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ルアーなお金たち、言葉たち、命たち https://catsdoodle.muragon.com/

ルアーは刺激と反応の連鎖をもたらす二律同梱の象徴。システムは二律同梱の集積による予定調和世界。

ゴルフができない冬場の楽しみに、気軽にいたずら書きを楽しみます。

キャッツドードル
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住所
原村
出身
諏訪市
ブログ村参加

2018/01/10

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  • 現象と構造:標準であるということ希求する

    猫の爪は 前足にはちゃんと5本あるのだけれど 後ろ足には4本しか無い 自然というものは 足の指が 4本でも5本でも構わないらしい パンダは6本だと聞いたことがある 4本でも5本でも6本でもよいのだ なのに 人間は5本にこだわる 4本でも6本でも そんなに不便ではないのだろう...

  • 現象と構造:構造と自然淘汰

    ミツバチと花は 互いに必要としあう間柄だ オスとメスも 男と女も 互いに必要としあう間柄だ その運命は 生まれた時にはすでに備わっていたもので それぞれの自由意思によるものではない 長い歴史の間に育まれた構造のなせる業である 長い間 誰も彼もがそうしてきた そうしてこれたし...

  • 現象と構造:自己組織化といたちごっこ

    人間が活動するために 食料があり 車が動くするためにエネルギー源として ガソリンや軽油がある様に 細胞の活動のためには ATPという物質が活用されている アデノシントリフォスフェート adenosine triphosphate 体内に取り込まれたグルコースは 細胞内で緩や...

  • 現象と構造:構造内の抑圧と連帯

    私にとって 言葉は借り物だ 同じ言葉を借りていると その人の間で その言葉で通じ合い 意思疎通できるようになっている 同じ言葉を借りることが大事で この人間観の連帯は その言葉の貸出元ということになる 言葉の貸出先はそれぞれの「人間」なのだが では言葉の貸出元も「人間」だろ...

  • 現象と構造:繰り返される意義

    私は 人間として生きているが 人間になろうと決意して 人間になったわけではない きっと 私の膝の上で のんびり寝ている猫も 猫になろうと思ったことは一度もないままに 猫として暮らしているだろう 繰り返すが 「人間である」ということは 私の意志によるものではない 私の意志でな...

  • 現象と構造:実践の能力と理解の能力

    天動説を信じても 地動説を信じても 動物としての生活は大きくは変わらない どちらの説であっても 朝になれば日が昇り 夕には日が沈む どのように 太陽が動くのかが 生活にとって重要であり なぜ 太陽がそのように動くのかは 生活にとっては それほど重要ではないからだ 日が長くな...

  • 現象と構造:信心と疑念の中で

    意識は 物質そのものに触れることはできず 意識にとって 物質の性質は推測の対象である これと同じように 真理もまた憶測の対象である 正義も同じだ 正義と信じることを為し それがうまくいけば それは正義として維持されるが それがうまくいかなければ その正義は疑われることになる...

  • 現象と構造:推測の繰り返し

    自分の気持ちはわかるが 他人の気持ちは 推測するしかない しかし この推測により 他者との関係が成立している この関係の維持がうまくいけば きっと 相手の気持ちの推測が うまくいっているのだろうし この関係の維持がうまくいかなければ その原因として 相手の気持ちの推測が う...

  • 現象と構造:鳴き声と心

    オオカミの遠吠え クジラの歌 ライオンの雄たけび 外の世界に耳をすませば 様々な声が観察できる 猫のニャー 犬のワン 雀はピーチク 声とは何だろう? 音とは何だろう? 声を出す喉があり 声を聞く耳があり 声が発せられ 声が受け止められる 耳がなければ 声を出す合理性がない ...

  • 現象と構造:「今見えている空」という表現

    子供の頃は 言葉を知らなくて 「あれ あれ」と言い 年を取ると 言葉が出なくなって 「あれ あれ」と言う 思考は 確かに 言葉で考えることが多いが 「あれをこうして」などというあいまいな言葉でも 思考は思考である 考えようによっては 「赤に黄色みがかかった明けの空」という言...

  • 現象と構造:指示代名詞が結ぶ間主観性

    「これはペンです」 この単純な構文により 「これ」が「ぺン」とされる この「これ」が 思考の外の存在を指示しているから 思考は 思考の外から存在を取り込むことが出来る 「これはペンです」により 取り込まれた「これ」は 思考の中で「ペン」として存在してゆくことになる また 「...

  • 現象と構造:共通項を取り出すということ

    大きさの異なる2つの正三角形は 「相同」の関係にある 大きさも同じの2つの正三角形は 「合同」の関係にある 2つの三角形である限り それぞれ別の三角形であり 同一ではないけれど 「相同」であったり 「合同」であったりと 共通項が取り出され その共通項に 「相同」「合同」とい...

  • 現象と構造:頭の中の現実

    学校の冬休みの宿題に書初めがあった 書初めの真白な紙に筆を下す時 すでに頭の中には書き上げられた墨の姿が出来ている ところが その通りには筆は動かず どこかいびつな字が出来上がる 途中で墨が足りなくて かすれたり 墨を筆に付け過ぎ 線がにじみながら太くなりすぎたりもする 上...

  • 現象と構造:間主観的クオリア

    言葉は間主観的クオリアだ 感動や悲しみが 自分だけのものであるように 言葉も 言葉を話す人たちだけのものだ アリたちのフェロモンも 間主観的クオリアだ クオリアがクオリア生む連鎖のなかで 言葉や フェロモンが 個体から個体へと クオリアを伝達している 「好き」という感情 「...

  • 現象と構造:操り人形の糸

    好きなものやことがあり 嫌いなものやことがあり それと呼応するように 好かれたい気持ちや 嫌われたくな気持ちが醸造されている 好きな人がいて 嫌いな人がいて それぞれの人に対する 自身の対処の仕方がある 好きな人が 嫌いな人が それぞれ同じことをしても 好きな人のそれは好意...

  • 現象と構造:ゆがんだ自画像

    頭の中に 地平線があって その地平線より上には 好きなものやことが浮いていて その地平線より下に 嫌いなものやことが埋められている だから 地平線より下で右往左往していると 息苦しくなり 何とかして 地平線より上に顔を出して 大きく息をしたくなる 反対に 地平線より上で右往...

  • 現象と構造:クオリアを物質化する技能

    バラの花の色を表現する時 その色の名は 予め頭の中に存在している色の名の中の一つだ バラの品種名を表現する時 その品種名もまた 予め頭の中に存在している品種名の中の一つだ 色や 品種名としての言葉が 予め私の頭の中にないと 私は そのバラの色を表現できないし そのバラの品種...

  • 現象と構造:想定が導く構造の淘汰選択

    春になると 待っていたかのように 生命が躍動を始める 梅が咲き 桜が咲き 燕が返ってくる 逆に 生き物たちは 秋になると 冬を超えるための準備を始める 蝶は 空の固い卵を産んだり 褐色の蛹に身を包み 木々は冬芽を残し葉を落とす 温度や 日の長さを感じ取り 生命たちが これか...

  • 現象と構造:実践と記憶の連帯

    選択肢が多いと 却下する選択肢も多くなる それが悪であるから却下することもあり 善であるにもかかわらず 却下せざるを得ない事情がある場合もある 他者の都合で却下することもあり 自己都合で却下することもある 他者にとっての善で自己のとっても善 他者にとっての悪で自己にとっても...

  • 現象と構造:先祖代々の理

    日々 多様な選択肢の中から 何かを選びながら行動している 環境に応じて 行動を選択するのみならず 人間は 助け合いをするために 仲間や 仲間ではない他者の行動によって 大きく 自分の行動を変えてゆく 対応する相手が多くなればなるほど 選択肢の幅は広がり 選択の機会は増えてゆ...

  • 思考的多型:悩みから解放されるということ

    外胚葉由来の皮膚は 外部と内部を分離する障壁だ 内杯葉由来の消化管も 消化物が通る外部と 血管が張り巡らされている体内を分離している障壁だ この障壁としての機能の他にも 消化管は 食物を消化して 栄養素を吸収するという機能をも負っている 障壁は 外部から身を守る強さであり ...

  • 思考的多型:創造的多型と集団化

    この国は かの国とは違う 私は あなたとは違う 思考的な多型を制御することにより 自身のアイデンティティーが維持されている 私どもは あなた方と違います 何が違うのか よくわからないけれど とにかく違うことは確かだ こんな根拠のない違いから 違いをあえて作り出したりもする ...

  • 思考的多型:定言命法的多型と仮言命法的多型

    様々な多型がある サカハチチョウは 春に生まれた成虫は 赤みを帯びた羽を広げるが 夏に生まれた成虫は 赤みのほとんどない黒っぽい羽を広げる カラスアゲハも 春に生まれた成虫は 黒色の羽の中に 深みのある青緑色を輝かせているが 夏に生まれた成虫は 青緑色が少ない黒っぽい羽を広...

  • 現象と構造:立ち振る舞いの中の欺瞞

    ベットで寝ている時もあれば 道路を歩いている時もあり テーブルに向かい 食事をしている時もある そして トイレに入り用を足す 様々な現象をつなぎ合わせながら 私は成立している 場所場所に応じ 異なる現象を演じている また 異なる現象を演じるために 場所を選び そこへ赴く こ...

  • 現象と構造:自己満足と利他的奉仕の両立

    人間は上品だ あさましく肉を食らうのではなく あくまで美しく肉を食らう生き物のようだ 命を大切にする清らかさを 命を大切にする尊厳の中で 命を殺め それを食らうのだ 欺瞞の中で 美しき悪事が蠢く 這いつくばり 肉を食らうのと テーブルの上の肉を 頂くのは 同じことであり 異...

  • 現象と構造:制度の規制とそこからの自由

    欺瞞を防ぎ 構造の秩序を維持するために 慧眼が進化してきた 同じ目的のために 道徳や倫理 法律が整備されて来た 慧眼は 個人対個人の関係において 重要な防御であるのに対し 道徳や倫理 それに法律は 個人対社会の関係において機能する防御策だ 正義でないこと 欺瞞の可能性が高い...

  • 現象と構造:性善と性悪の狭間の中で

    助け合いの構造の下 笑顔や泣き顔など 表情豊かな顔が行き交う中で 武骨で無表情な一匹狼を標榜する男が しばしばドラマの中で活躍する 多くの人が参加している助け合いの構造から 一線を画しながらも 一匹狼が その助け合いの構造と接しながら 波風を立てながらドラマが進行する 同質...

  • 現象と構造:笑顔、泣き顔、他力本願

    人間は 個人が生き延びる努力をするだけでなく 互いに助け合うことで 生き延びる機会を拡大してきた生き物だという 互いに助け合うことで 個人の弱さをかばい合い 厳しい自然の中で 生き延びて来たという ダーウィンが「人間の由来」で指摘したように この助け合いが 人間社会の弱肉強...

  • 現象と構造:生命というコードの体系

    遺伝情報を保持しているDNAは 記号化している物質だ DNAの塩基配列とアミノ酸の関係は コード表として確立している このコード表は 紙に描いたものではなく コンピューターチップに埋め込まれたものでもなく セントラルドグマと総称される酵素群が織りなす構造により 保持されてい...

  • 現象と構造:コード表とアウフヘーベン

    因果関係の構造が 頭の中に形成されており 結果を見ると その原因を判断する思考が成立している 原因と結果を紐づけるコード表のようなものが 頭の中にあるのである 言葉の 表現と意味も 同じようにコード表として 頭の中にあり 猫という言葉の意味は さらに 猫を見た時の視覚や 猫...

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