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  • ヨーゼフ・クリップス・エディションでウィーンの真髄を辿る

    こんにちは、ともやんです。20世紀を代表する指揮者であり、「生粋のウィーンっ子」として愛されたヨーゼフ・クリップス(1902-1974)。彼が遺したデッカおよびフィリップスへの録音を集大成したこのエディションは、ウィーン伝統の演奏を現代に伝...

  • マイケル・ティルソン・トーマスを偲んでチャイコフスキー

    こんにちは、ともやんです。指揮者で、ピアニスト、作曲家としても活躍したマイケル・ティルソン・トーマス氏が亡くなりました。81歳でした。僕はその名前はかなり以前より知っていましたが、実際の演奏録音は聴いたことがありませんでした。スマートでハン...

  • 巨匠トスカニーニに寄せて魂を揺さぶる「完璧主義」の記録

    こんにちは、ともやんです。20世紀を代表する大指揮者トスカニーニとフルトヴェングラー。この「二大巨匠」の対比は、クラシックファンというか"おたく"にとって永遠のテーマであり、話が尽きませんね。さて、僕自身は、「音楽は楽しむもの」というフラッ...

  • メサイア 野村あらえびすの情熱ショルティ盤の意外な優しさ

    こんにちは、ともやんです。クラシック音楽を愛する者にとって、ヘンデルの『メサイア』は特別な存在です。僕自身、この曲が大好きで、これまで合唱団の一員として何度もその音の波に身を投じてきました。「聴いて良し、歌って良し」。これほどまでに魂が浄化...

  • 潮田益子の本格デビュー盤 凛とした佇まい美しい音色に感動

    こんにちは、ともやんです。僕の世代なら、1990年のチャイコフスキーコンクールで史上最年少で優勝した諏訪内晶子さんの衝撃は、つい昨日のように思い出します。しかし、それより24年前の1966年に一人の若い日本女性が、第3回チャイコフスキーコン...

  • 山田一雄の名盤 札幌交響楽団のチャイコフスキー第5交響曲

    こんにちは、ともやんです。漫画家、文筆家のヤマザキマリさんのお母さまは、札幌交響楽団(札響)のヴィオラ奏者で創設メンバーでした。ヤマザキマリさんのファンの僕は、そんなことがきっかけで、一時期札響のCDを収集したものです。またヤマザキさんは、...

  • サンダーバード音楽集 広上淳一&東京ガーデン・オーケストラ

    こんにちは、ともやんです。「5, 4, 3, 2, 1, THUNDERBIRDS ARE GO!」このオープニングのカウントダウンを聞くだけで、一瞬にして心が10歳の少年に戻ってしまう。そんな同輩も多いのではないでしょうか。1965年にイ...

  • ヘルマン・シェルヘンのマーラー交響曲第1番&第2番復活を聴け

    こんにちは、ともやんです。マーラーの交響曲が日本のコンサートのプログラムによく載るようになったのはいつ頃からでしょうか?僕がクラシック音楽を聴きだした1970年の中1の頃というと、ワルターのLPレコードで、第1番『巨人』や第2番『復活』、『...

  • モーツァルトの死を言葉と音楽で描くホーネックのレクイエム

    こんにちは、ともやんです。5月26日から約1週間の予定でザルツブルクとライプツィヒに行きます。目的は、それぞれの地のコンサートで合唱団の一員として歌うことです。海外で音楽に関連する都市などで、合唱付きのコンサートを企画して募集するという旅行...

  • ヴィオラ・リサイタルで名手東条慧の豊かな響きを堪能した夜

    こんにちは、ともやんです。先日の3月14日の土曜日、ヴィオラ・リサイタルに行ってきました。東条慧(とうじょう けい)さんのヴィオラと守重結加(もりしげ ゆか)さんのピアノによるリサイタルでした。会場が、東戸塚にあるSala MASAKAとい...

  • 須田祥子の『ビオラは歌う』を聴いてよりその魅力にハマる

    こんにちは、サイト運営者のともやんです。先日、ミューザ川崎シンフォニーホールで聴いた、ビオラだけのコンサートを聴いてきました。その内容は前のブログでも紹介していますので良かったらチェックしてみてください。さて、そんなことで僕はビオラの魅力に...

  • ランチタイムコンサートで堪能したヴィオラの調べにうっとり

    こんにちは、サイト運営者のともやんです。2月25日(水)ミューザ川崎シンフォニーホールで行われた「ランチタイムコンサート」に行ってきました。東京交響楽団のコンサートマスターや首席奏者で奏でられるヴィオラ4丁だけのコンサート。タイトル通り正午...

  • ヘルムート・リリングを偲んで 偉大なるバッハの伝道師

    こんにちは、ともやんです。数日前、巨匠ヘルムート・リリング氏の訃報を知りました。享年92歳。巨匠ヘルムート・リリング氏の訃報、心よりお悔やみ申し上げます。バッハ演奏の歴史に金字塔を打ち立てた彼の功績は、まさに唯一無二のものだと思います。しか...

  • 63歳からのユーモレスク憧れの諏訪根自子の響きに励まされ

    こんにちは、ともやんです。2021年8月から通い始めたバイオリン教室。スズキメソードのカリキュラムに沿って、一度も休むことなくレッスンを続けてきました。そして先日、ついにドヴォルザークの名曲「ユーモレスク」で“よくできました”の印をいただき...

  • USO定期演奏会:若き指揮者米田覚士と渋い名曲プログラム

    こんにちは、ともやんです。1月31日(土)、ユニコーン・シンフォニー・オーケストラ(USO)の公演を聴いてきました。会場は日吉にある慶應義塾大学構内の藤原洋記念ホール。収容人数はおよそ500席ほどの比較的コンパクトなホールですが、音響はとて...

  • カラヤンのモーツァルトレクイエムを年代別に聴き比べてみた

    こんにちは、ともやんです。2026年5月後半から、アマチュアオーケストラの海外ツアーに、合唱団の一員として同行することになりました。音楽を続けてきて本当によかったな、としみじみ感じる出来事です。行き先はオーストリアのザルツブルクと、ドイツの...

  • モーツァルト生誕270年、レクイエムを歌い聴く1月27日

    こんにちは、ともやんです。1月27日は、モーツァルトの誕生日。1756年1月27日、ザルツブルク生まれ。ということは、今年で生誕270年になるわけです。クラシック音楽を聴き続けていると、こうした節目の日がふと身近に感じられるから不思議です。...

  • ベートーヴェン後期の深淵を間近で聴く弦楽四重奏15番体験

    こんにちは、ともやんです。1月11日、知人の奏者が出演するということでご招待いただき、室内楽のコンサートに行ってきました。会場は、JR鶴見駅近くのサルビアホール。50人ほどで満席になりそうな小さなホールですが、間近で弦楽五重奏と四重奏の響き...

  • フルトヴェングラーとウィーンフィルの英雄1947年SP盤

    こんにちは、ともやんです。2025年12月31日の東京文化会館で開催された「ベートーヴェンは凄い!全交響曲連続演奏会2025」のロビーで、毎度ながら関連CDの販売カウンターが設置されていました。僕は、毎回ついつい買ってしまいます。今回購入し...

  • ヴァイオリニスト川田知子に魅せられてアルバム2枚を聴いた

    こんにちは、ともやんです。2025年12月31日、上野の東京文化会館で行われた「ベートーヴェンは凄い!全交響曲連続演奏会2025」。会社員時代は、このコンサートを大晦日に聴くのを目標に仕事を頑張ったのです。※会場ロビーに掲示してあった案内ポ...

  • ヴァイオリニスト瀬崎明日香に魅せられて聴いたアルバム2つ

    こんにちは、ともやんです。2025年の大晦日、上野の東京文化会館で「ベートーヴェンは凄い!全交響曲連続演奏会2025」を聴きました。1日で、ベートーヴェンの交響曲9曲をすべて演奏するというとんでもないコンサートです。僕は、このコンサートに2...

  • コバケン渾身のベートーヴェン’25年大晦日の東京文化会館

    こんにちは、ともやんです。新年あけましたおめでとうございます。旧年中は当ブログにお付き合いいただき、誠にありがとうございました。今年もマイペースではありますが、クラシック音楽の話題とおすすめCDの紹介を中心に綴っていきたいと思いますので、ど...

  • コバケン渾身のベートーヴェン’25年大晦日の東京文化会館

    こんにちは、ともやんです。新年あけましたおめでとうございます。旧年中は当ブログにお付き合いいただき、誠にありがとうございました。今年もマイペースではありますが、クラシック音楽の話題とおすすめCDの紹介を中心に綴っていきたいと思いますので、ど...

  • パーヴォ・ヤルヴィ渾身の初録音カルミナ・ブラーナの決定盤

    こんにちは、ともやんです。パーヴォ・ヤルヴィは、1962年12月30日生まれ。つまりこの記事を書いている2025年12月30日は、パーヴォの63回目の誕生日です。エストニアのタリン生まれ。父親は、偉大なマエストロ、ネーメ・ヤルヴィであること...

  • 朝比奈隆の命日に聴くシベリウス交響曲第2番

    こんにちは、ともやんです。12月29日は、指揮者・朝比奈隆の命日です。2001年12月29日のことで93歳でした。同い年のカラヤンが、12年も前に亡くなっていたことを考えると凄いことです。しかも亡くなる2か月前まで活動をされていました。まさ...

  • 村上春樹が教えてくれた名ピアニスト カール・ゼーマン

    こんにちは、ともやんです。先日、早稲田大学内にある村上春樹ライブラリーを訪れたことをきっかけに、村上氏の著書「古くて素敵なクラシック・レコードたち」を読み直し、彼の取り上げている音源を聴いて自分なりのコメントを残そうと思い、このブログに記録...

  • 村上春樹が教えてくれたショスタコのピアノ協奏曲1番と2番

    こんにちは、ともやんです。村上春樹さんの本に「古くて素敵なクラシック・レコードたち」とその続編「更に、古くて素敵なクラシック・レコードたち」の2冊は、僕が所有している村上さんの本3冊のうちの2冊です。この2冊は僕の愛読書です。村上春樹ファン...

  • 宮沢明子のシューマン子供の情景に感動 村上春樹氏に感謝

    こんにちは、ともやんです。村上春樹さんの著書「古くて素敵なクラシック・レコードたち」という本が好きです。実は、村上さんの本はこれと同じく続編とコミュニティの読書会の課題本となった「レキシントンの幽霊」の3冊しか持っていないのです。というのも...

  • シューマンの交響曲第2番 コンヴィチュニーが生み出す感動

    こんにちは、ともやんです。先日、僕の早稲田大学に行く機会があり、前から行ってみたかった「村上春樹ライブラリー」を訪れました。場所は、本部キャンパス内の東門近くで、大学時代ここの1室が、音楽サークルの部屋になっていて、そのサークルで1年だけだ...

  • クレンペラーのリヒャルト・シュトラウス 100年前の名盤

    こんにちは、ともやんです。クレンペラーを特に愛するクラシック音楽愛好家です。クレンペラーの全名演名盤のレビューを続けた行く予定です。僕の敬愛する音楽評論家に宇野功芳さんがいます。中学生時代から宇野さんの評論に接し、レコードを買うときは、宇野...

  • バッハ《ロ短調ミサ》を歌って:祈りと感謝に満ちた横浜の夜

    こんにちは、ともやんです。2025年11月27日(木)の夜、横浜みなとみらいホールにて開催されたJ.S.バッハ《ロ短調ミサ》の演奏会に、合唱団の一員として出演しました。今年に入り8回目のステージで、昨年の9回には届かなかったものの、ニューヨ...

  • フルトヴェングラーの命日に思い出す 55年前のLPとの出会い

    こんにちは、ともやんです。11月30日はヴィルヘルム・フルトヴェングラー(1886-1954)の命日です。享年68歳。ふと気づくと、今の自分と同じ年齢で亡くなっているのですね。同じ数字を目にすると、まるで彼の人生の重さが急に身近に感じられて...

  • カザルスの愛のあいさつとヴァイオリン版の決定盤

    こんにちは、ともやんです。11月22日の「いい夫婦の日」にちなんで、エルガーの「愛のあいさつ」をいろんな奏者で聴いてきました。僕も数年前からヴァイオリンを習っているので、ぜひ弾きたい曲のひとつです。これを素敵に弾けるようになったら本当の素晴...

  • 【いい夫婦の日】エルガー《愛のあいさつ》おすすめ名演8選

    こんにちは、ともやんです。11月22日は、語呂合わせで11=いい、22=夫婦。つまり「いい夫婦の日」ということです。クラシック音楽史で、「いい夫婦」という言葉ですぐ思い浮かぶのが、イギリスの作曲家エドワード・エルガー(1857-1934)と...

  • 【いい夫婦の日】エルガー《愛のあいさつ》おすすめ名演8選

    こんにちは、ともやんです。11月22日は、語呂合わせで11=いい、22=夫婦。つまり「いい夫婦の日」ということです。クラシック音楽史で、「いい夫婦」という言葉ですぐ思い浮かぶのが、イギリスの作曲家エドワード・エルガー(1857-1934)と...

  • 花とクラシックⅠ:冬に咲く祈りの花とクリスマス音楽の響き

    こんにちは、ともやんです。僕はショッピングセンター(以下SC)に入っている家具&ホームファッションのお店で6年前からアルバイトしています。お店に展示する商品は、季節の先取りしているので、まだ酷暑が続く9月からコタツの展示が始まったりしていま...

  • ヘンデルの「メサイア」は聴いて良し歌って良しの傑作

    こんにちは、ともやんです。所属している合唱団で2026年5月にヘンデルの「メサイア」の公演をすることになりました。僕にとって、メサイアを歌うのは3回目で、2023年10月以来になります。その合唱団で一緒に活動しているSさんという仲間がいます...

  • 作曲家マリー・ジャエルの没後100年に聴くピアノ作品集

    こんにちは、ともやんです。マリー・ジャエルという作曲家をご存じですか?そういう僕も最近知ったばかりの作曲家です。新聞の文化欄で見つけたのです。そこには、次のように書かれていました。"フランスの作曲家マリー・ジャエル(1846-1925)の没...

  • 実力派チェリスト遠藤真理のアルバム・CD3枚を聴いた感想

    こんにちは、ともやんです。2025年10月2日(木)午後9時からのEテレの「クラシックTV」は、「伝説のチェリスト カザルスに出会う!」というタイトルで、チェロの巨匠パブロ・カザルスがテーマでした。ゲストにチェリストの遠藤真理さんが招かれて...

  • 小林愛実の心に響くシューベルト特に即興曲で魅せた深い余韻

    こんにちは、ともやんです。もう3週間ほど過ぎましたが、9月23日は、ピアニスト小林愛実さんの誕生日でした。おめでとうございます!1995年生まれということなので僕の長女を同じ年です。まあ、そんなことはいいです。現在、すでに始まっているショパ...

  • ジョナサン・ノットと東京交響楽団が聴かせるマタイ受難曲

    こんにちは、ともやんです。先日の9月27日(土)夜、サントリーホールで素晴らしい演奏を聴きました。聴いたのは、東京交響楽団の第734回定期演奏会。指揮はジョナサン・ノット。演目は、J.S.バッハのマタイ受難曲。コーラスが、優秀な東響コーラス...

  • ホルスト誕生日に惑星をエイドリアン・ボールトの名演で聴く

    こんにちは、ともやんです。組曲「惑星」で有名な、イギリスの作曲家グスターヴ・ホルスト(1874-1934)の誕生日が、この記事を書いている9月21日ということで、今回は、ホルストと組曲「惑星」についてと、合わせて名盤のCDもご紹介します。ホ...

  • ベートーヴェン交響曲第9番:敬老の日に高齢指揮者で聴く

    こんにちは、ともやんです。今日2025年9月15日(月祝)は、「敬老の日」です。敬老の日には、各都道府県は、65才を高齢者としてその人口を集計しています。68才の僕はりっぱな高齢者なのでその集計にカウントされているわけですね。日本では、65...

  • クレンペラーの「運命」は奇跡の復活劇が生んだ伝説の名演

    こんにちは、ともやんです。2025年9月4日のEテレ午後9時からの「クラシックTV」は、ベートーヴェン特集でした。特にベートーヴェン30代半ばからの10年間に焦点を当てていました。作家ロマン・ロランによって「傑作の森」と言われた時期で、ベー...

  • 交響曲の難曲ランキング!聴いても分かりにくいベスト5紹介

    こんにちは、クラシック音楽マニア歴50年のともやんです。今回は「聴いても分かりにくい交響曲難曲ランキング ベスト5」を紹介します。前回の「初心者におすすめの交響曲」が好評だったため、今度は編集担当の依頼で「マニア向けの難曲」をテーマに取り上...

  • 初心者におすすめ「交響曲」はオーケストラの魅力がぎゅっ!

    こんにちは、複数の合唱団で活動しているともやんです。今回は、オーケストラの魅力がぎゅっと詰まった交響曲について、初心者におすすめしたい曲を紹介します。さて、どうして「クラシック初心者におすすめしたい交響曲」の記事を書くことになったのか?それ...

  • 都響×アリス・オット×カネラキス:サントリーホールの衝撃

    こんにちは、クラシック愛好歴50年のともやんです。2025年7月5日(土)午後2時、サントリーホールにて。この日、素晴らしい音楽家たちとの出会いがありました。演奏は東京都交響楽団(都響)。ソリストには、ドイツ人の父と日本人の母を持つ世界的ピ...

  • ベートーヴェン交響曲全集「僕のベスト5」心揺さぶる名盤達

    こんにちは、ベートーヴェン大好きなともやんです。いきなりですが、手元にあるギュンター・ヴァント指揮・北ドイツ放送交響楽団によるベートーヴェン交響曲全集を一気に聴き通しました。いや、これは素晴らしい!心からおすすめできる全集です。録音も優秀で...

  • カール・ベーム指揮モーツァルト交響曲全集とおすすめ名演!

    こんにちは、クラシック音楽にハマって早50年、ともやんです。今回は、20世紀を代表する名指揮者カール・ベーム(1894-1981)が手がけた、モーツァルトの交響曲全集をご紹介します。ベームは1959年から1968年にかけて、当時知られていた...

  • トスカニーニはこんなに熱い!名盤5選と“音のドラマ”を追う

    こんにちは、ともやんです1957年(昭和32年)――クラシック音楽史に燦然と輝く指揮者、アルトゥール・トスカニーニがその生涯を閉じました。90歳の誕生日まであと2ヶ月という晩年でしたが、亡くなる直前までNBC交響楽団との録音編集に関わってい...

  • イッセルシュテットの「悲愴」ドイツ復興と誠実な響きの記録

    こんにちは、ともやんです。今回は、ハンス・シュミット=イッセルシュテット指揮によるチャイコフスキー「悲愴」をご紹介します。彼の代表的な名演といえば、ウィーン・フィルとのベートーヴェン交響曲全集や、北ドイツ放送交響楽団(現NDRエルプフィルハ...

  • クレンペラーの熱きウィーン─ベートーヴェン交響曲ツィクルス1960

    こんにちは、ともやんです。1960年のウィーン芸術週間。巨匠クレンペラーが手兵フィルハーモニア管とともに、楽友協会の大ホールで5回にわたるベートーヴェン・ツィクルスを成し遂げました。怒涛のような集中力、内燃するエネルギー、そして至る所に聴こ...

  • 「高貴に簡素に」尾高忠明が描くエルガー交響曲第1番の真髄

    こんにちは、ともやんです。最近になって、その気品と哀愁に満ちた響きに心を打たれた作品があります。それが、イギリスの作曲家エドワード・エルガーによる《交響曲第1番》です。今回は、尾高忠明指揮・大阪フィルハーモニー交響楽団による名演とともに、こ...

  • オット&カネラキスが切り拓く未来の鮮烈なベートーヴェン

    こんにちは、ともやんです。先日、最近入手したCDを聴きました。ピアニストのアリス=紗良・オットによるベートーヴェンの協奏曲と独奏曲集。協奏曲の方は、僕が大好きな第1番で、これは名演の名盤がめじろ押しですが、その中でも注目していました。そのひ...

  • ベルリン時代のクレンペラー、ベートーヴェンの第2番が甦る

    こんにちは、ともやんです。素晴らしい録音を聴きました.リリースされてから久しいですが、『オットー・クレンペラー/ベルリンRIAS録音集 1950-58』から、ベートーヴェンの交響曲第2番の演奏録音を聴きました。その感動をレビューして行きたい...

  • 初心者向けでも侮れないマニアも超おすすめの名交響曲リスト

    こんにちは、ともやんです。「クラシック音楽って難しそう...」そんなイメージ、ありませんか?思い起こせば私もそんな一人でした。だけど最近、ふとしたきっかけで“初心者向け交響曲”と言われる交響曲を聴いてみたら、新たな感動を受けたのです。ことの...

  • 調雅子のデビューアルバム「-melodies-」に心躍る

    こんにちは、ともやんです。昨日に引き続き、素晴らしいヴァイオリニストに出会いました。若きヴァイオリニスト調雅子さんです。お名前からして、優雅な調べを聴かせてくれそうな風情が合い、ご本名と思いますが素敵なお名前です。そしてその演奏と響きにすっ...

  • 月夜に一人で聴いてほしい新居由佳梨のラヴェルが心に沁みる

    こんにちは、ともやんです。今年2025年はモーリス・ラヴェル(1875-1937)の生誕150年です。そんな記念すべき年に、素敵なアルバムを手に入れました。それはピアニスト新居由佳梨さんの「Lucid Breeze(透明な風)」と題したラヴ...

  • ヴェルディのレクイエムに感動 武蔵野合唱団第55回定演

    こんにちは、ともやんです。いくつかの合唱団に所属している関係で、合唱仲間も何人かいます。僕のようにある程度の年齢になって合唱を始めた人が多いですが、厳しい合唱団でプロのように活動している人もいます。今回は、そんな友人から招待されたコンサート...

  • クラシック初心者でも感動!カンプラのレクイエムに癒され

    こんにちは、ともやんです。先日、合唱仲間の女性から今度コンサートをやるから聴きに来てほしい、とチラシとチケットを渡されました。チケット代は、多少割引してくれましたが、しっかり集金されました。その有無を言わせぬ姿勢に逆に爽快感を感じて、都合を...

  • 今すぐ聴きたいハマったら聴きたい!おすすめしたい交響曲

    合唱団員向けに、おすすめの交響曲の記事を書いて欲しいだよ!しかもあきたりじゃないやつ、それも連載で!やってくれるよね!合唱団の機関誌担当のSさんから、練習後いきなり言われたのが1年前。有無を言わせぬような依頼でしたが、Sさんには常々原稿に困...

  • ド緊張からの本番。2025年バイオリン教室発表会レポート

    こんにちは、ともやんです。先日、ついに迎えた【2025年バイオリン教室発表会】!この日のために何ヶ月も練習してきたので、ドキドキが止まらない。そんな気持ちで当日を迎えました。その時も模様を報告いたします。

  • 小林研一郎が紡ぐベートーヴェン全交響曲演奏会の魅力

    こんにちは、ともやんです。なんと!大晦日恒例の『ベートーヴェンは凄い!全交響曲連続演奏会2025』のチケット案内が届いたのですが、コバケンこと小林研一郎さんが続投ということです。1940年(昭和15年)生まれですから、今年で85歳。2021...

  • 心がほどける音色。ブラームスのヴァイオリンソナタに癒され

    こんにちは、ともやんです。ブラームスは、ドイツの19世紀を代表する作曲家です。4つの交響曲や2つのピアノ協奏曲、ヴァイオリン協奏曲などの管弦楽作品は、どれも超の付く傑作です。実際、発表されてから忘れられることなく、常にコンサートで取り上げら...

  • 「カラヤンで家事がはかどる」朝に流したら驚きの効果

    こんにちは、ともやんです。4月5日は、指揮者ヘルベルト・フォン・カラヤン(1908-1989)の誕生日でした。1908年4月5日、オーストリアのザルツブルク生まれ。モーツァルトと同じ出身地、モーツァルトより約150年後に生まれた不世出の20...

  • ありがとう神奈川県民ホールのフィナーレコンサートに参加

    こんにちは、ともやんです。2025年3月31日(月)19:00から開催されたフィナーレコンサート「ありがとう神奈川県民ホール」に神奈川県合唱連盟特別混声合唱団の一員として参加してきました。県民ホールの舞台に立ったのは、2011年7月3日以来...

  • 横浜みなとみらいホールで感動の夜!至福のコンサート体験

    こんにちは、ともやんです。先日、横浜みなとみらいホール大ホールで、妻と素敵な夜を過ごしてきました。妻とは、昨年12月に桜木町にある神奈川県立音楽堂でヘンデルの「メサイヤ」を聴いて以来、一緒に出掛けました。そのコンサートの内容や雰囲気、そして...

  • フルトヴェングラーの戦時中の名演ベートーヴェンのエロイカ

    こんにちは、ともやんです。今からもう50年近く前、当時まだ中学2年生だった僕は、フルトヴェングラー&ウィーンフィルの演奏でベートーヴェンの交響曲第3番「エロイカ」のLPレコードを買いました。それがフルトヴェングラーとの最初の出会いでした。フ...

  • マタイ受難曲の聴きどころを実際に歌った合唱団員が伝えます

    こんにちは、ともやんです。今回は、バッハの傑作「マタイ受難曲」の聴きどころについてご案内します。僕自身「マタイ受難曲」の公演には、2019年7月に合唱団の一員として参加した経験があり、現在も所属している合唱団で、2025年11月の公演を目指...

  • 指揮者秋山和慶逝去 重要なお知らせと訃報を聞いて

    こんにちは、ともやんです。僕が所属するコミュニティの音楽同好会では、指揮者秋山和慶さんに関する重要なお知らせを聞いて、メンバーそれぞれが思いを寄せてくれました。それを元に記事を書こうと思って作成していましたが、残念ながらその間に訃報が届きま...

  • カラヤンの名盤ブラームスの交響曲第1番演奏スタイルの変遷

    こんにちは、ともやんです。変な表現だが、とってもまともな演奏です。多分、カラヤン&ベルリン・フィルの演奏だということを知らないで聴いたとしたら、ドイツの伝統のある名門をオケ、例えばライプツィヒ・ゲヴァントハウス管とかシュターツカペレ・ドレス...

  • カラヤンの名盤ブラームスとシューマンの交響曲第1番

    こんにちは、ともやんです。変な表現だが、とってもまともな演奏です。多分、カラヤン&ベルリン・フィルの演奏だということを知らないで聴いたとしたら、ドイツの伝統のある名門をオケ、例えばライプツィヒ・ゲヴァントハウス管とかシュターツカペレ・ドレス...

  • トスカニーニ名盤ヴェルディのレクイエム奇跡のステレオ録音

    こんにちは、ともやんです。トスカニーニ奇跡のステレオ録音!ヴェルディのレクイエムが高音質UHQCDにて登場!秘蔵の写真を用いたデジパック仕様(完全限定盤)という衝撃的なキャッチコピーで、2020年1月にリリースされたCDをご紹介します。クラ...

  • アーベントロートのシューベルト交響曲第8番「未完成」

    こんにちは、ともやんです。ヘルマン・アーベントロート(1883-1956)は、第二次大戦後は東ドイツ中心に活躍したことから、日本で知られるようになったの亡くなって10数年経った1970年代になってからで、その頃から日本でもその録音が市場に出...

  • マタイ受難曲の聴きどころはクレンペラー第1部終曲が面白い

    こんにちは、ともやんです。僕は今年11月のマタイ受難曲公演のため、1年半前から再挑戦のため新しい合唱団で入団して改めて練習を始め続けています。5年前に一度歌っているから、ある程度憶えているかな、と思ったらほとんど忘れていました。練習期間も短...

  • 2024年大晦日もベートーヴェンは凄い!全交響曲連続演奏会を聴いた

    あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。昨日の2024年12月31日は、10年連続で上野の東京文化会館で過ごしました。『ベートーヴェンは凄い!全交響曲連続演奏会』。今回は3年ぶりにコバケンこと指揮者の小林研一郎氏が戻って...

  • ジョン・バルビローリのブラームス交響曲全集より第2番

    こんにちは、ともやんです。ジョン・バルビローリ(1899-1970)。ロンドン生まれだが、イタリア人の父とフランス人の母との間に生まれた。写真でその風貌を見るとイタリア人的な気さくな感じを受けます。僕は、彼がウィーン・フィルを指揮したブラー...

  • エルネスト・アンセルメの芸術 ステレオ・レコーディングス

    こんにちは、ともやんです。所属している合唱団をして下さっている指導者の先生が、70代半ばの方なのですが、風貌がスイスの名指揮者エルネスト・アンセルメを思い出させてくれます。先日、先生とビールを飲みながらその話をすると「ほう」という感じでした...

  • エルネスト・アンセルメの芸術 ステレオ・レコーディングス

    こんにちは、ともやんです。所属している合唱団をして下さっている指導者の先生が、70代半ばの方なのですが、風貌がスイスの名指揮者エルネスト・アンセルメを思い出させてくれます。先日、先生とビールを飲みながらその話をすると「ほう」という感じでした...

  • ザ・マエストロからレナード・バーンスタインのベストを聴く

    こんにちは、ともやんです。レナード・バーンスタイン(1918-1990)が亡くなってもう34年が経ってしまいました。前年にカラヤンが亡くなって、まさかカラヤンより10歳も若いバーンスタインが、翌年にまるで後を追うように亡くなるとは思ってもい...

  • 冬こそ聴きたいチャイコフスキーのアンダンテ・カンタビーレ

    こんにちは、ともやんです。「アンダンテ・カンタービレ(Andante Cantabile)」は、音楽用語で「歩くような速さで、歌うように、表情豊かに」という意味です。つまりある特定の作品をさす言葉ではありません。しかし、この音楽用語からすぐ...

  • フルトヴェングラーのバイロイト第9スウェーデン放送音源

    こんにちは、ともやんです。フルトヴェングラー生誕135年の掉尾を飾る世紀の大発見!"全人類の至宝"とまで讃えられてきた、フルトヴェングラー至高の名演ライヴ「バイロイトの第九」、その真実がついに明らかにされる!なんて派手なコピーに釣られて購入...

  • 田中彩子デビュー10周年記念リサイタルを聴いて萌えた夜

    こんにちは、ともやんです。12月13日(金)夜、四ツ谷の紀尾井ホールで行われた「田中彩子デビュー10周年記念リサイタル」を聴いてきました。この記念リサイタルは、9月16日の八ヶ岳高原音楽堂を皮切りに10回行われ、今回で8回目。最後が12月2...

  • ジョン・レノンの命日に届いたアルバムと僕の大好きな3枚

    こんにちは、ともやんです。12月8日は、元ザ・ビートルズのメンバー、ジョン・レノンの命日です。日本では、時差の関係で翌日12月9日なので、僕はこの2日間は、いつもジョンのLPやCDを聴いて彼を偲んでいます。

  • 谷川俊太郎と谷川賢作のアルバム「ソングブック」を聴いた

    こんにちは、ともやんです。詩人の谷川俊太郎さんが亡くなりました。息子さんの賢作さんと素敵なアルバムを作られていたとは知りませんでした。谷川俊太郎さんの詩が歌になっているのは知らないはずはありませんが、息子さんがピアニストで音楽家だということ...

  • ベートーヴェン第九 アマチュアオケと合唱だから伝わる感動

    こんにちは、 ともやんです。 昨日行われた大船の鎌倉芸術館で行われた、YAO管弦楽団の第21回定期公演。 演目は、ベートーヴェンのコリオラン序曲と交響曲第9番(以下第九)でした。 私は合唱メンバーとして参加しました。 第九を歌うのは2年ぶり

  • ゴジラ オリジナル・サウンドトラック誕生70周年記念LP

    こんにちは、 ともやんです。 映画『ゴジラ』が、公開されたのが、1954年11月3日。 そうなんです。今から70年前。 11月3日が「ゴジラの日」なのかどうかは、わかりませんが、昨年アカデミー賞を受賞して、大いに注目された山崎貴監督の『ゴジ

  • ベートーヴェン運命第1楽章を13種類の演奏で聴き比べたら

    こんにちは、 ともやんです。 クラシック音楽を楽しみのひとつに同じ曲を別の演奏者で聴き比べるというものがあります。 僕などはこれが最大の楽しみで、気が付くと同じ曲のCDが何枚にもなっているのです。 以前クラシック好きの友人と話していたら、次

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  • ねむりのカラヤンCDを聴くと本当に眠くなってしまうのか?

    こんにちは、 ともやんです。 今年の6月にカラヤンの新しいアルバムが発売されました。 そのCDのタイトルが『ねむりのカラヤン』 つまりこのアルバムのコンセプトは、これを聴くと心がやすらぎ、眠りに誘われてしまうというものらしい。 昨年の11月

  • 歌劇カルメンの感想出演して感じた自由とは居場所とはなにか

    こんにちは、 ともやんです。 昨晩、横浜みなとみらいホールで行われた歌劇カルメンの公演に合唱団の一員として出演しました。 公演はお陰様で好評だったようです。 カーテンコールでもカルメン役の郷家さん、ドン・ホセ役の吉田さん、エスカミーリョ約の

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  • 秋山和慶東京交響楽団と竹澤恭子指揮者活動60周年記念公演

    こんにちは、 ともやんです。 9月21日(土)夜、サントリーホールのコンサートに行ってきました。 サントリーホールは今月で2回目。 最近は地元のミューザ川崎やフィリアホールが多いので珍しいことです。 指揮者秋山和慶さんの指揮生活60周年を記

  • ラモー クラヴサン曲集 おすすめ CD

    こんにちは、 ともやんです。 先日、代官山教会で行われた素敵なコンサートに行ってきました。 そのコンサートのタイトルは、 第3回 ラモーの肖像 《クラヴサン曲集と運指法》出版300年 このコンサートは、チェンバロ奏者流尾真衣さんが中心になっ

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  • 角野隼斗 コンサート おすすめ アルバム

    こんにちは、 ともやんです。 8月31日土曜日、サントリーホールに東京交響楽団の定期演奏会を聴きに行ってきました。 自分が合唱団に所属しているので何度もステージで立ったり、友人たちの参加するアマチュア・オーケストラのコンサートには、しょっち

  • シューマン ピアノ協奏曲 グリモー&ジンマン

    まいどはや、 ともやんです。 先日、合唱団の練習後、先生や仲間たちと食事しながら、雑談していた時、誰かが、シューマンの作品ていいよね、言い出しました。 僕ももちろんシューマンの作品は好きですが、シューマンの話題は、歌曲からピアノ曲、そしてピ

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  • 村上春樹 プーランク グローリア

    まいどはや、 ともやんです。 村上春樹氏の『古くて素敵なクラシック・レコードたち』は、僕の愛読書です。いつも手元に置いて時間がある時パラパラとめくって、気になった箇所を読んだりしています。 さて、その著書の中で、来年2025年夏に所属する合

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