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2016/09/25

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  • 険悪雰囲気緩和剤

    先日、独身貴族の愚息が帰省してきた。長女はやや離れてますが、次女と長男は近くに住んでるのでちょくちょく帰ってきます。来客があると真っ先に隠れるのがキーとクウ、それにチキンです。帰った後、最後まで隠れているのがクウとチキン。(もともと隠れてるのがケン。)そう、チキンはわが家でも人見知りの強い猫なんです。たまにニャーが甘えん坊になってオジンの膝の上そんなときでも、うっとおしくくっついてくるのがチキンところが猫社会ではさにあらず。物心つく前にわが家にやって来て、大勢の大人猫たちに囲まれて育ったチキン。怖いもの知らずのやりたい放題。警戒心はあっても他猫を警戒の対象にしたことがない。それは大人になっても変わらないようだ。一時は他猫を寄せ付けなかった孤高の猫ニャーにも、畏れもなければ遠慮もない。後追いとはちょっと違っ...険悪雰囲気緩和剤

  • ダイフクの去勢手術、断念

    ダイフクの手術はついに断られてしまいました。前回モドキのときもやらないつもりが、話しているうちにやるはめになってしまった。先生、だいぶ後悔したらしい。人を言いくるめる要注意人物と思われたのだろうか、いきなり「もうその話はしません。」ダイフクはモドキより年上、ニャーと同じか少し上くらいの年齢で10才そこそこ。人のいい先生に後悔させちゃって、申し訳なかったので従うしかありませんでした。ただTNRについては続きを少し伺ったので、それも含めこの話は別の機会に改めます。ラブラブのモドキとヒョウを見て恋心が騒ぐダイフク(右上)ダイフクに関しては、手術以外にも診てほしいことがありました。まずは左腕の傷跡。ダイフクの前回記事にあるように脱毛部分の皮膚に傷があった。耳下の患部は傷も脱毛も治ったけど、治ったかに見えた左腕の患...ダイフクの去勢手術、断念

  • 余談?ですが、 心不全とヘルニアの現状について

    猫ブログとしては余談になるのですが、保護者の健康は家の猫たちにとっても大問題。そこで自分の健康状態について現状を書いておこうと思います。その前に、16匹の猫たちの保護者である自分と妻の生活について。「大家族の日常」カテゴリに「猫と暮らすということは」というシリーズ記事があります。1年前に書いた第2回で止まったままですが、その後は激変続きで書けなかった。店の外猫が次々と入れ替わった挙句、店じまいにより5匹の猫が家にやって来たり。ようやく落ち着いた最近になって、改めて第1回から書き直そうと考えています。今の状況を軽く説明すると、2人とも周辺散歩を除くと買い物と通院以外は外出しません。起きている1日16時間のうち、猫のために使う時間は自分が9時間妻は6時間ほどです。ご飯作りにトイレ掃除に介護、抜け毛や吐物や粗相...余談?ですが、心不全とヘルニアの現状について

  • モドキの去勢手術 ~リスクに勝るリターンとは~

    手術の日、モドキの捕獲は予想以上に大変でした。やっぱり大きいし力が半端じゃない。ケージの中で毛布を掛けようとして逃げられ、たも網で保護部屋中追い回した。確保したと思ったら逃げられを繰り返し、ネットに入れるまで40分もかかってしまった。ただ、その後はキャリーケースの中でも病院でもまったくおとなしかった。しかし病院で先生の思わぬ対応が。手術をしたくないと言うのです。ケージの中が多くなったモドキ(ケージは殆ど常時開放)理由は推定8才と高齢だから。高齢になれば麻酔のリスクは大きくなる。手術をするなら5才くらいまでだと。先生は何度も言った。猫ちゃん自身にとってそれだけのリスクを負う価値があるのかと。それは、自分がこのブログで何度も書いてきたことです。例えばTNR。人間の都合でノラたちに命のリスクを負わせるのはどうな...モドキの去勢手術~リスクに勝るリターンとは~

  • ニャーと先住猫たち

    シロキの発病やキジロの皮膚病、さらにはサクラの介助に保護猫たちの手術。最近はいろいろ手一杯で、先住猫たちには今までのように手を回せません。でも、みんなみんな元気です。ひと月前の様子、シロキがまだリビングの仲間だった(手前からちび太、ニャー、チキン、シロキ、キー)自分の見方のせいだろうけど、この子たちの中心はやっぱりニャーかな。ニャーは風邪も治ってリジン投与を止めたらまた吐き魔に戻った。と思っていたら、ここ数日は早飯組に参加して汎用品の缶詰をバカ食いしだした。しかも吐かない・・・どうなってんの?モドキとレオを目で追うようになって、ちょっと不穏な最近です。「ホゲ~ッ」と伸びてるのはポニー(外にニャー、手前のシッポはチキン)ちび太とポニーはすっかり毛が生えました。なんだか問題(ストレス?)が解消したのかな。春を...ニャーと先住猫たち

  • 猫エイズ発症の話 ~改めて「正しく恐れる」~

    シロキの過去記事に「正しく恐れる」(2020.9.24)というのがあります。猫エイズウィルスは弱いのでそんなに簡単には移らない。なので特にエイズキャリア猫だからといって区別や差別はしない。血液や体液の交わる可能性については注意を払うけど。もともとの怪我でもない限り、食べ物の共有や甘噛みくらいでは移らないのでは。むしろ隔離したりすることによる不便さや猫自身のストレスの方が問題ではないか。そんな内容だったのですが、今でもそう思っています。Mさんなども同意見で、猫育て経験の多い人は結構わかっているのかなと。でも、自分にはある視点が抜けていた。先日のシロキの記事「余命3ヶ月、もって半年」での若い先生の話。自分と話すうちにその言を引っ込めてしまったけど、ずっと頭に残っていました。自分の勢い(反論)が凄いので、まるく...猫エイズ発症の話~改めて「正しく恐れる」~

  • ココの去勢手術

    ココが去勢手術を受けました。3年半前、手術日当日にココの確保に失敗して以来の懸案事項でした。その間にも確保できずに手術を延期したことが2度あった。一方ではココの遠出(エクスカーション)が始まって、消息不明になることもしばしば。まあ、何とか家に保護してからは急ぐ必要もなかったのですが。相変わらずレオ(右)命のココそれでも手術に踏み切ったのには理由がありました・・粗相にマーキングです。マーキングならニャーもモドキもやるけど、壁の場所も決まってるので対策とれる。ちび太のスリッパサンダル狙いやクウのトイレ横粗相にも対策済だ。でもココは布団の上でやるのです。ベッドはもちろんコタツ布団にソファ布団。しかも大小両方。昼の間ベッドをブルーシートで覆ったりしてますが、既に布団を何枚も無駄にした。この際粗相が治まりそうなこと...ココの去勢手術

  • 復活の狼煙(のろし)

    本記事は前記事「余命3ヶ月半、持って半年」の続編です死期が近づいた猫は人目や猫目を避ける、と前記事で書きました。でも保護者を信頼する家猫の場合、むしろ保護者に甘えてくるという記事もあった。特に保護猫には、抱かれたり掴まれたりは嫌だけど本当は甘えん坊という子が多い。わが家ではちび太、ポニー、キー、リンそれにレオもそうだが、とりわけ甘えん坊なのがシロキなんです。とにかく遮二無二膝に乗ってくるし、寝れば上に乗ってくる。去年の12月、ストーブを出したら早速ポニーと定位置にそんなことを思い出して、その夜は反吐まみれのシロキを抱いて寝ました。自分が寝落ちしてその間にシロキに逝かれたら一生後悔すると思って。かつてオジンベッド争奪戦に負けて諦めていたシロキ。子猫のように嬉しそうにはしゃいでいるのが伝わってきた。その夜はシ...復活の狼煙(のろし)

  • 余命3ヶ月、持って半年

    昨日、シロキが診察を受けました。一昨日の午後から何も口にしなくなって、その状況がテンちゃんの終末に似ていたので心配になって急遽連れて行ったのです。BUN数値が上がると(尿毒が回ると)気持ち悪くなってお腹が空いても食べられない。だとすれば、自分は勝手な判断でとんでもない間違いをしていたことになる。先日キーを連れて行ったときにいろいろ話をした若い男の先生だった。まず昨年秋ごろからの経緯を詳しく説明。先生はカルテを見てシロキがエイズキャリアであることを知っていた。簡単な外観診察の後、シロキがかなりの貧血状態ではないかと。(口の中と肉球が真っ白なので。)そしてエイズ発症の可能性に触れ、いきなり表題の話をしたのです。自分がテンちゃんとの経験を通して慢性腎不全の懸念を伝えると、もちろんその可能性もあるし急性かもしれな...余命3ヶ月、持って半年

  • ヒョウの不妊手術

    先週の土曜日、ヒョウが不妊手術を受けました。猫のストレスを最小限にするため手術はもう少し人馴れしてからと思っていたのですが、そうも言っていられない事情ができまして。最大の懸念は半ボケの高齢保護者、つまり自分自身です。前回ヒョウの記事(2/28)で、発情したヒョウをモドキやダイフクと一緒にしてしまったうっかりミスについて書きました。しかも何回も。ヒョウはなかなかの美猫さんです当時は幸いヒョウの妊娠には至らず、そのうちヒョウの発情も一段落した。雌猫が発情しなければ雄猫も発情しない。これで安心だと。ところがその直後、保護部屋から脱走したヒョウの上にココが乗っているのを目撃。いやいやいやまだまだだと細心の注意を誓った矢先の、今度は最大級のうっかりミス。モドキとヒョウを3時間もの間保護部屋でランデブーさせてしまった...ヒョウの不妊手術

  • 卒業?それともただの逃避?

    被介護猫サクラの近況です。最近は自分の部屋(物干し部屋=旧子供部屋)にいることが殆どありません。容体がよくなったのでしょうか。リビングの窓辺で日光浴するサクラ先日キーを病院に連れて行ったとき、サクラの話をしました。ただし先生はいつもの女医さんではなく若い男の先生。最近は日を決めて応援に来ているそうで、自分が会うのは初めて。サクラを保護し介助を始めてから1年半、ステロイドの副作用が気になっていた。その話をするとメタカムを紹介された。メタカムは女医さんに言われて試したけど、サクラの痛みが緩和せず止めた経緯がある。その時は高い薬だからと小分けしてくれたので助かった。ところが迂闊にも、先日はそのことをすっかり忘れていたのでした。ひと瓶購入してしまった。5500円。帰ってからよく調べてみると、やはり副作用は結構ある...卒業?それともただの逃避?

  • 原因は歯抜けだった

    1/25の記事でシロキの激痩せについて書きました。その記事では、急変ではなく半年かけて痩せたのだから大丈夫と書いている。いかに能天気だったか、そんな悠長なことを言ってる場合ではなかったのです。シロキはその後もどんどん食が細くなって、サクラのようにありとあらゆるものを試して少しでも口にするものを探し続けた。幸いシーバだと何とか食べる。しかし何回にも分けて1日小袋1袋程度。(20g)介護中のサクラよりもずっと少ない量だ。リン(左)とはすっかり仲良くなったシロキですそうこうしているうちの今月初めのこと、シロキが口から大量の血糊を吐いた。口の中を見ると、下の前歯(噛み切り歯)から血が出ていてその前歯が1本もない。それどころか血を拭き取ってみると、上の犬歯2本だけで他歯は1本もなかったのです。これには驚いた。シロキ...原因は歯抜けだった

  • ダイフクに続いて今度はキジロ

    キジロの前回記事(2/17)で、首の左側から喉にかけての大きな傷を書きました。当時は投薬で治りつつあると。実はその後になって対応を大幅に変更したのです。というのもキジロは、昨年の同じ時期にも同じ症状を患ったことを思い出した。注)昨年の過去記事「危険な賭け・再び」(3/18)、「その後のキジロくん」(4/25)4/25の記事にも書いてますが、「白癬」という糸状菌(真菌)による皮膚病の疑いです。昨年白癬を発症した時のキジロそこで昨年と同じように例の古い「ニナゾール」所定量を5日間与えてみた。するとほどなくして傷口は姿を消し、周囲の剥げた部分にも毛が生えてきた。で、めでたしめでたし、というわけにはいかなかったのです。この時期はキジロの引っ付き虫除去が日課だが、首の右側に異変を感じていた。食べるときはいつも左向き...ダイフクに続いて今度はキジロ

  • ダイフクの皮膚病

    わが家ではこれまで極力猫の医療費を抑えてきたけど、今年はそうもいかなくなりそうだ。年末のモドキの記事で、耳の下に傷ができたことを書きましたが・・、年が変わって今度はダイフク。同じような場所に同じような傷ができた。(本記事には患部の写真が連なります。)傷口は小さいが出血が多かった患部はモドキのよりかなり大きかったが、傷口そのものは小さかった。外部からの損傷ではなく毛が抜けて皮膚が破けた感じ。とりあえず抗生物質、止血剤、消炎鎮痛剤(メタカム)を所定量与えました。場所が場所なだけに、体内からの異変であれば即刻通院です。4日ほど与えて様子を見ていたところ、傷口が乾いて治ってきた。皮膚が乾いて傷口(破裂?)がなくなったところがダイフク、その頃から動かなくなって食欲も落ちてきた。そのうちケージの段移動も殆どなくなり、...ダイフクの皮膚病

  • エサをやるなは殺せと同じ・第11弾 ~善意の言動に潜む魔物~

    将来不幸な野良猫を増やさないために、野良猫にエサを与えてはいけません今や野良猫に関する記事を読めば必ずこの文言が出てくる。どんな役所のHPにも、Yahooなど著名サイトの野良猫に関する記事にも、野良猫保護団体のブログにもしかり。社会的に評価のあるサイトならこの文言が法律違反であることを知っている。なのでよく読めば「"無責任な"なエサやりをしてはいけない」のように書いてある。しかし個人保護活動家の中にはそこまで気が回らない人も多く、(TNRをしないで)餌だけやるエサやりは悪として、そのブログは上記文言のオンパレードになるのです。一般の知らない人がそれを読めば鵜吞みにする。かくして「野良猫にエサをやるな」は誰もが安易にコピペすることによって拡散し、ついには社会常識となったのです。ちなみに「無責任なエサやり」と...エサをやるなは殺せと同じ・第11弾~善意の言動に潜む魔物~

  • 猫に学ぶ・partⅡ ~猫に学べとは言うけれど~

    『人間の持つ邪心や功名心や損得勘定や猜疑心に欲望、ありとあらゆる雑念を取り除くときっと猫のようになるに違いない。そのピュアな心というものがとてもやさしくて寛大で、何より接するだけで癒されるもの・・・』これは過去記事「まる、ありがとう~猫に学ぶ哲学~」の一文です。自分はいつも、特にみうの記事ではこんなことばかり書いてきた。そんな猫に対する神格化に近い感情も、やがてそれが猫のある特性(行動や思考の原理)に起因するものだとわかってきた。◆それは大きく分けて3つあって、一つは他者と自分を比較することがない。他者の境遇と自分の境遇を比較することもない。他人(猫)がどうであれ、自分が満足できるかどうかが思考の基準なのです。例えば誰かが自分のご飯を盗んでも無関心、問題は自分が足りているかどうかだけ。誰かがうまく立ち回っ...猫に学ぶ・partⅡ~猫に学べとは言うけれど~

  • 頼みの綱

    最近はちび太だけでなく、レオにまで追われるようになったケンです。2階からケンの悲鳴がよく聞こえてくるようになりました。ケンは殆ど2階で過ごしているので、リビングにいる保護者が見守ることができない。ケンの叫び声が聞こえると、保護者より先に駆けつけるのがチキンです。チキン兄貴と一緒ならリラックスできるケンですちび太とレオは、ケンが動き出すまでケンのいる箱の下でジーッと待っている。ケンが動き出すと一気に追う。獲物を追う時のネコ科の動物特有の動きだ。ケンが他の部屋に逃げられればいいのだけど、途中で襲われるとギャーッとなる。最近はちび太が箱の中まで乱入することもある。ちび太やレオ以外にも、出会い頭で他の猫に脅されることもある。でも、チキンがいれば大丈夫。ご飯も兄貴に見守られていれば心置きなくチキンがいれば、リビング...頼みの綱

  • 猫愛 ~ほんわか、でもやっぱりせつない猫たちの物語・第7話~

    都下を流れる多摩川の河川敷には捨て猫が絶えないのだと言います。捨てられた猫たちの過酷な運命は言わずもがな。でも前回紹介した「おじさんと河原猫」はそんな猫たちの世話をする貧しく病弱なおじさん2人と猫たちの絆を中心に展開する。おじさんと出会えた猫たちは幸せだったけど、運命はそんな猫たちの小さな幸せすら奪うかのように、台風19号による多摩川の氾濫を引き起こしたのでした。それから年月が過ぎ静けさが戻った多摩川の河川敷には、今も捨て猫が絶えないであろうことを忘れないようにしたいと思います。店で一時代を築いたリードの達人テンちゃん前々回のわが子を託しに来て最後に力尽きたノラのお母さんの話、そして前回のホームレスのおじさんと捨て猫たちの話、どちらも事実を淡々と描いているだけなのに読めば何かを感じざるを得ない。それは話の...猫愛~ほんわか、でもやっぱりせつない猫たちの物語・第7話~

  • 久々の大捕物 ~キーの通院~

    キーが突如として口に異常を来した。朝の食べる量が少ないので気になってはいたけど、夕方以降は何も食べず。翌日は口周りが唾液で黒く汚れ、口が閉まらず舌と涎が出っ放し。コタツの敷布が涎でびしょびしょになって交換するほど初めは猫風邪がうつったのかと思ったけど、鼻風邪と涎ではウィルスが違う。よもや口内炎?でもそんなに突然になるものだろうか。とりあえず抗生物質とステロイドを半錠だけ与えようとしたけど、そもそも食べない飲めないの状況なので不可だった。本人(猫)も空腹と喉の渇きにじっと耐えてる様子。普段のキーは童顔の貴公子(深層のご令息?)キーはよく甘えてくるし、そんな時はお腹撫でたり顔つかんだりし放題。でもとにかく超ビビリで、何かされそうになると大慌てで逃げまくる。口の中を見ることができればいいのだけど。と、キーが大好...久々の大捕物~キーの通院~

  • 猫風邪回し

    ニャーの鼻風邪がちび太とチキンにうつりました。この2匹は何かとニャーに近い存在なので、必然と言えば必然です。リビングの棚上に設けたニャーの寝床(これで我が家のすべての棚上は猫たちが占領)で、早速リジンを追加購入してちび太とチキンに投与開始。でも、このリジン本当に効いているのか次第に懐疑的になってきた。ご飯も横着して棚上でニャーの場合は10日ほどでクシュンクシュンが治まったけど、10日もあれば、健康体で体力のある猫なら自力で風邪から回復するらしい。つまりリジンのご利益があったのかどうだかよくわからない。と、そのうちチキンがお邪魔するようになってそのうち、ニャーのクシュンクシュンがまた始まった。どうやらこの3匹で風邪を持ち回りする気らしい。さて、今はさほどたいしたことはないけど、さらにひどくなるようだったらや...猫風邪回し

  • 猫風邪さまさま?

    ニャーが風邪を引きました。猫風邪です。鼻詰まりでグシュグシュしてクシャミを連発、食欲がなくなって何も食べなくなった。いろいろ調べてみると、ヘルペスウイルスによる猫風邪らしい(FHV)。医者に行くことも考えたが、これまでの経験から結論は見えている。抗生剤の注射とインターフェロンの点眼薬(目薬にインターフェロンを注入したもの)。インターフェロンはいいけど、ニャーは目薬が大嫌い。で、いつもお蔵入り。注射してもらうか内服薬ならいいのだけど、何故か処方は点眼薬の一点張り。ここいらの病院はみなそうなのです。ニャーの定位置を仮置きストーブで暖め中(プリンタの上にココレオ)インターフェロンは市販されてない薬です。そこでさらに調べてみると、FHV用の市販薬としてはゾビラックスなるものがあった。もうひとつ、薬ではないけどL-...猫風邪さまさま?

  • 平穏な暮らしのようだけど

    キジロが愛情寝床を使ってくれました。最初は1月21日、その日は前夜から本降りの雨でした。朝早くに妻がずぶ濡れで勝手口にいるキジロを確認。食べた後左方向に消えたので、雨宿りかな?と思って確認すると寝床に入っていたと言う。早速確認して、感動しました。サクラがいなくなった昨冬からキジロ用に調整を続け、初めて使ってもらえたのです。しかしその日は午後16時頃になって雨が止むと、いつの間にか寝床から消えていた。初めて愛情寝床に入ったキジロです2回目は朝からやけに寒かった2月5日、午後から降り出した雨が夜19時頃になって雪に変わった。ちょうどその頃キジロがびしょ濡れでやって来た。食べた後確認したら寝床に入っていた。実はこんなこともあろうかと、寝床の毛布を日干ししておいた。しかもその日は夕方になってカイロを2つ入れておい...平穏な暮らしのようだけど

  • ヒョウのお色気攻勢とボケボケ保護者

    家猫修行中のヒョウです。ヒョウと言えば、忘れることのできない保護時の苦い経験。保護したヒョウが子育て中だったと後になって気づいた。子供たちを探したが居場所がわからない。いろいろ悩んだ結果、ヒョウのR(元に戻す)はしなかった。※ヒョウカテゴリの前回記事「捜索断念ヒョウの子供」参照保護部屋にて(昨年11月頃)当時の自分の判断は正しかったのだろうか。猫日記や当時の写真から、もう一度事実関係を詳しくチェックしてみた。ヒョウの出産は8月21日か22日でほぼ間違いない。実際その2日間だけ店に来ていない。保護したのが10月15日なので、その時子供たちは生後55日だったことになる。ヒョウの乳房を見て、子育て中だったと気づいたのがその6日後。さて、生後2ヶ月の子猫が親を失ってその場に6日間も居続けるだろうか。ずっと鳴き続け...ヒョウのお色気攻勢とボケボケ保護者

  • 相変わらずいつも一緒

    家の中でも、いつも一緒のココレオです。というよりココのレオ頼りが本格化して、常にレオについて回ってる。一流の看板猫だったレオは人を怖がらないし、先住猫たちに溶け込むのも早かった。警戒心の強いココは当初逆に警戒されたけど、"レオ効果"で何とか落ち着きつつあります。まだまだ遠慮がちながら、今では立派な家猫仲間です。いつも一緒のレオとココそれにしてもココはよく鳴く。レオを探すときとか「飯くれー」はわかるのですが、それ以外の時もいつも鳴き通し。店時代でも夕方屋内に入った後はそうだったらしい。店の連中も大変だったに違いない。外を自由気ままに散策して徐々に遠路開拓していたココ、屋内暮らしは満足できない?チキンやちび太が遊びに誘っても、乗るどころかついつい引いてしまいます。一番上にココ、その下にチキン、さらにその下にレ...相変わらずいつも一緒

  • やばいぜダイフク

    下の写真は年末12/30の記事に掲載したものです。(大家族の日常カテゴリー)図体のでかいダイフクが、シロキと鼻ツンツンのご挨拶。実は同様のシーンを予備でもう1枚撮ってまして、3秒後くらい後の様子。それがこれです。明らかにダイフクがシロキを威圧し始めたのがわかります。実際この直後にダイフクがシロキを襲い、慌てて引き離しました。これだけじゃない、前回のモドキの記事で書いた大喧嘩は別として、ちび太にココ、チキンにレオ、それにニャーにまで同様の手口で襲い掛かった。それでダイフクは保護部屋内の開放としました。全開放するときは保護者の監視つき。ダイフクを開放する時はココレオを部屋から閉め出し、モドキはケージ内に閉じ込めです。保護部屋内のダイフクはモドキケージの前にいることが多いダイフクが人間だったら、何ともヤバそうな...やばいぜダイフク

  • 見掛け倒し? さに非ず ~モドキは真の実力派~

    モドキを捕獲機で保護したのは5ヶ月前。自分が入院するより前のことだった。自由を奪ってしまったあの罪悪感は、モドキが新しい生活に馴染むにつれ薄れていった。過去を振り返ることも先々を慮ることもしない猫は、とにかく今の環境に如何に対応するかということだけに明け暮れる。そんなモドキに、あれこれ考えていた自分が救われた形になりました。それにしても店時代はあれだけいつも気にかけていたモドキなのに、家に来た途端に5ヶ月も放っておく(記事を書かない)なんて、我ながら随分じゃない?と反省しております。今のモドキにはゆとりと落ち着きが感じられますわが家に来たモドキは、2ヶ月という長期間ケージの中で暮らしました。自分の入院、その後に妻が頑張ってヒョウ、ダイフク、ココレオを次々と保護(捕獲)して慌しかったことが原因です。今は基本...見掛け倒し?さに非ず~モドキは真の実力派~

  • 変わる街周りの環境

    自分は東京の杉並区育ちですが、幼少時代の主な遊び場は井之頭公園と神田川でした。湧き水が豊富な公園池からは大量の澄んだ水が流れ出ていて、格好の水遊びの場だった。神田川の久我山辺りでも、野原の向こうに井の頭線を見ながら魚と一緒に泳いで遊んだ。学生時代に見たときは、コンクリートに囲われたどぶ川(?)になっていました。今の家に越して来た時も、小さな街の前はのどかな田園が広がっていました。春になれば外は蛙の大合唱。街前の小川にはサワガニもいたし、少し歩いたクヌギ林ではカブトムシを観察できた。しかしその田園はほどなくして休耕田となり、やがて荒れ放題の草原となった。きれいな水が流れていた小川はやはりコンクリートに囲われたどぶ川になった。当街の前に広がる草原(2017年4月2日ソトチビの記事より)2年ほど前からその草原の...変わる街周りの環境

  • ポニーくんのハゲハゲは

    脱走の記事以来のポニーくんの近況になります。あれは自分が入院していた時のことなので昨年の9月、もうそんなに前になるんですね。妻がひとりの時にポニーがするすると脱走してしまった。店から来たポニーはまったく土地勘がないし、もし見失って見つからなかったら・・。そのときの妻の胸中は察するに余りある。家に戻すことができて本当に良かった。終わりよければすべてよし。こういうときの妻の機転は天下一品なんです。少しは毛が伸びてきた現在のポニーさて問題はその後に生じたポニーのハゲハゲです。ちび太ほどではないけど、下半身や下腹部それに後足の裏側にハゲが集中。見てると、やはりその辺を舐めまくっているのです。で、今はどうかというと、当時より少しはましになった程度。これは剥げ始めた当初の写真です(昨年10月)触ってみると、毛の薄い部...ポニーくんのハゲハゲは

  • リビングに入れないのはオジンのせい

    何と昨年の7月以来となったケンの近況です。あれから半年以上経っているのに状況は何も変わっていません。相変わらずちび太に追われ、オジンを怖がって避け回り、陰に隠れた生活を送っています。保護団体のアドバイスもあって、ケージに入れて人馴らしからやり直すと決めたのに、サクラがようやくケージを卒業した頃に状況ががらりと変わり、店の連中がどっと押し寄せて増やしたケージも全部独占してしまった。しかも隠遁生活のケンは、家の中の行き場を次々と失っていくはめになってしまうのです。リビングに入れず廊下から様子を伺うケンまずサクラがいた保護部屋に入れなくなった。次々とケージが増え、怖そうな外猫が新たな住人(猫)として入ってきた。その過程でサクラも2階の物干し部屋に自ら引っ越し、今は介護部屋と呼び名を変えた。ケンも同居を試みたけど...リビングに入れないのはオジンのせい

  • 混んでます

    店がなくなってこの正月から悠々自適早速体重が3kg増えましたでも15匹の猫たちと外に1匹なんやかんやで身も心も休まる暇がありませんそんな中での朝のひとときウェットを食べてひとまず落ち着いた猫たち恒例の陽だまりに集結上の写真、コタツの中と向こう側含めて9匹いますニャー、リン、キー、クウ、シロキ、チキン、ポニー、レオ、ココ他の5匹は別の場所でちび太にサクラにモドキにダイフクにヒョウこの子たちが一同に集結したら・・すごいだろうなあ南道路の向かいの法面に家が建って、冬はつかの間の日当たりとなりました混んでます

  • ブサイク・デブ・ニブ 返上します

    シロキのことです。正確に言うとデブは返上、オニブは訂正、ブサイクは変更かな。これまでさんざん書いて来たシロキの形容詞、去年あたりから変わってきました。シロキの努力もありますが、自分(オジン)の見立てが変わった。いじめっ子のお詫びと反省じゃないけど、今回は主観を排除して書いてみます。ちょっと見は子猫のようなシロキですまず体重につて。先日の計測でシロキは3kgでした。1年前は5.2kgだったので大幅な減少です。急な減少なら病気を疑うところだけど、シロキの変化は昨夏の終わり頃から。まず食べ物の嗜好が変わり、質より量だったのがそこそこのグルメに。ウェットは缶詰からレトルトに変わり、カリカリは殆ど食べなくなった。廃品回収業(他猫の残り物をたいらげる)も廃業した。今の体重はその結果です。それでも、シロキはもともとが小...ブサイク・デブ・ニブ返上します

  • キャットタワーの残骸

    保護猫たちは使い方が荒くて、とうとうキャットタワーが壊れてしまいました。で、もったいないので、まだ使える箱の部分をピアノの上に置いてみた。最初に使い始めたのはクウ。高いところは暖かいから気持ちよさそう次に乗ったのはキーリンもクウにお邪魔してクウとキーは上下で住み分けおや、これはクウじゃなくてココでした他にちび太やチキンも興味津々。猫たちは誰の物と決めつけることなく、譲り合って使っています。何だか見習うところがありそう。キャットタワーの残骸

  • 一応、回復はしたけれど・・

    半年ぶりになってしまったちび太のその後です。ちび太?もちろん元気です。一見、昔のちび太と何の変りもなくなった昨年春頃から脱毛が始まり、尻尾を除いて胸と下半身の体毛が殆どなくなった。ケン追いがエスカレートしたちび太を叱り過ぎたのが原因と思えた。ニャーの時の反省が生かされてないことにつくづく自分が嫌になった。ようやく短い体毛が生え揃ったのは夏になった頃だ。脱毛がかなり進行してきた頃、ちび太の身体にノミを見つけた。わが家ではその前年にノミ発生の大問題が起こり、何とか鎮静化した経緯がある。次々と保護猫を迎え入れたわが家ではどうしても避けられない問題だ。ただ、ちび太の場合はノミが脱毛の原因ではないようだった。毛のないちび太にたかるノミは丸見えで、薬より手で捕る方が効果的に思えた。ノミ取りキャッチャーという道具が大変...一応、回復はしたけれど・・

  • 被災した猫たちは

    テレビでは連日連夜、能登震災の被害状況を伝えるニュースが放映されています。被災した人々が1日も早く安らかな日々を取り戻すことを願うばかり。そんな中で先日、輪島市の広範囲に延焼した焼け跡で猫を探している人を報じていた。その方の家も地震で半壊の上、さらにこの大規模火災で消失したという。それでも、家族以上の存在だった3匹の猫たちの捜索を優先していた。わが家が同じことになったら・・その絶望感に心が痛む。一瞬にして幸せな生活を奪われ、生き残っても家屋の残骸の中で死に直面した犬猫たちと、やるせない思いで捜す保護者たち。報道されないけどそんな光景がいたる所にあるに違いない。石川県には保健所に登録された犬だけで47,000頭を超えるという。繋がれたままのワンちゃんも多いだろう。猫の数は調査記録がないけど、それ以上の数であ...被災した猫たちは

  • 介護部屋の住猫

    先住グループと新保護グループの融和の他にも、昨年からの懸案事項はいろいろあります。クウをはじめとする粗相問題は新保護グループを迎えてますます深刻に。ポニーやちび太の抜け毛の跡がなかなか生え揃いません。でも何と言っても一番の気がかりは、介護部屋(物干し部屋)の住猫サクラです。介護部屋はお店の温室から来た熱帯果樹が同居してます(出窓右側にサクラ)8月の記事にコメントを頂き、難治性口内炎猫の寿命が2,3年だったというのは、正直なところショックでした。今のサクラにはステロイド(ブレドニゾロン5mg)を3~4日に1錠、バイオデンタルを毎日1錠すり潰して与えています。状態はどうかというと、普段は平穏そう。ただし、痛みに耐えてもがいたり暴れたりする姿を多くて1日に数回見かけます。それに平穏そうと言っても、猫は穏やかなと...介護部屋の住猫

  • 2024は新しいカテゴリーで始動します

    カテゴリーを変更しました。16匹の猫たち、早くも書きたいことが山積みです。当面の方針は、新規保護猫グループと先住グループの融和を図ります。その担い手はニャーとレオ、やはり2匹のリーダー格です。2024は新しいカテゴリーで始動します

  • 店舗消滅

    本日より解体工事(原状回復工事)が始まりました。ココレオが過ごしたお店は、あと少しで思い出を残して消え去ります。店内で遊ぶレオとココ(昨年の9月)工事が始まる直前、最後の店の姿を写真に納めました。伽藍洞ですが、思い出は沢山詰まっています。で、新しい年、新しい生活が始まりました。16匹の猫たちは、新年早々からとっても賑やか。落ち着く暇もありません。まずはブログ村のカテゴリー移動から始めます。(お花屋さんではなくなったので。)店舗消滅

  • 2匹のリーダー格よりご挨拶

    新年のご挨拶をしそびれてしまいました。家での~んびりと呆けているうちに気づいたらもう6日。このところ毎年、正月はお休みの店でココレオと過ごすのが常でした。今年はそのココレオも家で一緒。ということで、自分の代わりに次の2匹よりご挨拶です。ニャーとレオ(左)。わが家15匹の猫社会で、リーダー格の2匹です。なぜこの2匹がリーダーなのか。ボス猫の圧倒的オーラを出して、近寄りがたいほどの存在感があるモドキではなく。家に来て以来の安心安全の生活の中で、昔のヒールキャラが復活しつつあるダイフクでもなく。何しろモドキとダイフクは体格からして他猫より一回り大きいし。それでもやっぱり、リーダーはニャーとレオ。それはニャーとレオが、理想の家猫に最も近いからです。ニャーはもう殆ど完璧。店から来たばかりのレオは、もう少し慣れが必要...2匹のリーダー格よりご挨拶

  • 年の終わり・締めは16匹の猫たちと

    自分にとっては激動の年でした心不全が悪化して入院手術の決断そして店じまいの決断ちび太、ポニー、チキン、クウ、リン(コタツの中にキー、シロキ)退院してからは閉店に向け一直線スタッフが徐々に減る中お客様、取引先、役所関係の業務に追われたキー、ニャー、シロキその傍らで、お世話している猫たちの保護捕獲機やケージの購入に踏み切りレオ、ココ、モドキ、ダイフク、ヒョウがわが家に加わったレオ、ココ他にも気になる猫たちはいた3年来の付き合いになるシンなどでも店じまいが決まってから出会うことはなかったサクラ今日、最後の片付けで妻と店に出向きました休むことなくバタバタとした日々がようやく終わります来年はもう、店に行くことはありませんモドキ、ヒョウ(ケージの中)ノラたちの保護活動も終わります高齢保護者には、今の16匹の猫たちの世...年の終わり・締めは16匹の猫たちと

  • 久々だけど

    調べてみたら、チキンの前回記事は今年の5月何と7ヶ月ぶりの超久々でもそう感じさせないのが、チキンなんですチキンは4才半になりました保護猫といっても、物心つく前からわが家で育ったチキン世間の荒波もノラの辛苦も知りませんなので怖いもの知らず他の猫たちが避けまくっているモドキやココも平気ですココ(下)とわが家では人も猫も怖いものがないからまさに天真爛漫そのものオジンにもオバンにもくっつきまくりニャーにだってちょっかい出したり甘えたりそんなチキンが唯一慌てるのは玄関チャイムが鳴った時初めての猫は大丈夫なのに、人見知りの強いことが弱点なんです陽だまりにて(左からポニー、チキン、.カーテンの陰ににゃー)久々だけど

  • 氷点下の朝晩になりました

    庭の温度計は今朝も今夜も氷点下。先週末から氷点下の朝晩が続いてます。うたた寝して起きた今朝の4時、勝手口を開けたらキジロが寝床方面からもそっと現れた。身体が小刻みに震えて、何か低い声で唸っている。いつものように手の平で温めようと体に触れると、氷のように冷たかった。20分くらいすると消えていた。寝床を照らして確認してみたが不在だった。ウェットもカリカリもしっかり食べていたので、とりあえずはひと安心。こんな朝晩は熱めのお湯を出しているが、飲んだ跡があるので役には立っているようだ。今年は2本出て、無事に成長して咲き誇っていた皇帝ダリアが一気に枯れた。年の瀬に氷点下になるタイミングは例年と同じでも、今年はやけに寒く感じる。猛暑だった夏の暑さが長引いて、つい最近まで暖かかっせいだろう。8月の昼下りには40℃近くを指...氷点下の朝晩になりました

  • ココの困った行動

    家に来たときはレオの陰に隠れ通しだったココ。家中デビューしてもレオの後を追うばかりで、見失えばビービー鳴いて探し回っていた。ココが店に来た頃を思い出します。2階オジン部屋洋箪笥の上で(ココはレオの奥)やがて一人で家中を探検するようになった。他の猫たちとの親和性は・・。2階で一度ケンと軽く勃発。ケンは他の新顔たちとも険悪な雰囲気。ポニーは保護部屋の誰とでもそうだが出会えばシャーッ、そして自分が逃げる。その他の猫たちとは特に問題ないようだ。家の中を探検中のココしかし、最近の1週間になってココに大きな問題が出てきた。オジン部屋のベッドのど真ん中に粗相(大)が2度。しっかり盛ってあった。オバン部屋のベッド枕元に大量の粗相(小)。その後2度にわたり同じ場所にマーキング。さらにリビングソファ上の座布団に大量のオシッコ...ココの困った行動

  • ダイフクの家猫修行

    5年ぶりにお店に再来して、その後保護されて今は当家で暮らしているダイフク。ヒールキャラから一転、応援団までできたのに深刻な怪我とともに行方不明になった。まさかの奇跡的な再会を果たし、しかも一緒に暮らしているなんて運命的な縁を感じます。(左)6年前、(右)現在のダイフクさてそのダイフクですが、2ヶ月近いケージ暮らしを経て家猫修行を開始しました。好戦的な性格はすっか消えて、今やひょうきんなおとぼけキャラ?開放した途端に何の躊躇もなく家中にすたすた進み、他の猫たちの存在にも頓着なし。他の猫たちも呆然とするだけで、殆ど警戒する様子もなし。こんなデビューもあるんだなとこっちも呆気にとられた次第です保護部屋でくつろぐダイフクと、寝てしまうほどの呑気ぶりきれいな顔はボロボロになって、どれだけ苦労して再び店にやって来たの...ダイフクの家猫修行

  • 続・今年こそ愛情寝床

    猫の三大特徴と言えばツンデレ気まぐれ天邪鬼?前2者は言わずもがなですが天邪鬼というのは、喜ぶと思っておもちゃを買ってくるとそれには目もくれずに包装箱に夢中になったり、お気に入りの物や場所によかれと思って手を加えるとプイッと無視するようになる。だから猫のお気に入りの場所は極力いじらない、というのが鉄則。なのではありますが、今回は前回記事(11/28)の続き。キジロの愛情寝床の改修です。真冬になったかと思えば夏に戻ったり、寒暖差が極端に大きい昨今、小春日和となった先日、キジロが朝から夕方まで寝床の上で休んでいました。それで待望の第一段階、寝床の敷布にキジロの臭いをつける工程が終了。そこで寒波襲来直前の昨日、寝床の改修に着手しました。キジロの臭いのついた敷布を寝床中の毛布の上に乗せ、寝床の向きを変えた。風を除け...続・今年こそ愛情寝床

  • 検察司法そしてメディアの問題点 ~動物愛護法を強化しても~

    ノラたちの幸せをどう実現するか。当ブログのテーマであるこの問題に関しては、シリーズ「ノラたちとの共存を目指して」を中心に様々な角度から議論してきました。同シリーズ記事のうち特に法律関係を題材としたものは、◆その5闘魂編「許さない、虐待に不法投棄に暗闇ビジネス」◆番外編1「罪と罰」(法の実行と刑罰の妥当性)◆場外編2続・死刑に処すべし?~死に体・動物愛護法の復活を期して~◆場外編3どうしてこんなに軽いのか<続・続・死刑に処すべし>いずれも検察・司法の甘さを指摘しています。ノラ猫の遺棄や殺傷に関して動物愛護法は2020年に下記のように改訂(厳罰化)され、2021年6月に施行された。愛護動物の殺傷罪:5年以下の懲役又は500万円以下の罰金(旧:2年以下200万以下)愛護動物の虐待罪:1年以下の懲役又は100万円...検察司法そしてメディアの問題点~動物愛護法を強化しても~

  • 少しづつ・少しづつ

    保護部屋の猫たちが少しづつ、家の猫たちと交流を始めています。交流と言っても、まだ姿見せや顔慣らし程度。慣らしが進んでいるモドキやココレオはケージから出すときは家中の敷居も開放。ダイフクとヒョウは、まだケージ開けても出ないことが多い。ダイフクはたまに出るときがあるので、その時は監視付で家中への敷居開放。ヒョウは戻らなくなりそうなのでまだ家中開放していません。一足早く保護部屋に入ったモドキは、家中探検もだいぶ進んでいます。モドキは思いのほか慎重で、ラッパのようにファーッと鳴きながら恐る恐る前進。しかしその存在感というか威圧感は絶大で、今のところ中の猫もただ見守るだけ。リビングテーブル下のトイレ周辺を点検するモドキココレオは2匹に差がでてきた。レオはモドキよりさらに慎重で保護部屋からなかなか出ようとしない。それ...少しづつ・少しづつ

  • つわものどもが夢の跡

    冬なので季語(夏草や)は外しました。兵(つわもの)ってわけでもないし。でもココレオとモドキのやり取りは戦と言えば戦かな。すっかり伽藍洞になった店に来ると、彼らの思い出がまだ沢山沢山残っています。レオとココが飛び跳ねたりくつろいだりした店内(ココレオはパレットの下で休息)今は毎晩夜を過ごした屋内(ギフト室、観葉室)今は書類整理の作業場モドキはじめダイフクやヒョウがおねだりに来たスタッフルーム前今はBYもろとも片付けられましたもうすぐこのお店は跡形もなく消え去ります今のうちにしっかり思い出を残しておこうと思います。お店の営業は先月末で終わりました残った庭木、小物類はゆかりの植木屋さんや花屋さんに正月明けに原状回復工事が始まりますつわものどもが夢の跡

  • 新・居場所がニャーい!

    超お久しのニャーです。そうなんです。このタイトルには「新」がついてるんです。ということは前回は?5年前の2018年12月5日、まだまだ平和な頃でした。チビたち(ちび太にキーにクウ)がやたらにニャーの居場所に来て、逃げ回るうちに居場所がなくなちゃったのでした。で、時代は繰り返すんだニャ。リビング出窓の箱の中はちび太に、箱の上はリンとケンにピアノの上はクウとリンにオジンベッドの枕元はサクラに電話台の上はキーとリンにみんなみんなとられました。オジンとオバンが気を遣って、箱大好きのニャーのために箱を持ってくる。ニャーが数回使って、しばらくすると必ず誰かが入ってる。シロキにチキン、キーにポニー。他猫の臭いがつくと、ニャーは入る気がしなくなるんだニャ。「贅沢だ」ってオバンはブーブー言うけど。幸い今はホカペとコタツがあ...新・居場所がニャーい!

  • 猫愛 ~ほんわか、でもやっぱりせつない猫たちの物語・第6話~

    前回(第5話)の話はショッキングであると同時に、いろいろ考えさせられる話でした。自分の命に代えてでも子供たちを守る(人に託す)という母猫の決断。それは人間であっても野生動物であっても同じで、子に対する母親の思い(愛情)は命よりも重く深いものなんだと。思いを馳せるのは易し。でも実際にそういった行動に触れると、ある種の衝撃を受けてしまう。そしてもうひとつ。ノラ猫の子育てが命がけであるということ。ただ、それは人に見護られているかいないかで天と地ほどの差がある。そして、人に見護られているノラはほんの一握りなのだということ。前回も述べましたが、洪水などの自然災害で真っ先に犠牲になるのがこういった親子なんです。こんな不幸を作り出してはならない。今いるノラたちを救うこともさることながら、ノラを生み出し続ける人間の蛮行(...猫愛~ほんわか、でもやっぱりせつない猫たちの物語・第6話~

  • 保護部屋の君たちへ

    君たちはつい最近まで店の周辺を思うままに闊歩し店で(他でも?)ご飯を食べて、自由気ままな暮らしを謳歌していたそれがある日突然人家の一室、しかも檻(ケージ)の中に自分に何が起こったのかすらわからなかっただろう人間なら嘆き悲しみ、将来を憂いて絶望に苛まれてしまうかもしれないでも君たちはすごいな、こんなときでも前しか向かない身の不幸を嘆くよりもこの境遇をどう切り開くかまずは鳴き喚いて保護者にすがってみるかつて知ったる保護者だからねモドキ:ケージの中にいてもボス猫の迫力は変わらないモドキはもうすぐ3ヶ月、ヒョウとダイフクは2ヶ月、レオとココは1ヶ月君たちのケージ暮らしはこれまでになく長くなったただ、今では交互にケージを開けて部屋の中で過ごせるようにヒョウとダイフクが出てこないのは、保護者との信頼関係がまだ薄いから...保護部屋の君たちへ

  • 今年こそ愛情寝床

    前記時(9/7)で今生の別れのようなことを書いてしまったキジロです。その後徐々に復活して、半月後にはいつもの皆勤賞に戻りました。もともとキジロは暑さに弱そうだったので、どこかでバテていたのかもしれません。でもおかげで過去を振り返り、キジロとの馴れ初めを書き留めることができました。その後閉店に伴って店の猫たちを保護。キジロは当ブログ現役で唯一の外猫になりました。キジロは相変わらず元気です暖冬なのか厳冬なのか、当地域は例年になく寒暖差の激しい気候となっています。真冬に備えるのは今のうち。今年こそ、キジロに寝床を使ってもらいたい。昨冬はサクラの使っていた寝床を改造し、臭いも消してキジロの使用を促したけど結局使った痕跡は見られず。寝床の上では過ごすのに中には入らなかった。それで今年は一計を案じた。キジロが寝に来る...今年こそ愛情寝床

  • 16匹の猫たちと

    ココレオの収納を終えて、お世話している猫たち全員がわが家に集結しました。店ではダイフクを保護した後は置き餌を止め、以来外猫の姿は見かけていません。夏頃まで来ていたシンやクロが気になるけど、それを言い出したら切りがない。総勢16匹。家中に10匹、保護部屋の5匹は未だケージの中、外猫1匹。家中の1匹は隠れたまま殆ど姿見せず、人を怖がるが介助の必要な子が1匹。これからは今いる猫たちの行く末を模索しながら、当面のお世話に集中することになります。日が長くなって今季も恒例の日光浴タイム。今年はニャー(右端)も参加(キーとクウはコタツの中、この後ちび太も加わった。)猫たちは壁や柱で爪を研ぐので家はボロボロです。どんなに爪研ぎを用意したり壁を防御しても、猫の欲望には勝てません。それだけじゃない。とにかく吐きまくる。ニャー...16匹の猫たちと

  • 捜索断念 ヒョウの子供

    ヒョウを保護してからひと月半が経ちました。シャーシャー言いまくりのヒョウが少し落ち着いて初めて横になったとき、おっぱいの授乳した跡を見て子育て中だったと気付いた。保護して1週間後のことでした。心当たりはあった。その2ヶ月ほどまえにヒョウが太った、お腹が大きくなったと騒いでいるうちに少しづつしぼんできたので、いらぬ心配だったと気に留めなかった。今にして思えばなんと迂闊なことだったか。保護して以来ずっと鳴き続けだったヒョウ。子供たちを案じ呼び続けていたのに気づかなかった自分は、まさに地獄の使者そのもの。しかも悩みに悩んで、結句ヒョウを元の場所に放つことはしなかった。保護した場所に戻したとしても、1週間も経てばヒョウが子供たちを探して再会する可能性は高くないと思えたし、店に再来する可能性はもっと低いと思えたので...捜索断念ヒョウの子供

  • レオとココ ~自由だったお店生活の思い出写真~

    年をとると後ろを振り返ってばかりですみません。店はまだ閉店セールの最中ですが、はっきり言ってもう伽藍洞です。今はケージの中にいるレオとココだけど、自由気ままに過ごしていた看板猫時代を忘れまい。あのときのあの表情が、2匹の本来の姿なのだから。暑い夏、スタッフルーム前の通路でだれる2匹ノラが保護された話はSNSやネット上に溢れている。過酷な外生活から安全で食べ物に不自由しない家中生活へ。とりあえず、まずはケージの中で。よかったよかった、ありがとうとコメント欄。自分もそう思う。でもそのノラ自身にとっては、まさに猫生が終わったような大変な異変なんだな。店裏駐車場脇の草むらで過ごす2匹自由に走り回っていた暮らしから突然狭い檻の中へ。ココレオだけじゃない。モドキもダイフクもヒョウも、どんなノラもみなそうだ。彼らの胸中...レオとココ~自由だったお店生活の思い出写真~

  • ココのために

    ココが復活しました。ココを窮地から救ったのは、やっぱりレオでした。レオはもうすっかり本来の自分に戻って、ケージから出れば部屋を探検したりヒョウやモドキのケージの上でくつろいだり、人が部屋にいればやたらくっついてきて足にスリスリ、店時代のレオと変わりません。最初は互いに神妙だったモドキとも最近になって唸り合いが復活。ただし以前とはちょっと違う感じです。保護部屋から外を眺めるレオレオがケージから出ている間、レオを失ったココはケージの上段でますます固まって動かなかったけどある時、そのココをレオが導いた。レオが中段まで戻ると安心したココが子猫のように鳴いてレオについて来た。そのまま下段から下りて外へ。最初の時は入れるのが大変だった。レオはすんなり入ったけどココは入る場所がわからなかったのか、こっちが何度追っても部...ココのために

  • まるまる3日

    ココが固まったまま動きません。店でようやく確保され、保護部屋のケージに移って4日目を迎えました。この間ウェットは少し食べたけど、水飲みもトイレも確認できず。トイレをこんなに長く我慢するのはかなりまずい。一方レオはだいぶ落ち着きを取り戻してきた。トイレも済ませて少しづつ食べ始め、これまでのように撫でることもできる。レオ、格子の中は似合わないまだまだ楽しかった店時代から抜けきれない2匹。いや2匹だけではなく、保護者もケージの中の2匹には見慣れない。モドキを保護したときに襲われた罪悪感とは違うけど、2匹が不憫でならないのです。それだけココレオは店の風景に馴染み、自由な様子が似合っていた。店時代、朝ごはん中の2匹手術のために確保しようと大捕物に失敗したのが3年前。以来ココは人間不信を強めていった。そして今年になっ...まるまる3日

  • ココレオの保護、そしてわが家へ

    とうとうレオとココがわが家にやって来ました。レオは4年9カ月、ココは3年8カ月の店暮らしに終止符です。そして、店の猫歴史の終焉となりました。一昨日のココレオ・・2匹はこの店とお別れしましたそれは昨日の夕方、店にいた妻が突然2匹と共に帰宅した。以下、妻の話によると・・、昨日は雨、しかも寒かったので2匹は早めの15時に中に戻ってきた。レジ室(ギフト展示室)は閉店セール半ばでもう何もない。そこで妻が一計を案じ、懸案のココ捕獲を試みることにした。空になったキーパー(切花用冷蔵庫)に閉じ込めてキャリーケースに追い込めようと。早速行動に移したが見事に失敗し、結局他のスタッフ2人と共にココの大捕り物になった。障害物が少なかったこともあり、約10分ほどでココが御用に。以前に買っておいた大型のたも網が役に立った。ケージに入...ココレオの保護、そしてわが家へ

  • シロキの遅い春

    泰然自若か、単なるおニブか。決して物事に動じないわけじゃなく、すぐに気を取り直すことができるのです。本当は繊細な気質なのに、傍からはどう見てもそう見えない。これぞまさに猫の鑑?平和主義者が厳しい世の中を生きる術。リビングのど真ん中でダレ寝するシロキ遠慮して隅にいるのかと思いきや、そんなこと関係ないとばかりに猫たちの中心にいる。おやつを出せば、いの一番に飛んでくるけど決してがっついたりはしない。慌てず騒がず、他猫の後ろでじっと待つ。かと思えば意思表示は結構強く、何かとピーピーうるさい。まさに老練猫の古味たるや。やや、リンにくっつかれて緊張するシロキ寒くなって、最近はリンとおじん膝上の奪い合い。ともに譲らず、時として2匹ですみ分ける。(おいおい)で、2匹の仲が急接近。思い出すのは家裏の外時代。サクラに振られ続...シロキの遅い春

  • サクラの引っ越し

    引っ越しと言っても部屋移動です。部屋を開放しても出て行かず、保護部屋でひとり優雅に暮らしていたサクラ。だったのですが、一気に大型ケージ3台搬入してモドキにダイフクにヒョウが入居。サクラの食事を介助する場所だった中型ケージは移動。しかもヒョウが入居した。中にヒョウがいるとケージを上ることができず、食事の介助ができなくなった。現在の保護部屋の様子、左手前の中ケージの上がサクラの食事場所だったサクラはシーバは顔の前に置けば食べるけど、自分で水を飲まない(飲めない?)。チュールでだましだましモンペチスープを飲ませ、最近は少量のウェットも与える。とても臆病で警戒心の強いサクラ、水分摂取の介助はまず環境を整えることが不可欠。サクラが安心できることが何より重要なのです。その環境が変わった。そして心配した通り、サクラが何...サクラの引っ越し

  • 延々と続く粗相の攻防

    本記事には、最後に粗相の写真があります。久々、5月以来となってしまったリン一家の登場です。宿敵だったニャーやちび太と折り合うようになって、しっかりビングに進出しています。まだキーはポニーをクウはニャーを避けてるけど、隣同士で寝たりもする。まるで天敵のようにちび太に狙われていたリン、今は鼻ツンツンするまでの仲になった。最近リン一家がたむろする場所で、すっかり家猫気分を満喫しているリン一家です。今でもやはり何かと一緒にいることが多い。特に最近はソファの窓側を陣取ってたむろってます。実はこの場所、自分(オジン)が退院後の養生にとあつらえた場所。心臓に近い左手を休めて腰痛を和らげる背もたれクッションを置いて。いやいや、見事にこの一家に占拠されてしまいました。オジンの養生場所でしたこの一家の息子たちにはさらに大きな...延々と続く粗相の攻防

  • 閉店

    今年いっぱいでお店を閉じることになりました。あと2ヶ月です。実は、店でお世話していた外猫たちの収納(保護)を急いだのもそのためでした。本来ならココレオから始める予定だったけど、例によってココが捕まらない。抱っこできるレオはいつでも可能だけど、今はココの引き留め役です。そんなこんなで順序が逆になって、他の3匹から保護してしまいました。こんな光景ももうすぐ見納めですレオもココも元気ですが、最近夜更かし?がひどくて困ってます。閉店時刻に近い18時になっても戻って来ないことが多い。レオは閉店までには戻るけど、ココは19時過ぎても戻らなかったり。しかも最近はMさん宅にしきりに現れてはサビ(過去記事参照)と唸り合いしてるという。捕獲機はもう役に立たず、中のものを食べてバックで出て来る始末。今はココ確保の他の方策を思案...閉店

  • ダイフクの保護

    ヒョウが子育て中だと気付いた時から1週間が経過しました。どこかにいるであろうヒョウの子供たちのことが頭から離れず、その間2度の出勤日には心臓の状態を伺いつつSCの裏手を探し回ったが、子猫の気配すらなかった。こんな状態が、しばらくは続くのだろうと思います。話は変わって、今回はダイフクのことです。夏前に5年ぶりに再会したが、真夏になった頃から2ヶ月ほど姿を確認できなかった。ココレオに追われヒョウに追われ、モドキを警戒しながらの来訪だったダイフク。ボロボロに変わり果てた姿同様、かつての強者のイメージはすっかり変わっていた。ポン、ニャーに続いてダイフクが店に現れたのは8年前の晩秋だ。最強の悪役として、チビ、ニャー、シャッポの3匹組を追い回したのが7年前。やがて時代がテンの時代に変わっても、ダイフクは新参のモドキと...ダイフクの保護

  • ヒョウの保護、そしてショッキングな事実が

    書きたいこと、書くべきことが溜まりにたまり、手が付けられなくなってきました。話が前後しますが一番気にしていることから書きます。ヒョウを保護しました。10日ほど前、ダイフクを保護した翌日のことです。使い方を体得した妻が、昼間ココ目当てに仕掛けていた捕獲機。夕刻以降に現れたダイフクやヒョウに仕掛けてみると、一発で入ったそうな。保護部屋には3つの大型ケージを購入。モドキ、ダイフク、それにココレオ用です。ヒョウは従前の、コミケやケンが一時使用した中型のケージに入ってもらいました。保護した時のヒョウ今回保護した3匹に共通しているのは、なかなか人に馴れない。お互いの親和性もよくなさそう。捕獲機で保護したノラは、これまでのお友達になって家に迎えたノラとは違います。それでも保護した以上は手が傷だらけになりながらお世話中。...ヒョウの保護、そしてショッキングな事実が

  • 困ったときのニャー頼み

    退院以来、公私ともに仕事がたまってバタバタしてます。重いものは持てないし車の運転はできないし、相変わらず周囲に迷惑かけ通しですが、もうすっかり元の生活に戻って着々と溜まった仕事を消化してます。ということでブログを書いてる余裕もないのですが、実はあまりにもいろんなことが起こり過ぎて何から書いていいかわからない状態。こんな時は、ニャーにお任せ。ニャーはいつも猫たちの中心にいるからです。「ん?何か言った?」さて、いろんなことと言うのは、前記事で書いたポニーのハゲは未だ治らず、でも本人(猫)は元気いっぱい。ちび太とケンの関係も相変わらずで、時折2階でケンの「ギエーッ」という叫び声。ニャーの周りにはいつも猫たちが問題はサクラ。今まで保護部屋ひとりで優雅に暮らしていたらモドキがやってきて、その後も立て続けに模様替えが...困ったときのニャー頼み

  • ポニーの脱走

    自分の入院中、ひとつだけ事件がありました。リードで外にいたニャーを入れる時、玄関ドアの内側で外の様子を伺っていたポニーが出てしまったのです。いつもなら中奥に逃げ込むのに、その時はニャーと妻の足元の隙間をすり抜けて外へ。ドアクローザーの動きが鈍くなっていたことも不運だった。自分(オジン)入院前のポニーはのんびり息子(ちび太とシロキの中央)外に出たポニーは、途方に暮れた感じで家から離れることがなかった。妻が近づくと家の周りをぐるぐると逃げる。ポニーは甘えん坊だけどまだ半馴れで、こちらから動くと警戒するのです。家の周りを2周ほど回った時に妻は考えた。例のわが家解放お迎え作戦です。ポニーから目を離すのは不安だったけど、ポニーを信じて家に入った。家の中の猫たちをそれぞれの部屋に閉じ込め、最後にリビングを閉めてドアの...ポニーの脱走

  • 退院したら秋でした

    無事退院しました。術後の経過も良好です。入院して初めて知ったこと。先生(医師)や看護士さんたちの献身的な働きには頭が下がるばかりでした。心底感謝感謝です。そして古女房殿の超人的な活躍。ひとりで家の12匹と店の4匹(外猫含む)の世話をするのは並大抵のことじゃない。家では粗相しまくり吐きまくりだし、店では鉢合わせ唸り合いは日常茶飯時。店の仕事もあって無休、無休憩で今も頑張ってます。自分も安静だなんて言ってられません。できることから頑張らないと。さて猫たちはと言うと・・ニャーとちび太は退院した自分をいつも通りに迎えてくれました。(随分と匂いチェックはあったけど。)リンにキー、シロキやポニーは当初怪訝そうだったけど、その日のうちに元に戻った。尚自分の入院中に脱走して帰還したポニーは、戻ってからちび太のように下半身...退院したら秋でした

  • しばらくお休みします

    只今9月21日早朝、本日これから入院します。心臓ペースメーカーの埋め込みです。PCを持っていかないので、ブログはしばらくのお休みです。先生の話だと早くて10日前後。心臓の具合がよくないので、長引く可能性もありと。このところ体調が悪く、書きたいことが山ほどあるのに書けませんでした。今生の別れのような記事を書いたキジロはそれからも時折やって来るし、コメントを頂いたサクラのことも書きたい。と言うか、諦めない宣言をしたい。モドキの人馴れ訓練はどうか。モドキに続いて収納(保護)を試みていたココの様子は?(レオはココ次第。)ダイフクやヒョウはどうなる?ちび太のノミ騒動はどうなった。3度目マイフリガードの効果は?相変わらず隠遁生活のケンは、ちび太との関係を少しは改善できたのか。と、まあいろいろありますが、とりあえず猫た...しばらくお休みします

  • 消えたダイフク

    今年の6月に5年ぶりに店で再会したダイフク。5年前、ダイフクは虐待に遭ったらしく両足を引きずりながら姿を消した。だから今年6月に再会したときはどれだけ感動したことか。そのダイフクは、あの美猫がここまでなるかというくらいボロボロだった。どれだけの辛苦に耐えてきたのか、ノラの現実を改めて思い知ったのです。5年ぶりに店にやって来たダイフクでもダイフクは生きていた。そして店に戻ってきた。抗生物質を与え、総合栄養食をたらふく食べさせて回復を図った。ところが店には問題が・・・ココレオの存在です。2度、3度と追われ、襲われるダイフク。ヒールキャラだったかつてのダイフクなら、ココレオなんてものの数じゃないはずだ。しかし年をとりしかも弱っていたダイフクに、覇王の面影はなかった。ボロボロではあったけど、しっかりした足取りだっ...消えたダイフク

  • モドキの保護(後編) ~押し寄せる罪悪感と迷い~

    モドキが捕獲機に入った運命の瞬間から早や10日が経ちました。あのとき、モドキが怪我しないようにと慌てて家に持ち帰ってケージに移した。道中ひと声も出さずに、毛布にくるまれた捕獲機の中で時折暴れるモドキ。自由で幸せな暮らしをしていたモドキを、一瞬のうちに不安のどん底に突き落とした。捕獲機と言ったって要は罠だ。不意に地獄に突き落とす。何と非人間的な道具なんだ。自分で仕掛けておきながら、心の中には早くも罪悪感が芽生えていました。モドキのケージ(右)と、従来のケージ(左)の上にサクラモドキはケージに移ってもまったく鳴かなかった。この世の終わりのような顔をして臥せっているだけ。その表情は悠然として、どう見たってボスキャラだ。精神力も相当強そう。慌てず騒がず、じっと耐えているようだった。モドキは初日からよく食べ、トイレ...モドキの保護(後編)~押し寄せる罪悪感と迷い~

  • モドキの保護(前編) ~自由気ままな暮らしとの決別~

    モドキがこの店にやって来たのは6年半前当時は1才弱くらいの若猫だった以来当店スタッフやMさんや・・いろんな人たちに見守られながら自由気ままなノラ生活を営んできた店中央(左)、店の通路(右)にて:店での滞在は夕刻から夜が多いけど朝昼も顔を出す過去には店の子志願で当店に入り浸りになったことが何度もあるがテンちゃんがいたりココレオがいたりと、当方の都合が悪く実現しなかったかと思えば新しい居場所の開拓なのか、数ヶ月空けることも度々だったその都度モドキは、ボスノラとしての風格を身に着けていったのです庭木コーナー(左)、事務所前のBY入口(右)にて:右写真のラック下ではヒョウが食事中5年ぶりに再会したダイフクがボロボロだったことを思えばモドキが如何に恵まれたノラなのかわかるノラの平均寿命が3.5年?いやいや、後見人さ...モドキの保護(前編)~自由気ままな暮らしとの決別~

  • キジロよ・・

    最近キジロの記事は少ないけど、「優等生」「安定」といった言葉に満ちている。2018年の暮に家裏にやって来た頃のキジロはまだ子猫だった。当時は怖いおじさん猫たちが来ていて、キジロは半年前にやって来た子猫のサクラとともに恐る恐る合間を縫って食べていた。やっとこさ見つけた餌場。頑張る2匹に当方も応援したものです。2019年の冬、まだあどけない顔のキジロくん(再掲)年が明けて2月になると、ルイが現れておじさん猫たちを駆逐した。ルイはサクラには♡になったけどキジロには無関心で、キジロとサクラの生活は少し安定した。その年の秋、ルイがFIPで急逝。以来キジロはサクラとふたりで家裏の餌場を守って来た。♂♀だけど、発情することは一度もなし。昨年の秋には口内炎のサクラを家中に保護したが、キジロはその後もひとりで頑張った。今の...キジロよ・・

  • ヒョウのにんしん騒動

    7/28記事「ヒョウの不思議」以来のヒョウの話です。当時は早く来てのんびり、遅くに再来して警戒しつつガツガツ食べる様が議論を呼んだ。同じ猫か、それとも別猫か、・・・その結果はやはり同じ猫でした。キジトラ猫というのは、それほど見分けがつきにくい。SCの改修工事が始まって以来、店裏の駐車場は資材置き場になっています。雨風凌いだり隠れるところが沢山あるし、職人さんたちは頼んであるので皆猫にやさしい。ヒョウはそんな環境の下店裏で棲息し、ココレオを避けながらご飯を食べに来ているようだ。6月始めに5年ぶりで現れたダイフクが連れて来たかように、そのすぐ後に顔を出した。以来ヒョウはほぼ皆勤賞、外猫の中では最も安定した存在です。7月はじめ頃のヒョウモドキが久々に店に戻って来たのは7月の初め。そして7月の中旬頃から、また店に...ヒョウのにんしん騒動

  • ノラネコとノネコ ~その2・「ノネコ」という生態は存在しない~

    その1(7/27記事)を書いてから随分時間が経ってしまいました。今回はまず、その1からの流れで奄美問題に関する環境省の対応について紹介します。ノネコ?の駆除方針が随分非難されてしまったので環境省も必死だ。下欄に紹介したようなパンフレットを作ってネコに優しいイメージを演出しています。このイメージ通りなら問題なさそう?いえいえその1に書いたように、「ノネコ管理計画」は実質不可能な譲渡計画を立てて、(譲渡できないからと)殺処分することを目的としているのです。次に、その1でも取り上げた「鳥獣保護管理法」について下欄添付した資料からもわかるようにこの法律は本来、野生の動物たちを護るための法律です。駆除捕獲などは免許制かつ地方自治体の許可制です。勝手に殺せるわけではありません。つまりその1の冒頭に述べた広島県呉市の大...ノラネコとノネコ~その2・「ノネコ」という生態は存在しない~

  • 人が怖いのに介護される猫

    サクラのことです。クウやケン同様に警戒心がひと際強く、保護後も家庭内ノラ路線まっしぐら・・、、だったはずが、口内炎の激痛トラウマのせいか、いまだに自分から水を飲もうとしません。食べる方も相変わらずでシーバだけ(丸飲み)。で、毎日数回リハビリと言うか、飲み食いの補助(介護)を続けているのです。難治性口内炎という病名。要は治し方がわからないという都合のいい病名だ。ネットで調べると、どの先生も外科的手術を薦めている。つまり歯を全部抜いちゃえ、ということです。サクラは歯周病はなくて歯ぐきもきれいなのに・・。しかも全抜歯しても口内炎が治る確率は70%だとか。いつもカーテンに手が引っかかってるサクラ一方サクラの痛みは確実に増している気がする。今は投薬治療に頼っているが、中でも頼みの綱はステロイドだ。副作用が懸念される...人が怖いのに介護される猫

  • いよいよカウントダウン

    お店のモドキです。いろいろ検討した結果、まずモドキの捕獲(保護)を試みることにしました。付き合って6年強。ほぼ7年の猫生を、この界隈でノラとして過ごしてきた。これまでいろいろあったけど、最近は店に入りびたりです。モドキの保護にはMさんも妻も反対してます。今でも、暮らしのスポンサーはしっかり複数確保してる恵まれた存在。自由気ままな生活は猫としての真骨頂だ。バス通りの危険は不安材料だけど、これまでだって無難にやってきたと。でも、ノラの暮らしが明日をも知れないことには変わりない。自分も、あと3年か5年くらいは自由に暮らさせてあげたいと思う。家猫になるのは早い時期なら別として、トシをとってからでも遅くはない。今家に入れても、先住の子たちと相容れなければケージや隔離暮らしもあり得る。慣れてしまえばと言っても、それは...いよいよカウントダウン

  • 状況の急変

    1週間ブログをお休みしている間に状況が変わりました。何かが特に変わったわけではなく、自分自身の話がどんどん深刻になってきたのです。この春から病院を3度変わり、今は地域最先端の病院で検査を続けてきた。循環器内科にも心不全担当と不整脈担当があり、最近になって後者が新たに加わった。不整脈の先生は(症状に対する見方が)厳しいです。夢も希望もない。「あなたは今すぐポックリいってもおかしくない。」診断の結果は、そんな文言から始まりました。本日のモドキ(午後も夜もずっといました)いろいろ話しだすとキリがないので結論だけ書きます。ペースメーカーを入れる手術を行うことになりました。時期はなるべく早く。まだ未定ですが、向こう1ヶ月以内が目処です。思ってもいなかった急展開。いや、自覚するのが遅かっただけかも。最近のココレオ(モ...状況の急変

  • みんなみんな、元気です

    お世話している猫たちの数が多いので個々の詳細を書いていると順番が回りませんでも、みんな元気いろいろ事情を抱えている子も何とかやっています現時点で総勢16匹、一気に近況報告です最初はケン、相変わらずちび太に追われいてますでももっと怖いオジンがいない日はこの通りポニー(左)とチキン好きなことやり放題、悩みのなさそうな2匹ですシロキ(左)とちび太意外と仲のいい2匹、最近はシンクロおねだりもリン一家です(左上からクウ、リン、キー)わが家の猫社会にすっかり溶け込みましたニャーとサクラ(窓の内側)口内痛みがとれないサクラ、如何にQOLを上げるかが課題です相変わらず安定しているキジロはちょっと夏バテかもモドキ(手前)とココ(窓中右)レオ挨拶唸り合いが日課に、でもモドキの本当の目的は・・ダイフクはココレオ避けて夜遅く来て...みんなみんな、元気です

  • キジロの夏

    久々にキジロくんの登場。外猫ながら生活の安定しているキジロくんに、事件があったのは2ヶ月前のこと。一見さんのキジロそっくり猫と唸り合いを演じました。(6/2記事・一見さんカテゴリー)と言っても唸っていたのは一方的に相手の方だったけど。あれ以来、片眼を患ったキジロのそっくりさんは現れません。キッチンの窓から覗いたら、なにやら猫らしき姿が7月の後半から庭の温度計は連日猛暑日を記録。40℃を超えることも度々。当家の勝手口は北側にあるけど、何故か夏になると10時頃まで日が当たります。その暑さたるや尋常じゃないので、キジロが来るのは日の当たらない早朝か夜になった。毎日夕方日が落ちた頃に水を撒くので、その涼を求めてやって来ることも。キジロは、しっかりとこの界隈の市民権を得ています。お隣さんの勝手口で一休みのキジロでし...キジロの夏

  • 続・ノミとちび太とノミ取りマン

    その後のちび太ですようやく人並み(いや、猫並み)に毛が揃ってきましたお腹もこの通り地肌が殆ど見えなくなりましたその後2度目のマイフリガードαを施し毎日、毎日ちび太のノミを捕獲し続けました(例のノミ取りキャッチャーが大活躍)やがてノミの量が少なくなってついにはノミが取れなくなったのですちび太の"舐め癖"はもともとなので治まらず鋤取りができる他の猫たちからもノミは出ずノミ取りホイホイにもかかりませんそれでカーペットを変え、徹底的に部屋掃除で、今はノミとの闘いも中断してますでも油断はできませんノミがそんなに簡単に引き下がるはずないので特に触れない「家庭内ノラ」がいる当家では穏やかな時間~ノミとの休戦のひととき?続・ノミとちび太とノミ取りマン

  • 復活! 夜の番猫

    先月中旬に久々に店に来たモドキ、以来ちょくちょく顔を出してきます。ちょくちょくと言っても2、3日置きくらいなので、以前ほどではありません。食べる量も付き合い程度と少なく、やはりどこかで食べてる様子。(Mさん宅?)それでも、店に来れば昔のようにくつろいでいきます。店内通路にて最近は朝や昼間に来ることもあり、夜になると出直してまた来る。午後に来れば、そのまま夜までくつろいでいる。(頻繁に水撒きするので涼しいらしい。)不思議と(奇跡的に?)ココレオと遭遇することなく、一度ココと軽く勃発しただけ。ただ、ココレオが昼間から中で待機する機会が増えました。店裏駐車場にてモドキはもうしばらくは来ないかと思って、来る度に沢山の写真を撮りました。その写真のいくつかを紹介します。スタッフAさんの横で久しぶり、ココレオにご挨拶こ...復活!夜の番猫

  • ノラたちとの共存を目指して 番外編・6「保護に奔走する人たち」(その2とその6の補足)

    これはとても難しい問題です。当シリーズの「その2」と「その6」を読み返すと、いろいろ書いてはいるけどまとまりがなく、趣旨不明瞭だったと反省しております。その2では価値観の多様性の下で、「誰かを好きになって守りたいと思う気持ちを他人に説明する必要はない(プライベート問題)」という考えを前提としつつ、実際に守るという行動はそれが無償の愛に基づくものであれば、もっと社会に認知され必要に応じてサポートされるべきだと主張しています。(最近問題視されているストーカーなどは独占欲に起因するもので、まったく次元が違います。)その6の記事はもっとわかり難いかもしれません。根底に流れているテーマが複数あるからです。それらを読み解くと、「(人間を含めた動物の)命に優劣はない」「(人間を含めた動物の)生活権は平等」「自然の法則と...ノラたちとの共存を目指して番外編・6「保護に奔走する人たち」(その2とその6の補足)

  • ヒョウの不思議

    ヒョウというのは、6月14日の記事で紹介したお店の新顔ノラちゃんです。当初は豹柄に見えたのでヒョウと呼んでましたが、実際にはキジトラの子でした。クロが5月の初旬頃から姿を見せなくなり、ハル似の子も来なくなった。やがて5年ぶりのダイフクが来るようになって、6月下旬から今月初旬にかけてはクロが復活。さらに今月になってモドキが再び来るようになった。そんな中、ヒョウはかなりコンスタントにやって来まして、今や常連となったのです。だいぶふっくらしてきた最近のヒョウです当初は早く来てココレオと遭遇、何度も脅されて逃げ回っていた。でもダイフク同様、ココレオが屋内に収納された後に来ることを覚えました。ダイフクにクロ、モドキとも遭遇したけど問題なし。しっかり共存しいています。そのうちヒョウが♀だということが分かった。(こっそ...ヒョウの不思議

  • ノラネコとノネコ ~その1・奄美の問題~

    本テーマはノラたちの幸せを追求する当ブログにとって、避けることのできないものです。この議論が噴出したのは2018年、世界遺産を目指す奄美大島で「ノネコ管理計画」なるものがスタートした時でした。固有種のクロウサギを守るためにノネコを駆除する。これに対し世間の非難が集中した。当ブログでも2年半ほど前に「奄美大島と天売島」なるタイトルで記事にしました。その後、奄美大島は世界遺産に登録されましたが、ノネコ管理計画は10年計画なので、今も進められています。猫を駆除する?当ブログでも再三述べているように、猫は動物愛護法によって守るべきとされている動物です。しかしながら100%人間に依存しない猫は野生動物と同じなので、愛護動物の対象外というロジックがある。役人特有の逃げ道です。そしてそういった猫は鳥獣保護管理法の対象と...ノラネコとノネコ~その1・奄美の問題~

  • レオの大冒険、そして外泊

    レオが店に来たのは2019年の2月、初めはニャーたちと同じく外暮らしだった。悪戯をしないということで観葉室やレジ室への出入を許可され、同年の秋には専用の出入口(小窓)を作ってもらい、その年の暮れには小窓を夜間閉鎖、レオは昼間は自由だが夜はお泊りとなった。以来、レオは安定してその生活を守りココのように遠出することもなかった。先日、そのレオがおそらく初めてSCの外に遠征しました。意として出たというより偶然出ちゃった感じ。たまたまそのときレオを見守っていた自分がずっと付き添った。その一部始終を大量の写真に収めたので、今回はその抜粋を用いてレオの遠征の様子を紹介します。14枚の写真で綴る、1時間半ほどのレオの冒険記録です。店前の駐車場に出たレオ、カーセンターがなくなり勝手が違う様子SCのフェンスに沿って店方向に、...レオの大冒険、そして外泊

  • この場所は譲れないんだニャ

    ニャーです。かなりのお久しですまったくもって暑いですニャー今はリビング中心の生活になりました冷房は嫌いだけど、ちょびっと涼しいと最高です寒けりゃ他の部屋に移ればいいしニャーの定位置だったパソコンの横(今はみんなで奪い合い)ただ問題がひとつ・・オジンも前に言ってたように(4/9「孤高の猫と仲間たち」)ニャーの居場所には何故か他の連中が集まるんですチキンやポニーやキー、それにちび太はもちろん最近はシロキにリンに何とクウまでまったくホントに困ったもんですこんな格好でも寝ちゃいます(この場所も今はちび太が)そこで最後の手段と言うかもうここしかなくなったリビングのど真ん中、テーブルの上ですオジンとオバンの迷惑なんのそのどんなに邪魔と言われても必死のしがみつきリビング中央テーブルの上が定位置に2人のごはん時だってテー...この場所は譲れないんだニャ

  • モドキが帰って来た

    5月下旬に店で会ったのが最後のモドキ。その直後に、清掃局より近辺での白黒猫遺体処理情報。さらにその直後、SC内で白黒猫を見かけ追跡したがモドキとは確認できず。※過去記事「周辺ノラたちのその後」(一見さんカテゴリ)を参照下さい。先月中旬になってMさんと出会い、モドキの無事を聞かされました。Mさんの話では、モドキは向かいのマンションのさらに奥へと行動範囲を広げたらしい。Mさんがそちらの知人宅でモドキを見かけ、その後も知人からモドキ情報があると。モドキが遠くなっていく。保坂家のシロちゃんのように、晩年は穏やかな家猫生活を、と思っていたけど、その前にモドキがこの店を見限ってしまった、ということだろうか。6年を超えた付き合いになるモドキ、お別れもさりげなく?何とも言えない虚しさというか、喪失感のようなものに浸り始め...モドキが帰って来た

  • ノミとちび太とノミ取りマン

    ノミの活動が活発になる季節がやってきた。当家のようにニャン数が多く、しかも触れない家庭内ノラがいるとなれば、ノミとの格闘は避けられない事態なのだと思います。むしろ、一昨年まで"ノミ知らず"でいられた方が不思議なくらい(実際にはいたかも)。昨夏は人間がボロボロに食われ、調べた結果ようやくノミの存在に気付いた。初めてノミ取りホイホイを仕掛けた夜、10匹以上取れて仰天したものでした。ノミが猫たちよりも人間を狙ってくっついてくる感じだった。今年は冬にサクラ、6月にはちび太にノミを見つけてマイフリガードを処方した。他の猫たちは鋤いてもノミはいなかったが、念のために同時にマイフリ処理。(触れないクウとケン除く。)布団を立てて隠しているのは・・今回はその後の話。やはりノミ騒動は勃発しました。ただ、今年は昨年と比べて少し...ノミとちび太とノミ取りマン

  • ケンの居場所

    ちび太のケン追いが熾烈を極めてきた。追って襲うわけではない。ケンがどこかに逃げ込むと、その部屋でくつろいでいる。ケンにすれば見張られてるようなもの。まさにストーカーそのものだ。ケンがじっとしていると、ちび太はそのうちリビングに下りてきてみんなと一緒に過ごす。しかしケンが動こうものなら、すかさず2階にするすると上ってケンを追い詰める。ちび太は1階にいても、2階でケンが動く気配がわかるのです。ちび太の察知能力は、ニャーと並んで猫たちの中でも群を抜いている。ここは2階のオバン部屋。ケンが隠れていますおかげでケンは動けない。水を飲むのもトイレに行くのも大変です。トイレの位置を変えたり水飲み場を増やしたり、いろいろサポートはしているのだけど。最近サクラが2階に行かなくなったので、今日は閉鎖していたベット下を開放しま...ケンの居場所

  • 落ち着いてきたポニーくん

    当ブログ出演の現役ニャンコの中で、前記事が一番古いのは誰かと調べてみたら、4/3以降書いてなかったポニーくんでした。次が4/25のキジロくん。ポニーは目立たない存在かというと、そうでもない。みんなと打ち解けている様に不安材料がないのです。玄関にて:下からチキン、ポニー、ニャーところでポニーは恙なく暮らしてはおりますが、相変わらず"深窓のご令息"。たまに誰か訪問があると、チャイムが鳴っただけで超ビビりまくり。まあチャイムが鳴って慌てふためくのはポニーだけじゃないけど。当家における集団生活にもすっかり慣れて、家猫らしく落ち着いてきました。よく寝よく遊びよく甘える。まさに家猫生活の真骨頂。そんな猫らしい姿に、保護者はもっとも癒されるのです。オジンにお尻を向けるのは「撫でて~」の合図ご飯やおやつの時間はしっかりと...落ち着いてきたポニーくん

  • ココレオ vs. ダイフク 2nd R

    ダイフクはどことなくシロキに似ている。顔つきや柄もそうだが、雰囲気が似ているのです。シロキは今でこそ自分から手を出さないおっとり猫だけど、外猫時代は相当な強者だった。ダイフクもしばらく見ない間に、かつての強者とは違う猫になっていた。モドキやニャーもそうだ。猫はトシとともに丸くなっていくようです。一方まだまだ若いレオとココ。特にレオは、いわゆる嵩にかかるタイプ。スタッフがバックにいたり相手が逃げ腰だとわかるとやたらに強くなる。逃げるダイフク、追うレオ、さらに追随するココ。これがパターンとなりました。しかしもしダイフクが本気を出したら、レオはひとたまりもなさそうだ。経験の浅いレオにはそれがわからない。ところでこの攻防、何故か自分が出番の時にばかリ起こるのです。事務所前BYにて:レオ(右)とココ(左)ダイフクの...ココレオvs.ダイフク2ndR

  • 猫愛 ~ほんわか、でもやっぱりせつない猫たちの物語・第5話~

    第4話のマリの話、如何でしたか?ほんわかと暖かくて、どこか物悲しいノラ猫マリの生涯です。マリが幸せだったことは言うまでもありません。それでも感傷的になるのは、運命に従順なれど懸命に生きるマリの生き様に心動かされるからだと思います。まあ、今回は佐竹さんの脚本の妙もあるかな。事実を淡々と連ねるだけで読み手をこれだけ感動させるのだから流石。擬人的な扱いも、佐竹さんの見立てが確かなものだからすんなりと受け入れられるのだと思います。佐竹さんの取材を受けたけど、療養のため続けられなかったテンちゃんさて今回は、話というよりはある出来事の紹介です。先日の「坂上どうぶつ王国」で紹介されたのは、庭で何度かご飯をあげていた猫ちゃんがある日、目に障害のある子どもを連れて来て「この子をお願い」と。その家の人は母子猫ともに保護し、子...猫愛~ほんわか、でもやっぱりせつない猫たちの物語・第5話~

  • ダイフクのお騒がせ

    先日お客さんが、「ショッピングセンター(SC)の出口で猫が死んでる」と。スタッフが見に行くと、出口道端の草むらに白い猫が横たわっている。車にはねられた?さらに近寄ると、それは間違いなくダイフクでした。慌てて店に連絡。しかしよく見ると、実はへそ天で昼寝しているだけだった・・。駆け寄った妻が近づくと、うるさそうに「シャーッ」と一喝して少し奥へと移動し、そのまま昼寝を続けたとか。見事なへそ天昼寝だったどうやらダイフクはたまにこの場所を利用していたらしい。日陰とそよ風、奥の方は草が生い茂って隠れ場所にもってこい。店横のSC出口からバス通りまでのクランク道は車もゆっくり走るし。左上:SC出口のクランク道路、歩行者用出入口スロープの脇の草むらです右上:道路から見ると角にシマトネリコの木、草も茂って絶好の隠れ場所左下:...ダイフクのお騒がせ

  • やわらかい言い方を模索してみました

    本記事は、当ブログのシリーズ「エサをやるなは殺せと同じ」第10弾の位置づけとなります当シリーズのタイトルなんですが、あまり評判がよくないようで。自分としては、”当面ノラたちを苦しめている三大要素”の一番手として可及的速やかに改善しなければという気持ちが強く、つい言い方がラジカルになってしまうようです。で、知人からしかと言われてしまいました。「読みたくならないよね、これじゃ。」要は唯我独尊で他人を責める口調が多いんだと。実は正直言って、もっときつく言わなきゃ何も変わらない、と思ってました。例えば最近あまりにも多い猫捨て問題。それらのニュースや、保護に奔走するボラさんたちが結ぶ言葉は大抵、「もっと命を大切に」だ。果たしてそれで猫捨てが減るだろうか。相手は確信犯です。もっともっと滅茶苦茶に追い詰めて、抹殺するく...やわらかい言い方を模索してみました

  • リードがなくても

    ニャーは1日に3、4回は外に出ます1回に30分から90分程度時折移動したり、点検に付き合います自分が非番の夜は、家周辺の散歩も「最近ニャーの出番が少ないな」わが家で外に出れるのはニャーだけ他の子はリードを使いこなせず安心できませんかつて「リードの達人」という記事に書いたようにリード暮らしができるのはニャーとテンちゃんだけなんですサクラ部屋(保護部屋)よりリードの扱いは猫だけでなく、保護者も慣れなければ危ないです間違っても絡まったり首を吊ったりすることがないように何より大事なことは、決して車や自転車の往来には届かないように自分も慣れるまではいろいろな経験がありましただったら出さなければいい?そうかもしれません。でも、外でのニャーの溌溂とした様子を見ると・・写真右、台の上がニャーの定位置です先日のこと、リビン...リードがなくても

  • エリザベスカラーのちび太

    ちび太ですついにナメナメ防止のエリザベスちゃん?結構似合ってる?いえいえ、そうじゃないんですいくら何でもそんなひどいことはしません話は1年ほど前に遡ります去年の今頃のこと、わが家にノミが蔓延したのです能天気な老夫婦は、それぞれ足を滅茶苦茶食われてようやく気付き家中にノミ取りホイホイを仕掛け、数十匹とって愕然としたもちろん猫たちにも駆除剤(マイフリガードα)を施し・・1年前のちび太:毛がふさふさです2度、3度と繰り返して秋頃には何とか落ち着きましたその後問題なく過ごしてきたのに今年の春になってまたボツボツ足を食われ始めた原因は、昨年の秋に保護したサクラと思われた通院の際ノミが確認され、駆除剤を施していたのですしかし、今回はノミ取りホイホイに1匹もかからず猫たちを鋤いても見当たらず(家庭内ノラ除く)と思ってい...エリザベスカラーのちび太

  • ココレオ vs. ダイフク ~共存への道~

    ダイフクが5年ぶりに顔を出してから2週間が経ちました。もう既に常連のごとくなって、抗生物質とバランスとれた栄養で状態も見る見る回復中。夜にはSCの裏駐車場で遊んでいたり、再びお店中心の生活に変えたようです。食べ物を手で引っ張り出す仕草は昔そのもの問題はココレオとの相性。かつてはニャー、チビ、シャッポの仲良し3匹組を店から追い出そうとして、逆にスタッフの反感を買って冷遇された時期もあったダイフクです。今回も、ダイフクは朝昼晩関係なく店にやって来る。ココレオとの遭遇は避けられません。ダイフクの食事中、スタッフルームのレオ(左)とその近辺で待機するココ(右)ココレオが屋内に入った後にダイフクが来れば問題ない。朝一番で来たときはココレオの開放を遅らせて調整できる。問題はココレオを開放した後にダイフクが来たとき。こ...ココレオvs.ダイフク~共存への道~

  • モドキたちが来なくなる・・

    前記事からの続投です。前記事で紹介した豹柄新猫ちゃん(実際にはキジトラ?)は毎晩来ているようだ。とにかく、人の気配がするとさっと隠れるので存在がよくわからない。でも結構早い時間から来ているようなのです。再掲:前記事で紹介した新顔ちゃんで、この子が大変な大食漢だということがわかった。食べては隠れ、隠れては食べ、2ヶ所の餌場であるものすべて空にする。舐め上げるような食べ方が特徴的なのでこの子だとわかるのです。ということは、朝昼晩いつでもやって来るダイフクは別として、モドキやシンやクロなど他の子たちは来ても空の状態ではないか。シン(左)とクロ(右)今までは大食いの子が来ても、例えばクロは事務所側でしか食べなかったし、シン(当初は大食いだった)は早めに来て食べ終えたらそれで帰った。いつまでもいて、あるだけ空にしち...モドキたちが来なくなる・・

  • またまた新顔ちゃん 豹柄?

    先月のハル似の子に続いて、また新たな子が現れました。今度はヒョウ柄?一昨日の夜スタッフが帰宅時に食べていた子を撮ったものです。警戒心全開で、近づくとあっという間に姿を消したとか。実は、その4日ほど前から何か変だなという感じはあった。ダイフクが再来して置き餌の消費量が画期的に変わり、状況が把握できなくなった。夜山盛り食べその後の山盛りも食べ朝にも待っていて山盛り食べる。いくらダイフクが大食いだからって、これはちょっとおかしいなと。遅い夜の分はモドキやシンやクロの合作かとも思うけど、この3匹は先月来見てません。それにウェットもカリカリも舐めたように空にするなんて、この3匹らしくない。一方この豹柄?の子はスタッフルーム前で食べてるとこしか目撃されてないけど、きれいに舐め上げる食べ方はまさにこの子の仕業?夜の長い...またまた新顔ちゃん豹柄?

  • 飲まない食べない? いや飲めない食べれない

    やっぱり気になることを書きたいので、同じ子ばかりに記事が集中してしまう。今気になることと言えば、①お店のノラたち、特にモドキやダイフクの消息②食べない飲まないサクラとその持病(口内炎)③ちび太の収まらないケン追いとなかなか生えない体毛④脅かされるココレオの生活(SC集中工事とダイフクの再来)他の猫たち(ニャーをはじめ家中の猫たちと家裏のキジロ)は、相変わらず安泰です。さて、今回はサクラ。2階押し入れ奥に籠城中?のサクラサクラが家裏に現れてからもう5年の付き合いになる。昨年10月下旬に食べなくなる異変を生じ、家の中に保護しました。とても臆病で人に馴れず、麻酔下診察で難治性口内炎と診断されたのは最近のこと。ケージから保護部屋暮らしを経て今では家中どこにでも行ける。ではあるけど、自由になると2階和室の押し入れ奥...飲まない食べない?いや飲めない食べれない

  • 感動の再会 ~生きていたダイフク~

    ダイフクを知っているスタッフは今も半数以上いるし、お客さんにも多い。ポン、ニャーの次に店にやって来た古株だけど、ニャー、チビ、シャッポの時代は悪役だった。3匹時代が終わり、テンちゃんやモドキやちび太の時代になってもダイフクは健在。しかも子猫にやさしい一面などが判明し、ダイフク株は急上昇。怪我が多く虐待に遭ったりとご難が続き、スタッフの間に「ダイフク応援団」ができた。そうなんです。ダイフクだって、店の子になりたかっただけなのに。しかし2018年正月に両後足を引きずって歩く痛々しい姿を見て以来、ぷっつりと消息を絶った。その4か月後の5月、さらに4ヶ月後の9月に一度づつ顔を見せたが、それが最後になった。足の状態は、まだ直っていなかった。毛並みよくきれいな猫で、歩く姿に筋が通ってかっこよかった当時のダイフク2日前...感動の再会~生きていたダイフク~

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