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2018/08/25

  • 『補給戦 -ヴァレンシュタインからパットンまでのロジスティクスの歴史〈増補新版〉』

    鹵獲補給物資(ロカクホキュウブッシ)。 日本が敗れた太平洋戦争(大東亜戦争)。敗れた理由としてよくあげられるのが「暗号筒抜けだった情報戦」。そして、「現地調達に依存…

  • 『生きて帰ってきた男 ――ある日本兵の戦争と戦後』

    一国民のなかに存在していた圧倒的な客観的な視点。 自分が当事者になっている出来事を人に話すとついつい、トーンを上げるなど、“盛る”人がいます。一方で、冷静に説明してくれる人もいます。“盛る”人は、聞き手の関心度を上げるためにやっているのでしょうが、実は冷静に説明されたほう…

  • 『Newton 2023年2月号』

    「皮肉過程理論」。 1990年に大学を卒業しましたが、2018年に大学に入りなおしました。やりたい勉強は心理学。

  • 『中央公論2023年4月号』

    民主党と共和党の双方にとって痛し痒しのグループだった白人労働者層。 2023年4月、アメリカのトランプ前大統領が起訴されました。…

  • 『小隊』

    日常と非日常が交錯している自衛隊員の心理状態。 2022年2月に始まったロシアによるウクライナ侵攻。日本とは、国境を接するだけでなく、北方領土問題という領土問題を抱えているロシア。ロシアによる日本侵略がなんか現実的に思えるようになりました。ロシアが日本を侵略す…

  • 『十五少年漂流記』

    1888年の段階で国民性や人種による描写の違いがあったということ。 夏と言えば「夏休みの宿題」。「夏休みの宿題」と言えば「課題図書の読書感想文」。今だからこそ、人に頼まれたわけでもないのに、読書感想文のようなものをブログに書…

  • 『マンガでざっくり学ぶPython』

    Pythonでは、変数の名前を数字から始めることはできない。 私は仕事で大量のデータを扱っています。ほとんどのデータはCSV形式のファイル。MicrosoftのExcelを使っ…

  • 『歴史人口学で見た日本』

    課題解決を「技術革命」ではなく「勤勉革命」で乗り越えた日本。 先日、大学院に受験するため、母校中央大学から「卒業証明書」と「成績証明書」を入手しました。

  • 『蠅の王』

    対決を解決するのは話し合いなのか武力なのか。 私が大学を卒業して社会人になったのは1990年。勤務先は某都市銀行の市ヶ谷にある支店だったことから、週末の飲み会の会場は大抵、新宿でした。ある週末もそんな感じで新宿に行きましたが、時間が余ったので、CDショップ(懐かしいで…

  • 『大衆の狂気 ジェンダー・人種・アイデンティティ』

    反論を許さない「社会的公正」という主張。 藤子・F・不二雄による日本の漫画作品に『ジャングル黒べえ』があります。私は小学校のころ、アニメで楽しみました。しかし、1989年7…

  • 『ディープフェイク ニセ情報の拡散者たち』

    ヨーロッパの難民問題をより混乱させたロシアによるフェイクニュース。 フェイクニュース。すっかり定着した言葉です。フェイクニュースを流す人、フェイクニュースにのっかろうとする人。そして、フェイクニュースに踊らされる人。フェ…

  • 『中央公論2023年3月号』

    「民主主義的価値を守ろうとする混乱社会」に勝る「非民主的な安定社会」。 「自由主義国家」と「権威主義国家」。米中対立やロシ…

  • 『ビジネスゲリラの出番です ―ヒット商品はこうしてつくれ』

    バブル前から指摘されていたソフトとハードの両立の必要性。 「良いものを作れば売れる」。こんなお題目もすっかりかすんでいる感のある昨今です。

  • 『検閲官 発見されたGHQ名簿』

    GHQの検閲回避のために誕生した私設郵便会社の会社名は「ジャパン・エキスプレス・サービス」。 戦後日本に進駐したGHQが行った「公職追放」。公職とは言いますが、なにも公務員だけではなく、戦前・戦中の有力企業や軍需産業の幹部なども対象になっ…

  • 『Python2年生 データ分析のしくみ 体験してわかる! 会話でまなべる!』

    現在の小学生が学んでいる「PPDACサイクル」。 最近、大量のデータの集計や分析に、見よう見まねでPythonを使い始めています。そのきかっけは、最近のAccess。Microsoftのデータベース・アプリケーションですね。

  • 『裏道を行け ディストピア世界をHACKする』

    「フロー」と「ゾーン」。 ハッカー。初めてこの言葉を知ったのは大学生だった1988年ころだったと思います。コンピューター雑誌か何かで、人のパソコンを乗っ取る、ネットワークに勝手に親友するなど、正直、“犯罪者”のイメージでした…

  • 『AI監獄ウイグル』

    AI開発者のクセを受け継ぐAI。 以前、NHKスペシャルでAIを使った未来についての番組がありました。その中で、アメリカで犯罪捜査にAIを使った事例を紹介していました。番組では、人の主観が入らないAIのメリットを前面に出…

  • 『伊勢崎賢治の平和構築ゼミ』

    その国の一人の意見を聞いて、その国を判断することの危険性。 私が中央大学経済学部に在籍していたのは1986年から1990年の4年間。クラスは(たしか)45人で女性は3人、外国人はゼロ。

  • 『本当の戦争の話をしよう :世界の「対立」を仕切る』

    タイトルには“本当”とあるけど、それは著者が“本当”だと認識した“戦争”の一事例では。 元来英語が苦手な私。“国際”と聞くだけで、ちょっと腰が引けてしまいます。大学の選考も経済学部ではありますが、「国際経済学部」ではなく「産…

  • 『国際貢献のウソ』

    「国益」と「世界益」を対立概念として捉えがちな日本のNG0業界。 2022年4月28日、ロシアによるウクライナ侵略行為が続く中、「遅い!」と言われながらも、国連のグテーレス事務総長がウクライナの首都キーフを訪問し、ウクライナ…

  • 『思考の憑きもの 論より実践のクリティカルシンキング』

    クリティカルシンキングで最初に疑うべきは“相手”ではなく、まずは“自分”。 相手をに議論をどんどん吹っ掛け、相手を黙らせるのが巧みな人。世間ではそんな人を「論破王」なんて呼びます。ただ「論破王」、正直、違和感を持っています。相手が敵対している人間で…

  • 『PythonでExcel、メール、Webを自動化する本』

    符号化(Encode)と復号化(Decode)。 私の会社でも「データ分析の時代」に乗り遅れまいと、データサイエンティストなる人たちが数人中途採用で入ってきました。

  • 『Python2年生 スクレイピングのしくみ 体験してわかる! 会話でまなべる!』

    政府統計のポータルサイト「e-Stat」。 インターネットでは様々な情報が掲載されています。一時期、社内で、あるサイトにアクセスし、そこに書かれてい…

  • 『中央公論2023年2月号』

    急性インフレ、慢性デフレ、ステルス賃上げ。 2022年10月30日のNHKの日曜討論。テーマは「“1ドル=150円” 日本経済は」。首藤若菜氏(立教大学教授)、河村小百合氏(日本総合研究所主席研究員)、河野龍太郎氏(BNPパリバ証券チーフエコノミスト)は日本の金融緩和にその原因があるとし、金融緩和の停止を主張…

  • 『SDGsの不都合な真実 「脱炭素」が世界を救うの大嘘』

    民主主義国家において“有力な支援団体”となるNGO。実は危うい「科学者の合意」。 今この文章を書いているのは、2022年2月。ヨーロッパやバイデン政権下のアメリカを中心とした脱炭素の流れ。これを受け、石炭や石油にくらべて燃焼時のCO2排出量などが少なく環境性の高いエネルギ…

  • 『哀しい予感』

    自然に“心”を感じさせる自然描写。 大学時代に買った本の中に中公文庫から出版された三島由紀夫の『文章読本』という本があります。文章を楽しむためのテクニックを丁寧な言葉遣いで解説している一冊です。その中に「文章技巧」という章が…

  • 『韓国民主政治の自壊』

    「卑日」のチャンスがあればそれを国民に提供するように求められる韓国政権。 私がよく観るニュース番組の一つ、BSフジの「プライムニュース」。国際経済の話題になると、よく登場するコンビ。元東京銀行出身で現在は…

  • 『韓国 超ネット社会の闇』

    ネットは地域の社会インフラになりうるのか? 「台湾と韓国は日本の五年先を行っている」そんな主張をしている人がいます。それが講…

  • 『ヤクザ・チルドレン』

    反社会性を再生産させる場所。 東京都の知事部局である東京都生活文化スポーツ局。名前だけ聞くと、なんか東京マラソンあたりを主宰している部局なのかなあ、なんて思ってしまいます。その…

  • 『宗教2世』

    宗教2世のそもそもの原因は? 私の実家のお墓は曹洞宗のお寺の中にあります。今、お墓に入っているのは父だけです。お墓と言えばお線香ですが、同じお寺の檀家…

  • 『ウクライナ戦争と米中対立 帝国主義に逆襲される世界』

    国家の安全を守る3つの基本的手段。 2022年2月に始まったロシアによるウクライナ侵略。TVでは多くの元大使、国際政治学者が様々な意見を主張しています。気になるのは、元大使とされている人たち。…

  • 『世界のニュースを日本人は何も知らない4 -前代未聞の事態に揺らぐ価値観』

    好奇心、幅広い視野、柔軟性。 2022年12月、生活保護をめぐるニュースが話題になりました。舞台になったのは、愛知県安城市。生活保護の申請に訪れた日系ブラジル人女性に対し「外国人には生活保護費は出ない」な…

  • 『頭がいい思考 バカの思考(プレジデント2022年1216号)』

    パーソナリティの分類「新規探求」「損害回避」「報酬依存」「固執」。 2003年4月に養老孟司氏が新潮新書より発表した『バカの壁』は400万部を超えるベストセラーなのだそうです。普通は「バカ!」と言われたら「何おぅ!」と反論の一つもしたくなりますが、養老先生に言われたら、「ハイそうです」としか言い返せません。

  • 『中央公論2023年1月号』

    『総務部総務課 山口六平太』の持つ魅力。 「映画を倍速で見る」というのがあるそうです。私はニュース番組などは結構倍速で見ますが、さすがに映画は倍速では観ません。「映画を倍速で見る」という人たちのインタビューなどを見る機会がありました。どうも「…

  • 『自由と成長の経済学 「人新世」と「脱成長コミュニズム」の罠』

    物不足の東ドイツでは自動車「トラバント」を購入するため祖父が孫のために注文していた。 令和3年(2022年)11月、衆議院選挙の勝利を経て、第2次岸田内閣がスタートしました。

  • 『児童養護施設 施設長 殺害事件 ―児童福祉制度の狭間に落ちた「子ども」たちの悲鳴』

    高齢児。 私は2018年から放送大学に入り直し心理学の勉強し始め、現在、大学院に進学しています。心理学といっても、中には色々な分野があります。

  • 『ポリコレの正体 「多様性尊重」「言葉狩り」の先にあるものは』

    性的指向の少数派の中にも存在する差別。 「ジェンダーギャップ指数」というものがあります。世界経済フォーラムという団体が毎年発表している指標で、男女平等格差指数ともい…

  • 『全員悪人』

    認知症患者から見える世界。 私の母方の伯母。父が亡くなった時、その後、うちにやってきて、やがて帰りました。

  • 『兄の終い』

    家族の死には、大好きだった家族の死もあれば、大嫌いな家族の死もあるということ。 私は父と母と兄と私の4人家族で育ちました。兄は私と異なり、小学校の時から成績はオール…

  • 『定年ラジオ』

    ラジオが持つ“強み”とは。 朝起きてから食事して身支度を整えて玄関を出るまでテレビを見ている人は多いと思います。でも、私はあまりテレビが好きではなく、大学入学のため…

  • 『私はいかにハリウッドで100本の映画をつくり、しかも10セントも損をしなかったか ―ロジャー・コーマン自伝』

    「きわもの映画」が育てた、たくさんの名優、名監督。 ジョニー・デップ主演の映画『エド・ウッド』。主人公のエド・ウッドは実在のアメリカ合衆国の映画監督兼映…

  • 『糖質中毒 痩せられない本当の理由』

    ブドウ糖がもたらす血液、血管、腎臓への悪影響。 糖質制限ダイエット。糖質の摂取を控えるダイエット方法です。ダイエットが話題になって、すでにすっかり定着した食品へのカロリー表示。2020年4月1日から食品表示制度が完全施行となり、栄養成分表示が義…

  • 2023年が始まりました。本年もよろしくお願いします。

    2023年が始まりました。本年もよろしくお願いします。

  • 2022年が終わります。今年もお世話になりました。

    2022年が終わります。今年もお世話になりました。 <…

  • 『サイクス=ピコ協定 百年の呪縛』

    ウィキリークスやパナマ文書のように暴露で明らかになった「サイクス=ピコ協定」。 「サイクス=ピコ協定」。中東の近現代史を勉強したり、本を読んだことがある人なら、聞いた…

  • 『中央公論2022年12月号』

    防衛費を増やし発注額を増やすだけでは実現できない防衛産業の振興。 2022年12月16日、政府は新しい安全保障関連3文書を閣議決定しました。安全保障関連3文書とは①…

  • 『選択の科学』

    自分たちに選択肢がある」という認識を持つことで満足度も健康指数も改善する老人ホームの入居者たち。 人によって違うのでしょうが、私は、買物に行くと、結構疲れてしまいます。電化製品、洋服。これでもかとズラーッと陳列されている商品の数々を見ていると何か疲れてしまうみたいです…

  • 『政治的に正しいおとぎ話』

    “ペット”という言葉は政治的に正しくは“動物伴侶【animal companion】”。 大学時代、テレビで流れる昔のアニメーションの再放送を見ていると、時々、音声が「ピー」っとなりました。

  • 『月刊WiLL 2022年11月号』

    カルトを規制するフランスの「反セクト法」は有名無実化しているという意見。 2022年12月10日、参議院にて旧統一教会の問題を受けた被害者救済を図るための新たな法律が可決・成立しました。この法律では、法人などが霊感などの知見を使って不安をあおり、寄付が必要不可欠だと告げるなど、個人を困惑させ…

  • 『月刊正論2022年11月号』

    信教の自由に堂々踏み込む立憲民主党が掲げる“立憲主義”とは。 世の中が「旧統一教会許すまじ!」に流れる中の2022年10月19日の参議院予算委員会での出来事。立憲民主…

  • 『月刊WiLL 2022年10月号』

    実験が必要な研究と不正の関係。 私が好きなラジオ番組、文化放送の『おはよう寺ちゃん』。人の好さや他人への気配りがにじみ出てくるようなパーソナリティ寺島尚正氏が、毎日変わるコメンテーターから、最新のニュースを元に、豊富な知見を引き出しています。この番組では、世界各国に在…

  • 『月刊正論2022年10月号』

    トラブルを煽り、そこから利益利権を得る弁護士事務所や団体の存在。 「国連不要論」という意見があります。ロシアによるウクライナ侵略。

  • 『月刊WiLL 2022年9月号』

    犯罪被害者を揶揄することを“是”とする新聞の存在。 2022年7月8日、安倍元総理が亡くなりました。その後の16日付の朝日新聞朝刊の「朝日川柳」が話題になりました。

  • 『GAFA next stage ガーファ・ネクストステージ :四騎士+Xの次なる支配戦略』

    アメリカでも予想される大学の淘汰。 私には甥が一人、姪が二人います。二人の姪。姉の方の大学生活…

  • 『the four GAFA 四騎士が創り変えた世界』

    Amazonによって解放された小売店の人的リソース。 2006年、アメリカに行きました。本屋さんで本を買いました。

  • 『中央公論2022年11月号』

    「今の地上波のニュースキャスターは政府を恐れている」とする主張。 2022年12月4日、OPECプラス第34回閣僚級会合をオンラインで開催し、前回会合で決定した日量200万バレルの減産を維持することで合意しました。OPEC(Organization of Petroleum Exporting Countries、石油輸出国機構)に加盟する…

  • 『Voice 2022年10月号』

    「相手に五一対四九で勝ったと思わせ、実際には五一対四九で勝て」。 静岡県裾野市のさくら保育園で行なわれていた園児虐待。2020年12月3日、3人の元保育士が暴行の疑いで逮捕されました。そして、2020年12月4日、裾野市はさくら保育園の園長を「犯人隠蔽在にあたる」として刑…

  • 『中央公論2022年10月号』

    保守とリベラルは本来、対立概念ではないということ。 旧統一教会問題や辞任ドミノなどと言われる相次ぐ閣僚の辞任に揺れる岸田内膜。そんな政権政党である自由民主党を先頭を切って追求するのが立憲民主党。岸田内閣の支持率が低迷する中、じゃあ、立憲民主党の支持率が上がるのかと言う…

  • 『月刊正論2022年9月号』

    犯罪を肯定する、賞賛する集団の中で繰り返される“共感”の先にあるもの。 安倍元総理の暗殺犯の山上容疑者をモデルに元日本赤軍メンバー足立正男氏が撮った映画『REVOLUTION+』が上演され、その後開かれたトークイベントが開催されました。そのイベントで漫画家石坂啓氏は「事件を知ったときに“でか…

  • 『エネルギー400年史 :薪から石炭、石油、原子力、再生可能エネルギーまで』

    今も昔も変わらない、変化のたびに生じる既得権者と新規参入者の衝突。 ラッダイト運動。産業革命がはじまったころの1800年前半にイギリスで起こった機械破壊運動です。

  • 『アホか。』

    事件を起こす人の「面倒か面倒でないか」の基準。 価値観。物事の価値についての基本的な考え方です。

  • 『マスコミと官僚の「無知」と「悪意」』

    「任命拒否は違法だ!」と主張するけどそれを裁判で主張しない日本学術会議。 2020年11月、大阪市において大阪都構想の賛否を巡る住民投票が行われました。この住民投票は2015年5月に続く2回目。<…

  • 『OODA LOOP(ウーダループ)』

    組織の活動を加速する「相互信頼」と「暗黙的コミュニケーション」。 暗黙知と形式知。暗黙知は、特定の状況下で個人的に通じる言語化や文書化が難しいとされています。

  • 『数学独習法』

    三角形はいろいろな図形の基礎。 私は2018年から放送大学で、2020年から放送大学大学院で心理学を勉強しています。心理学の中では、発達心理学や教育心理学という分野…

  • 『アジア血風録』

    コロナ禍で大変な台湾で朝日新聞女性編集委員がとった行動。 2021年10月、中国とロシアの合同艦隊が日本列島をぐるりと周遊しました。この時、不思議に思ったのが…

  • 『老人と海』

    予期せぬ出来事、知らない出来事に遭遇しても逃げない姿のカッコよさ。 40代後半で50まであと一歩という頃。(はっきり言えば49歳の頃)職場でカラオケに行きました。…

  • 『〈趣味〉としての戦争 :戦記雑誌『丸』の文化史』

    『眞相はかうだ』の出版社が創刊した『丸』。 私は千葉県市川市に住んでいます。市川市立図書館は最低でも週に一回は通っています。図書館には…

  • 『脚本の科学 認知と知覚のプロセスから理解する映画と脚本のしくみ』

    インネーネットが登場しても共存できる長編映画。 1977年、映画『スター・ウォーズ』が公開されました。当時、小学生の私、しっかり劇場で見ましたが「とにかく面白かった…

  • 『中東問題再考』

    「現地からのレポート」の信頼性。 朝日新聞デジタルでは「実行犯の「遺言」 ~中村哲さん殺害事件を追う~」が特集されています。中村哲氏はパキスタンやアフガニスタンで医療活動に従事してきた日本の医師。同氏は2019…

  • 『経済指標 読み方がわかる事典 日本&世界の景気を把握し先読みする』

    鉄鋼から食料品、たばこ、医薬品など数多くの品目を扱っている経済指標「鉱工業指数」。 10年以上も前の2009年に、テレビなどでも活躍している経営コンサルタントの小宮一慶氏が発表した『日経新聞の数字がわかる本』。

  • 『女と男 なぜわかりあえないのか』

    「美人は意地が悪い」説の起源。 2021年、コロナ禍の中で開催された東京オリンピック。そこで、125年のオリンピックの歴史の中で初めてトランスジェンダーの選手…

  • 『ベリングキャット』

    スターリンが作った「デツィンフォルマチヤ(偽情報)」という造語。 2014年7月17日、マレーシア航空の定期旅客便がウクライナ東部上空を飛行中に撃墜され、乗客283人と乗組員15人の全員が死亡しました。…

  • 『ポピュリズムとは何か』

    社会の分断はポピュリズムの培地。 政治の世界で目につく機会が増えた言葉に「ポピュリズム」というものがあります。日本では「大衆迎合」や「扇動政治」などと呼ぶこともあり…

  • 『物価とは何か』

    景気に影響する心理学「利用可能性ヒューリスティック」。 リチャード・クー氏。野村総合研究所のエコノミストです。1994年の発表した『良い円高 悪い円高』。当時勤めていた銀行で、役員会議で頭取が「あの本、勉強になったぞ」とポロリ発言。

  • 『ウクライナ戦争と世界のゆくえ』

    ロシアとの直接衝突を避ける多くの国々の存在。 2022年2月24日にロシアが起こしたウクライナへの軍事侵攻。これまでもそうですが、こうした国際問題や紛争問題は話題に…

  • 『中央公論2022年9月号』

    ミクロとマクロの「合成の誤謬」が引き起こすデフレ。 2022年10月19日、故安倍晋三元首相の国葬儀に関し、事実に基づかない発言をして謹慎処分を受けていたテレビ朝日社員の玉川徹氏が情報番組「羽鳥慎一モーニングショー」に復帰しました。

  • 『月刊正論2022年8月号』

    農地減少を防ぐ政策の成果「養父(やぶ)モデル」。 ハーグ事件の共謀共同正犯として有罪となり、懲役20年の判決を受けた重信房子が2022年5月28日に刑期満了で出所しました。

  • 『総務省解体論』

    「不透明な馴れ合い構造」。 戦前の日本には「内務省」という行政機関がありました。地方行財政、警察、土木、衛生、国家神道などの国内行政の大半を担っていたようです。

  • 『馮道 ―乱世の宰相』

    「君に忠」ではなく「国に忠」。 「いん、しゅう、しん、かん、さんごく、・・・」中学か高校で中国史を勉強した時。歴代王朝を覚えるために、何度も口にしました。

  • 『中央公論2022年8月号』

    ロシアによるウクライナ侵攻を成功させてはいけないシンプルで大切な理由。 立憲民主党をはじめ、野党は与党自民党を外交政策を批判する際によく使うフレーズ「徹底した外交」。

  • 『中央公論2022年7月号』

    ワイドショーの売りは、コメンテーターたちのテンポのいいスタジオ・トーク。 テレビ朝日「羽鳥慎一モーニングショー」のコメンテーターであり同社員の玉川徹氏。安倍晋三元首相の国葬での菅義偉前首相の弔辞に対し「当然これ、電通が入ってますからね」などと事実に基づかない発言をしました。

  • 『笑え、シャイロック』

    中山七里という作家の作品。 1990年4月、私は都市銀行の一行に入行しました。(銀行では“入社”とは言わず、“入行”と言います)1991年は金利上昇の影響もあって金利収入がドンドン入ってきて、支店の収益は過去最高益。でも、1993年位から、金利や返済などが滞る貸出…

  • 『辻政信の真実 :失踪60年――伝説の作戦参謀の謎を追う』

    治世の能臣、乱世の奸雄。 私が以前、所属していた会社の管理職に実に変わった人がいました。部長職なので、配下には課長が5人、各課にはさらに5~6人のメンバーがいます。…

  • 『Voice 2022年9月号』

    五・一五事件のあとに盛り上がった世論の嘆願運動。 選挙の応援演説中の安倍晋三元首相を銃撃し、殺害した山上徹也容疑者。この山上容疑者のために「減刑を求める署名活動」が始まったようです。

  • 『月刊WiLL 2022年8月号』

    恐ろしい猛毒「ノビチョク」の恐ろしい開発目的。 そして、2020年8月、ロシア反体制派の政治活動家であるアレクセイ・ナワリヌイが、トムスクからモスクワに向かう機内にて意識不明の重体となりオムスク病院へ搬送されました。その時に挙がった猛毒の名前が「ノビチョク」でした。 <…

  • 『Voice 2022年8月号』

    CPI、コアCPI、コアコアCPI。 2022年になり、値上げする商品が増えた。私は自炊が好きなので、近所のスーパーをはしごします。「西友」、「マルエツ」、「セレクション」。徒歩圏内にはまだまだお店があります。「ドン・キ…

  • 読書記録、7年になりました。

    読書し、その記録をブログにアップするという試み。 2015年10月10日に『反転 闇社会の守護神と呼ばれて』 を紹介してから、本日で6年になりました。 これまで、お付き合いいただき…

  • 『全体主義の起原 3 ――全体主義』

    全体主義を実現するために必要な一定数の人的資源。 全体主義。Wikipediaによれば「全体主義(Totalitarianism)とは、個人の自由や社会集団の自律性を認めず、個人…

  • 『全体主義の起原 2 ――帝国主義』

    資本主義の膨張、国境、そして帝国主義。 私が1986年に入学した中央大学の経済学部には3つの学科がありました。1つ目は「経済学科」、2つ目は私が在籍した「産業経済学…

  • 『全体主義の起原 1 ――反ユダヤ主義』

    不満をもつ人々を吸収し拡大する「モッブ」。 2022年9月に行われる予定の安倍元首相の「国葬儀」をめぐっての日本の野党の動きが興味深いです。立憲民主党の有名議員であ…

  • 『本当は恐ろしい! こわい切手』

    ヴィトルト・ピレッキという人物。 私はニュースやニュース解説の情報はもっぱらラジオから入手しています。ニッポン放送の「飯田浩司のOK! Cozy up!」と文化放送の…

  • 『世界史としての「大東亜戦争」』

    軍事大国の陥穽(かんせい)。 お盆の時期は大抵実家で過ごします。私は普段は地上波テレビをほとんど見ないのですが、実家では私がテレビを消さない限り、大抵、NHKの番組がテレビから流れています。お盆の時期になると太平洋戦争に関連するテレビ番組が放映されます。<…

  • 『Voice 2022年7月号』

    経済制裁する覚悟。 2022年2月に始まったロシアのウクライナ侵略に対し、欧米を中心にロシアに対し、経済制裁が実施されています。制裁発動の当初は「スタバがなくなった!」や「マクドナルドがなくなった!」とい…

  • 『朝日平吾の鬱屈』

    今、改めて知るべき「朝日平吾による安田善次郎殺害事件」。 『BSフジLIVE プライムニュース』。メインキャスターはフジテレビ報道局解説委員長の反町理氏。

  • 『どうしても頑張れない人たち ~ケーキの切れない非行少年たち2』

    見通しと現実の乖離は矯正できるのか。 法務省が発表した『令和二年 犯罪白書』。令和元年の少年院の出院者は2,065人だそうです。

  • 『いっさい夢にござ候 ―本間雅晴中将伝』

    1946年8月にマッカーサーを乗せて厚木飛行場に着陸した輸送機の名前は「バターン号」。 極東国際軍事裁判。東京裁判なんて呼ばれることもあります。…

  • 『マネーロンダリング入門 ―国際金融詐欺からテロ資金まで』

    数億円規模の資金しか持たない個人顧客は金融の世界ではただの“ゴミ”。 大学新卒で10年ほど都市銀行に勤務しておりました。金利、株価、為替の変化の中に身を置く毎日。…

  • 『アウトロー・オーシャン(下) :海の「無法地帯」をゆく』

    被害者が加害者に変わり、加害者が被害者に変わる海。 シリーズとしても大ヒットした「パイレーツ・オブ・カリビアン」。私が驚いたのは、この映画が“海賊もの”だという事。

  • 『アウトロー・オーシャン(上) :海の「無法地帯」をゆく』

    陸地とは全く勝手が異なる海での公権の行使。 以前加入していたスカパー!。「ナショナルジオグラフィック・チャンネル」「ヒストリー・チャンネル」「ディスカバリー・チャン…

  • 『月刊WiLL 2022年7月号』

    そこに住む民族がその民族らしい生き方を自由にできる唯一の場所。 日本ではすっかりお馴染みの「忠犬ハチ公」。ロシアの侵略により、人も建物もメチャメチャにされたウクライ…

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