ポジティブになる為の4つのヒント③ 〜トラウマや気質に触れてしまうものは思い切って捨てる〜
この記事は3部作になります。前回までの記事はこちら↓↓↓ ポジティブになる為の4つのヒント①〜悩んだら行動する方を選ぼう〜 ポジティブになる為の4つのヒント②〜目標を高く設定しすぎない事〜 今回は4つの中の最後のヒントとこれまでのまとめになります。 どうしてもネガティブになってしまうものは、割り切って捨てる 今回お話しするネガティブとはただのネガティブではなく、さらに闇の深い「トラウマ」や「気質」の話になります。この部分に触れてしまった時には本能が反応するかのように身体が拒否反応を示し、一気に奈落の底へと叩き落とされてしまいますので、その克服には非常に時間を要してしまいます。 例えばその苦手分野の克服の為に5年間の努力を費やしたとします。もし、その克服すべき内容が自分の人生にとって必要不可欠なものであれば、立ち向かい乗り越えることは重要です。しかし、現実には5年という時間を費やしてみても結果が出ないような場合もあります。それは実際にその年月を重ねてみないとわからない事です。 特に「トラウマ」や「気質」に触れる場合は辛く苦しく、いつまで続くのかもわからないという状態の為、それは苦行と言えます。そこに長い時間を費やすのであれば、楽しく自分がワクワクするような事に同じ時間を費やした方が、効率的で自分の人生が有意義になると思いませんか?これはネガティブな「逃げ」ではなく、ポジティブな選択をする「断捨離」なのです。 このように今立ち向かおうとしているものが「トラウマ」や「気質」に触れる場合や、よく考えてみたら内容自体がそこまで必要ではないかもしれないと判断した場合には、割り切ってその分野は「捨ててみる」のもポジティブに生きる為の1つの方法です。 まずは、苦手分野が少なく、何でもそつなくこなせるゼネラリストよりも、専門分野に特化していくスペシャリストを目指していきましょう。苦手なものは誰か得意な人が補ってくれます。あなたしか出来ない得意分野があなたらしさを生み、自分の自信に繋がります。ゼネラリストはその自信がついてから目指しても全く遅くはありません。
この記事は3部作になります。前回の記事はこちら↓↓↓ ポジティブになる為の4つのヒント① 今回は「ポジティブになる為の4つのヒント」の3つ目をご紹介します。 目標を高く設定しすぎないこと 前回の記事の中で「目的の為だけに真っ直ぐ進めるかどうか」という項がありましたが、「目的」と「目標」は違うものですから、ここで一度、整理をしておきます。 「目標」と「目的」の違い 「目的」とはゴール(最終到達点)であり、個人的な想いや状態になることが多いものです。「〜の為…する」の「〜」に入る部分が「目的」になります。 「目標」は目的の為の手段であり、通過点です。「〜の為に…する」の「…」に入る部分が「目標」になります。具体的な数値や誰にでも理解出来る客観的な事実が目標にあたります。 ダイエットで例えましょう。ダイエットをすること自体は「目的」ではなく「目標」です。それはダイエットは手段だからです。目的を探すには「なぜ」を繰り返してみましょう。 なぜダイエットをしたいのか。痩せたいから。なぜ痩せたいのか。モテたいから。なぜモテたいのか。彼女が欲しいから… このように、なぜを続けていくとどこまでも行ってしまいます。(最終的には「幸せ」にたどり着きます。過去記事「幸せについて本気出して考えてみた」ももし宜しければ、ご覧ください。)なぜをどこまで続けても良いのですが「自分がこれだ!」と思った最終地点が「目的」になります。多い例としましては、「モテたい」や「健康」などがダイエットの目的になるはずです。 例えば「モテたい」のであれば、手段はダイエットだけではありませんよね?むしろ自分の心を磨く事の方が最優先でしょうけど、1つの手段として見た目を変えるダイエットも有効です。「〇〇kg痩せる」や「週に3回ジムに通う」など具体的な数値が「目標」となっていきます。
マンガ、キングダムのキャラ「万極」の記事から派生したネガティブ記事シリーズ、第4弾です。 過去記事 【漫画の名シーンから学ぶ】『キングダム』〜「信」と「万極」編〜(ネタバレ注意) 「ポジティブ側で生きるか、ネガティブ側で生きるかは出来るだけ早く決めた方がいい。」 世の中への不平不満や他人の悪口、陰口に出会った時の注意点 前回は、周囲の世の中への不平不満、他人の悪口、陰口はなくならないことをお話ししました。そして、これらは自分に知らず知らずのうちに侵食してしまいます。 今回はそんな現代社会でポジティブに生きていくにはどうしたらいいのか、筆者が意識している4つのヒントをご紹介します。 悩んだらまず行動する方を選ぶ 基本的にこの判断がより多く出来るようになると、ネガティブは減っていきます。それはネガティブな人の特徴としまして、頭で考えているとどんどんとネガティブになってしまうからです。 逆に行動している間は、そのことを考えなくて済んでいます。むしろ、その行動の内容についてポジティブに考えているはずです。特に楽しいことや自分の好きな事を行なっている時は効果が絶大です。その感覚を忘れないようにしてください。ヒマになったり悩む時間が多い方はその時間を減らし、あえて忙しく楽しい事だけをする事に注力し、自分を操作することも1つの方法です。 また、この決断が苦手な方は少しの勇気が足りないのかもしれません。「失敗」する事は確かに恥ずかしい事ですし、出来る事ならうまくやっていきたいでしょう。しかし、どんなに天才と呼ばれている人でも初めは多くの失敗を重ねているものです。あの引退されたプロ野球界のレジェンド、イチロー選手でさえも、努力の天才とも言われていた方です。 一般的にお金持ちで、世の中で成功されていると言われているほとんどの方々は、確実に生半可ではない努力を続けています。無理に努力をしろとは言いませんが、理由はどうあれ失敗を恐れず行動を起こすことが、ポジティブへの秘訣と言えるでしょう。 関連記事 【MLBイチロー選手の引退会見から学ぶ】目標達成や夢を叶える為に必要な4つの思考! 目的の為だけに真っ直ぐ進めるかどうか 「人間の悩みは全て対人関係の悩みである」という説があるのを皆さんはご存知でしょうか。これはアドラー心理学で定説している内容ですが、私もこれには共感しています。
マンガ、キングダムのキャラ「万極」の記事から派生したネガティブ記事シリーズ、第3弾です。 過去記事 【漫画の名シーンから学ぶ】『キングダム』〜「信」と「万極」編〜(ネタバレ注意) 「ポジティブ側で生きるか、ネガティブ側で生きるかは出来るだけ早く決めた方がいい。」 ふと、周りを見渡してみると不平不満や他人の悪口、陰口しか言わない方っていませんか?たまにならまだ良いのですがいつも言っている方は私には合わないのでどうしても避けてしまいます。 これって何故かどの職場にもいるんですよね。明らかに誰もがそんな職場を望んでもいないのに。今回はそんな世の中への不平不満や他人の悪口、陰口に出会った時の注意点をお話します。 ネガティブ教の勧誘活動 まずはそのような人の心境から理解していきましょう。同じ不平不満、悪口、陰口でも、ただ怒りに身を任せた「感情」なのか、あなたに対しての「相談」なのかで大きく対応は変わってきます。見極めるポイントは解決策を模索しているかどうかです。 怒りや苛立ちなどの感情に身を任せた「不平不満」を言う方の目的は、同じような仲間を作る事です。この類の方は、その問題の解決に対しての行動は起こそうとはしません。そして「ネガティブ教の勧誘活動」を実施しているのです。ポジティブを目指す方はスルーする事をお勧めします。この勧誘活動を自分で行っていることにも気づかず、クセになってしまっている方もいますので、そういった方は特に関わらない方が賢明です。 一方で、解決策を模索している「相談」の場合はどうでしょうか。相手が我慢して我慢して、自分のキャパを超えてしまった場合は、吐き出さないと1人で抱え込んでしまいます。そういった方はどんどんと吐き出して欲しいと思います。しかし、こういった方も何度も何度も同じ事を繰り返しているだけではそれはやはりネガティブ教と変わりません。愚痴は1度や2度くらいにして、ポジティブな方と全力で解決策を見つけ、具体的に行動を起こしましょう。 なぜ不平不満、悪口、陰口はなくならないのか。
ポジティブ側で生きるか、ネガティブ側で生きるかは出来るだけ早く決めた方がいい。
皆さんは自分がポジティブなのかネガティブなのかを本気で考えてみたことはありますか?前回の記事、【漫画の名シーンから学ぶ】『キングダム』〜「信」と「万極」編〜を書いていたら、私はこの題について本気で考えてしまいました。それはキングダムの将軍「万極」がネガティブの塊のような将軍だったからです。 恐らくこの事を考えた事がある方のほとんどはネガティブ要素をお持ちの方なのだと思います。それはなぜかというと、ポジティブな方ほどこのような事はどうでも良いことだからです。筆者ももちろん、この事を題材にしているくらいですからネガティブ出身です。「出身」という言い回しは、今はポジティブ側の人間として生きる事に決めているのでこのような言い回しを使いました。それではなぜ、題にもある「ポジティブ側かネガティブ側かを早く決めた方がいいのか」についてお話ししていきます。 誰もが成長せざるを得ない世の中になる それは結論から申し上げますと、これからの令和の時代を生きていく私たちは、目まぐるしく変化の激しい世の中を生きていく事になるからです。AIやIoTの発達により、新しい技術や文化がどんどん形成され、驚くべきスピードで暮らし方や働き方が変わっていきます。 このような世の中では、変わらない「信念」や「志」以外は、新しい考え方や物事をどんどんと吸収していく頭の柔らかさが必要です。そうでないと時代に取り残され、食っていけなくなってしまいます。「いや、まさか」と思うかもしれませんが、資本主義は残酷です。これからは個人で食っていく力も必要になってくると思っています。 そんな中、ネガティブという概念は変化を嫌い、思考を停止させます。そして行動力さえ奪うのです。行動力を奪う事は、すなわち自分の成長を止めます。 そもそも成長は必要なのかという疑問が湧いてきますが、私の中では成長は「した方が良いもの」という位置づけです。成長しなくても別に良いと思うのですが、変化の著しいこの世の中では自分が変わらなかったとしても周囲の人間やそれらを取り巻く環境はどんどん変わっていきます。
【漫画の名シーンから学ぶ】『キングダム』〜「信」と「万極」編〜(ネタバレ注意)
マンガの名シーンから学ぶシリーズ、今回は『キングダム』の名キャラクター、主人公「信」と将軍「万極」(まんごく)の2人からの学びをお話しします。【ネタバレ注意!】 どんな名シーンから学ぶ? 今回は「秦」対「合従軍」、函谷関(かんこくかん)の戦いのワンシーンから学びます。単行本で言うと27巻。主人公「信」はこの戦いで、過去の恨みの怨念に駆られた趙の将軍、「万極」(まんごく)と対峙します。 この戦いの約20年前に「秦」対「趙」の「長平の戦い」という戦がありました。この戦に勝利した秦は40万人(歴史上は20万人)の捕虜を抱えることになりましたが、なんとこの捕虜の40万人を全員生き埋めにした過去があります。少年兵は助命されましたが、その時の生き残りのみで構成されているのが、この万極軍なのです。 ですから、万極軍の秦に対する恨みは尋常ではありません。倒したと思っても異常な粘り強さで立ち上がってきます。やられたらやり返す、復讐の念に支配された万極は「人間すべてが呪われている」と叫びます。 一方で「信」も万極のそんな姿を見て「この戦乱の世は誰もがそうなり得る」とその気持ちに一定の理解を示します。信も戦争孤児出身の為、戦争を憎み「自分も万極のようになり兼ねなかった。しかし政(秦の王)が自分をここまで引き上げてくれた。そういった存在が万極にはたまたま現れなかっただけだ」と万極を憐れみます。そのような世の中には絶対にしないという事を心に刻み、信は万極を討ち取るのでありました。(多少、話は端折ってますのでご容赦ください) この名シーンからの学びとは いきなり壮大な話になりますが、世界を見渡すと戦争の絶えない国も多くあります。日本は恵まれており比較的平和と言えますが、戦争こそ少ないとは言え、資本主義の競争社会による貧富の差の拡大や、ブラック企業の増加などによる、人への恨みや妬み、嫉みなどは多く存在しているでしょう。 現代で言うところの、そういったネガティブな怨念の全てを形にしたようなものが万極の姿です。その心の行き着く先は、自殺や犯罪なのだろうと思っています。
【漫画の名シーンからビジネスを学ぶ】『キングダム』〜「信」と「桓騎」編〜(ネタバレ注意)
2019年4月19日に実写版映画が劇場公開され、ますます人気爆発の原泰久さん作の漫画『キングダム』。漫画好きの筆者も大好きな作品の中の一つ、いや、もはや私の中では今一番熱い漫画です。(こんなに熱いのはジョジョ以来や!) そんなキングダムですが、各場面において「これはビジネス書か!?」という程に、ビジネスシーンにおいて学べることも多く、いつも勉強させて頂いております。今回はそんなキングダムの名キャラクター、主人公「信」と将軍「桓騎」(かんき)の2人から学べることをお話しします。【ネタバレ注意!】 どんな名シーンから学ぶ? 今回は「趙」対「秦」の黒羊丘の戦いのワンシーンから学びます。巻で言うと44巻。主人公「信」は下僕の身から大将軍を目指していますが、その過程では様々な将軍の下で戦を重ねていきます。 そんな中、黒羊丘の戦いでは元野党団の頭領という異色の経歴である「桓騎」の下に就くことになりました。桓騎の性格は仲間ながら極悪非道で、目的の為なら手段を選ばないタイプの将軍です。敵軍への過剰な拷問や殺戮を平気で行いますが、そのカリスマ性からか部下からは慕われています。 桓騎は互いに部下を交流させる為に、信の部下の「尾平」と桓騎の部下の「那貴」の一派の配置を交換させました。その後、一つの事件が起きます。 桓騎は作戦のため、敵国の一般市民を虐殺しました。曲がった事が許せない信は、桓騎のところへ殴り込みに向かいますが、そこには敵国の市民から盗んだアクセサリーを持っていた尾平の姿が…。信は「お前はクビだ」と尾平を殴りつけ去ってしまいました。 尾平はこの一連の出来事で苛立ち、もう田舎へ帰ろうと歩いていると、信の悪口を言っている桓騎兵と遭遇します。隊長をバカにされた尾平は怒りが湧き、その兵に殴り込みに行きますが返り討ちにあいボコボコにされてしまいます。しかし、命まで奪われそうになった尾平を助けたのは桓騎軍の那貴でした。その後、那貴に助けられた尾平は信に諭され元ある場所へ。那貴は熱く志の高い信に感化され、この戦後には桓騎の下を離れ、信の下へ付くのでありました。(多少、話は端折ってますのでご容赦ください) この名シーンからの学びとは 「志」とその「質」が、人を感化させる。
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