chevron_left

メインカテゴリーを選択しなおす

cancel
荒ぶるタマシイ https://araburutamashii.blog.ss-blog.jp/

図書館司書の書く書評や、本の感想。本との出会いや、備忘録。読書記録。

図書館司書の資格を取りました。本を読むようになったのは大学を出てからです。もっと早く本と出会ってたらなぁって思います。読書家と呼ばれるように、本を片手に頑張ります。

なま
フォロー
住所
中区
出身
中区
ブログ村参加

2018/10/26

arrow_drop_down
  • ポジティブ心理学が一冊でわかる本

    久しぶりのポジティブ心理学の本ですね。 過去に行われてきた研究をもとに、テーマごとにまとめられた本で、とても読みやすく書かれている印象があります。ポジティブ心理学がこれまでの心理学とどのように違い、そして、学問として進んでいくために大切にしなければならないことも考えさせてくれます。私たちは常にポジティブであればいいのではないのです。やはり望まないことは起こるし、幸福だと思って進めていった結果が実際には幸福感を減らしていることに気づくことで、目の前の行動を変えることができるというヒントをくれるのです。 何事にも日の当たるところがあれば、陰になる部分があって、自分がそれをどちらから見るかということで生きやすくなるのならばやはり私はポジティブであれと思います。特に興味をもって読めたのは、情報社会となり多様性が認められ、選択肢が増えすぎることが逆に幸福感を減らすという「選択肢の多い時代を生き抜..

  • フィンランドはもう「学力」の先を行っている

    水と安全はタダと言われた国があった。 そうです、日本です。今はどうでしょうか。 私はどちらも高い買い物だと思います。 さて、フィンランドでは「教育」がタダなのだそうだ。 日本では教育にどれほどお金がかかっているのか…考えるだけでゾッとする。 そして、教育に対する考えが全く違う。 フィンランドの教育は、職業や人生に寄り添っている。なので、必要な段階で必要な教育を受けることができる。国籍に関わらず、教育は無償で提供されるのだ。 日本の将来なりたいことのために、戦後に決められた5科目の授業を覚えるのではなく、なりたい職業に向けた職業訓練を受け、実社会で実習をしながら再教育を受けることができる。 同じ「必要だから学ぶ」でも、考え方は全く違う。 本書の中にあった、フィンランドでは良き生産者を育てようとするが、日本では良き消費者を育ててしまうというのが心に刺さる。 これからは企業に..

  • 子どもが主役の学校、作りました。

    世の中には、いろいろな学校がある。 そして、日本の教育制度はそれをなかなか受け入れようとしない。 それがよくわかる本である。 「自分の子どもにどんな教育を受けさせたいか」このことを考える時に二つの軸がある。 まずは親側の軸である。自分自身が受けてきた教育を受けさせるということだ。 いい学校で、いい成績をとって、いい会社に入る。 このパターンはこれからいつまで通用するのだろうか?現在すでに破綻しつつあるのにもかかわらず、相変わらず信者は多いし、自分もなんだかんだと言いながらも、自分の経験をもとに考えてしまう。 そして、もうひとつの軸は子どもの未来を見据えてである。 すると、自分と同じ教育を受けさせたのでは、生きていく社会が違いすぎると感じる。 そして必要なものは何か?と考えると、教科として教えられているものではないのかもしれない。 今回は自分の子どもが小学校に上がる際..

arrow_drop_down

ブログリーダー」を活用して、なまさんをフォローしませんか?

ハンドル名
なまさん
ブログタイトル
荒ぶるタマシイ
フォロー
荒ぶるタマシイ

にほんブログ村 カテゴリー一覧

商用