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定年親父の魚三昧・私魚人(あいうおんちゅ) https://blog.goo.ne.jp/rhinogobius7591

タナゴ釣りから珍魚・駄魚ハンターへ! 180cmのべ竿片手に、はたして何種の魚をゲットできるか!

「淡水」という閉ざされた世界でしか生きられない生き物たちが大好きだ。  陸地を歩き、空を飛び、海を泳いで移動できない彼らは、名も知られぬまま雑魚と呼ばれ、滅びかけていたりもする。  できるだけ生態系と私の足腰に負担のない「タナゴ釣り仕掛け」で釣れた生き物や出会った生き物たちを紹介していきたい。

珍魚・駄魚ハンター
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2016/11/07

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  • ナンバンギセル Aeginetia indica のど根性

    2022年9月29日(木)ナンバンギセルAeginetiaindica20220923花柄10~20cmほど葉も葉緑体もないハマウツボ科の1年性寄生植物ススキなどの単子葉植物の根から養分を吸収して花を咲かせる。古くは『万葉集』にも登場し、以来『おもい草』という名で親しまれてきた花。実は、8月下旬の墓参りのとき、周りにナンバンギセルが出現しそうなポイントがあって何往復も探しながら散歩してみるも不発。若い頃に見たっきりだから、半世紀近くもご無沙汰したまま。そのナンバンギセルに、たまたま立ち寄った、かつては生き物環境学習に利用されていたらしい湿地帯でばったり出会った。もちろん感動して、何枚も撮影したんだけれど・・・ひと段落して周りを見回したら・・・そっちに2本あっちに5、6本何本も咲いているじゃないか!さて、昨...ナンバンギセルAeginetiaindicaのど根性

  • モリアオガエル Zhangixalus arboreus :産卵待機中

    2022年9月27日(火)モリアオガエルZhangixalusarboreus♂202205294~5cmほど「モリアオガエルの産卵、見に来ませんか?」と、5月下旬に知人からメールそのメールには、下の2枚の画像が添付されていて樹上のオスはさておき20220522たっぷり抱卵したメスは見たこともなかったから「行きます!行きます!」と、夜散歩に同行させてもらった。私が知る限り、自分の暮らす町でモリアオガエルの生活環が安定してくり返されているのは、この1ヶ所だけ。だから、ポイントが特定されるような景観は載せないとか記事も幼生(おたまじゃくし)が変態して山へ帰っていった頃に👇(他の地域を参考にしつつ)モリアオガエル上陸に出会う!:備北漫遊記②時期をずらして書くとか、私なりの気配りをしておいて・・・ごく一部の人だろ...モリアオガエルZhangixalusarboreus:産卵待機中

  • ヒメゴマダラオトシブミ Paroplapoderus vanvolxemi:剪定された欅から

    2022年9月25日(日)ヒメゴマダラオトシブミParoplapoderusvanvolxemi202106197mmほど今頃になって後悔と反省をしている昨春の話。懺悔も込めて正直に書くことにした。昨春、友の画像がきっかけでオトシブミ探し散歩に火がついて👇ウスモンオトシブミ:揺籃づくりの春夏④5月下旬、自然公園へと向かう山道整備のためか、ケヤキの大きな枝が切り落とされかけていて駐車場には伐採木がたくさん積まれていて、このケヤキも無価物として処理されるのかなあと葉を眺めていたら・・・たくさんの揺籃がついていて・・・「このままでは一緒に燃やされて命を落とすだけだ」「友のみつけたルイスアシナガオトシブミが出てくるかもしれない」と10個ほどの揺籃を持ち帰った。私なりに飼育方法を調べ、すぐに簡単な飼育装置をつくった...ヒメゴマダラオトシブミParoplapoderusvanvolxemi:剪定された欅から

  • オバシギ Calidris tenuirostris 幼鳥?

    2022年9月23日(金)オバシギCalidristenuirostris幼鳥かな?2022090430cmほど9月4日のこと、秋の渡りを観察しようと知人と干潟周りを散歩。遠く干潟の中心部に3羽のシギを見つけた。しばらく私はハマシギだと思い込んでいてそれなら「夏羽なら胸部が黒くなってる筈なのになあ?」とか「手前にいたイソシギと比べ1.5倍くらい大きいしなあ?」とか疑問が湧くまでかなり時間がかかってしまった。しかもデジタルズームを効かせず撮ったため、記録は小さいままで・・・知人が撮った画像をいただいて調べたり書かせてもらったりしてるという次第。中型(30cmほど)・口ばしがまっすぐ・羽の模様に明確な特徴を感じないまま図鑑のシギ類から該当しないものを1種ずつ消去していった。また、同時に地元の過去の観察記録(9...オバシギCalidristenuirostris幼鳥?

  • ゲンノショウコ Geranium thunbergii :雄性先熟と知らなくて

    2022年9月20日(火)ゲンノショウコGeraniumthunbergii20220911知人との所用の休憩中、ツリフネソウの周りにたくさん咲いていてフウロソウの仲間は、私好みの花(アメリカフウロは除く)だからと撮影をした。岡山のビッチュウフウロなど、可憐に清楚に咲いている気がして好きなのである。「『現の証拠』と言ってね、昔の人は下痢止めなどの即効薬として使っていたんだよ」と、知人へ知ったかぶり。帰宅後、画像を整理していて・・・おしべの葯がすっかり落ちた花もあるなあと、思った。ところがである。移動後に見た花は、花弁も細く、めしべの先が星形に広がっていててっきり「ゲンノショウコに近い別種のフウロソウだ」と、勘違いしたまま「ほら、この赤花は全然違うよ、撮影しておいたら?」と、友に勧めた。何のことはない。どれ...ゲンノショウコGeraniumthunbergii:雄性先熟と知らなくて

  • ツリフネソウ Impatiens textorii とも知らぬまま

    2022年9月18日(日)ツリフネソウImpatienstextorii20220911所用で知人と出かけた日のことモリアオガエルの産卵場所になっていた湿地はとうの昔に干上がっていた。すっかり草原になっていた。来年は産卵できそうにないかもなと、肩を落としつつそうはいっても生き物の記録は残しておかねば・・・もっとも景観は載せないけれどね。元湿地周りでも渓流沿いの山道でも生えていたのがこの花。知人も私も植物はずぶの素人だから「園芸・観葉植物じゃないの?」と友。「そうかもね。でも一応撮っとくわ」と私。帰宅後、日本・朝鮮半島・中国東北部に自生する野草であることを知る。水辺の周辺に生えることも知る。ホウセンカに近い仲間だとも知る。そして、そんなことよりこの花のつくりがユニークで花序の茎が、まるで「やじろべえや竹とん...ツリフネソウImpatienstextoriiとも知らぬまま

  • クロコノマチョウ Melanitis phedima 幼虫:バイキンマン!

    2022年9月16日(金)クロコノマチョウMelanitisphedima幼虫2022091520mmほど昨日も渓流沿いの散歩。ハチやクモ、産卵終えてイラクサに落ちてきていたハイイロチョッキリなど撮影しながらエノコログサの葉にコイツがいて「蛾の幼虫だろうし、あまり撮る気も起きないしなあ」と・・・一応、記録だからと撮ってみたら・・・「な、なんだ?この頭は?」てなことに・・・まるでバイキンマンの頭とそっくりじゃないか!帰宅後、蛾の幼虫を手元の『幼虫図鑑』で調べるもヒットせず・・・仕方がないので、「黒頭ウサギ幼虫」などを入れ、ネット検索。あ~「クロコノマチョウ」だったのか!南方系だったのが、温暖化の影響からか次第に本州北部まで分布を拡大しつつある蝶だ。蝶だもの、蛾でヒットするわけないか。それにしても、この目立つ...クロコノマチョウMelanitisphedima幼虫:バイキンマン!

  • ミンミンゼミ Hyalessa maculaticollis:日中羽化

    2022年9月14日(水)8月下旬の頃、山道を散歩していてミンミンゼミの鳴き声もずいぶんトーンダウンしていて「そろそろ秋めいてきたんだな」・・・と、足元のコンクリ歩道に・・・くたびれたミンミンゼミ♂が落ちていて・・・「このまま誰かに踏まれるのも、なんかなあ」と脇にあった倒れた枯れ木に止まらせて・・・散歩を続けていたら・・・ミンミンゼミHyalessamaculaticollisの羽化に出くわした!20220829体長35mmほど一応、ミンミンゼミだという確信を得ようと30分ほど散歩を続け、戻ってから再度撮影やはり間違いなかった。・胸部から腹部にかけ、また翅脈上部の色素が濃く沈着しはじめていること・抜け殻から1歩前へと歩み始めていること、に気がついた。最近は、スマホで撮影した生き物の候補名がすぐ出てくるアプ...ミンミンゼミHyalessamaculaticollis:日中羽化

  • キスジアシナガゾウムシ Mecysolobus flavosignatus:口吻のるつぼたち⑫

    2022年9月12日(月)キスジアシナガゾウムシMecysolobusflavosignatus202209098mmほどヤマジノホトトギスをしゃがんで撮影してたら足元の野草にしがみついているコイツを見つけた。なるほど、目線を低くするだけで見える世界は一気に変わるもんだ。アシナガゾウムシの仲間にしては、さほど前肢は長くないかな。平地から低山地に普通にみられ、幼虫のホストはヤブマオやアザミだそうだ。普通にみられるらしいのだが、あまり詳しい情報はわからなかった。コイツが、人間の利害、特に農林業関連で『やっかいではなく、地味で小さな虫』として、あまり相手にされていないためなのかもしれない。キスジアシナガゾウムシMecysolobusflavosignatus:口吻のるつぼたち⑫

  • ヤマジノホトトギス Tricyrtis affinis :私の町にも

    2022年9月10日(土)ヤマジノホトトギスTricyrtisaffinis20220909昨日はそろそろ今年の『虫納め』(虫を探しながらの散歩をやめること)と、山道にひっそりと咲いていた。何せ県北まで所用で出かけたときに見たっきりだったから驚いた。私の暮らす町でも自生していたことを知らなかったから。高度の高い山地で見られるものとばかり思い込んでいた。周りをよく見たら、あっちに2輪そっちに小さな群落日本固有種のユリ科の山野草だそうだ。花弁の赤紫の斑点が、ホトトギス(鳥)の胸部の縞模様に似ていることから「山路のほととぎす」と命名されたらしい。美しい和名と花弁だけれど、どう見ても鳥のホトトギスの模様に似ているとは思えない。ま、「地元の知らないことまだまだあるわ」と、つくづく思う。この日、初見のシロシタバとかキ...ヤマジノホトトギスTricyrtisaffinis:私の町にも

  • 野良カワバタモロコ Hemigrammocypris rasborella:やや婚姻色

    2022年9月8日(木)カワバタモロコHemigrammocyprisrasborella20220611体長5cmほど婚姻色が出はじめてる個体。顛末はいずれ書くとして、あり得ない流域で採集されたもの。誰かが飼育個体を意図的あるいは手違いで放流したとしか考えられない。つまり野良猫ならぬ「野良カワバタモロコ」だ。そのことを明らかにするために、遺伝子解析などたくさんの見識者さんの手を煩わせた。もちろん関わった私たちも周辺の水系を何度も調べたりと労力を使った。自然分布している他県では、絶滅危惧種指定されている希少種だから処分するのもしのびないし、採集した数個体は知人が持ち帰って飼育していた。その水槽内で、繁殖期の婚姻色が出はじめたということだ。コイツら、末代まで知人の水槽から一歩たりとも出ていくことはできない定...野良カワバタモロコHemigrammocyprisrasborella:やや婚姻色

  • アミガサハゴロモ Pochazia albomaculata :外来ハゴロモと比べて

    2022年9月6日(火)アミガサハゴロモPochaziaalbomaculata2022082910mmほどまだ羽化して間がないのか翅に緑色の粉がたっぷり。そのうち、この粉は脱落していき、こげ茶色になる。ハゴロモは半翅(カメムシ)目、広い意味ではセミに近い仲間でこの時期、散歩中にいろんなハゴロモたちに出会う。この日はスケバハゴロモEuricaniafacialisやベッコウハゴロモOrosangajaponicusにも出会った。さて、アミガサハゴロモは初めて見つけたのだ。昨年まで、ずっと外来ハゴロモPochaziashantungensis?をアミガサハゴロモと思い込んでいたためだ👇ハゴロモたちとヒグラシ「アミガサハゴロモなんて家の周りになんぼでもおる」と思い込んでいたのは大間違い。すべて台湾や中国大陸か...アミガサハゴロモPochaziaalbomaculata:外来ハゴロモと比べて

  • ニッポンマイマイ類 Satsuma japonica かな?

    2022年9月4日(日)ニッポンマイマイ類Satsumajaponicaかな?20220829殻径・殻高ともに20mm弱渓流沿いの山道散歩中に見つけた。ほどほどに殻高がある小さいけど成体だと思ったカタツムリ。殻は、みた目薄そうで、はっきりしない色帯がある。便利な時代になったもんだと、とりあえずネット検索をしてみてニッポンマイマイSatsumajaponicaにたどり着く。そして、そのまんま書こうとしてて、昨日かみさんの用事ついでに立ち寄った図書館で『カタツムリハンドブック』(文一総合出版)がたまたまあったから念のためにと借りてみたらニッポンマイマイ類Satsumajaponicaは広域種だけれど、地域ごとでさまざまな亜種に分化してるらしくコイツに該当しそうな亜種の分布を記すとニッポンマイマイSatsuma...ニッポンマイマイ類Satsumajaponicaかな?

  • コガタノゲンゴロウ Cybister tripunctatus orientalis:動物園の飼育水槽で

    2022年9月2日(金)コガタノゲンゴロウCybistertripunctatusorientalis2022090130mm弱昨日、小雨だったけれど、地域の動物園へと出かけた。地域の宝物『スイゲンゼニタナゴ』特別展示の様子を見ておきたかったのと9月になれば来客も減り、ご迷惑をかけることもないからと。案の定、誰もいなかった。おかげで、飼育員さんと動物たちのいろんな話もできたりして、大満足。ただ、スイゲンゼニタナゴはすっかり婚姻色も消え、地味で小さくて・・・夏休み、多くの人たちが目を向けてくれていればいいなあ・・・と思いつつその裏側に置いてあった水槽へ。そこで飼われていたのが、コガタノゲンゴロウゲンゴロウによく似ているが、より小さく、腹部が黒っぽいことが特徴みたい。幼い頃、「ゲンゴロウだ!ゲンゴロウだ!」と...コガタノゲンゴロウCybistertripunctatusorientalis:動物園の飼育水槽で

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