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株山人の投資徒然草 http://blog.livedoor.jp/kabusanjin/

株のプロとして38年、大手運用会社を退職し八ヶ岳に住む株山人。個人投資家、シニア投資家が息長く株式投資を楽しむことを目標に活動していきます。

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2018/08/09

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  • 日本で「リモートワークが増えない」理由

    リモートワークの国際比較が出ていた。日本のリモートワーク率は42%ということで、欧米主要国が70%前後であるのに対し、日本だけが低い数字が出ている。なぜ、日本ではリモートワークが進まないのか?おそらく、多くの人は「住宅が狭く書斎がないので仕事に集中できな

  • TPP加盟戦争(2)

    前回書いた通り、最悪のTPP加盟パターンは、中国「拒否」台湾「承認」だ。この場合、高い確率で習近平はメンツが潰されたと「激怒」するだろう。その「激怒」の結果、何が起こるかは定かではないが、けっこうヤバい状態になると想定される。これは日本だけでなくTPP参加国

  • 皇室の「駆け落ち婚」はありえないでしょ

    ロイヤルファミリーのスキャンダルは世界中の人たちが大好きな話題だ。日本のロイヤルファミリーの「駆け落ち婚」もゴシップ好きな人たちの関心を集めている。日本皇族の女性が起こしたスキャンダルは田舎では格好の餌食だ。これをネタに「あ~だこ~だ」と会話を楽しんでい

  • TPP加盟戦争(1)

    TPP加盟戦争がふたを開けたようだ。習近平はTPPへの参加を以前から示唆していたが、中国政府が正式にTPPへの加盟を表明した。その直後、台湾政府もTPP加盟を表明し、TPP参加が両国の競争に舞台になったようだ。習近平は「一帯一路」の雲行きが怪しくなり、トラン

  • 他人の子供を叱ったことある?

    「おバケのQ太郎」とか「ドラえもん」などの子供アニメに必ず登場していたのが、「カミナリおやじ」や近所の「コワいおじさん」だ。こうした「近所の怖いおじさん」は今では絶滅危惧種だ。近所の子供がうるさいからといって注意でもしようものなら、その親が怒鳴り込んでくる

  • 賃金と物価と金利のややっこしい関係(2)

    通常の経済では・・・景気が良くなると需要が強くなりPPIやCPIが上昇する・・・企業の収益率が拡大し賃金が上昇する・・・景気拡大するとともに長期金利が上昇する。本来、賃金と物価と長期金利は景気の動きによって同じように上昇/下降を繰り返す。しかし、現在の米国では物

  • 河野氏の「最低保障年金」は基礎年金を公平にする

    老齢基礎年金(以下、基礎年金)は実は不公平な制度だ。受給条件を見ると・・・20歳から60歳までの40年間納め続けると、65歳から満額の年金を受け取れる。しかし、40年×12か月=480か月分を納めていないと減額される。年金を納めていない期間、年金支払い免

  • リーマン危機の再考(2)~中国不動産危機と比較

    前回見てきた通り、リーマン危機の本質は①行き過ぎた信用度の低い住宅ローンの急膨張、②そのクレジットリスクが拡散し銀行や企業のカウンターパーティ・リスク(取引相手のリスク)が高まり、企業間の取引を急縮小させたことだ。この二つのよって世界の貿易や経済取引が急

  • オリンピック・観戦チケットの払い戻しが来た

    新型コロナのまん延状態で強行されたオリンピック・パラリンピックだが、新型コロナ感染者数が減少してくるにつれて忘れ去っていく。そんな時、オリンピックのチケットの払い戻しが入金された。正確には口座への入金ではなく、クレジットカード支払いに「マイナス」で入って

  • リーマン危機の再考(1)~危機の本質

    リーマン危機の直前、2007年の12月、私は評論家の武者さんとともにブルームバーグ東京本社で講演を行った。その時に使った資料の1枚が上の図だ。サブプライムローンと呼ばれた質の悪い住宅ローン1.5兆ドルが他のローン債権とともに証券化され、10兆ドルの資産担保

  • 新自由主義は時代遅れ?(2)

    時代は大きく変わろうとしている。サッチャー・レーガン以来の新自由主義(小さな政府、民営化、規制緩和、民間活力の利用)の下で、政府規制を撤廃し企業家を自由に活動させることで、起業家はビジネスを巨大化させ大きな利潤を手にしてきた。通信の自由化・規制緩和が進み

  • 賃金と物価と金利のややっこしい関係(1)

    米国の賃金と物価と長期金利がなんかとってもややっこしい関係になっている。この三者の関係を整理して考えてみたい。サラリーマン(給与生活者)にとっては賃金が上がるとうれしい。賃金が上がれば、好きな物を買い、美味しい外食もできる。しかし、賃金が上がるような状況

  • 45歳定年は労働市場の韓国化を招く

    45歳定年制は経済同友会の夏セミナーでサントリー社長の新浪氏から提案されたという。その意図は、①高度なスキルを持つ人材を会社に縛り付けることなく進める「人材の流動化」、②会社にしがみ付けない頼れないとなると従業員は自分でスキルアップをする「スキルの高度化

  • 午前10時半の株価下落

    このところ毎日のように午前10時半に東京株価が下落する。何を見て下落しているのかは明らか・・・香港株の下落だ。代表株のテンセント、習近平の締め付けが厳しく、「オンラインゲームはアヘンだ」と言われ、ボロボロに叩かれている。株価も現在450HKドルで、今年1

  • 午前4時の緊急サイレン

    いつものように夜眠っていると、けたたましいサイレンの音に目が覚めてしまった。それも遠くから段々と近づき、音がどんどん大きくなる。何だろう?と思いながら、ぼーっとサイレンの音を聞いていた。すると、非常に近くでサイレンの音が一段と大きくなった。えーつと思って

  • Jリートの公募ラッシュ(3)~やっぱり売ってた

    Jリート市場の8月の公募増資は凄まじかった。銘柄 発行口数 発行見込み額 公募/時価総額(見込み)Rイオン(3292) 163000口 268億円 9.1%Rスターアジア(3486) 115000口 67億円 6.9%Rタカ

  • 総裁選の裏で、キングメーカーの戦い

    政治の歴史を見ると、日本は米国政治に大きく影響されてきた。米国統治下の影響が色濃く残った1970年代までは日本の首相の背後には必ず米政権がいた。日米同盟がまだまだ非対称な時期で、日本が米国の51番目の州と呼ばれていた頃の話だ。高度成長期を入り、1980年

  • 新自由主義は時代遅れ?(1)

    岸田氏が総裁候補になり、政策として「新自由主義からの転換」を目玉にした。新自由主義は、1980年代の英サッチャー政権、米レーガン政権で進められた「小さな政府」「規制緩和」「民営化」「減税」などを中心とした考え方だ。しかし日本では伝統的社会の限界だろうが、

  • 荒ぶる株式市場への対処法(2)

    今回のようにガースー首相の突然の退陣によって、ガラガラポンの総裁選~総選挙が行われる事態になり、投資家の期待は大きく変化した。海外投資家は「とりあえず、ポジションを戻す」という感じで先週は現物先物合計で6000億円を買い越した。前回話した通り、こうした荒

  • 習近平の「愛国主義の発展段階説」(2)

    前回取り上げたのは「愛国主義の発展段階説」だ。①は為政者が愛国心を喚起する初期段階、②は為政者は愛国教育によって国民に広く愛国主義を浸透させる段階、③は愛国主義が社会に浸透し、為政者が国民に自己犠牲を強いる段階だ。戦前の日本ではこの三段階が明確に見られ、

  • 習近平の「愛国主義の発展段階説」(1)

    多くの日本人は「愛国心は危険だ」と直感的にとらえる。政治家によって作り出される「愛国心」は時として排他的な国粋主義につながり戦争へと導くからだ。我々世代の親世代は実際に太平洋戦争を経験した戦中派で、幼い頃から母親から戦争中の話を聞かされてきた。怖い「憲兵

  • 荒ぶる株式市場への対処法(1)

    株式価格は利益×人気で動いていく。利益が上がれば株価が上がり、人気が上がれば株価も上がる。だから、この掛け算で表すことができる。筆者がよく使うEPS-PERマトリックスはこの掛け算を端的に示すものだ。今期については日経平均EPSがソフトバンクEPSが前期で入力

  • パラリンピックに思う事(2)

    パラリンピックが終わった。パラリンピックで感じた事は、全世界の障害を持つ人たちの中で非常に幸運で恵まれた環境にいる人たちだけが選手として参加しているのではないかということだ。だとしたら、パラリンピックはグローバルに障害を持つ多様性のある大会とはいえないの

  • 自社株買い、やるやる詐欺を許すな(2)

    昨年はソフトバンクが時価総額の15%という巨額の自社株買いを行い、しかも孫さんは言った通り100%実行したので、「やるやる詐欺」はちょっと隠れてしまった。しかし、日本企業の「自社株買い、やるやる詐欺」は脈々と続いている。8月は日本株が軟調だったので、株価

  • CREロジの「グリーン・エクイティ・ファイナンス」

    物流リートのCREロジスティックス投資法人(3487)が突然5%の急落をして、「えーつ、何があったのだろう?」と思ったが・・・最近のJリート市場では突然の大幅安がよく起こる。ほとんどが公募増資による需給の急変が原因だ。でも、CREロジは引け後「グリーン・エクイティ

  • ガースー首相じゃ戦えない?(3)

    前回の「ガースー首相じゃ戦えない?」を書いた。ガースー首相が出馬しなければ株高が起こると思ったが、それは、単に投資家の期待が変化するという意味だけだ。誰が次の首相になり、そのような内閣人事を行い、どのような政策を掲げて選挙に臨むのかは現段階では全く不明だ

  • イスラム原理主義は恐ろしい(2)

    「イスラム原理主義」の恐ろしさは、その思想が「コーランの忠実な解釈」にあり、一般にイスラム社会に草の根のように張り巡らされているかもしれないことだ。そして、もう一つはイスラム教以外を異教徒として認めないその厳格性と攻撃性だ。バーレーンのアリは、「本来、コ

  • パラリンピックに思う事(1)

    パラリンピックを見ていると、障害のある選手が自分の使える部分を最大限に使って懸命にスポーツをする姿にジーンとくる。バスケットでもラグビーでもすごい迫力だった。水泳競技は、さらに水中カメラで身体の障害が見える。不自由な身体を最大限に使い、必死に泳ぐ姿を見て

  • ガースー首相じゃ戦えない?(2)

    総裁選では国家議員票では「ガースー支持」、党員・党友票では「反ガースー」がはっきりしてくるように思う。自分の派閥にどれだけのポストをもたらすかが「支持」の要因になり、多くの国会議員はポスト欲しさにガースー首相にスリ寄る。この総裁選~総選挙の最大の注目点は

  • 市場改革を考える(4)~市場は中立な存在

    本来、市場とは株式価値に対して中立の存在でなければならない。市場制度の改革によって上場企業の発行株数が変化し、増・減資によって時価総額が変わるというのは、正常な状態ではない。不特定多数の投資家が市場で自由に売買した結果、上場企業の時価総額が決まり、その時

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