ブログみるアプリ
日本中の好きなブログをすばやく見られます
無料ダウンロード
ブログ村とはIDが異なります
メインカテゴリーを選択しなおす
フォロー
060710
060710 右左寝方に惑ふ熱帯夜 何せぬに汗噴き出し来夜の更に 汗と闘ふ老人の夜となりにけり 右向いて又左向く熱帯夜 生きゆくは大変だなあ黒揚羽 (坊ケツル)
2024/07/10 05:44
060709
060709 蚊に刺され夜目覚むるも生きてゐる 老いし血もまだ美味しいか夜の蚊よ 蚊に刺さる狗の部屋なりし良呂庵 万緑の夜の榊を神に上ぐ ひさかきの緑も嬉し熱帯夜 (田舎者)
2024/07/09 05:59
060708
安倍元首相のご冥福を祈り、その偉大な功績を讃えます(合掌) 060708 あと二分落札待てば雷轟く 二度鳴りて戻る静けさ雷の後 揚羽らに救はれてゐる愛狗逝き 芹群に蝶来てをれば見守れる H3が打上りたり梅雨晴間 (老兵)
2024/07/08 06:14
060707
060707 岩清水明り子蟹はどこ行つた 岩清水徒歩の旅人今はなく 峰入のここ六郷に法螺が鳴る 黄揚羽に挨拶貰ふ二度も来て 我が友は黄揚羽のみか老い果てて (華語)
2024/07/07 05:52
060706
060706 腹当し良い爺さんの兄と我 夏座敷昔は腹を出しし場所 しなやかに羽搏く燕見てをりぬ ひぐらしがそのまま我を唱ひをる 石ころの乾く河原が至福場所 (認知度)
2024/07/06 05:41
060705
060705 五月雨の路に踊るは踊らする 部屋に吊り見る風鈴と言ひ久し 山神社(さん-)子ら居ぬ村は草茂り 草刈に行く夏合羽勇ましき サングラス老いたる故に蔵ひおく (生来)
2024/07/05 05:42
060704
060704 水無月尽妻は生日喜ばず 黄揚羽に挨拶貰ふ芹の庭 愛犬の死んで二年目溽暑倦む 野萱草の朱(あけ)散りぼひて勿体無 戦争の無きが幸せ昼寝かな (友の如し)
2024/07/04 05:39
060703
060703 登山にも越せぬ峠のありにけり 世は全て恋かも知れぬ万華鏡 人は皆侮れぬぞよ半夏生 万緑の中にはなりの歌詠ず 由布岳万葉歌 コリオリの論主張して蝸牛 (夫婦別姓)
2024/07/03 05:42
060702
060702 時忘れ認知症かもねぢり花 芋玄論が終の作かな外は梅雨 濁り鮠釣りたや齢七十ニ ピエロなる一生でよろし野萱草 さしあたり十薬酢味噌食ふ朝 (安心院=あじむ)
2024/07/02 05:32
特別寄稿:MULL OF WIND 完成報告
ポール卿のMULL OF KINTYRE に感動し、卿を尊敬し今後の ご多幸を祈る上記の曲が一応の完成をみましたので、ご報告さ せていただきます(^o^) そんなわけでちょっとパクリ気味かも笑
2024/07/01 08:23
060701
060701 七十路は夏休みなど涯の涯 濁り鮠釣りたや窓の外は雨 ひねもすの仕事を探し集め汁 端居せむ縁側もなく引籠る 薬とぞ朝から十薬酢味噌食ふ (歯の老化)
2024/07/01 05:47
060630
060630 老人性鬱かも知れぬ梅実落つ 老いしかば螢袋に籠らむか 水玉を抱き風露草潔し 甘草の雨に抗ふけなげさよ 芥子坊主路傍に立つを見て過ぐる (斑蝶)
2024/06/30 05:36
060629
060629 五月雨に心濡らして七十二 雨息めば静けさ寂し梅雨の内 未明覚め草茶を煮るや半夏雨 五十六人都知事に名乗り梅雨混沌 政界に帰化人二割梅雨重し (聴風居)
2024/06/29 05:55
特別寄稿:MULL OF WIND その後
060628時点です(^o^)
2024/06/28 07:40
高城会(日本酒の会)060627
昨日の高城会は、総勢14名出席で盛会でした。 お酒は次のとおりです。 1 杜来(とらい、青森県弘前市) 2 写楽(しゃらく、福島県会津若松市) 3 雪の茅舎(ゆきのぼうしゃ、秋田県由利本荘市) 4 廣戸川(ひろとがわ、福島県岩瀬郡天栄村) 5 寒菊True White(かん...
2024/06/28 06:06
060628
060628 芋玄論が我が幕引か梅雨明けず 母を恋ふ此の捩花の咲く故に 此の日頃夏蝶親し庭に待つ かく老いて一生の旅か水車前かつこ(とちかがみ・みずしゃぜん) 李食ふ勇さん方廃屋か (早寝)
2024/06/28 05:44
MULL OF WIND特別寄稿
なかなか難解で、未完の可能性もあるので、今日までの 結果を掲げ、一応の締めにさせていただきます。もし、いいものが 仕上がったら、また報告します(^o^)
2024/06/27 05:45
060627
060627 一面の青田の中の魚屋かな 平塚大島団地近隣 いけん谷味噌や暑を避け半島に 下田 青潮の洞にざわめき堂ヶ島 李食ひ勇先輩元気かな お茶の木の下に李の種埋む (約束)
2024/06/27 05:42
特別寄稿:降ってきた英詩
今朝突如頭の中をポウル卿のMull of Kintyreが回りだし、もう起きろという ことかと思い、起きました。あまりにも早いので、居間で寝ていると英語の 詩が降るように湧いてきたので、書き止めいつか曲にしようかなどと思いま した。今まで最初から英語の詞で作った英語の曲が何...
2024/06/26 05:46
060626
060626 我が庭の何を測るや道をしへ 黄ちやん来て蜆君来て夏蜻蛉 氷菓食ふガリガリといふ安いヤツ 妻倒る熱中症ゆめ侮れぬ おたおたと妻夏負の影響下 (境遇)
2024/06/26 05:36
060625
060625 梅雨に入り野萱草咲く我が庭は 十薬の白も褪せたり晴続き 炎天下ニ猫に一魚分けてやる 父の日にくれしラム酒を子らと飲む 捩花を母の代理と偲びけり (恩師その二)
2024/06/25 05:37
060624
060624 上顎左五番が揺らぐ熱帯夜 真夜に覚め入札競ふ青葉闇 滴りや梅の老木五十歳 ダルチモンは秘焼の誇り夏涼し 地味過ぎが我の如しも芹の花 (恩師)
2024/06/24 05:44
060623
060623 暑を避けて事務所現役モドキかな 青潮や来し方は夢幻に 今日何を食ふかを案ず朝の涼 街路早日を照り反し灼けゆかん 紫陽花の青が微かに赤を帯ぶ (古代人)
2024/06/23 05:48
060622
060622 世の中のことは知らぬと芹の花 夏の蝶見る度庭に水流す 滴りの下に伏せたる榾熟す 梅雨に入る前の梅雨明これもあり 夏蝶が舞ふランタナの光る上 (歌・蛍の光)
2024/06/22 05:28
060621
060621 をみなとふ未知に魅かれて夏渚 男女の愛は崇高 青春は恋多かりき水中花 麦笛を吹くや人恋ふ寂しさに 上蔟の時か確かに囁ける 単簡の味と筍褒めて食ふ (淵)
2024/06/21 05:35
060620
060620 抱籠を抱く愛犬撫でし位置 夏湯湯婆を抱き愛犬の死を偲ぶ 我が庭に遊ぶニひら斑蝶 耳鳴の蚊も鳴かぬ夜の時止る 大西洋の葡萄を得たり夏の夜 (自他)
2024/06/20 05:18
060619
060619 降る雨にひれ伏すもあり濃紫陽花 捩花や母の代理はこれに咲く 耳鳴か夜毎蚊の鳴く声疎む 文字摺のいつや何時やと花を待つ 入札し夜飲むコーラ喉冷す (健診)
2024/06/19 06:02
060618
060618 さみだれや納戸の隅の蚊帳溜り 十薬茶を煎じてゐたり火を忘れ 老人に付く危険あり五月雨るる 農の血が今では誇り五月雨るる 別離とは詩を生む力遠き夏 (老境)
2024/06/18 06:00
豊国文字読解(未完終了)
豊国文字の古文書読解に挑戦していましたが、難解で、今回はこれ くらいで未完終了としたいと思います。以下、その結果です(^o^)
2024/06/17 10:58
060617
060617 真榊咲いて我が庭神の感喜満つ ゴキブリを逃ししばらく悔みけり 華語詩集を墨書芋仙の夏仕事 芋仙我夏には夏のとろろ飯 ゴキブリはゴキブリなりの幸ひか (華語翻訳)
2024/06/17 05:35
060616
060616 水多き様が「つ」なりや津波入梅 梅雨もしや津雨かも知れぬ「つ」の不思議 古代語の一文字の意を探る梅雨 出雲は月豊国は粒梅雨近し 水無月や水の古代語「み」なるべし (芋玄論:うげんろん)
2024/06/16 05:38
060615
060615 平面に立体の波飛沫く夏 夏の浜恋は遠くに見遣るのみ 砂日傘異世代の時流しをり べら釣つて原色あはれ日に晒し 入道雲老いたる我に囁かず (西欧)
2024/06/15 05:35
特別寄稿:とよくに文字古文書解読作業
途中経過ですが、難解でてこずっています。 どなたか知見をお持ちの方はご助言お願いいたします。
2024/06/14 09:36
060614
060614 七転八倒蜂辛うじて身を起こす 母植ゑし捩花咲けよ母よ咲け 梅雨に入る前のさながら梅雨晴間 日を反し梅雨晴に似る街路かな 警策の音に紛れて河鹿かな かつて狐塚興慶寺 (脳裡)
2024/06/14 05:31
060613
060613 迷ひ梅雨一寸先を皆知らず 天気も政治も 繕ひしもの総崩れ夏の鬱 晴雨疎らに空つ梅雨かといへば雨 暑を避けてブランデー飲む老の幸 雨蛙悟り顔して我に似る (六郷)
2024/06/13 05:43
060612
060612 ブルネルは孤高の勇士青き峰 家に居て蹌踉ける常や若葉寒 母を呼び捩花咲けと促しぬ 水打つて心は蝶となりゆけり 夏バテの黙せば直ぐに治りけり (名利)
2024/06/12 05:43
060611
060611 梅雨入の前の梅雨明らしき晴 政も天気も狂ひ水無月に 天草の匂泥壁の泥を練る 畦塗りを終へて小昼の粽食ふ 欲しけれどおくれと言へず巴旦杏 (デトツクス)
2024/06/11 05:44
060610
060610 羨しきろ力瘤出す入道雲 でんでん虫雨の降る日は傘楽し 母亡きに植ゑし捩花咲き上る 七変化して汝もか一人遊び 孤独ともたまには良かろ七変化 (サト婆)
2024/06/10 05:42
060609
060609 紙片の継接ぎが常夏炬燵 老人の暇消す仕事端居など 入院前の兄が汗拭き選句すと 団塊の世代末端草刈す ソーメンを啜るや時の消ゆる音 (御墓の掃除)
2024/06/09 05:39
特別寄稿:天象の観
私のファンタジー的所見を寄稿します ご笑覧くだされば幸甚で(^o^)
2024/06/08 10:31
060608
060608 今日の分はノートを事務所に忘れているので即詠であしからず(^^) 未明食ふ一人つきりの冷奴 夏未明静寂は孤独か安寧か 入梅や(先取りで)宣言などはもう要らず 政治ごつこをする政治屋の溽暑かな 老我も昔遊びし夏休み BS朝日で車窓紀行という番組があり、なかなかい...
2024/06/08 05:55
060607
060607 入るとも既に滅すとも今年梅雨 ナメクジが柿の幹食ひ生きてゐる 老人が夏も欠かさずちやんちやんこ 人死んで犬死んで又夏空ろ 寿命をば少し伸ばすか緑蔭は (神代文字考)
2024/06/07 05:28
060606
060606 文字摺咲く冥界よりの母の使者 入りもせぬのに梅雨晴の如き晴 故分かず躰の懈き溽暑けふ 知情意の未分の中や五月尽 かくまでに早苗の滑る水の面 (「ん」の文字)
2024/06/06 05:30
060605 工作懸念
060605 工作懸念 煽動をもはや抜け出て額の花 紫陽花や房の中にも敵を置き 安寧を揺るがすメディア暑苦し 混沌を煽れば沈め夏の海 工作の一つか今年も薔薇が咲く (良呂庵鶴見房)
2024/06/05 05:31
特別寄稿:閑人愚語(俳句自己判断目安)
閑人愚語(俳句自己判断目安) よき例 ひ 時を捉へたるとき ふ 常ならぬ把握例へば雪を赤きと見たときなど み 悲しみを物に委ねて言ひ得たるとき よ 歴史を詠み込めたるとき い 物をとほして愛を伝へ得たるとき 閑人愚語2 わろき例 平凡(只事)、陳腐(古い)、通俗、理屈、観念...
2024/06/04 05:37
060604
060604 鬱へ引く力振り切り青葉道 元気出せ我が曲試練夏負けず 夏の川古墓近きハカド堰 両子寺へ道真つ直に青田風 払より般若塚へと青田風 (良呂庵)
2024/06/04 05:33
060603
060603 緑闇いのちしんしん湧く無音 道祖神今は古刹の片陰に 夏未明妻の一族夢に来し 突風に死にしか揚羽蝶の来ず 角隠し自然優しく青山河 (耳鳴か)
2024/06/03 05:33
060602
060602 空ろとも虚ろとも我が夏心 耳鳴の常に田蛙真や偽や 散髪を妻に頼みて涼得たり ゴキブリを潰しし余韻足の裏 夏の夜老の寂しさいやまさる (歌詠み)
2024/06/02 05:41
特別寄稿七言絶句-八重桜・孤葉
八重桜 (孤葉)
2024/06/01 11:12
060601
060601 平和棄て無謀のロシア暑苦し 屁理屈で戦自認の国暑し 触れしかば小さき星に団子虫 堅香子を見つつ城址の坂下る かつて片倉城址 蕺草のここにも浅川沿の路 平山城址公園駅からマリオンへ (ダリチョコさんへ)先ほどの返答の中、正誤をお願いします。 ...
2024/06/01 05:33
060531
060531 夢くるるフランスの酒暑に耐ふる コニャックを飲み暑気払けふも亦 緑闇しんしん御霊来る如し 冷したる新茶が美味し友讃ふ 青葉闇ものの命を癒しつつ (梅園先生)
2024/05/31 05:28
060530
060530 夜晴るる自解の空や緑闇 良君と別れしも過去若葉寒 老人に別れは応ゆ苗代寒 十薬茶冷たや元気をいただかな 赤と黄の疎らが美味しソーメンは (庭の木草)
2024/05/30 05:31
060529
060529 田植機のそろそろ父の手に負へず リヤカーで先づ粘土取溝浚 螢籠編みし姉やは嫁ぎけり 青葉してもはやお宮を隠したり 代田掻じるじるじると泥が泣く (観察)
2024/05/29 05:39
060528
060528 老友に所属は無用夏夜の宴 君予防我医務なりきビール美味し 夜振して知る川藪の奥深さ 蜥蜴さへ親しくなりぬ老人は 釣といふより青鷺と遊ぶかな (求不得苦)
2024/05/28 05:40
060527
060527 酸葉の薹食ふ子ら老いて昭和消ゆ 耳鳴か田蛙いつも天に鳴く 若葉せり恩師は黄泉に住み久し 麦刈つて田に芳しき風通ふ 麦秋や祖母(おほはは)逝きし日のやうに (変遷)
2024/05/27 05:30
060526
060526 しんしんと緑の闇が死へ誘ふ 昔から生きは行人青い山 夏肥大日常域の思考出て 愛犬亡き夏が衰退思考へと 我が一生この程度かな病葉よ (故郷)
2024/05/26 05:39
060525
060525 綺麗事は止めたとすする心太 氷菓見てはや上顎の歯が疼く 夏疾風老の未来を寂しうし 良君は神なりしかな緑闇 ローレンツ力あるも何故ある疑義薄暑 (星雲)
2024/05/25 05:50
060524
060524 暑に倦みていまだ人恋ふ我が居る 端居とて既に炎暑に取り込まる 甚平の用途もなくて生きてゐる 真砂女さんもう出せないね衣被 ビール飲みやつぱりわしは生きてゐる (神道の生き)
2024/05/24 05:34
060523
060523 喉冷やし十薬茶落つ六腑へと 幕切のよぎる未明の夏炬燵 昭和の子裸足で道を走りけり 食ふ物がなくてあり付き心太 鶴見嶺や炎を秘むる青深し (天使)
2024/05/23 05:42
060522
060522 松葉菊君こそ自由古里に 桃色の光に遊び松葉菊 蕗茂り陰に旅寝か山頭火 緑闇火打ちの音は耳鳴か 若葉光ほんに生きてゐて良かつた (能村登四郎句碑)
2024/05/22 05:35
特別寄稿:麻賀多神社神代文字解読
標記の神代文字を非力な私が解読に挑戦し、このほど終了する ことにしました。 私の力量では、これまでです。あとは國學院大學や地方の神官 様方に研究を委ねたいとおもいます。 感想としては、神社の由来に係る神々のことについて述べられ、 古文書が一断片であるだけに、神社との関りにつ...
2024/05/21 07:29
060521
060521 酸葉の薹天に届かず仆れけり 老人に全てが遠し青山河 ソは清楚祖先のソなり走馬灯 雨降るやあつけらかんと雨蛙 夏燕何を仕切るもしなやかに (宮畑社)
2024/05/21 05:38
060520
060520 夏の風頚椎を切る兄癒せ よくもまあ別れありたり老の夏 壮年の力をくれよ心太 入道雲その力を少しくれぬか 船形の文字は読めたり走り梅雨 (お詫び)
2024/05/20 05:51
060519
060519 姫女苑我もつつまし命生く すかんぽの薹背伸して天目指す 生き継ぐは皆同じかな揚羽らも 紫蘭咲き喫茶は閉めて久しかり つつじ咲く自営業なる昼餉時 (銀河)
2024/05/19 05:45
060518
060518 黒も黄も揚羽蝶今日は近く来ず 我が庭に生れ継ぐ子らの揚羽愛づ 揚羽待つ老の孤独を誰や知る 緑蔭に生気はいまだ降りゐたり 成田市に出でし文字解く薄暑かな (身辺)
2024/05/18 06:49
060517
060517 得体なき胸裡の不穏若葉寒 葉桜の注ぐ生気は求めざり 片陰をもはや歩まず車中良し 繰り上り五月に梅雨に入る入らず 揺るる時未来覗かせ新樹光 (歌詠み)
2024/05/17 05:41
060516
060516 緑蔭に今は普通となりし風 天井へ経済膨れ入道雲 生臭き蕺草を恋ふ老人か 路傍はや人知れず車前草の花 蟻ニ三出てゆきし実の苺食ふ (成田神代文字)
2024/05/16 05:49
060515
060515 初夏や昼は椎茸飯とする ささやかに狐蕎麦食ふ薄暑かな 毒排に十薬を摘む親しみて 十薬の花白じろと我を張らず 良君の逝きて一年の薄暑かな (友人に)
2024/05/15 05:48
060514
060514 雨雲の迫り来てゐて立夏かな 天気にも坂あるといふ立夏なり 緑蔭の暗さよ喰らへ世の憂ひ 公事あると仕切りて飛ぶやつばくらめ 置き配の物も濡らして走り梅雨 (自高の思想)
2024/05/14 05:39
060513
060513 コケキ即ち「来(く)の三次元」梅雨近し 姫女苑咲くや名ほどに華麗なく 蒲公英の穂絮も飛んでただの草 雨降つて心の中が梅雨になる 暗き雨そこまで梅雨は来てゐるの (蕺草)
2024/05/13 05:30
060512
060512 蚯蚓出て土の黒さは肥えてゐる 朝雲を越しゆかしめて鶴見岳 花穂立てて酸葉も我と呆くるか 隣家のカボス花の香盗み頃 蟻の列出で来る元は突き止めず (健忘症か)
2024/05/12 05:38
060511
060511 庭に出て揚羽を待つやきのふけふ 夏蝶を待つ老人の孤独かな 路のべの薔薇の紅和まさる しんしんと螢の闇が命生む 田蛙や今も天空とよもして (贅)
2024/05/11 05:38
060510
060510 そらみつ崩壊案ず初夏未明 初夏我は国を憂ふる沙一つ 母逝きてニ夏や故郷がモノクロに 新橋と呼ぶ古き橋螢狩 寝不足を居間に足し寝の薄暑かな (世代)
2024/05/10 05:33
060509
060509 最近私の俳句と短歌の恩師大熊索峰氏(ご健在葛飾在住・94歳)を思い出しよく散策した葛飾近辺の俳句を詠んでいます 川渡る我と遊べや都鳥 葦生より時をり聞こゆキジの声 沖の句の碑を置き蓴菜生ふる池 野菊碑の坂を下り来て緑蔭に 恋消えし夏の渚を歩みけり 注.索峰氏の...
2024/05/09 05:32
060508
060508 君消えて一年過ぐる薄暑かな 弔ひを祈りに変へて夏生きん 気楽とぞ強がる夫婦夏炬燵 天下る言霊を待つ夏炬燵 拘束首輪見つつ空しき薄暑なり (再エネ)
2024/05/08 05:38
060507
060507 風喰らひ派手に勢ふ鯉幟 緑蔭に老いし母娘の思ひ遣り 学帽に昔は吹きし夏の風 日の揺らぐ浅瀬の谷に蟹ゆらぐ 初夏や作務は厨の掃除から (沖縄停電)
2024/05/07 05:47
060506
060506 盛り上がる雲見え夏に入りにけり そろそろいいか心太にて昼酒も トラウマの今も鉦鳴る氷菓売 ラムネ茶屋今も残るか矢切河岸 水草の浮く手古奈池時湛ふ (情報占有)
2024/05/06 05:31
060505
060505 いつの間に老夫婦かな夏に入る 少年は既に老いたりついり前 著莪咲いて両子寺石橋胸中に 都会への夢衰退し夏団地 我が許を人あまた去り若葉潮 (同性愛法)
2024/05/05 06:03
060504
060504 揚羽見て時の連続に安心す 終活を了へ初夏に食ふ物案ず 列なして老の昇順若葉見る 鮠を食ひたし然して故郷遠くなり 緑蔭に残滓もなきか青春は (現在)
2024/05/04 05:48
060503
060503 蕗添へてナポレオン飲む偏屈か 揚羽来てやうやく心更新す 人生の下りの景か緑蔭も 隣家はカボスの蕾はや無数 蜆蝶をさなく飛べば慈しむ (諸行無常)
2024/05/03 05:32
060502
060502 葉桜もいつかその路歩まざり 薔薇咲いてもう盗人の近づけぬ 緑蔭に昔はありし都市探す 未明ふと田舎は蛍出る頃か 愛犬の亡き静寂や朝まだき (黒揚羽黒ちやん)
2024/05/02 05:40
060501
060501 良と呂のニ神と夢の夏隣 行春やあまたのうから友の去り つづまりは俳句の一生夏に入る 暦の立夏は5日 臥処での思考も巡る綠夜かな 庭は早梅の青実が活気づく (此の頃)
2024/05/01 05:45
060430
060430 つつじ咲いて隠居の記憶甦る 市花といふつつじ大紫ひらく 晩春の雲抜きん出て鶴見岳 一と月を繰り上りたり青梅は 行春を未明の耳鳴と送る (繰り上がる季)
2024/04/30 05:35
060429
060429 みなさんお疲れ様でした 今日を出発の日にしましょう 葉桜が愛狗の量子得て盛ん エントロピー葉桜目指し帰還せり 時間が止まりゐるよ今宵の緑闇 行春や頼られ頼るなき身にも 樟若葉歩いてゐれば明日となる (黄金週)
2024/04/29 05:43
060428
060428 必勝! 飯山あかり! 行春は多肉覇王樹ともにする 増えてゆくエケベリアかな夏隣 愛犬の御霊も灯り亀が鳴く 灯をともす粗四娘春送る 行春に多肉仙人掌又増ゆる (サボテン)
2024/04/28 05:55
060427
060427 忘れよと葉桜が言ふ彼の一事 山吹に見よ平安の詩心 転生し良帰れかし春の宵 ヘルパーが当事者にされ春愁に 春深し悩みも深し酒飲むか (南洲)
2024/04/27 05:32
060426
060426 明日より黄金週 Xを休むかどうか迷いましたが生きの証のようなものなので年末年始以外は投稿ということにしました(^^) 少し融けミルキーな道春銀河 天頂の一メートルへ酸葉薹 遅れ咲き犬のふぐりが青可憐 カボスの芽よく伸びくれよ蝶が来る 辛夷咲く北の大地の幻に (...
2024/04/26 05:43
060425
060425 愛犬の名残のいまだ夏隣 五本木に行かず久しや四照花 四照花はやまぼふしと読みアメリカハナミズキのこと わてほんまどないかしてや紫蘭咲く 姫神と男神神体山笑ふ 鶴見岳は男女二体のご神体 昭和平成令和と生きて夏隣 (らしさ)
2024/04/25 05:28
060424
060424 草は青弱きに与する性分に お人好しのみの一生に樟若葉 緞帳を見し日もありぬ四月行く 花菖蒲風やはらかな中に咲き 花菖蒲何か吉事のありやとも (愛犬)
2024/04/24 05:36
060423
060423 幼絵の川を越え飛ぶチユーリツプ チユーリツプ花の緑は君の夢 叔母の行くホームが決まる夏隣 蒲公英のほほけて我の老進む 犬ふぐり俺もやつぱり土が好き (湯たんぽ)
2024/04/23 06:21
060422
060422 無に帰すといふ理の謎や草青む 春ヒーターそこには愛犬良の霊 ハイデガーを地で行く独裁国落花 初蝶に遇ふそのための芹庭に 蜆蝶蝶言葉一言かけにけり (工作員)
2024/04/22 05:37
060421
060421 事務所への背戸路にして花馬酔木 凹みたる心を癒し樟紅葉 産業路無駄に広きに茅花咲く 関崎も今年で終り老の春 お人好しのみが取柄や落花晴 (花菖蒲)
2024/04/21 05:32
060420
060420 愛犬の量子はいづく夏隣 海髪干して海村は皆働き手 清掃船黄に出航す春の湾 べら笠子小さくも良し釣了はんぬ 密漁と言ふなよ若布一本抜く 一般漁業権か (老人)
2024/04/20 05:55
060419
060419 八重桜桃色が降る下歩む 山吹に時代はかなりずれてゐる 戦争をしたがる馬鹿に春長くる パネル張り今年の山は笑はざり 電波盗られ山も盗られて春深し (X-エックス)
2024/04/19 05:55
060418
060418 赤茶けし海髪(おご)干して波止波無音 老いし青鷺老人我の魚を待つ 蒲公英のほほけて庭が季移る 湯の街の助演女優の八重桜 魚釣れぬ晩春の釣鳩と遊ぶ (志満先生)
2024/04/18 05:34
060417
060417 暖竹の筍伸ぶや潮の音 虎杖やここ関崎の我がいくり(いくりは岩礁) 魁けて著莪咲く旧市役所横 山吹の黄に咲き社協静かなり 諸葛菜咲き渚辺に恋心 (蛇崩)
2024/04/17 05:52
060416
060416 蕺草の芽の魚臭き噛みゐたり 昭和ほぼ何処にもなくて茗荷の子 未明覚め居間にさみしき春はやち 「らしい」とふ語は禁止とも桜散る 花仰ぐ日本の日本らしきもの (過程)
2024/04/16 06:22
060415
060415 春暁の駅故郷出て来し寝台車 そこここのとんがり帽子茗荷の芽 半義務の気楽さに鳴く遠雲雀 急がずに休んでお行き仏の座 蒲公英の黄も白も良し競り合ふな (関崎)
2024/04/15 05:56
060414
060414 清明やプラトニックの広野原 人はみな挫折を重ね青き踏む 時を消すための何でも春一句 二人一頭一頭の亡き春炬燵 苦しまず逝ければ至福落花はも (マーテル)
2024/04/14 05:42
060413
060413 白魚の中途半端を愛しけり 独活掘るや土の香りに涙して 目高をり川の端には淀みあり ガサガサをするクレソンの青を踏み 剽軽な顔で出でたりビリチョコが ビリチョコは国東両子弁でヨシノボリ (しづやかに)
2024/04/13 05:27
「ブログリーダー」を活用して、gyoudenhoshaのブログさんをフォローしませんか?