スペイン陸軍の砲兵戦力近代化計画について「装輪式自走砲×86輌と装軌式自走砲×128輌を調達する」と判明、スペインのディフェンスメディアは「NemesisとPIRANHA AACが有力候補だが、M109A6、K9、PzH2000、Caesarなども選択肢に入ってくるだろう」と報じた。
ロシア人はオルリフカ占領を、シルスキー総司令官は敵を打ちのめしたと主張
ロシア人ミルブロガーが運営するRYBARは29日「オルリフカ北部の掃討が完了してロシア軍が集落を完全に占領した」と主張したが、ウクライナ軍のシルスキー総司令官は「第3強襲旅団と第25空挺旅団がオルリフカ郊外まで突破してきた敵を打ちのめした」と明かした。
バフムート方面の戦い、ロシア人はイワニフスキーの半分を支配したと主張
ロシア人ミルブロガーが運営するRYBARは29日「ロシア軍がイワニフスキーで大幅に前進して集落の半分を支配している」と報告したが、主張を裏付ける視覚的証拠はなく、ウクライナ人が運営するDEEP STATEもRYBARの評価を認めていない。
アウディーイウカ方面の戦い、ロシア軍がベルディチとトネネキーを占領か
ウクライナ軍は27日「ベルディチ、オルリフカ、トネネキーで防衛ラインを安定させた」と述べたが、ロシア人ミルブロガーが運営するRYBARは28日「ロシア軍がベルディチとトネネキーを占領した」「敵はノボポクロフスキー方向やウマンスキー方向に撤退している」と報告した。
米海軍、30万ドル以下で年500発調達可能な低コスト巡航ミサイルを要求
米空軍は「将来の低コスト巡航ミサイル(射程926km/取得コスト15万ドル)」に関するプロトタイプ設計を開始したが、米海軍も産業界に「低コストと長射程を両立した巡航ミサイル(取得コスト30万ドル以下/年500発以上の大量生産)」を要求した。
アウディーイウカ方面の戦い、ウクライナ軍が複数拠点からの撤退を発表
DEEP STATEとRYBARは26日「ロシア軍がステポヴェとシェベルネを占領した」と報告、ロシア軍がステポヴェ集落の西端で軍旗を掲げる様子も登場し、ウクライナ軍も27日「ステポヴェとシェベルネから撤退した」と発表した。
ウクライナはSu-34撃墜、ロシア人はアーチャーやNASAMSの破壊を主張
オレシュチュク空軍司令官は27日「東方向でロシア軍のSu-34を撃墜した」と発表、これが事実なら17日以降にロシア軍は10機の航空機を失ったことになるが、ロシア人もアーチャーやNASAMSランチャーの破壊を主張している。
マクロン大統領、ウクライナに砲弾100万発提供を約束したのは軽率だった
フランスのマクロン大統領はウクライナ支援会議後の記者会見で「我々に100万発の砲弾がなかったと言わざるを得ない。あの約束は間違いないく軽率な行為だった」と発言し、砲弾100万発を2024年3月までに提供するという約束が現実離れしたものだったと認めた。
バフムート方面の戦い、ロシア軍がイワニフスキー中心部に到達した可能性
ウクライナ軍は「チャシブ・ヤールで要塞建設が行われている」「この要塞は敵が楽に前進することを許さないだろう」と語ったが、バフムート方面の状況は悪化する一方で、ロシア人ミルブロガーが運営するRYBARは「ロシア軍がイワニフスキー集落の中心部に到達した」と報告した。
アウディーイウカ方面の戦い、ロシア軍がステポヴェとシェベルネを占領
アウディーイウカ方面におけるロシア軍の勢いは増すばかりで、ウクライナ人が運営するDEEP STATEとロシア人ミルブロガーが運営するRYBARは26日「ロシア軍がステポヴェとシェベルネを占領した」と報告、オルリフカ郊外とトネネキー郊外で戦闘が始まっている。
アウディーイウカ方面の戦い、ロシア軍がベルディチ周辺でエイブラムスを破壊
アウディーイウカ方面のウクライナ軍は「戦場に投入したエイブラムスの映像」を23日に公開していたが、ロシア人らは26日「アウディーイウカ方面(ベルディチ周辺)でエイブラムスを破壊した」と報告、破壊されたエイブラムスの画像も登場した。
アウディーイウカ方面の戦い、ウクライナ軍がラストシュネ撤退を認める
ウクライナ人が運営するDEEP STATEは26日「どれだけタブリア作戦軍が事実を捻じ曲げてもラストシュネは失われている」と指摘していたが、ウクライナ軍は「ラストシュネからの撤退」を認めて「ベルディチ~トネネキーに沿って防衛ラインを構築した」と明かした。
ウクライナのクレバ外相、欧州に砲弾の域外輸出を禁止するよう訴える
ウクライナのクレバ外相は独RNDの取材に「欧州で生産された弾薬を域外輸出せずウクライナに送るべきだ」「欧州で生産される全弾薬はヨーロッパ防衛に役立てなければならない」と述べ、RNDは「クレバ外相が砲弾(域外)輸出を禁止するよう要求した」と報じている。
ロシア軍の勢いは衰えず、バフムート方面とアウディーイウカ方面で前進が続く
ロシア軍の攻勢は全く勢いが衰えず、バフムート方面のロシア軍はイワニフスキー集落内に北東から侵入し、さらに集落の北郊外にも取り付く寸前だ。アウディーイウカ方面のロシア軍もラストシュネ占領、その後も勢いが止まらずラストシュネからトネネキー方向に1km以上も前進した。
ゼレンスキー大統領が自軍の戦死者数に言及、3.1万人の兵士が死亡
ウクライナ政府が自軍の戦死者数に言及することは滅多にないが、ゼレンスキー大統領は25日の記者会見で「この戦争中に3万1,000人のウクライナ軍兵士が死亡した」「反攻作戦に向けて準備された4個旅団には現在も約束された装備が届いていない」と明かした。
オランダのウィルダース氏、連立政権樹立のためウクライナ支援停止を撤回
オランダの総選挙でウィルダース氏率いる自由党(PVV)は勝利を収めたものの「ウクライナへの軍事支援停止」が妨げとなって連立協議が破綻、ウィルダース氏は24日「PVVはウクライナを支持し如何なる支援についても喜んで協議に応じる」と表明して支援停止を撤回した。
シルシキー総司令官が進める監査、前線未経験の兵士を2個旅団分見つける
ゼレンスキー大統領は「約100万人の兵士がいるのに最前線で戦っている兵士は少数だ」と、ポドリャク大統領府顧問も「シルシキーの初仕事はどこに残りの兵士がいるのか突き止めることだ」と述べていたが、23日時点で前線未経験の兵士が「2個旅団分見つかった」と報じられている。
ロボーティネの戦い、ウクライナ人は敵のバンザイ攻撃は一方通行と主張
ロボーティネ方面ではDEEP STATEとRYBARの評価が大きな食い違いを見せており、RYBARは24日「ロシア軍がロボーティネ集落の中心部を抑えた」と報告したが、DEEP STATEは「敵の集落に対するバンザイ攻撃は一方通行(排除されるか捕虜になるかのどちから)だ」と主張した。
アウディーイウカ方面の戦い、ロシア軍が前進を続けてラストシュネを制圧
ロシア人ミルブロガーが運営するRYBARはアウディーイウカ方面について「ロシア軍がステポヴェを支配しラストシュネを制圧した」「シュベルネも制圧している可能性がある」と報告、ウクライナ人が運営するDEEP STATEも24日「ロシア軍によるラストシュネ制圧」を認めた。
伊加もウクライナと協定締結、明文化された今年の軍事支援額は161億ドル以上
イタリアとカナダがウクライナと安全保障協定を24日に締結、英独仏伊加が約束した2024年の軍事支援額は161億ドル以上=2.4兆円になり、G7の共同宣言に賛同したデンマークも23日に協定を締結、ノルウェーも数週間以内に協定を締結する見込みだ。
ロシア軍機はさらに燃える、シルスキー総司令官が非対称な対応に言及
シルスキー総司令官も侵攻2周年を迎えた24日「我々はロシアの占領者に対して近い将来、空中でも非対称な対応をとることになると思う。ロシア軍の航空機はさらに燃えることになるだろう」と言及、もしかすると独自の中距離防空システム実用化に目処がついたのかもしれない。
ウクライナ軍の無人機が命中か、リペツク州のノボリペツク製鉄所で大きな爆発
露国営メディアは24日夜「リペツク州のノボリペツク製鉄所で火災が発生した」「恐らく無人機の墜落によるもの」と報じ、ロシア国防省も「無人機を使用したテロを攻撃を阻止した」と発表したが、ノボリペツク製鉄所に無人機が着弾する映像が登場した。
ヘルソン州ヘニチェスクでSu-34が墜落、ウクライナ軍による撃墜の可能性も
ウクライナ軍は23日「クラスノダール地方上空でロシア軍のA-50を撃墜した」と発表したが、Radio Libertyは24日「ヘルソン州ヘニチェスクでSu-34が墜落した」と、クリミアの風も「Su-34がミサイルを発射後にレーダーから消えた」と報じている。
久々の朗報、9年の時を経てロサンゼルス級原潜ボイシのオーバーホールを開始
米海軍から久々の朗報が届いた。9年近くオーバーホールを待っていたロサンゼルス級原潜ボイシについて「ニューポート・ニューズ造船所とオーバーホール契約を12億ドルで締結した」と発表され、今度こそボイシのオーバーホールに期待が持てそうだ。
LOT18~19でF-35の調達価格が上昇する可能性、米軍の調達削減が原因
国防総省は2025会計年度予算で調達するF-35を削減する可能性が高く、この影響は対外有償軍事援助(FMS)を通じたF-35の売却で緩和されることなく「F-35自体の価格を押し上げる」「LOT18~19の交渉条件は根本的に変更されるだろう」と報じられている。
ウクライナ空軍がクラスノダール上空でA-50を撃墜、S-200を使用か
オレシュチュク空軍司令官は23日「クラスノダール地方上空でロシア軍のA-50を撃墜した」と発表、Ukrainska Pravdaはウクライナ国防省情報総局筋の話を引用して「旧ソ連時代のS-200を使用してA-50を撃墜した」と報じている。
ロボーティネの戦い、ウクライナ側とロシア側で状況の評価が大きく異なる
ロシア軍はアウディーイウカ陥落直後にロボーティネ方面で攻勢を開始したが、DEEP STATEとRYBARの評価は大きく食い違っており、RYBARが主張するロシア軍の前進範囲も視覚的証拠が伴っていないため現地の状況は謎に包まている。
アウディーイウカ方面の戦い、ロシア軍が3km以上前進してシュベルネに侵入
ロシア軍の前進はアウディーイウカ陥落後に停滞していたが、ウクライナ人が運営するDEEP STATEとロシア人ミルブロガーが運営するRYBARは「ロシア軍がシュベルネ方向に前進した」と報告、ロシア軍は3km以上も前進してシュベルネ集落に侵入した。
バフムートの戦い、ロシア軍が防衛ラインを突破してイワニフスキーに侵入
バフムート方面についてロシア人ミルブロガーが運営するRYBARは22日「ロシア軍がイワニフスキー北東郊外で敵の防衛ラインを突破して集落内に空挺部隊が入った」と、ウクライナ人が運営するDEEP STATEも23日「イワニフスキー集落内の北東部がロシア軍の支配下になった」と報告した。
フィリピンとスウェーデンが防衛協力協定を締結予定、グリペン導入が濃厚
フィリピンはマルチロール機の導入を進めており、米Defense Newsは23日「フィリピンとスウェーデンは3月中に防衛協力協定を締結予定だ」「フィリピンは調達機種を明かしていないもののグリペンが最有力候補になった」と報じている。
シンガポール航空ショー、米海兵隊が地面効果翼機AirFish-8に関心を示す
ST Engineeringはシンガポール航空ショーに地面効果翼機「AirFish」を出展、同社はBreaking Defenseの取材に「米海兵隊とAirFish-8について協議している」と明かし、海外市場向けに開発した歩兵戦闘車「Terrex S5」も披露した。
シンガポール航空ショー、フィリピンとインドネシアがUH-2に関心を示す
防衛省はシンガポール航空ショーに国内企業13社を送り込み、防衛装備庁の府川氏は「日本企業が世界市場に参入するチャンスは多いものの海外企業のような経験がないことが問題だ」と述べ、SUBARUは「フィリピンとインドネシアがUH-2に関心を示している」と明かした。
ロシア軍がポブジェダを占領、ウクライナ軍はドネツク西郊外の防衛拠点を失う
ロシア人ミルブロガーが運営するRYBARは21日「ロシア軍がポブジェダの中心部に赤旗を掲げて集落を解放した」と報告、赤旗を掲げた様子は視覚的にも確認され、ウクライナ人が運営するDEEP STATEも「ウクライナ軍がポブジェダを失った」と認めた。
ウクライナ軍、ニューヨーク・タイムズはロシアの物語を広めようしている
ニューヨーク・タイムズ紙は20日「アウディーイウカで秩序ある撤退が行われなかったため850人~1,000人のウクライナ軍兵士が捕虜になった可能性がある」と報じ、ウクライナ軍はロシアのプロパガンダに踊らされ「ロシアの物語を広めようしている」と批判した。
レオナルド、イタリア軍向けにレオパルト2の大幅なイタリア化が行われた
イタリアは地上戦力のギャップを埋めるためレオパルト2A8(約130輌)を調達予定で、レオナルドのロレンツォ・マリアーニ氏は「レオパルト2の大幅なイタリア化が行われる」「ラ・スペツィアで最終組立を行う」と明かした。
オーストラリア海軍の再編計画、汎用フリゲートの検討候補にもがみ型が浮上
オーストラリアのアルバニージー政権は海軍再編に関する分析結果を発表、この中で「有人運用も可能な大型無人艦」と「汎用フリゲート」の取得に言及、後者の検討候補にMEKO A-200、Alfa3000、もがみ型、大邱級を挙げている。
ウクライナ軍はドニエプル川左岸から撤退? ロシア軍がクリンキーで国旗を掲げる
ロシアのショイグ国防相は20日「ドニエプル川左岸のクリンキー掃討を完了した」と発表、ウクライナ軍は「左岸の陣地を保持し続けて敵に大きな損害を与えている」と否定したが、クリンキー集落でロシア国旗を掲げる映像が複数登場した。
ロシア国防相はクリンキー掃討が完了したと発表、ウクライナ軍は即否定
ロシアのショイグ国防相は20日「ドニエプル川左岸のクリンキー掃討を完了した」と発表、ウクライナ軍は直ぐ「(クリンキーの掃討完了は)現実と一致していない。左岸の陣地を保持して敵に大きな損害を与えている」と否定した。
ギリシヤがレオパルト1A5のアップグレードを検討中、EODHが改修案を提出
ギリシヤ陸軍は保有するレオパルト1A5のアップグレードを検討中で「EODHはKNDSやDumaと共同で改修案をギリシャ参謀本部に提出した」と報じられており、このパッケージを適用したレオパルト1A5はあと20年は戦闘に耐えることが出来るらしい。
反撃に出たウクライナ人運送業者、ポーランド国境の封鎖に乗り出す
ポーランド人農民によるウクライナ国境封鎖は全検問所に拡大することはなかったもの「抗議活動の延長」や「バス・乗用車の通行阻止」などを仄めかしており、ウクライナ人運送業者らも検問所で抗議活動を開始して「ポーランドに出国するトラックの制限」に乗り出した。
侵攻726日目、アウディーイウカ制圧後も各方面でロシア軍の前進が続く
ロシア軍によるウクライナ侵攻から726日が経過、シヴェルシク方面、バフムート方面、アウディーイウカ方面、ドネツク西郊外方面、ロボーティネ方面でロシア軍の前進が報告されており、相変わらずウクライナは苦しい状況が続いている。
ウクライナ復興は未来への投資、現地メディアも日本は最大の資金援助国
岸田首相は日ウクライナ経済復興推進会議で「地雷除去を含む7分野を重点的に支援していく」「ウクライナ復興は未来への投資だ」と表明、ウクライナ財務省も「2024年に373億ドルの支援を見込んでいる」「これまでのところ日本が最大の資金援助国だ」と言及した。
長射程タイプのATACMS、バイデン政権がウクライナ提供に取り組んでいる
NBC NEWSは19日「バイデン政権が長射程バージョンのATACMS提供に取り組んでいる」「これが提供されればウクライナはクリミア半島の奥深くを攻撃できるようになる」と報じ、同盟国にATACMS提供を要請する可能性も否定しなかったと言及している。
ポーランド農民によるウクライナ国境封鎖、明日から全検問所に拡大予定
ポーランド人農民によるウクライナ国境の封鎖は3ヶ所から6ヶ所に拡大、この抗議活動を主導する労働組合は「20日からポーランドとウクライナの国境にある全検問所(計9ヶ所)を封鎖する」と予告しており、陸上輸送の混乱解消は全く目処がたっていない。
現地メディアによるアウディーイウカ戦の総括、教訓が何も生かされていない
Kyiv Independent紙はアウディーイウカの戦いについて「陣地強化は間に合わず、増援も送られず、撤退の判断も遅れた」と総括、取材の応じたマイケル・コフマン氏は「何が何でも死守するとメンタリティは何の役にも立っていない」と指摘した。
ロボーティネの戦い、ロシア軍が2km以上前進して集落郊外に到達か
ロシア軍はアウディーイウカ陥落直後にロボーティネ方面で攻勢を開始、ウクライナ人が運営するDEEP STATEは「ベルベーヴ南西の防衛ラインが突破された」と報告していたが、ロシア人ミルブロガーが運営するRYBARは「ロシア軍がロボーティネ郊外に到達した」と報告した。
ロシア軍、アウディーイウカで投降した負傷者を殺害して動画を撮影か
ロシア人がTelegramに投稿した動画は「アウディーイウカの旧防空陣地を守っていたウクライナ兵士」のもので、ウクライナ人ジャーナリストのブトゥソフ氏は「ロシア軍は負傷者を射殺して遺体を池(水たまり)に投げ捨てた」と指摘している。
予見されていた攻勢、ロシア軍がロボーティネ方面で防衛ラインを突破
ウクライナ軍は「ロシア軍がロボーティネにアウディーイウカ方面を上回る戦力を集結させている」と警告していたが、この攻勢が18日に始まり、ウクライナ人が運営するDEEP STATEは「ベルベーヴ南西の防衛ラインが突破された」「予備戦力の投入が必要」と報告している。
ウクライナ軍、アウディーイウカ西郊外の集落に新たな防衛ラインを設定か
ロシア人ミルブロガーが運営するRYBARは17日「アウディーイウカ市内では掃討戦や地雷の除去作業が行われている」「ウクライナ軍はベルディチ、セメニフカ、オルリフカに足場を築いている可能性が高い」「ウクライナ軍はラストシュネキを放棄した」と報告した。
タルナフスキー准将、アウディーイウカ撤退時に多数のウクライナ軍兵士が捕虜になった
ウクライナ人が運営するDEEP STATEは17日「コークス工場を含むアウディーイウカ全体がロシア軍の支配地域になった」と報告、タブリア作戦軍司令官のタルナフスキー准将も「アウディーイウカからの撤退時に多数のウクライナ軍兵士が捕虜になった」と明かした。
ロシア軍勝利で決着、シルスキー総司令官がアウディーイウカ撤退を発表
ウクライナ軍のシルスキー総司令官は17日「作戦状況に基づきアウディーイウカからの撤退を決定した」と発表、これを受けてタブリア作戦軍司令官のタルナフスキー准将も「命令に従いアウディーイウカから事前に準備された陣地まで撤退した」と述べた。
独仏がウクライナと安全保障協定を締結、2024年に101億ユーロの軍事支援を約束
英国に続きドイツとフランスが「安全保障に関する2国間協定」をウクライナと締結、3ヶ国が約束した2024年分の軍事支援額は計139億ドル(英25億ポンド、独71億ユーロ、仏30億ユーロ)=約2兆円になり、米国、カナダ、イタリア、日本とも協定締結に向けて協議が進んでいる。
アウディーイウカは酷い状況、ウクライナ軍兵士が撤退している可能性も
アウディーイウカ方面のロシア軍はモニュメント、浄水施設、旧防空基地、チェブラーシカ要塞、鉄道病院、公園の銅像の6ヶ所で国旗(もしくは軍旗)を掲げ、ウクライナ軍兵士が隊列を組んで郊外に向かう様子も確認されたため、ロシア人は「撤退が始まった」と主張している。
ロシアが戦場に供給した対ドローン用EWシステム、最低の品質で機能しない
昨年11月「対ドローン用EWシステム(Volnorez)がウクライナのロシア軍部隊に届いている」と報告されたが、複数のロシア人ミルブロガーは「Volnorezは全く機能しない」「とにかく最低の品質だ」「平均故障間隔は玩具向けのトランジスタと同じ」と告発した。
第3独立強襲旅団、甚大な損害を与えてもアウディーイウカの状況は厳しい
アウディーイウカに派遣された第3独立強襲旅団は「コークス工場で戦っている」と示唆、さらに「第3強襲旅団は最低でも15,000人の敵と対峙している」「敵は甚大な損害を被っているにも関わらずアウディーイウカの状況は極めて厳しい」と報告した。
ロシア軍、ゼレンスキー大統領が自撮りを行ったモニュメントに軍旗を掲げる
ロシア国旗がアウディーイウカの入口に掲げられたが、今度は「ゼレンスキー大統領が自撮りを行ったモニュメント」にロシア軍旗が、ウクライナ軍が撤退した浄水施設にもロシア軍旗が掲げられ、アウディーイウカにおけるロシア軍の成功を印象付けている。
第3独立強襲旅団、アウディーイウカで対峙するロシア軍は正規軍の精鋭
アウディーイウカに派遣された第3独立強襲旅団の報道官は15日「敵は機械化旅団とGRUの専門家で構成された正規軍の精鋭だ」「占領地に存在する最も強力な部隊で大砲や無人機の扱いも上手い」「アウディーイウカの困難さはバフムート以上だ」と明かした。
アウディーイウカ南部の防衛ラインが崩壊、街の入口にもロシア国旗が掲げられる
アウディーイウカの入口付近でロシア軍兵士が国旗を掲げ、旧防空基地と浄水施設を失ったため南部郊外の防衛ラインも完全に崩壊し、市内に繋がる野道も安全とは言えないため、今直ぐ市内に残るウクライナ軍は撤退を開始すべきだろう。
アウディーイウカ市内でのロシア軍前進は衰えず、複数方向で支配地域を拡大
DEEP STATEは15日昼に更新した戦況マップの中で「ロシア軍の支配地域がアウディーイウカ北西郊外やモニュメント付近まで前進した」「グレーゾーンが市街に繋がる野道方向に伸びた」と報告、第3独立強襲旅団の投入にも関わらずアウディーイウカの状況は悪化している。
第3独立強襲旅団がアウディーイウカ到着を報告、対峙する敵戦力は約7個旅団
第110機械化旅団の報道官は13日「強力な増援が到着している」と明かしていたが、第3独立強襲旅団は15日「アウディーイウカ方面に緊急派遣された」「対峙する敵戦力は約7個旅団だ」「敵は積極的にローテーションを行って新しい兵力と装備を投入し続けている」と明かした。
アウディーイウカ市街は包囲寸前、ロシア軍が北西郊外に支配地域を広げる
ウクライナ人が運営するDEEP STATEは14日午後「ロシア軍の支配地域がアウディーイウカ郊外の森林地帯まで拡大した」「グレーゾーンも街の入口にあるモニュメント付近まで拡大した」と報告、もうアウディーイウカの状況は壊滅的で包囲される寸前だ。
ロシア軍がバフムートで成功した理由、FPVドローンの大量使用と防衛陣地の欠如
ウクライナ人が運営するDEEP STATEは14日「バフムート方面におけるロシア軍の成功はFPVドローンの大量使用にある」「このプローチをより効果的にしているのは強化された防衛陣地の欠如だ」「怠慢のせいで脅威が兵士の頭上に降り掛かっている」と指摘した。
シルスキー総司令官、アウディーイウカとクピャンスクに予備戦力を投入
シルスキー総司令官はウメロフ国防相と共にアウディーイウカとクピャンスクを訪問し、両方面に対する予備戦力の投入や同方面の部隊再編を発表、さらに「人命を守るため適切な緊急決定を下す権限を現地指揮官に委任した」と付け加えた。
ウクライナ国防省情報総局、黒海艦隊の大型揚陸艦をMAGURA V5で破壊
Ukrainska Pravdaは14日、関係筋の話を引用して「ウクライナ国防省情報総局(GUR)のドローンが黒海艦隊の大型揚陸艦シーザー・クニコフを撃沈した」と報じていたが、GURも「MAGURA V5の攻撃でシーザー・クニコフを破壊した」と発表した。
ウクライナ軍、ドローンを使用して黒海艦隊の大型揚陸艦を撃沈か
クリミア沖で「何かが燃えている」「その周囲を2機のMi-8が飛んでいる」「大きな爆発音が聞こえた」という報告が登場、Ukrainska Pravdaは「ウクライナ国防省情報総局のドローンが黒海艦隊の大型揚陸艦シーザー・クニコフを撃沈した」と報じている。
ウクライナメディア、アウディーイウカは壊滅的な状況に近づいている
ウクライナメディアのRBC Ukraineは13日「アウディーイウカや周辺地域で何が起こっているのか公式な情報は何もない」「しかし壊滅的な状況に近づいている」「ロシア軍は前進を続け、市街地でも戦闘が発生し、メディアも街が包囲される脅威を語ることが増えた」と報じている。
ロシア軍がアウディーイウカ分断に成功した可能性、敵装甲車が幹線道路に到達か
ウクライナ人が運営するDEEP STATEは14日「敵装甲車がインダストリアル・プロスペクト通りに到達した」と報告、これが事実なら「ロシア軍がコークス工場とアウディーイウカの分断に成功した」という意味になる。
バフムートの戦い、ロシア軍がイワニフスキー北郊外で支配地域を拡大
ウクライナ人が運営するDEEP STATEは13日、バフムート方面について「ロシア軍が墓場や森林地帯の南を占領した」と報告、RYBARが主張する「イワニフスキー東郊外での前進」が事実だった場合、ロシア軍は北と東からイワニフスキーに迫っている格好だ。
アウディーイウカにウクライナ軍の予備戦力が到着、第110旅団の一部と交代
アウディーイウカを防衛している第110機械化旅団のイワン・セカチ報道官は13日「我々に街を保持する十分な戦力はないものの強力な増援が到着している」「2年ぶりにローテーションが実施され一部の部隊が戦闘地域から離脱した」と明かした。
変化のないドニエプル川の戦い、クリンキー集落内はグレーゾーン扱いが妥当
ウクライナ軍のダチ上陸から約8ヶ月、クリンキー上陸から約4ヶ月が経過してもドニエプル川左岸で大きな変化は観測されておらず、ロシア軍が支配してないクリンキー集落内は「グレーゾーン扱い=ウクライナ軍が恒久的に支配していない」と考えるのが妥当だ。
ポーランド農民によるウクライナ国境封鎖が拡大、5ヶ所の検問所で妨害
ポーランド農民はウクライナ産農産物に対する関税停止の延長に失望、9日から両国間の検問所(シェギーニ検問所、ラーヴァ・ルーシカ検問、ヤゴディン検問所)を封鎖していたが、12日にウスティルーフ検問所とウーリニフ検問所でも抗議活動を開始し、検問所の封鎖が5ヶ所に拡大した。
危機的なアウディーイウカ、ウクライナ軍は夏に何も準備してこなかった
Kyiv Independent紙は10日「アウディーイウカに対する攻撃は予想されていたのに十分準備されていなかったと兵士が不満を漏らしている」「ロシアは冬攻勢と防衛ラインの強化を同時に行ったが、ウクライナ軍は夏攻勢の間に何も準備してこなかった」と報じた。
ロシア軍がアウディーイウカ包囲に近づく、市内の幹線道路もグレーゾーンに
タブリア作戦軍のリホワ報道官は11日「これ以上前進されるとアウディーイウカが包囲されるかもしれない」と述べ、DEEP STATEも12日「グレーゾーンが市内の幹線道路に達した」と報告、ウクライナ軍がアウディーイウカ市内を長く維持するのはもう難しいだろう。
東部戦線の後退が止まらない、ロシア軍がシヴェルシクとドネツク西郊外で前進
ウクライナ人が運営するDEEP STATEは「シヴェルシク方面で状況が悪化した」「ドネツク西郊外方面の複数方向でロシア軍が前進した」と、ロシア人ミルブロガーが運営するRYBARは「守りが固いヘオリフカの中心部にロシア軍が突入した」「これが事実なら予想外の展開だ」と報告した。
アウディーイウカのウクライナ軍は危機的状況、街が南北に分断される寸前
ウクライナ人が運営するDEEP STATEは11日「アウディーイウカ北東部に侵入したロシア軍が線路を渡って北西部に足場を築いた」と報告、西に300mほどロシア軍に前進されるとアウディーイウカは南北に分断され、南部を守るウクライナ軍部隊は退路を断たれるだろう。
ロシア軍がバフムートで攻勢再開、アウディーイウカも危機的状況が続く
ウクライナ人が運営するDEEP STATEは10日、バフムート方面について「ロシア軍がバフムート方面で前進を再開してチャシブ・ヤールがある尾根に到達した」と、アウディーイウカ方面についても「市内北東部でロシア軍が足場を広げている」と報告した。
シルシキー総司令官の初仕事、兵士70万人が何処にいるのか突き止めること
ポドリャク大統領府顧問は9日「約100万人の兵士のうち戦闘に参加したのは20万人~30万人程度」「残りは最前線から遠く離れた場所にいる」「シルシキー総司令官の初仕事はどこに残りの兵士がいるのか突き止めることだ」と述べ、軍は膨れ上がった兵士を管理できていないと示唆した。
ポーランド農民がウクライナ国境封鎖、ポーランド農業相も農民の行動を支持
欧州議会がウクライナ産農産物や加工品に対する輸入関税の停止措置延長を支持、これに失望したポーランド農民は「9日から国境を封鎖する」と発表していたが、予告通りシェギーニ検問所、ラーヴァ・ルーシカ検問、ヤゴディン検問所で封鎖が始まった。
ポーランド農民がウクライナ国境封鎖、ポーランド農業相も農民の行動を支持
欧州議会がウクライナ産農産物や加工品に対する輸入関税の停止措置延長を支持、これに失望したポーランド農民は「9日から国境を封鎖する」と発表していたが、予告通りシェギーニ検問所、ラーヴァ・ルーシカ検問、ヤゴディン検問所で封鎖が始まった。
サウジアラビア、GCAPへの参加協議は英国を通じて順調に進展している
サウジアラビアは英日伊による次世代戦闘機開発の枠組=GCAPに「正式なパートナーして参加したい」と希望しているが、軍事産業総局のアフマド・アル・オハリ長官は米Breaking Defenseの取材に「英国を通じた協議は順調に進展している」と明かした。
MQ-9B導入を中止したオーストラリア、年内にUACVを発表すると表明
豪国防省は「サイバーセキュリティ分野への投資を優先する」という理由でMQ-9B導入を中止したが、豪国防当局者は8日「年内にオーストラリア初のUACVを発表する」と表明、恐らく既存のUCAVを導入する可能性が高い。
米陸軍がFARA中止を表明、ウクライナで航空偵察が根本的に変わった
米陸軍はOH-58の後継機プログラムとしてFARA(Future Attack Reconnaissance Aircraft:将来型攻撃偵察機)を進めていたが、ランディ・ジョージ陸軍参謀総長は「ウクライナで航空偵察が根本的に変わったと学んだ」と述べてFARA中止を表明した。
米当局者、ウクライナ人捕虜が搭乗するIl-76撃墜はパトリオットで撃墜
プーチン大統領はIl-76墜落について「パトリオットシステムによる撃墜だった」と主張していたが、ニューヨーク・タイムズ紙も米当局者の話を引用して「Il-76撃墜はパトリオットシステムによるもの」「ウクライナ人捕虜が乗っていた可能性が高い」と報じている。
アウディーイウカ市街戦、市内北東部に侵入したロシア軍が足場を拡大
タブリア作戦軍のリホワ報道官は8日「戦闘はアウディーイウカ北部の民間エリアだけでなく市内でも発生している」「敵はコークス工場と採石場の間に侵入してウクライナ軍の分断を狙っている」と述べ、DEEP STATEも「ロシア軍が市内北東部の支配地域を広げた」と報告した。
ザルジニー総司令官の解任理由、結果を出せなかった昨年の戦術を見直すため
ゼレンスキー大統領は8日「シルシキー大将を総司令官に任命した」と発表、ポドリャク大統領府顧問はザルジニー総司令官の解任理由について「結果を出せなかった昨年の戦術を見直すため」と述べており、失敗に終わった反抗作戦の責任を追及されたのかもしれない。
ゼレンスキー大統領がザルジニー総司令官の交代を発表、後任はシルシキー大将
ザルジニー総司令官の交代が噂されてきたが、ウメロフ国防相は8日「ウクライナ軍の指導者を交代させることを決定した」「これまでのザルジニー氏の功績と勝利に心から感謝している」と発表、ゼレンスキー大統領も「シルシキー大将を総司令官に任命した」と発表した。
深刻な兵士不足、ウクライナ軍の大隊指揮官は戦線が何れ崩壊すると警告
ワシントン・ポスト紙は8日「前線で戦うウクライナ人指揮官や兵士らは深刻な兵士不足を訴えてる」と報じており、ある指揮官は「兵士不足が深刻で前向きな展望が全く見出だせない」「戦線の何処かが何れ崩壊するだろう」と述べた。
ロシア軍がノボミハイリフカ集落内に侵入、ヘオリフカ方向でも1.5km前進
ドネツク西郊外方面についてウクライナ人が運営するDEEP STATE、ロシア人ミルブロガーが運営するRYBARは7日「ロシア軍がノボミハイリフカ集落内に侵入した」と報告、さらにロシア軍がヘオリフカ集落内を1.5km以上も前進したと視覚的に確認された。
アウディーイウカの戦い、兵站ルート遮断まであと1kmの位置にロシア軍が前進
危機的な状況のアウディーイウカ方面についてウクライナ人が運営するDEEP STATEは7日「線路を越えたロシア軍が街のモニュメントに向かおうとしている」と報告、ここを奪われると市内のウクライナ軍は兵站ルートを失い、街からの撤退もままならなくなる。
ロシア軍はアウディーイウカ市内の線路を越え、ウクライナ軍は何もかもが不足
ウクライナ人ジャーナリストのブトゥソフ氏は7日「文字通り何もかもが不足している現実をアウディーイウカで目の当たりにした」と報告、ウクライナ人が運営するDEEP STATEも「アウディーイウカ北東郊外に侵入したロシア軍が線路を越えた」と報告した。
サウジアラビアも韓国製防空システムを導入、天弓2の契約額は約32億ドル
申源湜(シン・ウォンシク)国防部長官のサウジ訪問に合わせて韓国とサウジアラビアは6日「天弓2(M-SAM BlockII)導入契約を昨年11月に締結していた」と発表、天弓2×10セットの契約額は約32億ドル=約4,733億円で運用国も3ヶ国に拡大した。
ハッキングに成功、ロシアが生産するShahed-136の価格は約13万ドル
Prana Networkは4日「ロシアに武器を輸出しているイラン企業へのハッキングに成功した」と発表、メールサーバーから入手したデータにはShahed-136の取引に関する情報が含まれており、ロシアで生産する同機の価格は約13万ドルだ。
ロシア軍が成功を収める東部戦線、ウクライナ軍は各戦線で後退が続く
侵攻から713日が経過、リマン方面のロシア軍はテルニーまで1.5kmの位置に到達、バフムート方面ではイワニフスキーがピンチで、アウディーイウカ方面では本格的な市街戦が始まり、ドネツク西郊外方面ではノボミハイリフカ周辺の状況が悪化している。
もっと多く兵士を動員しなければならないウクライナ、原因は死傷者数
ドイツ軍のクリスチャン・フロイディング少将は「ウクライナはもっと多くの兵士を動員しなければならない」「私が見る限り(動員が必要な理由は)死傷者数が原因だ」「前線で戦い続けた兵士の交代を行わなければならない事情もある」と指摘した。
ジョンソン米下院議長、上院がウクライナ支援を可決しても下院で葬る
バイデン政権は移民政策について譲歩を提示、これを受けて上院はウクライナ支援を含む緊急予算を採決する見込みだが、ジョンソン下院議長は「上院案は我々が予想していたものよりも悪いため、法案が下院に届いても廃案になるだろう」と述べた。
アウディーイウカは危機的状況、北東市内に侵入したロシア軍が足場を築く
ウクライナ人が運営するDEEP STATEは5日、危機的なアウディーイウカ方面について「ロシア軍が市内北東部で前進している」「ピソチヌイ・カールヤー湖までウクライナ軍が押し込まれた」「ピソチヌイ・カールヤー湖の東でロシア軍が前進した」と報告した。
ウクライナメディア、ザルジニーに加えてシャプタラ参謀総長の更迭も検討
ゼレンスキー大統領は「軍事面を含む部門の指導者を交代させて体制をリセットしなければならない」「そのための交代について考えている」と明かしたが、Ukrainska Pravdaは「ザルジニー総司令官に加えてシャプタラ参謀総長の更迭を検討している」と報じている。
ゼレンスキー大統領、初めてザルニジー交代や戦争戦略の変更について言及
ゼレンスキー大統領はイタリアメディアに対して「地上戦は膠着状態に陥った」と認め、Rai1のジャン・マルコ・キオッチ氏に「ザルジニー解任」を尋ねられると「体制のリセットが必要で交代(ザルニジーのこと)について考えている」と明かした。
サリバン大統領補佐官、ザルジニー解任はウクライナ政府の問題で関与してない
ワシントン・ポスト紙は「ウクライナがザルジニー解任をホワイトハウスに通知した」「主権に関わる問題なので支持も反対もしなかった」と報じていたが、サリバン大統領補佐官も「これはウクライナ政府の問題なので口を挟むべきではない」と明かした。
前線で生じる戦力差、予備戦力がウクライナ軍とロシア軍の明暗を分ける
シルスキー大将はクピャンスク方面について「前線のあらゆる地域で激しい戦闘が発生している」「敵は常に新しい予備戦力を投入し続けている」と言及、DEEP STATEはアウディーイウカ方面について「ロシア軍が街の北側で大きく前進した」と報告した。
米空軍が革命防衛隊や民兵組織に報復攻撃、B-1Bも本土から作戦に参加
イランから支援を受ける民兵組織がヨルダン領内の米軍基地を自爆型無人機で攻撃、米軍兵士が40名以上も負傷して内3名が死亡、そのためバイデン大統領は民兵組織に対する報復を約束していたが、米軍は2日に報復攻撃を実施した。
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スペイン陸軍の砲兵戦力近代化計画について「装輪式自走砲×86輌と装軌式自走砲×128輌を調達する」と判明、スペインのディフェンスメディアは「NemesisとPIRANHA AACが有力候補だが、M109A6、K9、PzH2000、Caesarなども選択肢に入ってくるだろう」と報じた。
米海軍はフォード級空母2番艦=ジョン・F・ケネディの引き渡し時期は「当初予定より2年遅れ」とアナウンスされていたが、USNI Newsは入手した予算編成資料に基づき「2番艦の引き渡しは2025年7月から2027年3月に変更された」「艦艇建造の遅延リスクは最大28ヶ月まで悪化している」と報じた。
ポクロウシク右翼方面の状況は急速に悪化しており、RYBARは「この方面の成功はディミトロフ南郊外に広がる防衛ラインを迂回し、都市への直接攻撃を可能にする。これが実現すればポクロウシク・ディミトロフ都市圏におけるウクライナ軍の立場は大幅に悪化するだろう」と報告した。
米軍の有人機と協調可能な無人戦闘機開発はCCAに1本化されたわけでなく、現在もACP、OBSS、LongShot Programの研究開発が続けられており、空軍研究所は2日「F-16CとF-15Eを操縦するパイロットが2機のXQ-58Aを制御し、半自律システムのリアルタイム統合を実証した」と発表した。
読売新聞は6日「日本とフィリピンがあぶくま型護衛艦の輸出について協議している」と報じ、Naval Newsの取材に応じたフィリピン海軍司令官も「まだあぶくま型護衛艦とTC-90の移転に関する協議は初期段階だが、早ければ2027年に艦艇を受け取れるかもしれない」と述べた。
英国の産業界や労働組合は政府に「F-35を購入して再び米国を偉大にしたいのか」「それともタイフーンを購入して自国産業を支援するのか」と訴えていたが、Financial Timesは6日「英国のタイフーン最終組立てラインは生産停止に追い込まれた」と報じた。
DEEP STATEはポクロウシク左翼方面について「7月2日~5日の間にロシア軍が大きく前進した」と報告、さらにハルキウ州ミロヴ方向で生じたロシア軍の新たな突破を受け、シルスキー総司令官とドラパティ統合軍司令官がハルキウ方面に入っている。
ドイツは欧州最強の抑止力を手に入れるため先月24日「今後5年間で総額6,490億ユーロを国防費に投資する法案」を承認していたが、Bloombergも4日「ドイツは最大1,000輌のレオパルト2と最大2,500輌のボクサー調達を計画している」と報じており、ドイツの安全保障に対する動きは本物だ
豪国営放送のABC Newsは4日「我々は予測不可能なホワイトハウスの態度、関税問題、AUKUS問題などトランプ政権の不確実性に直面している」「アルバニージー首相は土曜夜の演説で豪州の独立を擁護するつもりだ」と報じ、まだ表現は穏やかなもののカナダと同じことを言い始めた。
ポーランドと韓国は2022年7月「K2を1,000輌購入するための枠組み」で合意し、8月に一次契約(180輌分)を締結したが、現地生産分が含まれる二次契約の交渉が難航していたものの、コシニャク・カミシュ国防相は2日「K2の二次契約に関する交渉が完了して合意が成立した」と発表した。
RYBARはクピャンスク方面について3日夜「ロシア軍がミロヴ集落を解放した」と報告、視覚的にロシア軍兵士が集落の中心部で国旗を掲げる様子が登場、DEEP STATEも「ロシア軍がミロヴ、トポリ、ストロイフカを占領した」と報告し、ロシア軍が新たな方向で突破口を開いた可能性がある。
米陸軍は長距離精密射撃と近距離間接射撃のギャップを埋める「中距離射撃能力の取得」に動き出しており、ミンガス陸軍副参謀長は「迫撃砲、105mm砲、投射型弾薬、徘徊型弾薬、FPVドローンを組み合わせたものが長距離射撃と大砲のギャップを埋める未来を想像している」と明かした。
米空軍は2026会計年度予算案の中でF-22Aに対する「新たなアップグレード」を発表し、さらに有人プラットフォーム統合プログラムの中で「F-22AでCCA制御を可能にするための改修を行う」と明かし、F-22AはCCAと協調する最初の戦闘機になる予定だ。
オーストラリアはクリスマス前までにフリゲート艦入札の勝者を決定する予定で、Breaking Defenseは3日「防衛省は渡航費と宿泊費を負担し、オーストラリア人ジャーナリストを長崎に招待してもがみ型護衛艦の能力をアピールした」「保守的な日本にとっては異例の措置だ」と報じた。
ロシア空軍の長射程空対空ミサイル=R-37Mは「ウクライナ空軍機の運用を制限できる」と実戦で証明、中国もAIM-120の射程を上回るPL-15の実用化に成功し、米国もPL-15に対抗可能なAIM-260の開発を進めていたが、米海軍は2026会計年度予算でAIM-260Aの調達を開始すると判明した。
メドヴェージェフ元大統領は今月2日「1月から7月までに21万人以上がウクライナとの戦いに参加するため国防省と契約した」「さらに1万8,000人以上が志願兵部隊に入隊した」と明かし、ロシアとウクライナの動員率には「毎月1万人」「年間12万人」のギャップが生じている。
国防総省のパーネル報道官は2日「ウクライナへの武器支援停止に関する報道やホワイトハウスの言及は事実」「我々は自国を守りながら全ての人に武器を与えることは出来ない」「米国の利益を最優先するという決定が下された」と述べたが、まだ見直しの最終結果は出ていないとも付け加えた。
DEEP STATEはザポリージャ方面について2日夜「状況が複雑化し始め、ロシア軍がカミアンスケ北岸地域への前進に成功した」と、RYBARもコンスタンチノフカ方面について「チャシブ・ヤールの廃墟を巡って激しい戦闘が続いている」と報告した。
米メディアは「国防総省が武器備蓄の消耗を懸念してウクライナ支援を停止した」と報じ、PAC-3、GMLRS、155mm砲弾、スティンガー、空対空ミサイルなどの供給が止まった可能性が高く、米国のNATO大使も「これがAmerica First主義の真の姿で自国のニーズを最優先する」と述べた。
防衛装備庁は3月末「小型の機雷捜索用水中無人機=OZZ-7の14基調達について日立製作所と契約を締結した」と、HIIも1日「日立から12基以上のREMUS300を受注した」と発表、OZZ-7の用途、発注数、REMUSシリーズの導入実績を加味するとOZZ-7の正体はREMUS300である可能性が高い。
Washington Postは8日「ハルキウ方面のロシア軍部隊が絶望的な状況に陥っている」と報じ、ロシア軍のハルキウ攻勢計画は「米国製兵器による越境攻撃」を想定していなかった可能性が高く、補給ルートが大混乱に陥って水や食料不足に陥っているらしい。
ロシア人ミルブロガーが運営するRYBARは7日「ハルキウ方面のボルチャンスク市内でウクライナ軍が反撃している」と報告しており、報告内容が事実なら部品工場を保持するロシア軍部隊の状況は酷いものになっている。
英国の労働党は14年ぶりに政権を奪還し、スターマー政権のヒーリー国防相はゼレンスキー大統領と会談して「ウクライナ支援を強化する」と述べ、前政権の支援に上積みされる形で「AS-90の追加提供を含む新たな支援パッケージ」が発表された。
ウクライナ軍の報道官は「攻撃の焦点がトレツクに移っている」と述べ、RYBARはトレツク方向について「ロシア軍がドゥルジバ集落内で前進し、ピヴ二チネ市内のアパート地区で前進した」と、ニューヨーク方向について「ロシア軍が機械工場跡方向に前進した」と報告した。
ウクライナ軍は先月「ボルチャンスクでロシア人400人が包囲されているというForbesの記事は事実ではない」と否定したが、ホルティツィア作戦軍は7日「(Forbesが報じた)チャシブ・ヤールにおける敵損失の見積もりは大げさだ」と、RBC-Ukraineも「Forbesのデータは誇張されている」と指摘した。
ウクライナ人が運営するDEEP STATEは戦況マップを7日に更新、ウクライナ軍はハルキウ方面リプシ方向でロシア軍を押し戻したが、ロシア軍はクピャンスク方面、バフムート方面、ホルリウカ方面、アウディーイウカ方面で前進した。
ロシア人ミルブロガーのRomanov氏は5日「ハルキウ方面の戦いは非常に激しい」「ボルチャンスクを巡る戦いの犠牲者はアウディーイウカを巡る戦いの犠牲者の1/3だ」と明かし、露独立系メディアのМедиазонаはロシア軍兵士の戦死者数を約12万人と発表した。
イタリアのメローニ政権は議会に提出したTyphoon追加調達案の中で「Tranche1を更新するためTranche4かTranche5を24機取得しなければならない」と述べており、ドイツがTornado ECRの後継機として開発しているTyphoonベースの電子戦機も選択に浮上しているらしい。
DEEP STATEはホルリウカ方面について「ロシア軍がドゥルジバ方向と二ューヨーク方向で前進した」と、アウディーイウカ方面について「ロシア軍がノヴォセリフカ・ペルシャ方向に前進した」と報告、ロシア軍が二ューヨーク市内に存在するのも視覚的に確認された。
ニューヨークを守る第206大隊の小隊長は「市内南部をロシア軍に奪われたのは第206大隊の兵士不足、不適切な第41旅団の指揮、準備された陣地の欠如が原因」と述べ、Ukrainska Pravdaも「諜報機関はホルリウカ方面への戦力や物資の集積に気づいていなかった」と報じた。
DEEP STATEは3日「ロシア軍がニューヨーク方向に3km以上前進して市内に侵入してユリウカ集落の大半を支配している」と、RYBARも5日「ロシア軍がニューヨーク市内のザンニアリ駅を占領した」「ロシア軍が墓地付近まで前進した」「ロシア軍がユリフカ集落を制圧した」と報告した。
米海軍はパイロット養成に使用しているT-45 Goshawkの後継機について「2026年度から調達を開始する」と公言していたが、米海軍は入札開始を2026年度に延期する方針で、T-7Aの開発に手間取るBoeingにとっては幸運としか言いようがない。
イタリアのLeopard2A8導入はLeonardoとKNDSの対立によって御破算となり、LeonardoとRheinmetallは3日「主力戦車と歩兵戦闘車輌の開発・製造に関する合弁会社の設立で合意した」と発表、イタリア陸軍はPantherとLynxを導入する見込みだ。
DEEP STATEは4日夜「残念ながらWeb上に出回っている第206大隊の情報は事実だ」「我々は兵士からニューヨークやユリフカの状況について批判的かつ失望的な情報を多く受け取っている」と報告し、改善が無ければトレツクとニューヨークの喪失を招くと警告した。
DEEP STATEとRYBARは3日「ロシア軍がカナル地区を占領した」と報告していたが、ホルティツィア作戦軍も「カナル地区を失った」と公式に認め、ウクライナメディアも一斉に「チャシブ・ヤールのカナル地区からウクライナ軍が撤退した」と報じている。
DEEP STATEはアウディーイウカ方面について「ロシア軍がソキルとボスホートを占領して複数方向に支配地域を拡大した」と、ハルキウ方面について「ロシア軍がソトニツキー・コザチョクに進軍した」と報告した。
RYBARはホルリウカ方面について「ロシア軍がアルテーモヴェ市内に侵入した」「ロシア軍がドゥルジバ集落内に足場を築いた」と報告、ロシア軍がピヴニチネ市内に存在する視覚的証拠も登場し、郊外でロシア軍を食い止めるウクライナ軍の防衛ラインは崩壊した。
米国は総額23.5億ドルのウクライナ支援を発表、Ukrainska Pravdaは「ゼレンスキー大統領はシュミハリ首相にうんざりしており、恐らく大統領は首相を解任するだろう」と報じ、ホルティツィア作戦軍はチャシブ・ヤールについて「敵との交戦が運河沿いで発生している」と明かした。
DEEP STATEは3日「ロシア軍がホルリウカ近郊のニューヨーク方向で3km以上前進して市内に侵入した」と、ウクライナ人ジャーナリストのブトゥソフ氏は「クラスノホリフカの喪失は現実のものになろうとしている」と、RYBARは「ロシア軍がスタロマイオルケを完全に解放した」と報告した。
DEEP STATEとRYBARはバフムート方面チャシブ・ヤール方向について3日「ロシア軍がカナル地区を占領した」と報告、視覚的にもカナル地区の西端でロシア兵士が国旗を掲げる様子が登場し、遂にロシア軍はシヴェルスキー・ドネツ・ドンバス運河に到達した。