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2016/05/23

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  • 馬場あき子の旅の歌 117(スペイン)

    馬場あき子の外国詠13(2008年11月実施)【西班牙4葡萄牙まで】『青い夜のことば』(1999年刊)P65~参加者:T・K、崎尾廣子、T・S、藤本満須子、T・H、渡部慧子、鹿取未放レポーター:T・S司会とまとめ:鹿取未放117コルドバの町の樹下に椅子ひとつ置かれてセネカ忘れられたり(まとめ)セネカの像はコルドバのメスキータの西門脇にあるという。樹下に憩うための椅子が一つ置かれている。そしてソムリエがセネカを知らなかったように大部分の町の人々は遠くセネカを忘れた日常生活を送っているのだ。考えてみればセネカは2000年ほど前の人であって、忘れられるのも無理はない。しかし、彼は悲劇を書き、哲学についての随筆などをたくさん遺した。『幸福な人生について』『心の平静について』『人生の短さについて』などの書名を眺め、現代の...馬場あき子の旅の歌117(スペイン)

  • 馬場あき子の外国詠116(スペイン)

    馬場あき子の外国詠13(2008年11月実施)【西班牙4葡萄牙まで】『青い夜のことば』(1999年刊)P65~参加者:T・K、崎尾廣子、T・S、藤本満須子、T・H、渡部慧子、鹿取未放レポーター:T・S司会とまとめ:鹿取未放116ソムリエはネロのセネカを知らざりき昼餐の質朴なかぢきまぐろよ(まとめ)115番の「コルドバの赤きワインに透かし見るネロを去りたる愁ひのセネカ」の続きで、コルドバで赤ワインを傾けながら昼食をとっている。餐とあるからやや豪華な料理であろうか。そこでソムリエにワインはどれが合うか相談しながら、ふとセネカのことを話題にしたのかもしれない。コルドバはセネカの生まれた土地だから当然知っていると思ったのに、ソムリエの反応は「セネカって誰?」というようなものだったのだろう。そこで旅人は驚いて「暴君で有名...馬場あき子の外国詠116(スペイン)

  • 馬場あき子の外国詠115(スペイン)

    馬場あき子の外国詠13(2008年11月実施)【西班牙4葡萄牙まで】『青い夜のことば』(1999年刊)P65~参加者:T・K、崎尾廣子、T・S、藤本満須子、T・H、渡部慧子、鹿取未放レポーター:T・S司会とまとめ:鹿取未放115コルドバの赤きワインに透かし見るネロを去りたる愁ひのセネカ(レポート)ネロは古代ローマの皇帝。在位54~68。初めはセネカなどの補佐により善政を行ったが、のち母と皇后を殺し、またローマ市の大火に際しては、その罪をキリスト教徒に負わせて迫害、のち反乱起こり自殺。暴君の代名詞となる。そのネロのところを去ったセネカ。のちに不興をこうむり隠退、ついに自決する。セネカはローマのストア派の哲人。西班牙生まれ。著書にギリシャ悲劇を範とする悲劇9篇のほか「幸福な生について」があった。(T・S)(まとめ)...馬場あき子の外国詠115(スペイン)

  • 馬場あき子の旅の歌 114(スペイン)

    馬場あき子の外国詠13(2008年11月実施)【西班牙4葡萄牙まで】『青い夜のことば』(1999年刊)P65~参加者:T・K、崎尾廣子、T・S、藤本満須子、T・H、渡部慧子、鹿取未放レポーター:T・S司会とまとめ:鹿取未放114西班牙の野を行きし天正使節団の少年のみしアマポーラいづこ(レポート)天正遣欧使節は、キリシタン大名大友宗麟、有馬晴信、大村純忠がローマに遣わした使節。結句のアマポーラはスペイン語で雛罌粟、ポピーの一種である。ヨーロッパではこの花の群生をあちこちで見ることができるという。(T・S)(まとめ)次の章で天正使節団については詳しく検証するので、ここでは概略だけ述べる。天正遣欧少年使節団は4人、正史の伊藤マンショほか中浦ジュリアン、原マルチノ、千々岩ミゲルである。彼らはバテレンを保護した信長時代の...馬場あき子の旅の歌114(スペイン)

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