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Haru
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2018/12/20

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  • なかなか

    難儀だなあと思う。 第2回目のいい娘キャンペーン終了から、3ヶ月近くが経った。 連絡は1通の事務連絡メール以外は全然取っていない。 それは、メールで関わりたくないと告げたからというのが大きいだろう。 だけど、それはそれで、「ああ、私とはその程度の存在なのだな」と思ってしまうのが、面倒だなと感じる。 母親と最後に電話で話した内容はよく覚えている。 「どうして悲劇のヒロインぶるのか」という問いに、「ぶってないわよ!本当にそうだから言ってるの」と返ってきたからだ。 真っすぐ、母親自身と、そして私と向き合ってくれないだろうか。 長年そればかり考えていたけれど、母親から出る言葉は雑なものばかりで、むなし…

  • 感情に、蓋

    なかなか頑丈な蓋があるような気がしていた。 感情がない訳ではなく、何かを感じていることは分かるのだけれども、それがどういうものなのか分からないというか、どう表現していいのかわからないというか。 恐らくそうだろうなと思われるような反応を返している時もあったりして、それがとてもつまらないと思うようになった。 もちろん薬で上下のぶれを抑制しているところはあるだろうけれど、それにしたっておさえられすぎてやしないかと思い、カウンセリングを受けることにした。 最近私はセルフカウンセリングを始めたばかりで、でも、それも一人だと限界がありそうな気がして、手助けしてくれる存在を探していたところだったのだ。 そし…

  • 今日も

    頭の中を、ぐわっとした痛みになりきれない違和感が陣取っている。 もう、またか、とすら思わなくなってしまった。 今日はこういう日か、わかった。それだけである。 そして、その、数センチもあるかどうか分からない小さな小さな波に乗って、今日できるだけのことをする。 明けてからもずっと、そういう毎日を積み重ねている。 今年は特に、やるぞ!というような意気込みもなく、ぬるっと新年に突入したので、これでいいのかと少しだけ不安に思いはしたが、新年だからと変に張り切って大きな波を作りだすよりかはまだ健全なのかもしれないと、考え直したところである。 特に書きたいことも書くべきこともないのだけれど、何かしていないと…

  • なかなか厄介な

    harudama.hatenablog.com 生き方をしていたんだなあと、過去のブログを漁って思い出すなどしていた。 思い出してみると、悩んでいるのは大抵人との距離感のことだったような気がしないでもない。 世の中には色んな人がいて、その色んな人の中に自分も含まれるはずなのに、なぜだか多数派に当てはまることはほとんどなくて、当たり前のようにされるよくわからない会話の中で右往左往しながら自分の居場所を探し、やっと口を開いたかと思えば少しズレていた、なんてことがよくあったように思う。 今、あの世界にもう一度放り込まれて同じように過ごせと言われてもできないくらいには周りに恵まれている。 現在私の周り…

  • 今度こそ

    harudama.hatenablog.com いい娘キャンペーン終了をしたい。する。するんだ。 そうやって1年以上が経過してしまった。「母という病」は、まだ読めていない。 一体何をやっているのだろうかと思うのだが、電話をせずにはいられなくなってしまっているので、一種の依存か新手の自傷行為か、その辺なのだろう。 とうとう、手帳の週間タスクに「母に電話をしない」が追加された。 ここまでしないとできないのだろうかと自分に失望しそうになるが、それだから呪いなのだという話で、これは自分で断ち切るしかないのだろうと思う。 それにしても、歯磨きなんかの日常の必要なことですら毎日同じことの繰り返しで面倒だと…

  • 子どもについて書いてみようと思う

    35歳、結婚してもうすぐ5年。子供を持つには、高齢出産と言われる年齢に片足を突っ込み始めたところだ。 漠然と、どうしてかと聞かれても分からないくらい漠然と、子どもがほしいなと思ったことはあるのだが、その頃のメンタルの調子は良くなかったので、きっと一過性の物だったのだと思う。 今は、夫と相談したり、環境のことについても考えたりした結果、難しいねってことで、犬や鳥(2号)と暮らしている。 まず、怖い。 案ずるより産むがやすしともいうが、そんなことはどうでもいい。私が、怖いのだ。 自分を斜め後ろから見下ろしていた感覚の時は痛みなんかの感じ方も気持ち弱かったけれど、そうでないことが大半な今、感覚がとて…

  • 歯を食いしばるようにして

    生きていたことを、ぼんやりと思いだした。 harudama.hatenablog.com ストレス、今思うと、めちゃくちゃためてたなぁ、なんて。 定期的にコンビニで大盛りパスタとお菓子数点を買っては一度に食べきってしまったり、帰った途端に糸が切れたように泣いてしまったり。 当時の職場は割と面白い人が多くて、幸いちょっとは埋もれられたんだけども、それでもやっぱりはみ出てしまう部分はあって、それがまたしんどかったんだろうと思う。 何もかも、みんなが私みたいに何を聞いても、「へぇ、そうなんだ」で済めばいいのにと思っていた。 世の中というものは、私にとっての普通を、すべて変わってると定義してくると認識…

  • 先月は

    そんなに間をあけずに2回、バレーボールをするために地域の体育館に行ってきた。 実はそんなに乗り気ではなくなっていたというか、バレー熱がそこまでたぎってなくはあったのだけれど、実際にプレイすると楽しくて、やっぱり始めてよかったなと思う。 そして、ひと月に1回と結構間があいてのプレイが大抵だったのだが、そんなに間をあけずに2回となると体も覚えているようで、サーブを打った時の音が安定したり、バックトスに挑戦してみようと積極的になれたりなんかして、その変化がなんだかとても面白かった。 これがコンディションというのだろうか。 とにかく1回目と2回目の違いを体で感じられたのがすごく新鮮だったので、残してお…

  • 5年前

    harudama.hatenablog.com 体調を崩してから3日目。 ちょうど、動物病院に点滴を打ちに行った日だろうか。 過ぎる月日はとてもやさしく、そしてすごく残酷だと思う。 年々薄れていく1号の記憶。 その度に、骨壺の入った袋を撫で、アルバムを開き、あの日々をまた脳裏に焼き付けるのだ。 後悔はなくても、彼は本当によく生き抜いたと思っても、それでもやっぱりもっと一緒に暮らしたかったというのはどうにも拭えなくて、時々猛烈に恋しくなる。 パピヨンにしては少し短い鼻先に、少し小さめの耳(それでも大きくはあったけども)。 ところどころ、ピンク色をした肉球。 体のほとんどを覆う茶色の毛に、胸元の白…

  • バレーにハマる瞬間

    それは私にもあって。 20年以上経っても未だにあの感覚を思い出しては、また味わいたいと反芻している。 中学2年生当時、私は、田舎の中では比較的大きな中学校で、バレーボール部に所属していた。 幼い頃から体が小さく運動が苦手ではあったのだが、小学校高学年くらいから自分の体に慣れ、思うように動かすということが出来るようになりつつあったお陰で、この頃には自分がどう動けばどういうボールになるというのをある程度把握することができるようになっていたように思う。 背の高い先輩をお手本に、でもその先輩よりは背がだいぶ低かったから、少し遅く出てその代わり勢いをつけて跳ぼうなんて一丁前に頭を働かせながら、自分の思う…

  • 健康証明

    今日、私の胃がだいたい健康であることを証明してきた。 夏に、市の胃がんリスク検診というものを受けたのだが、そこでひっかかってしまったため、胃カメラを飲んできたのだ。 胃カメラは人生で2度目だったのだが、1回目の先生が上手だったのと、鼻に通すカメラを使用していたのもあるのだろう(検査自体は口からだった)。 入れる時に苦労したくらいで、あとは平気だったのだけれど、今回はひどかった。 私はマーライオンに進化しますかと聞きたくなるくらいの深く激しいゲップに襲われ、ほんの少しの我慢もできず、食道の中を出入りする管に意識をやらないようにするので精一杯だった。 十二指腸に入れられる時も、お腹の中でツンツンし…

  • かかりそうで

    かからないエンジンを抱えているような毎日で、いい加減嫌気がさしもするのだけれど、そういう風になってしまっているのだから、その上でできることをやればいいのに、もっともっとと色んなことに食らいつこうとしてしまい、結局一口かじったところでポトリと落としてしまうのが恒になってしまっている。 中途半端に元気だから食らいつく気力はギリギリあるのだけれど、飲み込むほどの体力はないのだろう。 それならば少しずつかじっていけばいいと考えればいいだろうに、一口かじれたものの、それ以上かじれなくなってしまったから他の方へ……というのが続いていてなかなか一つのところにおさまってくれない。 0か100かの思考がそうさせ…

  • いつの間にか

    1号が旅立って、5年が経とうとしている。 いつでも、何があっても、そっとくっついていてくれる、ぬくい小さな相棒だったのだけれど、もらったものはものすごく大きなものだったと思う。 今の犬は、「僕、キッズ!」とでも言っているかのようにふるまう犬で、相棒とは程遠いのだけれど、それがまた可愛いのだ。 27年間犬と暮らしてきて、同じ犬でも、人間と同じように個性があって、それがまた全く違うものだということを学んだ。 それに気付いたのは、今の犬を迎えてからなのだけれど。 最近、よく、犬猫の保護動画を見る。 心を痛めることが多い動画が大半で、それなのにどうして見るのだろうかと思うのだけれど、少しずつでもそうい…

  • 未だに

    母親というものに縛られているのだなと、我ながら残念に思う。 harudama.hatenablog.com 通っている病院の先生は、親子関係の形はずっと変わらないよとおっしゃっていたけれど、本当にそうなのかもしれないと思うくらいには、終了しきれていない。 現在、母親は同じ市内に一人で暮らしている。 近所付き合いがある訳でもなければ、友人がいる訳でもない。 毎日体操をして、料理をして、YouTubeを見ての繰り返しの生活らしい。 本当は徐々に電話の回数を減らしてフェードアウトしようと考えていたのだが、なんというのだろうか。 ある程度日数があくと、なんだか気になって、結局電話をかけてしまうのだ。 …

  • 膿が出る

    定期的に。 その日が今日だったのかなぁと思う。 ありがたいことに、相変わらず生きづらさから離れてのびのびと暮らしているのだけど、それでも過去というものは隙を見せれば簡単に足を掴みにくるもので。 ほんの10年前なんかは、それがもう苦しくて苦しくて仕方がなくて、働きながら苦しい自分を抱えているのに精一杯で、それでもなんとか当時一緒に暮らしていた犬と、あの場所を守るためだけに生きていた。 我ながら、よく社会の中で削れながらも、うわべの自分を保って生きていたなと思う。 harudama.hatenablog.com もちろん今も、コミュニティというものに参加しているので、そういう部分を出すことはあるの…

  • ようやく

    心が動き始めたようだ。 毎日、ほぼ1日中家にいると、夫以外の人と話したくなることが増えたので、作業通話というものを始めたところ、途端に頭が働きだした。 聞くだけのことも多いのだが、それでも十分に頭を使うらしい。 おかげで、1月から色々と動き出したいなと思っていたことに、予行練習として前倒しで少しずつ手を付けはじめることができている。 作業通話という、人と話す場所ができたので、迷った末に母親に電話をしてしまうということが減りはじめた。いい傾向である。 いい娘キャンペーンをやめて2ヶ月半。 harudama.hatenablog.com 早速、漬け物の催促がきたのは、まったく理解できなかった。 後…

  • 今、こんなにも

    恵まれた環境にいるのに、どうして動けないままなのだろうか。 そんなことばかりを考えている。 そして、そうやって自分をいじめているから、なかなかよくならないんじゃないだろうかと、夫に言われている。 これまで散々無理してきたのだから、当然だとも。 頭では分かっているつもりなのに、それでも、はやくはやくと気が急く。 いつまでもこのままではいられない。自分も、自分として何かをしなくては、と。 ならばさっさと手を動かせばいいのに、眠気に負けて毛布にくるまってうじうじしていたりするのだから……と、また自分をいじめてしまう。 今、心身が必要だと求めていることをすればいいだけだろうに。

  • いい娘キャンペーン終了のお知らせ

    昨年の5月、母親をこちらに呼び寄せた。 ずっと地元を出たいと言っていたし、私もこちらに出させてもらったしという思いがあった…気がしていたのだが、実際はなかったのかもしれない。 小学生中学生の時に書かされる読書感想文や作文のように、こういう娘がいいとされるだろうという行動をしただけのような気がしている。 私は、精神的虐待のようなものを受けて育った。 といってもそれは、当時の環境的にも母親の性質的にも仕方のないことで、私自身もそう割り切ってはいる。 割り切ってはいるのだが、そこからはみ出てくる感情や思いもある訳で、最近はそういうものを大事にしていこうと思うようになった。 時折、当時のことを思い出す…

  • 引きこもりがバレーボールをはじめました

    主婦、といえば聞こえはいいものの、実際はここ数年間ほとんど引きこもっているということを忘れたまま、バレーのサークルに参加した。 1回目は緊張で疲労を感じる部分が鈍っていたのか、思っていたよりプレイできて喜んでいたのだけれとも、2回目はこの気温差気圧差や不摂生でバテバテだったのと、緊張によるボーナスがなかったのとで、ミスをたくさんしてしまって、それはそれはへこんでしまっていた。 でも、そもそも引きこもりがいきなりサークルに参加してバレーをして上手く動ける訳がないんだし、それどころか2時間やりきっているというのは結構なことなんじゃないか。 そんな風に思考を方向転換できるようになったのは、大きいと思…

  • 生きづらさから

    距離を置いた生活を始めて、どれくらいになるだろうか。 要するに、ひきこもりである。 外に出るとそれはそれはややこしいことだらけで、そういうものがいちいちアンテナに引っかかりやすい私は、殻の中に閉じこもって好きなことをしながら過ごすということを覚えた。 小さな波はあるものの、調子はそんなに悪くない。 悪くないとは言っても、まだまだお風呂に入れなかったり、買い物に行けなかったり、本を読めなかったりするのだけれど、そんな中でも時折「楽しい」と感じることが顔を出すので、それを捕まえにいくという生活を送っている。 さて、いつもは何を書いていただろうか。 そんなことを思いながら過去のブログを漁り、ヒントを…

  • 生きていくほど

    自分というものは汚れていくんだなと、いつかも似たようなことを書いた気がする。 つまり、また汚してしまったのだ。 喋れば喋るほど、動けば動くほど自分というものは汚れていって、それは自分で尻をぬぐわなければいけないのだけれど、キレイになることはないんだろうなと思う。 もしかすると大半の人はそんなことは覚えていないのかもしれない。 けれど、覚えている可能性だってある。何より自分が覚えていてしまっている。 そうすると、いくら洗剤でこすろうが重曹を染み込ませようが、薄くなることすらないのだと思う。 薄れたところで消える訳ではないのだから、結局一緒なのかもしれないけれど。 本当は続きを書こうとしていたのだ…

  • いつの間にか

    年が明けて半月が経過していた。 Twitterであいさつはしたけれど、ブログのことはすっかり抜け落ちていた。 かといって、書くことといえば、今年は絵に全力投球するということくらいしかないのだけれど。 調子は相変わらず冬にしては好調で、これまでのそれはきっと冷えだったり、前の家という環境だったりが強く影響していたんだろうなと感じている。 低気圧の影響も前ほど酷くはなくなって、ぼんやりと頭が痛かったり眠気が少し強かったりする程度におさまっている。 ただ気になることがあるとすれば、今はまだ自分の力で生活できているわけではないということだろうか。 それでも、これからのことを真剣に考えたときになるべく前…

  • 置き所がほしい

    ボールペンを、なくした。 お絵かきの練習に使っていたボールペンなのだけれど、よく使うからと言って別の箱によけてしまっておいた結果、分からなくなったパターンだ。 私は昔からこういうことがよくあって、お札を封筒に入れて覚えていそうなところに隠してはそのことをコロッと忘れ、ある日見つけて喜ぶということを繰り返していたような記憶がある。 そのことで母からは、「あんたはネズミみたいに貯めこむね」と面白がられていた。 10月に、引越しをした。 荷物は、未だに片付けきれてない。 片付けきってしまうと、引っ越しボーナスが終わるようで……と言いつつも既に、引越しボーナスはなくなりかけているのだけれど。 引越しボ…

  • 引きこもっていても

    生きづらいことは生きづらいなぁと思う。 頭が騒がしかったりだとか、じっとしていられないことがあるだとか。 まぁ、それも外に比べれば大分小さなものなんだけれど。 梅雨時は、なめくじのようにほぼほぼ布団の上で過ごしていた。 仕事は1ヶ月空けられるように調整して、体調不良のための環境を整えて、最低限のことをすればいいだけにしておいた。 YouTubeを観たり、ゲームをしたりがメインで、時々絵も描いた。 幸い気持ちは良くも悪くも安定してくれているので、相変わらずあまり何も感じないまま淡々と砂をかむような日々を送っている。 4月5月の元気の良さは、完全にどこかに行ってしまったようだ。 そんな中でも生きる…

  • 生きはじめました。

    4月、5月と仕事がなくなってしまったので、絵を描いたりアニメや漫画をみたりして時間を消費している。 以前のいつまで続くか全く見当のつかない休みとは違って、今回はいつまでかは分からないものの一応期限のある休みなので、落ち込むことなく今の自分なりに有意義に時間を使えている気がする。 そんな感じなので、今、いい感じに生きているなぁと思う。 引きこもりがちで散歩なんかも全然できていないから不健康なのだけれど、心は軽く、やりたいことなんかも出始めてきた。 相変わらず本はまだ目が滑って読めないけれど、少しずつなら読める気がする、というところまできた。 このままうまいこと続けばいいのだけれど、そうはいかない…

  • 生きている

    春のそわそわが始まったのか、この秋冬よりは元気に暮らせている。 そんなタイミングでの主治医の「薬を調整しようか」の一言となってしまったので、少し困惑している。 減らしたら元気になるのは分かっているのだが、元気になり過ぎてしまうと色々とやらかしてしまう。聴覚過敏なども強くなってしまう。それは避けたい。 けれど、今までの量を飲んでいると、とてもつまらない。 だったら少しだけ減らせばいいのだけれど、春のそわそわが始まってしまっているので、そこも考えてやらないといけない。 もしかしてこれは、年中薬の量を調整して波乗りをしなければならないのではないだろうかということに気が付いてしまったのかもしれない。 …

  • やすみやすみ

    生きている。そんな感じだ。 といっても休みの方がずいぶん長くて、じゃあ一体いつ生きているのかって言うと、また絵の練習ができるようになったとか、小さな目標ができたとか、そういうところなので、実はそんなに生きていないのかもしれない。 頭の中の電光掲示板もすっかり休みモードだ。 今まではこうやってPCに向かうと何かしらを垂れ流してくるので、それをカタカタと打ち込むだけだったのだけれど、今は流れたとしてもすぐに途切れてしまう。 たぶん、薬のせいだろうなあと思う。 感情の起伏がなくなって、おだやかといえばとても穏やかなのだけれど、好きなことにもあまり反応できないし、テンションが上がったかと思っても、それ…

  • 6月は

    何をしていたのだろうかと過去をさかのぼってみたけれど、何も残されていなかったので、そういうことなのだろう。 手も頭も何も働かなくて、とりあえず目の前の仕事をこなすのが精一杯で、味気ない日々を過ごしている。 休みたいのにいざ休むと暇で何もできなくて、何をやっているんだろうなぁなんて思いながら。

  • モーニングノート、始めました。

    最近、何かしたいのに何もできなくて困っている。 脳みそのメモリが足りない、とでも言うべきだろうか。 やれることは色々あるのに、いざ取り出してみるとなんだか違う気がして元通りにしまってしまう、そんな日々が続いているので、モーニングノートというものを始めることにした。 創作をしたいけど何からやれば…とか、そういう人向けだとも聞いたような気がするが、私の把握していることがかなり曖昧なので、深くは書かないでおく。 内容は、毎朝ノートに3ページ、頭に思い浮かぶことをひたすらノートに書き写す。それだけである。 書く瞑想、と言われるものになるのだろうか。 そんなに書けるだろうかと思いながら1ページやってみた…

  • ともだちができた話

    ずいぶん前だけれど、思い出したので引っ張り出してみた。 harudama.hatenablog.com 自分と同じようなベクトルでものを考えている人が身近に欲しかったんだろう。 それが友人であり理解者である主人だった。 地球外に人間と同等の生命体がいるのかどうかと同じくらい、地球内に自分と同じようなものの考え方をして同じようなものに惹かれる人間がいるのだろうかということが気になっていたし、知りたかったし、何よりいたら面白いだろうなぁと思っていた。 流石に他人だから自分にコピーとまではいかないけれど、洗濯のタイミングから読む本、音楽、色々なものに興味を持つところなど、大体のことが似ているので、と…

  • 春の疲れ

    相変わらず特に何があったというわけではないのだけれども、受け止めて処理をしなければならない現実の断片をいくつもその辺にまき散らかして、集めてやらないといけないのになかなかそれをする気にもなれず、ぼんやりと、TSUTAYAディスカスで借りたCDをPCに取り込みながら聴いている。 久々に使ったノートパソコンは使用感を全く忘れてしまい、何度もBSとNLを間違えたので、いつもの方に切り替えた。 ピントはあっている。 それがいつ頃からかもわかっているから、おそらくそのせいなのだろうけれど、今までエネルギー大量消費型のシールドから守っていたものが露出して、それですべてを感じなければならないのだから、とてつ…

  • 現実がつらい

    何か辛いことがあるとか、これから先あるとか、嫌なことがあるとか、嫌な目に遭ったとか、そういうことは一切なくて、これはまた私の“いつもの暴走”なのだ、きっと。 兆候は数日前から感じていたものの、音楽を聴きながら作業しているだけでこんなに一気に近づいてくるものだとは思っていなかったというか、分かっていたというか、あえてそうしたのかもしれないという気すらしている。 私は時々、勝手にそういうことをする。 それは私の意思かもしれないしそうでないのかもしれないけれど、動かしているのは私自身なのだから、結局のところ私が勝手にやったことなのだ。 息をするのが、存在するのが、辛いと思うのはいつものことだった。そ…

  • お前は、誰だ。

    まぎれもなく私なのだが、自身ですら思い返すと「誰だ?」と思うほどに攻撃的になっていることがあり、その度合いは社会に入り込むのをやめたことで下がりはしたものの、それでもやはり時々顔を出してくる。 そしてそういう自分をとても嫌いになり、何度も忘れるために「終わったんだ」と言い聞かせ、実はそれが刷り込みになっているのではないかと怯え、そしてそういう生き物だから仕方ないのだとあきらめようとする。 そういう生き方を、未だに、している。 久しぶりの明瞭な視界だ。 この感覚を覚える度に、「またずれていたのか…」と落胆する。 いつもこの視界なら、エネルギーを無駄に放出することも前借することもなく生きられるのに…

  • 月刊中だるみ

    月末に疲労に気付き、月初に休みを取る。 そのぬるま湯に慣れてしまって、半ば後半から目標達成のために頑張りだし、そしてまた披露して月初に休みを取る、そんなサイクルで活動している。 果たしてそれがいいのかどうかは分からないが、休んでいる間はブログや絵などに集中できるので、これはこれでいいのかもしれない。 いわゆる主婦業というものも同様に、しんどい時はネットスーパーや総菜に頼り、元気な時にせっせと作り置きをする。 幸い、お互いが自分のことは自分でする前提で無理な時は補い合うという考え方で生活しているので、衝突が一切なくてありがたい。 洗い物がきれいにしきれてなかった、これはやめてほしい、などもお互い…

  • 切り離すということ

    最近、これがよくできているのではないかという風に感じるようになった。 それはそれ、これはこれという考え方である。 私の母は芸術肌系の人で、且ついろんなことがあったので、とても感情的だった頃がある。 その感情は、びりびりとした空気となって私に伝わるので、反抗期がくるまではいつも「いつ爆発するだろうか」と怯えていたような記憶がある。 反抗期になった瞬間もしっかり覚えていて、中学生日記でちょうど反抗期を扱う話を放映していたのだけれど、それを見て初めて私は「反抗してもいいのか」と思えた。 それくらい洗脳されていたのかもしれないが、それはまた別の話である。 そうして怯えながら、そして反抗を覚えて成長した…

  • 分かってないフリ

    色んなことを忘れられることが増えた。 というのも、何かしらの手続きが多いからなんだけれども、「名義変更と引き落とし口座変更」と伝えたのに、最初から引き落とし口座変更しか聞いてないですよという風にふるまわれたりする。 それ1つはとても些細なことなのだけれど、それが2つ、3つと重なると、それはもう面倒でしかない。 かといって、「名義変更と引き落とし口座変更とお伝えしていましたが」というと、そこで1つのやり取りが発生する。 それもまた、とてつもなく面倒くさい。 それならば、「あの手続きだけじゃなかったんですかー知らなかったですー」と知らないふりをしている方が楽である。そう、楽である。楽なのだが、それ…

  • 日記といふものは

    とても面白い。 10年日記を書き始めて、1ヶ月と22日が経った。 最近は、2日に1回まとめて書いていたりもする。 その上、1行しか書かないことも増えてきた。 過去の手帳もそうだけれども、文字のきれいさや量は体調に左右されていることが圧倒的に多くて、最近は字が汚くて量も少ないから、やっぱりよろしくないのだと思う。 実際に、病院に行くだけでエネルギーがマイナスに振り切ってしまっていたし。 毎日は飛ぶように過ぎていって、習慣という名のポイントで今日もここまできたのかと認識するのだけれど、そのペースがとても速いものだから、これは一体いつの歯磨きなんだっけ?と思ったりもする。 そうして気付けば5日、10…

  • 追いたてられるように

    食事、仕事、食事、仕事、食事、書き物などの作業を一通りこなして寝床に入り、また次の日、洗顔や歯磨き、2号の餌やりとまた作業をこなしていく中で、1号の水やりにたどりついた時、ふと我に返るのが最近の日課になった。 遺影として飾ってある写真は本当にいい顔をしていて、きちんとしたカメラで撮ったものだから、被毛の1本1本が鮮明に写っていて、(そうそう、この辺の毛先がよく絡んじゃって…)なんてことを思い出しては、やっぱり涙を流してしまう。 悲しいとか、辛いとか、不思議とそういう感情はなくて、自分でもよくわからないのだけれど、涙を流すべくして流しているというか、それはとても当たり前のことでしかないように感じ…

  • もうすぐ

    あと4日で、百カ日がきてしまう…という表現で正しいのだろうか。 あれからもう100日、まだ100日…どちらがより近いのか、分からない。 1号の気配はもう完全に部屋から消えてしまっていて、今は彼の住処であったケージの上に、遺骨と水とご飯、首輪とリード、それから写真を一緒に置いている。 夏には体を冷やせるように小さな大理石の板を用意していたのだけど、その上に食器を置いたらなんだか妙にそれっぽくなった。 彼は本当に我が家にいたのだろうか、そんな風に思うことが増えた。 確かに11年と4ヶ月と19日という長い時間をこの部屋で過ごしてきていたはずなのに、まだ彼の住処や心臓に負担をかけないためのコートや、自…

  • 【2019】来年の手帳の使い方

    お題「愛用している手帳」 自分でお題を作ったので、早速使ってみる。 harudama.hatenablog.com この記事の補足をできたら、みたいな感じ。 2019年の手帳 EDiTと、ほぼ日手帳。EDiTは、初めて。ほぼ日手帳は、2012年からずっと使用している。 ワニのシールは、前職退職時に後輩からいただいたものの1つ。 EDiTは、仕事用 マンスリーは、こんな感じ。 青は仕事の予定、紫は経理事務関係のこと、黄緑はブログ関連、オレンジはココナラ関連、赤は請求や支払いなどのお金関係。 フリーランスという形で仕事をすることになったので、何もかもをまとめた手帳が欲しくて購入。 紙質も大きさも好…

  • やうやう白く冷えゆく窓際

    急激に冷え込みすぎやしませんか。 はてなのエディターも変わってるし、なんだかカスタムURLとかあるし(前からあった?)、なんだかとても取り残された気分。 とか書いておきながら、ヤマトが来るのが待ち遠しくて、正直そんなことはどうでもいいかもしれない。 ついに手を出してみた。石原の10年日記。 石原出版社 日記 2019年 石原10年日記 B5 こげ茶 N101901 出版社/メーカー: 石原出版社 発売日: 2018/09/03 メディア: Diary この商品を含むブログを見る 子どもの頃、母が家族日記と育児日記でそれぞれつけていた。当時は何にそんなに惹かれたのか自覚はしていなかったけれど、母…

  • 箱の世界

    いつも、1DKの1人で住むなら狭すぎず広すぎない部屋におさまっている。 1週間168時間のうちの平均160時間くらいを、ここで過ごす。 時々、外に出る。 ドアを開けると、全然違う世界のように感じて、場違いのようで、ひるんでしまって、エレベーターに乗るのが怖くなることがある。 それは、年末年始の、人や車通りの少ない静かな空気に通ずるものがあるのだけれど、毛色は違っていて、突然全然知らないRPGの世界に放り込まれたような、そんな疎外感があるような気がする。

  • 鬱蒼した竹藪の中を、ただひたすらに突っ走るようにして生きてきた。 はてなが、1年前やそれ以前の11月頃に書いたブログをのせたメールを送ってきた。 その記事の中で私は、そういう生き方をしていたということを思い出した。 何に対してどう自分が傷つけられるのかもわからないまま、ただ目の前の生活を送るためだけに走り続けていた。 転んだり、ひっかかったり、擦りむいたりしながら。 それは今はなくなったとは言わないけれど、当時から比べたら随分よくなったように思う。 そのきっかけのほとんどは人で、そういう出会いに関してはとても恵まれている、私は。 何から身を守りたかったのか、どういうことがつらかったのか、これか…

  • 茶色に白に、時々黒。 気遣い屋で、内弁慶で、我慢強くて、本当にしんどくなるまではギリギリまで元気に振る舞う、強いいきものだった。 自分が可愛いことをよく知っていて、あざとい一面もあった。 そんな1号も、10月7日に旅立ってしまった。 11年ときっちり半年楽しく過ごして、3日かけて少しずつ片づけていくように旅立っていった。 そのあとは本当に何一つ残らず、きれいな死に方で、最後までよくできたいきものだった。 翌日に火葬をして、お世話になった病院に連絡をして、その次の日には死亡届を出して、大量の写真の中から見繕った写真を200枚近くプリントして、アルバムを買って、アルバムにしまって、それでも足りない…

  • 散歩が嫌いだ

    歩くことは好きだし、色々な景色を眺めてまわるのも好きだ。 でも、近所の散歩は嫌いだ。 仕事柄何度も何度もぐるぐると自転車で走り回ったこの町は、色々なことがありすぎて、記憶のフラッシュバックを肉体で行っているような気分になるし、何よりこの景色に飽きている。 もちろん、コンディションによって景色の見え方は変わるだろうし、そもそも日々わずかでも変化しているのは理解しているのだけれど、大体同じようなものを何度も見るのは、あまり好きではないのだろうと思う。 見れば見るほど、慣れれば慣れるほど、道のりがとても長く感じるようになり、その気だるさが時々無性に嫌になるのだ。

  • 鍵探し

    色んな物事をほんの少しずつ試しては、あれでもないこれでもないと、まるでたくさんの扉を小さなカギで開けては次へ、開けては次へと開け放っていくように過ごしている。 この前は久しぶりに正解を引いてブログなんかを書けたし、その次はほんの少しだけれど絵を描くこともできた。 まだ、電光掲示板の調子が悪いらしい。 ここまでしか書けなかった。

  • 脱落

    結局3ヶ月で脱落してしまって、元通りの生活を送っている。望まない方の。 もっとシャキシャキしてたのに、あれもこれもやりたいと思うほど元気だったのに、今では恐ろしいほど何もしていなくて、ゲームすら面倒に感じられるものの、有り余る時間をどうにかしたくて、動画を観たりなどして悪戯に消費してみたりしている。 本当は今日も悪戯に消費してしまって、ブログなんて書く気もなかったのだけれど、はてなから1年前~数年前の今頃に書いた記事についてメールがきていて、そのつながりがいろいろと面白かったので、こうしてパソコンを開いている。 ADHDだということがはっきりして、ちょうど1年だったらしい。 相変わらずやる気が…

  • 明けましておめでとうございます、すらも

    書いていなかった先月だったのだなと、今ぼんやり感じている。 文章の書き方なんてどこかにすっ飛んでしまったようで、自分の中に何もなくなってしまったようで、なんだかぽっかりと穴の開いたような感覚だ。

  • 今年も、手帳を買いました。

    お題「愛用している手帳」 ほぼ日手帳オリジナルと、WEEKSのサンドベージュ。 なんとか来年から働くことが決まって、そのためにWEEKSを追加。 メモページが多いから、メモにもできるんじゃないだろうか、と考えている。 オリジナルは、使いこなせるか分からないけれど、前みたいに使えたらいいなぁなんて思っている。 私の中からどんどん色んな興味が消えていって久しいのだけれど、手帳を買おうと思うようになるくらいまでには回復してきてるようで。 仕事も手帳も、頑張りすぎずにやっていけたらいいなぁ。

  • それでも覚えていたようで

    書いたら書いたで覚えていてくれるのだから、はてなはあまのじゃくか何かなのかもしれない。 久々にログインしたはてなは、しばらく何も書いていなかったにも関わらず、今月のPVが100を超えたことをお知らせしてくれていた。 ブログの存在は頭の片隅にずっとひっそりと佇んでいる程度には覚えていたのだけれど、なかなか書けなかった。 電光掲示板は、気まぐれにガタガタと動いていたように思う。ただ、前のように書けるかどうかが分からなくて逃げていたのかもしれない。 元々大した文章など書いていないのだから、逃げるも何もないのだけれども。 昔から、こうはなるまい、ならないだろう、と考えた方向に物事が進むことが多かった。…

  • 休止中

    いつもなら気まぐれに文字を流しだす脳内の電光掲示板が休止してしまって、しばらく経つ。 文章どころか、好きなこと、好きな食べ物、やりたいこと、楽しいこと、その他いろんなことが分からなくなってしまって、途方に暮れている。 元に戻りそうな兆しがほんの少しだけあるものの、なかなか着火せずに、もどかしい気持ちだけがただぐるぐると回り続けている。 そんな毎日も、もう何ヶ月目だろうか。 ADHDの相方に鬱状態というものがあることはよく分かったのだが、肝心の飼いならし方は分からないままである。 生きづらさの正体が分かっただけよかったのかもしれないけれど、それでも、生きづらいなりに楽しく過ごしていた時期もあった…

  • あぁ、やっぱりか。

    1年前はどうしていたのだろうかと、過去の記事を掘り返してみた。 それっぽくやっているように見えて、実は、ある意味で最強に空気が読めていなかったのではないかと、ゾッとしてみたりしている。 まぁ、そうしたところでどうしようもないのだけれど。 先日の通院で、「知ってよかった、大人のADHD」という本をすすめられた。 先の記事で普通の範囲内だと書いているのだが、どうやら、ADHDだったらしい。 生きづらさの理由が半分はっきりしたものの、どうしたらいいのか、困惑していたりする。 とりあえず、本を読んで向き合うところから始めてみようと思う。

  • 遠心力

    ゲーム機を開いて起動し、少し眺めては閉じ、本を取ろうと起き上がっては悩み、寝ようとしては起き上がり、出かけようとして着替えを手にとっては元に戻す…そんな、何かにぶんぶんと振り回されているような生活を送っている。なんだか最近のこのブログは鬱日記みたいになってしまっているが、それはそれで仕方ないのかなと思わなくもない。面白くはないのだろうけれど。 薬のおかげでフラッシュバックは大分ぼんやりとしたものになったが、薬の副作用なのかそうでないのか微妙なところではあるが、だるくて床や布団にへばりついて離れられなくなってしまうという困った問題もある。 ニート1号こと犬は私が家にいることに完全に慣れてしまい、…

  • 波乗り日和

    大体2週間~1ヶ月に1回くらいのペースで波の切り替えポイントがやってきて、落ち着いたり、なんだかテンションが高くなったり、反対に生きているのが嫌で嫌で仕方なくなったりしする波に乗せ換えられているような日常だ。 今は生きているのが嫌な方で、何があるわけでもないけれど、生きていること自体が辛くてやるせない思いに足をつかまれて逃げられないような、そんな感じである。 それは記憶している限りだと子供のころからで、生の違和感とは死ぬまで切り離せないのだろう。 だから大したことないといえばそうなのだけれど(別に自殺願望や希死念慮があるわけでもない。それとはまた違う気がする)、しんどいものはしんどいので、その…

  • たらればっていうと

    なんだかおいしそうだよね、"ればにら"みたいで。"ちーたら"とかさ。 今週のお題「私のタラレバ」 たらればっていうのは好きじゃなくて、「あの時、こうしておいたら…」と思ったところでやっぱり過去には戻れないし、仮に戻れたとして現在の自分を捨てることになる。更には、過去に戻って違う選択をしたところで結局またたらればしてしまったら大まかには同じことだし、何が言いたいかっていうと、そういうのって宇宙やなんかみたいで面白いですよね、っていう。 ああ、でも1つ挙げるならば、私に今の倍くらいの"ゴーイングマイウェイ感”があれば、あの時へこたれずに自分のサーブで点取り虫をやりながらバレーを続けられただろうし、…

  • みのの中のあの子

    昔は、ミノムシがとても好きだった。 あの見た目に心底惚れこんでいて、見つける度に枝や壁から外しては、てのひらの上で転がして弄んでいた。彼らにとっては大迷惑な話である。 一度だけ、子供ながらの好奇心で、みのをそっと剝いでいったことがある。 そこから出てきたのは、きっとかわいらしい虫が入っているんだという期待とは裏腹に、茶色くて細くて少しげじっとした、変な虫だった。 今でこそかわいいと思うのだけれど、当時はそれがなんだかつまらなくて、確か、殺してしまったと記憶している。そうやって生死について学んでいくものだとは言うけれど、それにしては私はたくさんの生き物を殺してきすぎたのではないかと、ふと罪悪感に…

  • 明けていたらしい、

    というタイトルで、以前も記事を書いたような覚えがある。どうだっただろうか。 そして明けたどころか、だいぶ過ぎている。 いつの間にか、ブログを作って4年が経ち、年が明け、新年でとまっていた外の空気が完全にもとに戻っていた。 私といえば、相変わらずミノムシのように毛布や家に引きこもりながら、時々やむを得ない用事のために外に引きずり出されると、そのあとは数日間一切外に出ず、大人しく資格の勉強や絵、ゲームに時間を費やしている。 世間ではニートとでも言うのだろうか。しかし、働きたくないわけではない。ただ、現在ある会社の中から自分に合った殻を探すよりは、自分の好きな材料を集めて糊でくっつけて、自分に合う殻…

  • 「何もしてないのに、疲れた。」

    それが最近の私の口癖であり、起き抜けと夕方に必ず一度は発している言葉である。「脳が疲れているんだよ。」と言われたので、少しでも脳みそに優しくしてあげようと、バナナミルクを作って飲んだところだ。がんばれ、セロトニン。よくわからないけれど。 少し前に、同居人ができた。 1人で生きていくものだと思っていて、周りとも中途半端に距離を保ち続けていた私らしくないといえばそうなのだが、何より自分自身が一番驚いている。 他人(私にとって、自分以外はすべて他人認識だ。たとえ親だとしても、生命単位が別な時点で他に分類されるのである)と生活を共にするなんて完全に無理だと思い込んでいたのだから、当然だろう。 そうする…

  • 一番になりたかった話

    中学生あるいは高校生くらいからだろうか。 学校の成績の、音楽・国語以外は特に何がずば抜けているわけでもない平均少女だった私が、気付けば一番ばかりを目指すようになっていた。 一番といっても自分の情報の中での一番という、都合のいいんだか悪いんだかよくわからないような一番だ。 今も根本は変わっていないのだが、性質は少し変わったのかもしてない。 なぜそうなったかといえば恐らく母親で、数学と短距離とピアノを得意とした母親は、私が何かしらでそれなりの記録をたたき出すと決まって、自分はいかに優れていた学生だったかを語りだすのだ。もちろん薬学部に合格するような人だからそれなりではあったのだろうけれど、受験とい…

  • 付箋でタスク管理

    以前A4の無地ノートでやっていたものをもう一度やりたいと思って、当時参考にしたサイトを血眼になって探していたのですが…灯台下暗しとはこのことでしょうか。 いまんちゅ (id:imanchu)さんのブログで見たものでした。 imanchu.hatenablog.jp 早速印刷して、手元に確保w ちょうど100均でかわいいノートを見つけていて、そのノートを買うために理由をつけたのも一部あるのですが、もともとやりたいと思っていたことでもあるので、気にしないことにします。 付箋は、余っていたこれと、使っていない緑色の5種類。 色分けをして使っています。 オレンジは欲しいもの、青は仕事がらみ、黄色は家の…

  • 脳内電光掲示板のはなし

    まるで数本の長い髪の毛を集めたような、30本以上はありそうな短い髪の毛の群れを排水溝へ見送り、ため息をついた。この頃はもう、どれだけ抜けるかを楽しむようになってきている。電光掲示板というものは非常に気まぐれで、頭を洗っているときに浮かんだ文章を逃がさないようにしながら髪を乾かしてラーメンを作るためのお湯を沸かし、そうしてようやくパソコンに書き写してから袋ラーメンを作り始めると、隙を突くようにしてまた、嬉しそうに文字を流しだすのだ。おかげで私は今、ラーメンを食べる手を休めて、この文章を入力している。そう。まさに今、この文章を入力しているところだ。すっかりと小さくなってしまったであろう私の胃袋は早…

  • 近況

    最後に涙を流したのは、1ヶ月以上前だったか。目が乾燥していることにすっかり慣れきってしまい、目には涙腺があるということもまた、すっかりと忘れきってしまっていた。安定しているように感じるのに実はきれいな不安定のままで、薬を減らしたいという思いだけが先走り、もらった袋には、エビリファイという文字と導入方法がボールペンで書かれていた。 それが抗鬱剤ということや統合失調に効くということだけは知っていたのだが、どうやらフラッシュバックにも効くらしい。これで楽になるのだろうかと期待もするが、やはり、何も飲まずに普通に生きたいと思うのである。その帰り道に、それまでは何ともなかったのに、急に涙腺が緩みだしてき…

  • 小さな隙間に

    挟まりこんで、両腕両足をつっぱりながら、にじりにじりとよじ登っては諦めかけて少し落っこちてみて、それでもやっぱり諦めきれなくてつっぱって、またにじりにじりとよじ登る生活を、ずっと続けている。 最近またその、落っこちるんだか再び登り始めるんだかのサイクルに入ったのか、安定剤の上から下から構わずあふれ出てしまう不安定感を何とか飼いならしながら、1つの区切りを終えたところである。飼いならした、というよりは、仕方ないなと養生させてやっているだけなのかもしれない。 気が付いたら頭の中の電光掲示板は業務中以外仕事をしなくなってしまって、むしろこっちの方が本業なのだから起きろよと言わんばかりに無理矢理色々考…

  • 猪のごとく

    馬鹿みたいに前向きで、馬鹿みたいに都合よく理屈をこね、馬鹿みたいに開き直る。それが、ここ最近の私である。 1~3年に一度は職を変わってきただけあって、多少は図太くなれたのだろう。 いくら社会にいようが、結局一人の人間であることに変わりはない。 その、ただの一人の人間の一生をどう使おうが構わないじゃないかと今私は、面白い仕事探しに夢中になっている。たかだか生活費を稼ぐための仕事なのだから何でもいいのだけれど、そして自分なら何でも楽しめる性質なのだがら尚更何でもいいのだけれど、それでもどうせなら面白い方が…と欲を出す自分が、結構好きだ。 今の仕事も好きだし、楽しさもあった。けれど、環境はどんどん厳…

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