たちは頭の中でお客様のヒアリングをして想像した生活をシ…

2023/08/19 16:04

速いが上手は大工だけ？

「声掛けあう家」様のHySTRONG工法基礎 一般的に「速い仕事は雑」「丁寧に仕事をすると遅い」といったイメージがあると思いますが、こと大工さんに関してはこれが全くの真逆となります。 他の職種でもそういったことが当てはまるものがあるかも知れません。 なぜか速い人ほど上手な世界なのです。 その秘訣は上手な人ほど、先のこと先のことを考えて仕事をしているので、ロスがほとんどありません。向こうに行ったら、帰りにはゴミのひとつでも拾いますし、手ぶらで移動するなんてことが無いわけです。 前の晩から頭の中はフル稼働し、まるでいちど頭の中で一日の仕事を終えるシミュレーションを行っているかのようです。 すると何…

2023/08/18 15:08

土台敷き

「名残を留める家」様では「土台敷き作業」 基礎の天端に墨を打っていき、これを基に土台（ひのき材）を敷いていくので大切な作業です。 基礎コンクリートは全くズレもなく図面通りに正確というわけにはいかないものですので、この墨打ちの工夫によりなるべく土台が基礎の芯に収まるように割り付けます。 そして、土台や大引をプレカット図を見ながら設置位置へ材木を置いていきます。ひと通り所定の位置へ並べ終えると、間違いないか図面と照合するのです。 基礎コンクリートの天端には、気密パッキンを敷いていきます。気密パッキンは、水分を長きに渡って放出するコンクリートと土台が直接触れないように間に設置するもの。 高気密住宅で…

2023/08/17 14:14

悩み持ちこめる部屋

松阪市中林町「肩を寄せる家」建築家・柳能展先生 20日に上棟を迎える「名残を留める家」様では、「シガー・ルーム」を持ちます。つまりタバコ部屋ですね。 昨今、禁煙時代に突入し紙タバコを吸う人は激減したように思います。 10数年前までは、役所でも学校の職員室でも普通にタバコが吸われていましたので時代は変わるものですね。この流れからすると、今度は10年先には禁酒時代がやってきそうな気がします。現実に海外ではそういった風潮が出てきていますからね。 このN様邸では、そこまでタバコを愛する人ではないように思いますが、何せ知人が沢山集まる家。タバコ・コミュニケーションが存在するのです。 そのシガ―・ルームの…

2023/08/16 10:54

窓の台風対策

台風が直撃しましたが、これから本格的な台風シーズンを迎えます。その際に心配になるのが窓かと思います。 昔は木製の薄い単板ガラスのはいった窓が多かったので、雨戸なるものがついていました。これはその木製枠を腐らせないために雨を防ぐためのものでした。さらに台風になると、その雨戸を閉めて閂（かんぬき）をし、薄いガラスを守っていました。 今はというと、窓は建築基準法やJIS(日本産業規格)を守り作られており、耐風性、水密性、気密性など10項目の規定を守りつくられています。 耐風圧性でみるとJISはS-1からS-7の等級があり、一番等級が低いS-1ランクの窓ガラスでも風速約36m/sに耐える仕様になってる…

2023/08/15 09:44

感動する季節がやってきた

猛暑が続き、今度は台風と嫌な気候が続きますが、スポーツ観戦が趣味のひとつである私にとっては一番好きな季節。そう夏の甲子園です！ 仕事の合間にTV観戦ですが、集中して見れないので夜は夜で「熱闘甲子園」を毎日見ています。 甲子園では試合後のインタビューを見てこそ完結であり、最近はYoutube等で見れる涙の「ラストミーティング」も感動ものです。 近年では、学生たちが成長したのか？私たちの時代とは異なり、選手は常に笑顔でプレーをし、相手チームのファインプレーにまで拍手を送る姿が何とも言えず感動します。 プロ野球も好きですが、あまりにも上手過ぎてハプニングも起きず、球場まで足を運んでも途中で飽きてしま…

2023/08/14 17:28

ちょっとだけ「和」

今月末に完成のアイムの家K様邸。K様は、和風とはいかないまでも少し「和」のアクセントが欲しいというご要望です。 「和」テイストというと浮かぶのは、やはり日本が世界に誇る和の大家、建築家隈研吾先生が浮かびます。 木材や和紙、瓦などの日本古来の素材を活かした独創的なデザインは。日本だけでなく、国際的に大きく評価をされていますね。 日頃から、ことある毎に隈建築から何かを盗めないか？という目で勉強をしています。 さて、今回の住宅は少しだけ「和」ということで取り入れたのが、やはり住宅の顔である玄関先の「格子」、そして室内の「畳」、低く抑えた天井の「木目クロス」です。 デザインは同時に目に映るものだけでな…

2023/08/13 13:02

割りと気づかない建築の肝

津市「声掛けあう家」では基礎工事が進んでいます。 基礎は、コンクリートの半分以上が地表面より下に埋まっていくため、地面を掘って出た土を別の場所へ搬出する必要があります。 残土処分と言いますが、土を捨てるだけなのにこういった搬出作業経費や土を捨てる処分費用がかかってしまうものです。 掘削工事を行わなければ基礎躯体がつくれませんので、掘削工事は必要不可欠なものとなります。 また、この掘削工事を行うまえに、超重要な建物の基準高さ（GL）や配置を図面通りに決める必要があり、これをきちんと出すこともとても難しい工事ですね。 最近の大雨等の自然災害を考慮すれば、建物は少しでも高く上げたいわけですが、建物を…

2023/08/12 11:01

いろんな花が咲く

お盆明けの20日上棟へ向けて、多気町「名残を留める家」様の基礎工事が進んでおります。外工事ではこの時期、熱中症にてリタイヤするものも多く人出が不足して大変ですが、無事にコンクリート一体打ちの基礎ができあがり、後は細部の仕上げだけとなりました。 内外が断熱材に覆われて、内部の立ち上がりの無い基礎はこの業界にいるものでも知らなくて、近隣の方も驚かれることでしょうね。 この基礎により、冬場でも足元の冷えない環境で暮らすことができます。 津市でも「声掛けあう家」の基礎工事。こちらも同じくHySTRONG基礎が施工されます。津市内の真ん中での工事は近隣へのご迷惑等大変ですが、できるだけ迷惑をかけないよう…

2023/08/11 15:26

「ひと呼吸する家」上棟

本日はお盆前の最終上棟ということで、建築家白子秀隆先生の作品「ひと呼吸する家」様が建ち上がりました！台風も心配されましたが、無事に青空！と思いきやいきなりのどしゃ降りもありましたが、これも縁起物！ 上棟時に雨が降ると、「福が降り込む」また「幸せが降り込む」とも言われ、またその家は「火事にならない」など、昔から縁起がいいとされています。 それは結局は、ポジティブに考えましょうということだと思いますが、人生はそんなものでしょう。どんな日に当たろうが、何でも前向きに考えることができなければ、幸せなんて感じることもできません。 それにしてもこんなに上手に金槌をトントンできる子を最近は見たこともありませ…

2023/08/10 18:35

プロはここまでする

松阪市で建築中のアイムの家M様邸では月末までに引渡しを迎えます。本日はハウスクリーニング工事。広々リビングは解放感たっぷりですね。 オーナー様こだわりの収納BOXも家具屋さんでつくるととても高価ですので、大工さんと建具屋さんのコラボにて美しく低価格にて収まりました。 この棚の上にお雛様も飾られるそうですので、娘ちゃんも喜びそうです。 左にチラ見えしているのはご主人の書斎？という名のお部屋(笑) 夢であったインナーガレージと書斎付きの平屋ということで、全てを叶えることができました。 ハウスクリーニング工事ですが、プロはこんなに細かな作業もしています。 YKKの窓では窓レールの下にカバーがついてお…

2023/08/09 13:31

見る人が見れば…

昨日は、「なりに暮らす家」様の建築家3回目来訪ということで、岡山県から吉田豊先生に来ていただきました。 台風で無事帰れるのか？今日の午後は大学の夏休み前の最終講義だったので、始発にて向かい、無事にたどり着けたそうです。 それにしてもこの家、模型だけを見れば非常にシンプルで何の変哲もない住宅に見えますが、ここから建築家と相談してアール津ならではの設えが施されていきますので、とんでもないほど落ち着いた本物のカッコいい家となります。 家を見た際に、まずは印象的なのは実は「屋根」。屋根の形で家の印象は大きく変わるものなのです。 屋根の形状は、 ・切妻屋根（きりづまやね）・寄棟屋根（よせむねやね）・入母…

2023/08/08 17:27

あちこち周遊

本日は雨もあまり降らず、この隙にあちこちの現場等を周遊しました。 まずは植栽をナンパ。ということで現在外構工事を行っているオーナー様宅へと植えるアオダモを選定。 大人気のアオダモですが、これが環境に馴染みやすく、管理の手間がかからない優れた樹木。ただ、その枝には独特の白樺のような模様があり、ベッピンさんを探すのにひと苦労。 綺麗な株立ちで、良い顔をしているもので、しかも予算内でということで、バッチリと綺麗な子を選定してきました。 こちらのお宅でもアオダモですが、外構工事も無事に完了しました。地面にタイルを張るとこのように高級感が増しますね。 こちらは、「声掛けあう家」様の地盤改良工事。従来のア…

2023/08/07 23:00

なんちゃってに騙されるな！

津市木造町のK様邸ではクロス工事も完了！次はキッチン取付工事へと進んでいきます。 この家の特徴は3つのリビングを持つスタイル。つまり家族の集う場所がいくつか存在するのです。 ・奥に見えるのはセカンドリビング。当面は子どもの遊び場として使えるかと思います。 ・畳コーナーは隅っこにあることが多いのですが、この家ではLDKの中心に構えます。ゴロゴロするも良し、たまには食事をするも良しといった万能スペースになることでしょう。 ・そしてメインリビングはTVの正面。画像が切れていますが右の壁に大型TVが付く予定。 解放感が半端無い広いLDKは約24畳。快適な時間が過ごせることでしょうね。 アール津での建築…

2023/08/06 10:37

世界の坂茂先生の講演

本日は私が在学中である京都芸術大学の大学院芸術環境専攻建築・環境デザイン領域 特別講義ということで、世界で活躍する建築家・坂茂先生の講義を視聴しました。 坂先生と言えば、大きな災害時に避難所建設等の災害支援活動にて必ず名前が出てくる世界の大御所。今回のテーマは「作品づくりと社会貢献の両立を目指して」ということで、圧倒的なボランティア精神と美しい建築を紹介していただき、ただただ圧倒されるばかりでした。 先生は、2014年には建築分野の国際的な賞であるプリツカー賞を受賞、フランス芸術文化勲章コマンドゥールも受章。2017年に紫綬褒章、また、マザー・テレサ社会正義賞（英語版）を日本人初受賞。 プリツ…

2023/08/05 14:18

「繋ぎ合わせる家」上棟

台風が近づいていますが、四日市市において非常に良いタイミングで無事に上棟ができました。 ご主人はお昼まで出勤ということで、朝から奥様に1本目の柱を立てていただき、このように可愛い笑顔にてドリフトピンを打ちこんでもらいました。 もしかしての悪天候にも備え、今回は大工総勢6名。少しでも早くの雨仕舞いを計画したわけですが、逆にお空はどんどん青空が広がり、雲ひとつない上天気へと移ろって行きました。 またたく間に柱も建ち上がり、その外観がだんだんと明らかに変化していきます。H様もやっと図面でしか見ていなかった住宅が立ち上り、難しいスケール感もわかってきたのではないかなと思います。 休憩時には内部に足を踏…

2023/08/04 23:00

リフォーム工事

本日は2件のリフォーム工事に走りました。 そのうち1件は、画像のアウターシェード取付。ということで、エステックウッドでつくられた本物のウッドデッキにアウターシェードという最強の組合せを実現されました。 このように新築後に追加工事をいただくと、住宅ローンにアップアップしていなくて何とか余裕を持ってマイホームライフを楽しんでいただいている様子でとても嬉しいですね。 このアウターシェードの特徴は、使わない際にはロールスクリーンのように格納できるところ。ただし雨に濡れた際などは乾いてから格納していただかないとカビが生えてしまうこともあります。 目隠しとして利用できて、抜群の遮熱効果とそれなりに風も通し…

2023/08/03 17:08

その家、本当に図面通り？？

建築において打合せを重ね、いざ着工ということで家を建てていくわけですが、本当にその打合せどおりの資材を使って建てているのか？疑問になります。 部材点数が多く、沢山の手間がかかっている住宅ですので、例えばビスの1本までその全てを打合せにて確認することは不可能でしょう。 かといって、構造や後の住み心地に関わる大切な部分ほどお客様には何も知らせていないのが住宅業界の現状ではないでしょうか？ よく知らない方は、「発泡ウレタンの吹付断熱だから冬暖かい」なんて単純に騙されている人も多く見かけます。 よく見かけるアクアフォームの熱伝導率は0.036と公表されていますが、これまたグラスウールの24Kで0.03…

2023/08/02 16:17

建築家3回目訪問

前回の衝撃の平屋プラン提示から、2週間程経ち、いよいよ今日は建築家3回目の訪問ということで大阪府より西井洋介先生に来訪いただきました。 私たちのプレゼンが下手くそだったのか？K様は日が経つにつれてだんだんとこのプランの妙味を噛みしめていただき、大変喜んでくださいました。 前回のプラン提示では、2F建てを想定していたところよもやの平屋だったので、戸惑いを隠せなかったわけですが、今では「どうして最初にあんなリアクションをしてしまったのか？ごめんなさい。」なんて仰られるほど、気にいっていただいています。 「コンパクトな平屋なのに大きな吹抜け」という一般的には見られてたこともないようなプランですので、…

2023/08/01 18:01