魅せられたる魂が躍動し 魅惑的な食物を食い尽くす 無限に素早く芽生える草木があれば アフリカの大地は 何時だって 緑に囲まれているのだろうが 群れた草食動物たちは 草木を食い尽くしては 移動を繰り返す 移動が出来ないのであれば その場所に生える草木の成長に見合った 個体数に...
ルアーは刺激と反応の連鎖をもたらす二律同梱の象徴。システムは二律同梱の集積による予定調和世界。
ゴルフができない冬場の楽しみに、気軽にいたずら書きを楽しみます。
魅せられたる魂が躍動し 魅惑的な食物を食い尽くす 無限に素早く芽生える草木があれば アフリカの大地は 何時だって 緑に囲まれているのだろうが 群れた草食動物たちは 草木を食い尽くしては 移動を繰り返す 移動が出来ないのであれば その場所に生える草木の成長に見合った 個体数に...
気体のブラウン運動で見るように 動くものは 自由気ままである しかし そこに風が吹いている場合には 気体は風の方向へベクトルをもって動くようになり まったくの自由気ままと言う訳にはいかなくなる そんなベクトルを共にした気体分子が ともに 右から左へと動いてゆくのである 本来...
人を拉致監禁すれば それは犯罪であり 猫を拉致監禁すれば それは保護である 野良猫に戻りたい こんな意思を猫が有していたとしても それは「誤った思想」であり それを矯正し 「飼い猫こそ至上の喜びである」として 飼い馴らす 我が家にも そう洗脳された猫がいる その猫が 洗脳の...
竹藪の竹は 多くの竹が その地下茎で連なっている この連なりを一つの単位とすると 何本かの竹が一つの単位になる 竹を切り その筒の中に除草剤の原液を流し込み 雨が入らないように蓋をしておくと 地下で連なっている竹が全部枯れる そんな話を聞いたことがある 地上だけで見れば 一...
雲が浮く空があり その下に山があり 山のふもとには里がある 空と山の境界は 気体と固体なので分かり易いけれど 山と里の境界は どちらも固体であり どちらも土の上にあるので その区別がつきにくい 同じように 川と岸辺の境界は 液体と固体なので 区別しやすいけれど 川と海の区別...
神の言葉が 野蛮を照らし 文明を明るく育てる こうして その言葉が照らす範囲は ひとつの単位を形成する 逆に言えば その単位の外には 神の言葉は届かない 未開の地が その単位の外に広がっているのである 法は その法が届いている範囲において 法秩序をもたらす 右側通行の法が届...
犬が 散歩の途中で立ち止まり 片足を上げ 尿を噴射する 縄張りを主張する臭い付けとのことである 自分の臭いが消えないうちに 再び尿を撒き 自分を主張する ところで 話し声と同じように その尿は もはや その尿を撒いた犬そのものではない 犬の残渣である その臭いが 縄張りの徴...
鳥が鳴いている その空気の振動は 鳥との連なりを離れているけれど 泣いた鳥を震源とした活動状態であるので 振動の方向と逆方向に 鳥がいることを知らせる音となっている 鳥の声が 音として存在している間は その音は 泣いた鳥と全く無関係ではないのである やがて自然消滅してゆく弱...
時間が過ぎゆく中で 連なりが 生まれては消え 消えてはまた生まれてゆく 連なりが生まれて維持されている間 その連なりは 存在を連なりの範囲で大きく膨らめる 水分子の連なりは 氷と水と水蒸気では異なったものになっている その連なりの強さが 異なっているのである 氷としての連な...
時計には 大小さまざまな歯車が付いている こうした歯車の油が切れて 回らなくなると 時計は止まる 停まるとまではならなくても 正確な時刻を刻めなくなる 歯車が 力を特定な方向に伝える能力を失うと 時計の機能が削がれてしまうのであり 歯車たちは 時計として一蓮托生の関係で連な...
私の身体の水分が 流れ出さず わたしの身体の中に留まってくれている 汗となり 糞尿となり 唾や涙となり 出てゆく水分もあるのだけれど あらかたの水分は 私の身体の中に留まってくれている おかげで わたしは干からびずに 筋肉を動かし 歩くこともできている わたしが歩くと わた...
わたしの臓器たちは それぞれが それぞれのやり方で 身体として連なりを持とうと努力してくれている そうした性質を持つものとして定義され その定義に従い形態形成されてきた臓器たち そんな臓器たちが その義務を果たし続けているのである この義務履行のおかげで 心臓と肺が血管でつ...
存在と単位:時間が経過してもつながっているものは一つの単位となる
時間が動かず 何も動かないとしたら 写真のように 全てが一つの塊となり 車も 道路も 信号機も 別々のものとして存在しているのではなく ひとつの塊となる 時間が動き 車は 車として ひとつの塊として動くのだけれど 時間が動かないとなると 存在の単位としての車を 道路や信号機...
明るく開かれた未来を 覗き込もうとするかのように カーテンを開け 朝陽が差し込む窓を おおきくおおきく開けてみる この時 手を動かして開ける窓は 現実の窓であり 頭の中で開ける窓は 定義の詰まった世界の窓である 明るく開かれた未来には 夢物語のような未来もあれば 現実的な未...
論理の世界では 何か主題があると その主題にそった事象が集めるられる純粋な世界である しかし 現実の世界は そんな純粋な世界ではなく あらゆる主題が 所狭しと寄り集まっている そんな雑然とした世間の戯言から離れ 空高く舞い上がり 宇宙空間にまで行けば 真空の何もない静かなと...
論理の世界で 矛盾は矛盾として存在するが 現実の世界では 矛盾が衝突のような現象として現れ 時と共に 徐々に その矛盾が緩和して 緩やかなグラジュエーションとして なだめられてゆく 高気圧と 低気圧は 同時に存在しない 矛盾した存在である 論理の世界では 同時に 同じ場所に...
定義に従う義務を履行するために 能力が必要であり その為の様々な力が要求される 「もっと力を」 ツァラトゥストラは どんな定義を希求して力を求めたのだろう わたしは どんな定義を希求して神に祈るのだろう 僕の前に 道はないけれど 僕の前に 定義があり そいつが僕を 何処へか...
定義は それを実践する能力を要求する というよりも むしろ 能力が定義を形成している 能力が定義として機能していると いうこともできるだろう 法に従い 行動する能力 感情に従い 行動する能力 物質の性質に従い 反応する能力 様々な能力が それぞれの属するシステムの中で 繰り...
実践的定義は 正しいか正しくないかではなく 通用するか通用しないかである 「こうした場合にはああする」 「こう言った場合にはそうする」 さまざまな実践的定義に従い行動を繰り返し こうした定義が 現実において通用するのかしないのかが 試され続けている そして その定義が繰り返...
法は人の行動を規定する定義であり 感情もまた 人の行動を揺るがす定義である わたしも 法に従い行動することもあれば 感情の赴くままに動き回ることがある 感覚もまた わたしの行動を制御している 熱いものに触れると とっさにそこから手を離すのも 感覚がかかわる反射という 生得的...
法律は 一種の定義であり その法を遵守すべき者が為すべき行為を 規定することにより 遵守する者の行動を定型的なものへと導き そこから外れることがないように 外れた場合の罰則を用意している こうした法による定義に従って 皆が行動することで 社会システムは秩序を保ちながら その...
水面に水滴が落ちると 波紋が広がる 波紋のない 鏡のような水面は 定常状態であり 波紋が広がる水面は 活性化状態ということが出来る こうした活性化状態である波紋が広がってゆく頻度を モーレス信号や テレビのリモコンのように 文字や数字として定義することが出来る 活性化状態を...
子供が描いた絵は自由である 幼児の描いた絵はどこか無秩序である 習字の師範が描いた書は優雅であるが わたしが乱雑に描いた書は下手である 同じ題材の絵でも 上手い下手があり 同じ字が書かれていても 上手な字と下手な字がある 何か書いてあるのか 分かりやすい絵や文字もあれば 分...
安定した定常状態に 能動的な力が加わると その状態にその力に応じた歪みが生じる 酵素反応の活性化状態は こうした歪みの連続である 同質の能動的力が加わり続けると 定常状態は 恒常的にゆがめられ 常に一定の状態に保つ 言い換えれば 調和のとれた能動的力が働き続けると 生命のよ...
意識の中の世界では 手塚治虫作「火の鳥」を読んでいる時のように 数千年前の世界と 数千年後の世界が あたかも隣り合わせであるように存在し得る 水と油も 通常交じり合わない者でも 混ぜれば混ざってしまうのが 意識の中の世界であろう 定義次第で 世界が自由に巡ってゆくのが 意識...
視覚などの感覚は 今を写し取っている それが記憶となり 意識の中の過去を形成している 過去は 記憶された現象だけから成立し 記憶されなかった現象については 現実にはあったことでも 記憶としては存在していない 視覚などの感覚が 現実から掬い取った情報を100とすると 記憶の情...
オジギソウの葉に触ると オジギソウは葉を閉じ茎を垂れる オジギソウの体内には 「触れるとお辞儀をする」という定義があるらしい そうしたオジギソウの定義を観察しようと 再び オジギソウの別の葉に触ってみたくなる 人間の体内には 「現実の中に定義を見出し それを確かめたくなる...
春になると フクジュソウやレンゲソウが咲き ツクシが顔を出す そして 梅が咲き 桜が咲き誇り やがてヤマブキが咲き アカシアが白い花を咲かせる 春ならば いつでも桜が咲いているわけではないけれど 春といえば桜である 典型的な春の景色といえば 霞がかかった穏やかな日差しの中で...
春らしい強い日差しに 「暖かくなった」と喜んでみたと思ったら 次の日には 「いやあ 春は寒い日があって 暖房をつけないといけない」 などと 日によって 春の日々の温度は変わり続ける 暖かい日も 寒い日も 春らしい日々である だから 温度だけからでは 春であるかを判断でき...
意識の中では 記憶として過去があり 予測として未来があり 感覚として現在がある 定義に従い現実から取得する感覚が 定義に従い記憶され 定義に従い処理され未来を予測する このようなシステムにおいて 記憶する定義が遮断されると 現在の感覚しかない 純粋体験が残される 純粋体験は...
赤いコップも「1」であり 青いコップも「1」であるから 赤いコップも青いコップも 「1=1」の数式の中で同一とされてしまう 数式は定義の上に成立するので 赤いコップが「1」であるとされれば 赤いコップはそのほかの属性を捨て去り この定義の中で「1」になるのである 赤いコップ...
定義と現実を 実践が結び付けている * ひとつのおはじきを もう一つのおはじきと隣り合わせに移動させ 「1+1=2」と説明する このような状況において おはじきという現実と 数式の定義を混在させた知覚が成立する 現実の硬く重いおはじきは 頭の中に無く 数字も「+」も「=」も...
ダンゴムシは 触られると丸くなる防御姿勢をとる ダンゴムシは 愚直にダンゴムシを繰り返している 同じように オジギソウは 愚直にオジギソウを繰り返し 触られたり 雨粒がぶつかると 葉を閉じお辞儀をする 馬鹿の一つ覚えのように 生命は その生命を 愚直に繰り返す 人間も 恋を...
意識の中では 時間は過去から未来へと一瞬にして移りゆく このような時間は 定義として存在している 意識の対象としての空間が存在している時間を 過去と定義すれば 今は過去になり 10分後と定義すれば 思考空間は10分後の未来に移動するのである こうした 時間の移行にともない ...
「むかしむかしあるところに、、、」 文字である記号が 今ではない昔を今であると規定しようと企み その結果として この記号に晒された意識が 「今は昔なんだな」と考える 数式に無理やり変換すると 「今」=「昔」である 記号の中の世界だからこそ この等式は成り立つが 現実の世界で...
意識は 多様性に富んだ生命の営みであるとして 感覚は 多様性に富んだ環境との接点であるとして こうした営みや 環境の記憶は 現実そのものから変換された記号として存在している こうした記号が さらに文字として変換され 文字は複写され増殖してゆく 「むかしむかしあるところに、、...
思い通りに動かない現実を 思い通りに動かせるとしたら どんなに素晴らしい事だろう 意識は 現実を支配する神のような存在を希求しつつ 現実に服従せざるを得ない宿命の中で 蠢いている これは 未来を自由に描ける意識の能力に由来する 未来は 今だ現実に侵されていない 意識にとって...
あまたの中に 未来が描かれているように 遺伝子の中に 未来が詰め込まれている 風に舞うタンポポの種の中には いずれ 根を張り 葉を伸ばし 黄色い花を咲かせ 綿毛のついた種をつける そんな未来が詰め込まれている 遺伝子や種の中に在る未来は 意識の中に在る意志のような存在であろ...
昔を懐かしんでいる意識が 今、存在している ここにおいて 意識と意識の外の間に 時間の齟齬が存在している 意識が描いている時間は 現実の時間とは異なるのである ぼんやりしていて 約束の時間を徒過してしまうことがある カップラーメンにお湯を入れ 3分後にふたを開けようとして時...
原因と結果の間に 時間が流れている であるからして 当たり前のこととして 原因と結果は同時に存在しない だから 原因と結果の関係性は 現実の時空において成立しても 現実の空間においては成立しない 時空から時間を除去した空間には 時間の流れがないのであるから これは 仕方がな...
昔をしのぶ時 目を瞑りたくなる 感覚がもたらす現在が 過去にさかのぼることの邪魔になるので 目を瞑るのである 同じように 未来を覗き見ようと思案にふける時も 静かな場所を好むことになる 今鳴り響いている音が 未来へ旅立とうとする意識を 現在に引き止めようとするからである こ...
主体と客体の違いが 「見る」ということと 「見られる」ということの 意識の動態の違いとして現れる 同じように 「見た」 「見ている」 「見るだろう」という 意識の動態が 意識が対象としている時間に応じて現れる 「思い出す」 「見ている」 「思い描く」という 意識の動態が 意...
自然は 生命に試練を与え続けている そして その試練を乗り越えた生命が 生き永らえて来ている 自然が こうした試練の授与者であるからして 自然から逃れるように 人工的な環境に わたしは逃げ込み そこで安心を得ようとしている しかし わたしは 試練を与えない自然は大好きであり...
人間だから 人間のことがわかる 猫も きっと 猫だから 人間よりも 猫のことがよくわかっているだろう 猫は 「にゃー」といっても ちゃんとわかってくれない人間に イライラしているのかも知らない 人間であるから もしくは 猫であるから という前提があって 理解できる世界がある...
苦しいと思うことのレパートリーが わたしの中に埋め込まれていて このレパートリーに合致する事態に遭遇すると 「苦しい」ということになる 美しいということのレパートリーが わたしの中に埋め込まれていて このレパートリーに合致する事態に遭遇すると 「美しい」と感嘆する 埋め込ま...
焼肉屋さんの前を通る時に薫ってくる あの香ばしいおいしそうな匂いは何なのだろう 直情的に わたしに 「肉を食べたい」という思いを湧き上がらせるあの匂いである 減っていないお腹も 急に減ってしまう 焼き肉の匂いという小さな爆薬は わたしの鼻腔に入り クラスターを分散させ 脳神...
昔々 西欧人は他の人種に比べ進化している という科学的研究が流行ったという 選民思想は 何処にでもある 日本でも 神国であるから 戦争に負けることはない と流布された そんな選民意識があった こうした結論に至るために 様々な史実や精神や形態の特性を列挙して 「選ばれし民」と...
生命は 特定の結果を導く原因を創り続けている 言語も 特定の結果を導く原因の創設により維持されている たとえば 赤色を見て「赤」というように 「赤」色を覚えなければならない この学習は 赤色を見て「赤」という原因となっている このような言語と同じように ヘビを見て怖いと感じ...
地上の温度は制御できないので 夏暑く 冬寒い エアコンが効いた室内の様にはいかない 地球の気候は きちんと管理できないのである だから 年間を通しの気温も 間氷期では暑く 氷河期では寒い 太古の昔には 地球が真っ白な氷の塊になっていた時代もあったというのだから 今 青い地球...
車を走らせるには ガソリンが必要である ガソリンを買うには お金が必要である お金をもらうには 働かなければならない 働くためには 言葉を覚えなければならない このように どんどんと 結果を得るための前提をさかのぼることが出来る 結果を得る結論を得るために 様々な前提に行き...
国際法が軽視されている 刑法が典型的であるが 法律の背後に暴力がある 逮捕 監禁 死刑 こうした暴力をおそれ 法律が守られるという側面がある 暴力が 遵法精神の前提として存在しているのである 不法者をいかに減らして あわよくば排除するか? この課題の克服ために 刑罰という合...
生命は すべからく 生きるという結果を出すため その前提たる何かを揃え続けてきた成功者である 前提は結果の過去に在り 目的たる結果は実践の未来に有る 前提と 結論たる結果 それに目的が 時間軸上にそれぞれ独立して点在するところ これらをごちゃまぜにして 何をすべきかという実...
人間は 所詮神様にはなれない半端者である だから 結論が先にある議論においても その前提をもれなく把握できず 運よく 前提をすべて把握していたとても その実践において その前提を整えることが出来ず 現実においては その結論を実践的に導けないことが多い こうしたい こうなりた...
「生きる」という結論を維持すべく 生命は 「生きる」を導く前提を愚直に繰り返す 人間も 与えられた感覚と 与えられて運動能力を駆使して 「生きる」という結論を導き続けている こうした 結論に縛られた努力は 自由の効かない 閉ざされた制約の中にある こうした制約から自由になろ...
時の流れの中で 前提は結論へと流れてゆく 前提から結論への流れは 自然で受動的である 逆に 結論から前提への流れは 思考がそうであるように 架空的であり 能動的である その結論を導くための前提にたどり着くには それなりの苦労が必要である 高度な技術程 その苦労は大きく 簡単...
知的活動において 結論が前提を模索している タコの豊漁を導くべく 蛸壺の大きさや形は工夫を凝らされているのも その一例である 「この壺はタコが好んで入る」 この前提を求めて 蛸壺の大きさや形に工夫が重ねれれて来たのである この前提を形成できなかった大きすぎる蛸壺や 小さすぎ...
前提から導かれる結論は その前提に依存した結論であり 他の前提が併存していると また別の結論が導かれることになる 現実においては 未知なる装置外の前提が現れ 予定していた結論に至らず 予期せぬ結果がもたらせることがしばしばである その為 より多くの前提をかき集めて思考して ...
常温に肉片を置いておくと その肉片は腐ってゆく この前提だけから思考を外延すると わたしの肉片も腐ってゆく という結論が導かれる しかし わたしには免疫系が働いており その免疫系の働きにより 腐りを導く微生物を排除し続けている この前提も加えると わたしの肉片は腐れずに済む...
覆水盆に返らず これは 一過性の現象の典型である 覆ることなく 水が次の盆に移され続けると これは 持続的現象ということになる 物質世界は 一過性現象と 持続的現象が交じり合いながら 時間を経過させ続けている そして 観察者は 持続的現象を通常状態と呼び 一過性現象を異常事...
電気回路では 電気が流れる円環が形成されており どこかでこの円環が途切れると 電気回路として機能しない 電池と豆電球で円環が成立している電気回路は 電池があるうちは 豆電球に灯りがともる この灯にどのような意味があるかは別問題として 電池と豆電球を結ぶ銅線は ただの銅線では...
「美味しいものは美味しい」 「美味しいもの」は物質であり 「美味しい」は感覚(みかく)であるので より抽象的に「美味しいものは美味しい」を変換すると 「物質は感覚である」ということになる 「牛肉は美味しい」 という言葉に違和感はないが 「物質は感覚である」 という言葉には違...
前提と結論の間の網目模様は 時間を隔てて連なっており ある特定の瞬間に成立するものではない 反応の連鎖が 時間を隔てた現象と現象を紡いでいるのである こうした網目模様の時空の中で 結論が前提をもたらす原因になると ここに円環が成立し 網目模様が時間を超えてゆくことになる そ...
前提と結論の間に 様々な関係が成立している こうした関係を線で表すと いくつもの前提と いくつもの結論の間に 網目状の線の束が表れる 思考は この線を描いたり消したりしている こうした思考の動きに呼応するように 前提と結論の間の網目模様が様変わりする ある線を消す消さないで...
自然科学の法則は 自然を観察することから抽象物として発見されて来た 自然という前提から抽出した事実の抽象化として 自然科学の法則があるのである こうした法則を応用して 様々な科学技術が開発され 人為的な現象が 自然の中で巻き起こされている 自然と前提として開発された技術は ...
前提と結論が 互いにそれぞれを肯定しながら循環している時 実績が生じている ニュートンの法則が正しいとされるのは 質量にかかわりなく同じスピードで物質が落下するという 前提となる事象の確認だけではなく 太陽系の衛星軌道の計算とも矛盾がないところからも 判断されているし ロケ...
牛肉200gと 鶏肉200gが同じ200gである のは 牛肉と鶏肉が同じものという前提があって はじめて成立する同一である そこで 牛肉と鶏肉が異なるものであることを考慮すると 別の等式が考案されることになる 質量ではなく 価値としての等式である 牛肉は 鶏肉の2倍の価値が...
真っ青な空もあれば 曇り空もある 雨雲に覆われた真っ暗な空も 星がきらめく夜空もある 具象としての空は 刻一刻とその姿を変え 一時たりとも同じではいられない すれば 具象としての空は 次の瞬間には消えてゆき 別の具象のとしての空に移ろうことになる こうした絶え間ない移ろいの...
性格という抽象もあれば 外見という抽象もある 具象から何かを抽出して描かれる抽象もあれば 具象全体の印象から描かれる抽象もある さて ネコを抽象的に一言で表すと「猫」になる この「猫」という文字を見ると ネコの性格も ネコの外見全体も ネコのしっぽも ネコの肉球も ネコの目...
あるがままであることを感情が阻害して その情動に応じた行動が表現される 猫が主人公の漫画をみていると 漫画の中の猫も うちの猫と同じようなことをするから その主人公の猫についつい共感してしまう まあ どんな猫も同じように 人間の邪魔をしたり 人間をおもちゃにしたりするもので...
感情はあるがままを阻害する たとえば 焼き肉屋さんの知覚を通った時に 肉の焼ける香ばしいにおいを嗅いだとする 「いい匂いだ」 「何の匂いだろう」 「焼く肉か」 「食べたいな」 などと頭の中で反芻して あるがまま歩いていたとしても 心の中は穏やかではいられない 仕事中であれば...
究極の具象である現実は 「今」にしか存在しない ゆえに この「今」の由来である過去は 記憶としての抽象に頼らざるを得ない そして 「今」の先にある未来も 抽象として予測せざるを得ないのである 抽象は 「今」の全てを包括できないが 「今」を構成する現象の一つについて 過去や未...
ピケティ氏の論によると 貧富の差は拡大してゆく ある者は あるものを使い それを増やすけれど ない者は それを増やせない という道理なのだろう 技術も同じであり より強力な武器を持つことにより それを持たぬ者の武器を取り上げることが出来る ある者が あるものを皆のために使え...
具象は 様々な現象の複合体である 抽象は こうした現象を一つ一つ取り出すことができる 川のほとりに座り その流れを眺めていると 水は右から左へと尽きぬことなく流れてゆく 水は何処から来たのだろう? 水は何ものか? 水は何処へ行くのだろう? 我々は何処から来たのだろう? 我々...
具象と連なりのない抽象は 自由である たとえば 現実世界では起こらないようなことが 夢の中では平気で起こったりする 夢は 抽象的自由の中で ぼんやりと残る具象の周りを 周遊している こうした抽象が 現実世界にはない理想を構築する こうして構築された理想は 新たな秩序を模索し...
抽象には誤解が付いて回るけれど 具象には誤解は少ないだろう 具象を抽象に変換する過程で 誤解が生じるからである 枯れ尾花を幽霊と思ってしまったり 月曜日と火曜日を間違えてしまったりと 視覚から事物を抽象として認識したり 抽象的観念を人為的に割り付けた曜日などは アナログでは...
構想があり その構想を実現するための準備がある 構想→準備→実現 構想は仮想世界で行われ 準備や実現は現実世界で行われる 現実世界で 架空世界の構想が実践されるのである 現実世界と架空世界の間には 様々な規則的相当性で結ばれ 様々なレベルの具象と抽象が行き交う そのなかで ...
具象と抽象:生き延びるための準備 - 生命現象は それが起こる前の準備段階が整っていてこそ 予定通りに進行する カルビン回路が首尾よく回るためには 酵素群がそろっていなければならない スタートした時には 既にその結果が決まっているというほどに準備が大切なのである 生き延びる...
具象と抽象:抽象的コミットメントがもたらす調和 - 蛾の性フェロモンがそうさせているように オスとメスは 生まれながらにして 抽象世界において 結ばれるように規定されている インスリンも 抽象世界において 血糖を調節するように規定されている 血糖が上がると ランゲルハンス島...
具象と抽象:同じでいながらに変わってゆく運命 - 同じミヤマカラスアゲハであっても オスとメスとで その表現型が異なっている 同じオスでも 春型と夏型とでも その表現型が異なっている 地域による表現型の違いもあるだろう 羽化したばかりのみずみずしい個体と 羽根がボロボロにな...
具象と抽象:宇宙空間に浮かぶ地球という肉体 - まだ雪が残っているというのに 道端に小さな青い花が咲いていた 季節の境目は曖昧である 季節は いくつもの具象の総和としてのイメージなので 冬のイメージの具象である雪と 春のイメージの具象である花が 同時に存在していることは 季...
具象と抽象:思考を囲っているすてきな牢獄について - 新生児は 乳を飲むと決められている 実母の母乳でもよいし 乳母の母乳でもよいし 人工的に創られた粉ミルクを溶いたものでもよい 飲むべきものは抽象的に決められており 実際に飲むものは具象的である 同じように わたしも 何か...
具象と抽象:前置された抽象的構造のなかで - オスの蛾が メスの出すフェロモンに惹かれ 暗闇の中 メスの方へと飛んでゆく フェロモンは 物質として具象であろう しかし メスを象徴する抽象として 雄の蛾は認識しているということになる フェロモンを求めているのではなく メスを求...
具象と抽象:時の流れの中で行き交う抽象 - 未来は抽象として描かれる それに比べ 今は 具象として描かれる しかし 完璧なる具象には届かない 感覚は 外部そのものにはなることはなく いわば具象的抽象にとどまるのである それでも 今の感覚が知らせてくれるものが 最も具象的であ...
具象と抽象:規則的相当性を行き来する - 抽象と具象の間には 幾筋もの規則的相当性が行き来している 私の様なワインを年数回しか飲まない者でも 具象のワインと抽象のワインの間には 幾筋かの規則的相当性が存在している 甘味 苦み 赤色と白色 美味い不味い ソマリエの方々の頭の中...
具象と抽象: A=notA という禅問答 - A=notA 私は私であって私ではない 子供のわたしと老人のわたしは それぞれわたしであるけれど それぞれで違っている A=notA セテウスの船は 取り除かれた部品で組み立てられた船も 新しい部品で同じように組み立てられた船も...
具象と抽象:記憶が刻んでいる抽象について - 昨日の私が 明日の私と同じであるならば 20年前の40歳過ぎのわたしと 20年後の80歳過ぎのわたしは同じものである 論理は 成長もしない代りに 歳も取らない 永遠に同じだから 論理学が成立する 論理学の「A」は 永遠だから 時...
具象と抽象:「はし」に違う光を当てて見る - ものを見る角度により 同じものも見え方が異なっている それに加えて 光の当たる方向や変わると 光の色によっても ものの見え方は違うものになってゆく 同じものが 違って見えるなら 違うものでも 同じに見えることもあるだろう 擬態し...
具象と抽象:『藪の中』芥川龍之介 - 様々な規則が 様々な具象から抽象を導き その反対に 抽象から具象を様々に具現化する こうした規則の総和が抽象であるので 抽象されたものの本質は 多岐の規則に渡るため あの本質もあり この本質もあり はたまたああいった本質も こういった本...
具象と抽象:規則が制御している自由あるいは野生 - 自由は それを許さない努力により 制限されている 規則に従わせる努力 規則に従おうとする努力 様々な努力が 自由を排除し 秩序をもたらしている こうして維持されている一定の秩序に対して 抽象的な言語として それぞれの秩序が...
具象と抽象:抽象の背後に存在する規則たち - 水と空気の動きが 入道雲を創り上げていく あるいは ウロコ雲を創り上げていく 同じようなものが 同じように動いてゆくと 同じようなものが出来てくる 少し違うと その違いに応じて 少しづつ違うものが出来てゆく こうしたて生まれてく...
具象と抽象:抽象を具現化する能動的努力たち - 生命は 循環する抽象を 能動的に具現化する現象である DNAという抽象が 特定の有機物として 規則的相当性をもって機能してゆくシステムが 滞りなく循環しながら 生命は維持されている その一環として 視覚があり 理性がその上に乗...
具象と抽象:現状維持という囲いの中の思考について - 平和のためには 多様性を認め合うことが肝要に違いない 意見の相違を互いに尊重し合えれば 争う必要もないからである しかし 多様性が広がれば 当然 そろぞれの好みも多様になってくる 送り手の多様性と 受け手の多様性があり ...
具象と抽象:抽出してきたこの道を私は行くだけ - 考えるということは その対象を 何かに焦点を絞っている 逆に言うと その焦点以外のことは 眼中になく 意識の外にある この偏向の上に 様々な科学分野が成立している この偏向の上に 様々な生活の断面が営まれている 仕事の時には...
具象と抽象:抽出された創造物としての正義論 - 具象から 特定の要素を抽出して 抽象が創造される 実は この創造により 私の視覚も成立している 現実の中から 光を抽出して 風景を想像しているのが 視覚なのである さらに言うと 全ての光を抽出しているわけではなく 赤外線や紫外...
具象と抽象:具象の私と抽象の私 - 具象の私と 抽象の私には差異がある この差異に 喜んだり 自己嫌悪に陥ったりする 私は 具象の私と抽象の私を 見比べているのである * 出来ないと思っていたことが出来るようになると 自分の壁を一つ越えたことになる 抽象の私を 具象の私が超...
具象と抽象:現実と具象と抽象の行き来について - 猫が警戒しながら 私を見ている 案の定 私が猫を捕まえようとしたその時に 猫はピョンコと逃げ出して 部屋のどこかへ隠れてしまった 具象の猫は 私の視界から消え失せ 「猫はこの部屋のどこかにいる」という思いの中で 抽象的猫が私...
具象と抽象:消える具象と残る抽象 - 感覚 たとえば視覚が その時その場の景色を写し取る この写し取られた具象が たとえば 「晴れた山並み」 「荒れ果てた海」といった抽象を記憶として残す 具象では 雲の形もはっきりしているが 抽象化された記憶では 何となくの形しか残っていな...
逃げる 隠す 媚を売る - 逃げる 隠す 媚を売る なんとも情けない三拍子である 日本が置かれた現状からして 仕方がないことなのか、、、 補助金行政見直し 社会保障見直し 消費税増税 票は貰えなくても 耳障りの悪い事ばかりを言う政党があっても 良いのではなかろうか 耳障りの...
具象と抽象:「我々は何処へ行くのか?」 - 「我々は何処へ行くのか?」 「私は何処へ行くのか?」 この二つの疑問文の違いを考えると 「我々」と「私」の それぞれの強さ弱さを見出すことが出来よう 「我々」はたくさんの命からできており 永遠への扉が残されている これに対して 「...
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魅せられたる魂が躍動し 魅惑的な食物を食い尽くす 無限に素早く芽生える草木があれば アフリカの大地は 何時だって 緑に囲まれているのだろうが 群れた草食動物たちは 草木を食い尽くしては 移動を繰り返す 移動が出来ないのであれば その場所に生える草木の成長に見合った 個体数に...
気体のブラウン運動で見るように 動くものは 自由気ままである しかし そこに風が吹いている場合には 気体は風の方向へベクトルをもって動くようになり まったくの自由気ままと言う訳にはいかなくなる そんなベクトルを共にした気体分子が ともに 右から左へと動いてゆくのである 本来...
人を拉致監禁すれば それは犯罪であり 猫を拉致監禁すれば それは保護である 野良猫に戻りたい こんな意思を猫が有していたとしても それは「誤った思想」であり それを矯正し 「飼い猫こそ至上の喜びである」として 飼い馴らす 我が家にも そう洗脳された猫がいる その猫が 洗脳の...
竹藪の竹は 多くの竹が その地下茎で連なっている この連なりを一つの単位とすると 何本かの竹が一つの単位になる 竹を切り その筒の中に除草剤の原液を流し込み 雨が入らないように蓋をしておくと 地下で連なっている竹が全部枯れる そんな話を聞いたことがある 地上だけで見れば 一...
雲が浮く空があり その下に山があり 山のふもとには里がある 空と山の境界は 気体と固体なので分かり易いけれど 山と里の境界は どちらも固体であり どちらも土の上にあるので その区別がつきにくい 同じように 川と岸辺の境界は 液体と固体なので 区別しやすいけれど 川と海の区別...
神の言葉が 野蛮を照らし 文明を明るく育てる こうして その言葉が照らす範囲は ひとつの単位を形成する 逆に言えば その単位の外には 神の言葉は届かない 未開の地が その単位の外に広がっているのである 法は その法が届いている範囲において 法秩序をもたらす 右側通行の法が届...
犬が 散歩の途中で立ち止まり 片足を上げ 尿を噴射する 縄張りを主張する臭い付けとのことである 自分の臭いが消えないうちに 再び尿を撒き 自分を主張する ところで 話し声と同じように その尿は もはや その尿を撒いた犬そのものではない 犬の残渣である その臭いが 縄張りの徴...
鳥が鳴いている その空気の振動は 鳥との連なりを離れているけれど 泣いた鳥を震源とした活動状態であるので 振動の方向と逆方向に 鳥がいることを知らせる音となっている 鳥の声が 音として存在している間は その音は 泣いた鳥と全く無関係ではないのである やがて自然消滅してゆく弱...
時間が過ぎゆく中で 連なりが 生まれては消え 消えてはまた生まれてゆく 連なりが生まれて維持されている間 その連なりは 存在を連なりの範囲で大きく膨らめる 水分子の連なりは 氷と水と水蒸気では異なったものになっている その連なりの強さが 異なっているのである 氷としての連な...
時計には 大小さまざまな歯車が付いている こうした歯車の油が切れて 回らなくなると 時計は止まる 停まるとまではならなくても 正確な時刻を刻めなくなる 歯車が 力を特定な方向に伝える能力を失うと 時計の機能が削がれてしまうのであり 歯車たちは 時計として一蓮托生の関係で連な...
私の身体の水分が 流れ出さず わたしの身体の中に留まってくれている 汗となり 糞尿となり 唾や涙となり 出てゆく水分もあるのだけれど あらかたの水分は 私の身体の中に留まってくれている おかげで わたしは干からびずに 筋肉を動かし 歩くこともできている わたしが歩くと わた...
わたしの臓器たちは それぞれが それぞれのやり方で 身体として連なりを持とうと努力してくれている そうした性質を持つものとして定義され その定義に従い形態形成されてきた臓器たち そんな臓器たちが その義務を果たし続けているのである この義務履行のおかげで 心臓と肺が血管でつ...
時間が動かず 何も動かないとしたら 写真のように 全てが一つの塊となり 車も 道路も 信号機も 別々のものとして存在しているのではなく ひとつの塊となる 時間が動き 車は 車として ひとつの塊として動くのだけれど 時間が動かないとなると 存在の単位としての車を 道路や信号機...
明るく開かれた未来を 覗き込もうとするかのように カーテンを開け 朝陽が差し込む窓を おおきくおおきく開けてみる この時 手を動かして開ける窓は 現実の窓であり 頭の中で開ける窓は 定義の詰まった世界の窓である 明るく開かれた未来には 夢物語のような未来もあれば 現実的な未...
論理の世界では 何か主題があると その主題にそった事象が集めるられる純粋な世界である しかし 現実の世界は そんな純粋な世界ではなく あらゆる主題が 所狭しと寄り集まっている そんな雑然とした世間の戯言から離れ 空高く舞い上がり 宇宙空間にまで行けば 真空の何もない静かなと...
論理の世界で 矛盾は矛盾として存在するが 現実の世界では 矛盾が衝突のような現象として現れ 時と共に 徐々に その矛盾が緩和して 緩やかなグラジュエーションとして なだめられてゆく 高気圧と 低気圧は 同時に存在しない 矛盾した存在である 論理の世界では 同時に 同じ場所に...
定義に従う義務を履行するために 能力が必要であり その為の様々な力が要求される 「もっと力を」 ツァラトゥストラは どんな定義を希求して力を求めたのだろう わたしは どんな定義を希求して神に祈るのだろう 僕の前に 道はないけれど 僕の前に 定義があり そいつが僕を 何処へか...
定義は それを実践する能力を要求する というよりも むしろ 能力が定義を形成している 能力が定義として機能していると いうこともできるだろう 法に従い 行動する能力 感情に従い 行動する能力 物質の性質に従い 反応する能力 様々な能力が それぞれの属するシステムの中で 繰り...
実践的定義は 正しいか正しくないかではなく 通用するか通用しないかである 「こうした場合にはああする」 「こう言った場合にはそうする」 さまざまな実践的定義に従い行動を繰り返し こうした定義が 現実において通用するのかしないのかが 試され続けている そして その定義が繰り返...
法は人の行動を規定する定義であり 感情もまた 人の行動を揺るがす定義である わたしも 法に従い行動することもあれば 感情の赴くままに動き回ることがある 感覚もまた わたしの行動を制御している 熱いものに触れると とっさにそこから手を離すのも 感覚がかかわる反射という 生得的...
生命は 屍を過去へと追いやりながら生き永らえてゆく イワナの成魚は 1シーズンに400粒もの卵を産むという 卵一つ一つに宿された命の大半は 成魚になる前に潰えるのである こうした生命にとって 死は当然のことであり 死を避けられていることが幸運である そしてまた イワナの稚魚...
豆電球を早く動かすと 点が線になり もっと早く複雑に動かすと 立体が出来上がる こうしてできた立体は 点であるのか? それとも 立体であるのだろうか? 元素は 原子の周りを電子が高速で循環して その形を形成している 電子は点であり軌道である こうした電子の運動が 立体を形成...
構造の内部には 予定調和が存在している ホルモンとホルモンレセプターが 上手く結合するのも予定調和であるし この結合により誘発される反応と ホルモン放出の動機もうまく予定調和している 電気回路がショートしてしまわないのも ゼンマイが時計の針を正確に動かすのも 予定調和があっ...
春になるとツバメが日本に渡ってくる 日本の夏は 熱帯よりも餌になる昆虫が豊富なので 日本で子育てをすると聞いたことがある このような渡りも ツバメの生活環というしての構造に組み込まれている 構造の維持のために ツバメは日本に渡ってくるのである 奈良公園のイラクサは 通常のイ...
太陽系が 別の大きな恒星に近づいてゆくと 地球を含めた恒星の公転軌道にも乱れが生じ 太陽系の恒常性は崩壊してゆくだろう 太陽系の独立を守らなければ 地球の運命も破綻してしまう 構造とその外部の関係は 総じて 敵対的もしくは無害である 友好的であれば 構造の内部ということにな...
思想は常に間違いを犯すものである なぜならば 思想は自己擁護するからであり もっと言えば 自己擁護しない思想は役に立たないからである たとえば 人間より魚は劣っているという思想は 人間にとっては役に立つ思想である 植物は殺しても良く 動物は殺してはいけないという思想もまた ...
邪魔者がいない方が良い 恒常性維持の枠組みにとって 予定している反応の連鎖を阻害する邪魔者は 排除しなければならない対象である 二人だけの世界は こうした要請から作り出すべき世界となる 遺伝子が誘導し構築される構造と 理性が誘導し構築される構造が 入り乱れた意識の中で 様々...
遺伝子がタンパク質の機能を通じて 堂々巡りの動的恒常維持を演出しているように 言葉が人間の行動を通じて 堂々巡りの動的恒常維持を演出している 遺伝子が違えば 維持してゆく生体構造が違うように 言葉が違えば 維持してゆく社会構造も変わってくる 違う遺伝子は 異なる生体構造の外...
動的恒常を保つ構造は 常に元に戻ることを指向している この指向を内在させている存在が 構造を形成している 動く元の姿も 動いた後の姿も ともに この姿に戻る指向を 構造の中に内在しているのである 若返りたい 生命も 動的恒常を保つ構造であり 元に戻ることを指向している 動的...
本音とすれば 赤信号を無視して進みたいが 赤信号を無視してはならないから 我慢して 交差点に入らず停車する 深夜 誰もいない 自分だけの交差点においても 赤信号を目にして車を停車させる 法律は 我慢を強い その我慢を当然のものとして習慣化させる性質がある 法律を無視できれば...
思考の場には 時間も空間もない だから 昔のことも 未来のことも あそこのことも 別のまたあそこのことも 自由自在に 思いを巡らせることが出来る そんな思考の場において ここが 昨日もあり 明日もあると考える 考えるというよりむしろ それが当然の前提となっている 思考は自由...
構造の恒常性維持機能が高い構造ほど 自然選択されやすく その維持機能が脆弱な構造は 自然淘汰されやすい 恒常性が維持されなければ 構造は崩壊するので 当たり前の話である 動くという時間の中で 同じ構造が維持されることは ある意味奇跡であり その奇跡を実現している構造が 現存...
社会には 様々な構造が構築されている 個人の肉体は 一つの構造であり 家族も 会社も 宗教団体も 政治団体も 地縁社会も 血縁社会も それぞれに構造として その恒常性が維持されている 社会は こうした構造が乱立する場であり この場において 構造間の生存競争が繰り広げられてい...
社会の中にいくつもの構造が張り巡らされている こうした構造から自由になれる場所として トイレがある 排泄は 社会的行動から隔離されているのである 穴があったら入りたい 社会的構造にそぐわない行為を行うと どこかに雲隠れしたくなる 社会的な構造には その構造維持のため 構造維...
「これ美味しいね」 「ああ 本当においしい」 「でも 少ししょっぱいかなあ」 「そうでもないと思うけど 言われると ちょっとしょっぱいかも」 食事をしながら こんな会話を交わすことがある 他人の味覚はわからないが こうした会話を通じて 同じ味覚を持っているのではない...
猫にも 味覚が在るのだろう 美味しいものと 不味いものがあると見えて 餌をすぐ食べたり 残したりする 餌を残す時は満腹なのかと思い 別の餌を与えると 喜んで食べたりすることが在るのを見ると やはり 猫にも 美味い不味いがあるに違いない 味覚 他人の味覚は 自分の味覚と大体同...
社会には 様々な構造が乱立している どの構造に参加し この構造から距離を置くのかは 個人の自由という建前となっている さて こうして乱立しているそれぞれの構造において そこに関与しているものの間で役割分担がなされ 恒常性が維持されているのであるが 役割分担における男女差別が...
困った時の神頼み 自信満々に生きている時もあるけれど 人間は弱い生き物であり 生きるために 何かと何かを頼りにしたくなる そもそも 根本的に 生きることはとても困難なことなので 死と背中合わせに生きているのが実情である だから 死ぬことよりも 生まれることを多くして なんと...
金魚が死ぬと 水槽の水が臭くなる 死ぬと 腐敗が進むのである 逆に言うと 生は 腐敗を抑制している 自己中心的に増殖する細菌と 金魚は闘っているのである 細菌には細菌の構造があり 生きていようが死んでいようが 金魚を餌として増殖しようとする 金魚には金魚の構造があり 細菌か...
晴天が続くこともあれば 雨が続くこともあり 全体として 極度に乾燥するのない 日本の風土が保たれている 良い時もあり 悪い時もあり なんとなく 日常が保たれている 何時も同じではないながらも 大局的に 同じような構造が維持されている 機械仕掛けの反応の様に 「こうなればああ...