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株山人の投資徒然草 http://blog.livedoor.jp/kabusanjin/

株のプロとして38年、大手運用会社を退職し八ヶ岳に住む株山人。個人投資家、シニア投資家が息長く株式投資を楽しむことを目標に活動していきます。

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2018/08/09

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  • イスラム原理主義は恐ろしい(1)

    アフガニスタンからの米軍の撤退が始まると、あっと言う間にタリバンが多くの州、さらに首都カブールまで制圧してしまった。日本は自衛隊の輸送機を派遣したが、ISの自爆テロで混乱し、日本人や現地協力者の輸送も断念している状況だ。岸防衛相の決断の遅さを指摘する声も

  • ガースー首相じゃ戦えない?(1)

    自民党内は世間一般とずいぶんと違っている。ガースー首相の支持率が30%前後に低迷し、横浜市長選挙でのガースー候補が大敗し、総裁選に向けた風向きが変わってきている。にもかかわらず・・・ニカイ氏はすぐにガースー支持に回ったが、ガースー支持率の低迷には一定の責

  • 野菜作りの大きな誤算

    近所に新しい移住者家族が来た。引っ越しの挨拶に見えた60歳台のご夫婦だが、通常の定年退職か雇用延長後の退職かは分からないが、退職を機に田舎生活を始めたらしい。近所なので、犬の散歩で毎日のように顔を合わせる。毎朝、毎朝いつも庭仕事をしている。土をいじってい

  • 「外人買い待望論」を考える(2)

    日経CNBCの鈴木亮氏を始め多くの評論家が「そろそろ、外人買いが戻ってくる」と期待している。しかし、海外投資家はとてもパフォーマンスに厳しい投資家で、日本経済の見方や日本企業の割安性・成長性を独自の視点で見ているプロの投資家だ。という意味では、日本の投資家が

  • Jリートの公募ラッシュ(2)~二つの経路

    前回指摘した通り、公募ラッシュの需給失調の影響は二つの経路で市場に出てくる。一つは機関投資家が公募増資を引き受けるために保有銘柄を売却し、公募に参加するケースだ。8月の公募増資は合計で1200億円近い金額になったが、基本的には1200億円の手持ち銘柄を売

  • Jリートの公募ラッシュ~需給を壊した(1)

    東証REIT指数が8月に入り、軟調な展開となっている。8/5に2184ポイントだった東証REIT指数が8/25には2085ポイントまで下落した。およそ100ポイント、4.5%の下落率だ。でも、この理由ははっきりしている。それはJリートの公募増資ラッシュだ。8月の入って発

  • 市場改革を考える(3)~市場と指数は別物

    東証の市場改革の「真の目的」は、合理的な株価指数を作るところにあるのかもしれない。実のところ、東証には株価指数では失敗を続けてきた長い歴史がある。今では日経平均として誰もが知っている日経225種、元々、東証が開発し運営してきた「ダウ式修正平均株価」という

  • 酒呑み天国、清里は終わった・・・

    ついに「まん延防止」が山梨県にも出てしまった。県知事の長崎さんは、「酒類の提供停止」を避けたかったようだが、西村大臣が強硬に主張し、山梨県も「酒類の提供停止」に追い込まれてしまった。もともと山梨県は「酒呑み天国」だった。首都圏では最後の楽園で、東京、神奈

  • テーパリングの危険度(2)

    FRBの主要な政策目標はインフレと雇用だ。パウエル氏は「インフレは一時的」として高まっている中間材中心の価格上昇を無視している。もう一方の雇用情勢については「まだまだ、戻っていない」として慎重な姿勢だ。つまり、現段階では「テーパリング」の必要はないというパウ

  • テーパリングの危険度(1)

    何人かの日本評論家たちは米FRBが量的緩和のテーパリングを始めても市場には大きな問題にならないと主張している。その根拠は二つある。一つは「テーパリングは引き締めではない、量的緩和が続く・・・だから問題ない」テーパリングは量的緩和の縮小であり、量的緩和を止める

  • 香港市場の暴落は習近平のせい?

    中国から投資資金が逃げている感じがする。年初来の株価パフォーマンスを見ると・・・S&P500∔17.3%、ユーロストック50∔16.1%、NYダウ∔14.1%、台湾∔11.8%、韓国∔7.9%、TOPIX∔5.1%・・・上海-0.8%、香港-7.0%香港ハンセン指数はボコ

  • 「外人買い待望論」を考える(1)

    日経CNBCの鈴木亮氏は、「外人の先物売りが溜まってきているので、溜まった先物を買戻すとともに、外人買いに転じてくる」と期待している。しかし、こうした国内評論家の願望が実現するほど、海外投資家は甘くないと思う。多くの海外の年金やソブリン・ウェルス・ファンドと

  • 東京オリンピックが感染爆発を加速させた(2)

    東京オリンピックの開催期間は、7/23の開会式~8/8の閉会式までの17日間だった。①その間の東京都の感染者数を見てみよう。東京都の場合検査数が曜日によって大きく変化する(保健所の事情)ので、7日間の移動平均を使う。7/23の7日間平均感染者数は1386人だったが、

  • 東京オリンピックがコロナ感染爆発を加速させた(1)

    緊急事態宣言が13都府県に拡張され、まん延防止も16府県に拡大、なんと合計29都道府県が含まれてしまった。日本の半分以上、人口比ではおそらく8割以上の自治体が緊急事態(まん延を含む)となった全国的な感染爆発だが、それでもガースー首相は「全国の緊急事態では

  • 酒呑み天国の清里がピンチ?

    j北杜市西出にある蕎麦屋の藤乃屋さん。ちょっと濃い味の「鳥もつ煮」が美味しい・・・天ぷら、鳥皮焼きをつまみに日本酒を飲む・・・至福の時。回りを見ると、地元のオッちゃんやおばちゃんが蕎麦を食べたり、もつ煮で一杯やったりしている。夕方になると、観光客というより

  • マザーズ市場の「陰の極」

    日経CNBCの岡本氏が、「マザーズ市場の信用評価損率が25.5%に達し、陰の極に入ったのではないか」という私見を述べた。マザーズ市場の信用残とその評価損率は東証発表ではないが、リテール証券会社の内部数字を入手したみたいだ・・・公表されている数字ではないので注

  • コロナ緊急事態と大雨の「お盆」だが・・・

    長い間東京に住んでいたので、田舎の「お盆」に全く意識がなかった。東京では「新盆」なので7月だ。お寺にお布施を持っていき、塔婆を立て、花束を飾る・・・自宅では「迎え火」と「送り火」を焚く。それぐらいしかしない。でも、ここ北杜市では全く違う、お盆」は家庭の一

  • 60歳過ぎたら、おカネの話(9)~介護と相続の関係

    60歳となると、ひと世代30年として親の世代が90歳台になる。自分の親の死に直面する時期でもある。もちろん、両親の介護はすでに50歳台から始まっているわけで、60歳になったから何か変わるわけでもない。しかし、一般的に長生きに両親を持った場合、60歳台にな

  • 個人投資家がカギを握る市場(4)~信用残は重いのか?

    個人投資家が信用取引での買い越しを増やしている。海外投資家が売り越しに転じてる現在、ある意味、この個人投資家の信用買いが市場を支えている状態ともいえる。これに対して、株式評論家は総じて「相場の重しになる」「信用の投げが出て相場が下落する」という判断を下し

  • ソフトバンクの「エコシステム」とは?

    ソフトバンク(以下SB)の孫さんは、「エコシステムができつつある」と発言をした。エコシステムは「生態系」であり、「SBの投資が生態系を形成し始めている」という意味なのだろう。では、「投資の生態系」とは一体何なのだろうか?(1)SB資金の循環が生まれてきたことを

  • 市場改革を考える(2)~市場が上場企業を選ぶ

    株式市場は資本取引の場であり、上場する企業が適正な株価評価を得られることが重要だ。企業はそのためにどこの株式市場に上場するかを考える。アップル、アマゾン、マイクロソフトはNASDAQ市場に上場しているが、これは彼らが自らNY市場ではなく、NASDAQ市場を選んだという

  • Jリート、需給は変化する

    少し前だが、6月の東証リート市場の投資家別売買状況を見た。FTグローバル指数へのJリートの組入れが行われた月であり、想定された通り、海外投資家が最大の買い手だった。まず、数字で確認してみよう。自己 ∔121億円委託 - 95億円・・・法人 -386億円・

  • オリンピックのナショナリズム問題(2)

    東京2020の開会式・・・日本の旗手が八村選手で、聖火最終ランナーが大坂選手・・・グローバルに圧倒的な存在感で、同質的な単一民族への見方が変わる感じがした。このオリンピックは日本人の多様化の本格的な始まりだと期待させる。オリンピック憲章では厳しく国籍を限

  • 市場改革を考える(1)~上場の意味

    東証が市場改革を進め、東証1部上場企業はプライム市場に生き残りをかけた争いが起こっている。今までの東証1部、2部、JASDAQ、マザーズという各市場を、プライム市場、スタンダード市場、グロース市場という三つの再編する。この再編を機に、株式市場とは何か、何の意味

  • オリンピック、ナショナリズム問題(1)

    近代オリンピックは国家を代表する選手による国家の威信をかけた戦いだ。オリンピック憲章は、本来、「オリンピックは参加することに意義がある」「オリンピックの理想はスポーツを通じて人を作ること、参加する人たちの交流で世界の平和を実現する」とされているが、現実に

  • ガースー政権の「若年層」切り捨て政策

    いよいよ、ガースー政権による「国民の切り捨て」政策が本格的に始まった。ガースー首相は、「中等症の患者は自宅療養が原則」という政策を打ち出した。感染力の著しく高いデルタ株がまん延する局面で医療崩壊を防ぐとしたら、中等症の患者には我慢してもらうということだが

  • Jリート公募増資時のアノマリー・トレード

    日本企業は内部留保額がどんどん増加、つまり、企業は過去の利益を内部留保としてため込んできた。そのために、株式を新規発行する公募増資のは、新興企業が上場する時ぐらいになってしまった。しかし、Jリート市場では公募増資をする銘柄が多い。Jリートは不動産賃貸が主

  • 60歳を過ぎたら、おカネの話(8)~詐欺まがいにご注意

    「老後2000万円問題」は作られた問題だという思いが強い。何故なら、平均的な老後夫婦の年金と支出を比べて「2000万円不足」と言っているだけで、老後夫婦の生活実態を反映していると思えないからだ。前にも書いたが、「平均的」というのは60歳以上の世帯では何の

  • 男子バレー、イラン人の大声、怒声、怒鳴り声って何?

    準々決勝を目指して迎えた、日本ーイラン戦。主砲の石川選手、若手パワーの西田選手、超若手・大学生の高橋選手が躍動した。2セットづつ、それぞれが取り、運命の第5セット。前日に女子バレーで同じような状況があり、なんかデジャビュ―。女子の日韓戦、2セット・オール

  • 株式評論家の勘違い

    平野憲一氏は「相場は金融相場から業績相場に入っている、企業業績を買う新展開に入り、壮大な相場になる。」と、いつものことながら、超強気な発言をした。鈴木亮氏は「企業業績はウソをつかない、好業績は必ず株高につながる、4-6月期の業績の良い会社は必ず買われる。」

  • 危機感がないのが、最大の危機

    人間の感覚には「慣れ」がある。どんなに過酷な状況であっても、この「慣れ」が苦痛を感じなくさせてくれる。この点では日本は一番厳しい状況に置かれたのかもしれない。ガースー首相は、高齢者のワクチン接種は半数を超えたと、自分の成果を自慢する。重症化リスクの高い人

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