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2016/07/14

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  • コトバ -夏の音 2024-

    今年もまた夏が来たよ 空を見上げて呟いてみれば 私の中へと鮮明に蘇ったのは 初めて出会った夏にいた彼の笑顔だった あの夏からの私に見える夏は より一層 色鮮やかなものへと変わったんだ 私の手を包む大きな手の温もり 彼が開いてくれた小さな花火大会 まだ膨らみのないお腹に そっと手を添えた彼が見せてくれた笑顔 笑うことを覚えた小さなあの子に 優しく微笑みかける彼の姿 あの子を呼ぶ彼のたくさんの声 水遊びに夢中になったあの子を見守る 彼の優しい横顔 出会ってからの私たちが一緒に歩んだ夏の季節を辿ってみれば 不意に聞こえたのは自分の声だった 嫌だ! こっちに持って来ないで! これは毎年恒例となった我が…

  • あの夏にいる家族3人の世界

    あなたへ 私たち家族3人のグループラインの画面を見つめていました。 丁度、今から10年前の今日は、グループラインの中で、 家族3人でのやり取りをした最後の日でした。 ねぇ、あなたは覚えていますか。 あの日のあなたは、突然に、 あの子の好きなキャラクターのスタンプをたくさん送ってきたのよ。 あの時の私たちは、家族3人、別々な場所にいたけれど、 あの子と私はそれぞれの場所から、 僕も持っているよ 私も持っているよ という言葉の代わりに、あなたと同じように、たくさんのスタンプを送ったの。 突然に始まったスタンプを送り合うという謎の遊びがなんだか可笑しくて、 携帯電話の画面を見つめながら私が笑っていた…

  • とっておきの呪文

    あなたへ 梅雨が明けて、私の大好きな季節がやって来て、 ウキウキと夏の始まりを楽しんでいた私ですが、 はたと我に帰ったのは、 すっかりと日が暮れてから帰宅した先日の夜のことでした。 信号の待ち時間、何気なく遠くの空を見つめた私に見えたのは、 星のない夜空を装飾した煌びやかな光でした。 え?雷じゃん 思わず小さく呟きながらも、 一気にテンションが下がったあの瞬間の私は、どんな顔をしていたのだろう。 雨が本降りになる前に家へと到着することが出来たあの日は、 遠くで鳴る数回の雷の音が聞こえただけで、直ぐに静かな夜へと戻りましたが、 私には、大好きな夏の季節に課題があることを思い出したのでした。 雷が…

  • 夫婦漫才

    あなたへ 私は、この人生の中でどうしても解いてみたい問題を、 幾つくらい見つけただろう。 何気なく過ごす日常の中、 実はイコールの向こう側にある答えだけが先に目の前へと現れて、 その答えを導くための式は、随分と後からやって来るのだと、 こんなふうに人生を見つめるようになったのは、いつの頃からだっただろう。 ある年齢に達することが出来なければ、 または、自分の成長があるレベルに達しなければ、見えない物事があって、 それが見えたからこそ初めて、 一見して別々な出来事であった筈の物事が繋がって見える様は、 長い年月を掛けて、ひとつの式が完成されるようにも感じられます。 年齢を重ねれば重ねるほどに、 …

  • 夏の温度を感じながら

    あなたへ こちらでは先日、梅雨明け宣言がありました。 今年のこちらでは、例年よりも遅くに梅雨入りし、 例年よりも早くの梅雨明けだったようです。 今年は10年に一度の猛暑なのだと、 こんな言葉が聞こえて来たのは先日のことでしたが、 確かに、梅雨明け前からとても暑い日が多いようにも感じられました。 暑さが苦手だったあなたなら、きっと梅雨明け前から既に暑さにバテて、 アイスクリームにばかり手が伸びていたのかも知れません。 もしもあの夏の運命が違っていたのなら、今頃の私はきっと、 買い物へと出掛ける度に、 アイスクリーム選びに夢中になっていたのでしょう。 今日の私は、ただ夏の温度を感じながら、 私はや…

  • あなたが知らない私

    あなたへ そっか あなたは、今の私の髪の手触りを知らないんだね ふと、こんなことを考えていたのは、 新しく買い足したオイルの封を開けた瞬間のことでした。 これでもう、何本目になるだろう。 ここ数年の私が、髪のお手入れに愛用しているのは、 あんずの種から作られたオイルです。 これまでには様々なヘアケア商品を使って来た私ですが、 その中で最も気に入ったのが、このオイルなのです。 昨日より今日、今日より明日、と、 使えば使うほどに髪がスベスベになって行くような気がするのは、 オイルの持つ力であることは勿論のこと、 我が家で活躍中のマイナスイオンが発せられるドライヤーとヘアアイロンが、 オイルの持つ力…

  • 雑談の中で見つけた自分の成長とあの頃の意味

    あなたへ うちは主人が亡くなっているの 大丈夫 気にしないで 主人が亡くなってから大分経っているから これは、先日の私が口にした雑談の中での言葉です。 私についてを殆ど何も知らない方との雑談の中には、 時に、あなたのことを話さなければならない状況が訪れることがあります。 そんな時に、一瞬、嘘をつくという選択肢が頭を過ってしまうのは、 その後の空気感が安易に想像出来てしまうから。 本当のことを話さないという選択をするのも、 相手への配慮のひとつであるのかも知れないと、そんなことを考えながらも、 ほんの一瞬迷った後に、結局、 本当のことを話すという選択をしてしまうのは、 ひとつの嘘は、多くの嘘を生…

  • チョコレートの作り方

    あなたへ 今朝の私の中に突然に蘇ったのは、子供の頃の記憶でした。 これは、私がまだ小学生だった頃の記憶です。 小学生だった私は、お習字の習い事をしていました。 先生は、おばあちゃん先生。 お習字の時間は厳しいけれど、本当は優しい先生で、 お習字の時間が終わると、 いつもニコニコと笑っていたのが、今でもとても印象に残っています。 今朝の私の中に突然に蘇ったのは、そんな先生の言葉でした。 あれは、お習字の時間が終わり、帰る準備を始めた頃のこと。 お習字を習っていた皆との間で話題になっていたのは、 チョコレートについてでした。 チョコレートの原料は何であるか、 というような話をしていた私たちの耳に届…

  • 昨夜の恐怖の出来事

    あなたへ 昨夜、午前0時を迎えようとする頃のことでした。 静まり返った我が家の中に、突然に聞こえたのは、 玄関のドアを開けようとする音でした。 え? 思わず小さな声をあげながらも、息を潜めれば、 次に我が家の中へと鳴り響いたのは、玄関のチャイム音。 ピンポン ・・・ ピンポンピンポンピンポン 一度で玄関を開けなかったからなのか、連打です。 こんなことをするのは、あの子だけ。 自分で鍵を開けるのは面倒だからと、私が家にいると分かっていれば、 あの子はよく、チャイムを連打して、 玄関の外にいることを知らせてくれました。 このやり方は、怪しい訪問者ではなく、俺です、という、 あの子なりの私への伝え方…

  • 記憶を持たずに生まれる理由

    あなたへ ねぇ、あなた どうして人は、何の記憶も持たずに生まれて来るのだろう もしもあの頃のあなたにこんな問い掛けをしたのなら、 あなたはどんな答えをくれたのでしょうか。 人の意識には、潜在意識と顕在意識があって、 潜在意識下には、自分が持つ全ての記憶が刻まれていると言われていますが、 何故、こうしてこの世界で生きている間には、 思い出せない記憶というものが存在するのでしょうか。 きっと誰もが、何かしらの目的を持って、 この世界へと生まれて来ると考えている私だけれど、 何の記憶も持たずに生まれて来れば、 それだけ歩みが遅くなるのではないかと、 ふと、こんなことを考えていました。 こう考えてみる…

  • 七夕 -2024-

    あなたへ そちら側のあなたが、 いつでもたくさんの幸せに囲まれていますように あの子の歩む道が、これから先も、 ずっとずっと明るい道でありますように どんなに離れていても、 私たち家族3人が、固い絆で結ばれ続けていますように 今日は七夕の日です。 今年のあなたは、どんな願いごとをしましたか。 毎年のこの日になると、私の中へと蘇るのは、あなたの声です。 もしも男の子だったらさって。 今年の私の中にも蘇ったあの日のあなたの声に耳を傾ければ、 あの日のあなたの嬉しそうな笑顔までもが鮮明に蘇りました。 23年前の今日は、 私たちにとって、更なる幸せの始まりの日でしたね。 子供は、実は自分で名前を決めて…

  • 洗車雨の音を聞きながら

    あなたへ 今日のこちらでは、夕方から雨が降りました。 ねぇ、あなたは知っていましたか。 七夕の前日に降る雨を、洗車雨と呼ぶのだそうです。 織姫に会いに行く前に、彦星が牛車を洗っている水だから、洗車雨。 そして、七夕に降る雨を、催涙雨と呼ぶのだそうです。 こちらは、 織姫と彦星が天の川を渡れなくなり、流す涙とも、 織姫と彦星が逢えたことが嬉しくて流す涙とも、 逢うことが出来た2人が、別れを惜しんで流す涙とも言われているようですが、 私は、逢えたことが嬉しくて2人が流す涙なのだと思っています。 桜が咲くことを促す雨を催花雨、 夏の日照りが続き、やっと降る恵みの雨を喜雨、 晩秋から初冬にかけて、降っ…

  • あなたからのお告げ

    あなたへ あなたから私へのメッセージであろう言葉が届いた日に、 何気なく手帳へ、あなたからのお告げと書き込んで、 思わずひとりで笑ってしまったのは、先月の私です。 だって、お告げって。 なんとも言えない込み上げるものがありながらも、 思いついてしまったこの、あなたからのお告げというフレーズを、 なんだかとても気に入ってしまったあれからの私は、 日常の中で見つけたあなたからのメッセージや想いであろう言葉を見つけると、 あなたからのお告げと題して、手帳へと書き込むようになりました。 お告げ、とは言っても、 神様が授けてくださるような重みのあるそれとは違っていて、 あなたからのお告げは、些細なことか…

  • ご祝儀袋の中の三角関係

    あなたへ こちらでは、お札のデザインが新しくなり、 新紙幣の発行、引き渡しが始まったようです。 お札のデザインが変わるのは、20年振りなのだとか。 私の手元には、まだ新しいデザインのお札はありませんが、 インターネットで新しいデザインのお札を眺めてみました。 一万円札は、日本初の銀行を設立しただけでなく、 500もの企業設立などに携わり、日本近代社会の創造者と言われる渋沢栄一が、 五千円札は、日本初の女子留学生であり、 女性の地位向上と女子教育に尽力した教育家の津田梅子が、 千円札は、伝染病予防や細菌学の発展に大きく貢献し、 近代日本医学の父と呼ばれている北里柴三郎が、 肖像に選ばれたのだそう…

  • あの夏にいたあなたからの贈り物

    あなたへ こうしてあなたへの手紙を綴るのも、 今日で8年目を迎えました。 いつでもあなたの側に寄り添い続けてくれますように そっと祈りながら私が綴る文字たちは、 あなたをギュッと抱き締めることが出来ているでしょうか。 この手紙の向こう側、 今、あなたは、どんな顔をしていますか。 今日の私は、こうしてあなたへの手紙を綴るきっかけとなった、 あなたの文字を辿っていました。 あなたが、その想いを書き遺してくれたから、 こうして、あなたへの手紙を綴ることを思いついて、 振り返ってみれば、 この8年間の間には、様々な想いを文字にして来ました。 あなたに逢いたい 寂しいよ あの時、こんなことがあったね あ…

  • 強力な魔法の言葉

    あなたへ 今日も良い日にしよう こんな魔法の言葉を見つけてから、 どのくらいが経ったでしょうか。 毎朝、魔法の言葉から1日を始めるようになった私ですが、 先日、ふと思いついて、 魔法の言葉に更に言葉を付け足しました。 今日が一番最高の日だったと思える日を過ごそうって。 昨日より今日、今日より明日。 今日が一番最高だった、を積み重ねることが出来たのなら、 更に素敵な人生を歩めるような気がしました。 どこまでもどこまでも、 一番最高の1日を積み重ねることが出来たのなら、 そこからは、どんな景色を見ることが出来るのだろうって。 言葉というのは、本当に不思議なものです。 魔法の言葉に、更に思い付いた言…

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