悪い遺伝子をOFFにし、良い遺伝子をONにする方法として、どんな境遇やいかなる条件を抱えた人にでもできるのは「心の持ち方」をプラスにすることである。当然のことながら「否定的な心」は遺伝子のはたらきを阻害することになる。(本書より抜粋補正)果たしてどんな科学も突き詰めていくと、最終的には人の「心」という大問題にぶち当たり、前に一歩も進めなくなる、ということがよくある。一本筋で優秀な科学者ほど、研究のはてに哲学的世界観を体験する。村上博士もそのひとりだろう。そのほかにも後世に名を残した偉大な科学者たちもたくさんいる。みな同じだった。 環境が変わったり、気持ちが切り替わるなど、何かの理由で従来と異な…
運に恵まれる、良い出会いをする、望みを叶える、自分の能力を大いに発揮する、幸せな人生を生きる…こういった人の力が及ばないかのように思えることが、DNAのはたらきと繋がっていて、スイッチのON/OFFによってたえず人の運命は左右され続けている…と村上博士はいう。単刀直入にいえば、その人にとっていま都合のわるいDNAをOFFにして、都合のよいDNAをONにすれば、人生は好転するのだ。DNAに秘められた潜在能力はすべて誰しもがもっているものだから、膨大にあるスイッチのON/OFFの状態…突き詰めていえば、人の人生の良し悪しはそれにかかっているわけだ。そこで、以上のようなことから、まず、DNAスイッチ…
ここからは村上和雄博士の独自の研究の成果である。博士によれば…人間が考えたり行動したりするほとんどの現象においてはすべてDNAが関係しており、DNA暗号に書かれた以外のことはわれわれの身には起きない…!とまで言及している。そしてそれは、それぞれの機能を備えたDNAがちゃんと目覚めているのか、それとも眠ったままなのか、すなわち、【ON】か【OFF】か、その状態によってすべてが決まるのだ。DNAの働きはきわめて複雑だ。スイッチじたいも、それをON、OFFにするメッセンジャーの役割をする物質があり、そのまた、メッセンジャーに命令を出す物質がありと、きりがないくらいに深遠な仕組みになっている。それを詳…
ともすれば、遺伝子というものは、 日常の生命活動には 関係ないもののように思われがちだ 。だが、これはとんでもない誤解で 、DNAは1分1秒の休みもなく働いていて、DNAがはたらかなくなったら 人間は即座に死んでしまう 。なぜなら、体の中で起きることは ほとんどがDNAによる化学反応に関係しているからだ。火事になった時に、 今まで20 kg のものを持ち上げるのが精一杯だった人が、100 kg の荷物を持ち上げたとか、 足が悪くて 一人では歩けなかった老人が、 すごい勢いで逃げ出したり…。これは昔からよくある、火事場の馬鹿力の例であるが、 こういう場合、「 やる気になれば人間出来るじゃないか」…
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