図書館司書の書く書評や、本の感想。本との出会いや、備忘録。読書記録。
図書館司書の資格を取りました。本を読むようになったのは大学を出てからです。もっと早く本と出会ってたらなぁって思います。読書家と呼ばれるように、本を片手に頑張ります。
イギリスの教育では生徒指導と言う言葉の代わりに羊飼いが羊を導くという意味のパストラルケアという方法で行われるらしい…。 そんなことを調べながら、そもそもイギリスの教育とは?と考えて、図書館に向かう。 イギリスの教育と日本の教育を比較しながら、著者と著者の息子の経験から書かれた本書はイギリスの教育の複雑さや、日本の教育との様々な違いを浮き彫りにしてくれる。特に「クリティカルシンキング」について行われる授業の説明はとても分かりやすい。ヨーロッパではクリティカルシンキングと言う科目があるといわれても、批判的思考と訳してみれば、何のことだかわからない。具体的な授業内容を読むと、そうか物事を論理的に考えて伝えるとはそういうことかとわかる。また、教育に関するそれぞれの国の背景や問題点も違うことから、同様な方法をとることが難しいこともよくわかる。そう考えていくと日本に居て多くの国の教育について知るこ..
ドラマを見終えて、知り合いに単行本をもらった。4冊の本である。ドラマは以前に流行ったものは見ていなかった。今年放映されたものを見た。面白かった。そして原作を手にしたわけだ。最初の二冊。以前に放映されたドラマの原作は一気に読むことができた。先が気になるから。しかし、後半二冊はドラマで見ただけに進みが遅い。しかも、出演者のイメージがドラマそのものになってしまう。しかし、ドラマは原作をかなり誇張し、ストーリーを付け足して作られていたので、小説を読みがらその違いを探すのが楽しかった。さらに、社会の摂理というか、易きにながれようとするのを戒めるドキっとする一言が自分自身に刺さるのだ。正しすぎるのも辛いし、清濁合わせ飲む頭取の雰囲気がすごく心地よい。長い期間をかけてチビチビ読んできたので、内容もだいぶ忘れたし、まとまりのない書評になってしまった。 半沢直樹 1 オレたちバブル入行組 (講談社..
もちろん私の事ではない(笑)。読書の記録である。 「東大」とあるだけで、ふと目を止める人も多いのではないだろうか。 私もその一人だった。そういう人は学歴にコンプレックスがあるのだと思う。 そんなわけでじゃあ東大生がどれほどのものなんだという思いでこの本を手に取った。 ところがである…東大生はやっぱり優秀なのだ。与えられた課題をこなすということでいえば…。東大卒でありながら、こんな人生を送っている…東大卒と言うことに逆にコンプレックスがある…などというが、それはどの大学であれ、どんな社会であれ、大なり小なり同じことが起き、同じように悩んでいる人は多い。 だが「東大なんか…」と書かれれるから、本になり、買う人がいるんだろう。 読みながら、東大のせいにしてちゃだめだろう、と思うことがたくさんあるのだ。だから、一番感じるのは、「東大」いうキーワードに反応して、この本を手に取ってしま..
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