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IRIS * http://aria0iris.blog.fc2.com/

花男の二次小説 CPはつくし×F4。つくしちゃんLOVEの人間が書いているお話です

Aria
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2018/10/02

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  • 僕の恋 .08

    うろこ雲が空を覆い始めた9月の初旬。茶道のもてなし。菊の話した事に強い興味を持ったつくしは和也が1人で参加予定だった西門家主催の野点に同行させてもらう事になった。和也 「つくしちゃんは着物も似合うんだね!」オーダーメイドのスーツを着た和也はいつもの制服とは違い大人びた顔を染めた。つくしは菊が見立てた紅葉柄の入った着物に髪は艶のある黒髪を引き立てるハーフアップにセットしてもらい普段しない化粧まで施され...

  • 僕の恋 .07

    つくし誘拐事件から数日。夏休みは学校がない分、毎日元気にバイトに励んでいた。特に今日は朝からテンションが高い夏休み限定でバイトをしている小さなかき氷屋の店内で嬉しくてついスキップしそうになるのを何回も堪えたくらいだ。つ 「お疲れ様でした!」「つくしちゃん。今日もありがとうお疲れ様!これ今月分の給料ね。いつも手渡しでごめんねぇ。おばちゃん、銀行の手続きとかよくわかんなくて。」つ 「いいえ!現金で貰え...

  • 僕の恋 .06

    「____くしちゃん!……つくしちゃん大丈夫?」痺れる程握られた手が揺らされたのを感じゆっくりと目を開けると目の前に涙でぐちゃぐちゃになった和也がいた。つ 「か…ずやくん」和也 「あ!つくしちゃんつくしちゃんつくしちゃんんん!!!!!うわあぁぁぁぁんよがっだぁーーーーーー」つ 「あ……」和也 「もう……ぼく………ヒック!ヒック……ど…したらいいか………わかんなくって………」つ 「あの…」和也 「つ………くしぢゃんがぁぁ...

  • 僕の恋 .05

    「俺たちの家はな、昔からの商家なんだ。江戸時代から栄え続け一時期は宮家上納品まで扱っていて…」「……」「それにお爺様は元総理大臣とも旧友で今回の事は許せないと憤慨しておられた!だけど両親は店の建て直しで忙しいしだから僕らがっ!」自分は何故あんな質問をしてしまったのかさっきの自分に黙っとけと言いたくなる程の自慢話を聞かされてしまった。いかに自分たち兄弟が不幸なのかを発表されてもつくしにとっては英徳の学...

  • 僕の恋 .04

    和也 「お菊さんにも困っちゃうよ。つくしちゃんを僕の興味が無い茶道に誘った時からやな予感はしてたんだ。」珍しく憤慨している和也の隣には着飾った両親が微笑んでいた。母 「あら和也くん。私はつくしちゃん大好きよ!とってもいい子だもの。ねえお父さん?」父 「確かにつくしちゃんなら、和也のお嫁さんにぴったり!むしろ勿体無いくらいかも知れないね。」困惑顔のつくしに余計な事を伝えない様にと菊から厳しく言われ何...

  • 僕の恋 .03

    ししおどしに落ちる水の音と時々響く竹の爽やかな音真夏の緩い風がサワサワと葉を揺らす音思わず目的を忘れて穏やかな空気に身を任せたくなる。「牧野さんは、ここの空気がお好きなようですね。」つ 「…あ!すみません。つい。和也くんが学校に忘れ物をしたそうでそれを取りに1人で戻ってしまったんです。和也くんを待つ間、お菊さんのお手伝いが出来たらと思って」この場所で見る菊は邸で見る厳しさのある表情とは違いどこか柔ら...

  • 僕の恋 .02

    和也 「つくしちゃん。本当にいいの?本当に本当??」長期休暇を来月に控えたある日。学園内で試験日が公示された。和也がそれまで通っていた公立の高校の数倍の量が試験範囲になる事を知った和也は大騒ぎし慌てて家庭教師を頼んだが何しろ勉強内容も公立高校の何倍も先に進んでいるのだ。いくら寄付金があれば留年する事はないとは言えこのままでは補習確定。絶望のため息をついた時つくしが一緒に勉強しようかと誘ってくれた。...

  • 僕の恋 .01

    こんばんは!Ariaです夕方に更新しましたお知らせに書きました連載の第1話です。楽しんで頂けたら幸いです。彼女と僕が出会ったのはまだ小学生だった頃。昔の彼女は、思えば普通の明るい子だった。弾ける様な笑顔と、誰とでも仲良く出来るコミュニケーション能力。自分が間違っていると思った時には大人相手でもきちんと自分の考えを主張出来る。可愛いと言うよりはカッコイイ子。いつもママが作ってくれたと話す服は可愛くてクラ...

  • こんにちは 連載の更新についてのお知らせです

    こんにちはAriaです。暦の上ではもう、残暑でしょうか毎日とても暑いです。暑いのが苦手なので毎日、「ヨシッ!」と気合いを入れて玄関から出ています(−_−;)早速本題です……類つくの連載が休載中ですが連載を書く事から離れ過ぎて書いてもあまり納得出来ず……地味に悩んでいます。こうしてお話を書ける時間は限られていてまた完全停止してしまう前に遊びに来て下さる方に楽しんでいただけたらと思い息抜きに書き始めたお話を今日...

  • リハビリ第二弾です タイトル未定 .Fin

    俺と牧野のトモダチを記念した祝いは誘い続けて10回目に漸く実現した。「ちょっと君、しつこいよね」「何言ってやがるトモダチだと言い出したのはお前だろうが!早速だが、俺の名前は……」「道明寺司」俺がせっかく名乗ってやろうとしたのにその前に牧野の口から俺の名前が呼ばれた。「司って名前、良い名前だよね。君の性格は少し変わってるけどさ私みたいに外部から入学した生徒でも仲良くしてくれるしトモダチって言っても嫌がら...

  • リハビリ第二弾です タイトル未定 .06

    トモダチよく考えてみると俺にはF3以外に親しい間柄の人間はいない。多分だが、あいつらが俺にとってのトモダチだ。でもトモダチって、一体何するんだ?だいたい、名前も知らないトモダチなんているのか?「あらあら坊ちゃん。新しいお友達が出来たんですかい?そりゃ良かった。明日はお祝いのディナーでも用意いたしますか?」トモダチについて考えていたらいつの間にかに言葉に出していたらしい。普段は歳のせいで耳が遠いと言う...

  • リハビリ第二弾です タイトル未定 .05

    「おい!牧野!!!」翌日俺は1限から牧野が受けるであろう講義が終わった後を見計らい昨日の事を確かめる為に声をかけた。「おはよう!今日は早いんだね〜」「牧野…お前さ……昨日」昨日と言ったところで、もしアレが総二郎とあきらの見間違いで俺がそんな店に通うような男だとバレこいつに引かれたらどうしようと気が付いた。どう話せば良い?そう迷う間も、次の講義あるんだけどと目の前の牧野は忙しなく時計を見ている。「昨日っ...

  • リハビリ第二弾です タイトル未定 .04

    「「「「キャーッ!!道明寺様!!!!! ステキぃ!!」」」」「司からクラブに誘ってくるなんて珍しいな。」「久しぶりでもお前人気は衰え無しかよ。俺らの方が顔出してるのに、お前と一緒だと流石に霞むな。」女共の煩え喚き声俺に擦り寄る気持ちの悪い奴らばかりのクラブは中学の頃に散々通って飽き飽きしていたが今夜は別だ。俺はあんな女に無下にされるような男じゃないんだ。頭に響く音の中から適当な女を拾ってVIPルー...

  • リハビリ第二弾です タイトル未定 .03

    最近俺はおかしいらしい。まだ20歳にもなってないってのに急に胸が苦しくなったりある言葉を聞いただけで動悸がする。この症状に悩まされる様になってから何人も主治医を交代して診察させたがどいつもこいつも問題ないとしか言わない。こんなにきつい思いをしてるってのに総二郎やあきらは俺を見てニヤニヤしてやがるし牧野は学内で見かけても足早に走り去るばかりで俺を見ようともしねぇ。類のやつは毎年夏になると邸から出ないか...

  • りハビリ第二弾です タイトル未定 .02

    この学園で俺を知らない上に俺を違う奴の名前で呼ぶ女なぜか俺の脳裏からこびりついて離れねぇ。余計にイライラするがこのイライラは酒を飲んでもその辺の奴を殴っても誤魔化せなくてもっと腹が立った。どうせあんな女。俺を知らないと言うことはただの貧乏人だろう。今度会ったら2度とその面を見せられない様に追い出してやる。せっかくそう決めたのになぜかあれから1度も女を見かける事はなく半年が過ぎていた。その間俺は真面目...

  • リハビリ第二弾です タイトル未定 .01

    こんばんは。Ariaです。昨日のリハビリのお話にコメントや拍手頂きありがとうございました。書く時間があると思うと次々に書きたい熱が溢れかえり昨日から夢中で書いていますと言う訳で……リハビリのお話の第二弾も更新させて頂きます。今回のお話は中編で全7話となっております。ハッピーエンドで、出来るだけ明るい話を目標に書きました。楽しんでいただけたら幸いです。退屈でイライラしていた。毎日能面みたいな顔した奴らに囲...

  • あなたに届くまで [リハビリSS] .Fin

    煌びやかなパーティー会場の片隅にF4ラウンジを思い浮かばせる様なバーカウンターに揃えたのかと思わせるかの様な黒い衣装を纏った美しい男女が肩を並べた。男はその場に居るだけで周りを緊張させる様な威圧感をもち女はその場の隅々まで温める様な穏やかな笑顔を見せる。「あいつら。やっと話始めたんだ?」「ツマンネ。このまま司が何も出来なくて後悔してる顔を肴に飲もうと思ってたのに。」「総二郎。そう言うなよ。このタイミ...

  • あなたに届くまで [リハビリSS] .02

    「ねぇつくし。本当にこのままでいいの?」4年の約束をすっぽかされる所か最初の1年後以降、道明寺から渡された金ピカの携帯が鳴る事は殆ど無かった。寂しいとか会いたいとか悲しいとか辛いとかそんな気持ちに振り回されたく無くてとにかく勉強してバイトして4年目の春を迎えた年連絡なんて来ないの分かってるのにバカみたいに毎日充電して毎日枕元に置いていた携帯をタマさんに託した。あんなに肌身離さず持ち歩いた携帯からいざ...

  • あなたに届くまで [リハビリSS] .01

    久しぶりじゃない?そう話す唇はあの頃とは違い、綺麗な赤に染まっている。高校を卒業して5年。約束の4年は守れなかったが、それでも待ってくれていると思っていたのは俺の1人よがりでいつの間にかに繋がっていると思っていた携帯電話はタマの手元に移動していてあいつが住んでいたアパートには知らない人間が住んでいた。直ぐに行方を追い始めた俺に待ったをかけたのは俺の味方だと思っていた姉ちゃんで「約束を守らなかったのは...

  • お詫びとご挨拶

    お久しぶりです!Ariaです。この度は突然半年以上お休みしてしまいすみません。主に家庭の事情でPCからすっかり離れてしまいまして。今もまだ完全に復活できる目処は立っておりません(´・Д・)それでも今月は、今までより少し余裕がありましてリハビリから少しずつかいてみようと思っています。連載休止中もコメントや拍手頂きでも反応もせず申し訳ありませんでした。連載の続きをとコメントしてくださったコメ主様。まだ復活は先にな...

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