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定年親父の魚三昧・私魚人(あいうおんちゅ) https://blog.goo.ne.jp/rhinogobius7591

タナゴ釣りから珍魚・駄魚ハンターへ! 180cmのべ竿片手に、はたして何種の魚をゲットできるか!

「淡水」という閉ざされた世界でしか生きられない生き物たちが大好きだ。  陸地を歩き、空を飛び、海を泳いで移動できない彼らは、名も知られぬまま雑魚と呼ばれ、滅びかけていたりもする。  できるだけ生態系と私の足腰に負担のない「タナゴ釣り仕掛け」で釣れた生き物や出会った生き物たちを紹介していきたい。

珍魚・駄魚ハンター
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2016/11/07

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  • オニヤンマ Anotogaster sieboldii :白青ツユクサを添えて

    2022年8月31日(水)オニヤンマAnotogastersieboldii2022082380mmほど墓参りついでの散策中出会った日本最大のトンボ。黒と黄のストライプ、緑色に光る複眼は、とても鮮やかで目立つ。目立つし、よく見てきたけれど、いつも飛んでいて、初めて止まってる場面に出くわした。こんなときに限って、手元には安物10倍コンデジしかなくて・・・そっと近づく。コイツ、納得できない画像を残して飛んでった。ま、こうして書いておくと、近い未来にちゃんと撮れるときが何度もあったからね。と、飛んでった先に白い花の群落があって・・・どう見ても形状はツユクサなのに・・・白い!帰宅後、調べてみて『シロバナツユクサ』という名の「ツユクサの品種」だと知った。これがまた、人為的な改良なのか自然下で生じた変異なのか、が気に...オニヤンマAnotogastersieboldii:白青ツユクサを添えて

  • ニホンキバチ Urocerus japonicus のオスかなあ?

    2022年8月29日(月)ニホンキバチUrocerusjaponicusのオスかなあ?2022082330mmほど先日、墓参りついでの山道散策中にたまたま見つけた。何となく翅のつき方はハバチの仲間っぽく、顔つきはスズメバチやヒメバチの仲間っぽくて「何だ?このハチ?」と、腹部が見えるように撮る。と、胸部と腹部の間のくびれがほぼ見られない。まるでいろんなハチのキメラのようだ。かくして、帰宅後ネット検索してみても、ドロバチ・アメバチ・・・いくら探しても見当たらない。産卵管も見当たらない。手元にある初心者用ポケット昆虫図鑑の『日本の昆虫1400②』(文一総合出版)にも載ってない。(今回は「かゆいところへ手は」届かなかったぞ~)急きょ図書館へ予約して、一昨日お借りした『ハチハンドブック』(文一総合出版)にも出てこな...ニホンキバチUrocerusjaponicusのオスかなあ?

  • ハマシギ Calidris alpina :秋の渡りが見たい

    2022年8月27日(土)ハマシギCalidrisalpina20220311ほぼ半年前の地元の干潟散歩中の記録百羽足らずの小さな群れでいて、遠いしじっとしてないし、こっちも散歩中だしね。冬羽だから地味だし、留鳥のイソシギにも少し似ているけど、この干潟でイソシギが群れていることはない。魚採り専門のミサゴがいても気にせず摂餌行動ダイゼンの周りをちょこまかと干潟にやってくる冬鳥のシギ類では、「普通にみられる」らしい。ただ、私の町ではすっかり減ってしまっているらしく、なかなか会うこともなかったのである。その1ケ月後、再び干潟散歩へさらに遠く遠くの流心部あたりにいた。腹部が少し黒くなっていて、夏羽に変わりつつあることがわかる。けど、遠すぎて私のコンデジではこれ以上の撮影は無理。この日は、最干潮の時間帯に行ったのが...ハマシギCalidrisalpina:秋の渡りが見たい

  • アズチグモ Thomisus labefactus ♀ を探せ

    2022年8月25日(木)アズチグモThomisuslabefactus♀202208237mmほど一昨日、所用を兼ねて墓参り。本当はお盆に参らないといけないんだろうけど、日頃働いてる方々の貴重な休み中の移動に迷惑かけたくもないしね。故人が好きだった日本酒を墓石に呑ませつつ、しばしの対話。と、せっかく来たのだ。ついでに近くの公園を散策するくらいが私らしくて、故人もきっと苦笑いしてるだろう。その公園に植栽されてたフジバカマの花の中にいた。さて、Aくん・Yちゃん・Sちゃん、どこにいるかわかるかな?答えは最後にのせとくから、探してみてね。花を指でつつき、少しずつ移動してもらってメスは、一昔前の貴婦人のサングラスをかけてるみたいだ。と、帰宅後画像の整理をしていたら、右後方にぼんやり写ってる茶色のはオスみたいだ。メ...アズチグモThomisuslabefactus♀を探せ

  • カキバトモエ Hypopyra vespertilio:ミヤマクワガタを添えて

    2022年8月23日(火)カキバトモエHypopyravespertilio2206306月下旬の夜散歩のとき、ミヤマクワガタの横にいた。ミヤマクワガタなら子どもの頃から馴染みの虫なので、まあよしとして・・・この何となく地味な色のくちびる型の蛾は何なんだ?と、何枚か撮影した。頭部がよく見える角度からも横からもとても鮮やかなオレンジ色になってる翅の裏と体色に驚いた!眼も大きくて、じっくり見れば可愛らしい。どうやら吻を伸ばして、樹液を吸っているみたいだ。帰宅後、いつものように調べてみて、その和名に納得!「カキバトモエ」(柿葉巴)というのは、柿の葉が紅葉した様になぞらえたんだろうね、きっと。また、翅の表側がとても柿の葉には思えない「渋い色」なのは、天敵からのカムフラージュの役割をしているんだろうね。何となくやん...カキバトモエHypopyravespertilio:ミヤマクワガタを添えて

  • イソヒヨドリ Monticola solitarius

    2022年8月21日(日)イソヒヨドリMonticolasolitariusオス20220321日頃、散歩は家の周りか市内の海岸・川などの水辺。私の経験では、イソヒヨドリは山深い渓流沿い以外では大概会える。この日は海沿いを歩いてて、イソヒヨドリの中でも特に「男前」だったから撮影。お気に入りの写真だ。となると、メスも一度はきれいに撮ってみたくなるのが人情というもの。イソヒヨドリメス20220324この日は、干潟周りを散歩してて、逆光でうまくいかず。しかも、一度もつがいでいるところを見たことがない。と、近所の荒れ地で・・・メスがいた!20220407あまり人を恐れることもなく、納得の1枚。地味といわれるかもしれないが、こういうデザインも美しいと私は思う。近くにオスもいて羽を広げずジャンプする様子も見せてくれて...イソヒヨドリMonticolasolitarius

  • ヤガタアリグモ Myrmarachne elongata:アカメガシワの葉の上に

    2022年8月19日(金)ヤガタアリグモMyrmarachneelongata202208197mmほどたまには今日撮れたての話題。初めて意識して見た、細長くカラフルなアリグモの仲間。いつものゴミ捨てついでの朝散歩中、アカメガシワの葉の上にいてあっという間に去っていかれたので、画像はこの1枚。アカメガシワの葉のつけ根には、どうやら蜜腺があるようで、小さなアミメアリが寄ってきている。そのアリを食べようと、小さなアオオビハエトリもいた。202208194mmほどたぶん、ヤガタアリグモも餌になる虫をねらって葉の上にいたんだろうね。また、この葉をホスト(食草)にしているサメハダツブノミハムシもそこそこいる。202208183mmほど交尾中だから撮影は遠くから控え目に。このハムシもハエトリグモやアリグモの獲物になる...ヤガタアリグモMyrmarachneelongata:アカメガシワの葉の上に

  • ヤマメ Oncorhynchus masou :幼魚をガサで

    2022年8月17日(水)ヤマメ幼魚Oncorhynchusmasoumasou20220717体長70mmほど管理事務所の方に念のための許可をもらって、休憩がてらのガサ。まだ新しい親水公園、きっと夏休みにはたくさんの子どもたちでにぎわいそうだ。と、1回目のガサでカワヨシノボリ斑紋型が採れ👇カワヨシノボリRhinogobiusflumineusの斑紋型2匹目をと、もう一度近くの新しい転石の浅瀬で2回目のガサをしたら・・・あっけなくタモ網に入ってた。休憩のためのガサだから体をほぐす程度のこと、タモ網も市販の口径40cmほとの安物。まさか、こんな所で、こんなたやすく採れるとは思いもしなかった。私は、カワヨシノボリ斑紋型のメスをねらった採り方をしてたのだから、網の左右にいくらでも逃げ場はあっただろうし。あわてて...ヤマメOncorhynchusmasou:幼魚をガサで

  • サカハチチョウ Araschnia burejana :季節型

    2022年8月15日(月)サカハチチョウAraschniaburejana春型20220517翅長40mmほど日本全土に分布するタテハチョウ科にしては小さな蝶だ。美しいデザインだ。5月中旬、カワガラスを観察しようと渓流沿いの県道を散歩中ウツギの花にたくさんのテングチョウがやってきてて、その中に1頭混じってた。落ち着きのない吸蜜行動で飛び回るし回転するし翅の裏側を撮影しようとやっと撮れたのがコレ何せカワガラスを観察しようと川沿いを歩くのが目的だから、そうそうかまってもいられない。帰宅後も『日付・サカハチチョウ』とだけ記録していた。ところがある日、私のブログに来てくださる方々の日々のランキングに👇「やまごん」探索隊?後編:岩屋権現&サカハチチョウという2年前の過去記事が入ってて、懐かしさから見直してみたら・・...サカハチチョウAraschniaburejana:季節型

  • サンインマイマイ Euhadra dixoni +?:殻ごもりたち⑦

    2022年8月13日(土)サンインマイマイEuhadradixoni20220717殻径50mmほど所用を終え、車に戻る途中、山道のケヤキ(?)の葉にひっついててその重さに耐えられなくて、枝は垂れ下がっていた。殻高が相当高いし、軟体部の模様も少し違和感がある。セトウチマイマイとは違うカタツムリだというのが第一感。「サンインマイマイじゃないですか?」と知人。「ビンゴ!」だった。中国地方と朝鮮半島に生息する樹上性の大きなカタツムリだそうだ。知人に頼んで枝からそっと降ろす。アカメガシワの広い葉にのせて・・・な、なんと驚いたことに、危機を感じたのが軟体部をどんどん出してくる!私の乏しい経験でいえば、触ったとき殻ごもりするのがカタツムリの習性だと思ってた。コイツは逆に触ると、こもってたのにドンドン軟体部を伸ばしてく...サンインマイマイEuhadradixoni+?:殻ごもりたち⑦

  • ホタルハムシ Monolepta dichroa:新ハムシリーズ第25弾

    2022年8月11日(木)ホタルハムシMonoleptadichroa202207173~4mmこの日、タデノクチブトサルゾウムシをみつけたすぐ傍らにワラワラといてホタルハムシかな?と思いつつ、上翅後端まで黒一色だったため半信半疑だったけど・・・また、その傍らにコイツもいて上翅後端が黄色くなってることもあり、ホタルハムシと確信した。この後端の黄色をもとに、ホタルの発光になぞらえて命名されたのだから。クロウリハムシとデザインは似てるけど、サイズが小さく少し細長いから全然違うハムシだ。帰宅後、いろいろ調べてみたら・・・ホスト(食草)は、ヨモギやタデ類、マメ科など多岐にわたることを知った。ところが、テレ東の番組『所さんの学校では教えてくれないそこんトコロ!』(2010年11月19日)で「『蓼食う虫も好き好き』の...ホタルハムシMonoleptadichroa:新ハムシリーズ第25弾

  • タデノクチブトサルゾウムシ Rhinoncus sibiricus ?:口吻のるつぼたち⑪

    2022年8月9日(火)タデノクチブトサルゾウムシRhinoncussibiricusかなあ?202207173mmほど所用を済ませた河原近くの草原でオオバコの葉にとても小さなゾウムシ(3mm弱)がいるのを知人が見つけた。小さい割にすばしこい。しかも何度も翅を広げて飛ぼうとして、結局去ってった。ならば、「まだ他にもいるはず」と、オオバコに頭をつっ込んでたコイツを見つけた。割とおとなしく、撮影もすぐ終えて・・・帰宅後調べてみたら・・・知人が見つけたゾウムシと私のとは全然違うゾウムシだった!吻の長さ・細さ、体色・体型など、まるで違う。こういうとき老眼なのはとても哀しい。で、私のは吻が太く(クチブト)、体型と肢からサルゾウムシの仲間っぽい。その中で、ギシギシクチブトサルゾウムシかタデノクチブトサルゾウムシに辿り...タデノクチブトサルゾウムシRhinoncussibiricus?:口吻のるつぼたち⑪

  • イモサルハムシ Colasposoma dauricum :新ハムシリーズ第24弾

    2022年8月7日(日)イモサルハムシColasposomadauricum202205097mmほどいつものゴミ捨て当番の帰り道、畑の隅に植えてある観賞用の菊の葉に1匹いて・・・いつものようにヨモギハムシだわ!と思いつつ近づいて驚いた!「コイツの前肢、長いぞ?まるでサルハムシの仲間みたいや?」と思って・・・一応撮影して、いつものように調べたら、ビンゴ!どうやら『イモサルハムシ』のようだ。特徴は、藍色や金緑色などの光沢があり、丸っこい体型で、脚が長くホスト(食草)は、サツマイモ、ヒルガオなどの葉などと書いてある。「なんで菊の葉にいたんだろう?」と、しばし考えて「前日の強風の影響なのではないか」と、一応それらしい理屈をひねりだす。少し離れた荒れ地に野良ヒルガオも生えているから、不思議ではないのかも?お疲れな...イモサルハムシColasposomadauricum:新ハムシリーズ第24弾

  • カワヨシノボリ Rhinogobius flumineus の斑紋型

    2022年8月5日(金)カワヨシノボリRhinogobiusflumineus斑紋型20220717所用を済ませた後、河川公園で30分ほど一休み。もちろん自由に川遊びできる公園みたいだけど、念のため事務所を訪ね管理人さんの笑顔と許可をいただいてのこと。階段を下り、水深30cmほどの人工的に敷石をしていた清流ですぐ採れた。このカワヨシノボリ斑紋型は、吉郷(2011,2015)が提唱していて従来のカワヨシノボリ無斑型とは、形態も分布域も異なるカワヨシノボリとされている。今のところ、カワヨシノボリは1種とされているけれど通し回遊魚である他のヨシノボリ類が十数種に及ぶほどの種分化をしている訳だし純淡水魚化してるカワヨシノボリは、河川系ごとに陸封され、永年にわたる隔離の状態なのだからより種分化は進んでいると考える方...カワヨシノボリRhinogobiusflumineusの斑紋型

  • キノコゴミムシ Lioptera erotyloides :擬態?

    2022年8月3日(水)キノコゴミムシLiopteraerotyloides2022070515mmほどこの日、昼間に山道散歩中、必ず立ち寄るクヌギの木の樹液にいた。これ幸いとパチリ!というのも、ほぼ1ケ月前、夜散歩中にも出会ってて20220529ムナビロオオキスイと樹液をめぐってワイワイしてるとこくらいしか撮れてなくて・・・ササッと撮って散歩というやり方を少し後悔してたからだ。この夜、やたらとヨツボシケシキスイが集まってて・・・あまりによく似てて、その少し大きな個体と思い込んでたのである。帰宅後、画像整理してたら、何か違う。いつものように調べて「キノコゴミムシ」という全然違う科の虫名に辿りついた。だから、ちゃんと撮れる昼間に会えてうれしかったのだ。それにしても、この紋様によく似た昆虫たちの多いことに驚く...キノコゴミムシLiopteraerotyloides:擬態?

  • アゲハモドキ Epicopeia hainesii

    2022年8月1日(月)アゲハモドキEpicopeiahainesii20220515一見、クロアゲハの仲間のように見える。が、分類上ではまったく異なる昼行性の蛾の仲間だ。この日の散歩はラッキーで、オナガアゲハと前後するようにアゲハモドキにも会えた。もう一度、オナガアゲハを載せて比べてみる。どちらかと言えば、アゲハモドキの方がオナガアゲハより毒蝶のジャコウアゲハに似てる気がする。腹部下部の赤い斑点なんかそっくり!近縁なアゲハたちという種間関係で擬態が生じてきたこと以上に蝶と蛾という科というレベルで擬態が生じていくという進化の過程は、もっと複雑なプロセスがあったのかもしれない。例えば、イヌ科のAとネコ科のBがそっくりになっていく、なんてなことが進化の過程で起きた訳でしょ?クロアゲハたちと違うのは触角で櫛状(...アゲハモドキEpicopeiahainesii

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