荒ぶるタマシイ
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ハンドル名
なまさん
ブログタイトル
荒ぶるタマシイ
ブログURL
https://araburutamashii.blog.ss-blog.jp/
ブログ紹介文
図書館司書の書く書評や、本の感想。本との出会いや、備忘録。読書記録。
自由文
図書館司書の資格を取りました。本を読むようになったのは大学を出てからです。もっと早く本と出会ってたらなぁって思います。読書家と呼ばれるように、本を片手に頑張ります。
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なまさんのブログ記事

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ハンドル名
なまさん
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荒ぶるタマシイ
更新頻度
41回 / 341日(平均0.8回/週)
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荒ぶるタマシイ
  • 人間力

    組織改革について書かれた本である。ただ、具体的ではない。確かに具体的に書いたとしても...具体的に書けば書くほど、他には応用できない。基本的な考えは上意下達ではダメだと言うことである。権力では人は変わらないと。 環境が変われば人も変わり、自分が決めれば人は動く。ただ、リーダーたるは未知なる場所に向けての強制力も必要とするが、それはメンバーを道具として使うのではない。 意見を聞き、意見の方針でいくのなら、言った人ではなくそこに全責任をとるのはリーダーである。 人間力...いま、よく使われるこの言葉を最初に使い始めた人らしい。 人間力―そこにどう火を点けるか作者: 藤田 英夫出版社/メーカー: NTT出版発売日: 2012/11/30メディア: 単行本

  • 「自分の壁」を越える授業

    医学ロボットの先駆者である東京大学の生田先生の本。「バカゼミ」が有名らしい…読むまでは知らなかったのだけれども。 人生の中での回り道は回り道ではなく、そこで経験した多くのことが今の自分を作る。 周りの人と同じことをやるのではなく、自分だけの道を選ぶそんな「バカ」が天才と呼ばれるようになる。迷路はゴールからスタートへ戻れば、まるで成功ばかりのように見えるかもしれないが、人生にはそんなことはあるはずがない。振り返っているから成功に見える部分には実際にはたくさんの失敗がある。しかし、失敗は失敗ではなく、トライしたことによる学びだ。 コンセプトを大切にして、リスクを取って、そして信じた道を行く。 なんとなくスポーツにも通じるところがあると思う。スポーツドキュメンタリーによく出てくる言葉が多く、そんなわけでどんどん読み進めれた本であり、メモは取らずで終わってしまった。 ..

  • 教師と「人間観」

    題名に、おっと思って手に取ったが… 何とも言葉遊びに付き合わされているような感じがする本だった。特に、語尾の言い回しがくどいと言うかなんというか…哲学書というのはこういう書き方をせねばならぬものなのか(こんな感じかな?笑)。それでも、人が持つ人間観として「よく生きたい」と思うとのこと。「よく」という言葉にいくつかの意味があり、これが混乱をさせている。よくというのが、本来の意味である「よく」というもののほかに、善悪や正、不正のような二元論としてのよくを含むことが問題であるという提起である。 読んでみて、人はみんな「よりよく生きたい」と思っているということに疑問を持たない私としては、よくが「善悪などの二元論」で使われることで、言葉が行きつ戻りつしてしまうという感覚はよくわかった。 そんなわけで、学校の先生は、生徒を含む人は常に「より良く生きたい」と思っているのだから、それを信じて付き..

  • 柔道 その歴史と技法

    「柔道は負ける練習から始まる。」 そんな話題で人と話しているときに、いつから受身の練習をするようになったんだろうという疑問がわいた。 図書館に行くと、柔道に関係する本はあまりなく、その中でも答えをくれそうな本を探した。 柔道の受身は1597年生まれの関口新心流柔術の流祖が猫の宙返りを参考にして屋根から落ちる稽古で体を守る方法を工夫したところが始まりのようである。 柔道とは、加納治五郎が諸派の柔術やレスリングなどの格闘技を、体系的にまとめて体育として世に作り出したものである。その背景にある歴史的・文化的、思想が書かれた本であったので読んでいて、柔道の奥深さを改めて考えることができた。 でも、受身の技術がどのように生まれ育ち、結果的に指導の中で重要視されるようになったのかはわからなかった。 まずは受身から…その常識を変えれたらいいのになぁ。 柔道 その歴史と技..

  • 反転授業

    先日読んだ、教育哲学の本に出てきた反転授業。 大まかな考えはネットで調べて分かったが、今回はもう少し詳しくと思い本を手に取った。 基本的には講義を集団の前で行えば、内容の進み方が早すぎる人も、ちょうど良い人も、遅すぎる人もいる。さて、誰に合わせた講義をするべきか…。 時に休んだ生徒がいる。その生徒に個別に補習をしていくべきか…。 知識として学ぶことは、集団で行わなくても、個別にビデオを見ればできる。最近では予備校ではネット授業が見たい時に見たいように、一時停止も早送りしながらでも見ることができる。 反転授業は、講義形式の授業内容は課題として、家庭でビデオを見ることで終わらせる。そして、学校では、生徒のレベルに応じた演習を行いながら、必要な時に仲間と相談し、先生が指導する。 教えることが大切なのではなく、生徒自身が学ぶことが大切である。 教室と言えば、先生が教えて、生徒..

  • 絶唱

    小説とは読みだせば、時間を忘れて読んでしまうもの。 そういう感覚がとてもいい。さて、今回は湊かなえの小説である。 1人の登場人物によって4つの物語が一つの物語に繋がる。 短編であり、長編である。このドキドキ感がとても好きだ。 今回は阪神大震災とトンガの二つのキーワードで繰り広げられていく物語。 著者自身がトンガで海外青年協力隊に参加した家庭科教師であることから、フィクションなのかノンフィクションなのかと考える。きっとノンフィクションをフィクションにして伝えたかった思いがあるのだろう。 読者の勝手な想像として、誰しも心の中にそのままでは伝えられないけれど、他の表現で伝えたい話したい(離したい)思いがあると思う。そういう思いが登場人物に載せられて物語として伝えられるんじゃないだろうか。 災害は突然やってくる。そして、望まずとも多くの物語を残す。阪神大震災の朝、テレビで見た光景を思..

  • 蝿の王

    先日読んだ、教育哲学に少し話題を提供していた小説である。ちょっと興味があったので借りてみたが、これがとても読みづらく頭にストーリーが入ってこない。 翻訳された本だからかなぁ。それでもなんとか最後まで読みきったが...ここに書くほどのことはない。 子ども達がある環境に置かれたとき、狂暴な組織集団に変わっていくのだが...。 とりあえず読んだぞってだけの記録でした。 蝿の王〔新訳版〕 (ハヤカワepi文庫) [ ウィリアム・ゴールディング ]ショップ: 楽天ブックス価格: 1,080 円 蠅の王 (新潮文庫)作者: ウィリアム・ゴールディング出版社/メーカー: 新潮社発売日: 1975/03/30メディア: 文庫

  • 教育哲学

    教育関連の本を読んでみると、では、教育は何のために行われるのかと考えるようになる。 そんなわけで教育哲学と名のつく本を手に取ってみた。 著者の宇佐美は痛快に教育哲学研究者の批判をする。 研究とは自分の新しい発見や自分の考えを示すものであり、どこどこの国の誰々さんが語った、書いた本の紹介をすることではないとのことである。 教育哲学の本を手に取った理由はまさに、その過去の偉人がどう考えたかを知りたかったのもある。ただ、それは教育思想であり教育思想史が正解だそうだ。 では、教育哲学は何か。そのことについて他者の意見や論文を批判しながら、また自分の書いた論文と比較しながら話は進んでいく。この過程こそが哲学なのだと。教育思想は、踊っても、歌っても、読経しても、どんな表現方法でも発表はできる。実践が伴い、その人の人柄にまで触れられる。教育哲学は、そういった思想の概念を分析し、作り直し、透明に..

  • 長谷川博之の「学級通信」365日全記録

    学校の先生をしている知り合いのお母さんに紹介していただいた。 紹介していただいたからには読まねばならぬ。最初は図書館で借りようと思ったが、せっかく紹介していただいたタイミングに読もうと、購入した。 結構、お高い本だった。しかも、上下巻。 最初は、何年分のをまとめたんだろうと思った。ところが1年間の学級通信をただそのまま本にしたものだった。こりゃえらいものを買ってしまった。そして、字が細かい。笑 一日1枚で最大でも365枚である。学校に通うのは200日ほどだから最大でも200号だと思ったが、どうもそれにしちゃあ本が厚い。一日に何枚もの通信が出ている。それも、自信たっぷりな言葉の数々を書きこんでいる。 生徒たちとの日記のやり取りが1年にわたって続けられている。 下巻を読んでいるときに、ふと「アルジャーノンに花束を」の小説を思い出した。子どもたちの文章が成長していく。 長谷川先..

  • きみの町で

    一人で飲みに行こうと思ったときに、楽天ブックから届いた封筒を開けて手に取った。 これなら読めちゃいそうだ。 それくらい薄い本だった。 僕の好きな?好みの?似た?重松作品である。短編集は飲みながら読むにはなかなか難しかった。つい、隣で話をしているひとに意識がいって内容がが頭に入らない。 そんな短編が繋がるときが来る。 これは哲学にくっついた小説なんだ。そう思ったら違う見え方がしてきた。短編がくっついてちゃんと一冊の文庫を構成している。 災害がもたらす切ない別れを表現し、自由と不自由を考えて...。 お迎えが来たから帰る。 現実へ... きみの町で (新潮文庫) [ 重松 清 ]ショップ: 楽天ブックス価格: 432 円 きみの町で (新潮文庫)作者: 重松 清出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2019/06/26メディア: 文庫

  • きよしこ

    本を紹介してほしいと言われた。 そんな時に、紹介するならこの本だと思っていた本がある。 「きよしこ」だ。重松清が、吃音のある少年の母から励ましの手紙を書いてほしいと頼まれて、手紙ではなく小説を書いた。 僕は吃音ではない。でも、小学校のころから自分の中に、恥ずかしいと思うところがあった。 そんな僕が大人になって、「きよしこ」と出会った。その時の何とも言えない思い。自分の欠点を抱えて成長していく少年の気持ちにとても励まされた…ような気がする。 なぜ、気がするなのか…それは具体的な内容はあまり覚えていない。そんな時にこのブログに頼ればよいと思っていた、ところがブログに記録もない。 記憶をたどるよりも、もう一度読むことにした。 きっと前とは僕の置かれている状況や心境が違うのだろう。 思っていたほど、励まされるような小説ではなかった。 でも、そうだよな、そうだよなって相槌を打ち..

  • 自信をもてないあなたへ

    人生いろいろです。いろいろなことがある時、いつも自分と向き合い自分のせいにします。 でも、それは自分のせいなのでしょうか? 過去は変えられないと言います。でも、過去は変えれれるが、未来は変えられないとも言います。 過去をどう捉えるかで、その意味は変わります。 最初に読んだときは、数日で読み切れてしまうくらいに文字を追いかけていました。 頭に残らない、ただ読んで本棚に移されるという流れです。 でも、ある人にその本を章ごとにレポートにして紹介してほしいと言われて、この本との向き合い方が変わりました。人に紹介しようと思うだけで、読む深さが変わります。 この本に書かれている通りに実践すれば年単位の時間が必要になります。 それくらい一度染みついた自分への評価を変えることは難しいです。それでも、できるところから少しずつ実践してみると、ヒントがたくさんあります。生きやすくなるヒントで..

  • 教育の力

    アドラーの本を読んで、教育の大切さを感じた。 原因ではなく、過去ではなく、これからの教育の大切さを。 さて、では、教育とはなんなんだろう?何のために、何を求めて教育はされるのだろう? それを考えずに、教育方法という手段の良し悪しは語れず。 そんなわけで、「教育とは」を求めて、本を探すと図書館で出会ったのは苫野一徳の「教育の力」であった。さて、一冊の本を読んで、それに信奉するように、答えを求めてはいけないと思う。 しかし、私は本を読みながら、本を信頼する傾向にある。批判的な読み方が苦手なのだ。すんなり受け入れながら読み進める。 今回の内容は最後まで、公教育は個人が〈自由〉を獲得するために、他者との〈自由の相互承認〉をするための、〈公共の福祉〉としての平等性こそが、教育の目的であることを土台として、学力を「学び続ける力」と位置づけ、教育方法として「個別性・協同性・プロジェクト型..

  • 嫌われる勇気

    なぜだろう。何となく、もう一度この本を手にした。 以前に読んだことのある本をもう一度読み直すことは自分にとってあまりない。 でも、何となく惹かれるようにアドラーの「嫌われる勇気」を読むことになった。 人は求めているときに、求めているものに出会う。 それは自分の周りには常に多くの情報や可能性が通過しているのに、自分が気づくか見過ごすかの問題だと思う。身近にいた人が、実はすごい人だったという時は、ただ同じ人をみて自分のとらえ方が変わったにすぎない。 さて、今の僕はこの本を必要としていた。 スタートからゴールを目指し、その中間地点を下を向いて迷いながら歩いている、そんな自分がいることを見せてくれた。人生においてスタートもゴールもなく、「今、ここ」を一生懸命生きる。目的は幸福になることであり、自分が幸福になるためには、共同体へ貢献することで得られる貢献感を感じることである。誰か..

  • 世界のエリートはなぜ、この基本を大事にするのか?

    久しぶりのビジネス書である。職場を去る方から、部屋の整理を手伝った際に、頂いた。頂いてからしばらくたったが、ようやく読み終えた。 著者はゴールドマン・サックス、マッキンゼー、ハーバードでMBIを取得と言う職歴と学歴である。 社会に出てから、さらに学ぶために学校に通うのはとても大切な機会になると思う。 今回の本の中で、日本人の?という一般化をしてはいけないが、与えられた機会に後悔のない対応をすることの大切さを考えさせられた。それは失敗を恐れない行動と常に先を見ることである。失敗を恐れて発言をしない、今の環境を最大限の環境とは思わず、人間関係を常に広げていくことである。この二つは僕が振り返って後悔する内容である。なぜ、あのタイミングで言わなかったのか...、閉鎖的な環境でなぜ外に視線を向けずに内にばかり答えを求めたのか。 この二つは、経験の上にこそ大切なことだと気付くことになる。ビジネ..

  • ノーサイド・ゲーム

    新聞の広告を見た時に読みたいと思った。ただ、小説は文庫でなきゃ買う気にならない。図書館で借りることにした。 ところがなかなか僕の手元に届かない。そして、日曜劇場が始まった。はっきり言って第1話で泣けた。これが周りに聞くと同じ感想を何人からか聞いた。ラグビーはやっぱり熱くなる。 そして、本が届いた。読み始めると、試験勉強に差し障ると思って中々読み始めれなかったが、今朝出張先で読み始めた。 ドラマの第1話と内容が重なりながらもドラマの方がかなり作り込まれた話になっている。原作は割りとあっさりと進んでいくが、ドラマは一話にすでにいくつものドラマがあった。 読み進めるとドキドキが止まらない。ラグビーそのもの、試合の描写も手に汗に切るが、場外での会社内や協会内での話題にさらに考えさせられる。アマチュアイズムを最後まで突き通してきたのはラグビーである。金のためにやるんじゃないという崇高な理..

  • 聖なる怪物たち

    二冊続けて医者を主人公とした話しだ。前回の本を紹介してくれた人が貸してくれた。医療系の話が好きなんだろう。 今回は医療ミス?を犯した医者とその周りで多くの人たちの思惑が重なりあって一つの事件をつくりあげる。 子どもは誰の子で、母はなぜ死んだのか...一人一人の登場人物か、それぞれの思いを持ち、嘘を重ねる。重なった嘘は大きな事実と絡み合って、正義や倫理を越えていく。 誰もが自分の中にあるものと向かい合い、誰もが自分自身を欺きながらこの先にもストーリーは続いていくのかもしれない。 「なぜ、あの時に...」という思いは誰しもが持つものである。そして、その思いはその先の人生で何度も思い出されては自分を苦しめる。 小説のなかで生まれてきた赤ちゃんは、なにも知らず、しかし、両親に常にそんな思いを抱かせながら育っていくのであろう。 嘘から生まれた生と死によって、この物語は最後までハラハラ..

  • 雲の階段

    友人にオススメの小説を紹介してもらった。 それが雲の階段である。 東京の離島で医療事務で働く青年が、医師不足の島で医院長に医師としての技術を教わりながら、高校しか出ていないながらも医療行為を行う。だが、島の医院不足は深刻で技術をもつ青年は次第に医師として扱われるようになる。 そこで出会った女性と恋をし、その父親の大病院に医師として働きながら、偽医者であることがいつバレてしまうのか、その危機と医者としての信念や、お金持ちと貧しきものの医療差別について考え、結果的にはそれが原因で出会った昔の仲間からも揺すられるようになり、自分の首を絞める。 さて、上下巻に別れた長編小説で、いつ偽医者とバレてどんな扱いを受けるかをドキドキしながら読み進めたが、いっこうにバレることもなくページ数は減り、最後は...。なんとも許せないきれいな終わり方だったと僕は思う。 この小説について僕は紹介して..

  • 鬼の跫音

    知り合いに読んでる小説を聞くことがよくある。 多くの場合、素敵だと尊敬する方だ。 さて、道尾秀介のこの本を読んでいると教えてもらった。 6つの短編を集めた文庫本。どれもゾッとする最後を迎える。読んでいる途中で結末が想像できる部分がある。そこからがゾクゾクする。 予想した結末に向かっていくからである。直接は言葉として伝えず、その状況を想像できるような書き方をする。そのイメージだけを残して、物語は終わる。 なんとも不思議な感覚。 僕は根っからの怖がりだが、怖さの種類が違うように思う。 人が殺されるサスペンスであるが、殺されたことに注目されない。登場人物たちの心の部分が注目される。だから怖い。 鬼は人の心に住むのか、それとも普通を鬼に変えてしまう瞬間があるのだろうか。 さて、これを紹介してくれた人はどんな感覚でこの小説を読み進めたのだろう。それを考えるのが次の楽..

  • ヴァルキリーズ

    アルケミスト以来、気になる著者であるパウロ・コエーリョ。 今回は時間がかかった。とにかく言葉が入ってこない。この物語を物語としてフィクションとして受け入れようとしてきた。しかし、実際にパウロが体験したものだと、あとがきや、解説で知る。天使を探し天使と話すことを目的として旅に出るのだ。なんとも神秘的であるが、最後のところまで来て、フォーカシングであり、未来思考のアドラー心理学のような体験を天使との会話と呼んでいると感じた。 私たちは経験を通じて成長するが、経験が重い足枷となり、本来持つ力を信じられなくなることがある。 その足かせを外し、自分の内側の心を聞くために、人は自然を受け入れて、その偉大さのなかで、足枷の小ささを知らなければいけないのだと思う。 悟りを開くために、修行の旅に出るのと同じような感覚なんだろうか。 なかなか読み進めれない本を、最後に一気に読みきれたのは、次なる..

  • ロマンシェ

    また、小説の新しい扉を開けたのかもしれない...。読み始めたときのなんとも言えない気持ち悪さと言うか、僕が読んでいいのだろうかと考えてしまうキャピキャピ感がいっぱいだった。 女性らしさを持つ主人公が、同級生への恋心を抱きながらパリでハチャメチャな出来事に遭遇していく...。いつの間にか、はまっている自分がいるではないか。芸術家である主人公と、物語に登場する小説家の関係が深まっていくことで話の面白味も深まる。小説家とは、自分で自分好みの物語がつくれることに、嫉妬してしまう。僕も自分の物語を書いてみたいし、物語を書くように現実の自分も生きたいと、物語と現実を行き来しながら読み進めていく。 そして、解説まで含めた全部を読み終えたとき、物語がいつの間にか現実とリンクしていた理由がわかった。とんでもなくファンタジーな部分と、現実の世界を繋げてしまうのは、小説家の領域を越えている。 読み終えるの..

  • 星がひとつほしいとの祈り

    この本を手に取った理由ゆえにかもしれないけど、切なくなる短編集だったなぁ。 いけない恋の終末というか、でも望まぬともそうなることもあるじゃないかと、切なさの中に考える。読み終えて思うことは、原田マハさん、なかなか面白いってことかな。ホームページのプロフィールから、すごい道を直感と度胸(←本人曰く)で歩んできたんだなぁと、感心してしまう。努力家なんだろうなぁ。正直者なんだろうなぁ。 この小説のいずれにも嘘はないように思う。そう感じてしまったんだから仕方ない。だから、切なくなる。答えの出しにくい問題提起で、その先にある答えはご自分でどうぞって感じがする。どれが一番...そう言えないのが短編集。どれもそれぞれに違う景色を見せてくれる。そう、まさに実際の街がちゃんと物語に溶け込んでいる。方言がそう、情景がそう、川や駅の名前がそう、僕もそこに行ってみたいと思わせる。実際に、その場所には訪れた..

  • 父からの手紙

    本屋にふらりと入って、小説を探した。特にどれと決めいたわけではない。なんの用事で本屋に行ったのかも定かではない。 ただ、父と娘の感動ミステリーという帯にひかれて手に取った。 ミステリーだから、事件が起こる。読み始めてみると、父と娘の無上の愛が見当たらない。9年前に起きた事件と、娘の婚約者が殺された事件が平行して走り出す。しばらくはまさに平行で交わりあわない。 二つの事件と、それぞれの当事者。関係者の関係者の過去のいきさつ。読んでいて疲れてしまうくらい話の道筋が見えてこない。さすが長編小説とあるだけのことはある。 ようやく二つの事件が重なり合うようになってからの展開は早い。婚約者の殺人事件は、あれだけ引っ張ってきたのに...こんなあっさりと??と思うくらいだ。 そして、無上の愛の証である手紙は...。現実離れしたもののように感じた。 読むペースも上がらなかった..

  • 毎月5000円で自動的にお金が増える方法

    読み出したら一気に読める本だった。 投資について書かれているが、最大の問題は自分の中に築かれてきた信念をいかに変化させるかと言うことである。まず、やってみるためにマイナス思考をやめて、自分はできると言い聞かせる。それは、今の環境の中で考えず、成功している人を真似るなかで自分が持っている情報処理のフィルターを変化させることが必要となる。 6歳までの間は常に録音状態で多くの情報を無条件に吸収していく。そして、それ以降はその情報を再生することで自動的に結論を導きだして意識はしていない。意識しないものは変えられないし、意識するためには自分のフィルターを自覚する必要がある。 子育て世代にはなんとも怖いことだと思う。小さなうちにどんな情報を与えておくべきか...。 投資の具体的な内容は後半の3分の1くらいであった。基本的には、儲けが儲けを生むまでは使うなと言うことだ。 そこが難しい。..

  • これからの飲食店マネジメントの教科書

    別に飲食店をやってるわけではない。他業種の本である。 この頃は飲食業界でバイトテロと呼ばれる、店員のふざけた行為がネットに配信されて、体力のある店は売り上げを下げても生き残れるが、少数店舗の店は廃業の危機となる。 では、どんな対策が飲食店には可能か。やはり教育ではないだろうか。この店でバイトしていた子ならば採用しても大丈夫だって企業から思われるような学生バイトを育てていく必要がある。 そして、育てるために必要なスキルと具体例が紹介されている本書を読んで見ると飲食店に行くのが楽しくなるのだ。お客様目線で見ていたものが、働くひと目線になり、経営者目線になる。ちゃんと教育されてると感じる店もあれば、せっかくの味が台無しだということもある。 また、接客に対する姿勢はそのままコミュニケーション能力の向上にも繋がる。僕自身が普段の生活や、会社のなかでいかされる内容がたくさん含まれている。 飲..

  • フォルトゥナの瞳

    季節はずれのインフルエンザにかかりました。 そんなわけで小説を読む時間ができた訳ですが...。 僕も手くらい透けて見えてますかねぇ?と、いきなりですが誰かの未来が見えると言うのは、学校の先生やスポーツのコーチなんかが、こいつの未来が見えたんだ、なんてのはありますよね。 でも、他人の死期を死を見ることができる。しかも、救うためには自分を犠牲にする。 ちょっとした出来事が人生を変え、世の中を変えることはあるかもしれません。でも、その因果関係はわかりません。振り返ってみて、後悔もしますが、選び直すことはできないし、小さな失敗の先には違う結果があるかもしれません。 時々、僕は考えることがあります。この状況で僕が死んだら誰かが、正確な理由を理解してくれるのだろうか?と。結論は、たぶん誰もわからないし、世間は気にも止めないだろうという考えに至り、ちゃんと生きて伝えなくちゃと思うわ..

  • 精神科は今日も、やりたい放題

    タイトルから興味あって購入。こういうのは出版年数から新しい情報を探しますが、文庫化された本のようで、内容は2012年の情報に基づいています。 病気の定義はなんだろう? その物差しは?? 足が痛い...尿酸値が高い、よって痛風。 では、精神疾患は??ってな内容でした。精神疾患には明確な数値で表現される異常はなく、医者の主観で病気だと診断されます。 これまでの読書記録の中で、 ベロニカは死ぬことにした(https://araburutamashii.blog.so-net.ne.jp/2018-08-28) ドグラ・マグラ(https://araburutamashii.blog.so-net.ne.jp/2017-08-13) この二つを思い出しました。 そして、その裏付けのような内容でした。 精神科=完全悪な書き方なので、ちょっと行きすぎでは??と思えて..

  • 夫のちんぽが入らない

    タイトルとしては抵抗がある。(笑) ブログタイトルとしての抵抗が...。 読み終えてこんなに切なくなるなんて...。同世代の作家なんだと思う。聖人君子であるべき仕事と、こうなくてはいけないという枠組みに苦しんだんだと思う。 そして、吐き出せたことが救いになったのかな。 誰もがいろいろな事情を抱えて生きている。僕もしかりである。 同じとは言わないが共感することがたくさんあるし、その経験がこうして書籍化されて、新しい仕事となっている。しかも、普段の自分とは切り離された場所で新しい自分...いや、本来の自分でだ。 その両側にある自分が認めるようになったんだなぁ。 世間体という壁の両サイドみたいな。 行間にある想いを考えながら読んだ。自分とリンクさせながら読んだ。 それをサラッと書くなんて...と、驚きながら読んだ。 いつか自分もそうなりたい。 夫のちんぽ..

  • 不倫

    ブラジルの作家、パウロ・コエーリョの作品である。この作家との出会いが、僕には神秘的な体験であった。そんな彼の本を本屋で、また手に取った。そういう気分だったんだとおもう。 そして、主人公である30代女性ジャーナリストは、あるインタビューから、幸せだと感じた安定から幸せを感じずに、安定が故に不安に陥っていく。自分の中に出来た穴をどう埋めるべきか、悩み苦しみ、鬱となり、不安定な自分がもがきながら掴んだロープを信じるように、不倫の道を進む。 しかし、掴んだロープは固定されず、絡んだり引っ張られたりとしながら、思うようにはならない。 それどころか、ロープの先にいる奥様に出会ったことで、ロープが結び付けられたもので、固定された反対側に自分がいるのだと気付いたのだろう。 そんな女性の一時の不安定を、愛という言葉の元に受け入れて包み込む旦那さんの姿はあっぱれだと感じる。 旦那さんも、..

  • 顔は口ほどに嘘をつく

    すごく久しぶりな投稿です。 なんだか身の回りに変化がありすぎて、本を読む暇もありませんでした。言い訳からです。(笑) そして、今回の本は何年か前に買って、途中で投げ出されてたのを、改めて手に取りました。 松岡圭祐の千里眼を読んで以来、人の表情を読むと言うことに興味を持ってきました。途中で投げ出してからも、机の見えるところに並べて気にはしてました。 ようやく読み終わりました。 人の感情や表情には、文化に関わらず共通するのかということを、未開の地で、社会との繋がりのない部族を比較対照にしながら表情を分析していきます。 読んでるときは、自分でも顔真似しながら、わかるんですよ。納得、これを記憶して、即座に判断できるようにはなれないし、なんとなくその場の状況を考えると解るような感じがします。結局は自分の経験を裏付けながら読むってことですね。 途中からはどこかで読み流している自分がいまし..

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