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荒ぶるタマシイ https://araburutamashii.blog.ss-blog.jp/

図書館司書の書く書評や、本の感想。本との出会いや、備忘録。読書記録。

図書館司書の資格を取りました。本を読むようになったのは大学を出てからです。もっと早く本と出会ってたらなぁって思います。読書家と呼ばれるように、本を片手に頑張ります。

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2018/10/26

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  • マスカレード・イブ

    マスカレードシリーズの三冊を買って、最後の一冊。そして物語としては最初の一冊。 半分ほど読んで、どこかで聞いたことがある?読んだかしら?と思いながらも内容は全く覚えていない。 でも、なんとなく読んだかしら?と思い、このブログを調べてみると、なんと5年ほど前に読んだらしい。あれから断捨離でかなりの本を処分したから、手元にはなかったが同じ本をどうやら二冊購入したようだ。 内容は全く覚えてないから最後まで読むことができた。いくつかの事件が集まった短編集のようで、マスカレードシリーズの刑事とホテルマンがちゃんと登場する。そして、エピローグをよんで、次の小説を思い出す。 これから読み始めたら全てが繋がっていくわけか。さすが東野圭吾でした。 面白かった。 で、5年前はなんと感想を書いたのか、ちょっと読んでみよう。(笑) マスカレード・イブ (集英社文庫) [ 東野圭吾 ]ショ..

  • 翼をください

    空を飛ぶというのは誰もが一度は憧れるものです。 そんな気持ちを改めて感じさせられる小説である。第二次世界大戦の始まる少し前に世界ではじめて世界一周をした飛行機ニッポン号。原田マハの小説は史実のなかにヒューマンドラマを重ねるので、事実と物語の境目がわからなくなる。それが読んでいてとても楽しい。今回も実際に存在した飛行機と世界一周の話が、事実以上に面白い物語でグッと読者をひきつける。 国境のない空をとぶ飛行機が平和の象徴、ワンワールドを感じる乗り物でありながら、第二次世界大戦では無差別に攻撃する武器となってしまう。そんな飛行機が親善目的で果たした世界一周も時代の波にもまれ、技術としても世界を牽引するはずだった日本は大戦後、飛行機の国内製造を禁止された。そして、いまなお国産機はない。小説が書かれた頃には日本初の国産ジェットとしてMRJが注目を浴び、一気に航空業界へ羽ばたくと思われたが、202..

  • マスカレード・ナイト

    東野圭吾のマスカレードシリーズ。ホテルに続いてのナイト。個人的にはホテルよりもかなり面白かった。というのも、ホテルを読んでるから人間模様がすでに頭にあるし、登場人物に勝手な広がりがあったのかもしれない。今回も事件が起きる前の伏線があり得ないことばかりだが手が込んでいる。事件はあっという間で、その後の謎解きがもったいぶりながら一ページずつめくらせていくのは東野圭吾らしい。全く関係のない2つの物語が入り交じるからややこしいが、物語の深みを増しているように感じた。 ホテルで年越しに行われる仮装パーティー。お客様は仮装パーティーではなくても、ホテルの中ではいろいろな仮面をかぶっている。そんな仮面を覗いても明らかにしないホテルマンと、刑事との絡み合いがとても面白い。ありえない結末でも、読めてしまうのが東野作品。そして、最後は新田刑事と尚美との恋?と思わせながらの平行線。寝れない夜を何日もおくらせて..

  • マスカレード・ホテル

    久しぶりです東野圭吾。 やっぱり面白い。 ホテルマンの専門性と警察の専門性。このふたつがとても上手に絡み合う。 そして、小説の本題の事件の伏線を入れるのがうまいなぁ。 そこにつながるのかという驚き。 なんとも、してやられたという感じでした。 ページ数が少なくなってくると、え、これで解決まで行けるのかと心配になりながら一気に読めてしまう。 そして、そういう風に展開していくのかという爽快感。 最後は、恋の始まりか?と思わせるところも素晴らしい。 さて、次もこのシリーズを読み進めましょう。 マスカレード・ナイト [ 東野 圭吾 ]ショップ: 楽天ブックス価格: 1,815 円 マスカレード・ナイト (集英社文庫)作者: 東野 圭吾出版社/メーカー: 集英社発売日: 2020/09/18メディア: 文庫

  • EdTechが変える教育の未来

    Education×Technologyこの二つのキーワードが並ぶ。 テクノロジーのための教育ならば、教える内容は躍進的に変化してきているし、大きな問題は起こらないであろう。 ところが、ここでは教育にテクノロジーを取り入れるという内容である。これが、一見簡単そうに見えて難しい。教師とは学校教育の中での成功体験の多いものたちの集まりである。そういったものにとって一斉授業ではない授業やIT機器を利用した個別の学びと言うのは、ある意味、冒険なのだ。 しかし、世界はICTを利用した個別の学び、個人に応じた学ぶ環境が日進月歩で進化している。日本はこれまで学校教育によって全国民に同一の内容を均一に指導するということに成功しここまでの成長を遂げてきた。ところが、これが現在の大きな足かせとなる。行政主導で動きづらいだけではなく、教員のなかにある授業像に問題がある。 さらに、学校教育を受ける子どもた..

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