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2016/07/14

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  • あの子の笑ってしまう成長

    あなたへ 今の若い子たちにはついて行けないよ 俺も年だね これは、まだ専門学生だった頃のあの子の言葉です。 我が家のライングループを作ってくれた日のあの子のことを思い返した私の中へと、 ふと蘇ったのは、 あれからずっと先にいるあの子の言葉でした。 新しい機能や新しいアプリ。 日々進化を続けるこの世界では、 常に新しいものが生まれ続けているけれど、 ほんの少し前にはなかった新しいものに対して、 脳が抵抗するのだと、 専門学生だったあの子が、こんな話を聞かせてくれたことがありました。 昔みたいに、新しいものを受け入れられなくなったよ 年を取ると、変化を受け入れられなくなる なんて言うけれど、あれは…

  • 10年前の今日の日

    あなたへ ねぇ、あなたは、10年前の今日が、 どんな日であったか覚えていますか。 10年前の今日はね、 我が家のグループラインの始まりの日でした。 あの子が突然に、我が家のグループラインを作ってくれて、 私たち2人を招待してくれたこと、あなたは覚えているでしょうか。 それまでは、個々にやり取りをしていた私たちでしたが、 あの子がグループラインを作ってくれたお陰で、 私たちは個々のやり取りよりも、 グループラインを活用するようになりましたね。 今から帰るよ 俺も今から帰る 気を付けてね 他愛もないやり取りだったけれど、 画面上に見える家族3人でのやり取りに、 なんだかいつでも、 家族3人で一緒に…

  • 記憶という贈り物

    あなたへ 私ね、今でもよく覚えているよ。 灰色になってしまったこの瞳に映る景色に、 あなたが青色を染めてくれた日のことを。 私をギュッて抱き締めてくれた日のあなたがくれた温もりを。 頑張れ、頑張れって、あなたの声が届いた日のことを。 そして、 頬を寄せ合って、ただただ抱き締め合った日に感じた温もりを。 元気がない日に見上げた空に、龍によく似た雲を見つけたことも、 出来過ぎなくらいにとても綺麗な、 大きなハート形の雲を見つけたことも、 ふわりと優しく包み込まれるかのような幾つもの温かさも、 全部、ちゃんと覚えてる。 そうそう。それから、一度だけ、 そちら側のあなたと喧嘩をしたことも、私の大切な思…

  • そちら側へ見送ってから知った父の側面

    あなたへ 父の夢を見ました。 父が、とても楽しそうに話を聞かせてくれる夢でした。 それは、父が体験した不思議な話。 夢から覚めた私には、 残念ながらその内容を上手く思い出すことは出来ませんでしたが、 夢の中、父の声に耳を傾けながら、 私に備わった不思議な力は、父譲りであるのだと、 そう確信したことだけは、はっきりと覚えています。 まさか、父をそちら側へ送り出してから、 父譲りなところを見つけることが出来るだなんてね。 人生には、時に不思議なことが起こるものですが、 まさかこんな形で、 父が持っていた側面を知ることになるとは、思いもしませんでした。 私は、私が思っているよりも、 父に似たものをた…

  • タイムスリップ説と遺伝子説

    あなたへ え?あの人って・・・え? とても驚きながら、偶然見かけたひとりの男性を、 思わずじっと見つめてしまったのは、 同じ高校に通っていた同級生とよく似た男性だったからでした。 いえ。 よく似ているどころか、ご本人としか思えませんが、何かがおかしいのです。 高校を卒業してから、随分と月日が経ちました。 あれから歩んだ年数分を考えてみれば、中身の成長だけでなく、 容姿に関しても、その年数分の容姿へと変わり行く筈ですが、 私が見かけた男性は、あの頃からタイムスリップでもしてきたのかと思うほどに、 全く何も変わっていなかったのです。 そう。 だからこそ私は直ぐに、気付くことが出来たのでしょう。 と…

  • 日常生活の中に見つけた視点

    あなたへ 外出先からの帰り道。 思い立って寄り道をしようと考えた私は、 自信を持って右折専用車線へと並んだはずなのに、 信号をひとつ間違えてしまったことに気が付きました。 元の車線に戻ることも出来ないままに、仕方なく右折をしてみれば、 次の瞬間に思わず漏れ出たのは、 え?この道に出るの?って、こんな小さな独り言。 なんと私が間違えて曲がった道は、 私が本来通りたかった道へのショートカットとなる道だったのです。 あぁ、やってしまったなという気持ちから一変し、 なんだかとても嬉しくなって、 私の運転も軽やかなものへと変わった出来事でした。 真っ直ぐに進みたかったのに、 間違えて左折専用車線へ入って…

  • その温もりをただ感じながら

    あなたへ 素敵な時間をありがとう 本当に幸せだったよ 朝起きて、おはようの挨拶よりも先に伝えた私の声は、 あなたのところまで届いたでしょうか。 あなたの夢を見ました。 それは、あなたがそちら側から帰って来てくれた夢でした。 夢の中の私たちは、ただただ、抱き締め合ったままで、 その時間を過ごしました。 一度肉体を手放したあなたの体には、もう、心臓がなくて、 私がよく知っているあなたの鼓動を感じることは出来なかったけれど、 それでもあなたは、私がよく知っている温もりを与えてくれました。 あなたの腕の中に収まった私は、その温もりを感じながら、 ただただ幸せだけを感じていたのでした。 夢の中の私は、あ…

  • ミルクキャラメルの日

    あなたへ ねぇ、あなたは知っていましたか。 6月10日の今日は、ミルクキャラメルの日なのだそうです。 折角なので、新たにキャラメルを購入しようとお菓子売り場へ足を運べば、 見慣れないキャラメルを発見した今日の私は、 思わず2種類のキャラメルを購入してしまいました。 イロチならずアジチです。 これで暫くは、キャラメルライフを楽しめそうです。 私がキャラメルにハマり出してから暫くが経ちますが、 日々、キャラメルに癒されながら、 キャラメルって、いつからあるのだろうと、ふと疑問に思ったのは、 随分と昔からあるお菓子であることを、なんとなく知っていたからでした。 調べてみれば、1913年(大正2年)6…

  • 遺骨の埋葬についてあなたに確かめたかったこと

    あなたへ いつかお母さんがこの人生を全うしたのなら、 お父さんの遺骨と一緒に埋葬して欲しいな その時まで、お父さんの遺骨は、家に置いておこうと思うの 一度だけ、あの子に遺骨の埋葬に関する話をしたのは、 あなたを見送ってから、どれくらいが経ってからのことだっただろう。 あの日の私は、埋葬に関しては、お墓に納骨するやり方もあるけれど、 散骨という方法もあることや、 私個人的には、お墓に拘りはなく、 散骨という方法も、とても良いと思っていることを、あの子に伝えたのでした。 あなたを見送ったばかりだった頃の私は、 遺骨は、いずれお墓に納骨するものという概念しか、 持ち合わせてはいませんでしたが、 少し…

  • 人それぞれのペース

    あなたへ ねぇ、あなた。 どうして人って体がひとつしかないのだろう。 もしも、ひとりにつき、ふたつの体があったらね、 やりたいことももっと出来るし、より多くのことを学べると思うの。 もしも私がこんなことを言ったとしたのなら、 あなたはどんな顔で笑うのだろう。 もっと早く前へと歩みたい。 もっと早く次の景色に辿り着きたいと、半ば強引に、 かなり前のめりに歩もうとしていたのは、先日までの私です。 あなたを見送ってからの私は、 自分のペースで、ゆっくりと歩みを進めて来ましたが、不意に思ったのです。 もっと早く歩んでみたいと。 私には、この人生の中で見てみたい景色があります。 やりたいこと、学びたいこ…

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