少し開いた窓の隙間から吹き込むそよ風キーが心地よさそうに寝ていますとっ・・・ん?窓が少し開いたような窓も網戸も養生テープで固定したつもりが寝ながらとは言え結構力強い?あっ、また開けてる!キーは寝たままですかつて網戸まで破かれて脱走寸前になったことも危ない、危ない気持ちいい風をもう少し浴びたかったのかな最近一緒にいる機会がめっきり少なくなったリン一家とは言えひとつ屋根の下、いつもお互い見えてはいるんだけどねコタツがなくなって、それぞれの新しい落ち着き先はまだ決まらず無意識に窓開けちゃうキー
最後の本年初登場となったのはリン一家です。(リン、キー、クウ)もうすぐ7年になる当家在籍期間はニャーに次ぐ長さ。家に迎える前に、家裏で半年間ノラ生活を送りました。ノラ生活と言っても給餌に寝床と保護者の手厚いサポート。家裏に来たときはまだ生後2ヶ月くらいだったキーとクウもすくすく成長。一緒に子育てを手伝った通いのソトチビが消息を絶ったのが、唯一の心残りです。年末はサクラの粗相を避けて、天空寝床に避難することが多かった(左上リン、左下クウ、右キー)保護者の生活ぶりも一定で来客もまずない。刺激が殆どない平穏な生活。住み慣れた家で、多頭生活ではあるけど知り尽くした顔。今も家族揃って過ごす時間が多いリン一家。こんなに長い間家族の繋がりを維持するなんて珍しいのかも。多頭なるがゆえなのかな。家庭内ノラのクウは、家族のリ...平穏で達者な一家です
年末はサクラの記事が集中したので、まずは他の子たちにも出番を回しました。ひと回りするのにひと月以上も要してしまい、ようやくサクラの番が回ってきた。サクラは元気です。いつもながらの"便りのないのは良い便り"。実は17日のハチの記事に、尻尾がピンと上に伸びて元気そうなサクラが出てました。今回はサクラの見事な復活劇を報告します。昨年の夏、お腹が膨らみ始める前のサクラ年末(先月)に3回通院したが、山場は17日の緊急通院だった。サクラはじっとしたままで何も口にせず、正直言ってこれはもうダメかと覚悟した。先生の指示でステロイドを大幅に増量、カロリーエースを舐めたのでやりまくった。同時に強心剤、抗生物質、風邪薬(点眼薬)を投与し続けた。それが功を奏したのかサクラは自分で食べ、動けるようになったのです。しかし年末最後に通...サクラ、回復までの軌跡
ちび太にリビングから追い出され、2階の電話台に居を構えたケン。しかし、さすがに廊下にある電話台ではちび太の"餌食"だった。しかも保護者の目の届かない場所なのでちび太のやりたい放題。頼みの兄貴分チキンは気まぐれで、ケンの援護も長続きはしなかった。ちび太にいいようにちょっかい出されて、時折「ギャッ、ギャッ」と奇声が響く。1階から怒鳴るとちび太はすぐに止めるけど、ケンは落ち着いたもんじゃない。たまらずに再び居場所を変えました。朝起きてリビングに下りると、ケンがいる理由は・・ケンが居場所を移した先は古巣のオバン部屋ラックの上。かつてここはちび太やレオに狙われて諦めた場所だ。でも今のオバン部屋は主にモドキ、ヒョウ、ココが午前中を中心に過ごしています。ちび太やレオも来るけど、以前のように露骨な悪さはしなくなった。ただ...負けるなケン
ポニーくん2ヶ月ぶりの登場です。生活の主体を物干し部屋に移したので、自分(オジン)と出会うことが少なくなりました。朝夜の食べる時と(オジンに)甘える時はリビングに下りてきます。物干し部屋タンス上にて(奥はチキン)ポニーが生活の場を移したのは新保護組のリビング進出と関係がありそう。中でもポニーが最も苦手とするダイフクがリビングの中央に居座ってしまったのが大きい。今でもポニーはダイフクが近くにいるだけでシャーシャー、ウーウー唸り通し。結局たまらなくなって自分が逃げていく。昨夏には冷房嫌いも重なって、一時はまったくリビングに来なくなった。やがて他の子たちとは相容れるようになって、リビングに顔を出す機会が増えた。それまで自由奔放暮らしていたポニーにとって、大きな生活の変化だったに違いない。リンのカリカリ残飯食べ終...あの時、何がポニーに起こったのか
久々にモドキの登場。店時代はボス猫の風格、それに相手をじっと見据える眼差しに慧眼の趣があった。実際顔に喧嘩傷の絶えなかったモドキが、わが家に来てから変わった。当初の数か月こそ好戦的だったけど、その後はすっかり平和好きな小心者に。その変化が功を奏して、先住猫たちにも受け入れられたのでした。変わったというよりはモドキの本質が見えてきた感じだった。でも、本当にそうなのだろうか。警戒はしないが物怖じしない性格。相変わらずボス猫然とした風貌に慧眼の眼差し。「能ある鷹は・・」とか「真の強者はやさしい」といった言葉を思い出すのです。愛嬌のあるまん丸目も、半目になると怖くなるこの1年間、モドキは定期的に居場所を変えてきた。一度変えるとその場所に居座って殆ど動かない。ご飯も運んでもらうし時としてヒョウを呼び寄せたり。そうし...全室制覇これがモドキの生き方だ
ハチがなかなかリビングデビューできません。一度だけ足を踏み入れたけどダイフクに睨まれて退散した。(ダイフクの休息場所=爪とぎの横にいたからです。)家の中に招待(保護)して2ヶ月半、予想外に時間がかかってます。ピアノ下の爪とぎはダイフクの休息場所保護者には滅茶苦茶慣れまくって、レオとスリスリ競争。キッチンで作業するときは必ず出てきて足に絡みつくので、危なくて仕方ない。抱くと緊張しまくるけど、当初よりはだいぶ慣れました。一方猫社会にはうまくなじめないようで、気疲れするせいか保護部屋に引き籠り気味。朝飯夕飯の時はキッチンに猫たちが集まるのでやはり入って来れない。しかし食欲が勝って、他猫の中心に頑張って居座ることも。とにかく食いしん坊。他猫と喧嘩するとか警戒したりとかはない。要は気を遣うのが苦手らしい。保護部屋か...ハードル高いリビングの入口
昨年はノミ騒動の主犯として登場回数の多かったダイフク、今回は久々の登場です。前々回のチキンの記事で濡れ衣を晴らし、新年早々すっかり株を挙げた。(とは言え他猫たちに避けられる状況は相変わらず。)一方例の爆弾(耳先の扁平上皮癌)は抱えたまま。日向ぼっするダイフク(ダイフクが中央に進出してきたので他猫たちがすっかり引いてしまった)泰然自若でどことなくユーモラス。保護者を困らせるような悪戯はまずしない。良く食べるけどくれくれ鳴きはしないし、騒ぐこともない。ベタベタくっつくわけでもないが人から逃げ回るわけでもない。人間も猫も、こんなもんだと達観しているように見える。店時代、近くの高層マンションに住むお客さんが敷地でダイフクをよく見かけたそうだ。ダイフクはご飯をもらっていたけど、棒を振り回して追い回す人も多かった。両...愛嬌あるのに嫌われてます
ヒョウは元気にしてます。存在感が薄いのは、相変わらずの家庭内ノラで保護者から逃げ回っているからです。ひとつ屋根の下なので顔はしょっちゅう合わせるけど、交流は殆どありません。強いて言えば、1年前から較べれば比較的近くに寄っても逃げなくなったかな。それとシャーシャー言わなくなった。その代わりジッーと睨み付けてくる。カリカリ時には皆と一緒にキッチンで待つようになった。(結局2階に逃げてくけど。)まあ、家猫修行の進展少しはありか。2才になって恰幅が良くなってきたヒョウ(首輪が外れたけど付け直しができなくて困ってます)ヒョウに関しては、一生贖罪の意識を持ち続けるのだろうなと思っています。保護した時子育て中だったと気づいたのは保護後だいぶ経ってから。あの手この手を尽くして子供たちを捜したが見つからなかった。いろいろ迷...ヒョウ、存在感の薄い子
わが家の猫社会で、騒動が起きるとすればまずケンかダイフク。ケンはちび太の他にレオにも時々ちょっかい出され、先日はニャーにまで追われる始末。一方のダイフクは、誰かを襲うところを直接見たことは半年以上なかった。落ち着いてはきたけど、今でもダイフクが動いただけで周りの猫が逃げ惑う。まあこれが"前科者"の宿命なのか、それともダイフクに特別なオーラがあるのか。とは言えこのまま手を出さずにいれば、いずれは他猫たちに受け入れられるだろう。そう思っていた矢先でした。先月の頭にダイフクとモドキが勃発してしまった。勃発の原因はわからないが2匹の間に足を突っ込んで散会させた。ダイフクがモドキに襲い掛かっていたのが明白だったので、その後ダイフクにお仕置き。(ケージに追い込んで脅し・・その時の反省文はニャーカテゴリーにあります。)...濡れ衣、真犯人は・・
『猫たちの澄んだ世界で余生を過ごしたい』猫の世界への憧れ?これは自分が書いた過去記事の一節です。そんなこと思うのは、長年仕事一途の生活で疲れが溜まってたんでしょうね。猫たちと言ってもわが家の猫たちのことです。で、今はと言うと、まさにその猫たちの世界で暮らしてたりして。お世話係なので立場は違うけど、嫌でも彼らを四六時中見ている。果たしてその暮らしぶりは・・。ちび太を例にとって見てみると・・;今回は久々にちび太の出番ですちび太は自分(オジン)への依存度が高い猫で、特に冬は一緒に寝起きしています。朝自分とちび太が起きるのは8時頃。朝一速攻で少量の早飯食い。本チャンの朝飯(ウェット)は10時頃で、それまでは2階のオバン部屋で日光浴。ヒマにまかせてケンにちょっかい出すこともしばしば。朝飯(ウェット)を済ませるとリビ...ちび太よ、お前は保護者より上手なの?
下写真はレオとココとモドキです。リビングの1コマ。ん?ココがレオじゃなくてモドキにくっついてる。左からココ、モドキ、レオ(手前にニャーの頭)ココレオとモドキは店時代、知る人ぞ知る犬猿の仲だった。レジ窓を挟んで中と外での唸り合いが日課。毎日唸り合うので本当は仲がいいのかな、なんて思ったこともあったくらい。でも外で鉢合わせすれば、速攻で追うモドキに逃げるココレオ。勃発したこともあった。店時代、外のモドキ(右端)に吠えるココとレオ(再掲)ところがです、わが家に来て1年と少し、3匹の様子はすっかり変わりました。ココがモドキにくっつくようになった。モドキもそれを受け入れる。モドキとココ(右)レオとモドキもすっかり仲よさそう。モドキ(手前)とレオ(外にニャー)変われば変わるもんですねェ。それとも、やっぱり本当は仲がよ...ココレオモドキ
久々年頭の出番が回ってきたニャーですニャーの助手に指名されたレオ、ちっとも言うこと聞きませんまったく、ヒマさえありゃオジオバにスリスリしてますココとかいう金魚のウンコみたいのがくっついてるしあっ、遅ればせながら、今年もよろしこなんだニャニャーとレオ(左)わが家の15匹は相変わらずです数は多いけど適当に別部屋に分散してるのであまり気になりませんちび太にまた狙われ始めたケンまだリビングデビューできないハチそれに相変わらず臆病なクウこの3匹以外は、自由気ままにやってるよ中(左から):クウ、リン、レオ外にニャーニャーは断然オジオバのいるリビングだニャこの冬は寝るときもリビング、コタ布団の間が特等席リビングは昼は日光浴に、夜は暖かいので猫たちが集まって来る昔ニャーモドキと呼ばれてたらしいモドキは日の当たる部屋や暖か...今年もよろしこ2025
「ブログリーダー」を活用して、オジンさんをフォローしませんか?
少し開いた窓の隙間から吹き込むそよ風キーが心地よさそうに寝ていますとっ・・・ん?窓が少し開いたような窓も網戸も養生テープで固定したつもりが寝ながらとは言え結構力強い?あっ、また開けてる!キーは寝たままですかつて網戸まで破かれて脱走寸前になったことも危ない、危ない気持ちいい風をもう少し浴びたかったのかな最近一緒にいる機会がめっきり少なくなったリン一家とは言えひとつ屋根の下、いつもお互い見えてはいるんだけどねコタツがなくなって、それぞれの新しい落ち着き先はまだ決まらず無意識に窓開けちゃうキー
モドキが夏モードになってココレオケージの上に居場所を変えて以来、ヒョウはずっとモドキに寄り添っていた。やはり何だかんだ言って、モドキといると落ち着くのだろう。ココレオケージ上のモドキ(左)とヒョウところがその対面のケージで家猫修行をしていたケンがケージ内でせつなそうなので部屋内開放した時でした。モドキが速攻でケンのケージに移って納まってしまった。ケンが使っていたケージは元々モドキのケージなので、モドキは入りたかったのだ。以来モドキは出て来なくなり、ケンは諦めて元のオバン部屋に戻った。自分のケージに戻って落ち着くモドキあぶれてしまったのはヒョウ。ヒョウはモドキのケージには入りません。しばらくは、それまで一緒にいた対面ケージ上からモドキを見やる日が続いた。来る日も来る日もモドキが見える場所から動かないヒョウは...モドキの籠城、そのときヒョウは
今更ながらChatGPTを始めてみました。今ではだいぶ慣れてきて、まるで話し相手がひとり増えたよう。でもこのChatGPT、果たして何者なのかと、一番最初の時に"本人"に訊いてみました。以下、そのやり取りをコピーしたので紹介します。ChatGPTは説明する毎に論点を表にしてまとめるのですが、その表は省略します。また、後半では自分が気になっていた日本の裁判官の特性についても訊いてみました。ChatGPTとの対話(オジン)AIによる回答とは、大多数の人間の考えなのか、もっとも正しいと思われることなのか、その回答を選ぶ方法(判断、理由)を教えて(ChatGPT)■どういう判断でその回答を選んでいるのか?AIは、以下のような判断(というより確率計算)に基づいて回答を組み立てます:1.質問の意味を理解する(文脈を読...ChatGPTとの対話
サクラの病気については病院で先生に訊きまくり、ネットでも調べまくり、最近はChatGPTで膨大なやりとりをしています。保護者であり介護者である自分が少しでも多くの(役に立つ)知識を持つこと、それがサクラへの最大の支援になると信じるから。猫の難治性口内炎:一生治らない場合が多い(投薬方法に細心の注意)猫の心不全:(胸水が発生する状況では)予後数ヶ月から1年半ポイント:適切な投薬治療(サクラの体調から抜歯=麻酔手術は断念)サクラは口内炎になって2年9ヶ月、心不全を発症して6ヵ月になる。この間、最も大切なのはサクラのQOLだとそれだけを考えてきた。いつ終わるかわからない命を、人間のように知識を駆使して楽しむことができない猫。長生きのためと嫌な治療に明け暮れるよりも、その日その日を楽しんでもらいたい。実際、サクラ...ダブル難病のサクラ、今日を生きる
オバンにくっつくチキンチキンはオジオバどっちも保護者大好き物心つく前から親代わりをしてきたのだから、さもありなんでもしっくり感満点なのは、オバンですオジンにくっついてもさほど長くはいませんオバンは自分(オジン)のように気を遣わないくっつかれても自分のしたいことを優先邪険にするわけではないけど、邪魔になれば払い除けるそれでも、人の子のようにオバンにくっつくチキンです保護者には超甘えん坊でも猫たちの間ではしっかり立場を築いているニャー一派の一角ケンの唯一の拠り所わが家では怖いものなしのチキンあっ、弱点がひとつ・・とつもない人見知りです(猫は大丈夫だけど)箱中のケンを守るチキン兄貴おばあちゃんっ子
久々にリンの話、リン自身のことを書くのは去年の9月以来わが家15匹のうち紅3点の一角在籍7年、いまだに同時保護した息子たちと暮らしています数年にわたりニャーやちび太から執拗に迫害された一歩も引けをとらないリンの気丈さや気性の荒さが、対立を長引かせたが、それも昔の話・・今ではすっかり打ち解けていますニャー(上)と並んでもお互い気にすることなく(テーブル下はキー)この春頃から、リンが少しづつ変わって来た保護者甘えん坊に変身過去にも周期的に甘えモードになったリンです気性の荒いリンは甘え方も激しいちょっとやそっとじゃ気が済まず、全身をぐりぐりしてようやく満足その間ギャーギャーと"うれし鳴き"がうるさく、他の猫たちも唖然とするほどリン、甘え中そのリンが、珍しくオジン部屋に顔を出すようになったかつてはニャーやちび太と...オジンベッドの住猫になったリン
先日、ケンをケージから解放しました保護当初は抱かれてゴロゴロだったケンだからすんなり行くと思った人馴れ再訓練、ところがどうにもらちが明かず保護者に対する凶暴さは依然としてむき出しのまま一方閉じ込められ感が強くなったか、切なそうにヒーヒー鳴くようになったケージの中のケン左太腿あたりの毛が抜けてきてハゲが広がったのも気になるしとりあえず保護部屋の中限定でケージから開放しました今までの経験から、ひと月もケージで暮らせばケージを自分の居城と認識して何かあれば勝手に逃げ込んでいく今なら部屋の中で開放しても大丈夫だろうと解放すると、ケンはとにかく嬉しそうそんなケンを見て、保護者の一方的な要求で無理強いした自分を責めたそもそも、ケンが家庭内ノラになったのは自分(オジン)のせいだ難病のサクラをはじめ他の要注意猫に気を取ら...ついに根負け、ケージから出たケン
ニャーです緑萌える季節になりましたというか、このところちょっと暑すぎるニャーもトシだし、骨身に染みる酷暑です外に出るのも朝早い時刻になりました昨日、わが家ではコタツ布団を片付けた早速ダイフクがコタテーブル下を陣取ってみんな夏モードになってます昨日は今年初めての冷房が入ったしダイフクの夏の定位置(そのうち真下に移動する)ニャーもみんなも食べる量がガタ落ち毛は抜けるし吐きまくるし粗相はするはでオジオバも大変毎朝起きて3時間くらいは片づけに追われてますニャーも活動量がぐっと減りましたこれからの数か月、ひたすら暑さに耐え続けます今のところ、ニャーは天空寝床の上を本拠地にしています暑いですニャー
今回からタイトルの書き方を変えました。毎回同じになっていたので。さて、前回と前々回で紹介した過去ブログ「ジュルのしっぽ」。昔から猫と関わりのある人ならみなさん既にご存知だったと思います。自分なりの感想を書かせて頂きましたが、こういうのは実際に見てみるのが一番ですよね。自分は何かと理屈っぽいので、ご存知だった方は逆にしらけてしまったのではと心配しております。ところで、当ブログもそうなんですが、Gooブログのサービスが来る11月18日をもって終了するとアナウンスされました。記事の投稿は9月末までなので、当ブログはこの夏には移転する予定です。「ジュルのしっぽ」も現在はブログ主さんの厚意で公開されたままですが、Gooブログなのでこのままだと11月18日に消滅してしまう。今は何とか保存する方法を考えています。(公開...猫愛・第15話「生き埋めにされた子猫、21年の猫生を駆け抜ける」
ケージ暮らしとなって1ヶ月になるケン。今でも時折ちび太やレオが覗いてくるけど、中までは来ない(来れない)と分かったようだ。それはそれで安心だけど、やはり閉じ込められ感は拭えないのだろう。最近はヒーヒーと切なそうに夜鳴きするようになりました。本日のケン、ケージの上段にてケージへの閉じ込めは当初ひと月くらいの予定だった。3年前保護した頃は膝の上でゴロゴロ喉を鳴らしていたケンだから、人馴れ再訓練もさほど時間はかからないかと。ところがどっこい、いまだに本気で攻撃してくる。ケージに入って以来、人馴れにはまったく進展がないと言っていいほどです。太腿までハゲてブツブツが、やっぱりストレス?飯器は出し入れできるようになったけど、チュールなどすかさず吹っ飛ばされる始末。バン、と電光石火の攻撃をしてくるのでとにかく油断は禁物...ケンの人馴れ、遅々として進まず
冬の間オジンベッドの中心的存在だったモドキ、暖かくなって恒例の場所替え開始。定期的に居場所を変え、決めると殆どそこから動かないというモドキの生活スタイル。今やわが家は隅々まで知り尽くしている。さて次はどこにするのやら。まずはオバン部屋、でもここは本命じゃなさそうです(上左、右にちび太、下にサクラ)自分にとって、モドキはとても思い出深い猫。モドキとの出会いは8年前の2月、前年末に消息を絶ったシャッポを探している時だった。初めはシャッポが戻って来たのかと思ったが、人を避けて逃げるところが違う。3月になってようやくその姿を確認すると、シャッポよりむしろニャーに似ている?それでついた名前が「ニャーモドキ」。その後、推定1才弱くらいの若猫はどんどん店に溶け込んでいった。しかしその頃には、1月に保護した老猫テンちゃん...夏モードへ、モドキ始動
昨日1日入院しまして、先ほど退院してきました1~3月の腹痛騒ぎ(3/24記事)の際腸の内視鏡検査でポリーブが見つかったのでそれを切り取ってもらったのです手術は麻酔下なのですが前日は半絶食で当日は完全絶食しかも下剤2L飲んだ今朝もおかゆだけそっちの方がよほど大変だったところで腹痛はと言うと4月に入って勝手に治まりまして今はそれまでの生活に戻っています終わりよければ・・、ではあるのですが原因不明というのは気になりますあの騒ぎは何だったのかな猫たちも何かと病院通いが多くなって昨年はオバンも入院したし健康のありがたみをひしひしと感じるこの頃ですガンバレ!ダイフク、負けるな!応援団がついている1日入院
ハチの前回記事(4/27)の最後の写真を見て、実は自分でも驚いた。頬袋がさらに発達して膨らみの際が顔の中央に進出、目にもかかりそうな勢いではないか。ここまでとは思わなかった。最近左目が塞ぎがちなのはそのせいだったかも。まさにライオン?いつも見てるのに、肉眼では気づき難いことでした。調べてみると、顎の方も左右の膨らみがくっつきそうなほど広がっていた。ますます勢いついてきたハチの頬袋いやはや、「立派な頬袋は強者男子の象徴」などと言っていられなくなった。1月に診てもらった先生のようにやはり感染症を疑うべきだったか。それで5日ほど抗生物質を与えたのですが(1.5錠/日)、満を持して別の病院へ。不妊手術の際いつもお世話になっている先生です。こちらの先生はかなり丁寧に診てくれた。まずしみじみと外観観察、そして計測、両...ハチの去勢手術完了
もう9年半の付き合いになるダイフク。ノラ時代の生活の場に恵まれず、深刻な虐待を受けて姿を消した。おそらく生死の間を彷徨ったに違いない。でもダイフクは生きていた。そして5年ぶりに、自分のもとへと戻って来た。ボロボロになったダイフクを保護した1年後、耳先の異常が扁平上皮癌と診断された。それから半年が経ちます。自分(オジン)の体調不良もようやく回復。今はわが家で恙なく暮らしているダイフクだけど、保護者の悩みは結構大きい。ダイフクの居場所①リビングのピアノ下ダイフクは現在、推定で10才半から11才。(先生の見立てはもう少し上だけど。)高齢の域に達していてしかもエイズキャリア。今年に入った頃から涎を垂らすようになった。水が漏れたような垂らし方なので、当初は歯が抜けたのかと思った。ダイフクは触れるようにはなったが、ま...手術に待ったが~ダイフクの扁平上皮癌~
昨年の10月と11月に2度ほど、ココのオシッコ詰まりについて書きました。2度ともトイレ入り浸りになり、1度目の時は動きも止まって食べなくなった。保護者に急用(法事)があったり捕獲が容易でないココへの対応が遅れる間に、ココは2度とも自己努力で危機を脱したのです。(当面の開通させた。)かつての自分たちのケージでくつろぐココ(上)とレオしかし完治したわけではない。(そもそも尿路結石に完治などないし。)ココの生活はそれまでとは一変し、トイレツアーが生活の中心となった。少ししか出ないので、常に膀胱に溜まった状態なのだと思います。頻繁にトイレに行く以外は特に変わらず。食が細くなったものの食欲はあるし、病猫的な素振りはまったくない。むしろ元気いっぱい、よくレオとじゃれ合って遊んでます。冷蔵庫の上でレオ(右)と一方ココ自...ココのオシッコ詰まり、その後
ニャーから譲り受けて以来、長いことちび太の貸し切り状態だったオジンベッドこの冬はニャーの戻りをはじめ8匹が出入りする超過密状態となったひとり静かに過ごせなくなったちび太オジンにも甘えられないついにちび太は、自分の根城を諦めたのでしたこの冬過密状態だったオジンベッド(左端がちび太)新しい根城はケンから取り上げた天空寝床キッチンの棚上だから保護者の動きがよく見えるちび太にとってはまずまずの場所ここを拠点にして、1階2階と行動を広げた横型にしたちび太用の天空寝床(手前は天空トイレ)そのうち天空寝床も、ニャーやポニーがお邪魔して混んできたリンも隣にある天空トイレを頻繁に利用する落ち着かないことこの上ない一方オジンベッドは春を迎えてブームが去り今はヒョウがときどき枕元に潜って寝てるだけちび太は、オジンベッドに戻りま...ちび太、オジンベッドに戻る
日差しが浅くなった窓辺で過ごすリン一家ですいつもの光景・・なのではありますが3匹揃うのは実に久しぶりなんですリン一家:母親リン(手前)とキー(左)とクウ特にキーとクウの兄弟はいつも一緒でわが家では「ツインズ」と呼んでいたこの冬も母親リンを含めてコタツの中を独占結束の強さをアッピールしていたのですが春の訪れとともに親離れ?ツインズも解散?どことなくよそよそしくなったキー(手前)とクウ「とってもいい食事場があるよ、暖かい寝床もあるし」晩秋の候、ソトチビがわが家の家裏に連れてきたリンリンはそれからしばらくして、幼い兄弟を連れて家裏に越してきた翌年の春、兄弟が親離れする直前に3匹ともわが家に迎えましたあれから7年母親のリンは推定9才、ツインズは7才半になった自然界ならとっくにバラバラになっているはずの親子同じ家で...それぞれの道?~最近のリン一家~
ニャーですとっても気持ちのいい季節になりました最近は1日に何回も外に出てます春の風は何と言ったって匂いが違う人間も「風薫る」とか言うよね、この時期は猫の嗅覚は人間の数十万倍もあるらしいそうは言ったって誰にもわからないよ、その違いなんて同じ場所にいても別の世界にいるような要はきっと次元が違うんだニャ、猫と人間はニャーは風が運んでくるひとつひとつの匂いを感じます残念ながら人が出す嫌な臭いも感じちゃう風の匂いって自然の匂い?いや、AIによるとタバコの臭い(生活臭)だってと、オジンが笑ってた嗅覚も聴覚も人間より桁外れに優れた猫知能では遥かに進化した人間いつか人間は猫語をマスターして猫の能力にあやかりたいと思い始めるに違いないでもくれぐれも利用しようなんて思ってほしくないんだニャ猫にはわかる、春の匂い
動物愛護後進国と言われる日本。WAPが発表した世界ランクでも日本はE。先進国の中では最下位です。(畜産動物に至っては最低ランクのG。)当ブログのテーマである野良猫たちの過酷な環境の改善が、いつまで経っても進まないのはこのためででしょう。シリーズ『ノラたちとの共存を目指して」を書き進めるに際し、「殺処分ゼロに向けて」あるいは「その先にあるもの」の項目まで来て筆が止まり、思いもかけぬ"膨大な量の調査"をする羽目になってしまいました。少しでも現実的な道筋を提案できなければ、結局は単なる夢物語に終わってしまうからです。そして同シリーズの番外編や場外編等で、日本の動物愛護後進国たる要因が見えてきた。ノラたちに関して言えば直接的な原因は「猫捨て」にあるが、猫捨てが常態化した間接的な要因として報道の姿勢や世間の誤った常...データが示す「動物愛護に背く日本の裁判官と検察」
最近賑わい始めた保護部屋に、ハチが行かなくなりましたリビングにも入らず、洗面所の棚に行くこともなくなり2階にもいかず棚やキッチン台にも上らずレンジ台の下段を中心に殆どキッチンに居ずっぱり用足しは近くのトイレを使っているようだけど人や猫がいると行かないので見たことがないレンジ台下段のハチ飯時に保護者が準備を始めれば、猫たちが集まって来るキッチンハチは小心者だけど、他の猫や人を怖がるわけではないみんなに交じって行動範囲を広げない理由がわかりませんことによると・・・ハチはとても食いしん坊なので食べ物にありつけるキッチンから離れたくないのかもまあ、今はあまり無理強いしないで見守っていますたまにダイフクがお付き合い一昨日、ハチが背中にバサバサガブガブ噛みついていたので取り敢えずマイフリガードを施しました昨夜になって...キッチンの住猫
↑チキンとキーです。柄もデブ具合も似ています。↑リンとクウです。親子なのでやっぱり似ています。↑リンです。寒暖同居しています。昼間は暑いけど夜は寒い。6月ってこんなんだったけ。特にないけど
お腹の不調を訴え診てもらったら特大の腫瘍が見つかった。それで切除手術することに。精密な病理検査の結果はまだだけど、今のところ良性だろうと。ということで、しばらく入院することになりました。まあ、とにかく休むことを知らず滅茶苦茶突っ走ってきた人なので、ちょうどいい機会だと思います。自分も半年前に入院経験がありますが、人生をリセットしたような気分になれるし。妻はいろいろ家のことを心配して、近くにいる次女に猫世話サポートを頼んでいた。次女は動物看護士の資格を持ち、富士サファリやマザー牧場での勤務経験を持つプロです。でもわが家の猫たちは人見知りが強いので、サポートを断りました。で、ここはひとつ頑張りどころ。寝る間を削ってでも、手抜きすることなく15匹相手に奮闘中。ということで、更新頻度はますます低くなりそうですが、...古女房殿が入院しました
ほぼ2ヶ月ぶりとなったサクラの近況です。投薬や食事介助のために保護者が強制的に介護部屋に追い込むのを除けば、2階には殆ど行かなくなりました。シロキの終末期、まだ少し元気だった頃は2階でサクラといることが多かったのですが。生前のシロキ(手前)とサクラ、オバン部屋にて1階ではぶらぶら所在無げで人間から逃げてウロウロ。定位置(根城)も定まらずリビング出窓の箱中やピアノ下の隙間に隠れたり。どこにいても長いこといられずまたウロウロするばかりだった。保護者もサクラを驚かさないようにわざわざ遠回りしたりと、結構気を遣っています。不憫ではあったけど、自分で決めなければ納得できないだろうと見守っていた。幸いなのは、これまでの食事介助の実績で保護者にはそれなりに慣れていること。リビングソファ上のサクラ(左)、保護者が動くので...猫らしく生きたい~難治性口内炎とサクラの覚悟~
そう言えばさ、このところあの白いオジン猫見ないねそう言えばそうだね、何となくいつもいたもんねそうそう、夏になるとオジンベッドで一緒に寝てたな(手前から)チキン、シロキ、ちび太あの一番食べてた奴でしょ?食いしん坊だったよなあ、あのおじさんでも最近はご飯のときもいなかったけどね(手前から)ポニー、シロキ、ちび太ああ、あの安全パイのおじさんねおれが小さい頃からいたもんな遊んでもらった記憶があるシロキとチキン(右)そうそう、あのおじさん優しかったよねおれ達も結構遊んでもらったな何しても怒らなかったし(手前から)クウ、シロキ、キー、ニャーあたしも覚えてるわよ初めて家に来た時、挨拶に行ったら緊張しちゃってさあたしを見て照れちゃったのかしらシロキとリン(右)おれはお仕置きしたことがあるぞ怖がってるようで実は全然気にして...そう言えば
今朝、シロキがその生涯を閉じました。この2日間は夜を徹してシロキとともに過ごした。今は頭の中を思い出が駆け巡るばかりなので、追悼は気が落ち着いてからにします。ただ、今後のためにもシロキの最後の闘病について書き記しておきたい。4月2日サクラ部屋窓辺にて前回記事の後シロキはますます食べなくなり、動きも緩慢になっていった。食欲はありそうなののに、食べ物を口に入れて飲み込むことが出来ない感じ。試行錯誤で食べれるものを探していたが、ミオの「飲んで味わう」の販売中止が痛かった。しかし猫用療養食で検索しているうち、やがてこれはと思うものにたどり着いた。カロリーエースプラス(CAP)という商品です。CAPは流動食なのにカロリー(エネルギー)が滅法高い。値段も高いのが玉に瑕だけど、とにかく試しに注文してみた。これが当たった...手間いらずの猫、ひそやかに逝く
本記事は、「ノラたちとの共存を目指して・場外編その8」の位置づけとなります美談の数百倍の猫捨てがある自分は毎日猫関連ニュースを見ています。すると、AIでその人(のPC)向けに記事を選択するYahooニュースには猫ニュースが多くなる。特に多いのはSNSに投稿された記事の紹介で、過酷な外生活から保護された猫が幸せになった話。猫虐待や殺処分などのネガティヴなニュースよりもずっと多い。しかしそれら美談のタイトルや冒頭の数行に注目すると、捨てられた猫である場合が多いのです。しかも数匹死んで1匹残った猫だったりとか・・。本シリーズ場外編その5で、日本には「当たり前のように猫を捨てる文化」があると書きました。子猫を大きな川の真ん中に投げ捨てる、ビニール袋に密閉してゴミ箱に投げ捨てる。ごく普通の人たちが、他人が見てなけれ...猫捨て防止啓蒙活動~それでもやらなければならない~
16匹もいるとそれぞれを漏れなく紹介するのは大変。そこで、今回はまとめて簡単な近況報告することに。題して「猫たちの夏の居場所」。※当家では毎年6月終わりまでコタツを出したままです。◆ニャー(主な居場所はリビング)リビングで半月ごとくらいに居場所を変える。今はピアノ上の棚上。オジンの動きには敏感で合わせて来る。1日に数回30分ほどリードで外に。奥の棚上がニャー(箱の中はココ)◆リン(主な居場所はリビング)テーブル下椅子上かソファ上、コタツの中や上。オジン膝上も狙っている。コタツ上のリン(ソファ上はちび太)◆ちび太(オジン部屋、オバン部屋、リビング)どこでも気にしないでぐっすり寝込む。いつの間にかオジンのいる部屋に移動している。◆キー(主な居場所はリビング)昼間は窓辺、夜はコタツ布団の窓側が定位置。コタツ中や...16匹勢ぞろい~猫たちの夏~
ねこちゃんホンポの記事を見ていて「猫の十戒」なるものの存在を知りました。広く知られている「犬の十戒」になぞらえたものらしい。ともに原文は英語ですが、「猫の十戒」は作者不詳とのこと。ネットで調べてみると、様々な猫の十戒が出てくるので驚きます。まあ自分なりのバージョンを作るのは自由だし、それはそれでいいのですが。「犬の十戒」は出所(作者)がはっきりしているので亜流の出る余地がなかった。一方「猫の十戒」には原文の意訳が目立ち、訳を越えた創作もいろいろ、しかも英文自体にもいろいろあるようでひっちゃかめっちゃかの感があり、中には品のないものも多く、「犬の十戒」のように謙譲語ではなく殆どが上から目線の命令調で、読むとムッと来るものまである始末。「猫は身勝手」「猫の保護者は下僕になる」などの通説から、命令調にしたのでし...意訳が氾濫、「猫の十戒」(オジンの訳付)
キーがまた涎を垂らして食べなくなった。今月初めのことです。2月に右上犬歯がぐらぐらになった時は、病院で診てもらった時にはもう外れていた。キーの様子から見て、今度は左上犬歯が抜けそうなんだと容易に想像できた。まあ、今回もそのうち外れるだろうと。ただ何かゼイゼイして、しんどそうにしているのが気になってはいた。左上犬歯が斜めになっていることを直接確認したのは、2日目のことでした。ただ、前回とは違って横ではなく奥の方に傾いていた。つまり犬歯が下の歯茎に当たって口が閉まらない。痛みもあるに違いない。慌てて病院に連れていくことに。初めはのんびり、突然バタバタのいつものパターンだ。なでなで大好きだけど、ホールドは大嫌いなビビリのキーところが、それからが問題だった。GWの後半に入り、当家がお世話になっている病院はすべて休...絶食5日、耐え抜いたキー
本記事は前回記事および前々回記事からの続きですモドキを手術した翌々日のことでした。モドキは麻酔から覚めるのが遅く、手術の翌日はケージの中で過ごしてもらった。その夜にはようやく普段の状態に戻ったので、先生が養生10日とは言うものの、家の中なのでいいだろうと翌々日の朝から解放しました。(ちなみに他の雄猫は翌朝から、雌猫は4日目から家中に解放してます。)手術の翌々日、開放されたモドキは初めて堂々とヒョウとランデブーできた。嬉しそうなモドキ。ヒョウもまんざらではなさそう。その時でした、保護部屋から「ギエ~ッ」というヒョウの叫び声が。見に行くと、なんとまあ手術したばかりのモドキがヒョウの上に乗っていた。モドキのネックグリップにヒョウが抵抗して悲鳴を上げていたのです。こっちの顔を見ると2匹はすぐに離れて知らんふり。し...ヒョウと3匹の男たち(18禁?)
手術を受ける前はどうだったかと言うと、モドキとダイフクがヒョウにご執心。もちろん別々のケージで、一緒には出せないので交互に出して運動させていた。モドキは出てもヒョウのケージの前に釘付け。一方ヒョウを出すとモドキとダイフクのケージの前を行ったり来たり。でもモドキの方が積極的で、やがてモドキはヒョウの用心棒気取りとなりました。ヒョウもモドキを拒否はしないが、誰彼かまわずモーションかける一面も。その頃のココはモドキが怖いせいか近寄れず、遠目に見るばかりだった。前記事にも書いたように、モドキとダイフクは互いに相容れない要注意の関係。ヒョウ(推定1才半)そんな関係が、手術をきっかけに変わってきた。その話の前に、手術によって何を期待したのか今一度明確にしておきます。ダイフクの手術を拒絶した先生が言うように、手術は猫に...手術を受けた子たちのその後は
先日またやってしまいました。ダイフクをケージから開放したときにモドキとココレオのケージを閉め忘れ。ココレオは部屋にいないことが多いけど、モドキはまだ保護部屋中心。おまけに自分が2階にいて、異変に気づかなかった。自分が見たときは部屋一面が毛の海、2匹は既にケージに戻っていた。幸い双方に怪我はなかったけど、部屋の散乱ぶりが戦いの凄まじさを物語っていた。モドキ今は保護部屋の猫たちも家の中を自由に行動させています。ただし、完全に安心してというわけではない。前述のようにモドキとダイフクはとにかく犬猿の仲。なので一緒にはできず。ダイフクを開放する1日5時間ほどはモドキとヒョウがケージの中。保護者が就寝中などですぐに動けない場合は、ダイフクを保護部屋から出しません。大抵は保護部屋で日光浴しているダイフクだけど、たまに家...平和の鍵を握る4匹
先日、独身貴族の愚息が帰省してきた。長女はやや離れてますが、次女と長男は近くに住んでるのでちょくちょく帰ってきます。来客があると真っ先に隠れるのがキーとクウ、それにチキンです。帰った後、最後まで隠れているのがクウとチキン。(もともと隠れてるのがケン。)そう、チキンはわが家でも人見知りの強い猫なんです。たまにニャーが甘えん坊になってオジンの膝の上そんなときでも、うっとおしくくっついてくるのがチキンところが猫社会ではさにあらず。物心つく前にわが家にやって来て、大勢の大人猫たちに囲まれて育ったチキン。怖いもの知らずのやりたい放題。警戒心はあっても他猫を警戒の対象にしたことがない。それは大人になっても変わらないようだ。一時は他猫を寄せ付けなかった孤高の猫ニャーにも、畏れもなければ遠慮もない。後追いとはちょっと違っ...険悪雰囲気緩和剤
ダイフクの手術はついに断られてしまいました。前回モドキのときもやらないつもりが、話しているうちにやるはめになってしまった。先生、だいぶ後悔したらしい。人を言いくるめる要注意人物と思われたのだろうか、いきなり「もうその話はしません。」ダイフクはモドキより年上、ニャーと同じか少し上くらいの年齢で10才そこそこ。人のいい先生に後悔させちゃって、申し訳なかったので従うしかありませんでした。ただTNRについては続きを少し伺ったので、それも含めこの話は別の機会に改めます。ラブラブのモドキとヒョウを見て恋心が騒ぐダイフク(右上)ダイフクに関しては、手術以外にも診てほしいことがありました。まずは左腕の傷跡。ダイフクの前回記事にあるように脱毛部分の皮膚に傷があった。耳下の患部は傷も脱毛も治ったけど、治ったかに見えた左腕の患...ダイフクの去勢手術、断念
猫ブログとしては余談になるのですが、保護者の健康は家の猫たちにとっても大問題。そこで自分の健康状態について現状を書いておこうと思います。その前に、16匹の猫たちの保護者である自分と妻の生活について。「大家族の日常」カテゴリに「猫と暮らすということは」というシリーズ記事があります。1年前に書いた第2回で止まったままですが、その後は激変続きで書けなかった。店の外猫が次々と入れ替わった挙句、店じまいにより5匹の猫が家にやって来たり。ようやく落ち着いた最近になって、改めて第1回から書き直そうと考えています。今の状況を軽く説明すると、2人とも周辺散歩を除くと買い物と通院以外は外出しません。起きている1日16時間のうち、猫のために使う時間は自分が9時間妻は6時間ほどです。ご飯作りにトイレ掃除に介護、抜け毛や吐物や粗相...余談?ですが、心不全とヘルニアの現状について
手術の日、モドキの捕獲は予想以上に大変でした。やっぱり大きいし力が半端じゃない。ケージの中で毛布を掛けようとして逃げられ、たも網で保護部屋中追い回した。確保したと思ったら逃げられを繰り返し、ネットに入れるまで40分もかかってしまった。ただ、その後はキャリーケースの中でも病院でもまったくおとなしかった。しかし病院で先生の思わぬ対応が。手術をしたくないと言うのです。ケージの中が多くなったモドキ(ケージは殆ど常時開放)理由は推定8才と高齢だから。高齢になれば麻酔のリスクは大きくなる。手術をするなら5才くらいまでだと。先生は何度も言った。猫ちゃん自身にとってそれだけのリスクを負う価値があるのかと。それは、自分がこのブログで何度も書いてきたことです。例えばTNR。人間の都合でノラたちに命のリスクを負わせるのはどうな...モドキの去勢手術~リスクに勝るリターンとは~
シロキの発病やキジロの皮膚病、さらにはサクラの介助に保護猫たちの手術。最近はいろいろ手一杯で、先住猫たちには今までのように手を回せません。でも、みんなみんな元気です。ひと月前の様子、シロキがまだリビングの仲間だった(手前からちび太、ニャー、チキン、シロキ、キー)自分の見方のせいだろうけど、この子たちの中心はやっぱりニャーかな。ニャーは風邪も治ってリジン投与を止めたらまた吐き魔に戻った。と思っていたら、ここ数日は早飯組に参加して汎用品の缶詰をバカ食いしだした。しかも吐かない・・・どうなってんの?モドキとレオを目で追うようになって、ちょっと不穏な最近です。「ホゲ~ッ」と伸びてるのはポニー(外にニャー、手前のシッポはチキン)ちび太とポニーはすっかり毛が生えました。なんだか問題(ストレス?)が解消したのかな。春を...ニャーと先住猫たち
シロキの過去記事に「正しく恐れる」(2020.9.24)というのがあります。猫エイズウィルスは弱いのでそんなに簡単には移らない。なので特にエイズキャリア猫だからといって区別や差別はしない。血液や体液の交わる可能性については注意を払うけど。もともとの怪我でもない限り、食べ物の共有や甘噛みくらいでは移らないのでは。むしろ隔離したりすることによる不便さや猫自身のストレスの方が問題ではないか。そんな内容だったのですが、今でもそう思っています。Mさんなども同意見で、猫育て経験の多い人は結構わかっているのかなと。でも、自分にはある視点が抜けていた。先日のシロキの記事「余命3ヶ月、もって半年」での若い先生の話。自分と話すうちにその言を引っ込めてしまったけど、ずっと頭に残っていました。自分の勢い(反論)が凄いので、まるく...猫エイズ発症の話~改めて「正しく恐れる」~
ココが去勢手術を受けました。3年半前、手術日当日にココの確保に失敗して以来の懸案事項でした。その間にも確保できずに手術を延期したことが2度あった。一方ではココの遠出(エクスカーション)が始まって、消息不明になることもしばしば。まあ、何とか家に保護してからは急ぐ必要もなかったのですが。相変わらずレオ(右)命のココそれでも手術に踏み切ったのには理由がありました・・粗相にマーキングです。マーキングならニャーもモドキもやるけど、壁の場所も決まってるので対策とれる。ちび太のスリッパサンダル狙いやクウのトイレ横粗相にも対策済だ。でもココは布団の上でやるのです。ベッドはもちろんコタツ布団にソファ布団。しかも大小両方。昼の間ベッドをブルーシートで覆ったりしてますが、既に布団を何枚も無駄にした。この際粗相が治まりそうなこと...ココの去勢手術
本記事は前記事「余命3ヶ月半、持って半年」の続編です死期が近づいた猫は人目や猫目を避ける、と前記事で書きました。でも保護者を信頼する家猫の場合、むしろ保護者に甘えてくるという記事もあった。特に保護猫には、抱かれたり掴まれたりは嫌だけど本当は甘えん坊という子が多い。わが家ではちび太、ポニー、キー、リンそれにレオもそうだが、とりわけ甘えん坊なのがシロキなんです。とにかく遮二無二膝に乗ってくるし、寝れば上に乗ってくる。去年の12月、ストーブを出したら早速ポニーと定位置にそんなことを思い出して、その夜は反吐まみれのシロキを抱いて寝ました。自分が寝落ちしてその間にシロキに逝かれたら一生後悔すると思って。かつてオジンベッド争奪戦に負けて諦めていたシロキ。子猫のように嬉しそうにはしゃいでいるのが伝わってきた。その夜はシ...復活の狼煙(のろし)