chevron_left

メインカテゴリーを選択しなおす

cancel
一日一食×読書でダイエット脳を育てる https://www.vege-bible.net/

一日一食を実践して、プチ断食を日常的に実行中! 毎日の読書の備忘録と、ホットクックを使ったレシピをご紹介しています。 食生活と読書でダイエット脳を育てましょう。

ミワベジ
フォロー
住所
豊島区
出身
西宮市
ブログ村参加

2017/02/02

arrow_drop_down
  • 宮本 輝『潮音』第一巻を読みました!

    宮本輝さんの作品は、これまでも読んできましたが、宮本氏の初の時代小説『潮音』第一巻を電子版で購入しました! 舞台は幕末の富山! 「富山の薬売り」という言葉は、有名ですよね。 幕末にどんな活躍をされていたのかなどが、美しい言葉の数々で織りなされていました。 語り手が、とある身分の高い人に、当時の様子を語っていくという形で物語が展開されます。 幕末の状況が映画を観ているように、語られるので、やはり長く活躍される小説家の筆力はさすがだなぁと、感心ばかりしていました。 第二巻も出たので、近いうちに購入したいと思います。 この物語は、近い将来、NHKの大河ドラマになりそうな予感がします♪ 気になる方はぜ…

  • 映画『室町無頼』を観てきました!

    こんにちは。 昨日は映画のサービスデーでしたので、『室町無頼』を観てきました! 室町時代の幕府のやり方に疑問を持つ、浪人や農民たちの管理を幕府から依頼されている悪党などの様子が丁寧に描かれている作品でした。 百姓一揆で一万人もの灯が、京の街に集う光景は圧巻でした。 映画館ならではの迫力ですね。 家ではサブスクでも映画をよく観ていますが、家のTVだとこの迫力は味わえなかったことでしょう。 原作は、直木賞作家の垣根涼介氏の『室町無頼』。 ミステリー作家としてデビューされた方ですが、時代劇など、幅広いジャンルを描ける作家さんで、素晴らしい♪ 原作の複雑な人間模様や葛藤が、映画にもそのまま描写されてい…

  • 白川道『天国への階段』

    今週のお題「ドラマ」 天国への階段 (全3巻) Kindle版 約20年ぐらい前にドラマ化された作品になりますが、最近になって、白川道(しらかわ とおる)氏の『天国への階段』を電子書籍版で読破しました! 白川道氏がお隠れになって、もう10年ほど経ちますが、私にとっては、ハードボイルド作品の巨匠だと思える作家さんでした。 この作品は、1972年に大ヒットしたという、レッド・ツェッペリンの名曲『天国への階段』をモチーフにした、もの悲しい大人の恋愛事情を描いたミステリーです。 時代設定は2,000年代前後ですが、今読んでも色あせない作品ですね。 白川氏の作品は、ラストがどの作品も似ているのですが、で…

  • 映画『正体』を観てきました!

    今週のお題「ドラマ」 以前、WOWOWでテレビドラマ化もされていた染井為人氏原作の『正体』! 昨年(2024年)11月公開で映画にもなりましたね。 ずっと気になっていましたが、昨日ようやく映画『正体』も観てきました! 主人公がネガティブで重いテーマをひきずりながら、真実を追い求めて世間に真っ向から対決する壮絶な姿は感動的でした! 映画『正体』 原作はオーディブルでも聴けますね。 オーディブル『正体』 https://movies.shochiku.co.jp/shotai-movie/ ネタバレになるので、詳細は割愛しますが、まだの方はぜひ! 私も、複雑な人間模様を感動的に描けるミステリー作家…

  • 『ランビエの絞輪』栄養ミステリー小説がKindleUnlimitedに!

    今週のお題「自分の好きなところ発表会」 こんにちは。ミワベジです。 数ヶ月にわたり連載していた『ランビエの絞輪』ですが、この度、KindleUnlimitedでお読みいただけるようになりました!※定価が表示されていますが、KindleUnlimited会員の方は無料で読めます! https://www.amazon.co.jp/dp/B0DVLLJRT5 一気読みしたい方は、ぜひ以下をアクセスしてください!※ペンネームは、久遠三輪 名義です。 『ランビエの絞輪』栄養ミステリー小説 小説の概要は以下の通りです。『ランビエの絞輪』は、《栄養ミステリー》という、私が勝手に作った新しいジャンルの物語で…

  • 『ランビエの絞輪』第三章 02「ブレイン・バンク」を更新!カクヨム

    第三章 ネクローシス 02「ブレイン・バンク」 定時を告げる17時のチャイムが聞こえる中、舞は栄養部でデータ整理を続けていた。 ふと、パソコンの画面に小絵からのメッセージが表示される。残業の要請だ。 ちらりと小絵の席を見やってると、神妙な面持ちだった。その表情から、重要な話だ。 やがて、オフィスに残るのは、舞と小絵の二人だけとなった。舞が小絵のデスクに歩み寄ると、小絵は哀しげに微笑みながら告げた。 「ブレイン・バンク」と呼ばれるシステムで、医局長は、死後すぐに脳を取り出して解剖が行われた。 舞はその詳細を聞きながら、錦城の死因に疑問を抱く。また、彼の胃の中には大量の食べ物が残っていた。 舞は、…

  • 『ランビエの絞輪』第三章 ネクローシス(他殺) 01「一夜が明けて」を更新!カクヨム

    第三章 ネクローシス 01「一夜が明けて」 おはようございます。本日より、カクヨムで連載中の『ランビエの絞輪』は、第三章の幕開けです!本日のあらすじを、ご紹介します♪ 医局長の死から一夜が明け、病院内の雰囲気は変わり始める。 栄養部の朝礼で告げられた錦城の急逝にも、他のセクションの反応は冷淡だった。 精神科病棟の入院患者たちには真実を隠し、家族にも告げられたが、その反応も淡々としていた。 芦屋医大の精神科にとって錦城の存在は大きいものだったが、実際に悲しむ者は少なかった。 回診後、舞は優子と共に精神科病棟の事務室に立ち寄る。 そこでの辛嶋との対話から見える微妙な変化。 そして、錦城派の医師とし…

  • 『ランビエの絞輪』第二章 アポトーシス自滅 23「アポトーシス」を更新!カクヨム

    第二章 アポトーシス自滅 23「アポトーシス」 いつも、お読みいただき、ありがとうございます。 本日のあらすじをご紹介します。 病院の闇は、深くなるばかりだった。 舞は教育棟へと急ぎ、優子の研究室を訪れる。 そこでは、第二の死者について、冷静かつ無関心な態度を見せる優子が待っていた。 死者の研究室から、大量の饅頭の包み紙が発見されたこと、そして脳梗塞の疑いが深まる中、優子は一切の感情を表に出さず、第二の死者を「アポトーシス」と冷ややかに評する。 それは、自業自得という意味にもとれる。 だが、舞の胸には一つの疑念が残る。 第二の死者が出たのは偶然なのか、それとも…… 優子との対話を通じて浮かび上…

  • 『ランビエの絞輪』第二章 22「第二の死者」を更新!カクヨム

    第二章 アポトーシス自滅 22「第二の死者」 こんにちは。 カクヨムで連載している『ランビエの絞輪』第二章22「第二の死者」を、ご紹介します! 幾重にも張り巡らされた陰謀、そして予期せぬ、第二の死。 舞は、内科病棟の栄養指導を代行することになった日から、運命の歯車が狂い始める。 彼女が担当する糖尿病患者たちの食生活と、病棟内での奇妙な出来事が交錯する中、第二の死者が出る。 精神科病棟との関連性を匂わせる手がかりに、舞は徐々に一連の事件の真相へと迫っていく。 研究室での謎の死、そして背後に潜む影。 果たして第二の死者が出たのは、偶然の産物なのか? それとも計画的なものなのか? 舞の冷静な観察力と…

  • 『ランビエの絞輪』第二章 21「医局長室の怒鳴り声」を更新!カクヨム

    第二章 アポトーシス自滅 21「医局長室の怒鳴り声」 優子の研究室を訪ねるも応答がなかった。 不在に気づいた舞は、荒垣の研究室へ忘れ物を届けに向かう。 その途中、錦城の研究室から聞こえる怒鳴り声に驚かされる。 緊張感に包まれたまま、学食エリアで角倉と再会し、安心感を取り戻す舞。 角倉との会話で、錦城の怒りの原因や荒垣との過去のエピソードを聞く中、錦城や荒垣、優子といった人物の背景が少しずつ判ってくる。 しかし、舞のスマホに緊急の呼び出しがあり、再び緊張が走る。 錦城の怒鳴り声の真相とは? 角倉の話した阪神和地大震災の影響とは? ランキング参加中KADOKAWA × はてな小説投稿サイト「カクヨ…

  • カクヨム『ランビエの絞輪』第二章 20「甲神学園」を更新!

    第二章 アポトーシス自滅 20「甲神学園」 週始めの朝礼を終えた舞は、優子からの急用メッセージを受け取る。 そのため、角倉と二人で回診をすることに。 精神科病棟での患者の訴えに対応しながら、舞は角倉との会話で重要なヒントを得ようとする。 神山町でのサイクリングの話から、角倉の出身高校である甲神学園の噂話に話題が移り、白姫酒造の本家や隠し子説が浮かび上がる。 角倉の話を通じて、舞は新たな手がかりを得ることに。 果たして、佐伯家の隠し子説は真実なのか? そして、この謎が事件解決の鍵となるのか? 続きは、カクヨムでお読みください♪カクヨムでも♥マークをいただけると嬉しいです! ランキング参加中KAD…

  • カクヨム『ランビエの絞輪』第二章 19「黒いタクシーのナゾ」を更新!

    第二章 アポトーシス自滅 19「黒いタクシーのナゾ」 月曜日の蒸し暑い朝、舞はカフェ《ブリック》で解剖医の荒垣と待ち合わせをしていた。 タクシーの色に敏感になりながら、二人の会話は神山町での謎めいた出来事に及ぶ。 荒垣の冷たい視線とニヒルな笑みが舞の胸に不安を呼び起こし、彼の言葉が意味するものに思いを巡らせる。 荒垣の忘れ物の文庫本は『蝶のいた庭』というミステリー小説で、その内容が舞の現状と重なり合う。 GPSの存在、極秘データ、尾行者の影…… これらの謎が絡み合い、舞の頭を悩ませる。 果たして、彼女を尾行しているのは誰なのか? そして、荒垣の冷たい視線の意味は? 謎と緊張が高まる中、舞の直感…

  • カクヨム『ランビエの絞輪』第二章 アポトーシス自滅 18「伯母の重大発言」

    カクヨム『ランビエの絞輪』第二章 18「伯母の重大発言」を更新! 菫との会話で、舞は次第に心の中の疑念を深めていく。 幽霊話や神山町の物騒な噂話が交錯する中、舞は大学院の課題として犯罪者と食行動の関連を研究していることを明かす。 菫との会話から得たヒントを元に、舞は医局長・錦城の動向に疑念を抱く。 錦城は、サナトリウム病院の研究室に出入りしていることを確信する。 帰路に向かう舞は、荒垣からのメッセージで錦城の隠しデータが見つかったことを知り、さらに謎が深まる。 県道を下る途中、舞は再びタクシーに尾行されているような違和感を覚え、過去の出来事と結びつける。 果たして、舞を尾行しているのは誰なのか…

  • カクヨム『ランビエの絞輪』第二章 17「明け方の幽霊話」を更新!

    第二章 アポトーシス自滅 17「明け方の幽霊話」 菫は、賄いランチを食べ終えると、噂話の内容を話し出す。 神山町の物騒な噂話に触れながら、警察の聞き込み調査やお屋敷街の奇妙な状況が繰り広げられる。 満月の夜に、犬が一斉に吠える現象や幽霊話など。 不安と緊張が高まる中で、舞は自身の調査に必要な情報を探り出そうとする。 菫の話を聞きながら、舞の脳裏には、カテコラミンが高濃度で分泌される状況と犬の行動に関する研究論文が思い出された。 果たして、舞は真実に辿り着くのか? ランキング参加中KADOKAWA × はてな小説投稿サイト「カクヨム」

  • カクヨム『ランビエの絞輪』第二章 16「伯母の話し」を更新!

    第二章 アポトーシス自滅 16「伯母の話し」 舞は、カフェで穏やかな午後を過ごしていた。 読書を終えると、舞の伯母・菫に声をかけられる。 レストランのオーナーでもある菫の口からは、この辺りの噂話や、歴史ある酒造会社の話しも聞けた。 菫の話しの内容に、重大なヒントがあるのか? ランキング参加中KADOKAWA × はてな小説投稿サイト「カクヨム」

  • カクヨム『ランビエの絞輪』第二章 15「高台のレストラン」を更新!

    第二章 アポトーシス自滅 10「早朝のカフェで」 舞は、伯母夫妻が経営するレストラン「ザ・タイム」のテラス席で、穏やかな時間を楽しもうとしていた。 ハーブの香りが漂う空間、壮大な景色、そして彼女の愛読書『レベッカ』。 だが、その日常の静けさの裏には、不穏な影が差し込んでいた。 神山町に広がる「物騒な噂話」。 青年ガードマンから聞いた奇妙な話を、伯母の菫が詳しく教えてくれるというが、何かを隠しているような気配も感じる。 何が真実で、何が単なる噂なのか? 果たして、彼女が知ろうとしている「噂話」はどんな結末へと導くのか…。 続きは、カクヨムでお読みください♪カクヨムでも♥マークをいただけると嬉しい…

  • カクヨム『ランビエの絞輪』第二章 14「高台のお屋敷街」を更新!

    第二章 アポトーシス自滅 14「高台のお屋敷街」 舞が向かったのは、坂道が続く高台のお屋敷街だった。 サイクリングで何度が通った街だが、どの屋敷も謎めいていた。 グーグル・マップで調べた目的地を目指す途中、舞は一族の物語や古い邸宅にまつわる噂を耳にする。 飼い犬が吠える異変、赤い満月、警察が動いた謎の出来事。 しかも、その噂話には何か不穏な空気が漂っていた。 舞は、ある豪邸の階段の前に到着する。 この豪邸は、導きの光か?それとも危険な闇への入り口なのか? 続きは、カクヨムでお読みください♪カクヨムでも♥マークをいただけると嬉しいです! ランキング参加中KADOKAWA × はてな小説投稿サイト…

  • カクヨム『ランビエの絞輪』第二章 13「町名に<神>がつく住宅街」を更新!

    第二章 アポトーシス自滅 13「町名に<神>がつく住宅街」 舞は、神山町に隠された謎に引き寄せられていた。 優子が見つめていた先には、一体何があるのか​​? 土曜日の朝、舞はマウンテンバイクで、出掛けた。 まずは地元の公民館で、地元の歴史資料を徹底的に調査した。 薄暗い資料室で、大正時代に、この辺りの土地を治めていた実業家の情報が断片的にわかってきた。 だが、全てが謎めいている。 進むべき道は、史実の影に隠された真実を追うことか? その道は、古い物語だけではなく、現在に至るまでの入り口なのかもしれない。 続きは、カクヨムでお読みください♪カクヨムでも♥マークをいただけると嬉しいです! ランキン…

  • カクヨム『ランビエの絞輪』第二章 12「解剖医の素顔」を更新!

    第二章 アポトーシス自滅 12「解剖医の素顔」 水曜日の早朝、舞は再びカフェ《ブリック》を訪れた。 約束の時間より、早く到着した舞は、窓際で新聞を読んでいた荒垣を見て、ふと、荒垣が解剖医になった理由を知りたくなった。 淡々と語られる荒垣の過去、荒垣の両親はすでに他界していた。 本題に入ると、舞が求める治験薬の情報は、公式リストには存在ていないようだった。 しかし、隠された真実は、きっとどこかにあるはず。 荒垣の思わせぶりな態度が示すものとは一体何なのか? 網を見事にかいくぐる者たちの、真の目的とは? 続きは、カクヨムでお読みください♪カクヨムでも♥マークをいただけると嬉しいです! ランキング参…

  • カクヨム『ランビエの絞輪』第二章 11「治験薬のリスト」を更新!

    第二章 アポトーシス自滅 11「治験薬のリスト」 芦屋医大の図書館で、舞は疾患と食行動に関する文献を広げながら、吹き抜けのエレベーターをぼんやりと眺めて考えに耽っていた。 優子の冷淡な態度にも違和感があった。 さらに、被疑者の血液から検出されたボルテキセチンの事実。 治験薬を巡る謎、さらに担当・薬剤師と被疑者が同じ女子大に通っていたという接点、 幾重にも絡み合う要素が、事件の全貌をますます不透明にしていた。 続きは、カクヨムでお読みください♪カクヨムでも♥マークをいただけると嬉しいです! ランキング参加中KADOKAWA × はてな小説投稿サイト「カクヨム」

  • カクヨム『ランビエの絞輪』第二章 10「早朝のカフェで」を更新!

    第二章 アポトーシス自滅 10「早朝のカフェで」 朝の静けさの中、舞は、レトロな喫茶店で荒垣と向かい合った。 二人の間には、緊張が漂っている。 荒垣が口にした「例の件」の結果とは? 治験薬の入手経路や、それを担当した薬剤師の存在…… 事件には、複雑な人間関係が絡み合っていることが留意される。 先に喫茶店を出た荒垣は、何かを隠している。 荒垣の知る「真実」とは何か。 舞の心には、新たな疑惑が芽生えていた。 続きは、カクヨムでお読みください♪カクヨムでも♥マークをいただけると嬉しいです! ランキング参加中KADOKAWA × はてな小説投稿サイト「カクヨム」

  • カクヨム『ランビエの絞輪』第二章 09「医局長と対面」を更新!

    第二章 アポトーシス自滅 09「医局長と対面」 いよいよ舞は、医局長との対面を果たす。 ダブルロックの扉の先に見えた光景は、重厚な革張りのソファと、冷たい光を背にした医局長の姿だった。 舞が殺人事件の第一発見者であると告げると、錦城の表情が揺れ動く。 ケーキを頬張る医局長の姿に垣間見える本心とは? そして、浮浪者殺人事件の被疑者の食行動、さらには薬物の関与についての疑惑が高まる中、舞は錦城の言葉の裏に隠された真実を見抜こうとする。 そこに潜むのは真実か、絶望的な欺瞞か? 続きは、カクヨムでお読みください♪カクヨムでも♥マークをいただけると嬉しいです! ランキング参加中KADOKAWA × はて…

  • カクヨム『ランビエの絞輪』第二章 08「解剖医の意図は?」を更新!

    第二章 アポトーシス自滅 08「解剖医の意図は?」 月曜日の朝、舞は教育棟で奇妙な光景を目撃する。 角を曲がった先、錦城の研究室から荒垣がひそかに出てくる姿が見えたのだ。 二人はそれぞれ浮浪者殺人事件に役割を持つ立場を持つが、なぜ密かに情報を交換していたのか? 荒垣と錦城の間に隠された秘密とは何か? その真実が徐々に姿を現す……。 続きは、カクヨムでお読みください♪カクヨムでも♥マークをいただけると嬉しいです! ランキング参加中KADOKAWA × はてな小説投稿サイト「カクヨム」

  • カクヨム『ランビエの絞輪』第二章 07「視線の先」を更新!

    第二章 アポトーシス自滅 07「視線の先」 大学病院内のレストランで、舞と優子が密談を交わす中、優子の視線は何度も窓の外、甲山へと向けられていた。 新薬「モーニスコプラ」の治験に関する話題が進んでいく中、副作用のリスクや治験薬の管理が浮き上がってくる。 何か重要な疑問なのか? 優子の視線の先に、舞は、甲山側に隠された謎があると推測する。 医局長と舞の面談を促す優子。 優子の妖艶な笑みが示すものは一体、何のか? 続きは、カクヨムでお読みください♪カクヨムでも♥マークをいただけると嬉しいです! ランキング参加中KADOKAWA × はてな小説投稿サイト「カクヨム」

  • カクヨム『ランビエの絞輪』第二章 06「大学図書館と解剖医」を更新!

    第二章 アポトーシス自滅 06「大学図書館と解剖医」 舞は、芦屋医大の図書館で「頸椎」の情報を徹底的に調べていた。そんな中、解剖医の荒垣と遭遇する。 彼もまた、被害者の死因に迫ろうとしていた。 「木曜の早朝、何を見た?」と、荒垣は舞に問う。 しかし舞は、被疑者の指紋から薬物が検出できるのか反問した。 続きは、カクヨムでお読みください♪カクヨムでも♥マークをいただけると嬉しいです! ランキング参加中KADOKAWA × はてな小説投稿サイト「カクヨム」

  • カクヨム『ランビエの絞輪』第二章 05「事件当時の白い女の足取り」を更新!

    第二章 アポトーシス自滅 05「事件当時の白い女の足取り」 土曜日の早朝、舞は疑念を胸にウォーキングに向かう。 向かう先は、被疑者・白い女の自宅があると思われる「神園町」だ。 白い女の行動や薬の副作用の影響を思い返しながら、舞は新たな考えを探るべく思索を巡らせる。 白い女と新薬担当の女性薬剤師の関係…… ナゾの糸が少しずつ解け始めるが、真実はまだ闇の中だった…… 続きは、カクヨムでお読みください♪カクヨムでも♥マークをいただけると嬉しいです! ランキング参加中KADOKAWA × はてな小説投稿サイト「カクヨム」

  • カクヨム『ランビエの絞輪』第二章 04「新薬のプレスリリース」を更新!

    第二章 アポトーシス自滅 04「新薬のプレスリリース」 舞が帰宅してテレビを点けると、新訳のプレスリリースが流れていた。 舞は、ある疑惑を抱く。 新薬の副作用に関する情報と、刑事・喜多川が求めていたリストの性関連。 リストの作成者である薬剤師や、医局長の思惑。 被疑者の裏に、隠された真実があるのか? 続きは、カクヨムでお読みください♪カクヨムでも♥マークをいただけると嬉しいです! ランキング参加中KADOKAWA × はてな小説投稿サイト「カクヨム」

  • カクヨム『ランビエの絞輪』第二章 03「白い女の正体」を更新!

    第二章 アポトーシス自滅 03「白い女の正体」 外来患者の栄養指導を終えた舞は、事件の証人として《西宮警察署》へ向かう。 そこで刑事の喜多川に、被疑者の行動が薬の副作用によるものではないかと問われた。 さらに、喜多川からヒントを得た被疑者の正体を舞は一瞬で記憶する。 新薬に潜む危険と、被疑者側に隠された真実とは? 続きは、カクヨムでお読みください♪カクヨムでも♥マークをいただけると嬉しいです! ランキング参加中KADOKAWA × はてな小説投稿サイト「カクヨム」

  • カクヨム『ランビエの絞輪』第二章 02「事件の翌朝」を更新!

    第二章 アポトーシス自滅 02「事件の翌朝」 舞が優子の研究室を訪れると、いつもと様子が違っていた。 窓の外をぼんやりと見つめる優子。 山積みのレポートは添削済みだが、その姿には何かが隠されているようだった。 舞は、夕方に西宮署に事情聴取で出頭する予定だが、優子は冷静に、その向こうで動く医局長の存在を示唆する。 被疑者の精神鑑定や、食生活に関する重大な疑念が絡む中、優子の言葉にはどこか違和感が残る……。 続きは、カクヨムでお読みください♪カクヨムでも♥マークをいただけると嬉しいです! ランキング参加中KADOKAWA × はてな小説投稿サイト「カクヨム」

  • カクヨム『ランビエの絞輪』第二章アポトーシス 01「タクシーが通り過ぎる」を更新!

    第二章アポトーシス自滅 01「タクシーが通り過ぎる」 殺人の第一発見者となった舞は、事件の翌朝、ニュースで報道されないことに不安を感じた。 食欲もなく、頭に残るのは昨日の絶望的な現場の光景。 舞は、現場を確認するため早めに家を出た。 夙川沿いの車道から見える巨大な染井吉野、その周囲にはまだ黄色い現場保存テープが残っており、警察官が見張っている。 そんな中、一台のタクシーが静かに通り過ぎた。 続きは、カクヨムでお読みください♪カクヨムでも♥マークをいただけると嬉しいです! ランキング参加中KADOKAWA × はてな小説投稿サイト「カクヨム」

  • カクヨム『ランビエの絞輪』第一章 10「テレビ報道」を更新!

    第一章 食行動と殺意 10「テレビ報道」 精神科病棟に寄った舞と小絵は、夕食後の患者達の異常な光景だった。 ある患者がテレビ報道を見て「殺してやる!」と叫び、暴れ出した……。 テレビ画面には、今朝の夙川で起きた男性の刺殺事件だった。 世間的には、犯人は、まだ野放しになっていると思われているが、舞は、真実を知っている。 しかし、彼女はその情報を小絵や看護師たちには口外できない。 事件の裏に潜む闇。 舞は、どこまでその秘密を探ることができるのか? 続きは、カクヨムでお読みください♪カクヨムでも♥マークをいただけると嬉しいです! ランキング参加中KADOKAWA × はてな小説投稿サイト「カクヨム」

  • カクヨム『ランビエの絞輪』第一章 09「揺れる視界の向こう」を更新!

    第一章 食行動と殺意 09「揺れる視界の向こう」 会議が終わった後、舞は栄養部長や漢方医と会議室に残り、謎めいた会話が展開する。 薬剤師、楓の登場により、話題は漢方療法や栄養療法の可能性へと変わっていく。 薬物治療に疑念を抱く楓が口にする言葉は、何かを暗示しているようだった。 舞と楓、そして角倉が、それぞれの信念を抱えながら対話を続け、病院内では錦城派と優子派の対立がますます抱いてゆく。 新たな光となるのか? 静かな会話の裏に潜む緊張感と、未来に繋がる計画の全貌が徐々に明かされる中で、舞は自らが危険な渦中にその中に気づいていく。 誰がその真実を隠しているのか? 続きは、カクヨムでお読みください…

  • カクヨム『ランビエの絞輪』第一章 08「不可解な行動」を更新!

    第一章 食行動と殺意 08「不可解な行動」 芦屋医大で行われる、精神疾患治療に関する研究会議。 優子が取り組む食事療法と漢方薬の導入は、伝統的な薬物療法を重んじる錦城派との激しい対立を生む。 低血糖症と精神疾患の関係を証明するため、膨大なデータを集め、エビデンスを見せる優子と舞。 だが、会議室には冷たい視線が飛び交い、錦城の反論が鋭く響く。 真実に迫ろうとする優子の決意と、その背後に隠された疲労。 果たして新薬の開発か、栄養療法か? 真の治療法はどちらなのか? 揺れ動く信念と、研究者たちの緊迫感が交錯する中、 物語はさらに深い闇へと進む――。 続きは、カクヨムでお読みください♪カクヨムでも♥マ…

  • カクヨム『ランビエの絞輪』第一章 07「新薬の発表」を更新!

    第一章 食行動と殺意 07「新薬の発表」 芦屋医大と井田製薬が共同開発した新薬が、厚生労働省から認可された。 その知らせに浮き立つ会議室。 しかし、そこに潜む闇に気付く者は少ない。 精神科患者を対象に行われた治験、 その背後に隠された危険性とは? 抗鬱薬『モーニスコプラ』が引き起こす副作用、 そして若い女性患者が体験する謎の症状。 舞の脳裏に蘇る白い女の姿は何を示唆しているのか? 躁と鬱の狭間で、徐々に迫る危機。 果たして新薬は救いとなるのか、 それとも破滅への序章に過ぎないのか? 緊迫する会議室の空気が、舞の不安をさらに煽る――。 続きは、カクヨムでお読みください♪カクヨムでも♥マークをいた…

  • カクヨム『ランビエの絞輪』第一章 06「合同カンファレンス」を更新!

    第一章 食行動と殺意 06「合同カンファレンス」 栄養療法を推進する舞は、栄養部での仕事を終え、定例の合同カンファレンスに向かう。 精神科医や薬剤師が集まる中、舞の関心は、薬物治療に疑問を抱く者たちに向けられていた。 伝統的な薬物依存治療を推進する医局長に対し、漢方医の資格を持つ医師は異端視される。 だが舞は、彼らに共感を抱いていた。 栄養療法はまだ、この大学病院では正式に認められていないが、舞はその重要性を信じて疑わない。 病院内で渦巻く思惑と隠された感情が、次第に明らかになっていく――。 治療の最前線で繰り広げられる、この静かなる戦いの行方は? 続きは、カクヨムでお読みください♪カクヨムで…

  • カクヨム『ランビエの絞輪』第一章 05「事件初日の昼休み」を更新

    第一章 食行動と殺意 05「事件初日の昼休み」 九号館の裏道を進むと、芦屋医大の総合病棟が見える。 舞はコンビニでおにぎりを買うと、ベンチに腰を下ろした。 このベンチは、舞にとって特別な場所だが、今朝の遺体の光景が頭をよぎり、気分は晴れない。 芦屋医大の教育棟は、かつて精神科病棟があった。 舞の祖父もここに入院していた。 新たに建て替えられた精神科病棟は、敷地内の利便性の良い場所に移動していた。 今の精神科医療は、薬物治療を主軸に、患者を『回転ドア』のように受け入れている。 舞は栄養療法を推進する立場でありながら、薬物治療に固執する精神科医たちの姿勢に疑念を抱いていた。 薬に依存し続ける病院の…

  • カクヨム『ランビエの絞輪』第一章 04「解剖実習室」を更新しました!

    第一章 食行動と殺意 04「解剖実習室」 舞は、解剖実習室に近付いていった。 大学院の授業で受けた解剖医の講義を思い出しつつ、芦屋医大の冷たい廊下を進んでいた。 廊下の突き当りは、搬入口だった。 扉を開けると外に通じ、そこには見覚えのある黒いセダンが止まっていた。 胸にざわめきを感じながら、その場を引き返した時、横から低い声が聞こえる。 振り返ると、そこには荒垣の姿があった。 続きは、カクヨムでお読みください♪カクヨムでも♥マークをいただけると嬉しいです! kakuyomu.jp

  • カクヨム『ランビエの絞輪』第一章 03「作り笑顔」を更新しました!

    第一章 食行動と殺意 03「作り笑顔」 精神科病棟に勤務する舞は、回診を終えた優子に緊急の話を切り出した。 舞は、容疑者の精神鑑定を優子が担当するのではないかと予測していたが、優子は「医局長が担当するかもしれない」と淡々と語った。 舞は、修士論文にこの事件を取り入れたいと考えているが、優子の反応はどこか冷笑的だった。 彼女の言葉に隠された真意に不安を思い出しながらも、その場を去る。 舞が目撃した出来事は本当に偶然なのか? そして優子の冷徹な態度に隠された真実とは何か? 思い空気が漂う中、物語は緊迫の展開へと進んでいく…… 続きは、カクヨムでお読みください♪カクヨムでも♥マークをいただけると嬉し…

  • カクヨム『ランビエの絞輪』第一章 02「大学院の指導教員」を更新しました!

    第一章 食行動と殺意 02「大学院の指導教員」 十時前、精神科病棟の事務室に入った舞は、 既に席に着いていた優子と目が合う。 優子は、舞の大学院での指導教員でもある。 この大学病院では、精神科の患者にも栄養指導が導入されている。 しかし、古い体制を変えるためには多くの障害があり、 その中でも特に難航したのが精神科医局長の承認だった。 医局長は薬物治療を信奉し、 栄養療法には興味を示さなかったが、 大学理事長の支持を得て改革が進められた。 舞は廊下を歩きながら、 今朝の白い女の精神鑑定を優子に話すタイミングを探る。 しかし、優子がスマホの緊急呼び出しに応じるため、その場を離れる。 その時、舞の胸…

  • カクヨム『ランビエの絞輪』第一章 食行動と殺意01「出勤」を更新しました!

    第一章 食行動と殺意 01「出勤」 芦屋医科大学病院で管理栄養士として働く舞は、 数少ない管理栄養士の中でも特別な存在だった。 昨年「認定管理栄養士」の資格を取得し、精神科病棟の医療チームに緊張した彼女は、さらに「専門管理栄養士」や医学博士を目指し、順調にキャリアを重ねている。 舞の指導教官は、冷徹な美魔女の異名を持つ仁川優子。 アメリカで精神医療と食事療法を極めたこの教授は、舞の理想の女性でもあった。 しかし、舞の心には一つの謎が潜んでいた。 続きは、カクヨムでお読みください♪カクヨムでも♥マークをいただけると嬉しいです! kakuyomu.jp

  • カクヨム『ランビエの絞輪』序章05「管理栄養士の推理」を更新しました!

    画像制作:ChatGPT 序章 薄絹が翻る 05「管理栄養士の推理」 舞が覆面パトカーから降りると、解剖医の荒垣壮太が現れた。 ラフな服装で一見無頓着な彼が、舞の早朝出勤の理由を問う。 舞は大学院の課題を例に挙げ、足早に病棟へ向かった。 人間の精神状態と食生活の関連性を研究する舞は、今朝の白い女の食生活に強い興味を抱いていた。 それとも、何らかの薬の副作用なのか? 舞の緻密な観察と鋭い洞察力は、事件の真相に迫れるのか? 続きは、カクヨムでお読みください♪カクヨムでも♥マークをいただけると嬉しいです! kakuyomu.jp

  • カクヨム『ランビエの絞輪』序章04「覆面パトカー内の事情聴取」を更新しました!

    画像制作:ChatGPT 序章 薄絹が翻る 04「覆面パトカー内の事情聴取」 時刻は午前七時前。 舞は覆面パトカーの後部座席に座り、通勤中の事情聴取が続く。 冷静な喜多川は、容疑者の精神異常の可能性や不可解な行動に迫る質問を舞に投げかけてくる。 舞は「ランビエの絞輪」を引き合いに、薬の副作用の影響を詳しく説明。 精神鑑定の重要性を強調し、食生活と犯罪の関連性についても触れる。 芦屋医科大学に到着すると、舞は、事件への強い興味と執念を抱き、捜査への協力を誓った。 舞は、真相に迫れるのか? 続きは、カクヨムでお読みください♪カクヨムでも♥マークをいただけると嬉しいです! kakuyomu.jp

  • カクヨム『ランビエの絞輪』序章03「女性刑事との出会い」を更新しました!

    画像制作:ChatGPT 序章 薄絹が翻る 03「女性刑事との出会い」 長身の女性刑事・喜多川俊子とベテラン査長・緒方佐助が、現場に到着し、目撃者の宇田川舞に事情を聞き始める。 緊張する舞に優しく接する喜多川と、冷静に状況を見極める緒方。 舞は、災害現場を目撃しているが、職業柄、犯人が精神病を患っている可能性が高いと直感する。 現場は次第に監視者や鑑識、救急隊員で騒がしくなるが、舞は「白い女は無罪だ」と直感していた。 美しく静かに眠る彼女が、本当に殺人を犯したのか? 胸に広がる疑問は、検視官の到着とともに新たな展開を迎えるのか? 続きは、カクヨムでお読みください♪カクヨムでも♥マークをいただけ…

  • カクヨム『ランビエの絞輪』序章02「通報」を更新しました!

    画像制作:ChatGPT 序章 薄絹が翻る 02「通報」 夙川沿いをウォーキングしていた管理栄養士・宇田川舞は、思いがけない光景に遭遇する。 浮浪者の男性がベンチで血を流し、白い寝間着を着た若い女性が桜の木の下で眠っている姿は、事件か、夢遊病か―― 舞は警察に通報し、現場の様子を動画で記録する。 捜査員が到着するまで、緊張の糸が切れることはない。 舞の目の前の光景は、ただの偶然なのか、危機的な出来事の裏に隠された真実を引き出す鍵となるのか? 謎に満ちた物語が幕開ける。 続きは、カクヨムでお読みください♪カクヨムでも♥マークをいただけると嬉しいです! kakuyomu.jp

  • カクヨム『ランビエの絞輪』序章 薄絹が翻る01「第一発見者」を更新しました!

    画像制作:ChatGPT 序章 薄絹が翻る 01「第一発見者」 管理栄養士の宇田川 舞は、早朝のウォーキング中に、白いネグリジェをまとった謎の女性を目撃する。 静まり返った川沿いの遊歩道で、舞は不思議な光景に引き寄せられ、女の後を追う。 そして、ベンチで横たわる男性のもとで、女が手にしたペーパーナイフを振り上げる瞬間を捉えた。 男が絶命するその刹那、舞は思わずスマホを手に取り、録画を開始する。 夢遊病者の仕業か、それとも計画的な犯行か? 謎めいた事件の背後に隠された真実に、 舞は一歩ずつ迫っていく――。 続きは、カクヨムでお読みください♪カクヨムでも♥マークをいただけると嬉しいです! kaku…

  • カクヨムで小説連載を始めました!

    久しぶりの投稿となります。 突然ですが、 小説投稿サイト『カクヨム』で、連載を始めましたので、お時間あるときに、ぜひお読みください!カクヨム会員のかたは、よろしければ、フォローやいいねをいただければ嬉しいです。《栄養》×《ミステリー》という新しい分野の小説にチャレンジしました。主人公は管理栄養士です。管理栄養士のプロファイリング(?)を、ぜひお楽しみください。毎朝毎晩8:00前後に、1日2話ずつ更新しています。 『ランビエの絞輪』久遠三輪(くおんみわ)名義⇒ https://kakuyomu.jp/works/16818093083331080563 ぜひ一話からお読みください。どうぞよろしく…

  • 結城真一郎『#真相をお話しします』読書レビュー

    おはようございます。本日の読書レビューは、結城真一郎氏の『#真相をお話しします』です。短編5編が収録されています。その中の『#拡散希望』は、昨年度の第74回日本推理作家協会賞(短編)を受賞!SNSを通して、日常に起こりそうな、些細なことが事件へと発展していく様は、「明日は我が身……」と、恐怖感を覚える内容でした! 「惨者面談」 「ヤリモク」 「パンドラ」 「三角奸計」 「#拡散希望」 「惨者面談」 家庭教師の仲介営業マンとして働く東大生が、新百合ヶ丘のある家庭を訪問します。私立の小学校に通う息子の家庭教師とのことでしたが、インターホーンを押しても、出てきた主婦の様子がおかしいのです……。昨日ま…

  • このミステリーがすごい!2023年版 第1位!呉 勝浩『爆弾』読書レビュー

    おはようございます。本日の読書レビューは、呉勝浩氏の『爆弾』です。この作品は、このミステリーがすごい!2023年版 国内編第1位!ミステリが読みたい!2023年版 国内編第1位!などを獲得した、今年最大の話題作!すでにオーディブルの聴き放題プランにも登場しています。 とぼけた中年男は一体、誰? 鈴木の予言通り、次々と爆発事故が! 警察は、爆弾を止められるのか? さいごに とぼけた中年男は一体、誰? この物語は、とぼけた中年男が、つまらない傷害事件で逮捕されるところから始まります。あくまで犯人ではなく、「被疑者」。男は、鈴木田吾作と名乗り、本名かどうかも怪しい……しかし、前科はなく、浮浪者として…

  • 森村誠一2003年『コールガール』読書レビュー

    おはようございます。本日の読書レビューは、森村誠一氏が2003年に発表した『コールガール』です。森村氏は、昭和時代から活躍されている現代のミステリー界の巨匠的な存在ですよね。恩師から、この作品のハードカバー本をいただいたので、読ませていただきました。 銀座の高級クラブ《庵》が舞台 山原の妻が不倫 国防庁の機密漏洩事件が表面化 さいごに 銀座の高級クラブ《庵》が舞台 銀座の夜は、高級クラブが多数あり、そこで働くホステスさんも、教養があり、レベルが高い!と評判ですよね。お店同士の競争率も高く、一流企業の役員クラス、実業家、著名人などなど、顧客も一流の男性たちです。《三立産業》という日本を代表する企…

  • 有栖川有栖2022年最新作『捜査線上の夕映え』このミス第3位!読書レビュー

    今週のお題「買ってよかった2022」 おはようございます。今年に入ってから、買ってよかったモノといえば、サービスになりますが、『オーディブル』の入会です!おかげで、月に20冊強の読書ができるようになり、感謝しています。 さて、本日の読書レビューは、有栖川有栖氏の新作『捜査線上の夕映え』です。今年の『このミステリーがすごい!』で、第3位に輝きましたね。最近のミステリーは、デビューして10年未満の若手が活躍する中、ベテラン作家のランクインは嬉しく思いました。 コロナ禍の火村准教授と有栖川有栖 被害者の出身地がカギ? 男女関係の怨恨? 見栄? お金? 今でも冴えていた火村准教授 コロナ禍の火村准教授…

  • 映画原作『月の満ち欠け』2017年 佐藤正午 読書レビュー

    おはようございます。本日の読書レビューは、佐藤正午さんが2017年に発表した『月の満ち欠け』です。12月2日に、映画も公開されましたね。 この作品は、第157回直木賞受賞作でもあります。 入り込んだ設定で、永遠にループされるような、魂の生まれ変わりが、丁寧に描写された作品でした。 主人公は、小山内堅という妻子を亡くした中年男性。ある日、青森から新幹線で東京に来ていました。7歳の少女とその母親と会うことになったのです。 「緑坂るり」という名の少女は、初対面なのに、以前から小山内のことを知っているように振る舞います。そして、「家族で一緒にどら焼きを食べたよね?」などと言う始末。 そして、「るり」と…

  • 《御影蔵》東武池袋店で日本料理・忘年会と『このミステリーがすごい!2023』

    おはようございます。昨日は、池袋の東武百貨店にある日本料理店《御影蔵》さんで、忘年会ランチでした。 陰謀論説やミステリー談義ができて、楽しいひと時となりました。 菊正宗酒造が運営する日本料理店《御影蔵》 丸盆に入ったミニ懐石 白いおでん 『このミステリーがすごい!2023』 菊正宗酒造が運営する日本料理店《御影蔵》 御影蔵さんは、兵庫県、灘の酒蔵《菊正宗》さんが運営する日本料理店です。数ヶ月に一度は訪れているのですが、季節の食材が味わえるのが嬉しいですね。 丸盆に入ったミニ懐石 どのお料理も、発酵調味料が使われていて、豪華なのに、健康的なお料理でした。写真に撮ると、季節の日本料理は美しいですね…

  • グルテンフリー!米粉で作る自家製シュトーレン

    おはようございます。本日は、久々のレシピです。12月に入り、クリスマスが近づくと《シュトーレン》というドイツ菓子が並ぶようになりますね。しかし、シュトーレンは、ナッツやドライフルーツがギッシリと入っているため、お値段は高価です。しかも、グルテンフリーを心がけている人にとっては、小麦製品です。ということで、学生時代の女子大伝統の調理学の教科書をもとに、米粉でアレンジしたシュトレーンを作ってみました。 米粉のシュトーレン 【材料】小振りのもの1本分 【作り方】 さいごに 米粉のシュトーレン パッと見は、小麦粉のシュトーレンと変わりません。成功です♪粉砂糖も、見た目はキレイですが、かなりカラダに悪い…

  • 『優しい死神の飼い方』知念実希人2016年 読書レビュー

    おはようございます。本日の読書レビューは、知念実希人氏が2016年に刊行した『優しい死神の飼い方』です。マンガ版も人気のようですが、オーディブルで光文社刊のものを、聴きしました。知念実希人氏の作品は、今年に入ってから発見した作家さんですが、『ガラスの塔の殺人』、そしてデビュー作の『レゾンデートル』の筆力のすごさに感動して、読破したい作家の一人となりました。この作品は、ファンタジーと医療ミステリー、死生観などが、ギュッと詰まった一冊!時折、切なさも合わせを持つ、五感をしびれさせる作品でした。 主人公は犬に扮した死神 レオの仕事 曰く付きの館 お屋敷親子の芸術センス 4人目の仕事は 殺人犯が忍び寄…

  • 有栖川有栖デビュー作!『月光ゲーム Yの悲劇'88』読書レビュー

    おはようございます。本日の読書レビューは、人気ミステリー作家、有栖川有栖氏のデビュー作!『月光ゲーム Yの悲劇'88』です。エラリー・クイーンの『シャム双生児の謎』を彷彿させる作品ですが、ただのオマージュ作品ではありません。デビュー作で、これだけのトリックやナゾの仕掛けが書けるとは!やはり人気作家になる方は、スタートもスゴイ! 主人公は有栖川有栖 休火山が噴火 火山が噴火するたびに、殺人が起こる 女子学生の優子が犯人か? 男女間の恋愛のもつれが動機か? さいごに 主人公は有栖川有栖 この物語の主人公は、作者の学生時代の有栖川有栖。京都の名門私立大学に入学して、ミステリー同好会に入会して、夏合宿…

  • 『漱石と倫敦ミイラ殺人事件』島田荘司1984年 読書レビュー

    おはようございます。本日の読書レビューは、島田荘司さんの初期の頃の作品『漱石と倫敦ミイラ殺人事件』です。オーディブルの聴き放題プランで見つけたので、最近の作品だと思っていましたが、なんと! 1984年に発表された作品でした。日本が誇る夏目漱石のロンドン留学中のエピソードと、架空の人物であるシャーロック・ホームズが、一緒にミイラ事件を解決するという物語です。 夏目漱石はベーカー街221Bの近所に下宿?! 下宿で亡霊の声に悩まされる漱石 漱石とシャーロック・ホームズの対面 ロンドン郊外のお屋敷 ミイラの遺体 漱石の思い付きが事件を解決 さいごに 夏目漱石はベーカー街221Bの近所に下宿?! 物語は…

  • 『本陣殺人事件』1946(昭和21)年 横溝正史 読書レビュー

    今週のお題「人生変わった瞬間」 おはようございます。本日の読書レビューは、横溝正史氏の『本陣殺人事件』です。横溝作品は、だいたい読破したのですが、こちらの作品は抜け漏れていました。横溝作品は、アガサ・クリスティー作品や乱歩作品と並んで、今の私をミステリー好きにしてくれた作家さんの一人です。『必読!日本のミステリー100』などに、必ず入っている作品なので、オーディブルで早速、耳読しました。 戦後初の密室トリック作品 金田一耕助の初登場作 田舎の名家に若い花嫁が嫁いでくる 怪しい3本指の男が田舎町を徘徊? 結婚式の翌日の悲劇 犯人はどこから屋敷の中へ? 3本指の男の遺体が見つかる さいごに 戦後初…

  • フランス料理《ル・レガル・トワ》西池袋で優雅ランチ忘年会

    おはようございます。中高時代の友人と、少し早い忘年会ということで、西池袋のフランス料理《ル・レガル・トワ》で優雅ランチを頂いてきました。 西池袋の東京芸術劇場から、立教大学方面に進む道の途中にある、隠れ家的なお店です。 飲食店街が並ぶ、雑居ビルの2階にあるのですが、通りに面した1階のエントランスがとってもオシャレです。 店内は、シックな赤い椅子で統一されていました。 家事で焼失したノートルダム寺院の絵画もステキですね。 私の席の後ろには、壁紙かわりの壁画が!ここは池袋なのに、レストランの中は、とてもパリ風の洗練された空間でした。 魚料理と肉料理がいただけるフルコースにしましたが、ランチなので3…

  • 2022年芥川賞受賞作!『おいしいごはんが食べられますように』高瀬 隼子 読書レビュー

    おはようございます。本日の読書レビューは、2022年の芥川賞受賞作!高瀬 隼子さんの『おいしいごはんがたべられますように』です。以前、電車の窓に講談社さんの広告シールが貼ってあるのを見かけて気になっていました。図書館の順番待ちは100人越えですし、ほとぼりが冷めたら……と思っていたら、オーディブルの聴き放題プランに登場していました!話題作が、オーディブルの会費内で楽しめるとは、ありがたいですよね。 小さな職場の人間関係に親しみが持てた作品! ちゃんとしたごはんよりもカップ麺が好きな主人公 芦川さんを嫌う同僚の女子社員 芦川さんへの嫌がらせが始まる 二谷も恋人のお菓子作りにうんざりしていたが………

  • 『オリンピックの身代金 』2008年 奥田英朗 読書レビュー

    おはようございます。本日の読書レビューは、奥田英朗氏の著書『オリンピックの身代金 』です。10年ほど前に、テレビ朝日の二夜連続スペシャルで観た覚えがありましたが、その原作とは、知らずに、手に取りました。竹野内豊さんと松山ケンイチさんのダブルキャストだったのは、記憶していたので、原作の登場人物も、そのままの想像で読み進められました。改めて読むと、名作でした。 原作では犯人側の大学院生が主人公 昭和39年東京オリンピック オリンピック関係者や競技予定地で爆破事故 国男の動機は身代金? 犯人も警察も、両方応援したくなる小説 最後に 原作では犯人側の大学院生が主人公 テレビドラマでは、警察側の竹野内豊…

  • バターチキンカレーでグルテンフリーランチ!

    おはようございます。先日、久しぶりにインド料理店《チャオサイゴンパリバール中野坂上》さんへ行き、バターチキンカレーをいただきました。 ナンは我慢して、ライスにしました。こちらのお店のごはんは、サフランライスではなく、普通のごはんです。ごはん小にしても、このボリューム! コックリと煮込まれたカレーソースとバターのハーモニーが絶品でした。鶏肉もホロホロです。 順不同となりますが、カレーセットの前に、サラダがつきます。インドらしく、カレー風味のドレッシングがかかっています♪各テーブルには、ジャスミンティーが飲み放題! ご一緒した同僚は、ナンでバターチキンカレーを堪能していました。ナンでバターチキンを…

  • 2022年11/18公開!映画『ザリガニの鳴くところ』鑑賞レビュー

    おはようございます。昨日はTOHOウェンズデイだったので、先週公開(2022年11月18日金)されたばかりの映画『ザリガニの鳴くところ』を鑑賞してきました。 公開からまだ一週間を経過していないのと、祝日だったため、朝からほぼ満席でした。既に小説を読んでいたので、結末は知っていましたが、ほぼ原作に忠実に再現された映画でした。 www.zarigani-movie.jp 主演のデイジー・エドガー=ジョーンズが、小説のカイアを見事に演じ、想像で読んでいた部分も、実際はこうだったんだと、物語を深く学習できました。 原作は、全世界で1,500万部を売り上げたベストセラー!しかも、ディーリア・オーエンズさ…

  • 『その女アレックス』2011年 ピエール・ルメートル読書レビュー

    おはようございます。本日の読書レビューは、ピエール・ルメートルの『その女アレックス』です。2011年にイギリスで発表され、翌年、イギリス推理作家協会賞を受賞しているた作品です。 美人看護師のアレックスが誘拐される 名刑事カミーユが出動! 誘拐された女性は誰? 誘拐犯が事故死 パリで男性の硫酸がけ遺体が続々と 南仏では、女性の硫酸遺体 二転三転の大逆転劇 さいごに 美人看護師のアレックスが誘拐される 舞台はパリ。看護師として働くアレックスは、派遣看護師のような形で、一つの病院に長くは勤めていませんでした。病院を転々としているのには、ワケがあるのでしょうか?ちょうど、仕事の切れ目の時、アレックスは…

  • 第75回日本推理作家協会賞受賞作『大鞠家殺人事件』芦辺拓 2022年 読書レビュー

    おはようございます。本日の読書レビューは、芦辺拓氏の『大鞠家殺人事件』です。この作品は、2022年度、第75回日本推理作家協会賞の受賞作!昭和18年から20年にかけて、大阪船場の商家で起きた連続殺人事件が描かれた大作です。 大阪大空襲前の、古き良き大阪が描かれており、関西出身の私も、楽しく読むことができました。 老舗化粧品会社≪大鞠百薬館≫創業一家 大鞠家には座敷童が? 利発で探偵好きな末妹の文子 大鞠家で泥棒騒ぎ・殺人騒ぎ 女学校時代の友人に再会 大鞠家の主が殺される 大鞠家の老嬢・多可 次々と大鞠家の主要人物が亡くなる 探偵が登場! 本当の探偵は美禰子自身? さいごに 老舗化粧品会社≪大鞠…

  • 池袋《開楽》さんでジャンボ餃子に舌鼓!創業1954年 餃子の老舗

    おはようございます。休日は、管理栄養士の友人と池袋のジュンク堂に行って、資料探しをしました。現役の管理栄養士さんは、やはり博学ですね。私の疑問点は、どんなジャンルのどんな本に書かれているのか、すぐに探し出してくれました。 専門書は高額なので、図書館で借りれるものは図書館予約して、比較的安価なものは購入することに! そのあとは、行列のできる餃子屋《開楽》(かいらく)さんへ! 餃子1個で、握りこぶしぐらいのビックサイズ!一人前3個から、オーダーできるので、一人3個ずつ頂きました。 www.kailaku.jp 2人とも小食なので、チャーハンもシェア。どのお料理も、量が多いので、半チャーハン&ジャン…

  • 鮎川哲也『リラ荘殺人事件』1968年 読書レビュー

    おはようございます。本日の読書レビューは、鮎川哲也が遺した名作の1つ『リラ荘殺人事件』です。1968年に発表された、密室殺人の代表作!日本の必読ミステリーベスト100などに、必ず入っている作品ですね。海外ミステリーを含め、古い作品から新しい作品まで、いろいろ読んでいますが、鮎川哲也作品は、本作で2作目。もっと早くに読んでおけば、良かったなぁと思いました。 豪邸を改装した美大の寮での殺人 リラ荘の近くの崖で謎の遺体が発見 婚約発表 合計で何人の被害者が出る? 探偵役は? さいごに 豪邸を改装した美大の寮での殺人 タイトルにもなっている《リラ荘》は、戦前の故大富豪が所有していた、別荘でした。埼玉県…

  • 『ガール・オン・ザ・トレイン』読書レビュー 2015年ポーラ・ホーキンズ著

    おはようございます。本日の読書レビューは、イギリスの女性作家ポーラ・ホーキンズが2015年に発表した『ガール・オン・ザ・トレイン』です。この作品は翌年、ハリウッドで映画化されて、大ヒット!書籍もイアン・フレミング・スチール・ダガー賞や、国際スリラー作家協会賞にノミネートされ、世界的なベストセラーとなりましたね。紙の書籍を所有しており、映画も観ましたが、オーディブルに登場していたので、改めて耳読してみました。 主人公はアルコール中毒で失業中のレイチェル 電車の中からブロンド女性の浮気現場を目撃? 毎日のように元夫トムに電話 レイチェルの土曜日の行動 理想のブロンド妻が行方不明に! メガンの夫を訪…

  • 無印良品 板橋南町22店11/17オープン!関東最大級のオシャレ空間が圧巻!

    おはようございます。昨日(2022年11月17日(木))、家の近所に、関東最大級のフロア面積を誇る、《無印良品》板橋南町22店がオープンしました。ちょうど、在宅ワークでしたので、お昼休みに探検してきました。 初日なので華やか!楽団員 2階の生鮮食品コーナー アイス・スタンド(2階) 2階のオープンカフェ 絵本コーナー 衣料品と日用品コーナー3階 窓際のエスカレーターからの景色 4階は家具とインテリアコーナー 店内の木材は東京都多摩市の森林から! 初日なので華やか!楽団員 山手通りに面した大型店舗の《無印良品》板橋南町22店。池袋から板橋方面に行くバス亭の真ん前に位置するので、バスからも続々とお…

  • 『ブラック・サマーの殺人』読書レビュー ワシントン・ポーシリーズ2021年

    おはようございます。本日の読書レビューは、『ブラック・サマーの殺人』です。M・W・クレイヴン氏が2021年に発表した作品です。イギリスの国家犯罪班に在籍する老獪刑事、ワシントン・ポーのシリーズ第2弾!『ストーン・サークルの殺人』の続編です。オーディブルなら、聴き放題で耳読できます! 主役のポー刑事が殺人容疑で逮捕!? 殺されたはずのシェフの娘が生きていた? DNA鑑定をパスした娘は薬漬けで軟禁 キートンの罪が解け、ポー刑事が誤認逮捕で有罪? 分析官ブラッドショーが登場! ブラックサマーのなぞ キートンの娘は偽物か? さいごに 主役のポー刑事が殺人容疑で逮捕!? アメリカの首都ワシントンをファー…

  • ハーバード医学博士ウーマ・ナイド著 2021年『脳の不調を治す食べ方』読書レビュー

    おはようございます。本日の読書レビューは、『脳の不調を治す食べ方』です。この本の著者は、ハーバード・メディカル・スクールの医学博士であるウーマ・ナイド女史。医師として多忙を極める中、自身がガンになり克服した経験があるため、どの章も説得力があります。医師でありながら、栄養士や調理の資格も取得し、《栄養精神科医》として活躍されています。 カラダの不調の原因は食生活が原因! 腸は「第二の脳」と呼ばれるのは本当だった! 心の病も食生活と腸内改善で開放に向かう 脳にいい料理と食事 さいごに カラダの不調の原因は食生活が原因! 私も個人的に、全ての病気や心の病、犯罪行動は、日頃の食生活の影響! と考えてい…

  • 神崎恵 2022年『神崎メソッド自分らしく揺らがない生き方』読書レビュー

    おはようございます。本日の読書レビューは、美容家・神崎恵さんの『神崎メソッド自分らしく揺らがない生き方』です。神崎さんの書籍は、以前からヤル気UPや、時短メイク&スキンケアのお手本としてチェックしていました。私と年代も近いので、参考になる部分が多いです。 一日のルーティンが参考になった! 家の中では手ぶらで歩かない! 噂話に耳を傾けない いじめや嫌がらせは逃げる! 揺らがない自分になるために さいごに 一日のルーティンが参考になった! 神崎さんは、3人のお子さんがいらっしゃるのに、1年に2~3冊は新しい書籍を出版していますよね。各美容雑誌にも、神崎さんの連載があったり、TV出演や、イベント開催…

  • 2020年 ディーリア・オーエンズ『ザリガニの鳴くところ』読書レビュー

    おはようございます。本日の読書レビューは、ディーリア・オーエンズの『ザリガニの鳴くところ』です。この作品は、日本でも2020年度 このミステリーがすごい!海外部門で2位にランクインした異色ミステリー!2021年度の本屋大賞(海外版)では堂々の一位!全米では1,500万部のベストセラーとなり、今年(2022年)11月18日には、日本でも映画が公開されますね。 1969年ノースカロライナ州の湿地で男の死体が発見 主人公は一人で湿地で育ったカイア カイヤが6歳の時に父子家庭に 10歳の時に父親が出奔 12歳で文字が読めるように すれ違いの悲劇 1969年の事故 70歳で小説家デビュー!著者のディーリ…

  • 西池袋ドリームコーヒーで名物玉子トーストとグァテマラとミステリー小説

    おはようございます。昨日は、久しぶりに西池袋のドリームコーヒーさんで、名物の玉子トーストとコーヒーをいただきました。平日は、脳と身体を守るために、カフェインレスと小麦フリーを心がけているので、土曜日だけコーヒーと小麦をOKとしています。 ドリームコーヒーでは、ブレンドと本日のコーヒーがあります。たいていブレンドかアメリカンなのですが、昨日の『本日の日替り』がグァテマラでしたので、ストレートコーヒーにしました。 お店の奥にお邪魔すると、焙煎室の脇に、グァテマラのポスターがありました。 ついクセで、ミルクを入れてしまったのですが、グァテマラはブドウのようなフルーティーな味わいがあるとのこと。次回は…

  • 第39回 江戸川乱歩賞受賞作 1993年 桐野夏生『顔に降りかかる雨』読書レビュー

    こんにちは。本日の読書レビューは、桐野夏生さんの『顔に降りかかる雨』です。この作品は、1993年、第39回 江戸川乱歩賞受賞作!バブル期のオシャレな雰囲気と、カッコいい女性主人公の活躍が印象的でした。この作品の登場で、日本にも、女性のハードボイルド小説が誕生した! と当時、話題になったそうですね。桐野夏生さんは、その後、直木賞作家となり、2015年には紫綬褒章も受賞されていますね。 主人公は探偵の娘、村野ミロ 親友の失踪事件に巻き込まれる 燿子の死体写真が発見される 盗み癖のある燿子の秘書 金髪女の存在 さいごに 主人公は探偵の娘、村野ミロ 主人公は、2年前に夫に先立たれた31歳の女性。大卒で…

  • 2022年 第68回 江戸川乱歩賞贈呈式が豊島区内で開催!

    今週のお題「やる気が出ないときの◯◯」 おはようございます。やる気が出ないときは、目標を達成している人たちを、自分の眼で見に行くことで、テンションを上げることでしょうか?去る、2022年11月7日(月)に、豊島区内で、栄誉ある2022年度、第68回 江戸川乱歩賞贈呈式が行われ、私も見学に行ってきました! 第68回 江戸川乱歩賞授賞式 はやくも『此の世の果ての殺人』の主題歌が披露! 日本推理作家協会賞 贈呈式 贈呈式に登壇された作家さんたち 贈呈式のあとは西武百貨店《にっこりまっこり》のサムゲタン 第68回 江戸川乱歩賞授賞式 本番中の撮影は、禁止されていたので、会場風景の雰囲気だけ。 『小説現…

  • 2012年 鮎川哲也賞受賞作 青崎有吾 『体育館の殺人』読書レビュー

    おはようございます。本日の読書レビューは、青崎有吾氏の『体育館の殺人』です。この作品は、2012年度の鮎川哲也賞を受賞した作品!学園ものミステリーですが、「体育館の舞台」という限られた密室で起こる殺人は、本格的でした。青崎有吾氏のデビュー作でありながら、完成度が高い! 語り手の女子高生が主人公 体育館で男子高校生の遺体が発見 探偵現る! 警察もタジタジ!高校生探偵 さいごに 語り手の女子高生が主人公 この作品の主人公は、卓球部に所属する高校2年生の女子高生。年の離れた兄がおり、20代半ばの駆け出しの刑事です。ある日、中間テストの上位者が廊下に張り出され、高校3年生に、9教科満点の900点をマー…

  • 第21回鮎川哲也賞受賞作2011年山田 彩人『眼鏡屋は消えた』読書レビュー

    おはようございます。本日の読書レビューは、2011年刊行、山田 彩人氏の第21回鮎川哲也賞受賞作『眼鏡屋は消えた』です。 男女共学の私立高校の生徒たちが活躍する学園ものの密室トリックミステリーです。 主人公は記憶障害になった女性英語教師 親友とそっくりな演劇部の女子生徒 8年前の同級生に連絡をとる 元級友の私立探偵 元級友探偵に親友の死因調査を依頼 『眼鏡屋は消えた』の内容は? 時計台の密室が明かされる さいごに 主人公は記憶障害になった女性英語教師 この作品の主人公は、舞台となった学園出身の女教師・藤野。演劇部の顧問で、8年前に自殺した生徒の遺作『眼鏡屋は消えた』という脚本を、学園祭の演劇で…

  • 株主優待券でベーカリーレストラン《サンマルク》ランチ川西けやき坂店

    今週のお題「やる気が出ないときの◯◯」 おはようございます。やる気が出ないときは、美味しいものを食べるのが一番ですね。 帰省時、父がサンマルクの株を持っているようで、株主優待券でランチをいただきました。なかなか豪華なフランス料理風コースでした。 前菜はオマールエビのムース スープは、マッシュルームのポタージュスープでした。 なかなか美味です♪ サラダは、数種類のキノコが入ったマッシュルームサラダでした。オリジナルドレッシングが和風で、さっぱりしていました。 メインディッシュは、アボカドとキノコのハンバーグ。 季節のコース料理だったので、きのこ料理が多く、嬉しく思いました。 1/2カットの玉ねぎ…

  • 龍野~姫路散策 ガレリアのイカ墨ピラフランチ&姫路名物アーモンドトースト

    今週のお題「やる気が出ないときの◯◯」 おはようございます。11月の飛び石連休を利用して、兵庫県たつの市と姫路を散策してきました。やる気が出ないときの気分転換は、ショートトリップが一番ですね。 龍野町を全貌できる鶏籠山(けいりゅうざん) 明治時代の銀行跡を改造したカフェ《ガレリア》 龍野神社 姫路名物アーモンドトーストと《はまもとコーヒー》 姫路城のライトアップ 龍野町を全貌できる鶏籠山(けいりゅうざん) 龍野は、淡口醤油や《揖保乃糸》でおなじみの素麺の名産地です。戦争で焼けなかったので、江戸時代の街並みがそのまま保管されており、龍野城跡や、龍野藩最後のお殿様、脇坂家のお屋敷、武家屋敷などは、…

  • 鮎川哲也賞受賞作2009年 相沢 沙呼『午前零時のサンドリヨン』読書レビュー

    おはようございます。本日の読書レビューは、相沢 沙呼氏の『午前零時のサンドリヨン』です。この作品は、2009年の鮎川哲也賞受賞作!相沢 沙呼氏は、ドラマ化もされている『城塚翡翠』シリーズでも有名ですね。 コミカルな学園ミステリー 冴えない男の子が美少女マジシャンに一目ぼれ 学校の屋上に幽霊が出る? 音大志望者の女子生徒がノイローゼぎみ? 音楽室は密室 さいごに \ご案内/『なぜ人は食べすぎるのか?』 コミカルな学園ミステリー 10数年前の、とある男女共学の高校が舞台の学園ドラマで、過去に自殺した女子生徒の霊や、音楽室で起こる紛失事件など、一応「密室トリック」が題材となっています。『鮎川哲也賞』…

  • 川西阪急百貨店《かんみこより》和食ランチと星野珈琲店

    今週のお題「やる気が出ないときの◯◯」 おはようございます。やる気が出ないときは、のんびりと帰省して、地元のデパートを母とブラブラして、美味しいものを食べるのが一番ですね。 母とのお出かけは、地元の川西阪急百貨店に行き、《かんみこより》という和食店でランチ、その後、洋服を見て、星野珈琲店でコーヒー・ブレイクという流れです。 《かんみこより》川西阪急店 星野珈琲店のスフレパンケーキと星野ブレンド 《かんみこより》川西阪急店 《かんみこより》さんは、和食ランチコースと、あんみつなどの甘味がいただける和食カフェ。 いつも松花堂弁当を頂いていたのですが、メニューが一変して、サラダと前菜がついた和食コー…

  • ANAの空旅と空弁と神戸にしむら珈琲

    おはようございます。昨日から飛び石連休で四連休という方も多いことでしょう。 私にとって、帰省が旅行のようなものです。 飛行機好きなので、空港に来るとワクワクしますね。 ANAの空旅 空弁は崎陽軒のシューマイ弁当 神戸にしむら珈琲店 \ご案内/『なぜ人は食べすぎるのか?』 ANAの空旅 フライト時間より、少し早めに空港へ行き、空弁も楽しみました。 空港の広々とした空間を眺めると、果ての国へ行けそうな錯覚が起きます。 いつか、会社に束縛されず、時間に縛られないノマドワーカーになりたいと、切に思いました。 空弁は崎陽軒のシューマイ弁当 今回の空弁は、なかなか食べる機会のない、崎陽軒のシューマイ弁当に…

  • 鮎川哲也1944年頃『ペトロフ事件』読書レビュー

    おはようございます。本日の読書レビューは、密室ミステリーの巨匠・鮎川哲也のデビュー作『ペトロフ事件』です。この作品は、鮎川氏が戦前、大連で完成させた初の小説原稿だったそうです。しかし、日本への引き上げ船の混乱で紛失しました。記憶を頼りに書き起こし、1949年(昭和24年)、当時のミステリー専門雑誌『宝石』長編小説コンテスト特別賞を受賞しました。 鮎川哲也が生み出した、名探偵は、鬼貫警部ですね。そのシリーズの第一作となります! 戦前の中国《大連》で資産家の高齢ロシア人男性が殺害される 甥のアントン・ペトロフ アントンの従兄ニコライ&アレクサンドル兄弟 イワンの死顔は穏やかだった 舞台はハルピンへ…

  • エラリー・クイーン1933年『シャム双生児の謎』読書レビュー

    おはようございます。本日の読書レビューは、エラリー・クイーンの代表作の一つ『シャム双生児の謎』です。1933年に発表された作品なので、ミステリー小説の古典とも呼ばれていますね。 旅行中のクイーン警視父子が山火事に 翌朝、主の銃殺遺体が見つかる シャム双生児とは? 指輪が次々と無くなる 屋敷にいた人物 殺人の動機は遺産目当て?嫉妬?盗癖? さいごに \ご案内/『なぜ人は食べすぎるのか?』 旅行中のクイーン警視父子が山火事に ワシントンで活躍しているクイーン警視は、休暇中に息子のエラリーと一緒に、自動車で旅行をしていました。アメリカ北部の山中で、山火事に遭遇し、山頂にあるお屋敷に避難しました。そこ…

  • 知念実希人2017年『崩れる脳を抱きしめて』読書レビュー

    おはようございます。本日の読書レビューは、知念実希人さんの『崩れる脳を抱きしめて』です。この作品は、2017年に発表されたもので、ミステリー作家の知念幹人さん初の恋愛小説となるそうです。 この作品、3度ほど、泣ける場面があるので、密室で読むことをおすすめします。オーディブルなら、聴き放題プランに入っています。 主人公は脳外科医を目指す26歳の男性研修医 研修で神奈川県の葉山の療養施設へ 毎日会ううちに、惹かれあう ユカリの死 ユカリは幻か? 本当のユカリは誰? 恋愛小説でありながらミステリー さいごに \ご案内/『なぜ人は食べすぎるのか?』 主人公は脳外科医を目指す26歳の男性研修医 実家のあ…

  • マルエツのオシャレ・デリでホームパーティー

    おはようございます。この週末は、友人が我が家に集まったので、近所のマルエツでお買い物をして、ホームパーティーを開きました。 マルエツには、米粉パンを使用した大豆ミートのハンバーガーや、チキンサンドもあり、グルテンフリーの手作りデリも充実しています。 具沢山のサラダ、お店で手作りされたバターチキンカレーとグリーンカレー、チーズナンも絶品でした。手前のチキンカツは、近所のお肉屋さんのもの。 サンドイッチやハンバーガーは、ジャンクフードとみなされがちですが、米粉&雑穀パンのバンズにしていただけると、栄養価も高くなるので、嬉しいですね。野菜もたくさん入っていて、アボカドと大豆ミートの組み合わせはマッチ…

  • 2022年江戸川乱歩賞受賞作 荒木あかね『此の世の果ての殺人』

    おはようございます。本日の読書レビューは、今年(2022年)の江戸川乱歩賞受賞作『此の世の果ての殺人』です。荒木あかねさんは、江戸川乱歩賞史上、最年少!23歳で受賞された傑作。今年の乱歩賞の最終選考は、審査員の意見が分かれることなく、満場一致だったそうです。早速、Kindle版を購入しました。 地球に小惑星が接近 地球が終わるのに免許を取りに行く小春 教習車のトランクから女性の遺体が発見 福岡県警に行くと…… 小春と女性教官が犯人捜し! 小春の弟が失踪 事件は小春と関与していた? さいごに \ご案内/『なぜ人は食べすぎるのか?』 地球に小惑星が接近 この物語は、あと半年ほどで、地球に小惑星「テ…

  • トミー・ウンゲラー作・絵 2022年『アルメット』読書レビュー

    おはようございます。本日の読書レビューは、絵本です!トミー・ウンゲラー作、谷川俊太郎さん訳『アルメット』。迫力ある、独特の色彩が美しく、個性的な絵が印象に残りました!谷川俊太郎さんの、美しい日本語とも、マッチしています。 アルメット 作者:トミー・ウンゲラー 好学社 Amazon こちらの読書レビューは、絵本・童話の創作online『新作の嵐(あらし)』さんに投稿させていただいたので、詳細は、以下よりご覧ください! 現代版の『マッチ売りの少女』は、たくましい! アルメット 作者:トミー・ウンゲラー 好学社 Amazon

  • 『ストーンサークルの殺人』読書レビュー ワシントン・ポーシリーズ2019年

    おはようございます。本日の読書レビューは、M・W・クレイヴン氏の『ストーンサークル殺人事件』です。2019年に、英国推理作家協会賞最優秀長篇賞『ゴールド・ダガー』を受賞した作品で、日本でも大好評のようですね。海外の人気小説は、なかなかオーディブルの聴き放題プランに入らないのですが、本作品は、先週10/21から聴けるようになりました! 早速の拝聴です。 イギリスの巡礼地『ストーンサークル』に中高年の遺体が! ポーの部下は二十歳の才女ティリー・ブラッドショー 4人の少年のその後 警察内部に密告者が? さいごに \ご案内/『なぜ人は食べすぎるのか?』 イギリスの巡礼地『ストーンサークル』に中高年の遺…

  • 藤原伊織1995年江戸川乱歩賞受賞作『テロリストのパラソル』読書レビュー

    おはようございます。本日の読書レビューは、藤原伊織さんの『テロリストのパラソル』です。本作は、1995年の江戸川乱歩賞受賞作!私が今まで読んだ乱歩賞作品の中で、一番のお気に入りの作品です。くたびれた中年男性が主人公なのですが、アウトロー的な感じが、なんともカッコいいのです! 主人公はアル中のバーテンダー 新宿中央公園でテロ 島村の過去とトラウマ テロの被害者に桑野の名が バーにヤクザの子分が忠告に 女子大生と一緒に黒幕探し さいごに \ご案内/『なぜ人は食べすぎるのか?』 主人公はアル中のバーテンダー 主人公は、島村というアル中のバーテンダー。新宿中央公園から近い、雑居ビルの片隅にあるバーで、…

  • 知念実希人2018年『祈りのカルテ』読書レビュー

    おはようございます。本日の読書レビューは、2018年に刊行された知念実希人さんの『祈りのカルテ』です。医大を卒業し、医師国家試験に合格した主人公が、インターンとして、各科を回り、将来、何の専門医になるかを決めていくストーリーです。各科での、異なる症状で入院している患者と触れ合う、短編集で、どのお話もラストは、心がほっこりします。あまりTVは観ないのですが、今秋からTVドラマにもなっているようですね。 彼女が瞳を閉じる理由 悪性の境界線 冷めない傷痕 シンデレラの吐息 胸に嘘を秘めて さいごに \ご案内/『なぜ人は食べすぎるのか?』 彼女が瞳を閉じる理由 主人公で研修医の諏訪野は、一か月間、精神…

  • 知念実希人2017年『屋上のテロリスト』読書レビュー

    今週のお題「わたしは○○ナー」 こんにちは。私は、自身の勉強もかねて、毎日のように小説を読んでいるので、今週のお題では、「読書レビュアー」というところでしょうか?さて、本日の読書レビューは、知念実希人さんが2017年に発表した『屋上のテロリスト』です。第二次世界大戦後、ポツダム宣言を受諾しなかった日本が、東西に分裂したという設定の物語。「もし●●だったら~」系の小説で、エンターテイメント性は抜群でした! 主人公は自殺願望の強い男子高校生 彰人のバイト内容は? 美少女に振り回される生きる希望を? さいごに \ご案内/『なぜ人は食べすぎるのか?』 主人公は自殺願望の強い男子高校生 両親を亡くし、将…

  • ロバート・K・レスラー2000年『FBI心理分析官』読書レビュー

    おはようございます。本日の読書レビューは、20年ほど前に、日本でも話題になった故ロバート・K・レスラー氏の『FBI心理分析官』です。1970年から1980年代にかけて、全米を震撼させた凶悪事件の殺人鬼をプロファイリングした一冊!この本のあと、日本の犯罪史や、ミステリー小説でも「プロファイリング」という言葉が使われるようになりました。 連続殺人鬼は知能指数IQが高い白人男性 暴力は親から受け継いでいる? 家族への復讐の対象が無差別殺人に? 罪悪感がない? なぜアメリカでは白人男性の殺人鬼が多いのか? さいごに \ご案内/『なぜ人は食べすぎるのか?』 連続殺人鬼は知能指数IQが高い白人男性 レスラ…

  • 知念実希人2021年『傷痕のメッセージ』読書レビュー

    おはようございます。本日の読書レビューは、2021年に発刊された知念実希人『傷痕のメッセージ』です。 主人公は30代前半の女医 父のメッセージ 胃に暗号が…… 28年前の連続殺人事件が再発 父の傷痕のメッセージとは? さいごに \ご案内/『なぜ人は食べすぎるのか?』 主人公は30代前半の女医 主人公は千早(ちはや)という30代前半の女医さん。母親を早くに亡くし、父子家庭で育ちました。父親は警備会社に勤めており、授業料の高い医学部の学費も出してくれました。無口な父とは、話すこともなく、大学時代から大学病院の近くで、千早は一人暮らしをしていました。 傷痕のメッセージ (角川書店単行本) 作者:知念…

  • 宇野碧2022年小説現代長編新人賞受賞作『レペゼン母』読書レビュー

    今週のお題「わたしは○○ナー」 おはようございます。今週のはてなブログのお題ですが、私は、毎日のように読書レビューを書いているので、「読書レビュアー」といったところでしょうか? さて、本日の読書レビューは、昨年2022年度の《小説現代長編新人賞》受賞作、宇野碧さんの『レペゼン母』です。ヒップホップのMCバトルを繰り広げる物語なのですが、なぜか、最後は涙が出てきて、なかなか感動ものでした。 主人公は60代の梅農家の女主人 義娘からヒップポップを教わる ヒップポップの大会に出場 息子が四国で逮捕!? 息子の今の正体は? 東京大会 さいごに \ご案内/『なぜ人は食べすぎるのか?』 主人公は60代の梅…

  • キャロル・オコンネル2010年『愛おしい骨』読書レビュー

    おはようございます。本日の読書レビューは、キャロル・オコンネルが2010年に発表した『愛おしい骨』です。日本でも、2011年度《このミステリーがすごい!》海外小説部門で1位に輝いた作品なので、ご記憶の方もいらっしゃることでしょう。 主人公が20年前の実弟行方不明事件を探る 年老いた元判事の実父と年老いた家政婦 オーレンとジョシュアの美少年兄弟 ジョシュアはオーレンと間違えられて被害者に? 元警官の大学教授 黒幕はセアラの夫の弁護士か? 大学教授か? 他に怪しい人たちは さいごに \新刊のご案内/『なぜ人は食べすぎるのか?』 主人公が20年前の実弟行方不明事件を探る 主人公は、37歳のオーレン・…

  • 《もうやんカレー》池袋店でカレービュッフェランチ

    おはようございます。昨日は、有休をとって、故ダイアナ妃の映画『スペンサー ダイアナの決意』を鑑賞してきました。ご健在の王族も多いため、起伏のないストーリー展開となっていましたが、主演のクリステン・スチュワートが、ため息が出るほどダイアナ妃にそっくりで美しかったです。舞台となるイギリス郊外の田園風景や、王室独自の仕来りなど、見どころも多かったです。 さて、映画のあとは、池袋のカレーの名店《もうやんカレー》さんへ! 《もうやんカレー池》ランチビュッフェ ビュッフェ内容 ごはんは3種類 カレーソースも数種類! さいごに 《もうやんカレー池》ランチビュッフェ ランチはビュッフェ形式になっており、 一皿…

  • 知念実希人2018年『神のダイスを見上げて』読書レビュー

    おはようございます。本日の読書レビューは、知念実希人さんが2018年に発表した、『神のダイスを見上げて』です。 知念実希人さんの作品は、医学ミステリーが多いのですが、この作品は、殺人事件は起こりますが、ミステリーという感じではありません。 《ダイス》という小惑星が、地球に衝突するため、あと5日で地球消滅の危機がある、という設定です。 地球滅亡の一週間前に姉が殺される 地球滅亡まであと5日で復讐! ピストルを入手 異常な姉弟愛 姉・圭子のなぞ 真相は? さいごに \新刊のご案内/『なぜ人は食べすぎるのか?』 地球滅亡の一週間前に姉が殺される 主人公は、漆原亮(うるしばら りょう)という17歳の高…

  • 知念実希人デビュー作『レゾンデートル』読書レビュー

    今週のお題「カバンの中身」 おはようございます。カバンには、いつもKindle専用端末の《Fire》が入っているので、移動中は読み上げ機能やオーディブルの耳読に重宝しています。 さて、本日の読書レビューは、知念実希人さんの『レゾンデートル』です。知念実希人さんは、現役医師であり小説家なので、医学考証もさることながら、人の心理面の描写も迫力がありますね。 『レゾンデートル』とは? 末期がん患者である若き男性医師 切り裂きジャック 主人公とジャック 警察の魔の手 後半の主人公の活動に涙 さいごに 『レゾンデートル』とは? この作品は、2011年に、『ばらのまち福山ミステリー文学新人賞』を受賞した作…

  • アガサ・クリスティー1924年『西洋の星の盗難事件』読書レビュー

    今週のお題「カバンの中身」 おはようございます。カバンの中身は、文庫本とKindle専用端末《Fire》で、歩いているときは、Fireで耳読、電車の中やカフェでは、文庫本を読むのが日課です。 さて、本日の読書レビューは、アガサ・クリスティーの短編『西洋の星の盗難事件』です。1924年に刊行された『ポワロ登場』という短編集に収録されています。出版社や映像作品によって、『"西洋の星"盗難事件』『盗まれたダイヤ』など、若干名前が違っています。 映画スターからの依頼 ヤードリー家の《東洋の星》 ディナーの夜に 真相は? さいごに 映画スターからの依頼 ポワロは、ロンドンに在住していますが、ベルギー警察…

arrow_drop_down

ブログリーダー」を活用して、ミワベジさんをフォローしませんか?

ハンドル名
ミワベジさん
ブログタイトル
一日一食×読書でダイエット脳を育てる
フォロー
一日一食×読書でダイエット脳を育てる

にほんブログ村 カテゴリー一覧

商用