若草山は奈良公園の西にある山焼きで有名な山です。三笠山ともいわれていて、山自体が三重になっています。 その三重目、頂上(標高342メートル)に大きな前方後円…
邪馬台国については「魏志倭人伝後世書き換え説」、日本書紀については「原日本紀仮説による復元紀年」にもとづいた考察をつづっています。
古代史3部作をどうぞよろしく! 『邪馬台国は熊本にあった!』(扶桑社新書) 『日本書紀「神代」の真実』(ワニブックスPLUS新書) 『ヤマト王権のはじまり』(扶桑社新書)
若草山は奈良公園の西にある山焼きで有名な山です。三笠山ともいわれていて、山自体が三重になっています。 その三重目、頂上(標高342メートル)に大きな前方後円…
1月18日、岡山市のさん太ホールで開催された楯築ルネッサンスフォーラム「古代三都物語Ⅲ」にお招きいただき出演してきました。 このイベントは吉備の遺跡復元…
新年あけましておめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。 年の始めに、『古事記』の序文について考えてみました。 『古事記』序文は太安万侶…
【古代史新説チャンネル】2024年の動画をまとめてみました!
いつも当ブログをお読みいただきありがとうございます! 当ブログに関連するYouTubeチャンネル【古代史新説チャンネル】では、「邪馬台国の界隈」「日本書紀の…
2025年1月18日(土)、岡山市で楯築ルネッサンスフォーラム「古代三都物語Ⅲ」が開催されます。 そのイベントに、現在YouTubeでコラボしている古庄…
※一度削除してしまっていたようですので、再度投稿しておきます。 『古代日本の超技術』『古代世界の超技術』という本をみなさんも目にされたことがあるのではないで…
いま発売中の『古代天皇たちの真実』(ワニブックスPLUS新書)で提唱した新しい紀年復元法ですが、少し複雑な手法だと感じている方もいらっしゃると思います。 そ…
当ブログが書籍化された『古代天皇たちの真実』(ワニブックスPLUS新書)で、紀年論に関して新しい紀年復元法「『原日本紀』仮説による無事績年削除短縮法」(略称…
奈良県内に多くの書店を展開されている啓林堂書店さんのホームページで、拙著『古代天皇たちの真実』をご紹介いただいておりました。 「奈良の本」というコーナーで…
本日朝、うれしいことに、『古代天皇たちの真実』がアマゾンのカテゴリーランキング1位(「ワニブックスPLUS新書」)になりました! 「ベストセラー1位」マーク…
※なぜか某ランキングに認識されていないので9/10再投稿してみました。 昨日(9月7日)、大阪に出かけたので梅田の紀伊国屋書店さんへ行きました。 ところが、…
日本の古代史には、神功皇后という謎の女性がいます。 即位はせず、生涯摂政を務めたとされますが、『日本書紀』では巻第九を丸々一冊使って事績が語られています。…
本日(8月22日)が、拙著『古代天皇たちの真実 ~「紀年復元法」から浮かび上がる「日本古代史」の新たな地平~』の発売日でした。 すでに、昨日、大阪梅田の紀…
8月22日に、『古代天皇たちの真実』(ワニブックスPLUS新書)が発売されます。 ●先日お送りいただいた見本誌です。★アマゾンでも予約受付中です!どうぞよろ…
7月5日、吉野ヶ里遺跡で石棺が埋め戻されたというニュースが流れました。 昨年6月に「謎のエリア」から発見されて、全国の注目を集めた箱式石棺です。 ※産経ニュ…
前回の吉備の謎の続きです。 赤磐市山陽郷土資料館に行ったとき、展示物のなかに「分銅形土製品」がありました。 【分銅形土製品】赤磐市山陽郷土資料館の展示 …
6月の初頭に、某会で企画された吉備の遺跡巡りに参加しました。 吉備は日本古代の最重要地域だと思っているので、とても楽しみにしていました。その期待通り、楽しく…
『古事記』には「崩年干支」というものがあります。 『古事記』は初代神武天皇から第33代推古天皇までの治世について語りますが、天皇が何歳で崩御されたかとい…
『日本書紀』を読んでいると、不思議な数字に気が付くことがあります。 『日本書紀』編纂時に現れるのは、天武天皇の崩御日と川嶋皇子の薨去日が同じ9月9日という…
NHKスペシャル「古代史ミステリー ヤマト王権 空白の世紀」について
あす3月24日の午後9時から、NHKスペシャル「古代史ミステリー ヤマト王権 空白の世紀」が放映されます。 内容の詳細はわかりませんが、倭の五王(讃・珍・…
古代史にまつわる1テーマを3分でまとめるというコンセプトで始めたYouTube「古代史新説チャンネル」の【3分古代史サーガ】シリーズの第2回目は、古代史最強…
先日、YouTube「古代史新説チャンネル」で【3分古代史サーガ】という新シリーズを始めました。 古代史にまつわる1テーマを3分でまとめるというのがメイン…
私の邪馬台国論の根幹をなすのは、魏志倭人伝後世書き換え説です。 魏志倭人伝の行程記事は、帯方郡から不彌国までは里数が書かれていますが、不彌国から投馬国へ…
【謹賀新年】「古代史論争の分かれ道」第2回め実施!〈古代史系ユーチューバーコラボ企画〉
あけましておめでとうございます!本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。 本日1月3日に古代史系ユーチューバーコラボ企画「古代史論争の分かれ道」の第2回目動…
2023古代史最大のニュースと言えば、富雄丸山古墳で決定!?
2023年もまもなく終わろうとしています。 ことしの古代史の界隈を振り返ると、もっとも注目を集めたのは富雄丸山古墳と言ってよいのではないでしょうか。 吉野ヶ…
このたび初めてYouTubeのショート動画というものを作ってみました。 11月3日のYouTubeコラボ企画「古代史論争の分かれ道」でご一緒させていただいた…
【お知らせ】●11月3日にスタートする古代史系ユーチューブコラボ企画「古代史論の分かれ道」(参加チャンネル:「地図をなぞって日本古代史を考える」「武田晴樹 燃…
【お知らせ】YouTubeコラボ企画「古代史論争の分かれ道」がスタートします!
YouTube【古代史新説チャンネル】を始めたのは、新型コロナ禍まっただ中の2020年9月でした。 それから3年が経ち、2023年10月現在、公開動画は91…
銅鏡にはさまざまな銘文が鋳出されたものがありますが、そのなかに年号が記されている「紀年銘鏡」というものがあります。 その紀年銘鏡は、日本国内から十数面出土し…
『梁書』は、唐(618年~907年)の初頭の629年に姚思廉(ようしれん)が成立させた南朝の梁(502年~557年)の歴史を記した史書です。 その倭伝には次…
いま佐賀県の吉野ケ里遺跡に熱い視線が注がれています。 弥生時代後期の有力者の墓であろうと推定されていた墓から石の蓋が取り除かれ、赤色顔料の痕跡が見つかり…
『日本書紀』の第2巻にあたる神代下(かみよのしものまき)は、日本神話としてあまりにも有名な出雲の国譲りと天孫降臨から語り始めます。 物語の流れは一般的に…
今や考古学の世界やマスコミ報道における「邪馬台国畿内説」とは、奈良県桜井市の「邪馬台国纒向説」を指すと言ってよいでしょう。 2009年に纒向(まきむく)遺跡…
邪馬台国時代に日本にいた人たちは、当時の「倭国」をどのように考えていたのでしょうか? そして、当時の中国の人々は「倭国」をどのように思い描いていたのでしょう…
『検証・新解釈・新説で魏志倭人伝の全文を読み解く』好評発売中です!
今回も新刊の宣伝ですみませんが。 『検証・新解釈・新説で魏志倭人伝の全文を読み解く~卑弥呼は熊本にいた!~』が、アマゾンランキングで4位になりました。 な…
『検証・新解釈・新説で魏志倭人伝の全文を読み解く~卑弥呼は熊本にいた!~』まもなく発売!
今年の大河ドラマ『どうする家康』の主人公はタイトル通り徳川家康。連日の宣伝で煽りに煽って(?)公開された『THE LEGEND & BUTTERFLY』の主…
『日本書紀』の継体天皇7年条に次のような歌が収載されています。 隠国(こもりく)の 泊瀬(はつせ)の川ゆ 流れ来る 竹の い組竹節竹(くみだけよだけ) 本辺(…
魏志倭人伝は、240年に女王国にやって来た梯儁(ていしゅん)の記事で次のように語っています。 正始元年 太守弓遵遣建中校尉梯儁等 奉詔書印綬詣倭国 拝仮倭王…
【橿原神宮】 本ブログ「邪馬台国と日本書紀の界隈」で当初から綴ってきました『日本書紀』紀年論への新アプローチ法をまとめた講座が開講…
『日本書紀』は紀元前660年の神武天皇即位から697年の持統天皇の譲位までを編年体で記しています。 しかし、3世紀前半に日本のどこかに確実にいたとされる「卑…
古墳時代の幕開けを告げる古墳とされることも多い箸墓古墳(はしはかこふん)ですが、その被葬者はまだ謎のままです。 【箸墓古墳】(奈良県桜井市) 余談ですが、い…
いつもご覧いただきありがとうございます。YouTubeを始めたこともありますが、ここのところ本ブログをなかなか更新できていません。今後このブログで何を書いてい…
これまで書いてきたように、私の紀年復元では初代天皇の即位年は西暦301年です。 神武東征は294年から301年ということになります。 一方、いわゆる邪馬台…
今回は本日2月1日の新聞記事から。 以前から古代史の界隈でよく話題になっていたいわゆる「年輪年代法の闇」に関する話です。 遺跡からの出土物などの年代特定に…
今回は前回に引き続いて、本ブログのもう一つの柱である『日本書紀』の紀年復元に関する基本的な考え方を記しておきたいと思います。 従来から主流であった干支を用いた…
あけましておめでとうございます。いつもこのブログをお読みいただきましてありがとうございます。 年の初めにあたって、「邪馬台国と日本書紀の界隈」の邪馬台国に関す…
日本武尊(下):後日談〜白鳥の飛行ルートの示すもの~/原日本紀の年代記〈12〉
古代日本の伝説的人気ヒーローであるヤマトタケルを復元しています。今回は、日本武尊が崩御された後の関連記事を見ていきます。*「原日本紀の年代記」は本ブログで独自…
日本武尊(中):356年東国遠征~357年崩御/原日本紀の年代記〈11〉
古代日本の伝説的人気ヒーローであるヤマトタケルの人生を復元しています。熊襲を平定したヤマトタケルは、矢継ぎ早に東国遠征に向かうこととなります。*「原日本紀の年…
日本武尊(上):318年誕生~355年熊襲討伐の報告/原日本紀の年代記〈10〉
古代日本の伝説的人気ヒーローであるヤマトタケルの人生を復元してみたいと思います。*「原日本紀の年代記」は本ブログで独自に紀年復元した年代観にもとづいています。…
本日10月10日、第6回もずふる古墳マラソンが開催されました。 私は、大仙陵古墳(仁徳天皇陵)前の大仙公園を走るマラソンがあることを知り、それに申し込まない…
東京オリンピック開幕あたりからオリンピック・パラリンピック期間中ずっとブログ更新を休んでおりましたが、その間に、講座の開講が決まりました。 大阪よみうり文…
私は、独自の「原日本紀」仮説というものを用いて、日本書紀の紀年復元を行っています。 そして、そこから見えてきた数々の新説を著書や本ブログなどで公表してきまし…
成務天皇:334年誕生~373年崩御/原日本紀の年代記〈9〉
成務天皇の治世は60年間だったとされますが、事績はほとんど語られることはなく、無事績年は53年にのぼります。*「原日本紀の年代記」は本ブログで独自に紀年復元し…
私の邪馬台国熊本説の根幹をなすのは「魏志倭人伝後世書き換え説」です。 『邪馬台国は熊本にあった!』を書いた時には「魏志倭人伝後世改ざん説」という名称にしてい…
景行天皇(下):353年武内宿禰の東国派遣~日本武尊の活躍~366年崩御/原日本紀の年代記〈8〉
今回は、景行天皇紀に語られる武内宿禰、日本武尊の活躍と、景行天皇の後半生について見ていきます。*「原日本紀の年代記」は本ブログで独自に紀年復元した年代観にもと…
景行天皇(中):347年九州遠征出発~352年伊勢神宮への皇女派遣/原日本紀の年代記〈7〉
今回は、熊襲討伐に関連した景行天皇の九州遠征について見ていきます。*「原日本紀の年代記」は本ブログで独自に紀年復元した年代観にもとづいています。 景行天皇・大…
景行天皇(上):317年誕生~346年纒向日代宮造営/原日本紀の年代記〈6〉
景行天皇紀にも多くの物事が語られています。何回かに分けてまとめます(たぶん上・中・下の3回)。今回は誕生から、治世4年の宮の建造までを見ていきます。*「原日本…
先日、はじめて隅田八幡神社(すだはちまんじんじゃ)に行ってきました。 2019年、拙著『ヤマト王権のはじまり』で、隅田八幡神社の人物画像鏡に記された銘文につ…
垂仁天皇(下):333年皇位継承者決定~342年崩御/原日本紀の年代記〈5〉
今回は垂仁天皇治世に考案された形象埴輪や石上神宮の由緒などについて見ていきます。*「原日本紀の年代記」は本ブログで独自に紀年復元した年代観にもとづいています。…
垂仁天皇(中):326年相撲の起源~332年殉死の廃止/原日本紀の年代記〈4〉
今回は垂仁天皇治世にあった史上最初の角力(すもう)や、謎の多い誉津別皇子(ほむつわけのみこ)、伊勢神宮の起源などについて見ていきます。*「原日本紀の年代記」は…
垂仁天皇(上):誕生~325年狭穂彦の乱/原日本紀の年代記〈3〉
垂仁天皇紀には実に多くの物事が語られていますので、上・中・下の3回にわけてまとめます。今回は誕生から、最初の皇后である狭穂姫の兄である狭穂彦の叛乱までを見てい…
原日本紀の年代記〈2〉初代天皇(山幸彦=神武天皇=崇神天皇):後半生
*「原日本紀の年代記」は本ブログで独自に紀年復元した年代観にもとづいています。 今回は、初代天皇が日向(ひむか)から大和(やまと)へ東征を成し遂げ、橿原宮で…
YouTubeで「邪馬台国を熊本に想定した場合、邪馬台国に対抗できるだけの国力を備えた狗奴国(くなこく)をどこに想定するのでしょう?」という主旨のご質問をい…
原日本紀の年代記〈1〉初代天皇(山幸彦=神武天皇=崇神天皇):前半生
本ブログでは、原日本紀仮説(『日本書紀』には紀年延長操作の施される一段階前の『原日本紀』が存在したという仮説)に基づいて、無事績年を削除し、紀年を復元し、さ…
原日本紀の復元072 『日本書紀』が記す神代の事実〈10〉彦波瀲武鸕鷀草葺不合尊(ひこなぎさたけ
前記事の火闌降命(ほのすそりのみこと)(海幸彦)と彦火火出見尊(ひこほほでみのみこと)(山幸彦)の説話の中で、彦火火出見尊がまさに海宮(わたつみのみや)から…
原日本紀の復元071 『日本書紀』が記す神代の事実〈9〉海幸彦と山幸彦
昔から親しまれている神話に登場する「海幸彦(うみさちひこ)」と「山幸彦(やまさちひこ)」の兄弟ですが、この名前は『日本書紀』本文には出てきません。 「兄の火…
原日本紀の復元070 『日本書紀』が記す神代の事実〈8〉天孫降臨
あけましておめでとうございます。いつもお読みいただきありがとうございます。本年もよろしくお願いいたします。 経津主神(ふつぬしのかみ)と武甕槌神(たけみかつ…
原日本紀の復元069 『日本書紀』が記す神代の事実〈7〉大己貴神の国譲り
『日本書紀』第一巻を概観したまま、昨年夏で途切れてしまっていた『日本書紀』の神代の事実を見ていくシリーズを完結させておきたいと思います。『日本書紀「神代」の…
前々回の記事で丹波の千歳車塚古墳について書いた流れで、手元にあった今城塚古代歴史館平成30年春季特別展の図録『古代の日本海文化―太邇波(たにわ)の古墳時代―…
(いきなり余談ですが・・・)昨日たまたまNHKが日本書紀を題材にした番組を放映していたので視聴しました。期待していたのですが、内容がちょっと杜撰でがっかりとい…
(最初に)拙著『日本書紀「神代」の真実』(ワニブックスPLUS新書)の重版決定!の連絡を出版社さんからいただきました。ご購入いただきましたみなさまのおかげです…
『日本書紀』は30巻からなる日本最初の正史です。 そして、初代の天皇はいわずと知れた神武天皇です。 しかし、神武天皇が最初に登場するかというとそうではありま…
邪馬台国とヤマト王権の関連性を探って、日本のはじまりを知るためには、ヤマト王権が誕生したのがいつかを知る必要があります。 ところが、ヤマト王権の誕生時期に…
奈良盆地南西部の御所市(ごせし)に葛城一言主神社(かつらぎひとことぬしじんじゃ)という神社があります。葛城山麓にある、立派できれいな社殿を持つ神社です。 ご…
いつもお読みいただき、ありがとうございます。 前回のYouTube始めました!告知に続いての広告で申し訳ありませんが、次の著作『日本書紀「神代」の真実』が、…
突然ですが、YouTubeを始めました。 3年とちょっとブログを書いてきましたが、より強く伝えたいことが、新しい記事を書き重ねるたびにどんどん埋もれていって…
前記事で、帯方郡(たいほうぐん)から狗邪韓国(くやかんこく)への行程記事について考えました。結論は、帯方郡から狗邪韓国への具体的な道のりを示したものではなく…
少し前に、〔「魏志倭人伝」を全文現代語訳してみる〈1〉帯方郡から伊都国まで〕を書いた時に、帯方郡(たいほうぐん)から狗邪韓国(くやかんこく)への行程は観念的…
いろいろな古代史本を読んでいると、「なんとなく」決まり事みたいになっている事柄に出会うことがあります。 「第19代允恭天皇(いんぎょうてんのう)の崩御年が4…
神武天皇に仕えた「道臣命」と崇神天皇に仕えた「大彦命」は同一人物か?
『日本書紀』は中国の史書から、多くの文章を引用しています。 そのまま引用されたものもあれば、人物名などを差し替えて引用したものもあります。 それら文章の出典…
本日6月14日に開催予定だった「第6回もずふる古墳マラソンin大仙公園」は、新型コロナウイスルの影響で来年に順延となりました。私としては久しぶりの「ほぼ」ハー…
「魏志倭人伝」を全文現代語訳してみる〈1〉倭の国々を行く(前半)「魏志倭人伝」を全文現代語訳してみる〈2〉倭の国々を行く(後半)「魏志倭人伝」を全文現代語訳し…
「魏志倭人伝」を全文現代語訳してみる〈4〉倭の地誌を語る(後半)
「魏志倭人伝」を全文現代語訳してみる〈1〉倭の国々を行く(前半)「魏志倭人伝」を全文現代語訳してみる〈2〉倭の国々を行く(後半)「魏志倭人伝」を全文現代語訳し…
「魏志倭人伝」を全文現代語訳してみる〈3〉倭の地誌を語る(前半)
「魏志倭人伝」を全文現代語訳してみる〈1〉倭の国々を行く(前半)「魏志倭人伝」を全文現代語訳してみる〈2〉倭の国々を行く(後半)の続きです。 其風俗不淫男…
「魏志倭人伝」を全文現代語訳してみる〈2〉倭人の国々を行く(後半)
「魏志倭人伝」を全文現代語訳してみる〈1〉倭人の国々を行く(前半)の続きです。 東南至奴国百里官曰兕馬觚副曰卑奴母離有二万余戸伊都国から東南の方角に10…
「魏志倭人伝」を全文現代語訳してみる〈1〉倭人の国々を行く(前半)
突然ですが、「魏志倭人伝」の全文訳をやってみようと思い立ちました。 というのは、本ブログで記事を書くときに、必要な部分については訳していましたが、都度都度部…
『三国志』「魏志倭人伝」の描く倭地の世界観を読み解くには、3つの重要なワードがあります。ただし、これは私の主観的な判断ですので、当然異論もあると思います。 …
『原日本紀』仮説〈5〉現代の私たちが最も古代史の真実に近づける方法とは?
『原日本紀』仮説〈1〉〜〈4〉でみてきたことを前提に、干支による紀年復元が難しいという状況を打破するために、私が提唱したいのが『原日本紀(げんにほんぎ)』と…
『原日本紀』仮説〈4〉『日本書紀』の干支から紀年は復元できるか?
『日本書紀』の紀年がおかしい、延長されているというのは、かなり昔から共通認識になっていました。軒並み100歳を超える初期天皇の寿命をみると、科学的思考や検証…
『原日本紀』仮説〈3〉『日本書紀』はどのように編纂されたのか?
『日本書紀』には完成一段階前の中間文書的な『原日本紀(げんにほんぎ)』が作成されたのではないかという仮説について、今回は視点を変えて『日本書紀』編纂過程から…
『原日本紀』仮説〈2〉『日本書紀』はどのような方法で紀年延長したのか?
現在私たちが目にする『日本書紀』において、編纂者による紀年延長が行われていることは明らかです。 では、紀年延長はどのような方法によって行われたのでしょうか。…
2020年のはじまりに、ある勉強会で「成立1300年! 『日本書紀』から古代史を考える」という題目の話をしました。 内容は、(1)『原日本紀(げんにほんぎ)…
出雲と大和展を見て、改めて七支刀の太和四年説はないだろうという話
2月になって上京の機会があったので、東京国立博物館で催されている「出雲と大和」展を観てきました。「日本書紀成立1300年 特別展」と銘打って早くから大々的に…
「魏志倭人伝」は、帯方郡から邪馬台国までの行程記述やその他の旁国、そして女王卑弥呼を戴かない狗奴国について述べた後、習俗や産物についてかなり丁寧に書き記して…
百舌鳥・古市古墳群の被葬者を考える〈11〉百舌鳥と古市の真実の系譜が見えた!?
百舌鳥・古市古墳群に被葬された天皇について考えてきたシリーズも今回で最後です。 最後に、仁徳天皇陵(大仙陵古墳(だいせんりょうこふん))に関する一つの仮説を…
百舌鳥・古市古墳群の被葬者を考える〈10〉同時代の大型前方後円墳に眠るのは誰?
4世紀末から5世紀末(安閑天皇陵まで含めると6世紀前半)まで、巨大な歴代天皇陵の並ぶ百舌鳥・古市古墳群は、昨年7月の世界遺産登録で一気に注目を集めました。 …
【謹賀新年】『日本書紀』の5世紀以前の干支は後付けと考えてよいのでは?
あけましておめでとうございます。今年も本ブログをよろしくお願いします。 〈橿原神宮〉 2020年は、720年に『日本書紀』が成立して1300年という記念すべ…
百舌鳥・古市古墳群の被葬者を考える〈9〉天皇以外で巨大前方後円墳に眠るのは誰?
前回までの記事で、4世紀末から5世紀末までの歴代天皇の御陵を比定しました。順に以下のようになりました。 【仲哀天皇】津堂城山古墳【応神天皇】上石津ミサンザイ…
百舌鳥・古市古墳群の被葬者を考える〈8〉倭の五王「讃」と「珍」の陵は?
さて、百舌鳥・古市古墳群の被葬者を比定していくこのテーマも大詰めに近づいてきました。 今回は倭の五王の「讃(さん)」と「珍(ちん)」の御陵について考えたいと…
百舌鳥・古市古墳群の被葬者を考える〈7〉応神天皇陵は応神天皇の御陵ではない!?
私は、第14代仲哀天皇(ちゅうあいてんのう)が395年に崩御された後、スムーズに第15代応神天皇(おうじんてんのう)への皇位継承がなされたのではないかと考え…
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若草山は奈良公園の西にある山焼きで有名な山です。三笠山ともいわれていて、山自体が三重になっています。 その三重目、頂上(標高342メートル)に大きな前方後円…
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奈良県内に多くの書店を展開されている啓林堂書店さんのホームページで、拙著『古代天皇たちの真実』をご紹介いただいておりました。 「奈良の本」というコーナーで…
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日本の古代史には、神功皇后という謎の女性がいます。 即位はせず、生涯摂政を務めたとされますが、『日本書紀』では巻第九を丸々一冊使って事績が語られています。…
本日(8月22日)が、拙著『古代天皇たちの真実 ~「紀年復元法」から浮かび上がる「日本古代史」の新たな地平~』の発売日でした。 すでに、昨日、大阪梅田の紀…
8月22日に、『古代天皇たちの真実』(ワニブックスPLUS新書)が発売されます。 ●先日お送りいただいた見本誌です。★アマゾンでも予約受付中です!どうぞよろ…
7月5日、吉野ヶ里遺跡で石棺が埋め戻されたというニュースが流れました。 昨年6月に「謎のエリア」から発見されて、全国の注目を集めた箱式石棺です。 ※産経ニュ…
前回の吉備の謎の続きです。 赤磐市山陽郷土資料館に行ったとき、展示物のなかに「分銅形土製品」がありました。 【分銅形土製品】赤磐市山陽郷土資料館の展示 …
6月の初頭に、某会で企画された吉備の遺跡巡りに参加しました。 吉備は日本古代の最重要地域だと思っているので、とても楽しみにしていました。その期待通り、楽しく…
『古事記』には「崩年干支」というものがあります。 『古事記』は初代神武天皇から第33代推古天皇までの治世について語りますが、天皇が何歳で崩御されたかとい…
『日本書紀』を読んでいると、不思議な数字に気が付くことがあります。 『日本書紀』編纂時に現れるのは、天武天皇の崩御日と川嶋皇子の薨去日が同じ9月9日という…
あす3月24日の午後9時から、NHKスペシャル「古代史ミステリー ヤマト王権 空白の世紀」が放映されます。 内容の詳細はわかりませんが、倭の五王(讃・珍・…
『日本書紀』を読んでいると、不思議な数字に気が付くことがあります。 『日本書紀』編纂時に現れるのは、天武天皇の崩御日と川嶋皇子の薨去日が同じ9月9日という…
あす3月24日の午後9時から、NHKスペシャル「古代史ミステリー ヤマト王権 空白の世紀」が放映されます。 内容の詳細はわかりませんが、倭の五王(讃・珍・…
古代史にまつわる1テーマを3分でまとめるというコンセプトで始めたYouTube「古代史新説チャンネル」の【3分古代史サーガ】シリーズの第2回目は、古代史最強…
先日、YouTube「古代史新説チャンネル」で【3分古代史サーガ】という新シリーズを始めました。 古代史にまつわる1テーマを3分でまとめるというのがメイン…
私の邪馬台国論の根幹をなすのは、魏志倭人伝後世書き換え説です。 魏志倭人伝の行程記事は、帯方郡から不彌国までは里数が書かれていますが、不彌国から投馬国へ…
あけましておめでとうございます!本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。 本日1月3日に古代史系ユーチューバーコラボ企画「古代史論争の分かれ道」の第2回目動…
2023年もまもなく終わろうとしています。 ことしの古代史の界隈を振り返ると、もっとも注目を集めたのは富雄丸山古墳と言ってよいのではないでしょうか。 吉野ヶ…
このたび初めてYouTubeのショート動画というものを作ってみました。 11月3日のYouTubeコラボ企画「古代史論争の分かれ道」でご一緒させていただいた…