chevron_left

メインカテゴリーを選択しなおす

cancel
オジン
フォロー
住所
未設定
出身
未設定
ブログ村参加

2016/09/25

arrow_drop_down
  • 扁平上皮癌を正しく恐れる

    先日、ダイフクの耳から採取した組織の検査結果を聞いてきました。外部検査機関の仰々しい報告書を渡された。しかし内容的には、新しい情報が何もなかった。その場でダイフクの耳組織を顕微鏡で見た先生の言とまったく同じだったのです。「悪性の可能性が高いので、確定するためには病理検査をして下さい。」そう言われたので、外部の専門検査機関への依頼を承諾したつもりだったのに。先生の診断では心もとないだろうと謙遜して、専門機関での検査を勧められた?まあそれはそれとして、問題はその後の話。先生の行った検査は「針吸引検査(FNA)」と言って、生検(病理検査)とは違うらしい。病理検査をするには耳を正常な部分で切除して提出する必要があると言う。いやはや、それが困った。ダイフクは高齢のため去勢手術を断られた猫。理由は麻酔のリスクが高いか...扁平上皮癌を正しく恐れる

  • ココのオシッコ詰まり再び

    ココの再度の異変は前回開通を確認してから10日ほど経った頃。前回、ココのオシッコ詰まりに気づいたのは微量の血が混じっていたことが発端でした。粗相常習犯のココ、オシッコしそうな場所はシートで防御している。それで多頭生活の中でもオシッコの異常(血尿と量が少ない)に気付けた。血尿に気づいた5日くらい前から、ココは珍しくケージに入って動かなかった。その時すでに出が悪かったのだろうと推察しています。オシッコの量はどんどん少なくなり、やがて殆ど出ず、たまに微量程度となった。当時は保護者が多忙を極め、大捕物をして通院させる段取りを考えているうちに、急にココが元気になったのです。ココの開通が確認できたのはそれから5日後のこと。様子を見て抗生物質の投与を止めて、カリカリも結石用からココの好物に戻した。前回開通した後のココは...ココのオシッコ詰まり再び

  • 先生の見解 ~ポニーのハゲハゲについて~

    昨日、病院を訪ねていろいろ先生に相談してきました。簡単には捕まらず通院も容易でない家庭内ノラたちの症状について、写真や観察結果を駆使して少しでも専門家のご意見を伺おうと。先生は快く応じてくれた。当面の問題はダイフクの耳やモドキのハゲそれにココの血尿だけど、もうひとつ長引いているポニーのハゲ問題がありました。ポニーの背中のハゲポニーの背中がハゲてきたのはもう1年も前、脱走して帰還した直後のことです。そのときもう一つの大きな変化は、一度に5匹もの猫たちが家に加わったのでした。当初はガブガブナメナメやってたがノミや糞は見当たらなかった。ただ、今にして思えばノミアレルギー特有のブツブツがあった。その後ガブガブナメナメが収まってきたけど、春にはマイフリガード、夏にはシャンプー。一時はハゲが治ってきたように見えたのに...先生の見解~ポニーのハゲハゲについて~

  • 経口ノミ駆除剤 ~ダメ保護者の被害猫~

    本記事は、カテゴリーをまたぐ「2024ノミ騒動シリーズ」の「その13」となりますモドキ記事の連投です。すっかりリビング猫群の一員となったモドキ、穏やかで優雅な生活を始めました。しかし保護者には悩みの種が。ノミの駆除です。7月に捕獲大騒動の末、モドキをシャンプーした時のダメージが大き過ぎた。それでマイフリガードに代わる経口タイプのノミ駆除剤を探していたのです。わが家には、モドキ以外にも触れない子が4匹もいるので。リビングでくつろぐモドキ8月、ノミ騒動がいよいよ深刻化してきた頃、モドキに異変が見られた。洗面台やケージの上から落ちて、仰向けになって起き上がれずバサバサもがいている。しばらくすると落ち着いて、普通に起きがって何もなかったように歩き去る。必死の形相とは裏腹に、その様子が何ともユーモラスだった。「また...経口ノミ駆除剤~ダメ保護者の被害猫~

  • モドキ、ついにリビングデビュー

    ヒョウとダイフクに取り残されて、2階廊下周辺の住猫となっていたモドキが動きました。2階洗面所のモドキ1階に下りて来て玄関廊下に陣取った。もともと玄関は一時3匹で暮らしていた場所、そんなに抵抗はなかっただろう。間もなくしてヒョウとダイフクもやって来て、3匹が再び集合しました。ただ、その場でじっと動かないモドキに対して、ダイフクもヒョウも行動範囲が広い。左:玄関廊下のモドキとヒョウ右:寝箱を置いたらダイフクが結局1週間もするとヒョウはオバン部屋に居住を変え、ダイフクはリビングに。玄関は人の出入りがあるので、その都度場所を空ける(逃げ回る)のが億劫なのだろう。モドキも同様で、居場所を廊下奥のトイレ前に移した。玄関でもトイレ前、今度もトイレ前。迷惑なのは他猫たちで、特に廊下奥のトイレはケンが愛用していたので大変だ...モドキ、ついにリビングデビュー

  • さらなるダイフクのシャンプー、そして耳の異常(がん?)

    本記事は、カテゴリーをまたぐ「2024ノミ騒動シリーズ」の「その12」となりますちび太からすっかりお株を奪ってしまったダイフク、ノミ問題が収まりません。9月末には5回目のシャンプー。櫛で40匹ほど駆除。10月には再び怪しくなり、夏日の暖かい日を選んで6回目のシャンプー。その時は少なく10匹強の駆除だったけど、例の3倍サイズのデカノミが数匹。何と4ヶ月の間に6度のシャンプーです。マイフリガードも駆除スプレーもやってるのだけど、先入観のせいかまだまだ怪しい。ただ、見た目は体毛ふんわかできれいになった。そのダイフク、しっかりとリビングを中心とする先住猫社会に紛れ込んだ。時折リビングでバサバサ逃げ惑う音がするけど、原因がダイフクかどうかわからない。チキンなんかも「やんのか」意識満々の追いかけ魔的なところがあるから...さらなるダイフクのシャンプー、そして耳の異常(がん?)

  • キジロの保護、そして改名「ハチ」

    秋の冷たい長雨が多かった先週の土曜日、キジロを保護しました。キジロは子猫の頃わが家にやって来て以来の、6年間の家裏生活に終止符を打ちました。ここ1,2年は夏に来訪の乱れがあったけど、通してみれば大変な優等生だった。特に2年目から4年目にかけて殆ど皆勤賞で、本人(猫)も保護者もよく続けたものだ。2年前まで苦楽を共にしたサクラ、当初守ってくれた今は亡きルイの存在も忘れまい。雨宿り中のキジロ先週のキジロは家裏で雨宿りすることが多かった。目が合ったり家中で物音がすると勝手口に出て来て、その都度食べた。保護に反対だった妻も、これでは仕方ないかと。(※妻の反対理由は、現状で何も困ってないキジロの自由をわざわざ奪いたくないと。)かねてから練習した通りキジロを抱き上げて家の中へ。妻が毛布を被せた途端にキジロが猛烈に暴れ出...キジロの保護、そして改名「ハチ」

  • 人気の理由(わけ)

    立ち仕事をしていると足に気配が見下ろすと、そこにいる寝転んでテレビを観ていても気配が振り向くと、そこにいる近すぎることなく、傍にいるわが家のレオですいたって物静かギャアギャアピーピー、喚かない邪魔はしないけど、触りたいときは文句も言わずに触らせてくれる理想の相棒、理想の伴侶そんな人が近くにいたら最高だいや人じゃなかった、レオのことですレオ、店時代店時代、レオは看板猫としてとっても人気がありました自分は保護者としてレオの安全や健康のことばかり考えていたけど一緒に暮らしてみると、レオが人気だった理由がわかる気がするさりげなく・・それがレオの真骨頂なんだ特に自分の気が弱っているときにいつもと同じように接してこられるとジンとくる猫には悲しみや不安や恩義という感情がないから飼い主の心配など(わからないから)おかまい...人気の理由(わけ)

  • 「遺棄・虐待許すまじ」動物弁護団からのメッセージ

    猫に関する記事が集まるように設定しているせいか、毎日毎日遺棄・虐待のニュースばかりで嫌になります。これが氷山の一角だと思えば、日本だけで1日に何十件何百件もの遺棄や虐待が横行しているということか。人間って、そんなにひどい動物だったんですね。まずは昨日まいどなニュースの猫編に掲載された記事を紹介します。◆まいどなニュース:真夏のマンションに猫を置いて勝手に退去→1ヶ月半も放置で元飼い主を刑事告発NPO代表「死の直前まで追い込み許せない」ひどいですね。あまりにもひどい。自分が一緒に暮らしていた猫ちゃんに対して、いったいどういう神経してたらこんな仕打ちができるのでしょうか。まさに前回書いた「たまねこたまびと」に出て来る小市民的悪人のなせる業。遺棄やネグレクトというのは虐待に匹敵する人間の悪行なのですが、"悪"と...「遺棄・虐待許すまじ」動物弁護団からのメッセージ

  • 猫愛・番外編 新宿東口の巨大猫の話

    一緒に暮らしていた猫をある日突然捨てる。その猫がどんな思いをしようが、どんなに過酷な運命になろうが知ったこっちゃない。相手が猫だからできるの?いや人間の本性なんてそんなに割り切れるもんじゃない。こういった連中にとっては相手が人間だろうが同じなんです。突然捨てられればその日の食べ物にも困る。お腹を空かせ、それでも必死で生きようとする猫たちにさらなる追い打ち。面白半分で飼い犬をけしかけて狩りの練習をさせる。逃げ惑い、大怪我をし、時には命を落とす猫たち。そんな猫たちに今度は面白半分の人間の魔の手が伸びて来る。弱い者に牙を剥き出す人間の、何と卑屈で残虐なことか。この映画は長年かけて作成したドキュメンタリーです。我々の身の回りで起こっている現実です。しかも登場する悪人たちはごく普通の一般市民、プチブルジョアジーと呼...猫愛・番外編新宿東口の巨大猫の話

  • 自力で開通したココ

    サクラやモドキのお腹から虫が出て慌てふためいていた頃、他にも問題がありました。そのうちのひとつが緊急を要する大問題、ココのオシッコ詰まりです。それは、ココが使っているシステムトイレに少し血が混じっていることで発覚した。その頃のココはケージの上段でうずくまっていることが多かった以後注意してココを見ていると、オシッコの量が非常に少なくやはり血が混じっている。ココはトイレでもするが、粗相専門で床やオバンベッドの上が多い。なのでしそうな場所は吸水シートや(大防止用の)段ボールで保護してます。ココが踏ん張っても、オシッコの出がどんどん悪くなってそのうち殆ど出なくなった。あの活発だったココが動き回ることがなくなり、ケージの上段でうずくまるばかり。ん?ケージの中段で上を見上げています尿道閉塞と言えば自分(オジン)もニャ...自力で開通したココ

  • どうする、モドキ?

    保護してみたら、見かけによらず警戒心が強く気の小さいことがわかってきたモドキ。ヒョウ、ダイフクと3匹で人目、猫目を避けて生活していた。ここ数ヶ月は殆どリビングキッチンに顔を出さず、それどころか2階から下りてこない。それでもトイレは1階で済ませていたが、最近はトイレも水飲みも2階で行う。ほぼ完全2階生活となりました。2階の電話台にて(奥はヒョウ)モドキの居場所は廊下の手摺や電話台と洗面台。結構狭い範囲で、トイレ水飲み以外は1日中じっとして動かないことが多い。ヒョウは手摺にも洗面所にもお付き合いするけど、ダイフクはその下の床の上。そのダイフクが、ここにきて3匹組から脱落。居住を1階に移し、先住猫猫たちの社会に加わろうと努力してます。その後モドキは、オバン部屋の出窓に居場所を移した。出窓のモドキ、椅子上のリン、...どうする、モドキ?

  • 家の中を自由自在、怖いのは保護者だけ

    ヒョウです2階の手摺の上が大好きです玄関の吹き抜けから見上げたヒョウモドキとの仲は相変わらずで、1日の大半は一緒にいます離れているとモドキが呼び寄せるでもモドキは1ヶ所にじっとして動かないことが多いので若いヒョウにはつまらないモドキとヒョウ:オバン部屋の出窓にてそれでヒョウは、あちこちひとりで遠征しますモドキと違って先住猫たちにも早々に馴染んだヒョウは家の中どこでも自由自在キッチンでキーと一緒にご飯待ちここにきて、ひとりで活動する時間が増えてきましたあらぬところにいるので保護者はよくレオと間違えますキジトラの子はみんな、よく似てる1階の住猫となったダイフクとも再会ヒョウの難点はまだ保護者が怖いこと以前よりはだいぶ慣れてきたけれど近くにずっといるとたまらず逃げていく触れないのでノミ駆除も簡単にはできませんク...家の中を自由自在、怖いのは保護者だけ

  • ダイフクの独立、そして家猫修行へ

    モドキの最新記事(9/17)に書いたように、仲良く"陰の"生活をしていた3匹。メインの生活の場であるリビングには殆ど顔を出さず、玄関や2階の手摺に居住していた。3匹仲良くと言っても、モドキとヒョウが高いところでダイフクは近くの床にへばりつく。ダイフクにとっては何ともせつない状態が続いていたのです。階段の上で通せんぼするダイフク(手摺の上にはモドキとヒョウが)モドキとヒョウが洗面台やオバン部屋出窓に場所を変えるたびに、ダイフクも移動する。それもまたせつない。やがてそのせつなさから逃げるように、ダイフクは時折1階に顔を出すようになった。でも他猫の目(=警戒心)が気になるのだろう、廊下からリビングキッチンを覗くだけ。今度はリビングの入口で通せんぼそのうちダイフクは2階のモドキヒョウと決別して、1階の住猫となりま...ダイフクの独立、そして家猫修行へ

  • 腹虫駆除 ~うんちの話~

    今年は何かの当たり年なのだろうか。それとも15匹も面倒見てれば、こんなことは当たり前?毎日所かまわず吐きまくり、粗相しまくり、おまけにノミ騒動。次々と起こる大問題。そこに新たに湧いて出てきたのが表題の問題です。サクラのうんちの横に10cmくらいの白い虫らしきものを見つけたのは1ヶ月ほど前。それは1匹だけ、ウンチとは別々に出て来た感じ。死んでいるのか動かない。ネットの画像と較べて調べてみると、どうやら回虫らしい。同じような虫は他に鉤虫、条虫とあるけど微妙に姿かたちが違うのです。いずれにしてもお腹の虫には違いない。問題は、回虫と条虫で使う薬が違うことだ。サクラ妻が言うには、かつてニャーにも同様のことがあったらしい。当時の自分は出張が多く、そういったケアはまったく妻の仕事だった。妻は"虫入り"のうんちをニャーと...腹虫駆除~うんちの話~

  • ツインズとサクラ

    このところ、リビングソファの左端はツインズ(キーとクウ)が占めています夏の間はそれぞれに過ごしていた2匹、また昔ながらの仲睦まじい光景が復活ですあれ、これはキーと・・・サクラ??先日のこと、横で寝ていたサクラが徐々にキーに近づいて・・その後クウが来ても気にせず居座ったそれからというもの、3匹のごった寝が日常的に時にはキーとクウが追い出されてしまったり時にはキーにつぶされながらもともとサクラはキーとクウの傍にいることが多いサクラを初めて見たときは、生後6ヶ月そこそこの子猫だと思ったでもサクラは大人になっても子猫のように小柄な猫もし自分の見立て違いで、本当はサクラがもう少し上の年だったら例えばあと4ヶ月上だったら、キーとクウと同齢になるまさかサクラ、ツインズと兄妹なんじゃないだろうなリンがわが家に引っ越しする...ツインズとサクラ

  • 大雨の日、キジロは・・

    今週の水曜日は当地でも大雨になりました。正確に言うと前日からお湿り程度の雨、夜になると本降りになった。2日続けての北風冷雨で気温も上がらず前日は20℃、その日は16℃が最高。前日の前の日は真夏日で、まるで夏が一気に冬になった様相。その日、水曜日の朝は凄まじい土砂降りの雨音で目が覚めた。遅めの起床で1階のトイレから家裏を見やると、寝床の中からキジロが挨拶してきた。外はモーレツな雨。キジロがいつ来たのかは知らないが、どうやら寝床で雨宿りしていたようだ。こういうときのキジロは・・勝手口を開けると早速出て来た。キジロは濡れていなかった。しっかり食べ終えてもまだ土砂降り、また寝床に戻って様子見。で、11時頃に勝手口を開けるとまた出て来てしっかり食べて、雨は弱まってきたけど再び寝床に戻った。少し寝入っていたのだろうか...大雨の日、キジロは・・

  • 私見ですが、平和な猫社会を築くには

    猫は基本的に単独行動性で、縄張りを作って暮らす動物だと言われています。縄張りを作る目的は、1.食べ物を確保するため2.より安全な異性との出会いのため3.猫同士の不要な争いを避けるためなどと書かれていますが、圧倒的に1の理由が大きいように思います。自分の経験でも、店をやっていた頃は毎晩置き餌をしていたので夜になるとノラたちが食べに来た。一見さんから常連まで店への依存度は様々。一方店に居住する代々の看板猫たちにとってノラ連中はまさに招かれざる客。もともとは自分もノラだったので同類相哀れむ、なんて気は毛頭なし。追い出そうとしたり逃げ回ったり諍いが絶えなかった。今わが家にいる猫たちで言うと、ココレオvs.モドキorダイフクorヒョウ。ごくたまにモドキvs.ダイフク。少し古いけどニャーvs.ダイフク、子猫のちび太v...私見ですが、平和な猫社会を築くには

  • 死火山が活火山に・・なかなか治らないノミの喰痕

    本記事は、カテゴリーをまたぐ「2024ノミ騒動シリーズ」の「その11」となります本シリーズの記事、間が空いておりますがノミ騒動が治まったわけではありません。毎日の念入りな掃除は欠かせないし、ノミ取りホイホイも毎晩仕掛けています。ただ、毎日"成果"を数えるのは止めました。そのうちチェックしてみようと思います。先日、夕食中のこと。箸を持つ右手の甲がチクッとしたので見ると、小さな黒いゴミが。何気に左手で払ったらコロコロと落ちて、ぴょんと消えた。その瞬間ぞっとしました。慌てて狂ったようにノミ駆除スプレー。食事どころじゃなくなった。ちび太猫達のノミも「完全駆除」には程遠い状況です。数匹程度ならどの猫にもいる感じ。特にノミが次々と湧いてくるダイフクと、ノミが見えるちび太のチェックは欠かせません。ダイフクは5回目のシャ...死火山が活火山に・・なかなか治らないノミの喰痕

  • 秋の足音

    暑い暑いと言いながら、ようやく聞こえてきましたね今日は雨、庭の温度は1日中21℃、寒いくらいですニャーに活気が少し戻って、以前のように庭に出るようになりました食も細って「随分痩せたんだニャ」夏の間成長が止まっていた庭の皇帝ダリアが再び伸び始めました玄関わきのムラサキシキブ、もう色づいてます植物たちは、とっくに秋の音連れを感じていたんですねムラサキシキブの匂いを嗅いで「こりゃ食べられんな」先日、気象庁の人が「今年の秋は短い」って言ってたけどいえいえ、もう何年も前からそうなんです花屋でガーデン草花を扱っていると、嫌でも季節に敏感になるんですね猫達もそれは感じているはず衣替え(体脂肪の脱着や換毛)の期間も短くなって大変ですまあ、家猫にはあまり関係ないけどご多聞に洩れずニャーも流水が大好き・・でも飲むのは下手です...秋の足音

  • サクラ、頑張って生きる

    難治性口内炎の痛みと闘いながらの日々を送るサクラ。行動は他の猫たちと変わらないのだけど、どこかはかなく見える。食欲はある方だ。ウェットに関してはよく食べるし、カリカリも患部を痛がりながら少しは食べる。だからお腹はいつも結構張っている。でも首から背骨周りや手足の関節周りはまさに骨と皮だけ、テントテストすらできないほどガリガリに痩せているのです。最近は自分で毛繕いするようになったけど、それでも毛並みはぼさぼさのまま。また首が細くなって、首輪が頭から抜けそうサクラは3週間の"休肝日"を終えました。食べるとき以外の休眠中などにも時折口をあぐあぐしたり手で掻きむしったり。幹部が沁みて安息できない様子が1日に数回見られるようになって、限界と判断した。現在はまたステロイドを所定量の半量投与しています。カリカリを食べると...サクラ、頑張って生きる

  • デブりましたで候ふ

    ココですレオと一緒にわが家に移ってもうすぐ1年相変わらず元気、恙なく暮らしております現在のココなんかちょっと、恰幅がよくなった?いえいえ、実は大変なデブりようです店時代はスマートとは言えないが、それなりに均整がとれていた去年の今頃、お店にてそんなに食べてるわけじゃないんだけど運動不足かなとは言えわが家でもいつもうろうろ、1階2階行ったり来たり運動量は多い方だ現在のココもともと丈の短いココまるまる太ってビア樽のようになりました今年の春の手術の際は5kg簡単には触れないのでその後は不計測6kgは越えてるだろうなでも強制的な体重調整はしませんいざとなれば本人(猫)が自分で調整します本猫任せ、それがわが家の方針なんです去年の2月、お店にてデブりましたで候ふ

  • 猫が教えてくれること

    少し古いのですが、自分のお気に入りストックの中に表題のような記事を見つけました。猫と暮らすメリットやノウハウ記事はたくさんあります。その中でこの「ねこちゃんホンポ」の記事は特に慧眼と言うわけでもなく、おそらく読んだ当初は(何だそんなことか)と、印象に残らなかった。その記事が、今回再読して妙に心に残ったのです。その記事は、「猫は4つのことを教えてくれる」と言う。1.規則正しい生活のすすめ2.心が軽くなる生き方3.日常にいつも幸せがある4.猫を通じて社会に関わる今年の春、虹の橋へと旅立ったシロキですかつて仕事に追われて生活しているときは上記の2ばかりを追い求め、1と4には関心がなく(逆に煩わしさから解放されてのんびりしたいと思っていた)、3は無縁のものだと決めていた。それが仕事から解放され悠々自適の身になると...猫が教えてくれること

  • ちび太、思い出を背負う猫

    猫の信頼は絶対です。信頼した相手を裏切ることはありません。(信頼関係を壊すのは常に人間の側です。)と、いつも言っているのですが、ちび太の信頼はまさに微動だにしない。ちび太は猫らしい悪戯や盗み食いをするのでよく叱ります。大声出したり、時には頭をポンと叩くことも。それでもまったく悪びれない。呼べばすぐにやって来る。アンニュイな表情が得意のちび太先日、ちび太のシャンプーをしました。(2度目)かつての長毛がまだ生えず、毛の短いちび太はノミの目視が容易にできる。そのちび太にひと月ほどノミを見なかったので油断していたら、突然数匹のノミがお腹に。ノミ取りキャッチャーでうまく捕れず、結局シャンプー。鋤取りで15匹ほど駆除した。続いてダイフクの5回目シャンプーも行った。(この話は別記事にて)するとちび太が風呂場洗面所の外で...ちび太、思い出を背負う猫

  • 猫愛 ~ほんわか、でもやっぱりせつない猫たちの物語・第11話~

    盲目のノラが優しい人と出会って幸せになる。前話のふっくんの話、まさに奇跡としか言いようがないですね。最近ねこちゃんホンポで新しいライターさんを募集していて、その人たちは主にSNS上の猫にまつわる美談を取り上げている。食べ物がない、事故に遭ったなどでボロボロになり朽ち果てる寸前のノラたちが保護され、数ヶ月後には見違えるような立派な家猫になった話の数々。いずれも感動を呼んで何十万回も再生されているそうです。それらの記事の出だしには、ノラの生活が如何に過酷なものかと1行で書かれている。逆に言えば、幸運にも保護されれば立派な家猫に変身する猫たちが、保護されなければ悲惨な状況で朽ち果てていくということです。当ブログのシリーズで「エサをやるなは殺せと同じ」がありますが、前述記事の出だしの1行がそれを裏付けていると思う...猫愛~ほんわか、でもやっぱりせつない猫たちの物語・第11話~

  • 何とか生きてるで候ふ

    まさに残暑これ極まれり、尋常じゃない暑さですね。今夏は暑さの新記録を次々と打ち立て、ついでに野菜の高騰も新記録。わが家では必需品だったオレンジジュース、値上がりを通り越して店頭から消えました。それにつけても最近の天気予報、当たりませんね。今月の初めだったか、当地では晴れマークのない週間予報が何日か続いたけど、実際には殆どが晴れ、太陽を見ない日はなかった。今回はキジロくんの登場ですコンピューター予報にしてもAIにしても、要は経験則ベースだから過去データが物を言う。今年の夏は過去の経験から大きく外れているのに違いない。予報士の人たちは、気象庁の縛りがあるせいかそんなことは言えないのかな。予報がバラバラになれば混乱を招くので、それもやむを得ない?外れても外れてもシラッとしてまた予報する。なんとまあお疲れなことで...何とか生きてるで候ふ

  • ずっと前からいるような・・

    モドキが家の子一周年ということは、ココレオももうすぐ家の子一周年。そう言えば昨秋保護した5匹には共通点があります。保護以来一度も出たいと騒がない。不安気にもならないし、出たい素振りも見せない。ヒョウが当初鳴き続けたのは、やはり子供を残してきたからだろうか。保護者としても、それだけが心残りです。昨秋、店を閉める案内を1ヶ月前に出した時、ココレオの行く末を案ずる声が多かった。それで閉店案内の横に、看板猫ココレオの去就についての報告を出したのです。実はその後、レオを引き取りたいという申し出が複数あった。でも人馴れしてないココにとって、レオは"命綱"のような存在。2匹一緒を条件としたためレオの話も流れてしまった。今は、それでよかったと思っています。店時代のココレオは、お花に囲まれて生活していましたココは昨年の春頃...ずっと前からいるような・・

  • モドキ、家の子一周年

    7年余りのノラ生活を終えて、わが家に迎えたのが昨年の9月中旬。ノラ生活を無事に過ごせたのは、店だけでなく見守る人達が多かったからに他ならない。モドキは数少ない恵まれたノラの1匹だ。とは言え、大怪我をしたり目ヤニや風邪などで幾度も危機に見舞われた。その都度手当するうちに、モドキは気心の知れたノラとなった。店時代のモドキ(レジ外側台上にて)かつて知ったる保護者のいる家に来たノラは慣れるのが早い。モドキも来た早々に落ち着いたもんだったけど、そこは猫たちがやたらに多い家だった。しかもノラ時代にライバルだったココレオやダイフクまでやって来た。当初は威厳を誇示したり修羅場を演じたりしたが、次第に他猫と折り合いをつけていく。ご執心だったヒョウまで家に来たことがプラスに作用したのは間違いない。そして見えてきたモドキの本質...モドキ、家の子一周年

  • ノミ生産マシーン? のダイフク

    本記事は、カテゴリーをまたぐ「2024ノミ騒動シリーズ」の「その10」となります久々の本シリーズですが、まだまだ治まったわけではありません。ただ、徹底した掃除と駆除スプレーの甲斐あって、部屋のノミはほぼいなくなりました。ノミ取りホイホイ(4台)は2週間連続"収穫"ゼロで今は中断しています。でも油断は禁物。日々の徹底掃除は欠かせません。ちび太のノミはたまに1匹2匹見つけるし、先日はモドキに2匹ポニーにも1匹発見。猫達は相変わらず盛んにかいかいとなめなめを繰り返しています。しかし群を抜いてすごいのがダイフク。まるでノミの塊のよう。3回目のシャンプーの後、ほどなくしてまた背中が濡れてきて、さらに黒ずんできた。試しに櫛で鋤き取って確認するといるはいるは。それで急遽4回目のシャンプーを決行。ニャー(上)とダイフク湯...ノミ生産マシーン?のダイフク

  • 普通の家猫生活を希望します

    猫は群れない動物、基本的にひとりで生きると言われています。ノラは然り?保護されて家猫になって、しかも多頭生活を始めたら・・。はじめは家庭内ノラ。保護者や他猫を警戒するし、煩わしいに違いない。でも次第に慣れて警戒心が解け、しかも気心が通じ合うようになると・・。仲間たちもいいもんだ、と思うようになるような気がします。4年半の外(家裏)生活を経て、体調不良(口内炎)のため保護して家に迎えたサクラ。以来家猫生活歴がほぼ2年になった。これまで介護もしたし、今も食事の介助を続けています。当初は1階の保護部屋に居住。部屋は開放していたが自ら出ることはなかった。昨秋の大量保護で部屋に居場所がなくなり、2階の物干し部屋に居住を変えた。そのうち自室を出るようになり、1階に下りてたまにキッチンで食べたり。サクラ(手前)とココ、...普通の家猫生活を希望します

  • 今度はリンの番・つらいつら~い4日間

    リビングの出窓にリンがいます何だか様子が変実は口が閉まらない舌は出っ放し、涎は垂れ流しもう4日も飲まず食わずです原因は数か月前のキーと同じ左上犬歯がぐらついていますキーの時は抜けそうで抜けず病院に行くまで5日も経ってしまったけど結局自然に抜けたリンの場合は少々ぐらつく程度でまだまだ堅固引っ張ってもとても抜けそうにないそれでも舌が出っ放しで食べれない飲めない結局、病院に行きましたリンは喜んで抱かれる猫通院はさほど大変ではない病院の待合室にて4.8kgあった体重は3.7kgまで落ちていた久々に、昔よく世話になった若い女医さん患者(動物)にやさしくとても熱心左上犬歯の異常を伝えると犬歯より先に口の中を見て一言「歯が大変なことになってる」犬歯前歯よりも奥歯の方がボロボロでしかも抜けてしまって殆どないそれにはまった...今度はリンの番・つらいつら~い4日間

  • かっこいいケン

    家庭内ノラのケンですお腹に猫特有のたるみがなくてチータのように切れ上がってます頭が小さくて精悍な野生児そのもの最近はちび太に追われなくなったのでリビングで過ごすことが多くなりましたすると、少しづつ人にも慣れてきたような・・他の猫たちとの親和性は大丈夫そう腕にハゲができました(外傷ではないです)今のところまだ野生の目をしていますが遅ればせながらの家猫修行に入れそうですなんだかんだ言ってケンももう3才ヒョウと並んで、里親さん探しを始めたいでも、人馴れ訓練は焦らず騒がずあくまでも本人(猫)のペースを尊重します後ろにクウとリンかっこいいケン

  • ゆうパックで猫を郵送?

    本記事には猫にとってむごい内容があります。苦手の人はパスして下さい。5年ほど前、情報番組「特ダネ」で報道された中国での蛮行について書きました。マンション32階のベランダから2mほどの細い棒を突き出し、その先端の10cm四方くらいの小さな板の上に若い猫。風が強くバランスをとるのに必死だ。その怯えるさまをけらけら笑う撮影者(女)の声。遙か下に豆粒のような車が行き交う。終了直前の小倉MCの言葉「この猫はダメだったようです」は途中で切れた。閲覧数欲しさの最低最悪低能極まりない行為。このシーンが、いまだに脳裡をよぎって離れません。自分は猫の虐待報道をフォルダに保存しています。残念ながらこのフォルダ、保存記事数が一番多い。日本はひどい国だ。しかし「特ダネ」のこの報道を境に、中国はもっとひどいことがわかってきた。さらに...ゆうパックで猫を郵送?

  • 穏やかに枯れるように

    最近のニャー、変わったような気がします。なんだかポヤーッとまどろんでいることが多くなった。人の傍にはいるけどくっつくのは嫌だったはずが、とにかく遮二無二くっついてくる。オジンだろうがオバンだろうが選ばない。テーブル下で寝落ち活発に動くことが殆どなくなり、外にもあまり出たがらなくなった。相変わらず箱寝が好きだけど、新しい箱をあげるとすぐに他猫に盗られる。何一つ文句を言わない、怒らない。まるで亡きシロキをみているようだ。ボケた(認知症?)のかなとも疑ったけど、意識はかなりはっきりしている。もともとの小食で痩せてはいるけど、具合が悪いというわけでもなさそうだ。仲間たちに囲まれて孤高の猫だったはずのニャーが、みんなに溶け込んでいることが多くなった。かつては周囲に恐れられていたけど、今ではニャーに緊張する猫はいなく...穏やかに枯れるように

  • やっぱり猫は超能力の持ち主だった

    わが家の猫たち(特にニャー)の超能力について、過去記事「気それは超能力」や「SixthSense」に書いて来た。猫と暮らしていると感じる、"どうして猫にはわかるのか"といった謎。自分が感服するのは主に2点で、1.気配を感じる能力(察知能力)例えば家の外を誰か(ノラ)が通ると、家の中でその方角に駆け寄って窓の隙間などから外をチェックする。誰がどっちに向かっているのかもわかるようだ。店時代、ダイフクが来る前に隠れた"先逃げのニャー"も然り。2.予知能力里親さん宅へと向かう前のハリーは前日から様子がおかしかった。病院に行く直前の猫たちは、明らかに警戒心を増して様子が変わる。予知能力というよりは危険察知能力というべきか。こういった猫の能力は、自分に限らず猫と暮らしている人なら誰でも感じることらしい。そのせいか、ネ...やっぱり猫は超能力の持ち主だった

  • 平和を守ったリン母さんの一喝

    お母さん猫のリンとは言っても、息子たち(キーとクウ)はもう7才ですわが家の紅2点、リン(手前)とサクラ(窓辺)デブっていた体型も元に戻ってその美貌?とともに出てきたのが貫禄かつてニャーやちび太から逃げ回っていた時も気持の上ではまったくひるまなかった今はリンに手を出す猫は誰もいませんでも、ここに来て怖~い猫が2匹徐々にリビングキッチンに進出してきたモドキとダイフクですテーブル下にダイフク、ソファ上にリン(他にちび太とポニー)(まだダイフクが危険猫のレッテルを貼られる前)モドキは、外観の割には気が小さいことがわかりそのうち誰も気にしなくなった問題はダイフク、初めの頃はよかったけどある日、ダイフクがキッチンから誰かを追ってきた追ってきたと言っても、何だか遊んでほしかった感じそれでも逃げる方が血相変えて来たのでリ...平和を守ったリン母さんの一喝

  • 猫愛 ~ほんわか、でもやっぱりせつない猫たちの物語・第10話~

    前話に登場する障害猫たち、とにかく明るい。障害をものともせず猫生をしっかり謳歌しています。もし足がちゃんと動けたら・・なんて思わない。ありのままの自分を受け入れて、健常な子たちと比較したりなんてしない。もちろん羨ましいとも思わない。意識の上ではまったく対等です。周りの猫たちのようにできないこともあるけど、だからと言って恨めしい気持ちなんて微塵もないし負い目も気遣いもない。周りの猫たちも労わったり気遣ったりすることなく、障害猫をありのままに受け入れているのです。それが理想だとは言いません。労りや気遣いはそれもやさしさの表現だと思います。ただ、猫のように過ごせたら、気が楽になるだろうな。前話紹介の際にも書きましたが、特筆すべきは保護者さんたちの献身的な努力です。どの話に出て来る保護者さんも、その努力を苦痛に感...猫愛~ほんわか、でもやっぱりせつない猫たちの物語・第10話~

  • ニャーの独り言 ~よりによって~

    去年の7月以来1年ぶりのニャーですチョーお久しになってしまった理由はただオジンが忘れてただけです心臓の手術だの店じまいだの店のノラたちをまとめて保護したりだのいろいろあったからねニャーの仲間たち(手前がニャー)わが家の猫も一気に増えてみんなみんな、大変ですちょっとヤバそうな大きいのがウロウロすると緊張が走ります実は先日、ちょっとした事件がありました朝のまだオジオバが寝ていた時白い大猫がウロウロ出て来た追い返そうとしたら向かってきたそれでついやり合いになっちゃいました途中で逃げようとしたけどしつこく追いかけて来て何度も何度もやり合ったそのうちオジンが2階から下りて来てその足音で白い大猫は保護部屋へと逃げて行ったニャーはいつも部屋の真ん中に陣取ってますオジンは毛だらけになった1階中の床に驚きながら白い大猫とも...ニャーの独り言~よりによって~

  • しつこさ極まるダイフクのノミ、一方ダイフクの目的は・・

    本記事は、カテゴリーをまたぐ「2024ノミ騒動シリーズ」の「その9」となりますダイフクの連投です。前々回の記事(8/19)の最後に、ダイフクのご執心は実はモドキだった?と書きました。実際、その後もダイフクはしっかりモドキをマークして行動してます。ただ隙あらばヒョウにもくっつくので、何とも言えない。そのうちモドキが洗面所(水飲み)や玄関トイレに行った際に、ダイフクに邪魔されて戻れなくなってプープー鳴き喚くことが多くなった。そのたびに保護者が助け舟を出しに行く。しかし先日はついに本格的な勃発が起こってしまった。朝の6時前まだ就寝中、階下でバサバサとやり合っている音に気付いた。声はないが明らかに取っ組み合いの音だ。しかもなかなか終わらない。ついに起きて1階を見に行くと、足音に気付いて散会したのかモドキとダイフク...しつこさ極まるダイフクのノミ、一方ダイフクの目的は・・

  • つかの間の幸せ

    最近登場回数の多いダイフクです。ラブラブモドキとヒョウの下で、未練たらたら貼りつく生活に戻ってしまったダイフク。真下にへばりつくダイフクが邪魔なのか、モドキとヒョウがケージの上に移動する少し前、つかの間ではありますが思わぬ出来事がありました。たまたま保護部屋に入った時、3匹の所在確認するとダイフクがいない。あれっと思って探すうち、その光景を見たときはびっくりしました。モドキとヒョウがいるケージの奥に、ダイフクがいたのです。慌てて携帯を持ってきて、とりあえず撮ったのが上の写真でした。で、いろいろ考えた。これは一体何なんだろう。3匹の和解?いや、そもそもモドキとヒョウはダイフクに気づいているのだろうか。すると・・・ダイフクの位置が少しづつ沈んでいるような気がした。それにしても、どうやってこの配置になったのか。...つかの間の幸せ

  • ヒョウとモドキ、そしてダイフク

    シャンプーの後、自ケージに閉じ籠ってしまったモドキ。モドキに呼ばれて2階の住猫になったヒョウだけど、いくらモドキを呼んでも来なかった。その頃、ダイフクは居住を1階2階と転々としていた。やがてヒョウがシャンプーの順番となり、その後はヒョウも自ケージ中心の生活となった。するとダイフクも保護部屋に。こうして、3匹はまた保護部屋生活に戻りました。ヒョウ:吹き抜け玄関前の2階転落防止壁にて各ケージはすべて開放。でもモドキは相変わらず自ケージに閉じ籠ったまま。ヒョウのシャンプーした夜、ダイフクがヒョウのケージに入ってヒョウにくっついていた。その頃のダイフクはシャンプー済とは言え、まだかなりノミがいることが判明。こりゃいかん、とヒョウから引き離したのです。そんなことが何回かあって、結局ヒョウとダイフクのケージを交互に閉...ヒョウとモドキ、そしてダイフク

  • 運命が育てたチキンとキリン

    キリンの里親さん(奥様)から妻に連絡がありました。当家とは旧知のご家族で、今でも時折連絡取っています。キリン(現在はみいちゃん)はいたって元気だけど、残念ながら写真はありません。奥様は写真が苦手で、これまで送ってくれたのは息子さんに撮ってもらった1枚だけ。話を聞くうちに懐かしくなって、保護時の状況は同カテゴリー初期の記事にあるのですが、少し角度を変えてまた書いてみようと思います。チキンは2019年の6月に保護された。ショッピングセンター(SC)通路の当店近くにベンダーが並んでいて、チキンはその下で衰弱してうずくまっているところを小学生の姉妹が保護。でも家に持ち帰れば、親に飼育を反対されるに違いない。4年生のお姉さんが途方に暮れているのを当店の常連さんが見かけて、店に連れてきた。店に一時預けて親との交渉に向...運命が育てたチキンとキリン

  • 居場所を広げるケン

    最近リビングでケンの姿を見ることが多くなった。家庭内ノラのケンは、殆どの時間をオバン部屋で隠れるように過ごしていた。その理由はまず人間が怖いこと、そしてちび太に狙われていること。特にちび太は何と言っても猫なので、どんなに隠れても見つかってしまう。オバン部屋にある棚上の隅の箱の中でじっとしているしかなかった。ちび太に追われて逃げた食器棚上(箱中はクウ)ちび太は夏になる前、2階のオジン部屋からリビングキッチンに居住を移しました。それでケンは"鬼の居ぬ間"に1階でみんなと一緒に過ごす機会を失った。ところが、最近になって少し様相が変わって来た。飽きたのか興味が薄れたのか、ちび太があまりケンを追わなくなったのです。リビングの丸テーブルでくつろぐケン目の前にくると追い回すけど、それ以外は気づいてはいるのだろうけど興味...居場所を広げるケン

  • また剥げてきたポニーくん

    猫には冷房の好きな子と嫌いな子がいるようで、ニャーなどは好きな方。嫌いな子はキーとポニー、クウやレオもあまり好きじゃない。今年は梅雨の前から夏が来たような形で、わが家も6月から冷房開始。猫の数が多く各部屋に分散しているので全部屋冷房と相成った。さあ、たまらないのがポニーとキー。冷房が始まった途端に玄関、廊下、キッチン(冷房なし)の住猫となりました。冷房前までは仲間とゆったり過ごしていたポニーとキー(右はちび太)リビングに続くキッチンは、扇風機で冷風を送るので少しは涼しい。キーはキッチンでも大丈夫だけど寒いと廊下や玄関に。人工的な涼しさ(寒さ?)を徹底して嫌うポニーは玄関の住猫となりました。でも玄関の出窓はやっぱり暑い。ポニーなりに避暑地を探し、玄関タイルの上(床下の空気が漏れてくる)に落ち着た。ここならタ...また剥げてきたポニーくん

  • 登場ニャンコ紹介・2024夏 ~経歴と推定年齢~

    久々の登場ニャンコ紹介。昨秋の閉店に伴い、最後の保護活動として店でお世話していたノラたちを保護してわが家に迎えました。現在家に14匹、家裏で1匹お世話中のニャンコたちを紹介します。出会いの古い順に紹介。推定年齢は初診の際の獣医師の見立てによりますが、幅の大きい場合はその範囲内での自分の判断によります。自分の判断は後になって変わることがあるので、前回紹介時の年齢と微妙に異なる場合があります。☆☆ニャー推定10才♂出会い2015年10月店☆☆わが家に来たのは2016年11月。店での1年間は完全外暮らしだった。☆☆ダイフク推定10才♂出会い2015年12月店☆☆当初は店の悪役。大怪我で消息を絶ったが昨年5年ぶりに再会。その後9月にわが家にお迎え。☆☆モドキ推定8才半♂出会い2017年3月店☆☆店の子志願と数か月...登場ニャンコ紹介・2024夏~経歴と推定年齢~

  • 続々シャンプー決行中 (中間考察含む)・その3

    本記事は、カテゴリーをまたぐ「2024ノミ騒動シリーズ」の「その8」となります今回は4匹分の報告。リンとレオは抱っこも可能だけど一応ネットに入れて決行。サクラとヒョウは逃げ回るので、たも網を使用して捕獲の後ネットに入れた。※サクラは食事介助中は撫でても大丈夫なれど、それ以外の時は近づくと逃げる。リン流血なし。シャンプー後の鋤取りは念入りに行ったがノミ1匹だけ駆除。爪切りとノミ駆除スプレーの後解放。ノミ駆除スプレーには忌避効果もあります。レオ流血なし。シャンプー時黒い点(ノミ?)2つ流れるのを確認した。その後の鋤取りでも2匹駆除。爪切りノミ駆除スプレーを念入りに行い自分のケージで乾燥、その後解放。サクラ多少の流血があったのでシャンプー前の洗いを2回行った。シャンプー洗いの時黒い点の流出を5つ確認したが、その...続々シャンプー決行中(中間考察含む)・その3

  • 食べるは最良の夏バテ解消法

    キジロのその後です。それまで殆ど皆勤賞だったキジロが、去年あたりから夏になると空ける日が目立ち始めた。昨年は8月終わりから9月初めにかけて4日続けて来ないことが2度あった。キジロの前記時(7/20)でも4日続けて来てないと・・。その後、キジロは5日目の早朝にやって来ました。何だか白けた感じで、目に輝きがなく動作にも覇気がない。それでもしっかり食べて帰ったので、どこか具合が悪いわけでもなさそうだった。(写真は今年5月頃のキジロです)やはり夏バテか。その日はたまたま早く起きて勝手口を開けてみたらいたのです。それでヒントを得た。早朝であれば、まだ家裏に日が当たらない。日が当たりだすのは7時過ぎだ。ということで、6時前に起きて家裏を確認することにしたのです。今の自分の通常起床時間は7時頃。1時間以上早く起きるのは...食べるは最良の夏バテ解消法

  • 続々シャンプー決行中・その2

    本記事は、カテゴリーをまたぐ「2024ノミ騒動シリーズ」の「その7」となります今回はいつも保護者の身の回りにいるニャー、ちび太、チキンのシャンプー報告です。この3匹はしっかり抱っこもできるので、捕獲用のたも網や洗濯ネットは不要。そのままホイっと湯浴・シャンプーしました。鋤取りとノミ駆除スプレーは念入りに。ダイフクのシャンプーその後のその後も併せて報告。ニャー流血なし。前回のシャンプー記述で3匹から出血と書きましたが、怪我や喰われた跡ではなく、ノミ糞から溶出した血ではないかと思われます。(糞が多いほど流血も多くなる。)シャンプー洗いの時黒い点を2つほど確認したがその後の鋤取りではノミ確認できず。爪切りとノミ駆除スプレーの後開放。ちび太流血なし。ちび太は昨年の脱毛(舐め取り)以来まともに毛が生えず、また何故か...続々シャンプー決行中・その2

  • ノラたちとの共存を目指して 番外編・7「 殺処分と暗闇ビジネスからの脱却」

    足掛け7年に及ぶこのシリーズ、進むにつれて更新が停滞しています。番外編だの場外編を次々と足しながら回り道し、半年ほど前にようやく「その9」を書いたのですが、結局公開せずに没にした。その代わりに「場外編8」と「番外編7」をさらに追加。ノラたちを不幸のどん底から救い出すには、まずノラを生み出す猫捨て防止と暗闇ビジネス(ペットビジネス)からの脱却が不可欠と考えたからです。7年前に「その1」を書いたときに想定した道筋より遙かに奥が深く規模が大きかった。単なる理想論ではなく、現実的な提案をするためにこれからも勉強は続きます。動物の遺棄や虐待、多頭飼育崩壊の問題は近年ようやく気鋭のライターたちによって明るみに出されてきた。最近では全国新聞やTVでも散見される。SNSの普及によって一般の市民でも容易に告発できるようにな...ノラたちとの共存を目指して番外編・7「殺処分と暗闇ビジネスからの脱却」

  • 続々シャンプー決行中・その1

    本記事は、カテゴリーをまたぐ「2024ノミ騒動シリーズ」の「その6」となりますまだまだ続くノミ騒動。どんなに徹底した掃除してもノミ駆除スプレーやノミ取りホイホイを仕掛けても、とにかく猫たちに寄生したノミを何とかしないと埒が明きません。徹底した掃除を毎日続けるのは結構疲れる。当初は1日2回だったのが今は1日1回になりました。猫たちのシャンプーも早く進めないと、ということでやっています。ダイフク、モドキに続いて今回はココ、キー、ポニーのシャンプーの様子を報告します。(+ダイフクのその後)基本操作は、まず大型のたも網で捕まえ、即毛布を掛けて目隠し、毛布+網ごと間口の広い洗濯ネットに入れ、慎重に毛布たも網を取り出す。ネットごとたらいのぬるま湯に浸けて洗った後(必要に応じて数回)たらいから出してシャンプー。毛を逆立...続々シャンプー決行中・その1

  • ツインズ健在

    家裏で暮らしていたリン一家をまとめて家に迎えて、はや5年が過ぎました。あの時は2匹の息子たちが齢6ヶ月ほどになって、親離れ寸前だった。息子たちは自立に向けて頑張ったものの、捕って来るのは食べられないものばかり。当地は郊外だけど、昔はまだしも今は小動物も昆虫も殆どいない。お世話してくれる人がみつからない限り、この2匹に未来はないと思えた。半年間家裏でお世話してきた仲、それなら当家で保護してしまおうと。ツインズ:キー(左)とクウその直前にTNRした母親のリンも、不安定な生活が見ていられず一緒に保護した。みうに続いてリン一家を当家に連れてきた白馬の騎士ソトチビは、自分(オジン)と一緒にかいがいしくリンの息子たちの面倒をみた。特にリンの手術の間は息子たちがソトチビにべったりだった。しかしそのソトチビは、残念ながら...ツインズ健在

  • ラブラブ2匹を引き裂いた保護者(とダイフク)

    本記事は、カテゴリーをまたぐ「2024ノミ騒動シリーズ」の「その5」となります変なタイトルですが、これはモドキの話です。オジン部屋押入れの住猫になってしばらくして、毎晩ヒョウを呼び続けた。すると1階にいたヒョウが呼応してモドキに合流。以後2匹のラブラブ生活が続いた。モドキは殆ど押入れから出ず、ヒョウはたまに息抜きのように室内や廊下で過ごす。ところがダイフクのシャンプーを決意した頃、押入れにもノミ糞らしき痕跡が。以来毎朝押入れを掃除機で掃除し、ノミ駆除スプレーすることになった。ラブラブのモドキとヒョウ(いつもモドキが奥に隠れてます)モドキとヒョウは早々に掃除機に慣れ、掃除の時だけ廊下に外して終われば戻る。そんな2匹の生活がしばらく続いたときだった。「モドキの背中が禿げちゃってすごいことになってる」とオバン。...ラブラブ2匹を引き裂いた保護者(とダイフク)

  • 今年も夏バテ? ~消息絶ったキジロ~

    キジロが姿を見せなくなりました。今日でもう4日目です。事故?それとも事件?いや、このところ空け日が多かったのです。そう言えば昨年の夏もそうだった。一昨年までの夏は休むどころか2回以上来る日が多かったのに。尋常じゃない近年の夏の暑さに原因がありそうだ。※キジロが食べに来なかった日数一昨年6月0日、7月0日、8月1日、9月1日昨年6月0日、7月1日、8月9日、9月6日今年6月8日、7月7日(19日まで)5月頃までは皆勤賞だったキジロ昨年は8月末から9月初めにかけて、10日のうち8日来ないことがあった。あの時はさすがに他にいい場所見つけたかと思ったけど、暑さが収まれば何気ない顔していつも通りにやって来た。今年の夏は早い。庭の温度計は6月から猛暑日熱帯夜を記録し、7月は連日連夜だ。わが家の裏手は通り抜けできる屋根...今年も夏バテ?~消息絶ったキジロ~

  • 粗相 ~もうひとつの大問題~

    ノミ騒動は一向に収まる気配がなく、自分の足も喰われ放題で大変なことになってます。いくら掃除しまくっても、14匹の猫たちが育てているのでいたちごっこ。順次シャンプーやらマイフリやスプレーしてはいるけど、ノミの増殖に追い付けない。というのも、ノミ以外にも即対応を迫られる問題があって手が回りません。そのひとつが粗相問題。記事にはしてないけど鎮静化したわけではなかった。問題児はクウ、ココ、サクラの3匹。ここにきて再び悪化してきのです。クウ元祖問題児。足掛け5年になるクウの粗相問題は、静まったり再燃したりを繰り返しながら終わりが見えません。クウの場合、小は普通にトイレでできるけど問題は大。これまでの攻防も熾烈を極めてきた。リビングテーブルの下を段ボールでブロックしたり天空トイレを設置したり、テーブル下のトイレをダブ...粗相~もうひとつの大問題~

  • ダイフクのノミ駆除 (後編)

    本記事は、カテゴリーをまたぐ「2024ノミ騒動シリーズ」の「その4」となりますそれにしても猫のノミ駆除剤というのはどのくらい信頼できるのだろうか。猫が舐めないよう首に施せば、全身の皮膚に広がってノミが触れれば動けなくなって死ぬ。その効果は絶大で、12時間以内に体表面のノミを100%駆除。しかも効果は1ヶ月くらい持続するという。効かない場合は、薬を皮膚にちゃんとつけてないのが原因だと。しかし自分は何度も経験しているし、病院での投薬も見ている。ダイフクやちび太にまったく効かず、他の猫たちにもあまり効いた痕跡がない。その理由がわからないのです。一方ネット上に溢れているノラが保護されて家猫になった話では、先ず動物病院に行って検査と同時にノミ駆除をしてもらう。多分フロントラインを処方するくらいだと思うが、それでOK...ダイフクのノミ駆除(後編)

  • ダイフクのノミ駆除 (前編)

    本記事は、カテゴリーをまたぐ「2024ノミ騒動シリーズ」の「その3」となりますいやはや、大変なことになってしまった。気付いたときは時すでに遅し。ダイフクの抜け毛に大量のノミを発見して以来、朝晩家全体に掃除機を掛けています。リビングマットにはノミ殺スプレーも随時。スプレーはノミに直接かかれば瞬殺の効果があるし、マットに1日数回かけておくと触れるだけで殺ノミ効果が。目視でも見えるので座る前には必ずチェック。ノミ取りホイホイは毎夜リビングに2ヶ所、様子を見ながら他の場所に2ヶ所。猫たちがいる場所にはすべて、多かれ少なかれノミがいることがわかった。当初は一晩4か所で30匹以上取れたが、今は10匹前後まで減って来た。でも、数匹まで減ったと思えばまた増えるの繰り返し。それもそのはず、依然として猫たちが"育てて"いるの...ダイフクのノミ駆除(前編)

  • 介助部屋の住猫に戻ったサクラ

    家庭内ノラの仲間入りしたサクラです。口内炎が治ったわけではないけど、他の猫たちと同じように過ごしています。やっぱり猫は猫らしく。実際サクラは身体の手入れをするようになって、汚れ放題だった毛並みや毛色が随分きれいになってきた。ご飯のたびに2階の介助部屋に追い込まれることもなく、他猫に交じってキッチンで待機。介助部屋(物干し部屋=旧子供部屋)に追い込まれるのは薬を飲むときだけです。家庭内ノラとは言っても、相変わらず保護者は怖いけど慣れてもいる。身繕いするサクラ(手前はチキン)薬は定期的に飲んでます。薬剤耐性や副作用を抑えるため極力少なく。試してみると、まったく与えないとやはり痛がる頻度が多くなる。逆に所定量与えても食べ物が患部に当たった時の痛みは消えないようだ。(注:これはあくまでもサクラの場合です。)処方箋...介助部屋の住猫に戻ったサクラ

  • せつないダイフクの改心?

    ヒョウをめぐる♂猫3匹の競い合い、軍配はモドキに上がりました。不妊手術を終えて嫌がるヒョウにひたすら乗ろうとした若いココ。トシなのでさほど積極的じゃないけど、不器用に乗ろうとするばかりのダイフク。モドキはヒョウに乗るのを止めてヒョウのエスコートに努めた。ヒョウがモドキを選んだのはもっともな話でした。(人間的には)で、モドキとヒョウがラブラブに。ココも時折一緒にいたがやがて諦め、何事もなかったかのように知らん振り。一方ダイフクは、2匹のいる傍から動かないのです。(前記事「ダイフクの通せんぼ」参照)玄関出窓にモドキとヒョウ、その下にダイフクストーカーという感じではないし、リターンマッチを挑むなんて雰囲気はまったくない。何だか仲間に入りたそうだった。それより何より、そんなダイフクが少し変わったように見えたのです...せつないダイフクの改心?

  • これでもペットショップから買いますか?

    ペットショップやブリーダーなど生体販売の闇の部分についてはこれまで何回も書いてきました。もう十分意識を持っている愛犬家愛猫家の中には、そういった記事を嫌う人が多いことも知っています。でも、先日(6/27)も書いたばかりなのにまた書きます。本来は「これから買おう」と思っている人に読んでもらわないと意味がないのですが、心ある人たちにはぜひ拡散してもらえればと願いを込めて。今回は悲惨な状態で飼い殺しにされている繁殖犬の話です。狭い檻の中で糞尿の上で暮らし、散歩はもちろん一切の手入れなし、病気になろうが失明しようが手当てなし。さらに、吠えないよう声帯を切除することもよくあるそうだ。ただひたすら孕ませ、子を無事に取り出すために帝王切開が頻繁に行われる。先日書いた埼玉のブリーダーは、年齢的に繁殖できなくなったワンちゃ...これでもペットショップから買いますか?

  • モドキ、次々と根城を変えて

    その後のモドキです。ダイフクとココとの競争に勝って、ヒョウとラブラブになりました。モドキはなかなかリビングデビューができなかったけど、ヒョウが引っ張ってくれた。リビング出窓でヒョウと連写ではありません、ゴロゴロとくつろぐモドキです(くつろぎ過ぎて他猫がみな引いてしまった)ヒョウはどこでも自由自在だけど、まだ人間は不得手。それでキッチンの片隅を根城にしたけどそこはモドキがダメ。結局、玄関や洗面所に2匹で落ち着きました。玄関出窓でのんびり2匹しかしその後、モドキに異変が。自分のケージに引きこもって出て来なくなった。とくにきっかけはないのですが、強いて言えばダイフクを嫌ったのかな。ヒョウとラブラブでいると、必ずその下に未練たらたらのダイフクがいたので。ケージは常時開放だったけど閉じこもったままだったモドキの閉じ...モドキ、次々と根城を変えて

  • 猫愛 ~ほんわか、でもやっぱりせつない猫たちの物語・第9話~

    前話のスカーレット、感動ものですね。母猫の愛、母猫の献身がここまでのものとは。それを助けた消防隊員もすごいと思います。日本でもこのところの大雨で地域全体が冠水する災害が頻発していますが、水没地域には人間だけでなく子育て中のノラ猫母さんもきっといたはず。迫る水の中で自分だけなら逃げられても子供から離れずに人知れず命を落としたりするのだろうと思うと、自然災害とはいえ心が痛みます。ところでこの母親の愛と献身ですが、人間だったらどうでしょうか。最近は子供の虐待など不穏なニュースばかりが目立ちますが、自分には母親の愛の強さは種族を問わず普遍のものだと思えます。人間のお母さんもスカーレットと同じように行動するに違いない。ではお父さんは?同じに決まってますよね。さて、今回ご紹介するのはひとつの物語ではなくてテーマです。...猫愛~ほんわか、でもやっぱりせつない猫たちの物語・第9話~

  • キーのハッピーフェイス

    ニャーにくっつくキー・・「ニャーおじちゃん」ニャーは推定10才、キーはもうすぐ7才ニャーは7年半前、キーは6年前に家にやって来た(やや、さらに甘えてくるキー)その前はニャー店で1年、キーは家裏で半年(孤高の猫ニャーも、迷惑そうな顔をしなくなった)猫の平和そうな姿には本当に心が和みます養老先生曰く何の役にも立たないし手間かけるだけだけど何故かいるだけで癒される存在過酷な生活を強いられるノラでさへ猫はささやかな幸せを見つける名人ましてや家猫ときたら・・特にキーのハッピーフェイスは、最高の癒しグッズです(左はヒョウ)キーのハッピーフェイス

  • それはちび太から始まった ~ノミとの格闘2024ラウンド~

    ノミと言えばちび太。いつしかそんな先入観がついてしまった。実際、「ノミ」で当ブログ内検索するとちび太の話ばかり出て来る。そして毎年夏になると、この問題が浮上してくる。今年もちび太のことばかり気にしていた。やっと生えて来た毛が、春先になってまた盛んに舐め始めたのです。その原因はもうはっきりしている。ノミでした。大発生して閉口した一昨年の今頃。徹底した駆除で何とか乗り切った。昨年はしっかり対策を・・したつもりだったが、やはり発生した。ちび太です。ちび太の毛が薄いお腹にはそれがよく見えた。他の子たちはいくら鋤いてもノミがいない。ちび太が集塵機のようにせっせとノミを集めているように思えた。マイフリガード(フロントラインのジェネリック)は中40日空けろと取説にあるので、その間はノミ取りキャッチャーで嫌がるちび太をせ...それはちび太から始まった~ノミとの格闘2024ラウンド~

  • 【速報】ブリーダー、餌代がもったいないからと犬を殺す

    本日昼前、テレビ各局と各ネットニュースが一斉に報道しました。埼玉県毛呂山町の元ブリーダー、渡部幸雄容疑者(81)がポメラニアンとみられる犬など3匹をビニール袋などで密封したカゴに閉じ込め、窒息させて殺した疑いで逮捕された。昨年8月「繁殖能力が無いと判断した犬にエサを与えず衰弱死させたり、カゴに犬を入れたままビニール袋で密封して殺している」と情報提供があり事態が発覚した。渡部容疑者は繁殖犬中心に約180匹飼っていたという。曰く、「繁殖に使えなくなった犬を生かしておくと経費がかかる。行き場の無くなった犬の責任をとるつもりで殺した。」最近は犬猫の虐待報道が多くなった。中でもブリーダーやペットショップの起こす犯罪は被害動物の数の上で多く特に問題だ。命を営利販売すればこのニュースのような問題は避けられない。先月は無...【速報】ブリーダー、餌代がもったいないからと犬を殺す

  • ココレオのふるさと

    わが家でも相変わらず仲のいいココレオです。なんだかんだでやはり一緒にいる時間が一番多い。他猫にもすっかり溶け込み、モドキも含めて軋轢を生じることはなくなった。店時代のように外敵の心配がないので、緊張することが殆どありません。猫は平和好きだけど、あんまり平和だとボケちゃうかも。昨日は久々にお店のあったSCに行ってきました。まだ更地のままだった。次のテナントは決まってないのかな。またいろいろと思い出にふけって来ました。昨日撮影したお店の跡(正面ゲートのあった場所から撮影)店猫の歴史はココレオだけではありません。猫の保護活動を始めたのはこのブログを始める1年前。初代の看板猫だったニャー、チビ、シャッポ。それに当時は悪役だったダイフク。2代目看板猫はテンちゃん。番長テンちゃんの子育て(ちび太)も話題に。悪役返上の...ココレオのふるさと

  • シリーズ:メディア批評(第一回)

    自分はかつて、当ブログの他に「メディア批評」(タイトルではありません)のブログを書いていました。しかし年齢的な理由で現在は閉鎖しています。当ブログでも時折メディアに関する記事を書いてきましたが、それはノラたちの待遇を改善するにあたりメディアの役割が不可欠だと思うからです。メディアを批判するばかりではなく味方に引き入れうまく利用する。そのためにはメディアの本質を知らなければならない。そんな気持ちから、頻度は低いとは思いますが、本シリーズをその他カテゴリーの中で立ち上げることにしました。ロシアのウクライナ侵攻に伴って、プロパガンダという言葉をよく聞きます。自国に有利な情報を流すことです。アメリカの大統領選でもプロパガンダの横行が指摘されています。AI技術の進化普及によって偽動画偽画像が容易に作られ、プロパガン...シリーズ:メディア批評(第一回)

  • 猫愛 ~ほんわか、でもやっぱりせつない猫たちの物語・第8話~

    前回のピーちゃんの話、すごいですね。地域の人たちと野良猫がこんなにもうまく共生することができる。佐竹さんの眼力と文章力を別にしても、まったく理想的な社会がそこにあったのです。しかも日本の中心街とも言うべき新宿に。話の中にも出てきますが、この地域には糞尿被害を訴える人も出てきます。でもいがみ合うことなく、自治体も含め徹底的に対話することで問題解決を目指すとか。やればできる。当ブログに連載している「ノラたちとの共存を目指して」にも光明を照らすお話でした。ところで、ピーちゃんのその後情報はないかとネットで検索してみました。するとあるブログにピーちゃんの話が。ピーちゃん、少なくとも4月までは健在のようです。ということは28才になった?地域の人たちに守られているとは言え、ノラとしては最高齢なのではないでしょうか。ノ...猫愛~ほんわか、でもやっぱりせつない猫たちの物語・第8話~

  • ダイフクの通せんぼ

    最近はダイフクも殆どケージから解放しています。ただし、ダイフクはたまに他猫(特にモドキ)を襲うので要注意。先日はキーと鼻ツンツン互いにお尻の匂いを嗅いで挨拶終えたと思ったら、離れ際に後ろから襲い掛かった。自分の目と鼻の先での出来事だったので事なきを得たけど。要注意ではあるけどひょうきんなところもあって、少しづつ仲間たちに溶け込んでんす。目下猫たちにとって悩みの種はダイフクの通せんぼ。↓こんな具合です。保護部屋から出て廊下で寝そべるダイフクで、猫たちはみな回り道をすることに。やっぱりダイフクは何と言っても恐いから。ダイフクは殆ど1日中、保護部屋から出て右か左の廊下に寝そべっています。こちらは保護部屋から出て右側、階段下で最近は階段の下か1段目の上で寝そべっていることが多い。こうなると悩むのは猫たちだけでなく...ダイフクの通せんぼ

  • シロキ追悼 ~君が遺した贈り物~

    やあ、シロキそっちの暮らしはどうだい?みうやテンちゃんにはもう会えたかな?あれからもう3週間も経ったんだね君を見送ったあの早朝の不思議な静寂は昨日のことのように覚えているよ往年のシロキ君と過ごした6年間、本当にいろんなことがあったよな勝手口で灰白くん(ハリー)との主導権の奪い合い君たちの唸り声が近隣の騒音問題となって自分がノラ保護活動家として町内に宣言するきっかけとなった君は優勢で主導権を手中にしたけどおかげで家に迎えるのはハリーより半年遅れたその間に若いサクラが現れて君はラブラブになったけどいやはや、もてなかったなあサクラにはいつも逃げられてばかり一度逃げるサクラを追いかけて樋に正面衝突したことがあったねあの時は悪いけど思わず笑っちゃったよこんなに鈍い猫もいるんだと君のひょうきんな性格は、その時初めて知...シロキ追悼~君が遺した贈り物~

  • 退院してきます

    古女房殿が週明けに無事退院となりました。退院後の1ヶ月ほどは通常の家事程度。気張るような作業(運動)はしないようにと。家事程度って、どの程度なんだか。今は15匹の猫たちの世話、しっかりこっきりやってます。腰痛(ヘルニア)の具合もよくなってきて、心不全の息切れも今はない。おかげで連続して作業できるようになり作業時間も大幅に短縮。手抜きも一切なし。自分の時間もとれるようになりました。退院してもしばらくは安静が必要。それは当初から織り込み済です。ゆっくり焦らず、手術前の状態に戻ってくれればと思います。さて、猫たちの世話を全面的に行っていると、気づいたことが多々あります。ネットやノウハウ本には書いてない不測の出来事に手間をとられることが多い。例えばトイレの数は頭数+1と言うのが通説になっていますが、実際にはちょと...退院してきます

  • 特にないけど

    ↑チキンとキーです。柄もデブ具合も似ています。↑リンとクウです。親子なのでやっぱり似ています。↑リンです。寒暖同居しています。昼間は暑いけど夜は寒い。6月ってこんなんだったけ。特にないけど

  • 古女房殿が入院しました

    お腹の不調を訴え診てもらったら特大の腫瘍が見つかった。それで切除手術することに。精密な病理検査の結果はまだだけど、今のところ良性だろうと。ということで、しばらく入院することになりました。まあ、とにかく休むことを知らず滅茶苦茶突っ走ってきた人なので、ちょうどいい機会だと思います。自分も半年前に入院経験がありますが、人生をリセットしたような気分になれるし。妻はいろいろ家のことを心配して、近くにいる次女に猫世話サポートを頼んでいた。次女は動物看護士の資格を持ち、富士サファリやマザー牧場での勤務経験を持つプロです。でもわが家の猫たちは人見知りが強いので、サポートを断りました。で、ここはひとつ頑張りどころ。寝る間を削ってでも、手抜きすることなく15匹相手に奮闘中。ということで、更新頻度はますます低くなりそうですが、...古女房殿が入院しました

  • 猫らしく生きたい ~難治性口内炎とサクラの覚悟~

    ほぼ2ヶ月ぶりとなったサクラの近況です。投薬や食事介助のために保護者が強制的に介護部屋に追い込むのを除けば、2階には殆ど行かなくなりました。シロキの終末期、まだ少し元気だった頃は2階でサクラといることが多かったのですが。生前のシロキ(手前)とサクラ、オバン部屋にて1階ではぶらぶら所在無げで人間から逃げてウロウロ。定位置(根城)も定まらずリビング出窓の箱中やピアノ下の隙間に隠れたり。どこにいても長いこといられずまたウロウロするばかりだった。保護者もサクラを驚かさないようにわざわざ遠回りしたりと、結構気を遣っています。不憫ではあったけど、自分で決めなければ納得できないだろうと見守っていた。幸いなのは、これまでの食事介助の実績で保護者にはそれなりに慣れていること。リビングソファ上のサクラ(左)、保護者が動くので...猫らしく生きたい~難治性口内炎とサクラの覚悟~

  • そう言えば

    そう言えばさ、このところあの白いオジン猫見ないねそう言えばそうだね、何となくいつもいたもんねそうそう、夏になるとオジンベッドで一緒に寝てたな(手前から)チキン、シロキ、ちび太あの一番食べてた奴でしょ?食いしん坊だったよなあ、あのおじさんでも最近はご飯のときもいなかったけどね(手前から)ポニー、シロキ、ちび太ああ、あの安全パイのおじさんねおれが小さい頃からいたもんな遊んでもらった記憶があるシロキとチキン(右)そうそう、あのおじさん優しかったよねおれ達も結構遊んでもらったな何しても怒らなかったし(手前から)クウ、シロキ、キー、ニャーあたしも覚えてるわよ初めて家に来た時、挨拶に行ったら緊張しちゃってさあたしを見て照れちゃったのかしらシロキとリン(右)おれはお仕置きしたことがあるぞ怖がってるようで実は全然気にして...そう言えば

  • 手間いらずの猫、ひそやかに逝く

    今朝、シロキがその生涯を閉じました。この2日間は夜を徹してシロキとともに過ごした。今は頭の中を思い出が駆け巡るばかりなので、追悼は気が落ち着いてからにします。ただ、今後のためにもシロキの最後の闘病について書き記しておきたい。4月2日サクラ部屋窓辺にて前回記事の後シロキはますます食べなくなり、動きも緩慢になっていった。食欲はありそうなののに、食べ物を口に入れて飲み込むことが出来ない感じ。試行錯誤で食べれるものを探していたが、ミオの「飲んで味わう」の販売中止が痛かった。しかし猫用療養食で検索しているうち、やがてこれはと思うものにたどり着いた。カロリーエースプラス(CAP)という商品です。CAPは流動食なのにカロリー(エネルギー)が滅法高い。値段も高いのが玉に瑕だけど、とにかく試しに注文してみた。これが当たった...手間いらずの猫、ひそやかに逝く

  • 猫捨て防止啓蒙活動 ~それでもやらなければならない~

    本記事は、「ノラたちとの共存を目指して・場外編その8」の位置づけとなります美談の数百倍の猫捨てがある自分は毎日猫関連ニュースを見ています。すると、AIでその人(のPC)向けに記事を選択するYahooニュースには猫ニュースが多くなる。特に多いのはSNSに投稿された記事の紹介で、過酷な外生活から保護された猫が幸せになった話。猫虐待や殺処分などのネガティヴなニュースよりもずっと多い。しかしそれら美談のタイトルや冒頭の数行に注目すると、捨てられた猫である場合が多いのです。しかも数匹死んで1匹残った猫だったりとか・・。本シリーズ場外編その5で、日本には「当たり前のように猫を捨てる文化」があると書きました。子猫を大きな川の真ん中に投げ捨てる、ビニール袋に密閉してゴミ箱に投げ捨てる。ごく普通の人たちが、他人が見てなけれ...猫捨て防止啓蒙活動~それでもやらなければならない~

  • 16匹勢ぞろい ~猫たちの夏~

    16匹もいるとそれぞれを漏れなく紹介するのは大変。そこで、今回はまとめて簡単な近況報告することに。題して「猫たちの夏の居場所」。※当家では毎年6月終わりまでコタツを出したままです。◆ニャー(主な居場所はリビング)リビングで半月ごとくらいに居場所を変える。今はピアノ上の棚上。オジンの動きには敏感で合わせて来る。1日に数回30分ほどリードで外に。奥の棚上がニャー(箱の中はココ)◆リン(主な居場所はリビング)テーブル下椅子上かソファ上、コタツの中や上。オジン膝上も狙っている。コタツ上のリン(ソファ上はちび太)◆ちび太(オジン部屋、オバン部屋、リビング)どこでも気にしないでぐっすり寝込む。いつの間にかオジンのいる部屋に移動している。◆キー(主な居場所はリビング)昼間は窓辺、夜はコタツ布団の窓側が定位置。コタツ中や...16匹勢ぞろい~猫たちの夏~

  • 意訳が氾濫、「猫の十戒」(オジンの訳付)

    ねこちゃんホンポの記事を見ていて「猫の十戒」なるものの存在を知りました。広く知られている「犬の十戒」になぞらえたものらしい。ともに原文は英語ですが、「猫の十戒」は作者不詳とのこと。ネットで調べてみると、様々な猫の十戒が出てくるので驚きます。まあ自分なりのバージョンを作るのは自由だし、それはそれでいいのですが。「犬の十戒」は出所(作者)がはっきりしているので亜流の出る余地がなかった。一方「猫の十戒」には原文の意訳が目立ち、訳を越えた創作もいろいろ、しかも英文自体にもいろいろあるようでひっちゃかめっちゃかの感があり、中には品のないものも多く、「犬の十戒」のように謙譲語ではなく殆どが上から目線の命令調で、読むとムッと来るものまである始末。「猫は身勝手」「猫の保護者は下僕になる」などの通説から、命令調にしたのでし...意訳が氾濫、「猫の十戒」(オジンの訳付)

  • 絶食5日、耐え抜いたキー

    キーがまた涎を垂らして食べなくなった。今月初めのことです。2月に右上犬歯がぐらぐらになった時は、病院で診てもらった時にはもう外れていた。キーの様子から見て、今度は左上犬歯が抜けそうなんだと容易に想像できた。まあ、今回もそのうち外れるだろうと。ただ何かゼイゼイして、しんどそうにしているのが気になってはいた。左上犬歯が斜めになっていることを直接確認したのは、2日目のことでした。ただ、前回とは違って横ではなく奥の方に傾いていた。つまり犬歯が下の歯茎に当たって口が閉まらない。痛みもあるに違いない。慌てて病院に連れていくことに。初めはのんびり、突然バタバタのいつものパターンだ。なでなで大好きだけど、ホールドは大嫌いなビビリのキーところが、それからが問題だった。GWの後半に入り、当家がお世話になっている病院はすべて休...絶食5日、耐え抜いたキー

  • ヒョウと3匹の男たち (18禁?)

    本記事は前回記事および前々回記事からの続きですモドキを手術した翌々日のことでした。モドキは麻酔から覚めるのが遅く、手術の翌日はケージの中で過ごしてもらった。その夜にはようやく普段の状態に戻ったので、先生が養生10日とは言うものの、家の中なのでいいだろうと翌々日の朝から解放しました。(ちなみに他の雄猫は翌朝から、雌猫は4日目から家中に解放してます。)手術の翌々日、開放されたモドキは初めて堂々とヒョウとランデブーできた。嬉しそうなモドキ。ヒョウもまんざらではなさそう。その時でした、保護部屋から「ギエ~ッ」というヒョウの叫び声が。見に行くと、なんとまあ手術したばかりのモドキがヒョウの上に乗っていた。モドキのネックグリップにヒョウが抵抗して悲鳴を上げていたのです。こっちの顔を見ると2匹はすぐに離れて知らんふり。し...ヒョウと3匹の男たち(18禁?)

  • 手術を受けた子たちのその後は

    手術を受ける前はどうだったかと言うと、モドキとダイフクがヒョウにご執心。もちろん別々のケージで、一緒には出せないので交互に出して運動させていた。モドキは出てもヒョウのケージの前に釘付け。一方ヒョウを出すとモドキとダイフクのケージの前を行ったり来たり。でもモドキの方が積極的で、やがてモドキはヒョウの用心棒気取りとなりました。ヒョウもモドキを拒否はしないが、誰彼かまわずモーションかける一面も。その頃のココはモドキが怖いせいか近寄れず、遠目に見るばかりだった。前記事にも書いたように、モドキとダイフクは互いに相容れない要注意の関係。ヒョウ(推定1才半)そんな関係が、手術をきっかけに変わってきた。その話の前に、手術によって何を期待したのか今一度明確にしておきます。ダイフクの手術を拒絶した先生が言うように、手術は猫に...手術を受けた子たちのその後は

  • 平和の鍵を握る4匹

    先日またやってしまいました。ダイフクをケージから開放したときにモドキとココレオのケージを閉め忘れ。ココレオは部屋にいないことが多いけど、モドキはまだ保護部屋中心。おまけに自分が2階にいて、異変に気づかなかった。自分が見たときは部屋一面が毛の海、2匹は既にケージに戻っていた。幸い双方に怪我はなかったけど、部屋の散乱ぶりが戦いの凄まじさを物語っていた。モドキ今は保護部屋の猫たちも家の中を自由に行動させています。ただし、完全に安心してというわけではない。前述のようにモドキとダイフクはとにかく犬猿の仲。なので一緒にはできず。ダイフクを開放する1日5時間ほどはモドキとヒョウがケージの中。保護者が就寝中などですぐに動けない場合は、ダイフクを保護部屋から出しません。大抵は保護部屋で日光浴しているダイフクだけど、たまに家...平和の鍵を握る4匹

  • 険悪雰囲気緩和剤

    先日、独身貴族の愚息が帰省してきた。長女はやや離れてますが、次女と長男は近くに住んでるのでちょくちょく帰ってきます。来客があると真っ先に隠れるのがキーとクウ、それにチキンです。帰った後、最後まで隠れているのがクウとチキン。(もともと隠れてるのがケン。)そう、チキンはわが家でも人見知りの強い猫なんです。たまにニャーが甘えん坊になってオジンの膝の上そんなときでも、うっとおしくくっついてくるのがチキンところが猫社会ではさにあらず。物心つく前にわが家にやって来て、大勢の大人猫たちに囲まれて育ったチキン。怖いもの知らずのやりたい放題。警戒心はあっても他猫を警戒の対象にしたことがない。それは大人になっても変わらないようだ。一時は他猫を寄せ付けなかった孤高の猫ニャーにも、畏れもなければ遠慮もない。後追いとはちょっと違っ...険悪雰囲気緩和剤

  • ダイフクの去勢手術、断念

    ダイフクの手術はついに断られてしまいました。前回モドキのときもやらないつもりが、話しているうちにやるはめになってしまった。先生、だいぶ後悔したらしい。人を言いくるめる要注意人物と思われたのだろうか、いきなり「もうその話はしません。」ダイフクはモドキより年上、ニャーと同じか少し上くらいの年齢で10才そこそこ。人のいい先生に後悔させちゃって、申し訳なかったので従うしかありませんでした。ただTNRについては続きを少し伺ったので、それも含めこの話は別の機会に改めます。ラブラブのモドキとヒョウを見て恋心が騒ぐダイフク(右上)ダイフクに関しては、手術以外にも診てほしいことがありました。まずは左腕の傷跡。ダイフクの前回記事にあるように脱毛部分の皮膚に傷があった。耳下の患部は傷も脱毛も治ったけど、治ったかに見えた左腕の患...ダイフクの去勢手術、断念

  • 余談?ですが、 心不全とヘルニアの現状について

    猫ブログとしては余談になるのですが、保護者の健康は家の猫たちにとっても大問題。そこで自分の健康状態について現状を書いておこうと思います。その前に、16匹の猫たちの保護者である自分と妻の生活について。「大家族の日常」カテゴリに「猫と暮らすということは」というシリーズ記事があります。1年前に書いた第2回で止まったままですが、その後は激変続きで書けなかった。店の外猫が次々と入れ替わった挙句、店じまいにより5匹の猫が家にやって来たり。ようやく落ち着いた最近になって、改めて第1回から書き直そうと考えています。今の状況を軽く説明すると、2人とも周辺散歩を除くと買い物と通院以外は外出しません。起きている1日16時間のうち、猫のために使う時間は自分が9時間妻は6時間ほどです。ご飯作りにトイレ掃除に介護、抜け毛や吐物や粗相...余談?ですが、心不全とヘルニアの現状について

  • モドキの去勢手術 ~リスクに勝るリターンとは~

    手術の日、モドキの捕獲は予想以上に大変でした。やっぱり大きいし力が半端じゃない。ケージの中で毛布を掛けようとして逃げられ、たも網で保護部屋中追い回した。確保したと思ったら逃げられを繰り返し、ネットに入れるまで40分もかかってしまった。ただ、その後はキャリーケースの中でも病院でもまったくおとなしかった。しかし病院で先生の思わぬ対応が。手術をしたくないと言うのです。ケージの中が多くなったモドキ(ケージは殆ど常時開放)理由は推定8才と高齢だから。高齢になれば麻酔のリスクは大きくなる。手術をするなら5才くらいまでだと。先生は何度も言った。猫ちゃん自身にとってそれだけのリスクを負う価値があるのかと。それは、自分がこのブログで何度も書いてきたことです。例えばTNR。人間の都合でノラたちに命のリスクを負わせるのはどうな...モドキの去勢手術~リスクに勝るリターンとは~

  • ニャーと先住猫たち

    シロキの発病やキジロの皮膚病、さらにはサクラの介助に保護猫たちの手術。最近はいろいろ手一杯で、先住猫たちには今までのように手を回せません。でも、みんなみんな元気です。ひと月前の様子、シロキがまだリビングの仲間だった(手前からちび太、ニャー、チキン、シロキ、キー)自分の見方のせいだろうけど、この子たちの中心はやっぱりニャーかな。ニャーは風邪も治ってリジン投与を止めたらまた吐き魔に戻った。と思っていたら、ここ数日は早飯組に参加して汎用品の缶詰をバカ食いしだした。しかも吐かない・・・どうなってんの?モドキとレオを目で追うようになって、ちょっと不穏な最近です。「ホゲ~ッ」と伸びてるのはポニー(外にニャー、手前のシッポはチキン)ちび太とポニーはすっかり毛が生えました。なんだか問題(ストレス?)が解消したのかな。春を...ニャーと先住猫たち

  • 猫エイズ発症の話 ~改めて「正しく恐れる」~

    シロキの過去記事に「正しく恐れる」(2020.9.24)というのがあります。猫エイズウィルスは弱いのでそんなに簡単には移らない。なので特にエイズキャリア猫だからといって区別や差別はしない。血液や体液の交わる可能性については注意を払うけど。もともとの怪我でもない限り、食べ物の共有や甘噛みくらいでは移らないのでは。むしろ隔離したりすることによる不便さや猫自身のストレスの方が問題ではないか。そんな内容だったのですが、今でもそう思っています。Mさんなども同意見で、猫育て経験の多い人は結構わかっているのかなと。でも、自分にはある視点が抜けていた。先日のシロキの記事「余命3ヶ月、もって半年」での若い先生の話。自分と話すうちにその言を引っ込めてしまったけど、ずっと頭に残っていました。自分の勢い(反論)が凄いので、まるく...猫エイズ発症の話~改めて「正しく恐れる」~

  • ココの去勢手術

    ココが去勢手術を受けました。3年半前、手術日当日にココの確保に失敗して以来の懸案事項でした。その間にも確保できずに手術を延期したことが2度あった。一方ではココの遠出(エクスカーション)が始まって、消息不明になることもしばしば。まあ、何とか家に保護してからは急ぐ必要もなかったのですが。相変わらずレオ(右)命のココそれでも手術に踏み切ったのには理由がありました・・粗相にマーキングです。マーキングならニャーもモドキもやるけど、壁の場所も決まってるので対策とれる。ちび太のスリッパサンダル狙いやクウのトイレ横粗相にも対策済だ。でもココは布団の上でやるのです。ベッドはもちろんコタツ布団にソファ布団。しかも大小両方。昼の間ベッドをブルーシートで覆ったりしてますが、既に布団を何枚も無駄にした。この際粗相が治まりそうなこと...ココの去勢手術

  • 復活の狼煙(のろし)

    本記事は前記事「余命3ヶ月半、持って半年」の続編です死期が近づいた猫は人目や猫目を避ける、と前記事で書きました。でも保護者を信頼する家猫の場合、むしろ保護者に甘えてくるという記事もあった。特に保護猫には、抱かれたり掴まれたりは嫌だけど本当は甘えん坊という子が多い。わが家ではちび太、ポニー、キー、リンそれにレオもそうだが、とりわけ甘えん坊なのがシロキなんです。とにかく遮二無二膝に乗ってくるし、寝れば上に乗ってくる。去年の12月、ストーブを出したら早速ポニーと定位置にそんなことを思い出して、その夜は反吐まみれのシロキを抱いて寝ました。自分が寝落ちしてその間にシロキに逝かれたら一生後悔すると思って。かつてオジンベッド争奪戦に負けて諦めていたシロキ。子猫のように嬉しそうにはしゃいでいるのが伝わってきた。その夜はシ...復活の狼煙(のろし)

  • 余命3ヶ月、持って半年

    昨日、シロキが診察を受けました。一昨日の午後から何も口にしなくなって、その状況がテンちゃんの終末に似ていたので心配になって急遽連れて行ったのです。BUN数値が上がると(尿毒が回ると)気持ち悪くなってお腹が空いても食べられない。だとすれば、自分は勝手な判断でとんでもない間違いをしていたことになる。先日キーを連れて行ったときにいろいろ話をした若い男の先生だった。まず昨年秋ごろからの経緯を詳しく説明。先生はカルテを見てシロキがエイズキャリアであることを知っていた。簡単な外観診察の後、シロキがかなりの貧血状態ではないかと。(口の中と肉球が真っ白なので。)そしてエイズ発症の可能性に触れ、いきなり表題の話をしたのです。自分がテンちゃんとの経験を通して慢性腎不全の懸念を伝えると、もちろんその可能性もあるし急性かもしれな...余命3ヶ月、持って半年

  • ヒョウの不妊手術

    先週の土曜日、ヒョウが不妊手術を受けました。猫のストレスを最小限にするため手術はもう少し人馴れしてからと思っていたのですが、そうも言っていられない事情ができまして。最大の懸念は半ボケの高齢保護者、つまり自分自身です。前回ヒョウの記事(2/28)で、発情したヒョウをモドキやダイフクと一緒にしてしまったうっかりミスについて書きました。しかも何回も。ヒョウはなかなかの美猫さんです当時は幸いヒョウの妊娠には至らず、そのうちヒョウの発情も一段落した。雌猫が発情しなければ雄猫も発情しない。これで安心だと。ところがその直後、保護部屋から脱走したヒョウの上にココが乗っているのを目撃。いやいやいやまだまだだと細心の注意を誓った矢先の、今度は最大級のうっかりミス。モドキとヒョウを3時間もの間保護部屋でランデブーさせてしまった...ヒョウの不妊手術

  • 卒業?それともただの逃避?

    被介護猫サクラの近況です。最近は自分の部屋(物干し部屋=旧子供部屋)にいることが殆どありません。容体がよくなったのでしょうか。リビングの窓辺で日光浴するサクラ先日キーを病院に連れて行ったとき、サクラの話をしました。ただし先生はいつもの女医さんではなく若い男の先生。最近は日を決めて応援に来ているそうで、自分が会うのは初めて。サクラを保護し介助を始めてから1年半、ステロイドの副作用が気になっていた。その話をするとメタカムを紹介された。メタカムは女医さんに言われて試したけど、サクラの痛みが緩和せず止めた経緯がある。その時は高い薬だからと小分けしてくれたので助かった。ところが迂闊にも、先日はそのことをすっかり忘れていたのでした。ひと瓶購入してしまった。5500円。帰ってからよく調べてみると、やはり副作用は結構ある...卒業?それともただの逃避?

  • 原因は歯抜けだった

    1/25の記事でシロキの激痩せについて書きました。その記事では、急変ではなく半年かけて痩せたのだから大丈夫と書いている。いかに能天気だったか、そんな悠長なことを言ってる場合ではなかったのです。シロキはその後もどんどん食が細くなって、サクラのようにありとあらゆるものを試して少しでも口にするものを探し続けた。幸いシーバだと何とか食べる。しかし何回にも分けて1日小袋1袋程度。(20g)介護中のサクラよりもずっと少ない量だ。リン(左)とはすっかり仲良くなったシロキですそうこうしているうちの今月初めのこと、シロキが口から大量の血糊を吐いた。口の中を見ると、下の前歯(噛み切り歯)から血が出ていてその前歯が1本もない。それどころか血を拭き取ってみると、上の犬歯2本だけで他歯は1本もなかったのです。これには驚いた。シロキ...原因は歯抜けだった

  • ダイフクに続いて今度はキジロ

    キジロの前回記事(2/17)で、首の左側から喉にかけての大きな傷を書きました。当時は投薬で治りつつあると。実はその後になって対応を大幅に変更したのです。というのもキジロは、昨年の同じ時期にも同じ症状を患ったことを思い出した。注)昨年の過去記事「危険な賭け・再び」(3/18)、「その後のキジロくん」(4/25)4/25の記事にも書いてますが、「白癬」という糸状菌(真菌)による皮膚病の疑いです。昨年白癬を発症した時のキジロそこで昨年と同じように例の古い「ニナゾール」所定量を5日間与えてみた。するとほどなくして傷口は姿を消し、周囲の剥げた部分にも毛が生えてきた。で、めでたしめでたし、というわけにはいかなかったのです。この時期はキジロの引っ付き虫除去が日課だが、首の右側に異変を感じていた。食べるときはいつも左向き...ダイフクに続いて今度はキジロ

  • ダイフクの皮膚病

    わが家ではこれまで極力猫の医療費を抑えてきたけど、今年はそうもいかなくなりそうだ。年末のモドキの記事で、耳の下に傷ができたことを書きましたが・・、年が変わって今度はダイフク。同じような場所に同じような傷ができた。(本記事には患部の写真が連なります。)傷口は小さいが出血が多かった患部はモドキのよりかなり大きかったが、傷口そのものは小さかった。外部からの損傷ではなく毛が抜けて皮膚が破けた感じ。とりあえず抗生物質、止血剤、消炎鎮痛剤(メタカム)を所定量与えました。場所が場所なだけに、体内からの異変であれば即刻通院です。4日ほど与えて様子を見ていたところ、傷口が乾いて治ってきた。皮膚が乾いて傷口(破裂?)がなくなったところがダイフク、その頃から動かなくなって食欲も落ちてきた。そのうちケージの段移動も殆どなくなり、...ダイフクの皮膚病

  • エサをやるなは殺せと同じ・第11弾 ~善意の言動に潜む魔物~

    将来不幸な野良猫を増やさないために、野良猫にエサを与えてはいけません今や野良猫に関する記事を読めば必ずこの文言が出てくる。どんな役所のHPにも、Yahooなど著名サイトの野良猫に関する記事にも、野良猫保護団体のブログにもしかり。社会的に評価のあるサイトならこの文言が法律違反であることを知っている。なのでよく読めば「"無責任な"なエサやりをしてはいけない」のように書いてある。しかし個人保護活動家の中にはそこまで気が回らない人も多く、(TNRをしないで)餌だけやるエサやりは悪として、そのブログは上記文言のオンパレードになるのです。一般の知らない人がそれを読めば鵜吞みにする。かくして「野良猫にエサをやるな」は誰もが安易にコピペすることによって拡散し、ついには社会常識となったのです。ちなみに「無責任なエサやり」と...エサをやるなは殺せと同じ・第11弾~善意の言動に潜む魔物~

  • 猫に学ぶ・partⅡ ~猫に学べとは言うけれど~

    『人間の持つ邪心や功名心や損得勘定や猜疑心に欲望、ありとあらゆる雑念を取り除くときっと猫のようになるに違いない。そのピュアな心というものがとてもやさしくて寛大で、何より接するだけで癒されるもの・・・』これは過去記事「まる、ありがとう~猫に学ぶ哲学~」の一文です。自分はいつも、特にみうの記事ではこんなことばかり書いてきた。そんな猫に対する神格化に近い感情も、やがてそれが猫のある特性(行動や思考の原理)に起因するものだとわかってきた。◆それは大きく分けて3つあって、一つは他者と自分を比較することがない。他者の境遇と自分の境遇を比較することもない。他人(猫)がどうであれ、自分が満足できるかどうかが思考の基準なのです。例えば誰かが自分のご飯を盗んでも無関心、問題は自分が足りているかどうかだけ。誰かがうまく立ち回っ...猫に学ぶ・partⅡ~猫に学べとは言うけれど~

  • 頼みの綱

    最近はちび太だけでなく、レオにまで追われるようになったケンです。2階からケンの悲鳴がよく聞こえてくるようになりました。ケンは殆ど2階で過ごしているので、リビングにいる保護者が見守ることができない。ケンの叫び声が聞こえると、保護者より先に駆けつけるのがチキンです。チキン兄貴と一緒ならリラックスできるケンですちび太とレオは、ケンが動き出すまでケンのいる箱の下でジーッと待っている。ケンが動き出すと一気に追う。獲物を追う時のネコ科の動物特有の動きだ。ケンが他の部屋に逃げられればいいのだけど、途中で襲われるとギャーッとなる。最近はちび太が箱の中まで乱入することもある。ちび太やレオ以外にも、出会い頭で他の猫に脅されることもある。でも、チキンがいれば大丈夫。ご飯も兄貴に見守られていれば心置きなくチキンがいれば、リビング...頼みの綱

  • 猫愛 ~ほんわか、でもやっぱりせつない猫たちの物語・第7話~

    都下を流れる多摩川の河川敷には捨て猫が絶えないのだと言います。捨てられた猫たちの過酷な運命は言わずもがな。でも前回紹介した「おじさんと河原猫」はそんな猫たちの世話をする貧しく病弱なおじさん2人と猫たちの絆を中心に展開する。おじさんと出会えた猫たちは幸せだったけど、運命はそんな猫たちの小さな幸せすら奪うかのように、台風19号による多摩川の氾濫を引き起こしたのでした。それから年月が過ぎ静けさが戻った多摩川の河川敷には、今も捨て猫が絶えないであろうことを忘れないようにしたいと思います。店で一時代を築いたリードの達人テンちゃん前々回のわが子を託しに来て最後に力尽きたノラのお母さんの話、そして前回のホームレスのおじさんと捨て猫たちの話、どちらも事実を淡々と描いているだけなのに読めば何かを感じざるを得ない。それは話の...猫愛~ほんわか、でもやっぱりせつない猫たちの物語・第7話~

arrow_drop_down

ブログリーダー」を活用して、オジンさんをフォローしませんか?

ハンドル名
オジンさん
ブログタイトル
今日も元気で頑張るニャン
フォロー
今日も元気で頑張るニャン

にほんブログ村 カテゴリー一覧

商用