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ブログタイトル
拝啓、空の彼方のあなたへ
ブログURL
https://www.emiblog8.com/
ブログ紹介文
きっと、空に近い場所にいるあなたへ伝えたいこと。手紙、時々、コトバ。 <夫と死別したemiのブログ>
更新頻度(1年)

258回 / 365日(平均4.9回/週)

ブログ村参加:2016/07/14

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emiさん
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拝啓、空の彼方のあなたへ
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emiさんの新着記事

1件〜30件

  • Gとの戦い

    あなたへ 私は、特別な能力など、なにも持ち合わせてはいない。 ずっとそう思っていましたが、よく考えてみると、 恐らく、私には、誰にも負けない能力が、ひとつだけあるようなのです。 そう。 思い返してみれば、私は、いついかなる場合でも、 一番初めに、見つけるのです。 会社でも、家の中でも、何処にいても、必ず一番に。 恐らく、私には、虫を見つける、 いや、感じる特殊能力が備わっているのでしょう。 この視界に入らなくとも、感じるのです。 すぐ近くに、何かがいる と。 これは、虫が苦手過ぎる故に開花した、特殊能力なのかも知れません。 先日の夕食の時間に、突然感じたのは、 あの、なんとも言い難い感覚でした…

  • 釜蓋朔日

    あなたへ 釜蓋朔日 こんな言葉を知ったのは、いつのことだったでしょうか。 釜蓋朔日とは、お盆のある月の1日のことで、 その日は、地獄の釜の蓋が開く日とされ、 そちら側の皆様が、お盆に向けて、こちら側へ出発をする日なのだとか。 地獄という言葉には、衝撃を受けましたが、 これに関しては、言い間違えの類であると解釈することにしました。 あなたがいるそちら側は、地獄と呼ぶには相応しくないような、 美しい景色が広がっている、素敵な場所であるはずですから。 さて、そちら側の蓋が開いた今日は、 お盆に向けて、皆が出発する日のようですが、 今頃のあなたはきっと、まだのんびりと、 そちら側で、寛いでいるのではな…

  • 車でお出掛けをする夢

    あなたへ あなたと一緒に、車に乗ってお出掛けをする夢を見ました。 これまでにも、 あなたと一緒に、車でお出掛けをする夢は、たくさん見てきましたが、 私の運転でお出掛けをしたのは、今回が初めてでしたね。 相変わらず、運転は、得意とは言えないけれど、 あの頃のよりは、上手になったでしょうか。 目が覚めた私は、 あなたは、どんな気持ちで私の運転する車に乗っていたのだろうかと、 そんなことを考えていました。 夢の中のあなたの顔は、見えなかったけれど、 相変わらずだなって、こっそりと笑っていたのかな なんてね。 短い夢でしたが、あなたと過ごせて、とても嬉しかった。 次に夢で逢う時は、あの子の車で、何処か…

  • コトバ -夏の音-2021

    今年もまた夏が来たよ 空を見上げて そっと目を閉じてみる 夏の音に耳を澄ませながら 彼と出会ってからの夏を 順番に思い出すのが 夏の始まりの私の恒例となった この記憶の中を歩くように 幾つもの夏の彼に逢いに行く 初めて出会った夏 2番目の夏 3番目の夏 4番目の夏 幾つもの彼の笑顔を見つけては ゆっくりと歩を進め 今年の私が足を止めたのは 彼と出会ってから5番目の夏の記憶 あの夏は 家族3人で迎えた初めての夏だった 上手に寝返りが出来るようになったあの子と 楽しそうに遊ぶ彼は いつも笑っていたっけ あの子が彼に笑い掛ければ嬉しそうに笑い あの子がおもちゃに手を伸ばす姿を見ては楽しそうに笑った …

  • 紫色の空

    あなたへ 梅雨が明けてからのこちらでは、連日、晴れた空が広がっています。 毎日、毎日、空がとても綺麗です。 あなたにも見せたい空を見つけたのは、 先日の会社からの帰り道のことでした。 空高くまで立ち上るような真っ白な入道雲に、 夕日の色が染まったせいなのでしょうか。 何故だか、紫色に染まる、とても幻想的な空を見つけました。 もしも、そこに龍が住んでいるんだよと言われたとしたのなら、 私はきっと、何も疑うことなく信じてしまうのでしょう。 あの日の私が見つけた空は、 神秘的な雰囲気を纏った不思議な世界が、 そこに存在しているようにも見えました。 運転中であったため、あの不思議な空を写真に収めること…

  • リーゼント

    あなたへ 平成生まれのあの子が、 何故だか、昭和時代に興味を持つようになったのは、 あなたを見送り、どれくらいが経った頃からだったでしょうか。 音楽や漫画、そして乗り物。 あの頃の時代には、あの子の心惹かれるものがたくさんあるようで、 気が付けば、昭和生まれの私よりも、あの子の方が、 昭和時代に詳しくなっていきました。 そんなあの子が、リーゼントに興味を持つようになったのは、 いつの頃からだったでしょうか。 長くなった髪を、見様見真似で整えては、 鏡に向かって決め顔をするあの子。 そんなあの子の姿を覗いてみると、 笑ってしまうほどに、とてもよく似合っています。 きっとそれが嬉しかったのでしょう…

  • 最後の水遊び

    あなたへ こちらでは、梅雨明けと同時に、 夏らしく、とても暑い毎日が続いています。 夏になると私が恋しくなるのは、水遊び。 力強い太陽の光に照らされて、 始まったばかりの夏を楽しみながら、思い出していたのは、 あなたが此処からいなくなる前の年、 元気だったあなたと過ごした最後の夏の日のことです。 あの年、家族3人で、川へ遊びに行ったこと、 あなたは、覚えていますか。 ほんの少しの水遊びのつもりで、川へ出掛けた私たち。 タオルと、あの子の分の着替えしか準備していなかったのに、 気が付けば、家族3人で、ずぶ濡れになっていましたね。 きっとすぐに乾くし、まぁいいかって、笑って、 存分に、豪快な水遊び…

  • あの夏と同じ出来事

    あなたへ 昨夜のあの子は、パソコンを使って、課題に向き合っていました。 お母さん、これ、どうすれば良いか分かる? 突然のあの子のこんな声に、パソコンを覗いてみると、 私には、あまり縁のない画面が見えました。 こんなファイルを作りたいんだけど、お母さん、分かる? パソコンに関する知識など、皆無に近い私は、 自分にとって必要なこと以外、何も分かりません。 きっと、あなたがよく知っているあの夏の私から、 殆ど、その進化はないのでしょう。 こんな私ですが、今回、あの子は私を頼ってくれたのです。 あの子の成長と共に、 私が教えてあげられることなど、もう何も残ってはいないのだと、 そう感じることも多くなっ…

  • 梅雨明けに蘇るセミ事件

    あなたへ 毎日、空を見上げては、 梅雨明けを、とても楽しみに待っていました。 もうすぐ、梅雨明けするみたいだよ 職場で、こんな声が聞こえたのは、つい先日のこと。 その言葉の通り、こちらでは、 昨日、梅雨明けが発表されました。 今年初めてのセミの鳴き声が聞こえたのは、 数日前のことでしたが、 気が付けば、その鳴き声も、賑やかさを増し、 私を、より一層、楽しい気持ちにさせてくれます。 梅雨が明けたばかりの爽やかな空を見上げながら、 夏の音を楽しんでいた私の中に、ふと、蘇ったのは、 あの事件のことでした。 あれは、この場所へ引っ越してきてから、 何番目の夏のことだったでしょうか。 洗濯物を干そうと、…

  • 強くなりたい

    あなたへ 私ね、頑張ってるよ こんな私の小さな声は、 風に乗って、あなたのところまで届いたでしょうか。 強くなど、なりたくない なんでも出来るようになど、絶対にならない そうすれば、 あなたは絶対に何処にも行かない 決して口には出せないままに、 本気でそう考えていたのは、あの夏の私。 あなたの側に寄り添っていた、 あの夏の私を思い出していました。 なにも出来ない私を置いてなど、 絶対に、あなたは、何処へも行かないと、そう信じて、 とても小さな一歩を踏み止まったままの私を置いて、 あなたは、此処からいなくなりました。 しっかりと刻みつけたその手の温もりを、 この手に握り締めたまま、 ここから一歩…

  • あの子の寝言

    あなたへ 朝だよ、起きて? ・・・あの車、見た? これは、先日のあの子との朝の会話です。 寝不足の朝には、こんなふうにチグハグな返事をする最近のあの子。 こんな時は、いつもよりも起こすのが大変ですが、 返ってくる言葉が面白いので、最近の私は、 なかなか目を覚さないあの子を起こす時間も、楽しんでいます。 あの日の私は、何度、あの子に声を掛けたでしょうか。 何度目かの声掛けで、漸く起き出したあの子は、 俺、さっき変なこと言ってなかった?って、なんとなく、 先ほどの会話を覚えていた様子。 あの車、見た?って言ってたよ そうなんだよ ナンバープレートの代わりに、 ポテトチップスの袋を付けている車がいて…

  • 今のあなたの好きなところ

    あなたへ 今日はね、あなたに伝えたいことがあります。 なんて、かしこまったら、 急に、どうしたの?って、あなたは、驚くのでしょうか。 言葉にして伝えることの大切さを学んだのは、あなたを見送ってからの私でした。 当たり前が何処にもないことを知り、 いつでも想いを伝えられるわけではないことを知った私は、 あの頃のあなたに伝えることが出来なかった想いを胸に抱えたまま、 たくさん後悔したけれど、 形は違っても、 こうして、そちら側のあなたへ、 想いを伝える術を見つけることが出来ました。 今の私たちは、近くて遠い。 そちら側とこちら側の、今の私たちの関係だから、 想いを言葉にして伝えることは、より一層、…

  • セミの鳴き声 -2021-

    あなたへ 昨日の私は、町内活動のため、野外での作業に参加しました。 2時間ほどの作業でしたが、 日差しが強く、気温も高い中、マスクをしての作業でもあったせいか、 今日の私は、朝からスッキリせずに、 疲れたなって、 こんな言葉ばかりが漏れ出てしまいました。 疲れたな・・・ 今日、何度目かのこんな言葉を呟きながら、 空を見上げた私の耳に届いたのは、セミの鳴き声でした。 梅雨明けは、まだ先のはずですが、 ここ3日程の暑さに、夏を待ちきれず、 一足早く、間もなくの季節の訪れを知らせてくれたようです。 今日は、朝から、怠い、疲れたと、 こんな気持ちで過ごしていましたが、 今年初めて聞こえた夏の音に、なん…

  • 龍によく似た雲を見上げながら

    あなたへ こちらでは、連日、雨や曇りの日が続きましたが、 昨日は、久しぶりに、朝からとても綺麗な青空が見えました。 青い空が嬉しくて、昨日の私は、ベランダに出ては、空を見上げて、 見る度に変わる空の形を楽しみました。 昨日の私が最後にベランダに出たのは、夕方の時間帯。 見上げた空に見つけたのは、 とても大きな龍によく似た形の雲でした。 格好良い! 思わずそう声が出てしまうほどに、大きく立派なその雲の形に、 私は、あなたを重ね合わせていました。 あの日、きっと、龍になって、空高くへと昇って行ったあなた。 あれからの私は、龍になって、空を自由に飛び回るあなたの姿を、 何度、思い描いたでしょうか。 …

  • そちら側との境界線

    あなたへ 遺影はきっと、とても特別な写真。 あなたは、なんだかとても、不思議だね あなたを見送ってからの私は、 何度、こんなふうに語りかけてきたでしょうか。 先日、またひとつ、 遺影は、きっと特別な写真なのだと、そう確信が持てる出来事がありました。 あれは、先日、実家へ顔を出した時のことでした。 父に手を合わせながら、遺影の中の父の表情を見て、とても驚きました。 当初の遺影の中の父は、 真っ直ぐにこちらを見つめるその表情に、 穏やかさや、柔らかさは感じられずに、 怒っているとも、機嫌が悪いとも、少し違う、 何か、深刻さが感じられるような、 悲しげな重さを纏った表情をしているように見えていました…

  • ずっと、胸の中にしまっていたこと

    あなたへ 今日は、ずっと、胸の奥にしまっていたことを話してもいいですか。 それは、あの夏のあなたの容態が急変し、 ICUに入ってから、息を引き取るまでのことです。 意識のないあなたの側に寄り添いながら、 ふと、私の中に、あの不思議な感覚を見つけたのは、いつのことだっただろう。 8月8日を乗り切ることが出来れば、あなたは、大丈夫 突然に、私の中に浮かんだのは、 こんな、言葉とも予感とも言い難い、想いのようなものでした。 今、思えば、 8月8日を乗り切ることが出来れば、あなたは大丈夫 は、 8月7日は、あなたと過ごせる最後になるのかも知れない とも言い換えられますが、 あの頃の私は、新しい朝を迎え…

  • 七夕の願いごと -2021-

    あなたへ そちら側のあなたが いつでも幸せで満たされていますように あの子の人生が このまま素晴らしいものでありますように 思い描いた景色を見ることが出来ますように 来世でも その次の来世でも あなたと結ばれますように 何度生まれ変わっても あの子と3人家族になれますように そして、 この世界が たくさんの笑顔で溢れますように 今日は、7月7日、七夕の日です。 今年の私も、遠慮なく、たくさんの願いごとを。 今年のあなたは、どんな願いごとをしましたか。 毎年の七夕の日には、願いごとをしながら、 あの日の記憶を大切に振り返る日。 今年も、記憶を辿って、 あの日のあなたの嬉しそうな笑顔と、声を思い出…

  • 新しい楽しみ

    あなたへ 今のあの子の髪は、これまでの中で、一番、長くなりました。 そして、 パーマを楽しんでみたり、 カラーを楽しんでみたりしたあの子の髪は、 これまでの中で一番、傷んでいるようです。 傷んでいるお陰で、 絡んで、解けなくなってしまった髪を解いてあげたのは、先日のこと。 随分、長くなったあの子の髪を解きながら、思い出していたのは、 私が幼かった頃に、お人形遊びをしていたことでした。 今のあの子の髪は、一番長いところで、肩よりも下に伸びています。 この長さなら、どんな髪型にアレンジ出来るだろうかと、 あの子の髪を解きながら、私の妄想は、膨らんでいきました。 今度、髪を結んでみても良い? こんな…

  • さようならという挨拶

    あなたへ さようならって挨拶あるじゃん? この言葉ってさ、学校以外では、使わないよね なんで学校では、さようならって挨拶するんだろうね これは、先日のあの子の言葉です。 私にとっては、特に疑問を持ったことのなかった挨拶でしたが、 会社では、 お先に失礼します お疲れ様でした 友達には、 またね 確かに、あの子の言う通り、さようならという挨拶は、 学校以外では、使ったことも、言われたこともない挨拶の言葉でした。 思えば、あなたの口からも、 さようならという言葉は、聞いたことがありませんでしたね。 さようならって、どんな意味があるのだろう。 あの子の声に耳を傾けながら、調べてみると、 「さようなら…

  • もし出来れば、もう少しだけ、この世界に生きたかったあなたへ

    あなたへ もしも、もう少しだけ、 この世界にいることが出来たとしたのなら、 あなたは何を見たかった? どんなことをしてみたかった? ねぇ、あの頃のあなたは、感じていたかな。 日常の中にある、とても美しいものの存在を。 何も変わらない日々の中に、 どんなに素敵なものが、たくさん詰まっているのか。 あなたは知っていましたか? 本当に大切なものは、いつも目の前にあるんだよ。 もしも、もう少しだけ、 この世界にいることが出来たとしたのなら、 あなたは、何を見つけていたのだろう。 ねぇ、あなた。 あれからのこの世界が、どう変わり、 あれからのあなたの大切な人が、何を見るのか、 私が、全部教えてあげるよ。…

  • あなたの名前を書く時間

    あなたへ あなたの名前を最後に書いたのは、いつだっただろう。 ふと、こんなことを考えた私は、 手帳を開いて、あなたの名前を書いてみました。 私のこの人生の中で、こんなふうに、 あなたの名前を書く機会は、どれほどあったでしょうか。 例えば、母子手帳をもらった日には、 父の欄へ、あなたの名前を書き込みました。 生まれて初めてもらった母子手帳。 お気に入りのペンを使って、 父、母の欄に、私たちの名前を書き込んだのは、 なんだかちょっと、擽ったくて、とても嬉しかった思い出。 例えば、 あの子が幼稚園へ上がった時、 小学校へ上がった時、 中学校へ上がった時。 あの子が成長する度に、 あなたの名前を書く機…

  • 足のマッサージ

    あなたへ 朝、目が覚めると、何故だか足に、 弱い筋肉痛のような怠さを感じました。 恐らくは、肌寒い中、何も掛けずに眠っていたせいで、 体に力が入っていたのでしょう。 目を覚ますと同時に、肌寒さを覚えて、 毛布に包まったのは、今朝の私です。 足の怠さを感じながら、思い出していたのは、 あなたにマッサージをして貰った日のことでした。 あれは、あなたと過ごした最後の冬。 家族3人で、スノーボードへ行った日の夜のことでしたね。 今日は、たくさん転んだから、筋肉痛にならないように そう言って、足を中心に、とても丁寧にマッサージをしてくれたこと、 今でもよく覚えています。 スノーボードへ行った翌日には、 …

  • 2021年の真ん中で

    あなたへ 今日は、6月の最終日です。 今年も半分終わっちゃうわね これからすぐに、夏が来て、お盆が来て、 毎日暑いねって話していたかと思えば、すぐに、お正月が来るのよ 毎年の6月には、かつての先輩のこんな言葉に笑っていたことを、 今年もまた思い出しながら、この半年間を振り返りました。 この半年間で、私は何が出来たのだろう どんなことを頑張ったのかな 険しい道を歩むことを決意した私にとって、 相変わらず、ジタバタしたり、 大きく深呼吸をして、 しっかりしなさいと自分に言い聞かせてみたり、 この半年間も、私なりの苦労がたくさんありましたが、 こうして、ゆっくりと振り返ってみると、 この2021年が…

  • あなたに預けたもの

    あなたへ ねぇ、あなた これ、どうしたら良いのかな あなたへお線香をあげながら、 あなたの顔を見つめながら、 あなたの場所を掃除しながら、 視界の隅に映るその存在を確認しながら、 結局、どうしたら良いのかが分からずにいるのは、 あなたに預けたままになっている例のもの。 これをあなたに預けたのは、忘れもしません。 あのことがあったからでした。 お母さん、何も感じない? 本当に? 大丈夫? 帰宅したあの子が、ただいまの挨拶よりも先に、 矢継ぎ早にこんな質問をしてきたのは、 専門学生1年生だったある日のこと。 心霊スポットへ連れて行かれてしまったのだというあの日のあの子は、 そこで起こった恐怖の現象…

  • いちばん楽しかった思い出

    あなたへ いちばん楽しかった思い出は? これは、私たちの結婚式で配った、 2人のプロフィールでの質問のうちのひとつです。 結婚式を楽しみにしながら、2人で、 このプロフィールを作った日のことを、覚えていますか。 いちはん楽しかった思い出は? この質問に答えを書く時には、 それまでの時間を振り返りながら、お互いに、 いちばん楽しかった思い出をひとつずつ、書き込みましたね。 あなたは、レーザーショー 私は、動物園 あまり迷うことなく、それぞれのいちばんを書き込んだこと、 今でも、よく覚えています。 結婚生活の中で、いちばん楽しかった思い出は? もしも今、あなたにこんな質問をすることが出来るとしたの…

  • あなたチャンネル

    あなたへ あなたは、きっと、何処かにいる。 ただ、その姿が見えないだけ。 これは、あの夏からの私たちが、強く感じてきたことでした。 思えば、その姿が見えないままに、 側にいるよと、そう教えてくれたのは、 息を引き取った日のあなたでした。 あの日のあなたは、きっと、 あの不思議な現象に、私たちが、少しだけ笑ってしまったことを、 すぐ側で、見ていたんだね。 泣きながらも笑った私たちを、すぐ側で見ていたから、 何度も、あの不思議な現象を起こしたのでしょう? あの子も私も、直ぐに分かったよ。 こんなことをするのは、あなたしかいないって。 あの日からのあなたは、時々、 私たちにだけ分かるような不思議な現…

  • 貴重な晴れの日

    あなたへ 今日のこちらでは、朝から、青空が広がりました。 天気予報を確認してみると、明日からは、暫く、雨の日が続く様子。 今日は、とても貴重な晴れの日でした。 ここ2日ほどの安定しなかった天気予報に、 出来ずにいた洗濯をし、お布団を干して、 今日の私は、朝からフル活動でした。 夏に近付いた太陽の日差しは、 私をやる気にさせる不思議な力があるようです。 ベランダで、太陽の日差しを存分に浴びたところで、 私のやる気モードは、一気に全開になりました。 洗濯や掃除などをひと通り終えると、今日の私は、 料理に精を出しました。 お弁当用の自家製冷凍食品を中心に、 あの子の好きなものを、たくさん作りました。…

  • 3年と4か月

    あなたへ 3年と4か月。 これは、あなたと一緒に過ごした月日よりも、 長くなったあの子との月日です。 そっか いつの間にか、 あの子と過ごす時間の方が、長くなっていたんだな 何故、これまで、一度も気が付かなかったのか、 漸く、その節目を超えていたことに気が付いた私は、 何故だか、泣き出しそうな気持ちで、 この3年と4か月の月日を振り返りました。 あの夏のあなたの年齢に追いつき、 やがて、あなたの年齢を追い越した私。 あなたと過ごした分だけの月日に並び、 やがて、その月日を追い越したあの子との時間。 生きることは、その全てにおいて、 あなたを追い越していくことで、 それは、此処に生きている証でも…

  • UFOの日

    あなたへ 6月24日の今日は、UFOの日。 アメリカで初めて、UFOらしきものが目撃されたことから、 制定されたのだそうです。 UFOの日 こんな言葉を目にした私の中に蘇ったのは、 あの日の出来事でした。 あれは、あなたを見送ってから、 どれくらいが経った頃だったでしょうか。 あの子と2人で、私の実家へ行った帰りのことでした。 実家の駐車場で、空を見上げたあの子は、突然に言いました。 昔さ、俺が小さい時、ここでUFOらしきもの見たよね 覚えてる?って。 え?そんなことあった? 全く記憶にない出来事に困惑する私を他所に、 あの子は、空を指差しながら、 その日に見たものを、話して聞かせてくれました…

  • その姿を変えて

    あなたへ 気持ち良さそうに空を飛ぶ、 鳩の様子を写した何枚かの写真を見返しながら、 ふと、手を止めたのは、 そのうちの1枚の写真の鳩の様子が、 なんだか少し、不自然に見えた気がしたからでした。 写真をアップにして、その様子をよく見てみると、 空を飛びながら、顔だけをこちらに向けた、カメラ目線のような姿が写っていました。 これは、先日、撮ったばかりの写真です。 飛んでは休み、 飛んでは休み、 暫くの間、遠くへは行こうとしなかったあの鳩は、 あなただったのかな なんて、 思わず、そんなことを考えたのは、 これまでにも、何度か、 空を飛ぶ鳥の様子を写真に収めたことはあったけれど、 こんな写真を撮るこ…

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