chevron_left

メインカテゴリーを選択しなおす

cancel
TCC・竹島クラフトセンター TAKE-LOG 竹ログ https://blog.goo.ne.jp/tcc-suzuki

愛知県の観光名所[竹島]の俊成苑に構える手織り工房 [竹島クラフトセンター]の主人が送る大きなひと

蒲郡観光の中心竹島海岸竣成苑において、市民と観光客を対象に織物工房と手織り教室を開催しています。旅の途中に絶景竹島の風景を眺めながら三河木綿の手織り体験で癒しの一時はいかがでしょう。

TCC・竹島クラフトセンター TAKE-LOG 竹ログ
フォロー
住所
蒲郡市
出身
天竜区
ブログ村参加

2017/06/25

arrow_drop_down
  • 春爛漫の手織り体験でした

    春爛漫のこの日竹島は日差しが強く日焼けが気になるそんな中で手織体験の予約があって芝生に織機など手織体験一式を持ち出した、竹島を眺めながら手織体験が始まった「いい日になりました」スタッフから手織の原理を習いながら手織が進みます「お二人とも凄く綺麗に織れていますよ」「ありがとうございます」織機の扱いになれれば手織ほど楽しいものはないこんなにのんびりと、時間を気にすることもなく機織りが出来るなんて幸せを感じます竹島のロケーションの中での手織体験は最高!です。春爛漫の手織り体験でした

  • 今日から弟子入りです

    今日から弟子入り修行がはじまった。東京から通いで織物修行である繊維の専門家だが、まずは綿のごみ取りから始まった。綿のゴミを取る作業を始めると「ゴミがあるのが天然の綿の証明だからゴミがあっても」と言う一般市販されている綿の衣服は、いかに汚れたワタを科学的に白く見せるか、これから解るだろう国内産の綿は保存管理すれば変色することはない、白い綿が梳ぎ澄まされて純白の綿に艶が出て来たら次の作業に入るが、今日はこれまでだ。東京からの通いは大変だが身体に気をつけて通ってもらいたいと思う今日から弟子入りです

  • 織ったら縫ってみよう!教室

    繊維産業の町、蒲郡市には縫製業も多い町であった。だが竹島クラフトセンターは縫製部門は弱い、生徒の作品を見ても家庭用ミシンを使っているので今日は工業用ミシンの登場である。紡ぐ、染める、織る、縫う、そこで、商品としての完成度を求めてこんな企画を開催してみた。工業用ミシンは重く移動が不可能と電源も必要にするためにクラフトセンターまで車を入れて縫製の作業をすることになりました。蒲郡産地の繊維産業を見てもらい知ってもらうために縫製作業を公開しています。今日の作品の生地は、みかん染めの銅媒染で反応させた布を使用、宮崎駿監督が仕事で使っているエプロンを前から欲しかったので今日はそれを作ることにした。20年も前に染めた厚地の帆布なので家庭用ミシンでは縫えない、今日は絶好のチャンスなので。観光客にも見てもらう公開作業となっ...織ったら縫ってみよう!教室

  • TCC・竹島クラフトセンターへのご案内

    みなさんようこそ蒲郡市へおいでくださいました。では私がご案内をさせていただきます。東名高速道路[音羽蒲郡]インターを出て(料金所を出たら右側車線をとると良いです、そのあと国道1号の交差点手前では真ん中の車線に入ってください)国道1号線を横切り直進南下してください。するとトンネルを2つ通過します。”トンネルを抜けるとそこはミカン畑だった。”この道路はオレンジロードと申しますゥ~ここ蒲郡は全国でも有数なミカン産地でございます。道は下り坂ですから、スピードの出し過ぎににご注意下さい。私もここで捕まっております。急ぎ旅でござんす、なんて旅の途中でネズミ捕りじゃ楽しい蒲郡観光で土産も買えなくなっちゃうよオ~そのまま海に向かって真っ直ぐ走りますと、着いたところが竹島遊園です。昔の鉄道唱歌って知ってます?その中に海の眺...TCC・竹島クラフトセンターへのご案内

  • 今年も登った鳳来寺山

    「今日は歩こう」「いいね、何処へ行く?」さっそく水と軽い食料、シューズとストック、ライトと雨具を用意して出発、「何処へ行くの?」肝心な行先は決まらないまま車は発進した。車は本宮山を眺めながら北上した。「何処へ行く?」着いたところは鳳来寺山の門前だ空も晴れて桜も満開門前のラウンドマークの灯籠を眺めながら歩くゆるゆると歩を進める早め早めの水分補給の用意を忘れずゆるゆると行こう足元のすみれが今年も迎えてくれた自然の色は優しいな昔の門前の建物が私たちを迎えてくれた石でも無い木でも無いツルツルの味気ない建物より白壁と木目が優しい建物が好きだ。自然と共に私たちを迎えてくれるこの通りは心和むところだ。鳳来寺山の岩峰がマグマの突き出た姿を見せてくれた。この鳳来寺火山の隆起で天竜川は流れを変えたのだ。竜宮を祀った池を眺めな...今年も登った鳳来寺山

  • 伊藤さんの作品が出来た

    「出来ました!」教室内に生徒の伊藤さんの声が聴こえた。「おー!出来たね」わー!すてきだわ!おめでとう御座います。草木染めで染めた綿のショールの手織作品である昨年の秋に採取したミカワ苅安を煮出して染めた綿糸を使ってチェック柄を織り出した。グランドはアルミ媒染で染め、濃茶色は鉃媒染の処理をして染め出した。織機から切り出す布の誕生は新たな命の誕生に似て長時間かかり織り出され生み出された布は命の誕生に似た感覚を覚えるものである。伊藤さんの作品が出来た

  • 綿打ち作業をする

    今日は朝から棉打ち仕事だ糸を紡ぐには綿打ちをしたほうが均一な糸ができる均一な糸が欲しければ緻密な綿打ちが必要となる均一な商品を大量生産となると私の主義とは相反する事になるが緻密な綿打ちの綿が出来れば、多様な糸を作る事が出来る飽きもせず淡々と綿を打つ昔は弓を使って棉の繊維を解すのが古来からの方法だが現在ではほとんど使ってはいない(愛知県の西尾市の天竹神社の祭典では棉打ちの儀式を行っている)綿打ち作業をする

  • TCCへ大型手織り機を組み立てる

    新しい織物研究用に大型織機を自宅から運び出す為に解体して竹島クラフトセンターへ運び込んだ。解体は接続部分には記号を書き入れながら、歳をとった事を嘆きながらの解体であった。TCCへ運び込むと今度は組み立ての作業となった。桜材は艶もあって美しい、十数年ぶりの里帰りで今回は新しい織物作りの為に竹島に設置された織姫様である6枚綜絖を備えているので組織織りも出来て本格的織りが楽しめ間長も長く絹も織りやすい織機である。セクショナルビームを備えているので技術としても保存しておかなければならない経糸が準備され次第、生徒に公開しながら動かすつもりである。整経機がビームになるので、整経機付き織機であるドラム整経機のシステムを学ぶ公開授業をする予定である。TCCへ大型手織り機を組み立てる

  • 一足早く実りの季節

    竹島クラフトセンター前の花壇の綿が実り始めた下に向いたコットンボール、この中に綿が包まれていますコットンボールの先端には鋭い棘があるが中の綿を守っているのだコットンボールが弾けて綿が飛び出しました。1200年前まで日本にコットンは存在しなかったが三河海に漂着した崑崙人が綿の種が入った壺を持って上陸したことが日本の綿の文化の始まりなのです。先日の荒天で潮風を被り塩害を受けたがそれにも負けず開きました。塩害で枯れた葉が痛々しい姿を見せている。長雨で開きが悪かったコットンボールもこのところ晴れで一気に開き始めたが野菜市場と同じで今後の天候が悩みの種である。一足早く実りの季節

  • 今年のコロナ7波と和棉は豊作だが

    コロナ感染急拡大私も4回目のワクチン接種も終わり母のワクチン接種にあたり体調が心配なので故郷に帰って様子を診たが大した副作用も無く過ぎた。この間、綿も最盛期を迎て綿を沢山実らせていた。綿が鈴なりとなって私を迎えてくれた。和棉と地綿を植えて昨年からの連作栽培も豊作となっていた。綿の根元に繁殖した綿菌の繁殖が良かったのか、それとも猛烈な高湿高温が熱帯性植物の綿には良い条件になったかも知れない。今年のコロナ7波と和棉は豊作だが

  • 雨に濡れた綿

    今日は朝から雨綿も濡れている玄関の和棉も濡れて重そうに垂れてしまうこの写真は和棉である幹は赤茶色をして葉脈の中心も赤いのです雨に濡れると綿が垂れて落ちてしまいます。この写真は三河地棉の棉である雨に濡れても垂れて落ちる事はない同じ和棉の種類ですが、それぞれ遺伝子の性格を持って実っているのです。雨に濡れた綿

  • 和棉と地綿

    昨年春に種を蒔いて綿を採取した綿の木に今春芽が出て花が咲き綿が実った。この写真の綿は和棉です茎は赤くコットンボールの赤色が挿している下の2枚の写真は西尾市天竹神社ゆかりの三河地綿です幹は緑色で葉脈の付け根も緑色が特徴です天竹神社ゆかりの三河地棉の綿毛は繊維長が短く太く、縮れも激しく原種に近いと思っています。他の都府県でこの綿を栽培している人がいたらご連絡ください。(過去に蒲郡市が配布しているので栽培しているかも知れません)和棉と地綿

  • 竹島に三河木綿を植える、芽が出て花が咲き実が熟る

    三河の国、蒲郡竹島に綿を植える事業が始まった。三河は繊維産地として長い歴史がある、西暦799年に綿の種を持った崑崙人漂着から始まり、戦国の世に徳川家康の母於大の方が三河の国の振興を願い松平家臣に綿の作付けを奨励したという記述がある。その後、産業革命と共に日本も繊維産業振興に努め蒲郡も織物機業地として発展して来た。私自身、生まれ故郷の浜松から紋織物意匠家として蒲郡へ来て蒲郡の機業地としての魅力を知った。ここ蒲郡は多種多様の織物生産地であり、自ら産地として新企画新柄作成を競い全国各地へ売り込み、ガチャマンと言われるほどの利益を得た機業地であった。つまり、町中が機業地であり、織機の音が絶える事が無かった。”蒲郡の町から織機の音を消してはならない”との想いで始まったミカワルネッサンス事業の一環として綿の畑作りを始...竹島に三河木綿を植える、芽が出て花が咲き実が熟る

  • 三河地綿物語 1

    綿の花が咲き始めました。と同時に台風が北上、迷走台風というか酔っ払い台風と言うか長年台風を見続けてきた私もこんな台風は初めてだ。気象庁の台風進路予報もまさか!、と言う進路を正確に伝えている。豊後水道を北上か、と思ったら九州縦断となりそうだ。ひと安心なのだが、今日の竹島は東風が強い、綿の木を揺るがす風の強さに怯えているのは花が咲き、実を生らし始めた綿に早々の台風の来襲だ。三河地綿と言う綿を知っている人は少ない、三河地綿の繊維は太く短く縮れが激しい綿である。その特性ゆえに糸紡ぎをする人や業者には評判が悪い私も手紡ぎやガラ紡機での紡ぎをしていて実感しているが私にとって三河地綿特別なわたである。この綿がなければ現在の三河木綿の事業はなかった。私の地綿の種は25年前に天竹神社鈴木稔さん(当時)から頂いた種であると同...三河地綿物語1

  • 私の綿の木 4年の年輪

    今日はプランターの綿の木を処分する為に綿の木を抜いた。このプランターに綿の種を植えられて4年、つまり4回綿を実らせたが今日は切り倒された。コロナ禍の時代を綿の花を咲かせてくれ、孤独と不安を慰められていたのかも知れないこの木の枝に来年の綿の芽が出始めていた5mmに満たない小さな新芽がすでに芽を出していたきっと冬の寒波の時期を通り越せないであろうだが、芽を出して次の実りの準備しているのだ。枝につけた新芽の命も一つの命であるこの綿の木に命を繋ぐ生き物もいたこの虫達もここの世界で生きて来たのだ私はこれらの命の元を切り倒したそれもこの綿の木から搾取しようとした人間葉の裏には虫達の排泄した蝋分が見える枯れていく綿の木に生まれついた虫達を害虫と呼び駆除しようとした私この蝋も次の世代の生きる糧になるのだろう小さな世界の小...私の綿の木4年の年輪

  • 雨上がり?空は梅雨明け

    はーるよ来いはーやく恋?昨日の夕方雨上り久しぶりの青空で思わずカメラがこれだ!芝生にさかさまホテルがひと時降ったからな雨上がり?空は梅雨明け

  • 今日の竹島は雲の中だった

    あれ!、竹島が無い!竹島が霞の彼方だ20年以上竹島に住んでいるがこんな風景は数回である夜になったらこんな風景が現れ幻想の俊成苑となった藤原俊成の像から降臨のようにおー!なんと言うお姿がこんな風景が現れる蒲郡あなたも来てみませんか今日の竹島は雲の中だった

  • 台湾から手織体験にやって来ました

    竹島クラフトセンターの手織体験教室へ一人の女性がやって来た「私は台湾から来ました」と、上手な日本語で自己紹介をしていただきました。早速竹島の見える窓際で機織り織機を設置して今日は三河木綿のコースターを織っていただきますスタッフから織機の構造と織物のが出来る原理を学びながら手織体験が始まりました。「経糸の奇数と偶数の糸を綜絖装置を使って上げ下げする中を緯糸が通過して筬をトントンと打ちます」正確な織機の操作で見事に織れたコースターが出来上がりました。「私は蒲郡で働きながら織物の技術を学びたい」と言う事で基本の技術から学ぶことになりました。出来上がったコースターを掲げて喜びの記念撮影ですおめでとう御座います!台湾から手織体験にやって来ました

  • 私たちは香港から来ました

    昨日は雨が降り始めた竹島海岸は人影も少なくなり閉店しようかなと思っていると2人の女性がご来店です。英語で何やら話していますが言葉が通じません身振り手振りの話で「手織でコースターを織りたいが可能か?」中国語だと聞いていたが英語で通じる事がわかって「yes、OK!」手織体験をしたい気持ちを身振り手振りを交えて訴えて来る2人の気持ちを受けて織機の準備をしました。準備が整った織機を見てItisamazing!これから、身振り手振りの手織教室が始まりました。「好きな色糸を選んでいただきます」「???」「Whatcolordoyoulike?」好きな色糸を選んで手織体験が始まりました「シャトルを通してトントン」「Tonntonn?][そう、トントン」「Wakattawstonntonnne」珍道中ならぬ珍織物体験が進...私たちは香港から来ました

  • 竹島で三河木綿の手織体験をしました

    「手織体験をしたいんですが」二人の女の子が手織体験の申し込みです教室内は生徒が製織中なので今日は店のスペースに織機を配置して手織体験をしていただきました。外は春とは言ってもまだ風が冷たく外のタープ使用はまだ早い店先で体験を楽しめたか心配だったが夢中で織っている姿をみて一安心しました。手織体験の様子を見に行くとすでに房作りも終わっていて仕上げの様子を見てびっくりでした最初から同じ感覚を保って見事な織りを見せていただきました。「すごく綺麗に織れていますよ」と言うが、何事もなく織り上げている表情を見て特別な事もなく当たり前に淡々と集中できる人を羨ましく思ってしまう私でした。「出来ました!」と作品を見せていただきましたがこれを何事もなく当たり前に出来てしまうなんて!今日もまた天才が現れた!と思った手織体験でした。竹島で三河木綿の手織体験をしました

  • もの作りは楽しいですよ!

    春の3月だと言うのに気温低下と強風に身体がついていけない気候が続く以前のブログでは常夏の竹島なんて書いたものだが今や反省の毎日だ。冷たい雨が降った次には西高東低の気圧配置で強風が吹く、芝生もまだ冬の色だが公園管理人は芝生の手入れに忙しいご苦労様で御座います。そんな竹島に3人のお客様が手織体験にやって来た。手織体験の最初は私が手染めした色糸の中から好きな色を選びます「どれにしようかな」「これに決めました!」選んだ糸をシャトルに巻いて織機に座りますスタッフの指示に従って手織りがスタートします緯糸一本通すごとに織物が織れて来るとイメージが変わるそして次の展開を待つ、予測のつかない展開が続くのだ。「私の手の中から物が生まれてくるわ」「こんな事が出来るなんて」「前から一度してみたかったんです」これは楽しい!、自分の...もの作りは楽しいですよ!

  • 外航クルーズ船 ARTANIAが蒲郡へやって来た 竹島クラフトセンター出店手織体験

    今日は外国クルーズ船ARTANIA号が蒲郡港へ入港の日である朝早起きが苦手な私だが、今日は早起きでARTANIAを迎えた。大きな豪華客船ARTANIAが三河湾に姿を現した。竹島クラフトセンターのテントに手織体験の作業器具を設置の作業を急ぐ、まもなく乗降デッキが降ろされるといよいよ上陸である窓に乗客の姿たが映ると私もやる気が高まるのだ。日本をいかに理解していただくかそのた為の手段として日本古来の生活と労働の原点の綿から糸へ、糸を織り込み美を楽しみ布を作るそれが、ドイツからやって来た旅行者を迎えるTCCの役目なのだ。船の中は外国で、岸壁は国内で出入りは厳しく管理されているのだ9時になるとお客様が船外へ出て、バスツアーで目的地へ向かうようだ。あいにくの雨天で美しい三河湾も霞がちだが竹島も霞の中美しい姿を見せてい...外航クルーズ船ARTANIAが蒲郡へやって来た竹島クラフトセンター出店手織体験

  • がまごおりじなるマルシェに出店

    全日本ラリー三河湾2024の応援企画”がまごおりじなるマルシェ”に出店した。がまごおり観光交流フェアーの発展型催しとなったようだ。今日はこの季節にしては猛烈な寒さと強風で始まった。搬入の頃になっても気温3度、風速はテントも揺れるほどで防寒対策で始まった。時々雪も舞う様子に驚いたが午前9時を過ぎるとメイン会場の竹島ベイパークに人々が集まり出した。竹島ベイパークに20店舗の”蒲郡のオリジナルなお店”が並んで、”ラリー三河湾2024”の観戦者を待った。ラリーカーが来ると猛烈な爆音と砂煙を立てて竹島ベイパークを走る、竹島クラフトセンターのテントにも沢山の子供たちが訪れて手織体験を楽しんだ。竹島クラフトセンターのテントには三敬(株)の柘植さんの応援を受けて三河木綿の手織体験が進んだ。クラフトセンターの4台の織機はフ...がまごおりじなるマルシェに出店

  • ご一家4人様の手織体験です

    先日に予約をいただいていたお客様が手織体験でご来店です。ご一家4名様でお子様は小中学生なので綿から糸を紡ぐ作業を楽しんでもらうために綿繰り機の登場から始まりました。「あら、この機械はなんでしょう」この綿は植物ですから種があります種を取り除かないと綿に使えないのでこの道具が登場したのです。綿が出来たら糸を紡ぎます次の紡ぎ車の登場でまたビックリ、綿から糸になるのです。一万年以上の昔に人間が考え出した世界共通の作業それが糸紡ぎであるその出来た糸を、織機という人類最初の機械を使って機織りが始まった。スタッフから織物の原理を教わりながら機織りが始まった緯糸を一本通して筬を動かすたびに物が生まれてくるこれが楽しいのだ、これが嬉しいのだやめろと言われてもやめられない、これが機を織る人の真理であるどうして?何故だろうそし...ご一家4人様の手織体験です

  • 今日も三河の自然を染めるのです

    今日は曇天となり染め作業を始めた。雨天の竹島は静かだと言うより寂しい”雨は降る降る♪”太陽が射さず海に映る島の影も薄く憂に満ちた竹島の景色も好きだそんな竹島で今日は三河の草を染める竹島の芝生も枯れた風景だが枯れ芝生にも根元には春を待つ緑が早くも潜んでいるそんな草色を今日は染めてみよう、生徒のOosukaさんが「この色を染めたいのよ」と言って先日に煮出したミカワ苅安の煮汁に浸けたその糸を銅媒染の液に浸けるとおー!色が出たぞ!毎回どのようになるか期待と不安のひと時であるが今日はよく出てきたぞ、三河土地で三河の草を染めるこだわりの一品がここに姿を現したのだOosukaさん注文のもう一品の鉃媒染の色だこれも、鉃媒染液に浸ける時に緊張が走るのだ。どうであろうか、ナムハチマン!おー!出てきたぞ!良くぞ出て来てくれた!...今日も三河の自然を染めるのです

  • 花咲く頃に竹島で手織体験

    春が来た♪春が来た♪梅は咲いたか桜はまだかいな唄いたくなるような日もあれば寒波に震えるような日もあって外出には着る物に困る日もある今日の天気は晴れ!予約のお客様のご来店なので今日は芝生に織機を並べた「手織体験を予約をした者ですが」いらっしぃませ!お待ちしておりました「今日は天気上々なので芝生に織機を並べました」広い芝生の向こうに青い海と緑の竹島を望む絶景を眺めながら三河木綿の手織体験を楽しんでいただきます。スタッフの指導を受けながら手織が進んで行きます一通りのレクチャーが過ぎた頃には体験者は一人で織り進めています。選んだ色はブルー、目の前に広い海が展開して三河湾ブルーがコースターに織り込まれていた。花咲く頃に竹島で手織体験

  • 今日は綿糸の精練をする

    野原に咲いた草木を頂きその木がもっている色素を抽出してその色素で糸を色で染めるその前に色素が糸に染まりやすいように前処理する必要がある。人間が自然から糸や色を手にするには一年以上の時間が掛かる事を知らなければならない糸を染めるには糸を綛にする必要がある糸の汚れや油分を洗い落とすのだが、紡績をした糸は意外に沢山の油分や添加剤が含まれている生の糸で汚れているのはまだ良いが、蛍光晒しの糸や布は使わない。煮るには私は石油コンロを使う、以前はガスコンロを使ったがアトリエの土間での作業が多いので、今はもっぱらこのコンロである。寸胴に入れるが熱湯を扱うので重量には気を付けて、水の量は多くても30ℓ位までに制限してしている。今からいよいよ精練に取り掛かる、灰汁煉は大変なので、炭酸ソーダーを小さな容器で熱湯に溶かし、それを...今日は綿糸の精練をする

  • 4人の織姫様の手織体験フルコース

    4人の織姫様が竹島で手織体験に来ました前に予約があったので今日を楽しみに待っていたのです。全員手織は初めてとの事でスタッフも丁寧に体験をスタートしました。綿の種取りから始めました。「室町時代には存在していたこの道具を綿繰り器と言います」ハンドルを回すとキーキーと音を立てて種が手前に綿が前にと別れます「あらー!不思議だわ」こんなに簡単な道具だが見事の働きをしています。「なんで!なんで綿と種が分かれるのかしら」古い時代に誰かが発見してから改良に改良を重ねて今日の道具になったのであろうそして、弓を使ってワタの繊維を解す綿打ち作業になると「あら!、不思議だわどうしてフアフアになるのかしら」弓の弦が振動すると綿の繊維と繊維が解き放されて均一の綿に変化する様を見てまたまた不思議の世界へと引き込まれていくそして出来た綿...4人の織姫様の手織体験フルコース

  • ご一家で手織体験をしました。芝生でやりましょう!

    今日はご一家で三河木綿の手織体験の模様を投稿です。「手織体験をしたいんです」と、予約のお客様のご来店でにわかに忙しくなりました。今日は風は少しあるが天気も上々で機織りも芝生に出しポカポカ陽気の俊成苑で手織体験となりました。「あれ!、少し変になってしまった」「織れてるはずの緯糸がすっぽ抜けてしまった」「大丈夫ですよ、レバーを変えるのを忘れただけだから織り直しましょう」「直りましたからこのまま織りましょう」”人生のやり直しは出来ませんが織物は直せるのです”まだまだ、太陽の暖かさが気持ちの良い早春の1日を手織体験を楽しむご一家の姿を通りすがりの観光客も眺めながら「ここは三河木綿の産地なんだな」と、声が聞こえ、TCCのご主人も上機嫌の様子であった。ご一家で手織体験をしました。芝生でやりましょう!

  • 織物って神経を使うよね、

    今日の教室は忙しい1日であった草木染めの糸を使って作品を織る準備中のItoさん、整経を始めている人は経糸の密度を考え、総本数を決める「これで糸量は足りるかしら?」作品の大きさを計算しながら整経を進めている。「幾つの筬を使おうか、この太さならこの筬目で良いよね」自分で質問と答えを問答しながら作業が進んでゆくのだ。「これで大丈夫かしら」わくわくドキドキの期待と不安の時が過ぎてゆく竹島クラフトセンターの教室であった。織物って神経を使うよね、

  • "どうする家康"10回側室をどうするの(家康ツアーズ)出演が終わって一年経った

    [どうする家康]の10回目の”側室をどうする”の回の家康ツアーズに出演して一年経ち、月日の流れの速さに驚いている。徳川家康の母於大の方が三河松平家の家臣に木綿の作付を奨励していた事から、木綿と三河木綿を製作する模様の撮影が竹島クラフトセンターで行われました。(私の手紡ぎと機織りの模様が放映されました)その思い出の2023年2月6日のブログを投稿します。今日は、ちょっと洒落て歴史散歩と称してカメラザック姿で私の散歩が始まった。今日はどこを歩こうか光明山古墳でも行こうかと思ったが1月13日にNHK大河ドラマ”どうする家康”の家康紀行の(第10回側室をどうする)のコーナーで糸紡ぎと機織りの光景で出演、竹島と三河木綿のロケハンも終わって久しぶりに故郷の家康と信康が関係する足跡を訪ねた。本田宗一郎資料記念館と諏訪神..."どうする家康"10回側室をどうするの(家康ツアーズ)出演が終わって一年経った

  • 今日の手織教室は切ったり張ったり

    今日は社長さんの織物教室であった。繊維企業の三敬(株)の社長が織物の原点である綿の栽培を始め月に4回、織物の基礎中の基礎を学ぶ教室に参加している。先週は柿渋で染めた綿糸を使って整経の作業を体験して今週はその糸を織機に掛けるために筬通しの作業と綜絖通しを行った。織物産業は長い歴史があり、現代では技術ごとに細分化されている、細かい”分業”の技術で成り立っているが、その分業ごとに秘められた技術がある。それを、トータルして知識を見直して足元から検証する授業である。社長自ら筬に糸を通し、綜絖の意味を学び、糸を整えるのだ。そんな事までしなくてもと思われるのだが、新技術開発にともない各分業企業の役割と技術の意味を理解しないで作業に参加しては無理が生じてミスを見逃す事態となる。つまり真の開発の話に入れない社長が多いのであ...今日の手織教室は切ったり張ったり

  • 蒲郡竹島の夕べ

    3月3日の竹島の夕暮れ思わず眺める竹島の夕暮れ蒲郡竹島の夕べ

  • アクセリー作家 宮瀬が綿作りと糸紡ぎが始まった

    今日はアクセリー作家の宮瀬がわたを持って教室にやって来た。「今日は綿繰りをします」綿繰り機を持ち出して作業が始まった。「綿繰りをして、種を採って春には種蒔きだわ」春には三敬(株)の[コットンプロジェクト]の綿畑作業には参加するそうだ。”竹島弁天てつくり市”の委員長も綿作りに参加するので今年は参加者が増えそうだ。繊維業者だけでなく市民参加が嬉しいことである。一握りの綿が蒲郡の未来を開くかも、そんな期待を抱きながら宮瀬の綿繰り作業を見つめた。アクセリー作家宮瀬が綿作りと糸紡ぎが始まった

  • 羊毛を織る

    「この原毛を使っても良いですか?」教室へ通うToshieさんが言ったのは、私の友達の紡績会社で残った羊毛を倉庫にストックしてあった袋を持ち出して来た。「アパレルで使うために作った原毛だからお好みに合えば使えるところを選んで紡いで織ってください」それからToshieさんは気分の入れ替え時に紡ぎ続けた。自分好みの原毛を選んでは紡車を操作するToshieさんその糸を使って経糸を織機に乗せて織り続けている手紡ぎで色々の原毛をミックスさせて作った糸だけにナチョラル感覚満載の素敵な糸がセットされています。4枚綜絖を使って綾織の組織で織っています。「私も織りたいなー」「私の分も残して置いてね」「良い感じで出来て嬉しいです」「これでコート生地に使っていいな」「ホームスパンだから最高だね」織物談義に話が弾むコーヒータイムで...羊毛を織る

  • 今日はジャガード織りのデザインと紋紙を作る

    今日は紋紙の仕事をするためにコンピュータのスイッチを入れた。紋紙などと言っても何のことか分からない人が多いと思う、紋紙とは、ジャガード織のデザイン画を織物に変えるために織物の経て糸を一本一本を上げたり下げたりする綜絖を動かす装置である。今日の仕事は、織物の1レピート25cm間の1296本の糸の動きを制御してデザインを織り出す仕事である。織機全体の経て糸6912本を動かし織物の柄を織り出すのであるデザイン画を表現するために色々な組織を使っていてこの柄では18種類の組織で成り立っているが、どこをどの組織を使うかは織物意匠家のセンスなのである。この柄で622,080の組織点があるが、一本の狂いもなく制御動作させています。この柄の紋紙が完成して織機にかけてスイッチオンで織機が動き出す瞬間も手織織機を織り始める瞬間...今日はジャガード織りのデザインと紋紙を作る

  • 授業のために事前の手織体験でした

    以前から依頼のあった学校の手織教室の事前調査に学校の先生が織物の勉強にやって来た。三河地方は蒲郡だけでなくどこも歴史的に綿の産地であり紡績工業は戦後まで主要産業であった。当然教育の場面でも歴史文化から近代工業化高度成長時代まで農業、紡績、織物の地場産業の教育は必要に思い協力することになり、今日の実践授業となった。よく晴れた良い日で、芝生に織機を出して糸紡ぎの授業から始まった。男性の先生は以前豊川市の小学校で三河木綿の授業が開かれた時の担任の先生で、先生の熱意で快く今日の授業を引き受けた。教育者が授業の内容を理解していただける事は、竹島クラフトセンターにとっても大変ありがたい事である。授業のために事前の手織体験でした

  • 糸を作る

    「太い糸を欲しいのですが、私には細い糸しかありません」「紡ぐのも大変だし綿も道具も無いが、織物は織りたい」と、旅行の途中の観光客が質問して来た。「細い糸があって良かったね、細ければ何本か合わせれば太くなる」太い糸だけ持っている人の方が困るのだ。そこで、登場したのがこの機械だ。玉造機の種類だが、優れもので、何十年とこれを使っている、高速ジャガード織機で織る時も緯糸はこれで対応できた。”細くか弱い力でも、みんなの力を合わせれば強い力になるもんだ!”てな事をテレビを見ながら考えてしまった。糸を作る

  • 今日は何を染めたの?

    今日は昼から染めをした。草木染めをやろうと思い立ちコンロと鍋と先日いただいたキウイの枝と葉を染めるのだ。「えー!、キウイってあのキウイですか?」そうなんです、あのキウイなのです。東三河はキウイの栽培農家が多い地方だこの前は蒲郡特産の蜜柑を染めたから今日はキウイを染めた。左端の茶色の糸がキウイ染めの糸を銅で媒染をした糸で左から2番目がキウイ染めの糸を鉃で媒染した糸なのだ。キウイは初めて染めたのだが私本心ではあのキウイの緑色かと思ったのだが茶色に染まったのだ。朝から寸胴を持ち出すと来館者が言った「ラーメン屋さんですか?」まあ似たような物ですが・・・、今日は何を染めたの?

  • 蒲郡市オンラインツアー(竹島クラフトセンター)

    蒲郡市オンラインツアー(竹島クラフトセンター)蒲郡市オンラインツアー(竹島クラフトセンター)

  • こんなデザインを織ってみたい

    「こんな織物を織ってみたいです」見せてくれたのはSNSに掲載してある写真の一枚であった「写真を見ながら糸の動きを分解して図に表してみよう」ということで1時間程でスケッチして来た図柄を見て驚いた、織物の特徴をとらえた80%の完成度の分解図であった。”これを織った作品は販売はしない”織物教材として利用させていただく事にして私がジャガード織紋紙制作用コンピュータを使って図を完成させた。そんなに難しい組織ではないので次は自分のデザインでこの組織を織ってみよう、ということでこの企画がスタートした。織物の密度から筬を選び、糸の番手が決まり、織り丈が決まると整経の作業が始まる、経糸は織り始めたら糸の種類や太さやカラーを変えることは出来ない。今のこの時が勝負の時なのだが、織り上がりの夢が現実化する心躍る時でもある。経糸は...こんなデザインを織ってみたい

  • 初めて染めた草木染め糸を使って新しい企画に入ります

    Tugeさんが刈り取ったミカワ苅安を使って染めた糸を使って新しい企画に入った。(新しい作品を織る前に糸の種類、糸の太さ、糸の密度、柄と組織、使用織機など)Tugeさんの織たいものは刺子織りである、それも単なる刺子ではなく柄を織りたいと言う、以前私が組み立てたサイコロ柄を柔道着の組織で織り現そうという事になった但し、この織り柄は単ビームでは織り通せないので二重ビームを使う事となった。その規格指示書に従って今日は整経の作業から始まった。「柄のサイズはデザイン的に決めて織り幅を決めないと」「あー!そうだわ」彼女の苦難がまたはじまったのだ。初めて染めた草木染め糸を使って新しい企画に入ります

  • 畑で採れた綿を紡ぎます

    「畑で採れた綿を持っているのですが、糸に作る方法を教えて欲しい」と、昨年[イオンモール豊川]で開かれた”東三河文化祭”に出品した時に手織体験に参加したお客様であったNagataさん、今日はカーダー掛けを終えた綿を紡いでいます。糸を紡ぐ作業は忍耐がいる、これを通過できなければ自分の紡いだ糸を手に入れることはできない、大量生産された糸を買えば安価に手に入れることが出来るのだが”それでは意味がない””自分で耕す畑で採集した綿から糸を作った糸で物を作りたい”そんなNagataさんは、来週は糸車を購入してそれを使えるように練習に来る予定である。畑で採れた綿を紡ぎます

  • お母さんと一緒に織りました

    「今日は暖かいから外でやりましょうか」「まあー外でも出来るんですね、良いですね」ということで今日の体験はアウトドアということになった。”冬の真っ最中だというのに外で織るとは”そうお思いの方もおられましょうが、「ここ竹島は風がなければ暖かい南国の島なのです」海に橋が掛かり森の深い島があり、その島は常緑樹林帯の森であり本州とは違う植生の島が竹島である風も弱く絶好の手織日よりとなったので「今日は外でやりましょう!」と云うことになった。冬の太陽はありがたい、時おり吹く風も爽やかに感じるほど太陽が暖めてくれてお母さんと一緒だが、お互いに織物に集中して無言の時が過ぎるお母さんはピンク系の色を選んで、お嬢様はブルー系の色を選んでいる緯糸を通しては筬を打つ、綜絖を交換して筬を打つ、一段一段と織進む、気の長い作業が続く、無...お母さんと一緒に織りました

  • ワッフル織りを織りたくて

    「ワッフル織りを織ってみたいです」「まだ織ってないからやりましょう」早速糸選びに入りました。「私が作った糸があるから使ってみるか?」「ハイ!」織機の準備から、整経筬通し綜絖通しを終えて織り始めましたが3日で織り上げました。「先生、出来ました」「おー!、出来たねおめでとう」「良いじゃないか」綿の糸でワッフルの魅力たっぷりの蜂巣が織れています教室の生徒さんの祝福を受けて「上手く出来て嬉しい!」組織の特性と密度と糸番手を合わせることは大切ですね、トータル閲覧数2730633PVトータル訪問数899754UUワッフル織りを織りたくて

  • ワッフルを織りたくて

    「この糸でワッフル織りをやります」持ち出したのは私の作った特注綿の80番手6本合糸だこの糸ならワッフルの魅力は十分出せるだろう先週に整経も終えて筬通しも経て綜絖通しも終えて今日から織り始めである各工程を終えていよいよ機織りが始まるのですワクワクするような想いが込み上げる時である”上手に出るかしら”想い描いた様な織物が目の前で織り出されて来るか緊張と不安が頭をよぎるのだおー!良く出た!この一瞬が織り手の喜びの時であるワクワクするように一本を織り込む「出たわ!」勝負師のような一瞬の興奮が湧き上がるのだ織物を企画する時の夢糸を選ぶ時の夢織機に糸を乗せる作業に不安と夢が交差して織り始める時は不安に覆われるが織り始めたら夢の中作者は正に夢の中だった。ワッフルを織りたくて

  • 綿から糸へ、誰が発見したのだろう

    今日も糸を紡ぐ人がいる綿から糸を作る作業をしている綺麗に整えられた綿は美しい純白に光る綿の繊維がかいてんして引き込まれて形が変わる車が回転すると強い糸に変わる誰が考えたのだろう、最初は綿を指で捩った人がいてそれを引っ張り出したら糸状の綿が出て来たそれを捩れば強い糸に変わるそれから何万年とこの原理は変わらないのだそして人間は命を守り、人口も増えた衣を纏う動物は人間だけなのだ色々な綿と毛から糸を紡ぎ、色を染め色を纏い、紋様を纏い、美を競う人類永遠の原則の中に私たちは生きるのだ綿から糸へ、誰が発見したのだろう

  • 春の日のように暖かい竹島に包まれて

    「手織体験は出来ますか」一人旅の女性が手織体験の申し込みである「外でやりましょうか」「外ですか、良いですね今日は暖かい」タープもテントも無く全くの青空の下で手織体験が始まった「大丈夫ですか、寒く無いですか」「凄く暖かいです」スタッフの指導に従って手織が始まりました。冬でありながら春のような日差しの中で手織体験が進んでゆく「こんなところで織物が出来るなんて素敵」芝生の向こうは海と竹島と白い橋を眺めながら古い昔の三河木綿に思いを馳せながら織物を織る私お城のようなホテルと青い空の下で女性が一人で機を織る暖かい日差しはもう春のようだ一本一本想いを込めて糸を通して織る私時間も忘れ自分も忘れたかのように機を織る最後の色変えも終わるとコースターも出来上がり今日はこの天気の中で彼女の声芝生に響いた「出来ました!」”おめで...春の日のように暖かい竹島に包まれて

  • 旅の途中で三河木綿を知りました

    「手織体験をしたいんですが出来ますか」手織体験の申し込みがありました。今日は冬の日とは思えない程の暖かさなので「芝生に出て屋外でやりましょう」と言うことで織機を芝生上に運び出して手織体験が始まりました。「わー!、気持ちいですね」竹島を目の前にして、春の太陽を浴びながらの手織が始まりました。スタッフから織物の原理と織機の操作を学びながら手織体験が進んでいきます。「何方からお出で下さいましたか」と、尋ねると「台湾から来ました」と答えて下さいました。台湾からだと日本の冬は寒くないかと心配になるが「こんな素敵なところで織物が出来て嬉しい」暖かい陽を受ける中で順調に手織が進んですてきなコースターが織れて来ました。観光客も手織の様子を眺めながら竹島へ向かって行きます。「出来ました!」最後の房作りも終えてコースターが完...旅の途中で三河木綿を知りました

  • ご夫婦で手織体験のフルコースでした

    先日、手織体験のフルコースの予約をいただいたご夫婦のご来店です。早速、三河古来の地綿の綿を取り出して綿の話から始まった「これが三河木綿の綿ですがこれにはまだ種がついています」「これを植えれば綿が出来ますか」「はい、春になって種を蒔けば綿の芽が出ます」「今日はこの種取りからはじまります」種取りは種を手で毟ると綿が出来るが、それでは時間がかかってしまうのでこの道具を使います。登場したのが綿繰り器である木製の道具であるがもう十数年は使っているが故障は無い、ハンドルを回せば木製のローラーが回りその間を通る綿から種が剥がれてこちら側に、綿は向こう側に落ちると言うぐあいである。「指で毟ったら時間もかかり指が痛い」「不思議ですね」「誰が考えたのか良い道具ですね」取れた綿を糸にする糸車の登場で緊張が走る見たことはあるが使...ご夫婦で手織体験のフルコースでした

  • 2024 新年初のブログ投稿です

    新年明けて正月のニュースは能登半島地震にびっくりでした。お亡くなりになった人々のご冥福をお祈りいたしますとともに避難所でお過ごしの皆様、大変な寒さの中での暮らしにお見舞い申し上げます。竹島クラフトセンターへ通う生徒さんのお子様が能登へ里帰りしていてこの地震に遭ってしまったそうです。電話で会話中に地震が来てしまったそうで、被害の写真を胸が痛む想いで見せていただきました。幸いご家族は金沢へ帰り着いたそうで良かったです。年頭のブログですが喜びも半分です。私も何事もなく無事に一年を過ごしたいと思っていますのでよろしくお願い申し上げます竹島クラフトセンター鈴木敏泰昭子2024新年初のブログ投稿です

  • 古い三河木綿と新しい技法

    以前に当ブログで紹介した骨董江戸家さんのお嬢さんが今日はお友達と手織体験でご来店である。先日同様古い三河木綿が出て来たので観察と研修をして古い時代の生産方法を学び、今日は、ヨーロッパに旅行した時に購入したタペストリーを持参したのでその織り方と製造方法を学びながら手織体験をした。お友達はコースターは初めてなので基本の平織組織を織っていただいた。洋風タペストリーを参考に綴織組織でコースターを作ろうと織り方を検証しながら制作に入った。綴織組織の欠点と長所を学びながら実際に組織と技法を検証しながら織り進めていた。そして、サイズは小さいながらつづれ技法で正確に織り出されお友達のコースターも見事に完成しました。初めて織ったコースターを掲げて記念撮影をお願いしましたおめでとうございます!ヨーロッパ旅行で購入したタペスト...古い三河木綿と新しい技法

  • 蒲郡市産業政策課主催のみかん染めマフラー手織教室作品 1

    今朝は少し遅刻で竹島クラフトセンターへ出社するとすでに、みかん染め手織教室の生徒さんが待っていてくれた。「ごめんなさい、遅刻です」先生が遅刻すると言う大問題である。早速先週に織り掛けの織機を倉庫から運び出してセットする、「マフラーだから優しく織りましょう」半日でマフラーを織る企画はもう数年前から行って来たが今年は三河木綿にこだわり綿マフラーとなり、それに綿のみかん染めの糸を織り込むこととなった。初めて手織り織機を操作してマフラーを織るので糸番手も太くなおかつマフラーだから保温空気層を保った糸を織り込んでもらったが見事に柔らかく織り込んでいた。房作りも終えると素晴らしいみかん染めコットンマフラーが出来上がりました。おめでとう御座います。蒲郡市産業政策課主催のみかん染めマフラー手織教室作品1

  • 初めて蒲郡へ来た時も竹島は夕日だった

    昭和36年秋に蒲郡へ来た時も竹島は夕日の夕暮れだった高校の時に友と見た夕日を現在は妻と見ている橋が赤く照り出される時太陽は西浦半島に沈む振り返れば数十億年繰り返した夕日が今日も沈んでいく夕日で長く伸びた私の影は地球に生きた一瞬の影を映し出している初めて蒲郡へ来た時も竹島は夕日だった

  • 竹島海岸に寒さがやって来たぞ

    竹島クラフトセンター内では竹島を眺め機を織る人がいた室内はストーブもいらない常夏の竹島だ少し運動に歩こうと、思っても流石に海の風は冷たい静かな三河湾だがこの波の荒れようで橋を渡ろうかやめようかおー!この波怒涛のように打ち寄せるやっぱりやめようかな血圧は高いし・・・なんて言ってると知らないぞ!竹島海岸に寒さがやって来たぞ

  • 組織 政界の話じゃありません

    織物には組織がある、組織がなければ織物は織れない一番簡単で基礎の組織は経糸2本、緯糸2本から成り立つ平織組織である竹島クラフトセンターの壁に掛かったタペストリーが掛けられているがこの織物も組織が組み込まれて作られている竹島を上空100mから俯瞰する風景をデザインして織り出されているが、この織物も多数の組織から成り立ち構成され織られているのある。部分的にクローズアップしてみると組織の存在が確認出来るだろう左上がりの綾織組織を基本に500個以上の組織を使って織っているサイズは経2m緯2mで、経糸2600本がジャガード綜絖装置をコンピュータを使って動かしている、経糸、緯糸が交差する組織点は約6,760,000個以上が組み込まれているもっと拡大すると経糸3色と緯糸6色を使用して、一本の狂いもなく図柄を織り出してい...組織政界の話じゃありません

  • 私 風通織りの勉強です

    豊川市から通うSuzukiさんは只今風通織りの勉強中です風通織りってどんな織物でしょうか一枚の布の間に風が通るので風通織りと言います。つまり、一枚の布であるが二重構造に織られていてその上の布と下の布の間を風が通るのです。今日は先週に続いて筬通しを終えて、今日は綜絖通しの作業をしています。二重構造の織物がよく見えるように太番手の糸を作り、これを使っています。織物組織図と意匠図をもとに企画図を片手に綜絖通しの作業です。8枚綜絖の織機ですから8枚の綜絖に正しく市松紋様が織り出されるよう正確に柄に合わせて通さなければならない作業が続きます。来週は風通織り市松紋様が織り出されることと思いますのでこの続きも当ブログで投稿していきたいと思います。私風通織りの勉強です

  • 新しい紡ぎ車を買いました

    三敬(株)のtugeさんが新しく購入した紡ぎ車を持って来た。「これ、新しく買ったのよ」おー!新しくていいね、「私まだ慣れていないから」と言いながらも緑綿を引きはじめた。手に持った緑綿の撚り子から糸が伸びて撚りがかかる「緑の綿は引きにくいわ」緑綿は繊維が細くて糸に紡ぐのは難しいのだ。「緑とか茶とかは糸に引きにくいのよ」新しくてまだ手に慣れない紡錘車を操る事に懸命のTugeさんは努力家ですから来週の教室にはもっと上手になっている事でしょう。新しい紡ぎ車を買いました

  • 楽しいアートが織れてきましたね

    「インテリアの作品を作りましょう」この一言で始まったこの企画だった。「もっとアートして」原色原毛をミックスしてカーダーしてカラーを作る、「自分の素のままでは楽しく無いから、遊ぼうよ」それから始まり色作り糸作りと織物作りと自分作り「もっと楽しく、もっと遊ぼう」「男も女も年齢も関係なく自分を変えて織ってみよう」織ると言うより、糸を重ねて盛り上げててんこ盛りの織物だ「糸が足らなくなってしまったわ」原毛を取り出しミックスしてはお気に入りの色にする「OK!、いいわ、素敵!」「出来たわ」機から下ろすのが怖い気分で機からカットされた作品がこの世に姿を表す瞬間が怖い「まー素敵だ事」「かわいい!」それみろ、周りの人も喜ぶだろう織物をやり始めて遊んでみましたもっと遊べ、もっと変わって色をつくれ、糸もつくれ、あれもこれも、もっ...楽しいアートが織れてきましたね

  • 三河木綿の手織体験 フルコースを選びました

    「手織体験の綿から作るフルコースを学びたいのですが」以前に予約を頂いたお客様がご来店です。早速、綿繰り機が登場、古くからある道具だが優れ物で、現代でも綿の種を取るメカニズムは変わっていない「不思議ですね、私が綿から種だけ取り除く作業は大変でしたのに」ローラーの回転すると綿と糸が分離して綿を得ることが出来る機械だ。綿繰り作業が終わると次は弓の登場である弓の弦を綿に接触して弦を振動させるとその振動で綿の繊維が解れるのだ。「不思議ですね」「誰が発見したのでしょう」以上の作業の写真は私が実演なので写真が無いのである。次の作業は糸紡ぎで紡ぎ車が登場します「私、この機械は見たことがあります」「これは紡錘車です、つまり綿を糸に紡ぐ道具です」「私。これをやってみたかったのです」と、いう事で実際に紡いでいただきました。「ハ...三河木綿の手織体験フルコースを選びました

  • 蒲郡市産業政策課主催 市民の手織教室を開催でみかん染めマフラーを織る

    今年も開催された蒲郡市産業政策課主催の市民手織り教室、今年は三河木綿を使って蒲郡みかん染めの糸でマフラーを織る手織教室を開催した。これまでは冬に合わせて羊毛マフラーを織る教室だったが今年はご当地蒲郡産地のコットンとみかんにこだわり、この素材を使ったマフラーを織ろうという企画となった。蒲郡市広報で生徒募集したところ3人募集に7人が応募され、抽選で3人が習う事になりました。今回はみかん染めの綿織物でマフラーを織る企画だ。綿といえば夏物と思われるが冬の暖かさを感じる織物にしたいと考え綿80単糸を12本超甘撚り合糸して膨らみのある綿糸を織り込み、糸を合わせた空気層で暖かさ感じる織物を織る教室となった。竹島クラフトセンターの織物デザイナーが描いた図案をもとに当工房の指導者と、産地の繊維会社の三敬(株)社員の柘植さん...蒲郡市産業政策課主催市民の手織教室を開催でみかん染めマフラーを織る

  • 信田先生のゴブラン織りバッグが完成

    竹島クラフトセンターの生徒で組織織りの信田先生の新作で、昭和40年台に蒲郡で生産されていたジュガード織機で織られていたゴブラン織りを8枚綜絖織機を使って現代に蘇らせた作品だ。ゴブラン織り組織を巧みに使いこなし、現代によみ帰らせている当時はインテリア商品に使われたいたが、信田は現代のバッグに仕立ている。経糸4色を巧みにミックスさせながら織り上げてこの組織の特徴を捉えて丈夫なバッグはこれからの三河産地の新織物として再興できるのではないかと予言しているように思う。信田先生のゴブラン織りバッグが完成

  • お友達と三河木綿のフルコース体験に来ました

    初冬の三河湾の陽を受けて光る海が美しい竹島海岸です”良いね蒲郡”と誰もが言うこの風景だ。こんな竹島に二人の女性がやって来た。三河木綿の手織体験フルコースを体験したくてやって来たのです。早速綿の種取りをする綿繰り作業をして、弓を使った綿打ち作業を終えると綿が出来ます「わー!ふあふあだー」「本当、綿になった」出来たてのふあふあ綿を糸車を使って糸を紡ぎます「あれ!、なぜなぜ?、どうして糸になるの?」自分の手に持った綿から糸が紡がれています「これ!夢中になる」人類の大発見、綿をよじれば糸になるのだ。「今日は良い天気、太陽を浴びながら機織りをしましょう」と、言う事で芝生広場で手織体験となりました。少し暑いくらいの陽光を浴びながら機織りが始まりました。「すご〜い気分の良い機織りです」「広々した草原の向こうに竹島です」...お友達と三河木綿のフルコース体験に来ました

  • Osukaさんの真田紐

    Osukaさんは真田紐を織っている何ヶ月か経っているが、今日も飽きずに織り続けている戦国武将で徳川家康の命を2度も逃した真田の信州上田地方に今も伝わる真田紐である、Osukaさんのバッグのベルト選びの時、気に入ったベルトが無いことから「自分で作るわ」「真田紐っていう紐があるぞ」「真田紐って何ですか」Osukaさんは真田紐の織り方を学ぶと「私、織ります」の一言で始まった真田紐作りである。バッグ本体に合わせたベルトを織るという何という贅沢、Osukaさんは愚痴も言わずに今日も織り続けている。Osukaさんの真田紐

  • 蒲郡南部小学校の三河木綿手織教室の作品が完成

    12月6日は蒲郡市立南部小学校で開かれる三河木綿手織教室の日であった。一週間かけて準備された織機と糸と織物を作る部品を朝からメンバーの岩孝さんの協力を得て岩孝さんの車に主な機材を運び込む。(16台の織機と機材を積み込む作業の岩孝さん)小学校の体育館に16台の織機が並び、65人の生徒さんが春から栽培して収穫した綿から糸をつむぎ今日は本格的織機を使って織物を織る授業である。あらかじめ準備した65色の糸の中から好きな色を選んで織機に向かう生徒さんの目は希望と創造と緊張に満ちて、そして、完成した時の輝く瞳は忘れられません。蒲郡市の主幹産業である繊維産業と古来からあった歴史と文化である三河木綿を知ってもらい、体験を通じて理解してもらうための授業で65人の作品が完成した。欠席の生徒さんの分はお友達が織り上げて65人分...蒲郡南部小学校の三河木綿手織教室の作品が完成

  • 今日は晴れて気持ち良いから外に出ましょう

    「手織体験を予約した者ですが出来ますか?」外は小春日和で観光客も芝生で遊んでいるこんな日はアウトドアーが良いと判断して「今日は晴れて気持ち良いから外でやりましょう」早速織機と糸と器材をを芝生に移動してセットされた。「わー!、気持ち良いですね」海まで何も遮る物がない向こうに竹島と橋を望む広大な芝生を眺めながら蒲郡名物三河木綿を手織体験で楽しもう冬とは思えない陽だまりは南国竹島アイランドであるこんな日はウクレレを弾きたくなるハワイワイキキで観光した一週間、ウクレレを習ったが竹島に観光で滞在したら三河木綿の手織体験だろう「こんなに広い処で織物が織れるなんて楽しい」通りかかった観光客も覗き込み織物談義が始まり太陽も傾き夕日が赤さを増す頃最高の雰囲気で手織体験が進み、素晴らしいコースターが織り上がりました。”おめで...今日は晴れて気持ち良いから外に出ましょう

  • 竹島クラフトセンターのフルコースを体験しました

    師走月となって、綿畑で採取した綿の処理が忙しい時期となりました。今日は、先日に予約を頂いていた女性が手織体験のフルコースに挑みます。畑で取れた綿の種取り作業から始まりました。綿繰り機の登場です。「何ですかこの機械は」「この機械は綿繰り機と申します。このハンドルを回してローラー回転させて二つのローラーの間に種をつけたままの綿を差し込むとあら!不思議、種がこちら側で綿だけが向こう側と分られて出てきます。「面白いですね、不思議ですね、この作業を綿繰りと申します」綿繰り作業で取れた綿を今度は弓を使った綿打ち作業です綿の塊を均等な密度になるように弓の振動で解す茶寮の後その綿を使って糸を紡ぎます。「あら!、綿が捩れて糸になってるわ」綿を捩るエネルギーが糸を作り綿を引く作業で糸の太さが決まります。「切れそうです。怖いわ...竹島クラフトセンターのフルコースを体験しました

  • ご夫婦で手織体験に来ました

    初冬の竹島の芝生を歩いて一組のご夫婦が手織体験にやって来た”旅行の記念になるから””二人の思い出の一ページを作るために”などなど人それぞれの想いで参加して来るのだろうこのご夫婦はどのような思い出あろうか季節は冬だが、日が当たれば寒さどころか日焼けが気になる竹島である奥様が織っている姿をじっと見ている彼だ奥様は織る事に集中して、正確に織り進めているグリーンを選んでなかなか良い感じだ秋の斜光を浴びながら手織体験が進んでいきます。「出来たわ」の一声でじっと止まっていた空気が動きました。「出来たわ」「おー出来た」出来上がったコースターを掲げて記念撮影ですおめでとう御座います。ご夫婦で手織体験に来ました

  • お友達と三河木綿の体験に来ました

    以前に予約をいただいていたお客様のご来店です「手織は始めてなんですが大丈夫でしょうか」今日は土曜日だが、市内小学校の手織教室に使うために使用可能な織機は2台なので、4人で2台の織機の体験となった。スタッフから織物が出来る原理と織機の操作方法を学びながら手織体験がスタートしました。その間織機を使えないお二人には三河木綿の綿繰りから糸紡ぎを体験してもらうように、綿繰り機(綿の種をとる)と糸車(糸を紡ぐ紡錘車)の扱い方を学んでいただきました。体験が進むほどに織物の話が弾んで、綿の種の話や織物の話が弾みます。選ぶ色糸が今日着ているファッションと同系の色を選んでしまうのは何故だろう「やっぱり好きな色だから自然に選んでしまうのよ」「凄く綺麗に織れていますよ」「そう、綺麗に出来て嬉しいわ」会話も弾み、織機の操作も上々に...お友達と三河木綿の体験に来ました

  • 師走の夕日は竹島です

    12月1日の仕事が終わり一息ついていると窓の景色が赤く染まり始めた、夕日だ!カメラを持って外へ出ると、辺りが真っ赤に染まり始めていた。竹島の橋が赤く染まって、竹島は黒いシルエットを見せていた振り向けば西浦半島に夕日が沈むところだ港の建物の間に夕日が沈もうとしているいつもの光景だがいつも見入ってしまう竹島の夕日沈みゆく夕日を見るとき1日の終わりを感じるよりも必ず来る明日に挑戦的な感情を抱くのは私だけだろうか師走の夕日は竹島です

  • 蒲郡市東部小学校三河木綿体験教室の51名の作品が並んだ

    11月24日は蒲郡市立東部小学校で三河木綿体験教室が開かれ51名の小学生が春から栽培した綿を、手織場の指導で糸を紡ぎ、24日は体育館へ手織織機を15台運び込み手織体験を行った。好きな色糸を選んで、セットされた織機でコースターを織る授業である、体育館に並んだ15台の織機に興味津々で、先に紡いだ綿の糸も織り込み、蒲郡市の主幹産業である繊維工業の物作りの一端を学んでいただいた。12月6日に蒲郡市立南部小学校の65名分の織機15台の準備が急がれている。一本一本の糸を織機にセットする作業で、一本の糸の狂いも無いようにと準備作業が続いている、全員に美しいコースターを織り上げてもらい、織物のことを理解してもらい、子供達がこれからの生活の中で蒲郡の三河木綿織物産業を意識してもらえたら嬉しいと思いを込めた作業が続いている。蒲郡市東部小学校三河木綿体験教室の51名の作品が並んだ

  • アートを織るには私もアートするわ

    豊川市から教室に通うItoさんが製作しているのはアート作品、色や糸に恐れず時分の気持ちをアートして欲しいと、いうコンセプトで始まったこの織物だがデザインしながら織ると言うが、それはとても難しい今日は途中で糸が無くなったのか糸紡ぎが始まった。織りながら色も糸も作りながら織り進めている頭に出来上がる織物を描きながら、原色羊毛で色をミキシングしながら糸を紡ぐ「わ!、良い色が出来たわ」それはそれは大変ワクワクする瞬間である良い色が出来たから、今度は紡ぐ作業である良い色が出来るとやる気も出るさー!来週は織るわ!アートを織るには私もアートするわ

  • 何が出来るか気になる企画

    西尾市から通うSuzukiさんが何やら新しい織物が決まったようで先週から整経作業をしていたが、今週は筬通しを始めた。「このみかん染めの糸を使って風通織を織りましょう」才能たっぷりのSuzukiさんだから、幾つかの組織を織っているのでそろそろ二重織りの仕組みも学ばないと、と言うわけで、今回はみかん染めの糸を使ってふんわり優しい風通織りコットンマフラーだ。白い糸は綿80番手を6本甘撚りふんわりの糸に、80番手みかん草木染めの糸を色糸に使って空気層たっぷりの風通織り組織で織る計画だ筬通しの作業を行なっている、新しい織物に挑戦する時は何故かソワソワ、初めての2重織り組織で、先生からの宿題で家で企画書を作って来た。筬通しを終えると綜絖通しだが自分で描いたデザインをもとに綜絖通表を作って進める必要があるので、来週の綜...何が出来るか気になる企画

  • ゴブラン織の基本組織を織ってみたい

    ゴブランの基本組織を織る事は、以前に西尾市のNobutaさんが織っているが、今回はボーダー柄に各種組織を使って市松ゴブランを織り出す企画だ。Nobutaさんのように私も織ってみたいと企画に取り掛かった。経糸3色を基本に組織されるデザインがされて、それに従い綜絖通しが済んでいる綜絖の操作と緯糸に変化をつけてどんな表現ができるか、作者のYamanaさんは創作を続けている。この織物も昭和40年代に生産され蒲郡市のジャガード織機を使ったゴブラン織りは、全国有数の生産量を誇っていた。作者は浜松市のYamanaさんだが、どんなゴブラン織りを表現をすることが出来るか、これからが楽しみである。ゴブラン織の基本組織を織ってみたい

  • 初めての糸紡ぎが始まりました

    豊川市のイオンモール豊川で開催された東三河物産展に出店した時に手織体験に参加してくださったご夫婦の奥様が竹島クラフトセンターで分けた種を植えて実った綿を持って綿から糸にして織物にしたいと入塾したので今日は糸紡ぎの様子を”竹ログ”で紹介したいと思う。イオンモールでは沢山の家族連れが体験してくれましたが、その時に種取り機で綿繰りをした種をお持ち帰りしてお庭に蒔いたら綿が採れたので綿にしたいそして”糸にして織りたい”と言うことで毎週習い始めた。ワンツーマンで指導の結果、1日で最初にしては上出来の糸が紡げるようになった。「慎重に慎重に、自分勝手に動かないで綿と糸に気持ちを合わせる」指導の声が飛ぶ中で、最初とは思えない糸が出来始め「良い糸が出来てるわ」と教室内で声が出るほど素晴らしい出来栄えである綿と糸に集中した、...初めての糸紡ぎが始まりました

  • 秋の夕べの竹島が好き

    今からの季節の竹島海岸の夕べは一見の価値ありなのだ夕日に黒く浮き出たシルエットこんな風景を眺め語り合い誓い合う紅い光に包まれてあおげば空に白い月こんな夕べは幸せ満ち家路への帰路も嬉しい秋の夕べの竹島が好き

  • 同じ職場だった仲間と体験旅行に来ました

    竹島クラフトセンターから賑やかな声が聞こえ男女8名の方が手織体験の最中でした。元々同じ職場の皆さんが竹島へ旅行に来てくださったのです「コロナ禍でしばらく止めていましたが、やっと旅行に来ることが出来ました」と、旅行が再開できた喜びに溢れる賑やかな体験になりました。「私たちは旅行をすると必ず手作り体験をします」と言うだけあって器用な手つきで織機を操っています。前半は3人の女性の方々が体験して後半は男性4人様が手織体験です。最後の房作りも男性は苦手な人が多いからと心配だったがそれどころか立派にクリアー出来て助かりました。8人全員が織り上げたコースターを仲間同士で見せ合って賑やかな品評会が開かれていました。同じ職場だった仲間と体験旅行に来ました

  • 60年前に蒲郡産地を席巻していたエデン織を織ってみました

    かつて蒲郡産地で織られていたゴブラン織りと、2節織り、と織物を再現してくれた西尾市から通うNobutaさんが、今回はエデン織を再現してくれました。どの織物も蒲郡産地の特徴であるジャガード織機で生産され、西陣、桐生、尾州、と並んで生産量を誇っていた蒲郡産地の織物である。ゴブラン織、2節織、エデン織りも室内装飾織物である私の描きあげた組織図と糸配列をもとに見事に蒲郡のエデン織を再現していただきました。「昔はこの緯糸にラメ糸を織り込んだ」厚地でインテリアでの使用に耐える魅力のある織物であるもうすでに切れ端もない織物なので再現出来て感激である現在生産されている多重織もこれらの変遷の結果生まれたものである。手織りで再現出来る織物の発掘も楽しいかも知れないジャガード織機も紋紙も無くても手織り織機で再現してみよう。60年前に蒲郡産地を席巻していたエデン織を織ってみました

  • 織れば出来るアートが出来る

    豊川市から竹島クラフトセンターに通うItoさんがアート2作品目を織り始めたので紹介しよう。地味目の作品が多かったItoさんだが、カラー展開の作品を織り始めた16色の原毛から混色して無限のカラーを作り糸に紡いで織り始めています。自分の手がパレットだから「自分を変える感覚で思い切り作ってみよう」「変身ですね」「そうです、作品の中で自分を変身してみるのです」織物製作中は全体が見えないが、織機から下ろせば一服の絵になる、飾って見るだけでなく触って敷いて生活の中でアートする、それを作り出せる人、アートできる余裕のある人、そんな人が素敵だなと思うのです。織れば出来るアートが出来る

  • 小学生の姉妹が手織体験にやってきた

    手織体験の予約が入りました。今日は月曜日で観光客も少ないが風が強い1日となった。体験者は小学生の姉妹ですあまりに強い風なので糸が飛ぶ可能性もあるので教室内に織機をセットした。お姉さんは高学年なので織機の扱い方を教え終わった頃にはコースターを織り上げていました。「お!綺麗に織れてるね」と、声を掛けると恥ずかしそうに作品を見せてくれました。間もなく妹さんも織り終わった様子で房作りの作業をしています。「妹さんも綺麗に織れてますよ」なかなか織れるところも無いので今日は織れてよかったです窓から入る陽もやさしく外の竹島海岸も綺麗に見えています。「出来たー」「あら、素敵じゃない、良かったね」コースターが出来上がって来ました。努力の跡が作品になっています「お母さん出来たよ」「楽しかったです」それぞれ、自慢の作品が出来まし...小学生の姉妹が手織体験にやってきた

  • ミカワカリヤスの染め汁に新たに綿糸を染めてみました

    昨日、糸を染めた鍋の染め汁に新しい綿糸を前処理をして浸けてみることにしました。染めの作業の前に糸のゴミなどを取り去り、煮染めをする時撹拌する時、糸の絡みをなくす為にヒビロをつけています。今回は手紡ぎをした糸の汚れや脂分を洗い流す為にあらかじめ糸を水に付けますそれは、この後の作業で石鹸液の浸透をよくする為です。石鹸液で攪拌しながら煮出します。煮出したあと、湯水で丁寧に石鹸液を洗い流し今日の作業はこれで終わりとします。綿糸を染める前処理は、絹や布を染めることと比べると大変です。”染め液を作り、それに布を入れたら綺麗に染まりました”という訳にはいかないのが綿糸の草木染めです。三河の苅安は昔から有名で苅安の中でもミカワの名が残っています。畑の隅や道路端に生えているススキに似た雑草で三河苅安という草です。つづくミカワカリヤスの染め汁に新たに綿糸を染めてみました

  • 私の糸作りはこの玉造機が活躍している

    もっと太い糸を欲しいそれなら足せばいいそんな時、私が使うのはこの機械である糸巻き巻きなんて歌いたくなる機械であるもう買ってから20年以上前になる中身が丸見えだが一度故障したので分解したら元へ戻らない、だからこの姿であるが私は愛して止まない糸が巻かれるほどこの形になる糸巻き機である巻けば巻くほどこの造形美は嬉しくなる外国の原子力発電所の様な形だがこちらは美しい綿糸の形だこの糸で何を織ろうか、何で染めようか、迷う楽しさがこの糸から生まれるのだ。私の糸作りはこの玉造機が活躍している

  • 今日はミカワカリヤスを鉃で媒染しました

    昨日は三河苅安を煮出した煮汁に綿糸を漬けました。今日はその糸を鉄媒染液につけます昔から鉄の成分を酢分の液に鉄釘などを入れてお歯黒を作りました。その媒染液に昨日苅安で煮出した糸を漬けます。お歯黒液に浸けた瞬間写真の様に苅安の色素を黒く変色させます昔の人はどうやってこれを発見したのだろう、アルミ成分と銅の成分と鉄の成分を使い分ける事で同じ染め材の苅安でも違う色の糸を作り出すことができるのだ濡れた染め糸が乾くことで少し濃度が違って見えるが希望以上の糸が染めることが出来たのでご機嫌だ。化学染めとは違って、自由に色を染められないが、自然から頂いた偶然の出会いの様に、運命みたいなものを感じて感激するものである。上の写真はミカワカリヤスを銅焙煎で染めた糸であるこの黄色はアルミ媒染で染めた糸であるこの3色を縞にデザインし...今日はミカワカリヤスを鉃で媒染しました

  • 雨の日はのんびり手紡ぎ

    昨夜から強い雨は朝を迎えても降っている窓から雨に煙る竹島海岸を眺めながら私の今日は和綿の手紡ぎ三昧綿と私が語り合い競い合い一本の糸になる時を忘れ綿と私の世界で一本の糸になる雨の日はのんびり手紡ぎ

  • 8枚綜絖の純通しで柄を織り出します。

    作者はIwakoさん、8枚綜絖の純通しの装置で如何に柄を作ることができるかその勉強で地紋組織を織り続けています。全くのゼロから経糸を操り柄を織り出す作業である創作は楽しいものである、創作は想像から始まりその実行が現実を織り出す8本の綜絖はコンピュータで言えば8ビットを操作するのである8ビットにつながる経て糸を操作して緯糸は無限に組織されていくのだそれを織りながら創作することは楽しい次はこの組織を織ってみよう!Iwakoさんの織は続く経糸がある限り永遠につづくIwakoさんには、蒲郡の小学校で開かれる三河木綿の手織教室では機材の運び込みと手織教室の講師をお願いしています。15台の織機を運び込み2時間で56名の子供がコースターをを織り上げる授業です。体験授業を通じて蒲郡の産業と文化を理解して学んでいただく授業...8枚綜絖の純通しで柄を織り出します。

  • ミカワカリヤスで染める 鉃媒染(お歯黒)

    蒲郡市東部小学校の三河木綿手織教室用の織機に経糸をセットする作業も終わり、今日から自分の企画に入ることが出来た。先週にやりかけのミカワ苅安の染めを再開した。(三敬(株)の柘植さんが裁断した三河苅安)竹島グランドゴルフ場の北側にある蒲郡コットンプロジェクトの綿畑で採取した三河苅安を今日は先週に続いて染めることにした。晒しの袋に苅安を入れて攪拌しながら煮出す。まだ色は出てこないが20分ほど攪拌して待つ、油温が80度を超えると湯に色がついて色素が出て来る。2番汁まで取ると一番汁と合わせた煮汁の中へ糸を入れて今日の作業は終える。明日は鉄媒染をする、希望の色が出ますように😅ミカワカリヤスで染める鉃媒染(お歯黒)

  • ご夫婦で綿作り作業をしました

    「豊川イオンモールに出店した時に手織体験をした者ですが、家で採れた綿から糸を作りたいと思い今日は来ました」と以前に予約をしていただいたお客様のご来店です。「家で採れた綿を持って来たので見てください」買い物袋には種子付きの和綿が詰め込まれていた。早速、綿の種取り作業の綿繰り機を使った作業から入りました。綺麗な和綿の綿繰りは気持ちよく進みます。キーキーと音を立てて綿繰り機が回る「大人でも夢中になりますね」綿繰り作業が終わった綿にはゴミが含まれていますからゴミや綿カスを取っていただきます。「綺麗に採ったつもりですが」「あれ、まだたくさんありますね」「やっぱり綿を採るときは注意して採取しなければならないね」「そうです、ごみ取りの時間が減るばかりでなく綺麗な綿が手に入るのです」奥様は来週から入校して綿から織物までを...ご夫婦で綿作り作業をしました

  • 蜂巣織りの綿マフラーが織り上がり

    西尾市から通うSuzukiさんが変型蜂巣織りのマフラーを織り上げました。”コットンで柔らかく温かいマフラーを作ってみよう”をコンセプトに企画をして、今日は見事に織り上げました。極細綿糸の80番手糸を使って、より柔らかく空気層が多く肌と織物の間の空気層を保つ様に組織を作り、ざっくりとした織り組織と極細糸を緩やかに織り込みました。「まー!柔らかく暖かい」実際に寒さの中でどの様に機能するか楽しみである蜂巣織りの綿マフラーが織り上がり

  • 今日のクラフトセンターは見事な動態保存博物館のようでした

    今日の竹島クラフトセンターではこんな光景が見られた。意図せず、全くの偶然だが見事な作業の工程を見せていた。手前から生徒の宮瀬さんがは畑で採れた緑綿の種取り作業で、その向こうに柘植さんがハンドカーダーで綿打作業をしていて、一番奥には伊東さんが意図車で手紡ぎをして、講師の昭子さんは枷取り作業右側の織機では、三敬(株)の石田社長が織機に経糸をセットしているのだ「これだけ順序よく並んで作業をしている様子が観れるのはここだけだね」観光地によくある民芸資料館の人形ではなく、人間が繊維の作業の様子を見せていた。完全に動態保存された繊維の博物館が観れるのは、今日のクラフトセンターだけだね、全くの偶然だが、作業の様子を窓の外から見学者が絶えないのであった。竹島を眺めながら、蒲郡テックスビジョンの準備に余念のない石田さん閲覧...今日のクラフトセンターは見事な動態保存博物館のようでした

  • 4人の女性が芝生広場で機織り体験

    今日の竹島海岸は曇り空で吹く風も冷たさを感じるが秋らしさを運んで来た空であった。「手織体験をしたいんですが出来ますか」「人数は何人様でしょう」「4人ですが」現在蒲郡市内の小学校で行われる三河木綿の手織教室用に使う織機の為に、竹島クラフトセンターの観光客用の為の織機を使っている状態で現在使用可能な織機は2台だけなので、4人様を2グループに分けて体験してもらうこととなりました。2台の織機を藤棚の下へ運び込むと「わー!、海を眺めながら手織体験なって嬉しい」織機に座ってみると三河の海で三河木綿の手織りをしている私「私で織れるかしら」スタッフから織物の原理と織機の操作法を教わりながら織り始めると5分もしないうちにベテランの手つきで織り始めて、”手織は楽しいです!”お二人が織っているうちに後のお二人はご自分の好きな緯...4人の女性が芝生広場で機織り体験

  • もうすぐ織り上がり

    今日の竹島は雨竹島の雨は城ヶ島の雨を思いだすそんな竹島のほとりにある竹島クラフトセンターでは今日も手織が行われていた。作品は真田紐真田紐の織り方で幅3cm長さは?織り上げてみないとわからない作者はOsukaさん「バッグのベルトにと思って織り始めましたが迷っています」織り進める程に迷うのは織り人の常であるが今はひたすら織ることしか考えないのです。もうすぐ織り上がり

  • 僕は三河木綿のフルコースを体験しました

    「手織体験を体験したいんですが」と、三河木綿のフルコースを体験の申し込みです。「僕は小4です」目をキラキラと輝かせた少年の目は手織織機に注がれている「前に一度ここで手織体験していますので今日は綿から織るまでをしたいんです」早速出て来たのは綿の種取りをする道具です綿は植物なので種があり、それを取り除かないと綿として使えない、だから最初に綿の種を取る道具が登場、少年は最初は慎重に動かしたが、暫くするとすぐ慣れてリズミカルな回転が始まった。種を取り去った綿だが、繊維は解れていない、次に弓を使った綿打ち作業に入った。弓を始めて作った人は動物などを獲る為の道具だったのだろうかそれとも綿の道具として考案したのだろうか、いつも私は考える綿打ち作業は固まった綿がフアフアに変身する作業である「わー!すごいふあふあになってる...僕は三河木綿のフルコースを体験しました

  • ミカワカリヤスで染めました 今日は銅媒染

    先週に続いて三河苅安を染め材料に使いました。乾燥した苅安を原料に染めました。竹島の綿畑の周りには自然に生えているので助かります。寸胴で苅安を煮立てて一番汁、2番汁をとりました。煮汁に苅安の色が溶け出て来ました糸を絡ませない様にして撹拌します。「なんかあまり染まりそうもないね」寸胴に漬けたまま忘れていて、寸胴から取り出し銅媒染して見ると「おー!いい色が出ているぞ!」アルミ媒染と比べると緑色が掛かった良い感じの色になりました。”キーポイントは自然のままに、のんびり染めましょう”外気に触れて色の発色がますます進み先日のアルミ媒染と比べてみても自然の優しい色合いが気持ちいい、6年ぶりの草木染めだが、やっぱり布染めとは違って糸染めは芯から発色するので自然の力を感じる明日は、体験予約もないので鉄焙煎をして報告します。ミカワカリヤスで染めました今日は銅媒染

  • 風通織を織り上げました

    手織教室の課題作品である風通織りです。経糸2色緯糸2色で袋状態の織物を織ります。今回のオマケの課題として市松柄の中へ綿を入れる織り方をしていただきました。作者は教室のTugeさんです。Tugeさんは只今3重織りの勉強をしています。Tugeさんがお勤めの会社三敬(株)では6重ガーゼの製品を作っていますが手織り織機で多重織りの原理を学んでいます。風通織を織り上げました

  • 草木染め ミカワカリヤスで染める

    竹島の三河木綿の綿畑(蒲郡コットンプロジェクト)に生えているカリヤスを採取してカットと乾燥処理をした染め材を使っての染めの授業である三河地方に咲く苅安を特別に三河苅安という名前が文献に残っていたので綿畑に雑草として生えていたミカワカリヤスを使って染め材とした。一番液と2番液を使って、前処理をした糸を使って染めた結果良い感じに染まりそうなので漬けたまま一晩置いて今日は酢酸アルミで焙煎をしたが、次は銅焙煎と銅焙煎の授業をする。結果はご覧の通り良い結果が出たので、三河産地のミカワカリヤスとして新たな利用が出来る見通しもついた。三河の雑草から新しい産物を業界から発信したい!三河の綿でみかん染めと三河苅安で染めた商品開発である。草木染めミカワカリヤスで染める

  • 小学校の手織教室に使う織機の準備中に思う感謝の心

    竹島クラフトセンターでは今月から始まる市内小学校の授業で三河木綿を学んでいただく為の手織教室の準備が急がれている、15台の手織織機に経糸をセットする作業の最中である15台の本格的手織り織機で60人の生徒さんが2時間で手織りを体験する市の備品である織機と竹島クラフトセンターの織機を使って小学校の教室に運び込み2時間で60人の子供達が織る計画で、一人一枚づつのコースターを織り上げていただきます。作業を始めて一週間、毎日この作業にかかり切りであるが今年もなんとか準備が出来そうだ。小学校の生徒さんに市の基幹産業である繊維産業を知ってもらい実際に綿を育てて綿から糸を紡ぎ、その糸を使って織物を織るという実際には不可能と思える授業をやり始めて10年、市内全校の生徒さんが体験するまでになったが、寄る歳波で今年が最後かな?...小学校の手織教室に使う織機の準備中に思う感謝の心

  • 裏山散歩 砥神山へ

    今日は砥神山へ登った蒲郡市三谷温泉の北に聳える双耳峯の山で私たちは年に数回は登ることにしている獣害防護柵を通ると人間社会から離脱して自然界に入ったと通るたびに痛感させられるがこれが現実の自然界なのだ。街の幹線道路から数分でこの世界なのだ。お!、誰が彫ったか自然石にハートの彫刻だ林道の終点に天幕が設営されていて、私達も一休みだ「ベースキャンプ気分だね」登山口にある杖を借りて登り始める休憩ベンチで一休みだ林の間から竹島が見えるいつもの事ながら我が家を見る嬉しい感覚になるのは私も蒲郡人になったのかも知れないいつもながら歩き登る喜びを感じる登山道だ優しく歩幅に刻まれた石段を登る途中にこぶな草や草木染めの材料が咲いている道をゆく出た!、突然山頂に飛び出るとそこは砥神山山頂であるそこには役行者の像が祀られていて大峰山...裏山散歩砥神山へ

  • 竹島の夕べ

    仕事が終わり外に出るとすでに日は沈み夜の竹島の海に変わる時であった。1日の名残りを燃やす様に空は赤く落ちる夕日を見ることが出来なかった名残を追っていた振り返れば竹島は黒のシルエットを残し街路灯は海に長く光りゆらめき私の1日の疲れを癒してくれた竹島の夕べ

  • 日本列島を歩きました

    今日は休日で昼から家を出て歩き始めました。「どこへいくの?」「今日は日本列島だ」「?」今日はここを歩きます。「ここは以前に来たことがあるよ」「そうです、ここが日本列島だ」「何だか草ぼうぼうで怖く無い?」「県かどこか管理しているんだろう」日本列島へ渡る橋の街路灯のオブジェは錨だろうか青空に生えてカッコイイ九州に上陸して本州に渡ったら磐梯山に登っていた出来た当初は綺麗に展示されていたが、最近は手が入らないのだろう「もったいないね」富士山だ!本物の富士山は13回登っているが、今日の富士山は入山禁止となっている8月の初めの夜に、ここでみた三河のあちこちの花火が見えて最高だった。そして、津軽海峡で一休み択捉島、国後島、カムチャッカからアメリカ大陸に橋を渡ると平原の秋の色はこの写真だった秋の三段染めがここにもあったの...日本列島を歩きました

  • 出来ました!織機から切り離します。ドキドキ

    「出来ました」豊川市から通うItoさんが織り上がり宣言をしました。「おー!、出来たね」一週間に一度、教室に通って織り続けて今日は織り上がりの日となった今までの課題は自分好みの地味目のカラー展開でしたが、今回は原色羊毛のカラーから好きな糸と自分で描いたデザインを元に原毛をカーダーにかけて、紡錘車で糸を紡ぎ、織り続けて来ました。出来上がってみると想像以上のボリュームに圧倒されそうです企画をしているうちはクッションにしようか、それともラグマットにしようか継ぎ合わせてカーペットにしようかと考えていた様ですが、「先づは部屋にタペストリーとして飾ってみます」「アートは苦手なのよ」と言っていましたが、やってみると次の展開に夢を馳せているItoさんでした。出来ました!織機から切り離します。ドキドキ

arrow_drop_down

ブログリーダー」を活用して、TCC・竹島クラフトセンター TAKE-LOG 竹ログさんをフォローしませんか?

ハンドル名
TCC・竹島クラフトセンター TAKE-LOG 竹ログさん
ブログタイトル
TCC・竹島クラフトセンター TAKE-LOG 竹ログ
フォロー
TCC・竹島クラフトセンター TAKE-LOG 竹ログ

にほんブログ村 カテゴリー一覧

商用