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2017/07/03

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  • ラッキョウとアサツキ、ネギ亜科の秋を謳歌する

    我が天下が来たといいたげに、元気いっぱいのラッキョウとアサツキ。写真真ん中辺で横になっているのがラッキョウ。少し青みがかった緑色をしている。その周りでツンツンと真直ぐに上に向かって伸びているのがアサツキ。ラッキョウに比べて黄色の強い緑色をしている。きれいに草を刈ったところから、9月頃、アサツキはつんつんと新しい芽が伸ばしてきた。こんな時期に?と思ってしまう。アサツキは春に土からつんつんと現れて旺盛に茂る。春にも芽を出したのに、また秋に芽を出すの?と思う。夏に刈り込めばまた芽を出すっていうのは、つまりいつだって伸びるということだ。ただし、冬には葉が霜でやられて真っ白になってしまい、休眠する。だから、こんな時期に伸びたってしょうがない気がするのだ。エネルギーの無駄遣いなのではないか。秋の初めに伸びてきたときは、塊茎...ラッキョウとアサツキ、ネギ亜科の秋を謳歌する

  • クマが家のまわりをうろうろしているかもしれない件

    うちはJR駅から1kmもないところにあり、そのJR線は飯田線みたいな今にも切れそうな細い線ではなく、その駅も今は小さく素朴でときどき無人になるがやがてリニア岐阜県駅という巨大駅になろうとしているものであり、次々に新しい建売住宅ができて、地域の人口は増加しており、小中学校はマンモス校であり、近くには40年ぐらい前の新興住宅地が2カ所もあるようなところである。なぜかコンビニと大手スーパーはないが、人はいっぱい住んでいて、そこに雑木林と田んぼと畑が混じり合っているようなところである。5年ぐらい前から2度ほど、うちの西1.5kmぐらいのところで「クマらしきものが目撃されました」と、市の防災メールが来ていたのだが、どうせ犬かなんかを見間違ったのだろうと思っていた。私は親指ぐらいの長さの細いものが落ちていると蝶の幼虫に見え...クマが家のまわりをうろうろしているかもしれない件

  • 安倍川上流のとんでもない山奥の茶畑

    静岡県には天竜川、大井川、安倍川と大きな川があって、その上流部はどこも険しい山中であり、え?こんなところに?と言いたくなるような山と山のはざまに、ポツリポツリと10軒ほどの集落が隔離されたようにあるのが、国土地理院の地図で分かる。もちろん、グーグルマップでも分かる。空撮で見たらもっとよく分かる。そういう集落を探すのが好きなのは私だけかと思ったら、ちゃんとテレビ番組で「ポツリと一軒家」なんていうのをやっていたりする。孤立孤立と災害のたびに言うけれど、そういう集落は元々孤立していたのであり、電気とか車道とかができたら、孤立しているのが異常であることとして語られるようになる。もっとも本当に完全に孤立していたわけではなく、昔はちゃんと人間が歩いて行き来しており、そこに住む人が農作物を出荷するために下山したり、逆に農作物...安倍川上流のとんでもない山奥の茶畑

  • 番茶をつくる

    木箱のことをネットで調べていたら、茶箱のことを調べることになり、結局茶について知ることになった。番茶という言葉を知ってはいても、それがどういうものなのか、いまいちピンとこなかったのだけど、やっと分かるようになった。↓和歌山県印南町(いなみちょう)で、普通の家庭で茶を作るところを見せていただいたことがある。印南町では、街の家ではない限り、どこの家でも庭先で自家用の茶を作っていたという。今はみんなやめたのだが、山間地で1軒、作っている家を見つけた。(ほかにもあるかもしれない)茶葉はかなり大きくなったものを採り(5月中下旬ごろ)、それを炒るまでは煎茶と同じだが、その後、揉まずに干すのである。(揉む家もあるということだが)ふんわりしている。お茶を出すときには、昔は茶釜というのがあったが、今はやかんで出す。茶の葉を「ちゃ...番茶をつくる

  • ダンチクは育てるもの

    ダンチクは四国や瀬戸内の島の海ぎわの崖のようなところにわんさかわんさかと生い茂っている。私の住んでいる岐阜県の山間地では全く見ないし、愛知県の海辺でも見ない。愛知県の海辺ではそのようなところに大体メダケが生えている。(ここから、前の前の記事の続き)和歌山県印南町に行くと、海辺だけでなく、少し山あいでも、川べりや山裾によく生えている。それらはみんな自生だと思っていたら、山あいや川べりのものは、植えているのだそうだ。川は私有地ではないのだけど、そこに植えてあるものは所有者が決まっていて、その人が管理しているということだ。ダンチクをわざわざ植えるのは、その葉で巻いた「あせ寿司」を作るためである。ダンチクにも個体差があって、葉の幅の広いいいダンチクや、それほどよくないダンチクがある。いいダンチクがあると、その根をもらっ...ダンチクは育てるもの

  • 椿の葉を神に供えること

    天皇皇后の即位の儀式のTVを見ていたら、25年ぐらい前の結婚の儀の際の、神様にお供えした供物の映像があった。米や柿、りんごなどの食べ物と並んで、一番手前(神様からは遠い側)に、なぜか椿の葉。3列×3列に、それを数枚重ねてきれいにそろえて枡に入っていて、葉はすべて裏向きであった。椿の葉は食べ物ではないし、特別に一番手前にあるということは何らかの意味があるのだろうけど、一体なんなのだろう。ネット上で「椿神事」のようなワードで検索すると、いろいろと出てきて榊の代わりに神様に供えるのに椿を使ったりもするということが分かった。しかしその場合に供えるというのは、生枝を立てて挿すということだろうと思う。映像では生枝ではなく、1枚ずつ切り取られた葉が枡の中に並んでいるのである。祭りのときに舞いを舞う人などが、神様に息がかからな...椿の葉を神に供えること

  • ダンチクで包む、和歌山県のあせ寿司

    イネ科のダンチクのことを「あせ」というのはどうしてなのか。和歌山県の印南町に行ってあせ寿司づくりを見せてもらったのだけど、そこの人たちも知らないと言う。印南町だけでなく和歌山県全体で「あせ」というらしく、あせで巻くあせ寿司(サバ寿司)は農文協の「聞き書和歌山の食事」にも載っている。アシに似ているので、何か関係があるのか?小さいのがアシで、大型のがアセ?「違うと思うわ」と印南町の人は言う。印南町のあせ寿司は、サバ寿司をダンチクの葉で巻いて押したもの。あせの葉を触ってみると、両面とも毛がなくてつるつるしている。そして、両面ほぼ同じ色である。葉脈をよく見ないと、裏か表か分からない。ススキにしてもササにしても大抵は葉裏が白い。植物の葉裏が白い場合、毛が生えていることによる場合が多い。朴の葉なんか、微細な毛がみっしり生え...ダンチクで包む、和歌山県のあせ寿司

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