chevron_left

メインカテゴリーを選択しなおす

cancel
arrow_drop_down
  • レクリエーション

    「奥様に悪いと思う気持ちがあるなら、会わないほうがいいわ」尚子はきっぱりと告げた。私は、返答に困った。「あたしはね、男と女が体を重ねて、癒し合うという出会いがあってもいいと思うの」「ああ」尚子はベッドで裸で布団を肩にかけた状態で横座りに体を支えながら、私

  • ふりかえる

    家に帰ると、妻が寝息を立てていた。訪問看護の看護師がいろいろしてくれていたようだ。私は、洗面所で手を洗い、昼間の情事の証拠を消した。指には、簡単には落ちない毒の香りがこびりついていた。実際はすでに落ちているはずなのに、神経質になっていたのかもしれない。女

  • はまる…

    その人は、自ら恥じるように言った。「わたしもよ」そうだ、彼女も夫に隠れて私と会っているのだという。そういう「場」なのだから、別に隠しておればいいものを、裸になった女はあけすけに告白したくなるのかもしれなかった。妻とは別の女の体温を感じることに自分は興奮し

arrow_drop_down

ブログリーダー」を活用して、tasogareさんをフォローしませんか?

ハンドル名
tasogareさん
ブログタイトル
黄昏(たそがれ)の小径
フォロー
黄昏(たそがれ)の小径

にほんブログ村 カテゴリー一覧

商用