平等と公正の違い。 私は日本心理学会の認定心理士です。認定心理士の会というのがあって、いろいろな講演の案内が送られてくるの…
『数字に弱いあなたの驚くほど危険な生活 ―病院や裁判で統計にだまされないために』
同じ結果でも見え方がとんでもなく異なる「絶対リスク」と「相対リスク」。薬Aを飲まなかった場合と、飲んだ場合の効果を比較するにはどうしたらいいか。それには「絶対リスク」を比較する方法と、「相対リスク」を比較する方法があるそうです。たとえは、①薬Aを服用しない人10,000人のうち病気になった人が5人…
『社会的嘘の終わりと新しい自由 2030年代の日本をどう生きるか』
決断力(デタミネーション)を養うための読書の効果。 私は番組スタートの頃からインターネット放送番組「虎ノ門ニュース」を観ていました。(時期としては最初
『能力はどのように遺伝するのか 「生まれつき」と「努力」のあいだ』
「遺伝的な自分」と「セントラルドグマ」。 私はこれまでに2組の一卵性双生児とクラスメートになったことがあります。そのうちの一組は…
祖国のために自らアウシュヴィッツに潜入したピレツキという人物。 私が追っかけしている郵便学者の内藤陽介氏。ご本人は「郵便学者」と…
『諜報国家ロシア -ソ連KGBからプーチンのFSB体制まで』
諜報機関が支配する国家とは。 私は朝、ニッポン放送のラジオ番組で目覚めるのが習慣になっています。2010年6月から2018年3月…
「癒し」を得ている人は、その相手に「癒し」を与えているのか? 「現代ビジネス」というサイト(https://gendai.media/)があります。
『ウクライナ戦争はなぜ終わらないのか デジタル時代の総力戦』
不可分な「外交」と「軍事」。 実家に帰ると80過ぎた母親から、何度か同じことを聞かれます。「なんで、ロシアとウクライナの戦争って…
『ネット世論操作とデジタル影響工作 :「見えざる手」を可視化する』
インターネットにおけるニュース・情報の流通構造。 Twitterの新機能「コミュニティノート」を楽しんでいます。「コミュニティノ…
「マスク美人」と「遮蔽美人」。 2023年8月14日の立憲民主党の議員が支持率低下を続ける岸田政権に対し「岸田政権の支持率下落が止まりません。毎月かなりの幅で支持率が下落していま…
情報戦、プロパガンダ、そして認知戦。 情報戦。小さい頃、ショーン・コネリー版から007シリーズが大好きな私にとってはずいぶんと馴…
答えにくい質問から本音の回答を適切に収集する方法とは?アンケート。集団の意見を知る上での有効な手法の一つです。以前の職場で、あるシステムの運営をしていました。そのシステムはPCでもスマホでも使えるのですが、ユーザーの利用はほぼ99%。利用数は毎月伸びでいて、それはそれでうれしいのですが、さらに利用促進を…
「ブログリーダー」を活用して、読書人後田さんをフォローしませんか?
平等と公正の違い。 私は日本心理学会の認定心理士です。認定心理士の会というのがあって、いろいろな講演の案内が送られてくるの…
「政治資金パーティーの収入の不記載問題」を「裏金」と報じることへの違和感。 「白河の 清きに魚も 住みかねてもとの濁りの 田沼恋しき」
SNSは酒。やらずにすむならやらないほうがいいのに、ついやってしまうモノ。 インターネットの社会的な浸透によって目にすることが増えた言葉、「フィルターバブル」と「エコーチェンバー」。
商品やサービスを知らない、知っていても興味がないユーザー、「未顧客」。 私は大学を卒業してから、一貫してサラリーマンコースを歩んでおります。
「CEP」と「他者の合理性」。 広告宣伝。TVやラジオなどメディアに接するということは、大量の広告宣伝に接することを意味し…
「智に働けば角が立つ・・・」の締めくくりの文章とは。 作家の名前は知っているけど、その作家の作品をまともに読んだことがない作品は山ほどあります。
身近な「this」の意外な機能。私がX(旧Twitter)でフォローしている谷本真由美さん(めいろまさん)。イギリス在住で、海外に住んでいる日本人という目線から、日本に住んでいる日本人が「えっ?そうなの?」といった情報を積極的に発信しています。また、文化放送のラジオ番組「おはよう寺ちゃん」のレギュラーコメンテータ…
混同行為と冒用行為。 先日、「一般社団法人生成AI活用普及協会(GUGA)」が主催する試験『生成AIパスポート試験』」が開催されました。
龍の三段に曲がった姿の意味。 私の職場にある卓上カレンダー。2023年からカレンダーを自作するようにしています。
「正論=正義」の落とし穴。 私は大学卒業後、今は名前もなくなってしまった都市銀行の一行に入行(銀行では入社とは言わず、こういいます)しました。
相手の迷惑も顧みず、「迷惑系ユーチューバー」扱いされても、政治家が被災地入りを強行するワケ。 「売名」「偽善」。ネガティブ…
かつては同じKGBという同門から派生したFSBとSSU。 先日見ていたBSフジプライムニュース。ロシアによるウクライナ侵略のテー…
ラベラーとよばれる人たちの存在。 「GUGA」。一般社団法人生成AI活用普及協会のことです。
「KGI」から「CSF」を経て「KPI」へ。 BIツール。BIとは「Business Intelligence(ビジネスインテリジェンス)」の略です…
生成AIはタフなバディ。 あるIT企業が「生成AIチェッカー」なるものを公開しています。文章を読み込んで、その文章がAIに…
「仲違いさせる方法」という外交術。 つまみ食いレベルではありますが、中国の古典を何冊か読んできました。ある時期までは一番好…
豊富な経験則によって作り出される高いレベルの「直感」。 2024年2月22日、日経平均株価の終値が史上最高値3万9098円68銭をつけました。
チャイルド・ペナルティ。2023年10月、スウェーデン王立科学アカデミーはノーベル経済学賞をクラウディア・ゴールディン氏に授与することを発表しました。クラウディア・ゴールディン氏はハーバード大学教授でアメリカ人経済史家・労働経済学者。テーマは「男女格差」。200年にわたる米国の労働市場のデータを分析し、就労や…
人の話は、能動的に聞いてこそ、自らの身につくもの。 会社では企画のプレビューを受ける場面が何度もあります。自分に影響が出る…
まさにブラック企業経営者のお手本ともいえる織田信長。 2023年11月、北野武監督の映画『首』が公開されました。歴史的大事件「本…
『全体主義の起原』は、読者に“解”を与えるのではなく、“考えること”を求める物語。 先日、数ある名著と呼ばれる作品の一つ、ハンナ・アーレントの『全体主義の起原』を読みました。
大規模なシステムも、それは多くの関数の組み合わせ。 仕事で毎日使っているExcel。私がExcelを初めて使ったのは、…
日本の言語空間を徹底して恐れたGHQ。 「太平洋戦争」。私は歴史の授業で習った呼称です。でも、本を読んでいると「第二次世界大戦」という呼称もあります。まあ、「第一次世界大戦」があるわけですから、「第二次世界大戦」という呼称も案外しっくりきます。
衰弱、依存、不安が促す教化。 ある人は宗教団体とか思想団体にどっぷりはまるようになってから、周囲の人がいうセリフ。「あの人は人が変わった」。こういう状況を説明するために使われる…
鹵獲補給物資(ロカクホキュウブッシ)。 日本が敗れた太平洋戦争(大東亜戦争)。敗れた理由としてよくあげられるのが「暗号筒抜けだった情報戦」。そして、「現地調達に依存…
一国民のなかに存在していた圧倒的な客観的な視点。 自分が当事者になっている出来事を人に話すとついつい、トーンを上げるなど、“盛る”人がいます。一方で、冷静に説明してくれる人もいます。“盛る”人は、聞き手の関心度を上げるためにやっているのでしょうが、実は冷静に説明されたほう…
「皮肉過程理論」。 1990年に大学を卒業しましたが、2018年に大学に入りなおしました。やりたい勉強は心理学。
民主党と共和党の双方にとって痛し痒しのグループだった白人労働者層。 2023年4月、アメリカのトランプ前大統領が起訴されました。…
日常と非日常が交錯している自衛隊員の心理状態。 2022年2月に始まったロシアによるウクライナ侵攻。日本とは、国境を接するだけでなく、北方領土問題という領土問題を抱えているロシア。ロシアによる日本侵略がなんか現実的に思えるようになりました。ロシアが日本を侵略す…
1888年の段階で国民性や人種による描写の違いがあったということ。 夏と言えば「夏休みの宿題」。「夏休みの宿題」と言えば「課題図書の読書感想文」。今だからこそ、人に頼まれたわけでもないのに、読書感想文のようなものをブログに書…
Pythonでは、変数の名前を数字から始めることはできない。 私は仕事で大量のデータを扱っています。ほとんどのデータはCSV形式のファイル。MicrosoftのExcelを使っ…
課題解決を「技術革命」ではなく「勤勉革命」で乗り越えた日本。 先日、大学院に受験するため、母校中央大学から「卒業証明書」と「成績証明書」を入手しました。
対決を解決するのは話し合いなのか武力なのか。 私が大学を卒業して社会人になったのは1990年。勤務先は某都市銀行の市ヶ谷にある支店だったことから、週末の飲み会の会場は大抵、新宿でした。ある週末もそんな感じで新宿に行きましたが、時間が余ったので、CDショップ(懐かしいで…
反論を許さない「社会的公正」という主張。 藤子・F・不二雄による日本の漫画作品に『ジャングル黒べえ』があります。私は小学校のころ、アニメで楽しみました。しかし、1989年7…
ヨーロッパの難民問題をより混乱させたロシアによるフェイクニュース。 フェイクニュース。すっかり定着した言葉です。フェイクニュースを流す人、フェイクニュースにのっかろうとする人。そして、フェイクニュースに踊らされる人。フェ…
「民主主義的価値を守ろうとする混乱社会」に勝る「非民主的な安定社会」。 「自由主義国家」と「権威主義国家」。米中対立やロシ…
バブル前から指摘されていたソフトとハードの両立の必要性。 「良いものを作れば売れる」。こんなお題目もすっかりかすんでいる感のある昨今です。
GHQの検閲回避のために誕生した私設郵便会社の会社名は「ジャパン・エキスプレス・サービス」。 戦後日本に進駐したGHQが行った「公職追放」。公職とは言いますが、なにも公務員だけではなく、戦前・戦中の有力企業や軍需産業の幹部なども対象になっ…
現在の小学生が学んでいる「PPDACサイクル」。 最近、大量のデータの集計や分析に、見よう見まねでPythonを使い始めています。そのきかっけは、最近のAccess。Microsoftのデータベース・アプリケーションですね。
「フロー」と「ゾーン」。 ハッカー。初めてこの言葉を知ったのは大学生だった1988年ころだったと思います。コンピューター雑誌か何かで、人のパソコンを乗っ取る、ネットワークに勝手に親友するなど、正直、“犯罪者”のイメージでした…