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2017/07/03

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  • 今が旬。キイチゴの見つけ方・見分け方

    今朝のキイチゴは甘くておいしかった。キイチゴ(モミジイチゴ)は日当たりのいい場所にある。林縁、林の横の道端、宅地として開発されたけど10年ぐらい放置されて草むらになっているようなところにある。わりと人間がアプローチしやすい場所。つまり、見つけやすい。山の奥深くの薄暗いようなところにはない。キイチゴはこんな道端にある(モミジイチゴ)Rubuspalmatusアスファルトの横など、乾いたところにある。アスファルトの横は夏も照り返しがあって、植物の地上部もかなり乾燥するだろうと思う。とにかく暑くて熱いところで自信満々で生きている。イチゴと呼ばれるものは日当たりのいいところに生えるものが多い。フユイチゴなんかは森の中の暗湿ったところにも多く生えているが、あまりに日照が少ないところでは実もあまりついていない。モミジイチゴ...今が旬。キイチゴの見つけ方・見分け方

  • 野山のアスパラ タチシオデは普通に太平洋側にも

    久しぶりの快晴。気持ちのいい青空。雨の日が好きだけど、こういう天気だとやっぱり気持ちが良く、やる気が増進する。きっと日の光が強いのでセロトニンがいっぱい出るのだろう。けど真夏のギラギラの日はちっとも気持ちが良くないのはどうしたことだろう。いつもの道を朝散歩していたらタチシオデを発見。この新芽をポキッと折ってゆでておひたしにしたりして食べる。けど私は自分で採って食べたことはない。うちの方では食べるほどたくさん生えてないからで、たまに1本あれば、なくならないように大事にそこに生やしておくものである。シオデは山のアスパラと言われるが、その中にはタチシオデも含まれている。シオデもタチシオデも同じ味で同様に食べられるということ。山菜王国秋田の方が体験から来た知見を非常に詳しく書いておられるので敬意を表して紹介する。シオデ...野山のアスパラタチシオデは普通に太平洋側にも

  • キイチゴの季節

    いつの間にかキイチゴが実っているのを発見。通称キイチゴだけれども、図鑑での名前(標準和名)モミジイチゴRubuspalmatus(var.coptophyllus)。うちの地方にはナガバノモミジイチゴも多くて、この写真のものも、平凡社の図鑑の写真と比べるとかなり葉の幅が細い。食べるとおいしいイチゴで、都会からこちらに引っ越したとき、わざわざ苗を取り寄せて植えたことがある。わざわざ……。その苗は、手入れが悪くて草に埋もれてなくなってしまった。近所の人からしたら、そんなもの買って植えるなんて笑いのタネだろう。日当たりの良いところが大好きで、放置された空き地や林縁にある。あるところにはいっぱいある。今年はキイチゴジャムが作れるかもしれない。今日1個だけ、一番育っているのを採って食べたけど、まだちょっと酸っぱい。完熟す...キイチゴの季節

  • アサツキの花畑は海辺の岩場に 今が花期

    写真/手前・アサツキの花後ろ・トビシマカンゾウ新潟県佐渡相川2020年6月上旬アサツキAlliumshoenoprasumvar.foriosumアサツキの花期はちょうど今。先日うちの庭でも1本咲いていて驚いた。驚いたというのは、これまでわが地方でアサツキの花を見たことが1回しかなかったからだ。チャイブは畑でよく咲いているけど、アサツキが道端でやたらに咲いていたりはしない。「雑草」としてひんぱんに刈られてしまうからだとしても、咲いていなさすぎる気がする。アサツキはわが地方では人家の近くにしかない。山の奥とか自然度の高いところで見ることはない。アサツキは咲かないものだと思っていたら、佐渡で盛大に咲いているのを見たのは昨年。衝撃だった。改めて北龍館の図鑑を見てみると、アサツキは日本海側から北海道にかけてが自生地で、...アサツキの花畑は海辺の岩場に今が花期

  • ナルコユリの葉はササユリにちょっと似

    今日のナルコユリ。5日ほど前見つけた。↓アマドコロなら葉が飛んでる鳥のように上向きになるし、葉の幅ももっと広いからこれはナルコユリ。しかし、昨日、↓あれ?ササユリ?と。葉の先のとがり方、スッとした感じなど。ササユリは6月に咲く。そろそろこのサイズになって出ていてもいいかも、と。で、本日。一番上の写真。花が着いていた。拡大↓ナルコユリでした。Polygonatumfalcatum(クサスギカズラ科)葉の下、茎にぶらさがっているのが蕾。ナルコユリ、山渓ハンディ図鑑ではなんと『野に咲く花』の方に載っている。この野草図鑑は「野」と「山」の2分冊になっている。ナルコユリは私のところでは、下界の里の方では見たことがないので、絶対「山」の方だと思っていた。ミヤマナルコユリも「野」にある。この図鑑は「野」が先に刊行されているの...ナルコユリの葉はササユリにちょっと似

  • 祝アミメニシキヘビ保護。マムシグサも立派に

    アミメニシキヘビの捕獲の様子を映像で見ていて、あんな装備で大丈夫なのかと心配だった。もっと、フェンシングの防着みたいな着なきゃ、と。獲物にとびかかってきて巻き付いて絞め殺すと聞いていたから。けど、爬虫類専門家の人が普通の服で乗り込んでいって捕まえているのだ。その「普通の」服がまた、まるで会社に行くときみたいな、サラリーマンの昼休みみたいな格好、つまり、ワイシャツに普通の黒っぽいズボン。もっとアウトドアっぽい服の方が爬虫類専門家に見えるけど、自信のある人はやはり見た目などどうでもいいらしい。捕獲されたヘビが無事だったことに多くの人が「よかったよかった」感なのがほっこりする。「確保」「捕獲」って言ってる記事もあるけど、「保護した」と表現しているものもある。意外にも「ヘビ大嫌い。そんなもの殺しちゃえ」みたいな人の声は...祝アミメニシキヘビ保護。マムシグサも立派に

  • ムラサキサギゴケのマットは4月から続いている

    昨日も朝から強い雨。今日も午後からまた雨。ずいぶんしっかり降る。今日はヒルにまで遭遇。梅雨ってこういうことかと思う。散歩するたびについ撮ってしまうムラサキサギゴケ(Mazusmiquelii)。これ以上撮らなくても、と心中で叫ぶが、やはり撮る。山麓のあたりでは本当にたくさん、どこにもかしこにもある。最も普通の草と言ってもいい。数日前にみんな一斉に草刈りをして、あたりの空き地はきれいに刈り込まれてしまったけど、地面にはいつくばってマット状に広がっているムラサキサギゴケは草刈機の刃にはひっかからなかったらしい。そして、周りの高い草がなくなったものだからいよいよ勢いづいて、大よろこびで咲いている。咲き出したのは4月中旬ぐらいだから、最盛期がずいぶん長く続いている。以前の分類ではゴマノハグサ科だったけど、APG分類でハ...ムラサキサギゴケのマットは4月から続いている

  • 朴の花は6月を告げる……はず

    雨。ザ・雨の日、とほめてあげたくなるような、ブレのない雨の日。雨が自信をもって降ってる。空もどーんと暗い。そんな中でも散歩する。先日出先でやむを得ず買った透明のビニール傘は、景色が良く見えるのですごくいい。周りの樹々の緑も、遠くの山も、灰色の空も楽しむことができる。こんなことならもう普通の傘は買わず、ビニール傘ひとすじでいってもいい。ビニール傘も昔のペランペランのではなくしっかりしたのになっている。都会を歩くときも周りの人や車にすぐ気づけるから安全性も高いと思う。ということで、こちらでも梅雨入りしたんだろうか。2、3週間早く進んでいた季節も次第に修正されていくかと思ったら、そのまま進んでいるようだ。朴の花が咲いたらそろそろ朴葉餅やら朴葉寿司の季節。それは普通は端午の節句の頃であり、現在の暦では6月である。まだ心...朴の花は6月を告げる……はず

  • マムシグサの季節

    これについて長い記事を書いたのだが、エディターを切り替えたら完全に消滅してしまった。なんということか。すごくいい記事だったのに(自画自賛&釣り落とした魚は大きい)。一度書いた同じことを二度と書きたくないのでもう諦める。3日後のマムシグサ今もう一度やってみたらまた消えた。TEXTエディターで書いて、HTMLエディターを見ようとすると、書いたものが消えるのである。もちろん以前はそんなことはなかった。新しくスマートエディターというものができて、知らずに古いエディターを使っているとそうなるということなのか。ひどい機能である。GooBlog使ってる皆さんは注意が必要です。GooBlogって少数派なんだけど、他社のブログサービスに比べて絶対的にすぐれている面があるので使っている。著作権の取り扱いである。マムシグサの季節

  • アミメニシキヘビ

    「アミメニシキヘビに咬まれないように注意しよう」的な雰囲気でANNニュース動画で語られていてびっくりしたのだけど恐れるべきは咬まれることではなく食われることだ。けど、食われる前に足掛かり(歯がかり)として咬まれるってことである。アミメニシキヘビは毒で人を攻撃するのではない。自分の身を守るために人に咬みつくマムシとかハブみたいな毒蛇ではなくて動物を自分のエサにするために襲うのである。マムシよりずっと怖いやつです。実は今日まで私は、咬むとは知らなかった。ただ、人(獲物)を見つけると巻き付いて締め付けて一瞬で心臓を止め、その後飲み込むと聞いており、そんなふうに即死できるなら長患いして死ぬよりはいいいい死に方かもという感想を持っていたのである。まあしかし、そのときの恐怖を考えると結構それもどうかなという気もする。その恐...アミメニシキヘビ

  • 一夜にして山が若緑色に

    朝カーテンを開けたら、一夜にして山の色が鮮やかな緑に変わっていた。まるで輝くようだ。2日ほど前のこと。前の日まで、ところどころは山桜のピンク、ところどころはまだ薄茶色、またコナラのうぶ毛にくるまれた新芽の白緑色と全体に白っぽくかすんだようすだったのに、それがすべて緑に変わってしまっていたのである。(上の写真は今日の山)3月後半からの山の色の変わり方は急速だった。モノクロ写真に毎日少しずつ色が着いて、カラー写真に変わっていくような感じだ。今日はもう色とりどりのカラー写真というより、緑にあふれている。雨が降ったせいで余計に驚くような鮮やかな色になっている。2週間前の景色↓このあたりは標高600~800mぐらい。今年は特に藤が目立つ。山の藤もだんだん増えてきて、どこにもかしこにも藤が咲いている。山の手入れが行き届かな...一夜にして山が若緑色に

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