chevron_left

メインカテゴリーを選択しなおす

cancel
kame710のブログ https://kame710.hatenablog.com/

55歳の時 胃がんと仕事中に頭部外傷、の人生の大きな転機があり、後遺症とつきあいながら まるで「カメ」のような歩みでここに至っています 出来ることは少ないけれど 日々の想いを書き連ねています

カメキチ
フォロー
住所
未設定
出身
未設定
ブログ村参加

2019/02/15

arrow_drop_down
  • 11.28 群盲象を撫でる

    『ものの見方が変わる 座右の寓話』 戸田智弘 ・著 (グーグル画像より) 『イソップ童話』のような多くの人が知っている有名な寓話、小話類の 一般的な解釈に、著者独自の視点が加わったもの。 もとから「寓話」といわれるものは人生の教訓めいたものだけど、 著者の視野の深さを感じるものがあった。 (私がそう感じたもののいくつかを書きます) ーーーーーーーーーー ① 目の見えない人たちが象を触る。 が、人によって触る部分が異なるので、その部分からの感覚、印象だけで その正体(全体像)を判断しようとする話。 大人の盲人と象(の話) 視界を広げ、多面的に物事をとらえよう →「部分の総和は必ずしも全体にはなら…

  • 2023.11.24 フェイクと秋

    『フェイクバスターズ ‐ ”ウィズフェイク時代をどう生きるか”』 というドキュメンタリー番組を見た。 「ウィズコロナ」という言葉がコロナ全盛期には流行ったけれど、 「フェイク」のほうは一時の流行ではすまない。 フェイクとはウソ、偽物、模造品で、そんなものは人間の歴史とともに大昔から 厳然としてあった。 自らの欲望を叶えるためには人を騙せばよいということを知った人間。 人間の「本質」ではないにしても深く関わっている気がする。 ーーーーー 考えてみれば、オレオレ詐欺も「統一教会」も、自民党派閥の政治資金記載漏れも すべて自分の欲得のためにウソをつき人を騙すという点で同じ。 番組では、いまは技術の向…

  • 2023.11.21 『中高年ブラック派遣』

    「派遣労働」のカラクリ、闇がとてもわかりやすく描かれた社会派ドラマ 『ガラパゴス』がことしの2月、NHKで放送され、反響が大きかったのか、 この秋、再編集されてまた放送された。 「派遣労働」の本質は「ピンハネ労働」。 それがわかっていても、いまの世の中ではスマートで紳士的なので、認められ 許されている。 『中高年ブラック派遣 人材派遣業界の闇』 中沢彰吾・著 (グーグル画像より) ーーーーーーーーーー 1986年、それまで労働者保護のためずっと禁止されていた「ピンハネ労働」が、 経済界の「高度経済成長の時代は終わった」「より効率的な雇用(必要な数の 労働力を気軽にいつでも供給でき、必要なくなれ…

  • 2023.11.17 『老い衰えゆくこと』(後)

    今日は残り、③から⑤です。 ③ 記憶のテスト〈従属化〉の儀礼 ④ 「母性」という名の秩序化の装置 ⑤ 親密性の擬制化 ーーーーーーーーーー ③ 記憶のテスト〈従属化〉の儀礼 「〈記憶のテスト-〈従属化〉の儀礼〉 通常の私たちのコミュニケーション上では「簡単すぎて」決して質問することさえ許されないような 「礼儀正しくない」問いであり、であり、それゆえ、当事者においては「侮辱」の経験として、 施設職員にとっては「親密性」の確認としてこのテストは実行されているのである」 ここでいう「記憶のテスト」とは、 介護者が、介護されるお年寄りを相手に定期(日課)不定期(思いつき)を問わず マニュアル的に「あな…

  • 2023.11.14 『老い衰えゆくことの発見』

    途中まで進み、「あああ…この本、読んだことあるような…」という気がした。 しかし、初めてのような新鮮な気もちで終わりまで読んだ。 (確かめると、やっぱり2年前の6月に2回にわたり記事まで書いていた。 ほとんど忘れていた。記憶力の衰えをすごく感じる。 しかし、「忘れる」からまた新鮮な気もちになれると前向きに考えようっと。 これからもっと忘れやすくなるのだから。 2年の間に、ツレの脳梗塞発症のこともあり、それまでは少し余裕を持って構えていた「老化」 「老い衰えゆくこと」を痛感した。 同じ本でも2年前と比べ、読む姿勢の真剣さが増した気がした) 『老い衰えゆくことの発見』 天田城介・著 (グーグル画像…

  • 2023.11.10 教誨師

    「死刑」制度は知ったときからずっと気になっている。 「死刑」制度。 (国家《公的な権力》が個人《被害者は死亡してもういないから、家族など親近者》に代わって 加害者を制裁《殺》し、恨みを晴らそうというもの。 「恨みを晴らす」のは時代劇では私的制裁「敵討ち」が出てくるけれど、ときどき失敗する。 これを公的権力が100%失敗なく確実に行う。 《個人的には、実際にそういう立場になったらわからないけれど、私は恨みは自分で晴らしたい。 きっと、「成功」「失敗」なんか冷静に考えられるはずない》 ーーーーー 「恨みを晴らす」とはいうものの、死者はいないので被害者本人には「恨み」は存在しないはず。 しかし、残さ…

  • 2023.11.7 ヒトの未来

    今日は③、「ヒトの未来」ということです。 ーーーーーーーーーー 「〈ヒトの未来〉 従来のコミュニケーションは、人と直接会って話をするというアナログ的なもので、… (お互いの)見た目や声の調子、雰囲気が重要な情報源でした。 (ところが、電子媒体 デジタル信号情報では)ある種のアバター(分身)と言ってもいいかも… デジタルコミュニケーションではアバターの出現は日常化… AIの出現で人類の進化の方向が変わる? … 進化的には、AIとうまく付き合える人が「選択」されるのかもしれません。… いちばん困るのはコンピューターウィルス(サイバー攻撃) … (AIの)使い方を間違うと、かなり危険だと思っています…

  • 2023.11.3 多様性のために死ぬということ

    今日は②、「多様性のために死ぬということ」 〈多様性のために死ぬということ〉 子供のほうが親よりも多様性に満ちており、生物界においてはより価値がある、 つまり生き残る可能性が高い「優秀な」存在… 親は死んで子供が生き残ったほうが、種を維持する戦略として正しい… せっかく有性生殖で作った遺伝的な多様性を損なわない教育(が大切)… ヒトの場合、多様性を「個性」と言い換えてもいい」 ーーーーーーーーーー 現代は「生物多様性」の必要性、たいせつさが地球規模で叫ばれているが、 私の子ども時代はまったく、若いころもまだ聞かなかった。 (私が聞かなかっただけかもしれないが、覚えがない) 「多様性」は、種類の…

arrow_drop_down

ブログリーダー」を活用して、カメキチさんをフォローしませんか?

ハンドル名
カメキチさん
ブログタイトル
kame710のブログ
フォロー
kame710のブログ

にほんブログ村 カテゴリー一覧

商用