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別府荘園北町団地の向かいで行政書士事務所を開業しています田邊誓司と申します。どうぞよろしくお願いいた

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2017/07/05

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  • 060731

    060731 帰り来しかな黒揚羽庭の子よ 守宮さへ庭の子にして共に住む 良君が死に良呂庵夏深し 日毎なす打水は蝶呼ばんため もう少し我を待つてと墓洗ふ (風の岬)

  • 060730

    060730 久びさに庭に帰る子黒揚羽 梅雨明の後は猛暑に引籠る 年寄の片陰伝ひ近場のみ ソーメンを食ふも昭和をもう言はず 甚平や初老はとうに過去のこと (芋玄論-ウゲンロン)

  • 060729

    060729 岩清水モウセンゴケは死んだのか 沢蟹の赤を沈めてせせらげる あまりにも時を行かしめ入道雲 冷房の下なる贅を享受せる 船虫を見てゐる釣に倦む男 (酒遊び)

  • 060728

    060728 咽返す炎天の下帰り来る 同じ陽がかくまで暑し世が移る 紙片れを貴び夏の句を記す 貧乏を旨として食ふ冷奴 作務にして打坐十余年朝の涼 (欧の酒)

  • 060727

    060727 暮れなづむ空に大きな夏の月 無料なるサウナを欲らず熱帯夜 年寄に嬉しき些事や西瓜食ふ 思考さへ止るほどなり熱帯夜 近づいたなあ何時行くか墓掃除 (つつましく)

  • 060726

    060726 梅雨明の山より旅に出る雲か 飯台に紙片の濡れて朝涼し 夏も句を捻る老なり暇潰し 登四郎の逝き真砂女逝き冷奴 冷奴老の悲哀を腹蔵し (せせらぎ)

  • 060725

    060725 梅雨上り異界静けき未明かな 狗が死んで老とはやはり孤独の夏 代書屋を閉めて空蝉なる如し 蛸食ふや鼻猪口才と君詠みし 俳人N氏 芋玄論校了夏のとかとんとん (ブランデー)

  • 060724

    060724 思考さへ覆を棄てて梅雨の明 晴れやかな思考は軽し梅雨の明 美味き物とてさしあたり心太 梅雨明けて老の退化が歩を留む 空蝉や我にも欲しき縋る物 (水流し)

  • 060723

    060723 水すまし我と一日を回るかな 夕暮の下り蜘蛛なり客が来る べら釣つてその原色を褒め上ぐる 日傘して歩みは只者にあらず 下水溜りにほどよく育つ蚯蚓かな (無何有-ムカウ-)

  • 060722

    060722 ががんぼを弾くも老の遊び事 老いしかば蟻にも侵略されゐたり 夕迫る川の静けさ糸蜻蛉 斑猫に教へて貰ふ道もなく 穀象が宝の山に飽きてゐる (終幕)

  • 060721

    060721 七夕も過ぎ友も去り老夫婦 ソーメンを啜りて未来ありし日々 物干竿の電波探しも遠き夏 戦後とはいつまでか嗚呼空蝉よ 芹の花白が腑抜けて咲き継ぐも (証すこと)

  • 060720

    060720 良君の噛みしぬいぐるみ梅雨の音 一度きり雷鳴りし後真夜の雨 残りたるブラバスありぬ老の夏 用済の整髪料を見て昼寝 心太君だけを今頼りにす (宇ノ気《ウノケ》)

  • 060719

    060719 あつち向いてホイこつち向いてホイの熱帯夜 暑を凌ぐ夕べの遊び句を捻る 良呂庵いよよ寂増す守宮かな 壁を這ふ守宮が友の良呂庵 五月雨の真夜に降る音寂しかり (作曲)

  • 060718

    060718 線香焚き落ちゐる筈の蚊を探す 罰さるる如くに帰る炎天下 何言ふとなし只暑し部屋の中 故分かず躰が揺らぐ老の夏 胡瓜揉食ひ文学を論じけり (作務)

  • MULL OF WIND 歌唱要領確定版

    歌唱要領を最終確定しました ただし、先ほど歌いましたけどなかなかテンポが遅く難しいです これを私の作曲生活56年の締めくくりにします(^o^)

  • 060717

    060717 冷房し辛うじて来し夕かな 冷ソーメン食へば昭和の遠き味 腹出しの兄弟にして夏座敷 草茂り我が生家跡川隔つ 見るのみの風鈴にして過去の音 (侵略)

  • mull of wind 歌唱要領

    歌唱要領を作ってみたので、参考に(^o^)

  • 060716

    060716 中原の海賊暴る夏の海 隣国も我が物とブイ海灼くる 内政をせず外へ出る国暑し 出水して傾く国を見遣るのみ かむながら美しき国苔の花 (実験)

  • 060715

    060715 氷菓食ひ午後を凌ぐや暇夫婦 モドキとふ現役もあり冷房下 午後の妻簡単服で暇潰す 来る日も来る日も蜻蛉返りを泳ぎし日 街造りに打水設備入れて欲し (老の日常)

  • 060714晋三忌詠5句

    遅ればせながら安倍元首相の偉大なご功績に敬意を表するとともに、ご冥福をお祈りします 060708詠晋三忌5句 大人の忌や炎帝嘆く無責任 偉大なる人無視されて炎天下 良きものが良きとならなく溽暑かな 七夕の会ふが別れの晋三忌 炎帝よ歪む心を灼き玉へ (些事)

  • 060713

    060713 溽暑かなテレビが死んで暇続き 物乞の公共電波むし暑し 夏も亦損得のみの政 名前なぞ呼捨倫理死にし夏 テレビにも終焉近し熱帯夜 (奉仕)

  • MULL OF WIND 完成

    MULL OF WIND が最終的に完成し、ボーカル段階に入ります ので、一応報告がてらご披露します(^o^) (歌詞) (スコア1-2ページ) (スコア3-4ページ)

  • 060712

    060712 まずくとも冷酒と聞けば勿体無 詩人より仕事人なり芹満開 転生し愛狗かもしや黄の揚羽 蝶々は一頭なるよ脱帽す 十薬の白褪せ栄枯盛衰に (帰両子)

  • 060711

    060711 玻璃の外一人芝居か七変化 夜更にも青を誇るや七変化 闇にさへ遊んでしまふ濃紫陽花 時はある遊び尽くせや七変化 宵闇もひとり舞台と七変化 (青春)

  • 060710

    060710 右左寝方に惑ふ熱帯夜 何せぬに汗噴き出し来夜の更に 汗と闘ふ老人の夜となりにけり 右向いて又左向く熱帯夜 生きゆくは大変だなあ黒揚羽 (坊ケツル)

  • 060709

    060709 蚊に刺され夜目覚むるも生きてゐる 老いし血もまだ美味しいか夜の蚊よ 蚊に刺さる狗の部屋なりし良呂庵 万緑の夜の榊を神に上ぐ ひさかきの緑も嬉し熱帯夜 (田舎者)

  • 060708

    安倍元首相のご冥福を祈り、その偉大な功績を讃えます(合掌) 060708 あと二分落札待てば雷轟く 二度鳴りて戻る静けさ雷の後 揚羽らに救はれてゐる愛狗逝き 芹群に蝶来てをれば見守れる H3が打上りたり梅雨晴間 (老兵)

  • 060707

    060707 岩清水明り子蟹はどこ行つた 岩清水徒歩の旅人今はなく 峰入のここ六郷に法螺が鳴る 黄揚羽に挨拶貰ふ二度も来て 我が友は黄揚羽のみか老い果てて (華語)

  • 060706

    060706 腹当し良い爺さんの兄と我 夏座敷昔は腹を出しし場所 しなやかに羽搏く燕見てをりぬ ひぐらしがそのまま我を唱ひをる 石ころの乾く河原が至福場所 (認知度)

  • 060705

    060705 五月雨の路に踊るは踊らする 部屋に吊り見る風鈴と言ひ久し 山神社(さん-)子ら居ぬ村は草茂り 草刈に行く夏合羽勇ましき サングラス老いたる故に蔵ひおく (生来)

  • 060704

    060704 水無月尽妻は生日喜ばず 黄揚羽に挨拶貰ふ芹の庭 愛犬の死んで二年目溽暑倦む 野萱草の朱(あけ)散りぼひて勿体無 戦争の無きが幸せ昼寝かな (友の如し)

  • 060703

    060703 登山にも越せぬ峠のありにけり 世は全て恋かも知れぬ万華鏡 人は皆侮れぬぞよ半夏生 万緑の中にはなりの歌詠ず 由布岳万葉歌 コリオリの論主張して蝸牛 (夫婦別姓)

  • 060702

    060702 時忘れ認知症かもねぢり花 芋玄論が終の作かな外は梅雨 濁り鮠釣りたや齢七十ニ ピエロなる一生でよろし野萱草 さしあたり十薬酢味噌食ふ朝 (安心院=あじむ)

  • 特別寄稿:MULL OF WIND 完成報告

    ポール卿のMULL OF KINTYRE に感動し、卿を尊敬し今後の ご多幸を祈る上記の曲が一応の完成をみましたので、ご報告さ せていただきます(^o^) そんなわけでちょっとパクリ気味かも笑

  • 060701

    060701 七十路は夏休みなど涯の涯 濁り鮠釣りたや窓の外は雨 ひねもすの仕事を探し集め汁 端居せむ縁側もなく引籠る 薬とぞ朝から十薬酢味噌食ふ (歯の老化)

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