chevron_left

メインカテゴリーを選択しなおす

cancel
  • Under the Wheels

     19歳ごろ、私の精神は一旦破滅を迎えた。一言で言えば”ドロップアウト”だ。 その時に私が得たビジョンは、一匹の死にかけのネズミで、それは閉じて食いしばられた犬の牙の間に挟まり、もがき、血を流し、

  • 図の更新 [ 精神処理過程 ] 第4版

      [精神処理過程 第4版](クリックで拡大) 脳の自動処理仮説を、一連の精神処理の流れの中にどう位置付けるかを考えていた。ここでは、脳内機関それぞれの立ち位置や役割を明確にする視点ではなく、一つの流れ、ワーク

  • 社会の退行について

         権力を意思疎通の応用段階として、法律を武力闘争の応用段階として見ることもできる。  この場合、貨幣はそれらと並存する、効用の応用段階として見れば整理しやすいだろう。  そ

  • Everything is gray as dead rats

     そうは言っても、人間のゲームは最終的にはいつも金と法律に辿り着く。 権力も合理性も、その点では折り合いが付く。 なぜなら金と法律は共に、合理性のある権力だからだ。   JUGEM

  • I want to paint it black

     社会の分断を「合理性 vs 権力」、ラショナリティvsオーソリティの構造として見ることもできる。 その二つは、共にそれぞれの効用によって人間集団を統制する力を持つ。 合理性はボトムアップで人々を納得させ、権力

  • 餓鬼

      介護や保育、物流などのエッセンシャルワークに携わる人々の、境遇の劣悪化が止まらない。  これは私たち先進化した文明に住む現代人の、価値観から生じる現象である。  物理的な、生理的な安定に満たされた先進社会で

  • サディズムの構造的理解

     性倒錯としてのサディズムやマゾヒズムの構造を、こうした律動と発動のねじれた併存関係として説明できるかもしれない。 人が性的欲求に身を委ねる際に、発動の側が精神内界で増大する。 相対的に律動は小さくなり、精神の

  • 矯角生牛

     人間精神の中のバイオフィリックな傾向は、基本的には身体の欲求を満たすことによって涵養される。 一方ネクロフィリックな傾向は、そうした欲求を制御する行動に対して、言葉による賞賛などの報酬を用意することで涵養される。&nb

  • 自傷他害の動機における2つの型

     自傷・他害の原理について ある人の攻撃性が自傷へ向くか他害に向くかということは、基本的にその人が置かれている環境や、過去の経験に依存する。その両者はどちらへも容易に傾く。自傷をする人は他害をするし、他害をする人は自傷を

  • 魂の学問

     私が心理学に留まらず宗教の領域に踏み入らねばならなかった理由は、人間存在の根底に、自然科学では捉え切れぬ何らかの要素があり、その要素が現実問題として我々の生き方や、幸不幸に関わっているからである。 先ず、私自身や私の周

  • 自閉症者とダウン症者のこだわり行動の比較

     特異発達、つまり「自閉傾向のある人々はその場その場で考え、反復を好まない」という仮説を述べてきた。 だがこの仮説に対して、「自閉症者の中には、行動を繰り返すことへの強いこだわりを持つ人がいる」という現実があり、先の仮説

  • 原始社会

     現代の社会は「金と法律」の2つが基礎になっている。 金と法律を理解していると自ずと、何をどうすれば良いかがわかってくる。 金のことも法律のこともわからないというのは、目隠しをしたまま誰かの掛け声だけを頼りに歩

ブログリーダー」を活用して、夜ルコトさんをフォローしませんか?

ハンドル名
夜ルコトさん
ブログタイトル
夜ルコト 営業日誌
フォロー
夜ルコト 営業日誌

にほんブログ村 カテゴリー一覧

商用