平等と公正の違い。 私は日本心理学会の認定心理士です。認定心理士の会というのがあって、いろいろな講演の案内が送られてくるの…
トンデモ歴史説を発信する者、それを無視しようとする学術界。2023年9月、小説『永遠の0(ゼロ)」などの作品で有名なベストセラー作家、百田尚樹氏が政党「日本保守党」を立ち上げました。議員を出すのでしょうが、どの選挙から議員誕生を狙うのでしょうか?9月30日正午きっかりに、党員登録をスタートさせたところ、9月4日現在…
決して鵜呑みにできない「民間諜報員」がもたらす情報。 永田メール事件。堀江メール問題とも言われています。
歴史の実証研究で求められるのは「見たくないことにも目をそらさない姿勢」。2023年9月、北朝鮮の金総書記がロシアを訪問しました。ウクライナ侵略を一向にやめようとしないロシアですが、その一方で、弾薬不足に陥っていると言われています。北朝鮮の兵器の多くは旧ソ連製または旧ソ連製兵器をライセンス生産したもののため、そ…
なぜ相手国が話し合いに応じるのか? TBS系の人気学園ドラマ「3年B組金八先生」。現実の学校生活で教師という存在にうんざりしてい…
日本の政治家に緊張感を与えるとっておきの方法とは。 誰かを当選させるための運動、「選挙運動」。これとは反対に、誰かを当選さ…
かつては浅草に出るのに都電とバスを五回も乗り継がなければならなかった“浦安”。 【雑誌タイムトラベル企画】大学の時、初めて東京デ…
「遺伝の影響を理解する」と「遺伝のせいにする」の違いとは。 私の甥と姪。…
実戦に向けた「訓練」の段階にある北朝鮮のミサイル発射。 1981年から実施されている「世界価値観調査」。世界数十カ国の大学・研究…
当時、漢字を一字ずつパネルに書いて入力する手書きワープロが求められていたこと。 【雑誌タイムトラベル企画】昔の言論空間で誰がどん…
読書し、その記録をブログにアップするという試み。 2015年10月10日に『反転 闇社会の守護神と呼ばれて』
『ストーリーが世界を滅ぼす ――物語があなたの脳を操作する』
ナチスの3倍のスピードで80万人を虐殺したルワンダ大虐殺の背景にあったナラティブ。「ストーリーテリング(storytelling)」。自分の主張に説得力を持たせたり、情報やメッセージを聞き手に印象づけたりする目的で、体験談やエピソード、既存の物語などの「ストーリー」を利用して伝える手法なんだそうです。確かに、他の人から説明を受…
「誰もが分かり合える」と考える、ある種の「思い上がり」。2023年、NHKドラマ『やさしい猫』がネットで話題になっていました。スリランカ人男性と結婚したシングルマザーの保育士が偽装結婚を疑われ、在留特別許可を得るため国を相手に裁判に挑む物語なんだそうです。結婚することで在留特別許可が得られるんですね。なんでも…
『FBIの危険なファイル ―狙われた文学者たち』を読んでみました。
「サッコ・ヴァンゼッティ事件」と「スペインの内戦」がもたらした影響。 2023年3月3日、ノーベル文学賞を受賞した作家、大江健三郎氏が亡くなりました。
LGBT活動家とLGBT一般当事者の間にある「乖離」。 私が以前勤務していた会社での出来事です。当時取引していた会社の1社、仮に…
長年のパートナーであって裏切り者を許すことはしないプーチン。 プリゴジン氏。ロシア支援の傭兵組織「ワグネル・グループ」を統括、ワ…
マスメディア、ソーシャルメディア、そして、ミドルメディア。「Twitter」あらため「X」。この「X」に面白い機能が増えました。それが「コミュニティノート」です。例えばAさんが「これは○○だ!」というツイートをすると、別の人は「それについては××というデータもありますよ」といった情報を表示することができます。…
「ブログリーダー」を活用して、読書人後田さんをフォローしませんか?
平等と公正の違い。 私は日本心理学会の認定心理士です。認定心理士の会というのがあって、いろいろな講演の案内が送られてくるの…
「政治資金パーティーの収入の不記載問題」を「裏金」と報じることへの違和感。 「白河の 清きに魚も 住みかねてもとの濁りの 田沼恋しき」
SNSは酒。やらずにすむならやらないほうがいいのに、ついやってしまうモノ。 インターネットの社会的な浸透によって目にすることが増えた言葉、「フィルターバブル」と「エコーチェンバー」。
商品やサービスを知らない、知っていても興味がないユーザー、「未顧客」。 私は大学を卒業してから、一貫してサラリーマンコースを歩んでおります。
「CEP」と「他者の合理性」。 広告宣伝。TVやラジオなどメディアに接するということは、大量の広告宣伝に接することを意味し…
「智に働けば角が立つ・・・」の締めくくりの文章とは。 作家の名前は知っているけど、その作家の作品をまともに読んだことがない作品は山ほどあります。
身近な「this」の意外な機能。私がX(旧Twitter)でフォローしている谷本真由美さん(めいろまさん)。イギリス在住で、海外に住んでいる日本人という目線から、日本に住んでいる日本人が「えっ?そうなの?」といった情報を積極的に発信しています。また、文化放送のラジオ番組「おはよう寺ちゃん」のレギュラーコメンテータ…
混同行為と冒用行為。 先日、「一般社団法人生成AI活用普及協会(GUGA)」が主催する試験『生成AIパスポート試験』」が開催されました。
龍の三段に曲がった姿の意味。 私の職場にある卓上カレンダー。2023年からカレンダーを自作するようにしています。
「正論=正義」の落とし穴。 私は大学卒業後、今は名前もなくなってしまった都市銀行の一行に入行(銀行では入社とは言わず、こういいます)しました。
相手の迷惑も顧みず、「迷惑系ユーチューバー」扱いされても、政治家が被災地入りを強行するワケ。 「売名」「偽善」。ネガティブ…
かつては同じKGBという同門から派生したFSBとSSU。 先日見ていたBSフジプライムニュース。ロシアによるウクライナ侵略のテー…
ラベラーとよばれる人たちの存在。 「GUGA」。一般社団法人生成AI活用普及協会のことです。
「KGI」から「CSF」を経て「KPI」へ。 BIツール。BIとは「Business Intelligence(ビジネスインテリジェンス)」の略です…
生成AIはタフなバディ。 あるIT企業が「生成AIチェッカー」なるものを公開しています。文章を読み込んで、その文章がAIに…
「仲違いさせる方法」という外交術。 つまみ食いレベルではありますが、中国の古典を何冊か読んできました。ある時期までは一番好…
豊富な経験則によって作り出される高いレベルの「直感」。 2024年2月22日、日経平均株価の終値が史上最高値3万9098円68銭をつけました。
チャイルド・ペナルティ。2023年10月、スウェーデン王立科学アカデミーはノーベル経済学賞をクラウディア・ゴールディン氏に授与することを発表しました。クラウディア・ゴールディン氏はハーバード大学教授でアメリカ人経済史家・労働経済学者。テーマは「男女格差」。200年にわたる米国の労働市場のデータを分析し、就労や…
人の話は、能動的に聞いてこそ、自らの身につくもの。 会社では企画のプレビューを受ける場面が何度もあります。自分に影響が出る…
まさにブラック企業経営者のお手本ともいえる織田信長。 2023年11月、北野武監督の映画『首』が公開されました。歴史的大事件「本…
『全体主義の起原』は、読者に“解”を与えるのではなく、“考えること”を求める物語。 先日、数ある名著と呼ばれる作品の一つ、ハンナ・アーレントの『全体主義の起原』を読みました。
大規模なシステムも、それは多くの関数の組み合わせ。 仕事で毎日使っているExcel。私がExcelを初めて使ったのは、…
日本の言語空間を徹底して恐れたGHQ。 「太平洋戦争」。私は歴史の授業で習った呼称です。でも、本を読んでいると「第二次世界大戦」という呼称もあります。まあ、「第一次世界大戦」があるわけですから、「第二次世界大戦」という呼称も案外しっくりきます。
衰弱、依存、不安が促す教化。 ある人は宗教団体とか思想団体にどっぷりはまるようになってから、周囲の人がいうセリフ。「あの人は人が変わった」。こういう状況を説明するために使われる…
鹵獲補給物資(ロカクホキュウブッシ)。 日本が敗れた太平洋戦争(大東亜戦争)。敗れた理由としてよくあげられるのが「暗号筒抜けだった情報戦」。そして、「現地調達に依存…
一国民のなかに存在していた圧倒的な客観的な視点。 自分が当事者になっている出来事を人に話すとついつい、トーンを上げるなど、“盛る”人がいます。一方で、冷静に説明してくれる人もいます。“盛る”人は、聞き手の関心度を上げるためにやっているのでしょうが、実は冷静に説明されたほう…
「皮肉過程理論」。 1990年に大学を卒業しましたが、2018年に大学に入りなおしました。やりたい勉強は心理学。
民主党と共和党の双方にとって痛し痒しのグループだった白人労働者層。 2023年4月、アメリカのトランプ前大統領が起訴されました。…
日常と非日常が交錯している自衛隊員の心理状態。 2022年2月に始まったロシアによるウクライナ侵攻。日本とは、国境を接するだけでなく、北方領土問題という領土問題を抱えているロシア。ロシアによる日本侵略がなんか現実的に思えるようになりました。ロシアが日本を侵略す…
1888年の段階で国民性や人種による描写の違いがあったということ。 夏と言えば「夏休みの宿題」。「夏休みの宿題」と言えば「課題図書の読書感想文」。今だからこそ、人に頼まれたわけでもないのに、読書感想文のようなものをブログに書…
Pythonでは、変数の名前を数字から始めることはできない。 私は仕事で大量のデータを扱っています。ほとんどのデータはCSV形式のファイル。MicrosoftのExcelを使っ…
課題解決を「技術革命」ではなく「勤勉革命」で乗り越えた日本。 先日、大学院に受験するため、母校中央大学から「卒業証明書」と「成績証明書」を入手しました。
対決を解決するのは話し合いなのか武力なのか。 私が大学を卒業して社会人になったのは1990年。勤務先は某都市銀行の市ヶ谷にある支店だったことから、週末の飲み会の会場は大抵、新宿でした。ある週末もそんな感じで新宿に行きましたが、時間が余ったので、CDショップ(懐かしいで…
反論を許さない「社会的公正」という主張。 藤子・F・不二雄による日本の漫画作品に『ジャングル黒べえ』があります。私は小学校のころ、アニメで楽しみました。しかし、1989年7…
ヨーロッパの難民問題をより混乱させたロシアによるフェイクニュース。 フェイクニュース。すっかり定着した言葉です。フェイクニュースを流す人、フェイクニュースにのっかろうとする人。そして、フェイクニュースに踊らされる人。フェ…
「民主主義的価値を守ろうとする混乱社会」に勝る「非民主的な安定社会」。 「自由主義国家」と「権威主義国家」。米中対立やロシ…
バブル前から指摘されていたソフトとハードの両立の必要性。 「良いものを作れば売れる」。こんなお題目もすっかりかすんでいる感のある昨今です。
GHQの検閲回避のために誕生した私設郵便会社の会社名は「ジャパン・エキスプレス・サービス」。 戦後日本に進駐したGHQが行った「公職追放」。公職とは言いますが、なにも公務員だけではなく、戦前・戦中の有力企業や軍需産業の幹部なども対象になっ…
現在の小学生が学んでいる「PPDACサイクル」。 最近、大量のデータの集計や分析に、見よう見まねでPythonを使い始めています。そのきかっけは、最近のAccess。Microsoftのデータベース・アプリケーションですね。
「フロー」と「ゾーン」。 ハッカー。初めてこの言葉を知ったのは大学生だった1988年ころだったと思います。コンピューター雑誌か何かで、人のパソコンを乗っ取る、ネットワークに勝手に親友するなど、正直、“犯罪者”のイメージでした…