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瞬間に過去と未来の出会う今流れのそこは止まらず流れ辿る道違いはあれど無駄と知る面壁するも世に揉まれるも転がった小石の無駄の確かさや思いを託す歌詠むことの善きことを日頃に慣らし習慣に迷わずできて人もましかなしつこくも根絶やしできぬ煩悩のこころの畑世話や省けず竹の子をお八つに食べてわれ育ち気付けばわれも節つけ伸びて遊び果て蓮華の原に大の字に見上げた空に広がる青さ壁あれば風圧募る世風にも柳と受けて揺れて揺るがずイワシさえ象徴すれば尊ばれどうにも変わる象徴の意味散る花に立ちわぶ墓標経めぐれば見果てぬ夢の立ち上るかな四月の自選五行詩(その1)
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