豊昇龍が連敗。安青錦が入門約2年で金星獲得という偉業。琴櫻も敗れ、1横綱1大関が1勝2敗スタートという厳しい出だし。大の里は3日間盤石の相撲で3連勝スタート。役力士の3連勝は大の里と霧島の2人だけという序盤となった3日目を振り返る。■豊昇龍のスピードについていった
大相撲データアナリスト(自称)が大相撲について感じたことを、定量・定性で語っていきます。
■1304 二代目「朝乃若」誕生!~でも「〇代目」って何!?~
新十両の昇進が発表され、寺沢の四股名が朝乃若になることも同時に発表された。どうやら報道によれば、自ら部屋付きの親方である元朝乃若の若松親方に許しを得て、朝乃若に改めたそうだ。ネット上などでは「二代目朝乃若」という声が出ており、確かに、寺沢は大相撲史上2人目
9月場所終了時のRATINGです。※数値の算出方法については「■575 関取レーティング~力士の力量を数値化する手段として~」を参照してください。早速ですが数値を。照ノ富士の数値はほぼ変動なし。そして両大関が数値を下げているわけですから、大関との差は広がっていると言
さて、先程、十両昇進力士の発表がありました。十両昇進力士の予想も醍醐味だとは思いますので、ここを知ったうえで予想を公開するのは後出しジャンケンのようには思っておりますが、3名の発表がありました。発表前の十両と幕下の入れ替え予想としては、白鵬が残る、残らない
白鵬の引退意向という報道が出ましたが、現時点で引退届は提出されておりません。この時点で意向が公表されたということは、少なからず来場所の番付を考慮してということもあるのではないかと思いますが、現時点で白鵬を含める予想は作りづらいですし、かといって引退届が出
白鵬引退について、相撲ライターの西尾克洋氏と対談形式で振り返りをしました。こちらでご覧いただけます。是非、ご覧くださいませ。
起きたら、白鵬引退の報が飛び込んでいた。今、ただ思うことは「この時が来たのか」ということだけだ。白鵬について語るのは簡単じゃない。白鵬の功罪を振り返ること。これは横綱とはなんぞや、世間もそうだし、個人個人が横綱という存在に対してどういう理想を持っているの
さて、照ノ富士が妙義龍の敗戦の時点で優勝を決めた。では、その優勝が決まった妙義龍の取組だが、妙義龍に固さがあったとは思わない。相手の明生との対戦。立ち合いは五分だったと言えるだろう。だが、妙義龍はその次の足が出なかった。足が揃って、そのまま明生に引き落と
さて、優勝は照ノ富士か妙義龍のどちらかに絞られた。遠藤と阿武咲には土。遠藤は逸ノ城に屈し、阿武咲は明生の変化を食らった。逸ノ城には何とか止めてやろうという気配はあった。遠藤もしっかり形を作り切れないまま攻めていった。そんな印象だ。阿武咲は明生の作戦にまん
さて、現地観戦でした。久しぶりに開場が10時ということもあり、初口から観戦することができました。両大関はなにをしているんだか、という取組。勝った妙義龍、阿武咲が素晴らしかったわけだが、この状況になれば、ここで好調の平幕をしっかり下しておく。これが大関の役割
さて、現地観戦でした。久しぶりに開場が10時ということもあり、初口から観戦することができました。両大関はなにをしているんだか、という取組。勝った妙義龍、阿武咲が素晴らしかったわけだが、この状況になれば、ここで好調の平幕をしっかり下しておく。これが大関の役割
明生が素晴らしかった。立ち合いの当たりからすべてが完璧。おそらく、明生にとって入門以降最も良い相撲を取ったと言って間違いなかろう一番だっただろう。明生が素晴らしかったということについては、技術的に細かいところまではわからなくとも、とにかく、立ち合いに強く
照ノ富士ー高安は見ごたえがあったが、それ以上に、さすがと思ったのは貴景勝の相撲だった。貴景勝の対戦相手の阿武咲は今場所とにかく出足から良いし、当たりも強い。阿武咲の悪い時は、叩き込まれたり、引きとされて負けるというよりも、相手に押し返されて負ける。廻しを
東幕下3枚目の千代鳳が2勝目を挙げた。この千代鳳の2勝はいずれも不戦勝だ。1場所に不戦で2勝というのは関取であれば時折みられるケースだ。今場所は高安もすでに不戦で2勝を挙げている。だが、幕下以下は1場所7番。関取のほぼ半分しかそもそも取組がない。しかも幕下以下の
突然だが、幕内。それも上位の最も注目されるような時間帯に上がる力士たちの役割とは何なのだろうか。まずは番付上位者であれば、その地位にふさわしい成績を残すというのが大前提、務めであろう。だが、それだけでいいのだろうか。大相撲は見世物でもある。それ故に、見て
それにしても大栄翔が素晴らしい相撲を見せた。こうすれば照ノ富士に勝てるというのをよく表した相撲だと思う。とはいえ、大栄翔だからこの勝ち方が出来る、という取組でもあったが。仮にも大栄翔が勝つとしたら、本当に少ないパターンの中での1つ。この形でしか照ノ富士に
さて、照ノ富士が全勝で中日折り返しだ。今更、強いということを言ってもなんのインパクトもないわけだが、強いとしか言いようがない。玉鷲は立ち合い少しずれて、おっつけからの押しで攻めるという工夫が見られ、非常に良く攻めたが、それでも勝てない。攻めることはできて
昨日の雑感の締めで書いたこと…。やっぱり期待するんじゃなかったか。御嶽海クォリティ炸裂。立ち合いの失敗といえば、それまでか。とはいえ、逸ノ城に簡単に上手を与えてしまうと、あとは逸ノ城がじわじわ攻めるのみ。これが初日とか2日目あたりの序盤の逸ノ城相手ならこう
■1288 舞の海さんの「渡りに船発言」は失言!?アンケート集計結果
さて、2021年9月場所初日のNHK大相撲中継の中で宮城野部屋の力士の中にコロナ感染者が出たことから全員休場となったという話題が出た際に、白鵬の休場に際して相撲解説の舞の海さんが「渡りに船だったでしょうね」と発言。ネット上を中心に批判が続出しました。これについて
今日は霧馬山に尽きるか。さすがに「優勝」とまでは言い過ぎだが、ただ単に「強い」。正代相手に立ち合いから勝負がつくまで全く隙を見せずに攻め切った。正代も立ち合いで止められてしまうと、もうそこからどうにもできない相撲だった。こんなことを言ったら難だが、場所が
さて、平幕の全勝は千代の国だけになった。霧馬山はじめ、4連勝スタートだった平幕力士は全員敗れたわけだが、果たして平幕力士はどの程度まで初日から連勝を続けられるのか。そして連勝ストップ後はどうなるのかをデータから検証してみた。なお、今回は年6場所制定着の昭和3
さて、幕内の全勝が2人となった。幕内での番付最上位の照ノ富士と番付最下位の千代の国。千代の国はどの地位であろうが、ある程度大勝ちをしていくということに違和感を覚えない。そもそも、私個人としては「ケガがなければ…」というifを付けるのは嫌いなのだが、それでも千
高安が4連敗と苦しい土俵だ。腰痛で大関から陥落。その後、平幕筆頭で0勝場所があったこともあり、番付を平幕13枚目まで下げたが、そこから1年間は勝ち越しを続け、先場所は負け越したものの、三役復帰以降、三役の座は守り通している。その中には、3月場所、10日目を終えて9
今日も、という言い方で良いのだろうか。照ノ富士の対戦相手の北勝富士が良い相撲を取った。だけれども、照ノ富士を下すまでは至らなかった。3日目は隆の勝、4日目は北勝富士という違いはあるものの、隆の勝であれ北勝富士であれ、攻めることはできたが勝てなかったという点
隆の勝が良い相撲を取った。とはいえ、勝機が見いだせたのかと言えば難しい。そのくらい、照ノ富士が強いということか。いくらなんでも、まだ照ノ富士に「相手に相撲を取らせて結果自分が勝つ相撲を取る」というところまでの余裕はないだろう。こんなことできるのは、いわゆ
貴景勝が厳しい。カド番大関の連敗スタート。貴景勝の相撲内容も何か1月場所を見ているようで、何か光明が見えないというのが非常に強く残るところだが、データ的にはどうなのだろうか。まずは角番大関の成績について見てみよう。なお、今回は昭和44年7月に「大関は2場所連続
取組前の予感として。豊昇龍、ひょっとしたらがあるぞ。とも思っていた。とはいえ、あまりにも照ノ富士が強すぎた。だが、強いは強いのだが、何か先場所のような強さ、オーラがあるかと問われれば何か違うようにも感じるのはどういうわけか。何か私の中で、照ノ富士に対して
さて、9月場所が始まりました。今場所も15日間、雑感を書き連ねてまいりますので、今場所もよろしくお願いいたします。やはり気になるのは照ノ富士と言いたいところだが、対戦相手の逸ノ城。逸ノ城に対しては失礼だが、照ノ富士が対戦する15人の力士の中では、もっとも取りや
さて、いよいよ本場所が始まる。注目は言うまでもなく新横綱照ノ富士だろう。ここまでの「予想」というのを見ていると、照ノ富士しか優勝候補がいないような雰囲気にすらなっている。確かに、この3場所、2場所連続で優勝し、先場所は白鵬に敗れたのみの14勝。そして今場所は
明生が新関脇として9月場所の土俵に上がる。報道によれば、本人の意識としては、大関の力はない。大関に上がるためにこの地位(関脇)で力をつけていきたい、ということのようだ。力をつけるというのは目標として当然あってよいし、力を付けなければそれ以上の地位を望めない
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豊昇龍が連敗。安青錦が入門約2年で金星獲得という偉業。琴櫻も敗れ、1横綱1大関が1勝2敗スタートという厳しい出だし。大の里は3日間盤石の相撲で3連勝スタート。役力士の3連勝は大の里と霧島の2人だけという序盤となった3日目を振り返る。■豊昇龍のスピードについていった
早くも豊昇龍に土。若元春に金星配給だ。そして大の里はこの日も盤石すぎる相撲で連勝スタート。昨日見られた硬さは見られなかったといって良かろう。琴櫻は初日。両関脇は連勝スタートとなった2日目を振り返ろう。■巧かった若元春豊昇龍から金星を挙げた若元春だったが、立
いよいよ本場所が始まりました。新横綱大の里が最注目となりそうな場所ですが、先場所の千秋楽を見る限り、「先輩横綱」の豊昇龍がやはり「横綱初優勝」を飾れるか。両横綱がいることで、横綱同士の争い。ここに期待したいところ。そんな中で大栄翔の休場は残念な限り。それ
来場所の幕下の「機械的」番付です。予想でもなければ、私の頭も使っていません。平成24年以降の地位・成績による昇降枚数の平均値をとり、その平均値を補正(分母が少ないと逆転現象が起こるケースがあるため)した数値順に並べたものになります。すでに昨日引退が発表され
さて、早速ですが7月場所の予想番付です。まずは幕内から。大の里は横綱昇進。これにより大関が琴櫻1人になるので、大の里の番付表記は「横綱大関」になるものと思われます。小結で11勝以上(12勝)を挙げた若隆景は慣例に従って、他者の成績関係なく関脇昇進でしょう。そう
すでに大の里の優勝が決まった千秋楽。どの力士も最後に1勝を積み上げる、今場所を締める、来場所につなげるため。そして目先の相手に勝つことだけに集中した千秋楽。そんな千秋楽を振り返る。■来場所以降を楽しみにさせた結びの一番注目は大の里の全勝なるか。もうだけだっ
大の里が優勝を決めた翌日。久しぶりに優勝が決まったあとの14日目の土俵。何か新鮮さすら覚える日だったように思う。優勝争いという観点でだけで見れば「消化試合」だ。だが、大部分の力士にとっては優勝とはできないものであったり、生涯に数回でもチャンスがあれば恵まれ
13日目の時点で早くも大の里が優勝を決めた。これで横綱昇進を決定的にした。に圧倒的だったといっていいだろう。豊昇龍は大栄翔に勝利し10勝に乗せた。残り2日でどこまで星を積み重ねられるのか。霧島と若隆景も10勝目を挙げて2桁勝利。どちらも大関取りの土台を作っただろ
大の里が伯桜鵬を下し全勝を守った。これだけなら驚くことではないのだろうが、2敗の豊昇龍が敗れ2敗力士も不在になった。12日目を終えて、全勝が大の里で、1敗・2敗が不在で3敗で豊昇龍を含めた5力士。残り3日で3日。大の里は最低でも優勝決定戦で敗れての優勝同点。ここま
大の里が全勝を守り、豊昇龍も2敗をキープ。豊昇龍以外の2敗力士は全員敗れ、大の里と2差までの力士ですら豊昇龍1人となった。数字上は3敗にも当然優勝可能性はあるわけだが、もはや机上の空論レベルか。それでは、そんな11日目を振り返ろう。■横綱・大関の勝負への厳しさ豊
大の里は全勝を守ったが、役力士戦が組まれた1敗の伯桜鵬と安青錦はそろって敗れ1敗が不在となった。これで全勝は大の里1人で1敗不在。2敗で横綱豊昇龍、小結若隆景と平幕の伯桜鵬、安青錦が追う展開になったが、相当に大の里有利な状況が生まれた10日目を振り返ろう。■強さ
大の里は全勝を守り、若隆景に土がついた。これで全勝が大の里1人で、上位陣の1敗が不在になり1敗は伯桜鵬と安青錦の2人。2敗は豊昇龍、若隆景、朝紅龍。いくらなんでも大の里がここから3つ負けるとも思えない展開にはなってきているのだが、まずは9日目を振り返ろう。■強す
伯桜鵬に土がつき、大の里は白星。これで大の里が単独トップで全勝を守った。これで、大の里が全勝、1敗に若隆景・伯桜鵬・安青錦。2敗に豊昇龍含め5人の展開。そんな中日を振り返りたいが、主に尊富士について触れていきたい。■尊富士の変化について思ったこと・尊富士は変
大の里と伯桜鵬が揃って全勝を守った。1敗も若隆景と安青錦だけになり、1敗までに4人と優勝争いは早くも絞られつつあるような状況になって来たか。そんな7日目を振り返る。■とにかく強い大の里もちろん、引いたり叩いたりして勝よりも前に出て勝つほうが良いのだとは思う。
大栄翔が敗れ全勝は大の里と伯桜鵬の2人になった。これで上位での勝ちっぱなしは大の里だけになった。伯桜鵬が不気味な存在ではあるのは言うまでもないが、それでもかなり大の里優位な状況が作られたといって良いのではないだろうか。そんな6日目を振り返る。■エンジンがか
序盤5日間が終わった。全勝は大の里、大栄翔、伯桜鵬、錦木。それを5人の1敗力士が追う展開。1敗勢の中での上位力士は若隆景のみで、全勝者の状態を見ると大きく崩れることはなさそうな印象はあるが、そんな5日目を振り返ってみる。■強い王鵬を一蹴した大栄翔大栄翔が王鵬を
豊昇龍が連敗。大の里は4連勝スタート。明暗が分かれてきた。琴櫻は勝利し星を五分に戻した。4日目を終えて、全勝は5人。上位での勝ちっぱなしは大の里と大栄翔だけだ。こうもなると1敗力士がどうなってくるのか。こんなところが気になりだしてもくる4日目を振り返る。■豊昇
3日目に豊昇龍に土がついた。琴櫻も敗れ1勝2敗と黒星先行。大の里は3連勝スタートとなったものの、このまま安泰の流れで行くのかと思いきや一気に暗雲となった3日目だが、その3日目を振り返ってみる。■王鵬が強かった相手がどんな相撲をとろうとも。相手が好調だろうとも。
豊昇龍と大の里は連勝スタート。琴櫻も初日を出した3人の大関以上が全員白星となった2日目。全体的にはまずまずの出だしといって良いのだろうか。そんな2日目を振り返る。■豊昇龍が横綱らしくなってきた「地位が人を作る」になってきているのだろうか。賛否両論あった中での
さて、5月場所が始まりました。注目はいろいろあるとは思いますが、やはり綱取り大関がいるとなると、最大の注目は当然のことながらそこになるのでしょう。今場所も翌日、昼頃までを目途に雑感を書き連ねていこうと思いますので、よろしくお願いいたします。■強かった豊昇龍
役力士の3連勝スタートは横綱照ノ富士と霧島。大関陣は貴景勝が敗れ黒星先行となったが、琴櫻と豊昇龍は勝利し2日目、3日目と連勝でまずは初日の敗戦を取り戻した。荒れている印象はなくなってきたが、まだ序盤3日、まだまだ始まったばかりだ。■期待感が生まれてきた横綱横
2日目。昨日崩れた大関陣は全勝。3大関揃って1勝1敗だ。照ノ富士は連勝スタート。大関復帰を目指す霧島も連勝スタート。反面、大の里がまさかのといっていいのか連敗スタートとなった。果たして、ここから落ち着いていくのかどうなのか。■大の里は対策されてきたのか大の里
さて、久々のブログです。本業が多忙でして…。とはいえ、当然、本場所は通常運転。多忙だろうがなんだろうが、今場所も日々、雑感を書き連ねていきたいと思います。今場所の注目点はやはり大の里がどうなるか。そして、出場してくる横綱はどうなのか。角番貴景勝はどうなる
昨日日中にいつも通り、幕下5枚目までの予想番付を記したが、作っていてとにかくシビアな番付になると感じた。シビアというのは、とにかく勝ち越し者が上がりづらい。反面、負け越し者は大きく落ちる可能性がある。「上がりづらいし落ちやすい」といった力士からしたらたまっ
さて、来場所の予想番付です。早速ですが幕内から。おそらく小結まで。ここまでは誰が作ってもこの予想になるのではないでしょうか。とはいえ、大関から陥落してくる関脇がいるといつも書いているのですが、霧島の立ち位置です。大関に最も近い関脇は霧島。いくら大の里が強
さて、千秋楽の土俵を主に、今場所について振り返っていこう。ひと言でいうと、ただただ大の里が強かった。ここに尽きる場所だったのだろう。だが、どうしても注目はそこに行ってしまうのだが、全体感として、近年を象徴するような場所。そんな印象もあった。そして見ごたえ
3敗の2人。大の里は勝利し、琴櫻は敗れた。これによって大の里が単独トップに立った。4敗が4人。豊昇龍、琴櫻、阿炎、大栄翔。優勝はこの5人のうちの誰か。ここまでは「確定」した。そして「千秋楽用」の取組として残されていたといっても良かろう大の里ー阿炎が組まれた。大
13日目を終えて先頭は3敗で琴櫻と大の里。3敗はしているとはいえ先頭は役力士のみとなった。ここ数日「番付崩壊」というワードが何やら賑わせているが、豊昇龍も1差でついている展開となった。そんな13日目、ちょっと良く言われる話にスポットを当てて振り返ってみたいと思う
12日目にただ1人2敗だった湘南乃海が敗れて、12日目終了時で先頭は3敗となった。過去に4敗での優勝例はあるが、大部分の場所で優勝者は最低でも12勝はしていると考えれば、これを保つためには3敗力士の誰か1人で良いので、残り3日間すべて勝つ必要がある。今場所は現時点で3
11日目に単独トップに立った湘南乃海に土がつき、12日目の時点で2敗が不在に。先頭は3敗で琴櫻、大の里、湘南乃海、欧勝馬が並ぶ展開となった。結果だけで見れば、地力等を鑑みれば妥当な結果だったようには思えた12日目だ。■守れて粘れる琴櫻の強さ薄氷、という程ではない
このブログでは過去に取り上げたことがあるネタではあるのだが、本日はその更新版ということで。タイトルにも示した通り、今年に入ってから1月場所で琴ノ若(琴櫻)、3月場所は尊富士。そして今場所は宇良と湘南乃海が「初めて経験した」ことがある。ちなみに昨年、令和5年は
湘南乃海と宝富士の2敗直接対戦は湘南乃海が勝利。同じく2敗の大の里は豊昇龍に敗れ3敗に後退。これで湘南乃海ただ1人2敗を守り、湘南乃海が単独トップに。それを6人が3敗で追う展開。12日目の湘南乃海は阿炎戦、3敗に後退した宝富士は大の里戦と上位戦がようやく組まれだし
5人いた2敗力士の中では琴櫻と御嶽海に土。先頭は大の里、湘南乃海、宝富士で2敗。それを7人の3敗力士が追う展開。休場明け高安が復帰後大関戦連勝。その高安に琴櫻は土を付けられた。混戦であることは間違いないが、これでまた大の里が一歩抜け出した展開になったと言えるの
大の里と宝富士に土がつき1敗がいなくなった。9日目終了時で先頭は2敗。琴櫻、大の里、御嶽海、湘南乃海、宝富士の5人。そして3敗は7人。ここで少し場所が動き出したか。■驚いた平戸海の攻め大の里とはいえ、さすがにこのまま14勝1敗での優勝とはならないだろうとは正直思っ
大の里が快進撃を続けている。そしてこの大の里。新入幕場所、入幕2場所目の先場所で三賞を受賞している。今場所もここから大崩れでもしなければ十分に三賞候補となってくるだろうし、今場所のここまでを見ていれば何らかの三賞は受賞できるのではないだろうか。本音としてケ
大栄翔と大の里の1敗対決は大の里が制した。宇良と湘南乃海に土がつき、1敗は大の里と宝富士。そして5人が2敗で追う展開となった。それにしても大の里、負けない。この強さは本物なのか。それとも、まだ大の里の弱点を周りがつかみきれていないだけなのか。そんな中日を振り
7日目より、霧島と若元春が休場した。初日から朝乃山。2日目から照ノ富士と貴景勝。そして7日目からの2人。結果的に番付には9人いる三役(横綱は三役ではないが以下便宜上、横綱・大関・関脇・小結の4地位を三役と表記する)力士のうち出場したのは4人だけだった。過去に出場
この日より霧島と若元春が休場。上位陣は軒並み休場。なんと小結以上の9人中5人が休場というとんでもない事態となった。だが、当然ながら、出場する力士がいれば場所は続く。全勝の宇良が敗れ幕内は全勝不在。大の里、大栄翔、宇良、湘南乃海、宝富士が1敗。そして6人が2敗の
さて6日目の土俵。この日の注目はなんといっても琴櫻ー大の里だろう。この段階で当ててほしくなかったと結果的にはなるのかもしれないが、ここで当てるのも順当だし、いくら大の里が驚異的な存在と言っても小結であることを鑑みれば、ここでの対戦は堅実な組み方か。ちなみに
序盤5日間が終わった。初日はどうなることやらとも思ったが、なんとか形はできてきた。見えてきたようにも思う。全勝は平幕だけとなっているが、本来の力ある人が抜け出しかけてきてる。星勘定だけで見れば、そこまで驚く場所でもないのではないかという印象も持ち出してきて