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kame710のブログ https://kame710.hatenablog.com/

55歳の時 胃がんと仕事中に頭部外傷、の人生の大きな転機があり、後遺症とつきあいながら まるで「カメ」のような歩みでここに至っています 出来ることは少ないけれど 日々の想いを書き連ねています

カメキチ
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2019/02/15

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  • 2021.7.30 唯識とは何か‐(後)

    自分の世界とは、なにごとにつけエゴ的(いまは「自分中心」とという意味)に みたもの、とらえたもの。 だが、「自分」というものについて、横山さんは言う。 ----- 【引用】 「〈「自分」というのは言葉の響きがあるだけ〉 「自分」はほんとうに存在するのか 「手を見てください」…「自分の手です」と答えます。 そのときすかさず、「手は眼で見えますが、いまあなたが言った自分という言葉に対応するものが あるでしょうか。…」… 〈一人一宇宙〉 (私たちは)「この広大無辺な宇宙の中に、一人の小さな存在として…いまここに生きている」と… でも、…一つの共通な宇宙といったものは、人間同士が言葉で語り合うことによ…

  • 2021.7.27 唯識とは何か?(前)

    (以下の引用文は、引用文そのものは青字、「」・〈〉・()・→・太字・太字はこっちでしたもの) 本題に入る前に。 ■ ちょうど同じころ『宗教とはなにか』というのを読んだ。 宗教とは「大いなるものへの畏怖の心」が、原始、古代、いわゆる「未開社会」 近代を問わず、根本的な出発点として共通しているとあった。 畏れ、慄きの感情をともなった崇める気もちのようなもの。 「大いなるもの」とは、宇宙や大自然という空間的な(いちおうは)目に見える、 感じられるものだけではなく、「あの人に起きて、私には起きなかった」 「彼(彼女)は死んで、私は生きのこった」というような、決定的な人生の偶然も 含む。 (要するに理不…

  • 2021.7.23 仏教と私

    『やさしい唯識』 横山紘一・著 という新書本を読んだ。 「唯識」というのは言葉は聞いたことはあったが、むずかしいだろうという 先入観もあり、延ばしのばしにしていたが、手ごろな入門書を知った。 読んでホントによかった。 (グーグル画像より) 宗教にとって肝心かなめは信仰心だと思うけれども、その宗教独自の価値観が あるようだ。 他の宗教のそれが何なのか。 (日本の仏教は、イスラム教の厳しそうな戒律は「出家」のお坊さんにしか求めません。 「在家」の一般民衆には課せられない。 それにキリスト教ほどには「愛」は強調されない。 しかし「慈悲」と、表現はちがっても実質「愛」の実践を説いています) 仏教では、…

  • 2021.7.20 バーチャルで「自己実現」?

    2回目、おしまいです。 ーーーーーーーーーー 【引用】 ①「人々が現実の世界に失望し、バーチャルな世界で自己実現したいという欲求が高まっている。 それをポピュリズムはうまく利用しています。 現実の世界は厳しいけれど、ネットで悪口を書いて相手が炎上したら勝ったような気分になれて、 ますますやめられなくなる。… パチンコ屋さんの大音響と同じですよね。あまりに騒がしい中にいると判断力が停止してしまう。 それがポピュリズムの力の源泉になっているような気がします」 ②「逆に言うと、インターネットで(人々の欲求が丸裸になったことで)社会がリアル(本当の姿)に 近づいたんですよ。 自己愛とか承認欲求とか競争…

  • 2021.7.16 AIの時代だからこそ…「人が生きるとは…」

    『AIの壁』 養老孟司 という新書を読んだ。 著者は、長いあいだヒトの身体をみてこられたこともあってか、ものごとを考える とき、「身体」からの発想を基本とされる。 心に深く感じたことを2回に分けて書きます。 ーーーーーーーーーー 【引用】 「〈AI時代だからこそ見えてきた「人が生きるとはどういうことか」〉 (「ブラック企業」という言葉も)「仕事も、適当にね」「仕事は人生じゃないんだよ」ということが 普通になったから出てきた言葉でしょう。 当ったり前のことを、わざわざ考えなきゃいけない時代とも言えますね」 … 〈「AI時代の教育に必要なのは「五感によるインプット」〉 新しい発見とは、多分「自分に…

  • 2021.7.9 「経済」とは「経世済民」(人民を救うことだぞ! 「催眠」にかけ「細民」にすることでは決してない)

    経済産業省のまだ20代の官僚二人が「コロナ給付金」をだまし取り、自分たちの 遊興に使ったというニュースを聞いたとき、唖然とした。 同時に、 「拝金主義」、カネ、カネ、カネ…の世(NHKニュースの終わりで必ず「きょうの株価は…」と 報じられるようになったのはいつからか?)、政府では、おおいにあることだと思った。 (「あり得る」ではありません) 反射的に、 「赤木ファイル」の赤木俊夫さんを想った。 (ポケットにはいつも「国家公務員倫理カード」が入っていたという。亡くなれたときもポケットに あった。よく見ておられたのだろう、ボロボロになっていたらしい) 若い二人も赤木さんと同じく国家公務員。20代で…

  • 2021.7.6 『自分のなかに歴史をよむ』

    『自分のなかに歴史をよむ』 阿部勤也 (グーグル画像より) という古い新書を読んだ。 「自分のなか」と「歴史」という言葉に惹かれたのだった。 (阿部勤也さんは有名な歴史学者で、ご専門は中世のヨーロッパ) 中世のヨーロッパには興味はないので阿部さんの著作を読んだことはなかったが、 この本は著者がなんでどのようにして中世のヨーロッパを研究をするようになった かを、子ども時代にさかのぼり自伝的に語りかけるよう書かれていた。 なんでも修道院、尼さんが身近なキリスト教的な環境で育ったという偶然だった とのこと。 (生意気だったころ、「歴史に残るような発明・発見は、○○がやったとなっているが△△だった か…

  • 2021.7.2 初夏の花

    写真を撮るのはホント、楽しくおもしろい。 天気がいいと、陽の光が射しこんで被写体に陰影ができ、撮りたいものが増える。 たまには写真展に出してみようかと思うくらい、自分では芸術性を感じるような 「上出来」がある。 上出来とはあくまで主感で「」付きだけど、自己満足できる。 (写真を撮るとき、前々から感じてはいたのですが言葉にまで昇華できなかった思いが最近よんだ本に 書かれてありました《この本のことはいずれ書くつもり》。 『「生きもの」感覚で生きる』 中村桂子・著 といいます。 【引用】「自然にはなにかわからないこと、新しいことがたくさんあります。 テレビやコンピュータのなかにあるものは、たとえ自然…

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