住居周りを徘徊 “おいおいみてごらんよ、あの日本人またうろうろしてるよ。近くに来ても目を合わせちゃだめだよ” “どうして?” “笑顔なんか見せてごらん、すぐ寄ってきて話しかけてくるから” “なんでそれがだめなのさ” “いろいろ聞いてくることはわかるんだけど、ヘンなタイ語でさ、こっちがわからないとすぐアンギット(英語)に変えてしゃべるんだ” “別にこわくないでしょ。ヤクザでもないようだし” クリーニングメイドや...
長い旅の果てをみたい なにが待っていようと笑顔でたどりつければ そんな思いで今日も上を向いて あなたにも笑顔をお届けできれば
ネン&トゥちゃん 久しぶり5月に日本へやってきたネン&トゥが年末の休みで来てくれました。来年2月に旦那のトゥちゃんの故郷イサーンのメコン川沿いの町へ旅することになっているけれど、今日はバンコクへ連れていってくれます。それと、もうひとつトゥちゃんが楽しみに待っていたもの日本からのSUZUKIサンプルミニカーの引き渡しがあります。過去記事 ☛ ミニカーがやってきた私のカバンがいっぱいなるので事前に国際SMSで...
アユタヤ旧市街街へ出かけたついでにアユタヤ旧市街へ。チャオプロムという古くからある市場を歩いてみたが、もう夕方に近い時間でほとんどが店じまい。もっと早い時間なら活気にあふれた様子を見ることができたでしょう。その近くにあるアユタヤ最古のデパートへ。最古といっても開業してから65年ほど、昭和なら30年代にオープンしたことに。大阪の古い商店街にあるファッションビルを思い出させる店内。1階奥はスーパーなの...
フルーツの国からケウモンコン=ドラゴンフルーツ久しぶりにやってきましたケウモンコン。あまりフルーツに興味はないのですが家人は大好きなのでフルーツの類はいつもどこかに転がっています。ドラゴンフルーツも最近では日本のスーパーでも当たり前のように売られています。タイではおおよそ1キロ40バーツほどですからそんなに高くはありません。ジューシーでふわっと甘い果肉、小さな黒い種はほとんど気になりません。イサー...
女と男の交差点 ~彼の神戸~山手の坂道をいつも歩いた。ありがと、じゃまたね。大きな門の向こうに消えていく君を何度も見送った。ゼミの旅行だと家を抜け出した君。黒潮の海がキラキラ輝いていた。岬の灯台で大きく両手を広げて君が叫んだ。大好き~~死んでも離れない!!ひとつ年上の君がちがって見えた日。百歳を超えるまで二人で生きようね、そう話した日。あの日の誓いを僕は忘れない。だからいまもこうして君の思いだけを...
青春のカレースパゲティいまでも尾っぽを引きずっているので青の時代から卒業できない自分がいます。地方の町で多感な時代を過ごしました。半人前が一丁前に恋をしました。ある時期はその恋がすべてでした。男と女が出逢ってそして分かれる、そんなことは大人の世界の話だろう、できすぎたドラマの話だろうくらいにしか考えてなかったのです。かといって今の彼女とずっと将来も一緒にいるという確信もなく、ただこのままで、まず自...
伝統的タイ菓子タイで昔からある菓子類といえばほとんどがココナッツやバナナを使ったものが定番です。それらがいちばん近くにあって入手しやすく費用もほとんどかからなかったのでしょう。豊富にあるといえば米類もそうです。とくに腹持ちのよいもち米は地方によっては主食となっています。今日掲載する菓子もこれらを組み合わせたものです。バナナを焼きもち米でくるんで蒸したものです。甘さはバナナのものでしょう。やさしく...
クリスマスです。しばらく半袖でふるえていたのに昨日の午後から暑さが戻ってきました。やはりこれでなくては、なんせタイランドなのですから。靴下くつ下と騒いでいたら新しいのを出してくれました。毎年耳タコになるほど話してきました。日本の子供はクリスマスイブの夜には靴下を枕元に置いて寝る。そうすればサンタさんがきてプレゼントを置いてくれるのだ。どうしてそうなったとかそんな話はよいのです。ただ母親の教えだった...
サラブリーはアユタヤから東北方面。イサーンへ行く途中の県です。山へ出かけました。ピクニックみたいなものです。現在地がアユタヤなので、郊外の田舎ですから山に行っても取り立てて珍しいことはありません。ちょっとした気分転換にはなりました。途中車の中から見えたのですがMEIJIの工場がありました。タイではMEIJIもかなりのブランド力です。といっても私は牛乳しか知りませんが。牛が草を食んでそばに鳥が置物だと思ったら...
生きる人々に乾杯をあとわずかで今年も終わる。ああ、正月だな、そんなことをふと思えば不覚にも胸に湿った風が。「これが私の最後のおせち料理ね」何も言えず沈黙する兄。「また来年も一緒に正月しようぜ」かろうじて絞りだした。結局俺は誰も幸せにできなかった。ある意味では欠陥人間、人間失格だよ。酔ってつぶやく兄。「そんなことないよ。あんちゃんのおかげで助かった人、それから良い夢、幸せな時間をゲットした人はたくさ...
業務スーパー makro全国展開のタイ業務スーパー日本のインポート商品などもあって便利ですが、輸送手段のない我が家にあってはそうたびたび行ける場所でもないのです。便がなければタクシーなので割安感はたいしてなくなってしまいます。しかし最近になってこのスーパーもデリバリーサービスを始めました。1000バーツ以上の注文なら手数料不要で価格は店で買うのと同じというのですから消費者とくに休日にショッピングになど...
年末パーティーパーティーといっても私のことではありません。妻の会社の話です。日本ならさしづめ忘年会となるのでしょうがこちらでは、まあ年末の恒例パーティーといったところでしょう。これが毎年2回開かれます。まず全社員参加のパーティー。バンコクからも数台のバスを連ねてアユタヤに集合です。ただの飲み食いではなくてまず午前中はフットボールなどのスポーツ観戦です。というのはこの組織にはフットボールチームがあっ...
女と男の交差点 プロローグ別れと出会いをくりかえしながら人生の時はすぎてゆきます。ひとはそれを人間模様と呼んだり恋模様と言ったりします。女と男にはさまざまな出逢いと別れがあり、そのひとつひとつにドラマがあるといってもよいでしょう。人生のとある交差点でまじわったふたりの道。そこから先はずっと一本道。どこまでも一緒に歩いてゆくと誰もが疑いもせず祝福の花びらを投げかけた。ひとは千差万別。いろいろな理由が...
デスクトップを爆速に・・・できるかなあWIN10が入っている古いデスクトップ。PC業界のLCC、DELLのPCです。CPUが7世代なのでWIN11の規格外ですが、いちど物は試しと入れてみました。メモリーが8GBあるのでなんとか動くのですが思った通り遅い。そりゃそうですWIN10で走っている時でもまあなんとかというスピードですから、11をいれて無駄なスタートアップなど裸に近い状態にしましたが、それでもやはり立ち上がりがどうにもなりま...
冬 瓜私が育った地方では食べる習慣がなかったものと思われます。カボチャやウリのようなものはあったけれど冬瓜は。なかったかと。初めて冬瓜なるものを見たのは町に引っ越してからだったと思います。玄関先に細長い変形スイカのようなものが転がっていて母親に「これはなんだ」と尋ねたのを思い出します。母は誰かに頂いたのだといい、さあどうして食べようかと思案していたのを覚えています。結局は食べなかったのでしょう、そ...
北風吹きぬく寒い朝そして天気魔女12月15日午前4時。風の音で目が覚めた。日曜からまた寒くなると天気魔女が話していた。数日暑い日が続いていたから、そんな話にも、えーまたまた、などという具合で真剣には聞いてなかった。キッチンからテラスの窓を少しだけ開けてみた。冷たい風が音を立てながら流れ込んできた。これはだめだ。急いでパーカーを着た。半袖Tでは死ぬ。早くも慢性鼻炎がグスグスいい始めている。なんじゃこ...
伝統のお菓子 カノム・ターン昔からあるお菓子カノム・ターン。タイ語ではお菓子類を表すときは前にカノムという言葉をくっつけます。先日書きました“カノムトーキョー”ならトーキョーというお菓子あるいはスィーツを意味します。でも日本人として少し違和感があるのはパンを意味するときです。タイ語ではパン、すべてのパンは、カノムパンなのです。食パンも味がついた菓子パンもすべてカノムパンなのです。つまりブレッド(パン...
もうひと花咲かせるってどんな花子供が多かった時代があった。それだけに競争が激しかったともいえるけれど、そのなかに身を置いてきた当事者はそれほど感じてなかったのかなとも思う。ただ子供が多かったということはそれだけ同級生、友達や知人も多かったということにはなるだろう。でもどうしてかな、私が過ごしてきたきた時代は人間も不作だったのかそれとも悪い星の巡り合わでもあったのか、様々な事業でうまくゆかなかった...
タイのむかしお菓子などいろいろデザート類はあります。とくにバナナとココナッツ(ミルク)を使ったものは伝統的にもたくさんあります。今日はそんななかでもかなり昔から食べられている、伝統的といってもよいタイ・デザートです。どこにでもあるといえば語弊がありますが、豊富にあるバナナとココナッツ。バナナは焼いて平たくつぶしています。ココナッツミルクは甘さだけでなく塩も入れてますのでしまった甘さになっています。...
マスジド・クルーセ(クルッセ・モスク)パッターニに現存のレンガ造りのモスク。1570年代に中国人・林道乾の命によって建設された。2004年に起きた「クルセ・モスク事件」の舞台でもある。※2004年4月28日 深南部3県で同時多発テロ。 このモスクにはタイ政府に反抗するマレー系住民が武器(ナイフやナタなど)を持って集結した。 タイ政府は武力でこれを排除。タイ政府とマレー系独立派の抗争では最大の死者32人となった。こ...
タイ南部 国境の町タイとマレーシアは多くの国境ゲートがあって、この地域は多くの県が国境に接しています。国境というものは国同士が紛争状態になっていない限り往来はかなり自由ですがこれも国によって入国スタンプを得られる時間は当然ながら違ってきます。中東エリアではどの国もかなり難しかった記憶があります。公的ビザなどもちろんないので数時間留め置かれることは常識の範囲で、ひどいときは袖の下を要求されることもあ...
ヒマワリの人二人暮らしたアパートをいつも思い出しますなにがあってもいつも笑顔を絶やさなかったひと。あなたは歌に出てくる彼とおんなじねそんなことを言っていたずらっぽくわらった。そんな歌があったね。ほんとだオレみたいだ。🎵やさしさと甲斐性のなさが裏と表についている~~あれからずっとこの歌のような男から抜け出ようともがいた。そして、いつだったか、あなたを訪ねた。そこに弱々しく横たわるあなたをみた。なにも...
家政夫のお仕事イナリが食べたいというので、よしつくりましょうということに。タイでは、とくに地方では油揚げが手に入りません。豆腐を小さくカットして揚げたようなものはポピュラーなのですが油揚げはタイ人には需要がないのだと思われます。バンコクの日本人が多く住むエリアなどではきっと売っているのでしょう。そんなわけで日本から油揚げも買ってきました。そこまではよかったのですが、なんせ稲荷ずしなんてものは食べる...
別れそして出会い人生は別離と邂逅の繰り返し。ひとは一生でどれだけの別れと出会いを経験するのか。それぞれに様々な人間模様がありひとつひとつが得難い記憶となってしまい込まれているのでしょう。ひとがいるところにドラマがあり喜びや悲しみの物語があります。私は人間が好きです。語弊があるかもしれませんがひとはおもしろいです。遠くであるいは近くでただながめているだけでも興味は尽きません。このようなブログを開くこ...
ご飯だよ ヤム・ムヨウタイの食べ物で日本人としての私に強く印象に残っているのは“ヤム”という言葉。そんなに多くのタイ料理を知っているわけではないけれどヤムなんとかという料理が多いような気もしています。ヤムというのは、あえ物みたいな食べ物です。今日のご飯はこれ、大好物“ヤム・ムヨウ”です。ムヨウというブタのソーセージ、主にタイ東北部原産ですが、そのムヨウと野菜を混ぜ合わせたものです。もちろんブタソーセー...
異常気象のせいか夢までが近年になってからか、もっと前からだったのか、気象に異常という言葉がつくようになってからずいぶんになるような気もする。過去のデータが比較対象にならないような気候変動が多くなっている。それでも気象報道では例年に比べてという表現をよく使っているようだ。はたしてそんな言葉で一般大衆は理解できているのか私にはわからない。それでも気象用語になんだか激しいなと思うような言葉が使われるよう...
久しぶりタイの昼ごはん午前10時で25℃ 湿度39%。Tシャツ半パンでは私には寒いです。なんじゃこりゃ・・・・まだぶくつさ言っております。せっかく南へ帰ってきた渡り鳥、落ち着かなくてうろうろしています。デスクトップをいじっていたら昼ごはんになりました。これからしばらく日々の献立は決まっているそうです。そんなに細かくスケジュールを立てなくてもというのですが、すこしはできるようになったところを見せたいのでし...
アユタヤにてドンムアンからアユタヤまでは車で30分余り。夜中なので混雑はなし。レジデンス着が午前3時過ぎ野中の一軒家ならぬ草原の向こうに浮かぶ廃ビルのようにもみえて、これが何か知らない人にはまるで精霊の館。こんな深夜に外から眺めることがなくて幸い。さあ無事に戻ってきました、お土産もすべて広げて、さあいらっしゃいませ二ホンのお菓子だよ。大騒ぎしているうちに夜が明けてきました。それにしても寒い。Tシャツ...
バンコク・ドンムアン空港午前1時半 バンコク・ドンムアン空港に定刻到着。私の祈りが今回も通じて何事もなかった。機内での夜遅い食事は食べなかった。水だけでよいと言ったが、「お持ち帰りはいかがですか」そんなこともできるようになったのだと面白くなってOKした。タイ人のすらりとしたおねいさん、かたことのニホンゴがかわいかった。少し眠ろうと思ったが7か月ぶりの帰省のためか目を閉じても眠れず。星明りの外をながめ...
夜の空港関空までは京都や新大阪からは“はるか”という特急が便利です。これもJRメンバーになっていると特急券や指定席などはPC・スマホ予約でチケットレス。乗車券は全国共通の交通系ICカードで簡単です。それに24時間前になってから予約すれば特急指定席が約1000円ほど安くなります。私はいつもこの方法です。そんなわけで空港へ。相変わらずの混雑ぶりです。飛び交うのはほとんど大陸言語。ここはどこ? 私はだれ?そんな気...
津軽平野を聴きながら しばしサヨナラ倒れ荘世が世なら自分も同じようだったろうなそんなことを思いながら“津軽平野”を聴く]]津軽平野 (作詞作曲 吉幾三)津軽平野に 雪降る頃はよ 親父ひとりで出稼ぎ仕度春にゃかならず親父は帰るみやげいっぱい ぶらさげてよ 寂しくなるけど馴れたや親父十三みなとは西風強くて夢もしばれる吹雪の夜更けふるなふるなよ 津軽の雪よ春が今年も遅くなるよストーブ列車よ逢いたや親父山の雪どけ ...
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住居周りを徘徊 “おいおいみてごらんよ、あの日本人またうろうろしてるよ。近くに来ても目を合わせちゃだめだよ” “どうして?” “笑顔なんか見せてごらん、すぐ寄ってきて話しかけてくるから” “なんでそれがだめなのさ” “いろいろ聞いてくることはわかるんだけど、ヘンなタイ語でさ、こっちがわからないとすぐアンギット(英語)に変えてしゃべるんだ” “別にこわくないでしょ。ヤクザでもないようだし” クリーニングメイドや...
ジローとチビの帰国7月7日付「ジローとチビの憂うつ」で載せました。 日本へやってきたちびっこギャングはいろいろありましたが無事にタイへ戻りました。 ジローとチビ。 ちい公のカバンになぜかフライ返しといっしょに詰め込まれておりました。 日本生まれのジローが久しぶりに帰りたいといったのがそもそものはじまりです。 しかし暑さと騒音ですぐに里心がつき「かえろう、かえろう」の大合唱でした。 そんなわけで無事...
クロコダイル・ダンディーと久しぶりクロコダイル・ダンディーはオーストラリア映画のタイトル。 日本でもヒットした。 アユタヤにもクロコダイル・ダンディーがいる。 もちろん私がそう呼んでいるだけでタイでの通称ニックネームは「ポーヤイ」、ビッグダディ的な意味合い。 私はおもにMrダンディと呼ぶことにしている。 アユタヤのダンディーは髪結いの亭主。奥さんが仕事中は自室で体操したりPCをいじったり...
最終話 アユタヤ県タールア クラシックカー&バイクの会 タールアの古い市場通りを利用したクラシックカー&バイクの集会。 食べ物やドリンクの店が開きました。 さっそくビールを買います。 缶ビール・ビヤシンラージが60バーツ。ほとんどマージンをのせていない価格です。出店しているのが町の人達、それもメンバーの家族だったりするのでここぞとばかりに儲けようとはしない姿勢に好感が持てました。 ス...
私のバイクの思い出 アユタヤ県タールア クラシックカー&バイクの会 アユタヤ県タールア クラシックカー&バイクの会 今回のテーマはバイクでした。 私はいちおう日本人なので当時の言葉で言うなら“オートバイ”にはそれなりの興味もありました。 というのも育った山村ではやはりオートバイが大人の男たちの移動手段で、四輪などはまだでせいぜい木材運搬用の3輪自動車があるくらいの地域でした。 学校でも担任はオートバ...
アユタヤ県タールア クラシックカー&バイクの会 ② アユタヤ県北部に位置するタールアの町からお届けします。 アユタヤ県タールア クラシックカー&バイクの会 毎回それぞれテーマをつくってイベントを行っていますが7月に臨時で開いたイベントはバイクがテーマでした。 アユタヤ県内そして近隣県から多くの旧型バイク愛好家が参集しました。 リーダーのポム 真面目だが...
タイ・アユタヤ県タールア クラッシクカー&バイクの会 ① タールアの古い通りの再生とクラシックカー&バイクの会。 雨季なのでバイクの会は11月頃まで開かない予定だったがメンバーの要望で急遽開くことになりました。 タールアだけでなくアユタヤ県の各地そして近隣の県からも参加があるようです。 私も、この会がどんなものか、町興しなら今後なにか手伝えることがないだろうかとやってまいりました。最近バイクに乗って...
嗚呼!円安 空港で倒れるちい公 バンコク・ドンムアンに着いたところに話は戻ります。ふだんはタイに帰ってきたといって円を両替したりはしないのです。 というのもネット送金のほうが手数料も安くすむようで、それに口座にダイレクトに入りますから空港の両替所などはまず使いません。 もし日本円をキャッシュで持っておりタイバーツに両替するなら市中にもっと率の良い両替屋があります。なぜか空港に出ている銀行などの両替...
タールアの町おこしイベントでちい公噺など一席 アユタヤ県の中でも北部に位置するタールア郡。 町を囲むように川が流れていたのでかつては舟運業が盛んだった。 時代の変遷とともに道路が整備され川にダムができて町の名前にもなっている「タールア」(船着き場、港)はその用を終えてしまった。 タールアは小さな田舎町。 郊外に有名なセメント工場があるくらいで由緒あるお寺もあるが、これはタイならどこにでもあるような...
ジローとチビの憂うつ チビ「ボクは初めての日本でした、暑くてどこもノイジーで疲れました」 ジロー「ボクは日本で生まれたから暑いのも寒いのもがまんできるけど、10年ぶりに帰ってきた日本はあまり変わってなかったです。たしかに記憶にあるよか暑くなっているような気がしました。でもそんなことよかべつの心配があるんだ」 チビ「ジロー兄ちゃん、なによシンパイって」 ジロー「来るときボクたちはバッグの中にニトリの...
女と男の交差点23 あなたを想う夏 真っ青な空 地平線からのぼってきた夏の雲 日傘をとおす日差しがいたいほど あなたとすごした日々から何度目の夏でしょう あなたの人生から消えたのは大きな決断でした 思い出だけで生きてゆこう そうしなければいけなかった どこかであなたが生きているなら それだけでよいのです いつか運命の歯車がまばゆい光を放つかもしれない そう思いながらこの夏も超えてゆきましょう...
7月5日はもうすぐだ 日本はいうまでもなくアジアの多くの国々で話題になっている7月5日、日本大津波説。最近ではその噂も微妙に7月頃というように曖昧になってはいる。円安で日本ツアーを計画している人々もこの日の近辺は避けているという。 国によって受け止め方はちがうけれど、反日国などでは日本が再び大災害に襲われることを心待ちにしている連中もいるとかいないとか。 何処でも似たようなものだが災害列島に...
タイに政変の影 カンボジア国境で紛争再燃 元首相タクシン氏の次女であるペートンタン氏が首相になって、さてこれでかつてのタクシン時代が再現されるのかと、当時恩恵に預かった地方では大きな期待をもって迎えたはずだった。対する反タクシン派はどう動いてゆくのか、なにか起爆剤があってまたまた軍部が動いてのクーデターによる政権転覆などということがなければよいなと第三者的な危惧は抱いていた。 元タイ首相だったタク...
ひとは見かけでどうなのか 人を見かけで判断してはいけないという。 たしかに一理はある、あるのだけれども、やはり見かけも大切ではないかと思う。 つとに最近このことについてしみじみ思う。 とくに政治の世界の人間などを見ているとこの思いが強くなる。公の場で主義主張を述べ一般大衆の支持を得ようとするものにはやはりいわゆる“見た目”も大きなウエイトを占めるだろう。 どうみても悪人ヅラがいくらきれいな言葉を並べ...
ああ夏がいまさらですが夏が来ましたね。 日本は海に囲まれているためだろうか湿度が高い。やはり早朝に60%を超えているとあまり快適ではないですね。 タイも南の国で、もちろん暑いが、とくに若干内陸部に入っているアユタヤなどでは湿度はそれほど高くないのです。 6月30日日本時間6時30分同時刻のタイ・アユタヤでは51%だからかなり快適。昨夜に4時間ほど雨が降って気温も30℃を切っているようです。 ...
一日一食にするか 世間の休日にスーパーへゆくのが気がすすまない。混雑していてレジの行列などみただけで嫌になる。 もういいか昼ご飯抜くかな。 何度か書いているけれどハンガーストライキではなくハンガーダイエットを長く続けている。取り立てて肥満でもなく体調に悩みがあるとかでもない、けれどまあ健康が維持できるならいいかと勧められるままはじめた。 前日の夕食後おおよそ午後7時頃から翌日の午前11時まで...
占い うらない ほんとに裏ない? そもそも占いというものを信じない。 しかし、信じないのだけれどもその根拠、いわゆる統計学的な見地から導き出されているものに関しては全く否定するものでもないのです。 いってみれば人は勝手なもので都合の良い結果だと納得し、たまによくない相が出たりすると、なんだこんなものという具合になるのです。 いつも拝見しているブログに星占いが出ています。ここはお気に入りで、なぜかと...
女と男の交差点 22 夏祭り はじめての浴衣 あなたと歩くのがうれしくて でもすこしこわくて胸が高鳴った わたしの前を歩くあなた いつもよりゆっくりなのがわかった すぅーっと出てきた左手に小走りのわたし 花火が終わり 入江の向こうの発電所の灯りだけが 水面に反射してゆれていた夜 この時間が永遠につづきますように 誰も知らなかったわたしの祈り あなたとの夏が 最後の夏が終わった年でした ...
小学校の教員が女児の下着姿を仲間で閲覧だと ここまで堕ちたのか教員。 自分たちの教え子、そんな子供たちの下着姿をアップしてグループで閲覧する。 はあ、どういうことなんだよ。 自分の子どもが通っている学校だったら殴り込んでるよ。 30代40代のバカ野郎どもが、かりそめにも先生と呼ばれる仕事に就いてるのだよ。 いまどきどうなってるのか、こんなものなのか。 倫理観とかモラルとか、そんなもの関係なくてもそ...
ボディビルダーになった私がボディビルダーになった。 真っ黒に日焼けしたボディ、顔や頭部まで黒光りしている。おかげで寂しい頭部もわからず、なんとすてきなことよ。 どうしてこんな夢になったのか。 それはシンプル頭脳のわたくしゆえのこと、すぐに原因がわかりました。 ここ数日のことです。最近とみに体力が落ちてきたように思い、心機一転とばかりに通常のスクワット回数を増やしたのです。 皆様が驚き、もしかしたら...
蝉が鳴く 山里の思い出が蝉の声がうるさくなってきた。午前中だけなのでミンミンゼミかクマゼミか。蝉が鳴きはじめると梅雨明けがちかい、と勝手に思っていた。けれど実際は関係なく、蝉が鳴きはじめるのは気温が関係あるとか。都会にはヒグラシがいないのかな。もうすぐ陽が落ちるよ、早くお家に帰るんだよ。そういって教えてくれたヒグラシの声がない。だから都会のおじさんはいつまでもフラフラ遊び。夏の夕暮れ。山里の家では...
倒れ荘ゆれる我が倒れ荘、近辺はかなり賑やか。上空は伊丹行きの飛行機。消防や救急は毎日元気。ときには大きなトラックで地響き。かつて家主と食事したとき、「私も大阪に来たとき空いていた部屋に泊まったことがあるんです。でも眠れなくて大変でした。あそこで眠るのはすごい」そんなことをいった。この建物で牢名主のように長くなった。畳なら10枚は積まれている。家賃が高くなく長期不在でもわかっているので文句を言われる...
お誕生日おめでとう今月はたくさんの知人が誕生日を迎えています。夏場に生まれた方が多いのかそれともこれは私だけの特殊な分布なのか。いままでも時々気になっていたのですが、はたしていつまでも“誕生日おめでとう”とメールを送ったりしてよいものだろうか。そんなことを考えながら気がついたときは手軽になったSNSなどで送ってしまっているのですが。ふと思いついて、今月はまとめておめでとうを言わせていただこうかと。【七...
人間はなぜ死ぬのでしょう今日も寅次郎さんからお借りです。男はつらいよ18作 寅次郎純情詩集よりこの回はWマドンナといってよいでしょう。満男の学校の先生に壇ふみ、そして余命いくばくもない母に京マチ子。家庭訪問にやってきた先生(檀ふみ)に、例によって恋をする寅次郎。いろいろあって堪忍袋の緒を切らした妹さくらが寅次郎に、「先生のことだってそうよ、お兄ちゃん、自分は幾つだと思ってるの、あれくらいの娘がいた...
バンコクからラオス・ビエンチャンへタイ国鉄の発表によると7月19日、バンコクからビエンチャンまでの国際列車サービスを開始するという。現在はバンコクからタイ東北部メコン川沿いの町ノンカイを結んでいる路線を延長する。ノンカイからラオスの入管エリアはメコン川を渡ればすぐだが、この列車が着く駅から首都ビエンチャンまでは9キロほどあって陸路をバスなどで移動する必要がある。ビエンチャンの町中に駅がないというの...
トラというワン公男はつらいよ19話 寅次郎と殿様より風薫る五月です。端午の節句に今年こそはと息子満男のために鯉のぼりを買ったさくら夫婦。この時はまだアパート暮らしで場所がなく帝釈天参道でおじちゃんおばちゃんが営む団子屋の裏庭に鯉のぼりを立てました。「トラ、だめでしょ。あんたトラがまた座敷に上がってるよ」「これトラだめだよ、お前は下にいるんだよ」おじちゃんおばちゃんが言うトラは最近飼うことになったワ...
ブログで美味しそうな冷麺をみた。食べたいなと思っているうちに昼ごはんの時間。ま、いいか、暑いけどあるものですませよう。今日はスーパーへ向かっている途中でミイラになってしまいそうだから生存を優先しよう。冷凍のチキン、ちくわ、揚げ、こんなものでまずは炊き込みご飯。こういうごっちゃになったご飯が多い。ずぼらの貧乏人にはぴったりのメニュー。これだけで食事ができる。麺が頭から離れず、マルちゃんを引っ張り出し...
潮騒の町へいただいたメールより『城下町図書館 古い日記帳夏祭り海辺のバス停・・・思い出は色あせず行きたい所がある、会っておきたい人がいる今も青春をひきずって・・・7月19日が今年もやってくる』なつかしさと悲しみがいちどきに押し寄せてくる、そんなメールだった。そうか、自分以外にも同じ記憶を共有している人がいる。うれしいが、反面、若さしかなかった時代の自分が古いビデオのようによみがえり、それはつよい悔恨...
いまさらながら超円安に物価高毎日なにを食べようかなと考えるのがめんどうになるときがある。かといって弁当屋のご飯というのも気がすすまない。あ、そうだオイルがなかった。玉子を焼くにも少しのオイルがいる。いつも使っているのはスーパーのブランドで他社よりも安いオリーブオイル。それでもたしか400gボトルが600円ほどになっていた。久しぶりにオイルの棚をみて、その値段に二度見をしてしまったえっ、同じボトルが...
やさしい目の女性(ひと)ひとをみる目がやさしい方だなといつも思う。その方が書くものは、きっちり裏付けされ、ときには辛辣できびしい。けれどもひとをみるとき、それまでの厳しいイメージが嘘のようにやさしい目になる。そばで様子を眺めているわけではない。けれども書かれるものからおのずとにじみ出るやさしさは隠しようもない。たとえば、あるとき、歩いて工事現場のわきを通った。アジアの若者が汗して働いていた。その方...
詐欺メールといたずらコメント 楽しい日々だねコメントにわけのわからないのがきている。今月に入ってからFC2ランキングバナーをテスト的に貼ってみた。すぐにこんなコメントが入るようになった。IPアドレスはベトナムハノイとかバングラデシュだが、こんなものはフリーのVPN。すぐに東京のプロに依頼。VPNのもとを探ってもらう。知人が笑う、「なんだったら残されているフリーメールにバクダン送ってやろうか」彼らにかかるとた...
日本・タイ 行ったり来たり “百五十歳ふりかけ”昨年秋に北海道へ行った方が小樽で買ってきてくれたふりかけ。知る人ぞ知る有名品らしい。「百五十歳若返るふりかけ」昆布や胡麻がメインのふりかけ。一袋60グラムなので10回に分けて食べると一度に15年ずつ若気ってゆく勘定になるが、塩分もあるのでそんなには食べられず、思い出したように少しずつふりかけて食べているが、それが1グラムとしてもいちどの食事で2歳半ずつ...
「なんだ元気そうね。よかった」たまの電話に喜んだのもつかの間、「だいたい、ちいさんは、もうそういう歳なんですから、それに気づくのが遅いのよ」知らぬ間にご意見番のようなお言葉が、「これからはもっと自覚して日々を過ごさないと」“わかってますよあたしだってバカじゃないんだから。だけどね、これからは好きなように生きようかと”これがいけなかったのか、「好きなように生きるのはもちろん悪くないですけど、その前に、...
梅雨だからしかたがないけれど雨がつづく。部屋の湿度もずっと70%を超えたまま。ヒマナ三太郎がぼやいております。ったくやんなっちゃうね、この雨じゃ仕事もないし、おいらなんか殺すのは簡単だね、雨の三日も降ればよいなんていうけど、おいらのばやいは一日降っただけで食い物はなくなるし命の危機だわ。おっ小降りになったみたいだ、さあ気分を変えてゆこうぜ。あわてもの、何を思ったか傘も持たずに飛び出した。「あのぅ、...
人間の一生は長い旅路です。宇宙からすれば虫けらのような生物でも、私たちの一生はやはり長い旅路です。その旅が終わるときをしっかり自身で確認できたら。何が待っているのかみてみたい。もちろんそのためにはいわゆる惚け老人などになってはならない。旅の終わりを笑顔でながめたい。いつの頃からかそんな思いが頭からはなれなくなりました。それがどこにあるのか、いつなのか、それは誰にも分りません。神様がいるなら知ってい...
皆様、ありがとうございました。このタイトルになりましてから8年ほどががすぎました。一期一会、出会いがあれば風のように消えてゆく姿も多く、まあそれがこの世界の常でしょうとそれほど気に留めることもなくなってきました。なんということもなく流れてゆく日々の時間。いまあらためて自身の年齢を考えたとき、残された時間の短さに唖然としております。生物である限りその終末はかならずやってきます。ただ人としてこの世に生...
“イブライムフェレール”をキューバ音楽を語るときこの人はかならず登場するだろう。“イブライムフェレール”むかしむかしのおはなし。何度目かのタイへ戻るといった私に手渡されたフェレールのCD。青春のあるときからいつもいちばんそばにいた女性がさがしてきてくれた。タイ東北部の田舎。ものみな焼きつくすような日差しの下、どうしようもない壁の前で立ち止まったとき、文化と思想の大きな相違の間で自分の存在をこの上もな...
はじめてこの地を訪れてからもう40年になるだろう。まだ首都台北に地下鉄などなく、大通りはまるでベトナムを彷彿とさせ、台湾はまだ途上国のイメージがつよかった。臺北龍山寺今日は雨のせいか寺の庭に人影がなく記憶にある景色とは大きく違っている。あの日は線香の煙と絶え間なく押し寄せる人々の真剣な姿に異邦人として圧倒されていたような記憶がある。雨を避けた人々は通路に立って経を唱和している。広い境内に読経がこだ...
アメリカ大統領選はどうなってゆくのだろう。アメリカ史上最高齢の大統領、81歳にしてまだまだやる気満々というのだから恐れ入る。いくら最高の医療チームがついているといっても記憶力などの老化は簡単には止められないだろう。健康診断を受けた病院では大統領職務遂行に問題なしと太鼓判を押しているというが、また4年の任期を全うできると少なくとも周囲のスタッフは信じているのだろうか。多くのアメリカ人の心配が現実にな...
今年は一年が一日長いうるう年です。 それでも二月はやはりみじかい。 今日からはもう三月。 むかしは妹のために飾ったお雛様があったけれど、あれはどこへいったのだろう。 妹が亡くなったとき遺品整理をしたけれどすでになかった。 そういえばお雛様だけでなく鯉のぼりなども何年も見たことがなかった。 高齢になった母が妹と暮らすようになった時にすべて処分したのかもしれない。 むかしの田舎では何の邪魔にもならな...