10年前のブログ開設より殆どの場所で行ってきた本場所期間中の毎日更新(結果&展望)ですが、去る5月場所分をもって長期休場ー事実上の無期限更新停止ーとさせていただきます。十年一昔といいますが、当時の上位陣はすべて土俵を去り、幕下以下の時代から注目してきた力
花形力士の取り口分析、幕下以下有望力士、相撲部屋ごとの特集など幅広く更新中。 「本場所中も本場所後も楽しめる」をコンセプトとして、マイペースかつストイックに我が道を往き続けます。
12-1照ノ富士(小手投げ)朝乃山10-3朝乃山の立合いは非常に良かった。押し相撲の力士のような角度と左の外ハズでした。右も差すのではなく、下から押し上げるような構えで行ってるのが新しいところ。ただ、この当たりと左の使い方ができるなら、肩口を押さえるとか
5照ノ富士(過去1年対戦なし)朝乃山0もう2年以上前になりましたが、前回の対戦にあたる3年春は朝乃山が立合いもろ手突きで意表を突くも、照ノ富士を動じさせるには至らなかった。それ以前の対戦では立合い頭でかましながら右差しを狙っていますが、当たり勝って前へ出
8-4若元春(寄り倒し)照ノ富士11-1照ノ富士が頭からかましていて驚きました。復帰後では髙安戦でのみ見せている立合いですが、正直想像はしていなかったし、それだけ認められているということを若元春にはぜひ誇りに思ってほしいものです。若元春は期待通り突き立て
0若元春-●----照ノ富士1照ノ富士からすると、右を差しに行けば若元春の左おっつけが強烈ということで左四つを狙うものと見られ、かつ安全策として、左半身に構えると思うんですよね。前回もそうでしたが、こうして下に入る形で腰を据えられてしまうと、若元春は攻略
8-3明生(突き落とし)朝乃山10-1明生は立合い、照ノ富士戦のようには突き起こしていかず、そのままもろ差しを狙ったので朝乃山を起こせず。差し勝ちはしたものの、上手を引いて東へ回っていく朝乃山の動きにまっすぐ体を合わせるようについていってしまい、腰は朝乃
1敗を守るか朝乃山、2敗に引きずり下ろすか明生。11日目白眉の一番は3年ぶりの対戦となりました。2明生(過去1年対戦なし)朝乃山5明生は真骨頂の鋭い立ち合いで朝乃山の上体を起こしてから二本入っての速攻を目論む。朝乃山を慌てさせるためにも、やはり立ち合いの
7-3若元春(小手投げ)霧馬山8-2若元春は自分も突っ張りでいきつつ、右から引っ張り込んで左右の攻防に持ち込むというプランでしたね。霧馬山もあの体勢で厳しく右を締めながら持久戦に持ち込む展開は望むところなので、その策戦自体の当否という論点もあるのですが、
2若元春○●--●●霧馬山3ここ2回は霧馬山が突き起こして左喉輪右おっつけからの叩きで勝負を決めています。日馬富士が稀勢の里に対して取っていたような戦法といえば、分かる人には分かるでしょうか。本場所・あるいは稽古場での体感として、左四つに組み合って力戦と
8-1照ノ富士(寄り切り)明生8-1いやはや凄い明生の相撲でした。簡潔に振り返っていきましょう。まず立合い。注目していた呼吸の面で、やはり明生、前回よりは少し焦らし気味でした。照ノ富士の立ちの特徴として、腰を割ってから立ち上がるまでの間に、必ずお尻を持ち
6-2若元春(掬い投げ)錦木2-6若元春の左って、稀勢の里と同じでおっつけというよりは外ハズの延長、つまりハズの一種なんですよね。だから方向性としてはおっつけながら上手ではなく、押し上げながら相手の右を抜かせて左差しとならねばならない(宮城野さんも即座に
6照ノ富士--◯---明生2またこの好取組について書ける日が来たのは感慨深いなあと。過去の蓄積を生かさぬ手もないので、以下に4記事分たっぷりと用意しました。ちょうど筆者が精力的なタイミングと2人の対戦が噛み合いやすく、このカードについてはよく書いたし、人
栃ノ心関、長い間お疲れ様でした。筆者の事情により場所後の更新時間を確保することがきわめて難しい状況なので、今やれるだけのことをやろうという結論に至り、取り急ぎ初優勝から大関昇進へ向かう平成30年上半期の取組に絞って作成しました。気の利いた纏め方などもできな
翔猿1-3(極め出し)4-0照ノ富士照ノ富士、今日は両足跳びでしたね。左で踏み込みながら両足でぴょんと跳ね、深めに一歩踏み込んでしっかり一つ当たっています。膝や足首が悪いときの白鵬もよくやっていましたが、さすが色々研究してるんだなあと。とかく「出足が途切
いくらか話題になっているようなので簡単に私見を述べておきます。争点となるのは、浅香山審判長の説明通り「琴恵光の体が飛ぶのと、朝乃山が落ちるの」との先後。「琴恵光の体が飛ぶ」とは具体的に言うと、左足が宙に浮いたタイミングです。この時右足はすでに土俵の外、つ
2-1霧馬山(引き落とし)阿炎1ー2そんな目に見えるほどの違いではないのですが、霧馬山の立合いは多少浅いというか鈍いというか、最近の対戦に比べると鋭さを欠いた感があり、接近して封じることができていた阿炎の腕を今回は伸ばさせてしまいました。すなわち空間が生じ
0-2阿炎(突き落とし)照ノ富士2-0横綱、良かったと思います。決まり方が不規則だったので測りづらさはあるにせよ、しごく単純に考えて、先制攻撃に秀でた阿炎を一歩たりとも自分の陣地に入れなかったわけですから、良い勝ち方と言えるはず。私が見た限り、録画で流れ
龍王(29歳・二所ノ関・東3)幕下で初の勝ち越しを決めた令和4年初場所時点までの経歴は以下の記事(真ん中あたり)を参照。その期間も含めた9場所連続勝ち越しの後、2-5・4-3の2場所を挟んで先場所見事な幕下優勝。初の15枚目以内が5枚目以内、一気に新十両
「ブログリーダー」を活用して、wkhgrttnm4100さんをフォローしませんか?
10年前のブログ開設より殆どの場所で行ってきた本場所期間中の毎日更新(結果&展望)ですが、去る5月場所分をもって長期休場ー事実上の無期限更新停止ーとさせていただきます。十年一昔といいますが、当時の上位陣はすべて土俵を去り、幕下以下の時代から注目してきた力
12-3大の里(押し出し)阿炎10-5いやあ、大の里は左のあてがい(外ハズ)見事でした。先場所は突き放された右喉輪を跳ね除けるような左の使い方でしたが、今場所はより典型的なあてがい。脇の下の要所を押さえて逃さない、まるで師匠のそれを見ているようでした。右
大の里勝てばスピード初優勝。阿炎勝てば最低3人、最大4人の決定戦。その場所の点数=優勝争いの劇的度では断じてないですが、大関・関脇・小結・名誉三役級の計5人が最後に残ってくれたことは本当に良かったなと思います。1大の里×××××◯阿炎0先場所は阿炎がもろ手
3敗 大の里4敗 豊昇龍 琴櫻 阿炎 大栄翔10-4豊昇龍(寄り切り)欧勝馬9-5場所前の好調を伝えられながらまさかの連敗スタート。ライバル王鵬、再出場の髙安にも惨敗し、9日目を終えて4敗となったときは遥か彼方に見えた優勝の2文字が、豊昇龍の眼前に捉えら
3-4矢後(押し出し)德之武藏2-5相四つの両者、矢後が右をかち上げながら左差しを狙うと、德之武藏は頭でかまして左ハズから左を差し、右でおっつけると、矢後が左を抜いて右前廻しも窮屈。矢後腰を入れて外側から両掌を重ね合わせてロックし、じわじわ青房に攻め寄せ
3敗 琴櫻 大の里4敗 豊昇龍 阿炎 大栄翔 湘南乃海 欧勝馬2阿炎●●●●●●琴櫻8先場所の対戦昨年の1月から8場所連続対戦中&琴櫻の7連勝中。阿炎が左足前で構える琴櫻の安定姿勢を崩しきれず、ワンサイドの様相となっています。ただ、上記リンクで述べた通り
4-6-3若元春(押し出し)欧勝馬9-4欧勝馬からすれば、異次元の体験だったでしょう。当たりの強さ、「それでねじ込まれちゃうの?」という左、めくり上げるような右、苦し紛れに引いた下手をいとも簡単に切ってしまう技術、切ったあとの脈絡途絶えぬ鋭い攻め。若元春
4-3荒篤山(押し出し)千代丸3-9千代丸もろ手突きからちょっと引いて正面側に回り、また手で止め、右で喉を押すと荒篤山も右で喉を押し放して体が離れる。ここで千代丸右差しを図るが、荒篤山右で突きながら左で外し、千代丸もう一度右を差しにいくところ、荒篤山今度
9-3欧勝馬(叩き込み)正代5-7欧勝馬は正代得意の左ハズであてがわれ泳いでも頭が下がらず低い姿勢を維持しようとし、正代が中へ入ろうとすれば右おっつけ左を巻き替えて間隔を取り、密着を許さず。できた空間に手を出して止め、また頭を低くしながら右喉輪で正代のア
2-4德之武藏(送り出し)大青山3-3当たり合ってすぐに左四つに組み合い、德之武藏先に上手。德之武藏ひとつ前に仕掛け、右で続けざまに振るところ大青山右巻き替え、德之武藏すぐに左を差し返すが、大青山も上手を引き、お互い両廻しで胸が合う格好に変わる。土俵中央
豊昇龍は立ち合いよく考えていきましたね。前回勝っているとはいえ、立ち合いで引いた左前廻しは切られ、右もすぐには差せなかった。そこで今回は少し左へずれつつ、右は突いて起こしてギャップを作ってから差し入れる形。ずれているので、上手の位置も前ではなく横を取りま
2-3大翔丸(押し出し)宮城1-4宮城低く踏み込むも、大翔丸右で肩を押してグイと腕を伸ばすと、宮城すぐに引いて、呼び込みながら向正面へ回ろうとしたが、大翔丸よく見て正面から逃さず、宮城が苦し紛れに引いて赤房側へ逃れようとするのを許さずに押し出した。2-3
きわめてアンバランスですが、本日は1番だけ。明日は7番も待っています(泣)4-1木竜皇(押し出し)對馬洋4-4對馬洋左で突きながら右かち上げで起こすが、木竜皇も体勢崩れず。對馬洋が右で喉を押すと、木竜皇右喉輪で応じながら左を差して下手を引き、對馬洋も左を
1-3宮城(寄り倒し)德之武蔵2-2德之武蔵過去2場所の対戦と異なり、サッと両手を着いて立ったので、宮城は立ち合い遅れて右脇が空いた。德之武蔵左から起こして赤房へ出つつ、右を抜いて右上手。ちょっと呼び込んだところで宮城も右上手を引くが一枚かつ胸の合う格好
※奇数日、偶数日によらず、東方力士を左に記載する。1-2大翔丸(押し出し)千代の海0-3千代の海右手を前に出しながら左差しを狙ったか。大翔丸は見ていくような出方で右を外ハズにあてると、千代の海すぐに離れ、手先で押して距離を取るが威力なし。大翔丸右で千代の
1-2大青山(押し出し)生田目2-1大青山左差しを狙うと、生田目もろ手突きで距離を取り、大青山突き返さんとするも生田目圧力をかけながら左おっつけ右で胸を突いて押し下げ、大青山なおも手を出して近づけまいとするが、生田目その手の内側から内側からと交互に腕を回
※奇数日、偶数日によらず、東方力士を左に記載する。2-0若碇(寄り切り)德之武蔵1-1若碇低くかまして左差し、右は厳しくおっつけて德之武蔵に左を抜かせたところを深く差し込む。德之武蔵右から絞って若碇の上体を起こしつつ右上手を求めると、若碇ちょっと低く重心
0-2北磻磨(寄り切り)大青山1-1大青山左差し狙い。左を浅く覗かせると、北磻磨が右で突いて振りほどくところ、大青山突きに変えて攻勢。正面から逃さないよう、中に入れないようによく視ながら回転良く突いて圧力をかける、北磻磨少し引いて向正面から赤房側へ回ろう
※奇数日、偶数日によらず、東方力士を左に記載する。0-1北磻磨(小手投げ)荒篤山1-0荒篤山少し早く立って左右と突き起こし、北磻磨が前のめりになるところ、右を覗かせながら右へ開いて左で叩くが、北磻磨落ちずによく堪えた。間隔が空き、荒篤山突き立てんとすると
幕内経験者が4人、十両経験のない新鋭が6人とキレイに色分けされた今場所の5枚目以内。果たして来場所関取の地位を掴むのは・・・楽しみな15日間がまた始まります。※以前の手さばきに比べるとより簡略に、相撲の流れが分かる程度の分量に留めてお届けします。0-1大
前回はかましていった横綱の立ち合いが今回は通常の右差し狙いで、呼吸的にも多少先にふわっと出るようになってしまった。対する若元春は普段揺らしている左手を割と早めに下ろし、ピタッと両手を着いて適度に体の力が抜けている理想的な姿勢。両手を着くや否やで立たれてし
3場所ぶりの出場に踏み切った横綱照ノ富士が新小結宇良を退け、復活へ幸先の良いスタートを切った。立ち合いのルーティン、相手にとって合わせやすさのある堂々たる仕切りも以前の通り。右を固めながらしっかり左で一歩踏み込みむと、すぐに抱え込む体勢は作れずとも、慌て
今回はすでにあと一歩を(人によっては何度も)経験し、当ブログでも数多く紹介歴のある上位常連力士たちを一気に紹介。ほぼ昨年の動向に絞って書いているので、リンク先の記事等も併せてご覧いただければと思います。塚原(春日野・24歳・192㌢・154㌔・東11)昨年は2
今回はそろそろ十両昇進を果たしても遅くはないだろうという、中学卒業後入門の3力士。いずれも中学時代に全国大会で秀でた結果を収めた力士たち(吉井は優勝、大辻は吉井に敗れて準優勝、德之武蔵は栃神山に敗れて準優勝)という共通項があります。德之武藏(武蔵川・23
北大地(立浪・25歳・171㌢/146㌔・西6)幕下昇進当初までの経歴及び取り口については上記リンク先をご覧いただきたい。その後、令和3年に幕下下位、4年には中位に定着。去る5年は秋場所で6勝1敗と大勝ちし、翌九州、初の一桁番付が5枚目以内となった(西3枚目)。
本年も「土俵一路」をご覧いただき、誠にありがとうございました。個人的には、ブログ開設以来随一と言えるほど更新に身が入らない一年で、事前にやりたいと考えていた企画は何一つやれぬまま終わってしまいました。とはいえ、無理して自分に鞭を入れても碌なことにはなりま
木竜皇(立浪・21歳・176㌢/127㌔・東5)父は元幕内・時津海。三本木農高を経て、3年夏場所に初土俵を踏んだ。所要10場所・負け越し1度で15枚目以内目前というところまでが前年度分だったが、昨年も順調にステップアップ。西26枚目の夏場所で幕下優勝を果たし、名
今回は昨年初土俵ながら早くも幕下15枚目以内を経験している3力士をピックアップ。聖富士(伊勢ヶ濱・19歳・178㌢/162㌔・西3)飛龍高校の2年先輩・熱海富士に追いつけ追い越せのスピード出世を見せる19歳。昨年1月に初土俵を踏むと、5月に序二段、去る九州では堂
基本的には筆者自身の意思を介在させず、カテゴリ別の注目力士を新年初場所の番付順に紹介していく。嘉陽(24歳・二所ノ関・170㌢/160㌔・東1)各段優勝こそないものの、順調に大勝ちを重ねて新十両待ったなしの地位まで躍進してきた日体大出身のホープ。部屋付きの中村親
その年に誕生した新十両力士が、初場所時点でどれくらいの番付に在位していたのか。今年のデータを加えた三訂版です。※左から順に昇進場所・力士名・初場所時番付平成29年春 朝乃山 西7夏 貴源治 西4名 翔猿 東10秋 矢後
幕内は14日目の大一番に何か付け加えるものもないので、千秋楽は割愛。若隆景締めくくりの白星をもって今場所の更新を終えることとします。vs千代の海 寄り切り 白星(5-2)立ち合い、先に腰を割った若隆景は右を着いて待ち、千代の海がやや逡巡しているところ、自分
11-3熱海富士(寄り切り)霧島12-2立ち合い、霧島に人の良さ(前日分の記事参照)は出ませんでしたね。熱海富士に先に手を着かせるという上位者の特権を用い、自分の呼吸で立つことに明確な拘りを見せました。昨日も書いた通り、立ち合い勝ちの要素を除けば熱海富士
優勝争いは2人に絞られ、大一番が組まれました。上位者の君臨か、勢い以上の強さを感じる若者の凌駕か。熱海富士(初顔合わせ)霧島豊昇龍戦では「地力の差をひとまず考えず、カテゴリだけで言えば熱海富士にとっては与し易い部類」と書きましたが、霧島に関してはハッキリ
2敗 霧島 熱海富士3敗 琴ノ若 一山本 0髙安‐‐‐‐‐●熱海富士1先場所の対戦については、以下リンクを参照。髙安は照ノ富士戦の常套作戦である右からの崩し~突き起こしていく展開を目論見ましたが、熱海富士の守りの固さ、重心の低さを痛感して今回はどういくか
9-3琴ノ若(寄り切り)霧島10-2立ち合い、前回と同じような呼吸で琴ノ若が突っかけて仕切り直し。2度目も前回同様、琴ノ若の狙いに変化はなく、霧島の右の突きがしっかり伸びて先制。琴ノ若伸び上がった状態から二本差そうとしますが、霧島左上手を引くや頭をつけ、
祝日に良い取組を作ったなあと。宮城野解説でじっくりと楽しみたいと思いますが、親方の見立てを聞く前に自分なりの構想も立てておきたい。熱海富士(初顔合わせ)豊昇龍地力の差をひとまず考えず、カテゴリだけで言えば熱海富士にとっては与し易い部類。それは熱海富士の究
vs栃武蔵 上手出し投げ 白星(4-2)若隆景先に右手を着いて待つも、栃武蔵が腰を割った状態から呼吸をはかって手を着けずにいるうち、若隆景が突っかける。二度目、若隆景かましていくところ、栃武蔵右に変化しながら両手で若隆景の背を押さえつけようとするが、若落ち
しっかり充電してきました。もう年なので、1場所15日間書き続けるのはしんどいですね(苦笑)今後もぼちぼち休みながら続けていければと思っています。平戸海が単独首位の1敗一山本を引きずり下ろした一番から。本人が「考えた通り」とする右差し狙いがハマって一山本の
4番目の相撲 vs海龍 押し出し(2-2)海龍は立ち合いやや焦らして例のようにもろ手突き。若隆景下からあてがって応じ、海龍がすぐに引くところ、足を送って右ハズ・左おっつけ気味に押して、簡単に押し出した。5番目の相撲 vs大辻 押し出し(3-2)若隆景は右差し
先場所十両優勝の一山本が返り入幕で6連勝。この日もきちっと立ち合いで一つ当たり、回転良く突いてはかましのコンビネーションで押し込んでいく。錦富士がそれに応じて頭で当たり合おうとするところ、反応良く後方の雄大なスペースを生かした叩き。相手の頭を左に向けつつ