日曜日、家でTVみててもしょうがないので午後山種美術館に行きました。私の好きな上村松園の展覧会です!今までもこの画家の絵はたくさん見てきましたが何度見ても心が洗われるような絵です。キャプションや、松園の言葉を読みながら鑑賞しました。松園の言葉から「眉を書くのが一番大変です。」「一点の卑俗なところもなく清澄はな感じのする薫り高い珠玉のような絵こそ私の念願です」その通り顔が美しいだけでなく気品に満ちた女性のふとした動作の一瞬が描かれています。蚊帳を吊っている時にホタルを発見して手を止めホタルを見ている女性。縫物をしていて針に糸を通すしぐさ、本を読んでいて誰かが声を掛けたのか振り向いている女性、子供と折り紙で鶴を折っている女性など。どれも日常の事ですが、帯や着物の柄が素敵だったり、伏し目がちで品の良い表情をして...上村松園と麗しき女性たち展@山種美術館