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いい日旅人 https://blog.goo.ne.jp/iihitabi

定年後のシニアが社会の迷惑にならないように西へ東へ旅さるきます。旅の足は、車中泊・鉄道・LCCなど。

遠い日に鉄道で日本列島ほぼすべての路線を乗りつぶしています。これからは線から点へと趣をかえてふたたび日本をめぐります。続ディスカバー・ジャパンです。旅の費用は極力抑えることをコンセプトにしています。車中泊だけでなく寝カフェ泊や空港泊もあります。言わば、旅するホームレス。したがってある程度の体力も必要です。

風の股旅郎
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2016/05/21

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  • 旅は続きます(引っ越しました)

    風かほり旅路の空に鯉およぎ《お知らせ》このたび、拙ブログを長年運営いただいていたこちらのgooblog様より、この秋をもってサービスを終了するとの通知がありました。今後の対応について迷いましたが、amebablog様にて引き受けていただけることになり、一連の引っ越し作業を終えたところです、引っ越し先は下記の通りです、Amebaイラストをタップ・クリック、またはブラウザのアドレス欄に、転居先👇https://ameblo.jp/iihitabibito/をコピーしてご覧ください、これからもよろしくお願いします。👆イラストをタップ・クリック👆スマホでも《我田引水的蛇足》◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆5月7日、新曲がリリースされました、舞台は北の港町小樽、男と女が...旅は続きます(引っ越しました)

  • H列車で行こう150円

    春なのに散りぬためいきまたひとつ桜前線という単語、そういえばこのところ聞かれなくなった、失われた日本語のひとつなのか、今年も関東エリアが最初に開花、順次関東以西での開花宣言、最後は鹿児島だったようだ、ところで、湘南ベースエリアでも、桜舞い散るころのようだ、もうしばらく満開を愛でていたい、そんな思いで150円の乗車券、握りしめて電車に飛び乗った、題して、H列車で行こう、花見だから略してHということで、目指すは関東平野北部と西部の端っこ、関東平野をおおざっぱにとらえ、ざっと四角形で見てみる、下辺は神奈川県、右辺も東京都と埼玉県東部で、だいたい海側、上辺は栃木県と群馬県の、渡良瀬川から赤城山麓のエリア、左辺は埼玉県西部と東京都神奈川県で、秩父から丹沢山地の麓、この四角形の関東平野4辺を鉄路で巡る、反時計回り、見...H列車で行こう150円

  • 春のうららの

    目覚めると春はあけぼのまた寝入り暦は4月、新年度、現役時代は、卒業式と入学式、新学期と新しい学級編成、特別な意識をもって、年度を繰り越し続けてきた、旅人生活になっている現状、何の感慨もなくなってしまっている、寂しいような、懐かしいような、そんな中にあっても、桜の開花だけは、時間の推移の中の節目を意識してしまう、こんな基軸だけは意識していきたい、そんな思いでいる旅人であったヨ、桜開花、そういえば、桜前線という単語、このところ聞かれなくなったような、実際、本年の桜開花宣言も、関東を筆頭にさみだれ式に九州四国、鹿児島が最後だったような、むかしは、九州や四国から順に、北上し東北北海道へ移動していたような、日本列島の形状を意識できていた、さすがに東北北部や北海道は、まだまだ雪に閉ざされている、桜前線が津軽海峡を渡る...春のうららの

  • 旅の途中なごり雪(6日目)

    なごり雪春まだ浅き越後路へ普通列車のみで最北の地へ、日本列島縦断旅、往路では青森までを東北線ルート、その日のうちに到達できたが、日本海ルートでの帰路、一日での移動は無理の様、途中新潟一泊での行程、宿営地の西新発田、新潟から上越線経由で関東エリアへ、昨日の日本海沿いのルート、平地の雪はほとんど消えていたが、長岡から越後湯沢にかけての内陸部、あの名作のくだりにも登場するように、国境のトンネルに至る路線、まだまだ雪深い豪雪エリア、車窓から望める休日のスキー場、それなりに賑わっているよう、国境の長いトンネルを抜けて、関東の奥座敷水上に出てきても、まだまだ雪景色はつづく、高崎まで下りてくれば、さすがに雪は消えている、赤木山の残雪を望みながら、上州路を首都圏エリアに入り、夕暮れ前には湘南ベースに帰着、「北海道&東日本...旅の途中なごり雪(6日目)

  • 哀しみ本線なごり雪(5日目)

    春わたる海鳥たちのさわぐ瀬の深夜の津軽海峡、目覚めるともう青森埠頭、未だ夜明け前、フェリーターミナルから青森駅、固まった歩道の雪を踏みしめながら、歩くこと30分、早朝の駅は人影まばら、これから乗る列車、快速の「リゾートしらかみ2号」、快速列車の指定券を別途購入、秋田までの五能線、5時間超のロングラン、日本海沿いに白神山地の麓を南下、時節柄乗客は少ない、残雪の津軽富士、リンゴ畑越しに岩木山を眺めながら、走行する車内ではアトラクションも、津軽弁による語り部による昔話や、津軽じょんから三味線の演奏など、車窓風景と相まってなかなかの演出、観光列車としての位置づけ、絶景の海岸部では徐行運転をしてくれる、五能線は過去幾度か乗車しているが、なごり雪のこの時季は初めてかな、八郎潟を過ぎ、秋田からも引き続き、森昌子、哀しみ...哀しみ本線なごり雪(5日目)

  • 北の国からなごり雪(4日目)

    残雪のゆるむ水うけ川しずくこの旅の目的地、普通列車だけで行く最北の地、宗谷岬に昨日到達、ついでに、オホーツク沿岸に接岸した流氷も、と考えていたが、どうやら流氷塊は離岸してしまったよう、ならば目標を変更、哀しみ本線日本海へ、青森県五能線のなごり雪に設定、このまま津軽海峡を戻ることにする、ここ旭川からは、もちろん普通列車のみで、往路の小樽回りではなく、太平洋側の室蘭経由で函館へ向かう、岩見沢からは札幌方面ではなく、夕張エリア経由で苫小牧へ、これまでの内陸部とは異なり、太平洋沿岸に出ると、積雪はほとんど見られない、そのまま長万部から函館へ、一日がかりでの函館駅、夜遅くの到着函館からはふたたび、青函航路連絡船の深夜便にて、夜の津軽海峡を渡る旅人であった、本日の行程旭川1035-1142岩見沢1303-1436沼ノ...北の国からなごり雪(4日目)

  • 北の無人駅なごり雪(3日目)

    雪しまり踏み歩く音春近し明日、JR北海道の3.15ダイヤ改正で、悲しいニュース、いくつかの不採算駅が廃駅に、これから向かう宗谷本線、日本最北の無人駅「抜海駅」、日本最東の「東根室駅」、加えて「南幌延駅」「雄信内駅」「東滝川駅」の5駅、これまでにも毎年候補に上がってはいたのだが、明日が最後の日になる、これが目的でやってきたのではではないが、たまたま本日は廃駅になるその前日、車内では見納めの目的でやってきている鉄系の旅人がちらほら、同類項の旅人にはそれとなくシンパシーを感じる、予想通り今朝の旭川駅始発、6時3分発の稚内行き、2両編成のキハ54ディーゼルカー、いつもならガラガラのはずの車内、発車5分前には座席が8割は埋まっている、こんな早朝から、全国からの同類項原人たちが集結している、途中で乗り込む地元の高校生...北の無人駅なごり雪(3日目)

  • 凍える海峡なごり雪(2日目)

    海峡のカモメも凍え冬景色半世紀前の青森駅、駅前にはリンゴ屋が並んでいた、上野発の昼間特急はつかりや、寝台特急ゆうづるなど、多くの上級列車が着くたびに、駅前は24時間賑やいでいた、あの時の光景をはっきり覚えている、とくに雪の季節は旅情満点だった、そんな深夜の青森駅にひとり、さびしくたたずむ旅人、ディスカバージャパンアゲイン、当時の拾い画像もなつかしい、青森駅だけでなく、旅の形態も大きく変わってしまった、当時を思いながら、青森駅着23時54分、駅から歩くこと30分弱、ここは青函フェリーターミナル、実は東北本線盛岡あたりから、列車内でうすうす感じてはいたのだが、北へ向かう、同趣の旅人が三人くらい、フェリーターミナルの待合室に、サスペンスドラマではないが、言葉を交わすことはない、互いにいい感じで心の距離をキープ、...凍える海峡なごり雪(2日目)

  • ひとり北国なごり雪(1日目)

    春を待つひとり北国旅人のジェリー藤尾が歌っていた、~知らない街を歩いてみたいどこか遠くへ行きたい~日本全国股旅行脚、東西南北全国津々浦々、たいがいの街は知っているつもりだが、飽くことはない、暦の上ではいつの間にか春、なごり雪、見納めの冬景色、北帰行、そんなテーマで、乗り放題きっぷを手に、最果ての北の地へ行ってみよう、股旅の旅人らしく、鈍行列車でGO、早朝の湘南ベースを出発、一日でどこまで行けるのか、例によって、夜明け前、湘南ベースを旅立つ、今回はJRの企画切符、北海道&東日本パス、11330円、制度改悪の、青春18きっぷはもう買わないだろう、ようするに各駅停車の鈍行列車のみ、残念ながら先日分離事故のあった、東北新幹線には乗れない、北へ向かって、今日一日でどこまで行けるのか、またしても修行のような、南無大師...ひとり北国なごり雪(1日目)

  • 春来たりなば

    踊り子も桜(はな)にさそはれ天城越え寒波に震える日本列島、北から南までの日本海側、連日のTVでは豪雪のニュース、そんな中、ここ湘南ベース、南関東エリアだけは連日快晴、乾燥しまくりだけど、極寒の中では、車中泊ブロガー諸氏も、ほとんど音沙汰無しの模様、しかし、確実に季節は移ろいでいる、熱海や伊豆半島では桜だよりも、寒さで引きこもってばかりいられないので、耐寒訓練をも兼ねて、相棒Ⅲを股旅仕様にモードチェンジ、一泊だけだけど、出かけてみよう、ということで昨日午後から出かけてきている、ここは伊豆のセカンドベース、伊東温泉、宿営地は道の駅伊東マリンタウン、昨夜は伊東温泉街の共同湯、芝の湯にてしっかり、身体の芯まで温まった後、中華製だけど、マイナス25℃耐寒仕様の寝袋にもぐった、今朝の外気温は7℃、昨夜のかけ流し共同湯...春来たりなば

  • 長浜ラーメン戦争あれから

    雪見酒河津桜の春節を長崎での業務案件、帰路も博多経由で、ならばと、15年も前の話だが、長浜ラーメン戦争勃発、あれから、どんな様子なのか、現地に赴いて見てくる、高速バスを天神バスセンターで下車親不孝通りを港方面へ、地下鉄でもひと駅だが、歩きながら博多の空気に触れてみる、この辺りも以前と特に変わりはないようだが、長浜エリアまで来ると、新しいマンションや建造物が目に付く、十年の歳月の経過を感じる、さて、元祖長浜ラーメンについてだが、もともとの元祖長浜屋(や)、後に派生的に出店した元祖長浜家(け1号店)、さらにもう一つの長浜家(け2号店)、実に紛らわしい相関関係、(当時のブログはこちら)騒動は和解により一応収まっているらしいが、実際のところをウォッチして来た、訴訟沙汰にまで至っていた相関図、長浜家(け2号店)は長...長浜ラーメン戦争あれから

  • 長崎は今日も2025春節

    寒風に河津桜の春待つを1月も終盤、日本列島は極寒の真っ只中、それでも季節はちゃんと移ろいでいる、庭の河津桜は数輪だがサクラサク、伊豆半島への股旅、そろそろかななどと思案橋ブルース、そんな中、長崎への業務案件が舞い込む、取り急ぎ成田発着のLCC便を予約、日程が押していたため、長崎便の価格がスライドし高騰、ならばと福岡便利用で高速バス乗り継ぎ、交通費を抑制することにした、総額で福岡経由長崎往復2万円内で収めた、せっかくの福岡博多経由、ならばと長浜ラーメン戦争その後の現況を確認してくるか、利用のLCC便はピーチ航空、成田発0940福岡着は1150、福岡空港は中心地へのアクセスが便利、博多駅までは地下鉄、帰路にも福岡での滞在時間が取れるので、長浜エリアへは後日とする、博多駅地下街のラーメン店、久しぶりに入ってみた...長崎は今日も2025春節

  • 初春富士旅景

    春のうみうちいでてみる雪ぞ富士JPCZ来襲とやらで、年明け早々日本海側は大雪のよう、一転、太平洋側はカラカラの日本晴れ、一国でこんなにも変わる、気象状況の異なる国はそうはないだろう、湘南ベースからの富士の威容、空気の澄んだ、この季節ならではの絶景が楽しめている、元旦のTVではダイアモンド富士、一度は行ってみたいが夜中の出発は寒すぎる、それではと、富士山の周りを一周、全方位からの絶景をと、日帰り行程で出かけてみる、まずは東海道を西へ、先日の箱根駅伝を思いながら箱根越え、TVでの優勝歓喜のゴール映像、久しぶりに懐かしいカレッジソングを聴いた、芦ノ湖畔の外気温はマイナス2℃、極寒の水たまりも結氷、そのまま峠を越え東海道宿場をたどり、田子の浦を過ぎる頃には、万葉集に謳われたように、富士の高嶺に雪ぞ降りけり、道の駅...初春富士旅景

  • ゆく年くる年2025

    歳の瀬に鐘の音ひびく旅枕今年もしずかに歳が暮れていく、眼を閉じれば、旅人の2024年、日本全国股旅行脚、得られる利得が逆打ちだと2倍、うるう年には3倍との説を知る、ならばと、四国八十八か所札所、生涯2度目となるお遍路巡礼の股旅巡礼を断行、2月29日に八十八番札所大窪寺から始め、前編と後編の2回に分け、12月10日に一番札所霊山寺で結願、さらには和歌山県高野山金剛峰寺、奥の院の弘法大師廟にて結願の報告、お遍路巡礼逆打ちの全行程を終え、禊ぎを済ませ年の瀬を迎えられた、その他にも、時の過ぎゆくまま、日本各地の季節折々の風景、さらには、久しぶりだった異国の地、夏場には、深夜特急でタイのバンコクから国境越え、ラオスの古都ルアンパバーンへ、何もしない五泊の滞在、大河メコンの流れを呆然と眺めてきた、晩秋には、季節も時間...ゆく年くる年2025

  • 長崎は今日も2024師走

    歳の瀬に異国の風か長崎に青春18きっぷ、この冬発売分から、内容が大きく変わった、これまでの、5日分または5回分、1枚の切符で複数人で利用可、のルールがなくなり、連続する3日間または5日間の日付固定、複数人での利用不可、というルールに変わった、好きな日に1回分だけ使用とか、複数人で1枚の切符を同時利用とか、余った回数分をネット等で売買、といった使用ができなくなってしまった、利用勝手の改悪変更となってしまった、ネットにも酷評コメントがあふれているようだ、おそらく売れ行きも相当悪くなるはず、切符のうま味がなくなってしまったので、利用機会がなくなったかなと嘆いていた、そんな中、歳も押し迫った日程で、長崎での業務案件ができた、LCC航空機での長崎行きを検討すれど、年末運賃になっていて、LCCでも往路は3万円以上に高...長崎は今日も2024師走

  • ぶらチャリde東京砂漠2024師走

    歳くれて帝釈天に風天の今年も残り1週間、年末恒例になった東京砂漠、歳の瀬の東京街角をぶらチャリ、今年は東京下町寅さんの地元、今年はとくに、火野正平氏を偲び、ぶらチャリdeこころ旅、JR常磐線金町駅まで輪行、駅前でチャリ男君を組み立て、いざ柴又街道へ、はじめて訪れたのだが、映画やTVで散々見ている街並み、ひと通りポイントを巡礼、江戸川サイドにある矢切の渡し、渡し船は平日は運航していないようだ、細川たかし氏の歌碑を表敬訪問、連れて逃げてよと言っていたが、どこへ連れて行ったんだろうか、そんなこを思いながら江戸川べりを、金町駅にとうちゃこ、フーテンの旅人、寅さんと同じように、いい日旅人、今年もいい旅ができたような、暮れゆく東京下町、ぶらチャリでとうちゃこ、くる年もまた、いい日旅人、いい旅を祈願、帝釈天にお参りをし...ぶらチャリde東京砂漠2024師走

  • 巡礼の旅は伊勢詣で〆る(10日目)

    雪富士は真白きこころ遍路びと伊勢志摩リゾートエリアの中心、近鉄特急の起点駅でもある賢島、シーズンオフなので観光船乗り場も人がいない、夏場の賑わいはどこへ、景勝地の一つ大王崎灯台を表敬訪問、サミット会場にもなったスペイン村、大橋を渡り鳥羽の港へ、このあたりの海岸には蠣小屋が並ぶ、夫婦岩で有名な二見浦に立寄り、伊勢神宮を目指す、神社近辺の駐車場は1000円、穴場の運動公園内の無料駐車場、前回来た時に場所は分かっている、鳥居まで歩いても行ける距離ではあるが、火野正平氏を偲んで、車載チャリ男君を出動、おかげ横丁は参拝客でごった返し、チャリ男君を手押しで鳥居前にとうちゃこ、このたびのお遍路とはつながりはないが、心洗われる旅路のしめくくり、伊勢神宮本殿にお参りをさせていただく、お参りで心の禊ぎを済ませた後、身をゆだね...巡礼の旅は伊勢詣で〆る(10日目)

  • 熊野古道から伊勢街道(9日目)

    冬枯れの路傍の花に旅暮れむ黒潮の流れる太平洋側とはいえ、師走の紀伊半島も冬の序章、夜明けの気温は4℃、帰路の途に就くわけだが、紀伊半島東岸を海岸線に沿い北上する、新宮から三重県に抜け鬼ヶ城、さらに尾鷲から紀伊長島、鉄道も国道もメインルートは、ここから内陸部を経て伊勢へ抜けるのだが、海岸線に沿い相賀浦から英虞湾へ進む、日が暮れたところで今日はここまで、本日の行程本日の走行距離184.5km本日の宿営地道の駅伊勢志摩※我田引水的蛇足【新曲のお知らせ】11月26日クラウンレコードより発売『風は旅人』当ブログのイメージソングですこちらからカラオケでも歌っていただいていますこちらから熊野古道から伊勢街道(9日目)

  • 紀州熊野街道をゆく(8日目)

    古道ゆく修行の衆に師走風四国八十八か所札所、うるう年のお遍路逆打ち、本年中に結願達成を果たせた、その翌朝、南紀白浜の地で清々しい朝を迎えている、渚の露天湯、崎の湯のオープン8時にあわせ、宿営地の道の駅くちくまのを出発、岬の海岸線にはいくつかの共同湯が点在、目指す崎の湯は岬の突端近くに、一番湯を狙っての客がすでに2名ほど、この湯は簡素な脱衣所だけで内湯はない、天然の岩場を利用した露天湯が二つ、背後に建つ高層ホテルからは丸見え、かけ流しの湯はそのまま海へ、したがって石鹸の類は使用できない、抜けるような青空のもと、1時間くらいい海抜ゼロメートル、波打ち際の湯に沈んでいた、アルカリ湯なので肌の表面はツルツル、湯に浸った後は、紀伊半島南端の潮岬へ向け海岸線を南下、紀伊半島は鉄路では最近も周ったことがあるが、車での回...紀州熊野街道をゆく(8日目)

  • お遍路逆打ち1番札所で結願そして(7日目)

    打ち終えてふりかえる先枯れすすき今朝の気温4℃、師走とはいえ、四国は本当に寒い、東の空から美空ひばり、真っ赤な太陽、四国八十八か所札所、うるう年の逆打ち、いよいよ打ち止め、最終章を飾るにふさわしい、神々しいまでの朝日を拝む、ここから1番札所の霊山寺、ほんの2キロに満たない距離、万感の思いを抱き山門をくぐる、本堂と大師堂それぞれ、いつもよりゆっくり、一語一語をかみしめながらの読経、思えば、あっけなくも、壮絶だったような八十八か所、達成感とともに、300段や500段、いくつもの石段を登り、膝や腰の痛みを隠せなかった旅人、気がついたら、痛みもすっかり忘れている、心が洗われるとは、こういったことを言うのであろう、八十八番札所大窪寺の門前には、お遍路の旅を終えた巡礼人のために、打ち込みうどんと称するうどん屋があるが...お遍路逆打ち1番札所で結願そして(7日目)

  • お遍路逆打ち11番から2番(6日目)

    冬枯れの遍路みちゆく巡礼のうるう年、四国八十八か所札所、お遍路逆打ち、いよいよラストラン、修行の念を胸に刻みながら、最後のお勤めを、穏やかな冬の陽ざしを背に受けて、吉野川にかかる沈下橋、眺めているとふと、あの方の姿を彷彿と、そう、ぶらチャリのあのお方、こころ旅、とうちゃこ、火野正平氏、沈下橋を渡っていたなあ、ラストランとなる逆打ち、火野正平氏の足跡に敬意を表して、車載のチャリ男君を出動させよう、ということで、11番札所藤井寺の無料駐車場から山門までの往復、それと、3番札所金泉寺と2番札所極楽寺との往復、のどかな遍路道、万感の思いを乗せて、とうちゃこ、ところで、時間的にはすぐ近くの1番札所霊山寺、難なくとうちゃこ、とできるのだが、これまでの苦行の旅路、今夜ゆっくり噛み締める時間を作る、ということで、明朝清々...お遍路逆打ち11番から2番(6日目)

  • お遍路逆打ち23番から12番(5日目)

    寒風に笠おさえゆく遍路びとうるう年、6倍のご利徳との説、一念発起の逆打ち、お遍路の修行旅もいよいよ大詰め、奥村チヨ、終着駅が見えてきた、~落ち葉の舞い散る停車場に~きょうから徳島鳴門エリアに入る、ほとんどが市街地近距離内に集中、頑張れば一気に達成できる、その前に難所といわれる、標高600m級の21番札所太龍寺と、900m超級の12番札所焼山寺、実は、昨日からの天気予報を見ていると、平地部はおおむね冬晴れの好天のようだが、四国の標高の高い山地では積雪の予報、山を見れば雪雲がかかっている、2年前の順打ちでのお遍路の際には、太龍寺へは険しい山道を車で登ったが、ここにはロープウエイが通じている、今回は雪道の心配もあるので、利用させていただく、20分おきに運行されている、所要は10分程度、麓のロープウエイ駅はみぞれ...お遍路逆打ち23番から12番(5日目)

  • お遍路逆打ち27番から23番(3日目)

    秋冷の室戸の岬につむじ風黒潮の流れる室戸岬道、夜間の寒さも幾分和らいでいるよう、今日は室戸岬を回り、徳島県に向かう、室戸岬の先端、海岸線の地形が鈍角なので、どの地点が先端なのかよくわからない、岬を回ると人家もなくなり、海岸の景色も一変する、室戸岬灯台裏にある24番札所最御崎寺から、徳島県に入り23番札所薬王寺まで、79キロも離れている、おそらく八十八か所札所のなか、最長札所間の区間だと思う、歩きお遍路の方々も見かけるが、申し訳ない思いで追い越させていただく、南無大師遍照金剛、徳島県の県境、甲浦(かんのうら)までは以前、徳島から鉄道で結ばれていたが、廃線後の鉄路をそのまま活用し、バスに通常の道路用のタイヤと、鉄路用の車輪、二足のわらじを履かせ、鉄陸両用車両を地域の足として走らせている、世界初の取り組みだとし...お遍路逆打ち27番から23番(3日目)

  • お遍路逆打ち36番から28番(3日目)

    錦秋路龍馬にさそわれ桂浜さあ、うるう年のお遍路逆打ち、後編を今日から始める、実は昨日、予定より早めに宿営地へ到着したので、近隣の30番善楽寺と29番国分寺、二つの札所の巡礼を済ませていた、順序が前後したが、本日の分として編入することにした、久しぶりなので、参拝の手順や読経の調子、最初は手間取ったが、午後からは調子を取り戻せたような、海岸線に沿った遍路路なんだが、意外にも各札所のお寺は山上の山寺、ターボエンジン全開で登る、それにしても、各札所とも、紅葉がすごくきれいだ、この数年、北の大地や信濃路への紅葉狩り、期待して訪れたと思うが、近年にないまさに燃える秋、今年の色づきは遅れたようだが、いい時期に来れたと思う、明日は室戸岬を回り、徳島県へ進められそうだ、36番札所青龍寺35番札所清瀧寺34番札所種間寺33番...お遍路逆打ち36番から28番(3日目)

  • 瀬戸大橋をわたって(2日目)

    雪だより比叡おろしの風はこび宿営した名神高速道、琵琶湖大津サービスエリア、今朝の気温2℃、マイナス25℃耐寒仕様の寝袋、ホッカイロを抱えて芋虫状態、カセットコンロでお湯を沸かそうにも、低温のためガスボンベの圧力が弱く用をなさない、あきらめて売店のコーヒー購入、雲海たなびく高速道へ突入、まだ明るくならない6時前、四国を目指し走り始めた、京都大阪間の交通量、夜明け前なのに相変わらず凄い、また路線も複数あったり、よそ者にとってハードルが高い、高槻からは新名神へ分岐、そのまま山陽道を岡山方面、瀬戸大橋を渡り、善通寺ICで高速を降りた、琴平では駅舎訪問、金毘羅さんへ登山参拝を考えたが、今回はお遍路のお寺回りなので趣意違いで断念、四国の中心、阿波池田駅舎からは、小歩危峡谷の小歩危駅舎、大歩危峡谷の大歩危駅舎、橋上駅と...瀬戸大橋をわたって(2日目)

  • お遍路逆打ち再開するよ(1日目)

    あしびきのあづま野山枯れすすきはや師走、今年もひと月を切った、10日前までは地球の裏側にいた、これで、今年は旅納めとも思ったが、そういえば、四国八十八か所札所、お遍路逆打ちの後編が未達のまま、お遍路のご利益は、逆打ちだと2倍、さらにうるう年だと3倍と聞いている、ようは、うるう年にあたる本年、逆打ちで回れば、6倍の徳を得られる計算、そう思い立ち、この2月29日に88番札所の、香川県さぬき市の大窪寺を皮切りに、愛媛県方面へ反時計回り、足摺岬を回り、37番札所、高知県四万十町の岩本寺まで、周ったところで中断切り上げていた、残り36番から1番まで、年内のどこかでと、宿題となっていた、年の瀬を控え、なんとか年内にミッションを終えねばならない、そんな事情があって、予定を組んで出かけることに、とりあえずは高知県まで直行...お遍路逆打ち再開するよ(1日目)

  • 秋止符のビーチにて

    コンドルの飛游姿思ふ秋なぎさ17日間で地球を一周してきた、壮絶な旅だったような、とりあえず無事に帰還できた、1か月前、ここサザンビーチのベンチに腰掛け、烏帽子岩のはるか彼方、水平線の向こうに思いを馳せていた、あのときのビーチは、まだ半袖の季節だったが、ひと月が経った今、すっかり晩秋の候、季節も時差も真逆の土地で、高山病に苦しんだ日々を送り、帰ってきてからもう10日になるが、体内時計の狂いがなかなか戻らない、師走の候、年末の蕎麦打ちの段取りをする中、今年も旅納めとも思っていたが、そういえば今年はうるう年、未達の旅をひとつ棚上げにしていた、今年中に終えなければならない、ミッションが未達のまま、相棒Ⅲを車中泊仕様に組み立て、取り急ぎ支度を済ましてきた、旅人本来の股旅スタイルに戻そう、明日出かけることにしたヨ、サ...秋止符のビーチにて

  • 地球一周の旅これにて(17日目)

    ゆき暮れて旅人の背に木枯らしのバンコクの巨大ハブ空港、スワンナプーム空港、混雑がすごいので早めに戻ってきた、搭乗券はパリですでに発券済み、そそくさと出国審査をすませラウンジへ、今回の旅はすっかりラウンジの世話に、食費をかなり浮かせることができた、ソファーでビールをいただきくつろいでいると、出発便の表示画面にDelayの赤表示が、先日のラパス空港といい、またしても最後の最後まで、出発遅れの洗礼、じつは、この便の当初の羽田空港到着、今夜22:30予定だった、出発が1時間半遅れということは、羽田着24時、本日中に湘南ベースに帰れないではないか、京浜急行線を利用するのだが、23:40の羽田発がリミット、羽田周辺のホテルは、インバウンドによる需要も増え、当日の予約はまず無理、翌朝始発の5時半まで空港野宿、これしか選...地球一周の旅これにて(17日目)

  • 冬パリから夏バンコク経由(16日目)

    冬はしり朝霧にじむ雲海の三日間滞在した初冬のパリ、ベルサイユ宮殿は残念ながら雨中、翌日今日は一転冬晴れ、朝食を済ませ空港へ、新装なった近未来的デザインの空港第1ターミナル、高給ブランドショップが軒を連ね、まるでショッピングセンター、予約の便は、12:30のタイ航空バンコク行き、パリから日本への便、直行便が楽なのはその通りだが、経由便にすればかなり安くなる、北京や上海経由の中国のエアラインが最安だが、今回はタイ国際航空を選択、この夏にラオスへ行った際、バンコクには立ち寄ったばかりだが、もう一度ということで、バンコクでの乗り継ぎが8時間、街歩きにちょうど良い、バンコクの到着は翌朝6時、乗り継ぎのバンコク発東京羽田行きは14:50、その時間を利用して、黄金の涅槃像のあるワットポー寺、前回行っていないのでこの機会...冬パリから夏バンコク経由(16日目)

  • ベルサイユのバラード(15日目)

    枯葉舞う郷に冬は遠からじパリ最後の日、昨夜からの雨が残っている、今日は地下鉄と郊外電車C線、ゾーン4エリアと市内乗り放題チケット、14.35ユーロ、2300円をICカードにチャージ、乗り継いで約1時間、ベルサイユ宮殿へ、マチュピチュ遺跡同様、ここも世界からの旅人で激込み、時間別の入場になっていて、早めにネットで購入する必要がある、旅に出る前に9時半からの入場枠を購入済み、23ユーロ、3600円は結構な商売だ、ルイ王朝時代の栄華を見せつけられるわけだが、たしかに荘厳な芸術作品ではあるが、よく見ると修復の必要性や、風化した傷などが目についてしまう、天気が良かったら、広大な庭園を回ることもできたが、小降りではあるが雨も止まないので、全部を回ることはできなかった、~降りしきる雨の歩道~、湯原昌幸、雨のバラードだっ...ベルサイユのバラード(15日目)

  • パリの異邦人(14日目)

    木枯らしに首をすくめる街すずめ少し年季が入ったホテルだが、しっかりリニューアルは施されている、朝食のメニューも豊富でよかった、温泉卵もセルフで作れる、しっかり腹ごしらえのあと、今日はパリの街歩き、深まる秋模様のなか、出かけてくる、とりあえずはセーヌ川だろう、地下鉄の乗り放題チケットだが、ちょっと旅人にはハードルが高そう、頑張って理解したうえで駅の窓口へ、ところ変わればシステムも異なる、まずNaviGoEasyというICカードを購入、カード代は2ユーロ、310円、そこに1日乗り放題の情報を追加、乗れる範囲によってゾーン別になっている、合計8.65ユーロ、1300円、オリンピックの期間は2倍に設定されていたらしい、セーヌ川は火災で休業改修中の、ノートルダム寺院の前からスタート、続いて凱旋門、そしてエッフェル塔...パリの異邦人(14日目)

  • 翼よあれがパリの灯だ(13日目)

    秋燃えてふりむく方の頬染めぬ二晩連続の深夜便、さすがに堪える旅人であった、パリの玄関シャルルドゴール空港、予定通り9時少し前に着陸、ニューヨークからのデルタ便、ほぼ満席の人気路線のよう、ドゴール空港はとてつもなく広い空港で、搭乗口から入国審査場まで、歩く距離がとにかく長い、入国審査はすべて自動化されている、予約しているホテルまでは、電車と地下鉄で1時間ほど、11.8ユーロ、1800円、13時まではチェックインできないので、空港のマクドナルドで朝食と休憩で過ごす、マックのカフェラテ800円、恐ろしい時代になってしまった、ニューヨークもそうだが、パリも大都会、しかもオリンピックバブルの直後、とにかくホテル代が高い、普通のアパホテル級でも3万円は下らない、今回は3泊の予定、シャンゼリゼ大通りや、セーヌ川近くのホ...翼よあれがパリの灯だ(13日目)

  • ニューヨーク乗り継ぎ(12日目)

    落ち葉踏みセントラルパークジョンレノン南米ウユニまで訪ねたこの旅、そろそろ帰路に就くのだが、とにかく日本とは地球の反対側、もっとも遠い場所からの帰路、球体のもっとも離れた2点を結ぶ円周、数学的には無限に存在する、来た道とは真逆に進んでも、帰路の距離は同じ半円周軌道、それならばと、太陽の進路とは逆に東に進んだこの旅、そのまま戻らないで、地球の自転に合わせて西から東へ進めば、出発点の日本へ戻れる、地球上を東にまっすぐ進めば西から元に戻る、当たり前に理解していることだが、この旅で実際にやってみることにした、ところで、リマでのニューヨーク便への乗り継ぎ、どうだったんだ、ラパスを3時間遅れで出た時点では正直、絶対無理だろうと思っていた、ラパスからリマに到着し、入国審査を終えバゲージクレームに行ってみると、幸運にも預...ニューヨーク乗り継ぎ(12日目)

  • 高度4千Mの街にて(11日目)

    秋冷の朝の珈琲湯気眼鏡ウユニを離れ帰途に就く、しかしながら、南米の移動はとにかく複雑、どのルートを組み合わせるのか、どれが安近短なのか悩ましい、日本へ向かうため南米を離れるには、ペルーのリマかブラジルのサンパウロ、この辺りを出口にするのが普通の様、最後まで悩んだが、ペルーのリマから北米に向かうことにした、ところが、来るときもそうだったが、ウユニへの接続便がとにかく不便、ラパスとウユニを結ぶ便、サイトで予約できる航空便は日に1便しかない、今朝は9:15発のラパス行きを予約しているが、1時間半のフライトでラパスで乗り継ぐその先、リマからのニューヨーク便は夜中、日付が変わって00:15発の深夜便、そのため、乗り継ぎのラパスで9時間も時間が空く、それならということで、標高4000メートルの天空都市、ラパスの街めぐ...高度4千Mの街にて(11日目)

  • ウユニ塩湖(10日目)

    秋くれて渡る鳥の野にさわぎボリビアのウユニ、標高3600m、このところずっと、、富士山より高いところに滞在、いつのまにか高所への適応が備わってきている、息苦しさも意識しないようになってきている、さて今日は、ウユニ塩湖への終日ツアー、ツアーの車はトヨタの4WD、朝10時半にホテルに来てもらう、いくつかの旅行社の車列が連なる、乗車した車には、ブラジル、メキシコ、ボリビア人、そして日本人の6名4か国編成、ガイドの運転手はスペイン語、なかなか理解できないところは、ブラジル人の青年が英語で解説してくれる、こんな国際交流もあるんだろう、ウユニ塩湖の塩や鉱石の運搬で、鉄道網が充実栄えていたのは今は昔、廃線になった鉄路は列車の墓場に、そんな史跡やお土産店を回る、お決まりのコースは仕方ない、11月のウユニ塩湖は、乾季から雨...ウユニ塩湖(10日目)

  • 塩のホテル(9日目)

    秋冷えに雲のながれる旅の空オールナイトの、3路線乗り継ぎフライト、さすがに身に堪えるような、砂漠の街ウユニ空港到着は朝の10時前、事前情報では、このフライトには多くの日本人が、とのことであったが実際は、多くの韓国人中国人グループが同乗していた、空港には現地の旅行社だろうが、ハングル文字のユニフォーム、熱烈歓迎の出迎えであった、自国での大掛かりな集客をしているのだろう、それにしても日本人はどこへ行ったのか、さて予約しておいたホテル、塩のホテルとの見出し、ウユニ塩湖の塩での内装とのこと、部屋にある椅子もテーブルも、みんな塩でできている、空港からウーバーでタクシーを呼ぶも、待機の車両がいないとのこと、仕方なく空港待機のタクシーと料金交渉、30ボリビア―ノ、600円、まあ相場であろうとして利用した、ホテルはチェッ...塩のホテル(9日目)

  • ボリビアってどこだ(8日目)

    いにしえの路をたどれば枯れすすきクスコの街の中心部、高台にあるヒルトンガーデンホテル、朝食会場にはアルパカも登場、今日の予定、夕方まではクスコに滞在、インカ帝国時代の首都、いくつかの史跡を回ってみる、夕方空港へ向かい、ナイトフライトを3路線乗り継ぎ、ペルーの隣国ボリビアへ向かう、目的地のウユニには明朝8時過ぎに到着予定、ここクスコは標高3400m、これから向かうボリビアの主要都市ラパス、なんと標高が4000m超、ここの空港は世界最高所になるそうだ、さらに空気も薄くなる、そんな場所に行って、本当に大丈夫なのか、コカキャンディが頼り、ボリビアってどこだ(8日目)

  • ふたたびクスコ(7日目)

    秋冷の谷わたる風襟を立てインカ遺跡の村、オリャンタイタンボには2泊できた、遺跡文化に堪能した次は、標高3400m、ふたたびクスコに戻る、高所への適応はもう大丈夫だと思う、道中の手段としてはバスかタクシー、所要時間は1時間半から2時間、宿に相談したら、コレコクティーボタクシーをすすめられた、タクシーの客定員4名が揃えば、ひとり15ソル(600円)、村の広場が乗り場とのこと、時間帯が昼前だったからだろうか、我々2名以外に客が集まっていない、運転手が4名分2400円出してくれれば、2名貸し切りで出発するとの提案、どうも出来レースのようであったが、まあ妥当な線だろうとして、2名貸し切りでクスコへ向かうことになった、往きの列車線路と並行する道であったが、また異なる車窓を楽しめた、貸し切りだったので、予約していたクス...ふたたびクスコ(7日目)

  • インカ遺跡の街へ(6日目)

    秋うれふインカの道につむじ風まさに日本とは地球の裏側、南半球なので時差だけでなく、季節も真逆、ここらで旅人に少し休養を、ということで2泊、オリャンタイタンボ村に滞在する、宿からは目の前の山肌に、階段状に展開される遺跡群、ただただ圧倒されるばかり、雨季シーズンに入る12月から、5月くらいまでは、クスコからの山岳峠越えの鉄道、雨による軌道床の不安定さから運行できないので、マチュピチュへ向かうルートとして、クスコからここまではバスかタクシー、ここオリャンタイタンボ駅から、マチュピチュまでが鉄道ルートとなる、したがって多くの旅行者がこの地を訪れるも、乗り換えのみで通過してしまう、しかしながらここオリャンタイタンボ村は、村全体が遺跡に登録されている、ガイドブックにも詳しくは載っていないが、そんな場所を通過するだけで...インカ遺跡の街へ(6日目)

  • コンドルは飛んでいたのか(5日目)

    アルパカの尾毛ゆらす秋の風昨夜はかなりの雨模様、枕元で雨音を聞いていたような、夜が明け窓の明かりで目覚める、外を見ると小雨模様、しかし空を見ると明るい、今日はマチュピチュ遺跡に上ってくる、この遺跡は今でも謎だらけ、インカ帝国がスペインにより制圧された16世紀後半、その後約400年間1911年に発見されるまで、ジャングルに埋もれていた空中都市、あの精緻な石組みなど、当時のどんな技術で建設されたのか、そんな謎に満ちた遺跡、まさにこれから上ってくる、ここマチュピチュの村は標高2000m、草津温泉とほぼ同じ、遺跡はここから登山バスで400mほどの場所、前日のクスコより1000mも低いので、高山病の症状はまったく感じない、あとは雨が上がるのを祈るのみ、予約したマチュピチュ遺跡の指定入場時間は午前8時、遺跡巡りのコー...コンドルは飛んでいたのか(5日目)

  • インカの谷を辿れば(4日目)

    旅ゆけば風に吹かれて秋の空早朝5時起き、6時からのホテルの朝食、食している時間が無いので、前日に頼んでおいた朝食BOX、受け取ってチェックアウト、徒歩10分のクスコの鉄道駅、サンペドロステーション、ここからマチュピチュ村まで、ペルー鉄道で4時間半、列車は7:30定刻に発車、クスコの街を見下ろしながら、幾度かのスイッチバックを繰り返し、峠道を登っていく、篠ノ井線の姨捨駅や、いまは不通になっている、肥薩線の矢岳峠越えの比ではない、迫力十分のスケール、テレビで観たことはあったが、世界の車窓から、鉄道ファンならずともたまらない行程、峠を越えた列車、峡谷に沿って標高を下げていく、高山病の症状が、いくぶん和らいでいくのを実感、列車はマチュピチュ村には、正午過ぎに到着、明日の遺跡への登山に備え、今日の午後は宿でくつろぐ...インカの谷を辿れば(4日目)

  • 人生初の南米大陸(3日目)

    秋深くはるかいにしえ旅の衆昨夜遅くニューヨークJFK空港から、南米大陸コロンビアの首都、ボゴタで乗り継ぎ赤道を南下、アマゾンの大河の支流を眼下に眺め、ペルーのクスコには本日昼前に到着、、クスコの空港からは、予約済みのホテルへ、Uberによるタクシー利用、運転手との料金交渉も不要だし、スペイン語もわからないので、ここは便利な先端技術を利用する、ホテルはクスコの中心部、アルマス広場近く、たいがいのところへは歩いて行ける、標高3400メートルの古代都市、覚悟はできていたが息苦しい、酸欠症状の高山病、草津温泉から志賀高原へ抜ける、国道最高地点渋峠でも2600メートル、富士山にも上ったことが無い、人生初の最高標高到達、人により個人差があるらしいが、歩いたりしゃべったりすると、症状が強くなるのを実感、ホテルのロビーに...人生初の南米大陸(3日目)

  • 北米大陸横断(2日目)

    たそがれて旅の枕に鈴虫のアメリカのテレビ、大統領選挙の開票、すべてのチャネルがジャックされている、かといって街中の、人々の様子は何も変わらない、早朝の宿を出て、パウエル駅からBARTに乗り、空港へ急ぐ、朝食はラウンジで無料でいただく、サンフランシスコ空港発、0930デルタ航空、大陸横断直行便は満席状態、ニューヨークJFK空港着は1818、西海岸とは3時間の時差、このくらいの体内時計調整は問題ない、せっかくのニューヨーク、マンハッタンに出たいところだが、5時間の乗り継ぎ時間では厳しい、ここは空港にとどまり、VIPラウンジで無料の夕食、今日の食費もゼロ、ニューヨークからはカリブ海、メキシコ湾を越え南へ向かう、2335発のアビアンカ航空の夜行フライト、コロンビアの首都ボゴタで乗り継ぐ、トランジットの時間は2時間...北米大陸横断(2日目)

  • コンドルは飛んでいるのか(1日目)

    秋なぎさ潮の騒ぎはやん衆のなんだかんだの円安基調、異国での消費活動、気は沈むが、やりくりするしかない、とりあえず、少額のマネーを米ドルに両替、移動中の食費は徹底節約、出発前の食事もラウンジの無料ご飯、搭乗する便は、JALの子会社ZIPエア、LCCなので食事も水も有料、荷物も無料基準のひとり7キロ以内、がんばって重量を減らした、成田空港を21:15出発、日付変更線を越え、サンフランシスコ着は同日13:15、西海岸は20年ぶりか、体内時計の時差調整のため、この日は当地で一泊、予約したホテルは市内中心エリア、地上交通費も極力節約、昨今の交通費の高騰には驚かされる、空港からはSamTransバス、市内中心部まで$2.05の格安、宿に荷物を置きCLIPPERセンターへ、GLIPPERシニアカードをゲット、カード発行...コンドルは飛んでいるのか(1日目)

  • 誰もいない海

    秋なぎさよせる波のうれい笛いまはもう秋、誰もいない海、知らん顔して、人がゆきすぎても、かと思いきや、湘南のビーチはそれなりに、先日は北の国から錦秋行脚、大雪山のふもと、ひと足早く秋をさきどり、北の大地はすでに秋本番、というかもう雪だよりも、ここサザンビーチはまだ半袖、秋の深まりは、もう少し先なんだろう、ぼんやり渚に腰を掛け、寄せる潮騒をBGM、烏帽子岩越しに水平線を眺める、あの海の彼方、地球の裏側に思いを馳せる、サイモンとガーファンクル、コンドルは飛んで行く、本当に飛んでいるのか、谷底を見下ろして、この目で確かめてきたい、ここから東にずっと進めば、コンドルが飛んでいる谷間へ、そして、さらに東へ、すると、西から再びここに戻ってくる、わかってはいることだが、いつかはと、引き出しの片隅に潜ませている、航空便の手...誰もいない海

  • 北の国から燃える秋(4日目)

    哀愁の鉄路まぼろし枯草の北の街ではもう、哀しみを暖炉で、燃やし始めてはいなかったが、大地の秋は確かに燃えていた、4日間、早足での放浪であったが、一年ぶりの定線観測、満足の旅だった、かな、旭川空港正午発、成田行きのジェットスター、搭乗前の少しの間、美瑛のパッチワークの丘を訪問、冬のおとずれ間近、シチューのCMに使えそうな景色、このあたりで見納めとしよう、成田空港着、ラウンジ利用でご飯を頂き、夕刻に湘南ベース帰還、北の国から、燃える秋、これにて、北の国から燃える秋(4日目)

  • 森と泉にかこまれて(3日目)

    さいはての森と泉に雪虫の十勝平野の朝、秋空がすがすがしい、昨日とうって変わり、青空が広がっている、シチューのCMに使えそうな景色、この秋の新そば粉を求め、十勝平野を鹿追の街へ、ここも毎年お世話になっている、道の駅しかおい、昨年の年越しそばも此処の粉、物産店で今季新そば粉を入手、戻って試作してみる、評価がよければ年末にネット発注、新得からは狩勝峠越え、日本三大車窓のひとつ、十勝平野が一望できる、高倉健主演映画、『鉄道員・ぽっぽや』舞台となった幾寅駅、映画のセット、そのまま保存されるようだ、もうひとつの、倉本総原作ドラマ、『北の国から』冒頭のシーン布部駅、ここの二つの駅とも根室本線、富良野~新得間、今年春に正式に廃線、もう列車が走ることはない、草に埋もれた線路が哀しい、大雪山の裾野、青い池、観光客はほぼ外国人...森と泉にかこまれて(3日目)

  • 秋さがし北の国から(2日目)

    秋さかり北の国から香澄雲ブルーコメッツではないが、雲が流れる、北国の街、期待したのだが、あいにくの曇り空、能取岬から網走方面、オホーツクの秋の海、予定していたが、景色が期待できないので断念、進路を内陸部へ、美幌峠を越えると霧も晴れ、屈斜路湖の秋景色、夏には大勢いたであろう、観光客も姿を見ない、湖畔の大自然を独り占め、毎年お世話になっている、道の駅摩周温泉、天然水をいただいて、弟子屈ラーメン本店、開店と同時に大盛況のよう、布施明、霧の摩周湖、すぐそこだが、厚い雲が覆っているので、今回は断念、阿寒横断往路を阿寒湖へ、アイヌコタンに立寄り、松山千春、旧足寄駅、士幌から音更を経て、帯広駅前まで到達、今日はここまで、天然温泉の宿に投宿、天気もなんとか持ってくれた、ご当地食の豚丼で締めとする、本日の宿営地帯広駅前H秋さがし北の国から(2日目)

  • 北の街ではもう(1日目)

    ふりむけば木葉をゆるがす秋の風北の街ではもう、哀しみを暖炉で、燃やし始めてるらしい、のか、長かった熱帯夏模様、ようやく季節はうつろぎ、空にはうろこ雲、秋の風情に浸れるようになった、とはいえ、関東エリアはまだ半袖、秋の夕日に照る山、紅葉はもう少し先なんだろう、昨年の今頃は車中泊股旅、秋盛りの北の大地を回っていた、思えばこの1年、津軽海峡を渡っていなかったようだ、ならば、ひと足早く、燃える秋を見てみたい、そんな思いで成田空港へ、北国行きのジェットスター、旭川空港には定刻11:20到着、予約しておいたレンタカー、美瑛の丘を少し眺めた後、石北峠を越え、サロマ湖へ、サローマの休日、夕日を眺め、北見まで来たところで、今日はここまで、本日の宿営地北見駅前H北の街ではもう(1日目)

  • 秋の気配(4日目)

    すず虫の聲にさそわれ風さわぐ八ヶ岳高原、22℃朝の空気、すっかり秋めいている、草津温泉から、白樺湖、蓼科高原、ひと足早い秋の旅、とりあえずここまで、南アルプスのふもと、白州で天然水の補給を終え、甲府盆地へ、ここはまだまだ夏盛り33℃、逃げるように荷坂峠を越え山中湖、白鳥の湖でひと休み、26℃、そのまま246で帰路へ、まだまだ夏模様の関東地方、昼過ぎには湘南ベース着、予報によれば、来週半ばには秋の空気、本当に入れ替わるのだろうか、オフコース、秋の気配、~あれがあなたの好きな場所港が見下ろせるこだかい公園~本日の走行距離157.7kmこのたびの総走行距離581.1km秋の気配(4日目)

  • 秋はしり風来旅(3日目)

    ゆき暮れて湯山をくだる秋はしり今朝の気温18℃、朝日に輝く初秋の高原、季節は確かに移ろいでいる、関東平野部はまだ酷暑模様、気象ニュースによれば、来週半ばになれば、秋の空気と入れ替わるらしい、それを信じて戻ってみよう、昼まではここに滞留、なごりは惜しいが、締めのハシゴ湯三昧としよう、たかだか3日目にすぎないが、医者いらずとも言われる、草津のpH2.2強酸性湯、足裏の皮膚疾患、湯治の効果が実感できる、たいしたものだ、後ろ髪を引かれる思いだが、湯山を下る、JR吾妻線の終着駅、大前駅と万座鹿沢口駅、菅平高原のふもとから、千曲川を渡り、白樺湖を目指す、蓼科高原エリアも、夏の賑わいも消え、すっかり人の姿が見えない、井上陽水、夏の終わりのハーモニー的、個人的にも好きな駅の一つ、TVドラマでも有名になった、信濃境駅を表敬...秋はしり風来旅(3日目)

  • 流浪の旅人(2日目)

    すず虫の聲に似たるやしたり湯の秋はしり、セカンドベースの草津温泉郷、高原の朝は18℃、酷暑続きに疲労した身に、なんと清々しいことか、朝日を拝んだら、そのまま共同湯をはしご、寝起きの三湯、宿営地道の駅、同じような放浪の旅人、ひとりふたり。。。、まるで同志のような、さすらいの旅人、連帯感にも似た不思議、語るでもなく問うでもなく、ただ己の趣にしたがい、時を過ごしている、日中の気温24℃、すっかり秋めいた空気のなか、なにもせず、タオル片手に温泉街を徘徊、軒先の秋花を愛でながら、日の暮れるまで、ひたすらに、ひねもすのたりのたりかな、丸山圭子、どうぞこのまま、~どうぞこのままどうぞこのままどうぞやまないで~本日の走行距離実質ゼロ本日の宿営地道の駅草津運動公園流浪の旅人(2日目)

  • 湯けむり秋さがし

    鈴虫の草に踏み入る旅の衆初秋とは名ばかり、9月も半ばになろうというのに、連日30℃を超す猛暑の毎日、避暑地への逃避と言い、ららぽーとだの、アウトレットだの、逃げ込んでいる、夏は終わらない、ならば逃げるしかない、そんなこんなで、セカンドベース、草津温泉郷へ逃げ込むことに、湘南ベースを、日が昇る前に出発、東京湾岸沿いに首都圏を貫通、大宮での所用を済ませ、上州方面を目指す、日本一暑い街熊谷は33℃、渋川から八ッ場ダムへ、高度を上げていくと、気温はどんどん下がる、15時には、草津湯畑に到着、気温は24℃、ちいさい秋見つけた、カナ、とりあえず、駆けつけ三湯、至福のひととき、むかしこんな唄があった、本田路津子、~秋でもないのに人恋しくてさみしくてだまっていると~本日の走行距離278.8km本日の宿営地道の駅草津運動公...湯けむり秋さがし

  • 飯田線夏模様

    旅ゆけばかほりゆられり夏列車ついこの間まで、愛の国ガンダーラ、旅の余韻さめぬまま、夏列車の旅人、青春18きっぷ、首都圏からの日帰りルート、たくさんあるが、最強クラスの飯田線完乗ルート、過去に何度か挑戦しているが、今年もまたトライしてみる、飯田線、愛知県豊橋駅から、長野県辰野駅まで、総距離196.7km区間内駅数94、平均駅間距離2.1km、区間内には、日本一秘境駅とされる小和田駅、自分的には室蘭本線小幌駅なんだが、天竜川の河岸段丘に沿い、列車の平均時速30キロ程度、のどかな山岳ルート、今回のルート茅ヶ崎04:59-06:11橋本06:19ー06:30八王子06:35-09:43岡谷09:45-16:16豊橋16:23-16:57浜松18:38-21:23熱海21:26-22:13茅ケ崎岡谷ー豊橋間の6時間...飯田線夏模様

  • 真夏の夢枕(16日目)

    ひぐらしの聲に起こさる夢枕チャオプラヤ川の朝、井上陽水風に、~ホテルはリバーサイド食事もリバーサイド~大都会バンコクの朝、リバーサイドホテル、部屋代をケチったので、部屋からのビューはかなわなかった、ルーフトップのレストラン、なかなかの景色のなか、朝食をいただく、贅沢至極、半月前に青春18きっぷ、長崎での所用を済ませ、福岡空港からバンコクへ、「愛の国ガンダーラ」をテーマに、ラオスへ陸路国境越え、世界遺産登録の故宮、ルアンパバーン、大河メコンに身をまかせ、ひとときを過ごした今回の旅、このあたりで閉じることにする、かな、十数年ぶりのアジアへの旅、世の中の偏移を目の当たりに、そんな中、なにも足さず、なにも引かず、昔のまま残されている姿も、あらためて時間の流れを実感、いい日旅人、だったような、帰国の便はスワンナプー...真夏の夢枕(16日目)

  • 真夏の夢枕(16日目)

    ひぐらしの聲に起こさる夢枕チャオプラヤ川の朝、井上陽水風に、~ホテルはリバーサイド食事もリバーサイド~大都会バンコクの朝、リバーサイドホテル、部屋代をケチったので、部屋からのビューはかなわなかった、ルーフトップのレストラン、なかなかの景色のなか、朝食をいただく、贅沢至極、半月前に青春18きっぷ、長崎での所用を済ませ、福岡空港からバンコクへ、「愛の国ガンダーラ」をテーマに、ラオスへ陸路国境越え、世界遺産登録の故宮、ルアンパバーン、大河メコンに身をまかせ、ひとときを過ごした今回の旅、このあたりで閉じることにする、かな、十数年ぶりのアジアへの旅、世の中の偏移を目の当たりに、そんな中、なにも足さず、なにも引かず、昔のまま残されている姿も、あらためて時間の流れを実感、いい日旅人、だったような、帰国の便はスワンナプー...真夏の夢枕(16日目)

  • 迷宮の旅アユタヤ(15日目)

    ヒグラシの聲にさそわれ旅枕さて、ふたたび喧騒の街、真夏のバンコク、大都会の喧騒を避けて、アユタヤ遺跡へ向かう、ここドンムアン駅からは北方面へ鉄道、アユタヤ駅までは約1時間、3等座席指定で、20バーツ、90円、冷房は扇風機のみ、チェンマイ行きの列車は窓全開で北へ、見渡す限りの農地を眺めながら1時間、かつての王朝を偲ばせる街、アユタヤへ到着、トゥクトゥクの強烈な誘いを退けて、運河の渡し船乗り場へ、船賃10バーツ払って向い岸へ、あまりにも日差しが厳しいので、周遊時間を3時間と決めレンタサイクル、王朝時代の遺跡や遺構をひと回り、熱射病寸前で切り上げた、戻りはアユタヤ駅から、旧バンコク中央駅の、終着フアランポーン駅まで、1時間半3等自由席で15バーツ、駅構内は1週間前に来たばかりだが、JRから譲渡された車両を確認、...迷宮の旅アユタヤ(15日目)

  • ガンダーラ宇宙への旅(14日目)

    夏草のかほり踏みゆく旅人の愛の国ガンダーラ、勝手にそう定めうたかたを、大河メコンの流れ、身をまかせて漂流していた、残されたアジア最後の秘境、ルアンパバーンを今日離れる、十数年前に続いての再訪、中国ラオス新幹線の、新たなアクセス開業により、秘境とまでは言えなくなったような、しかしながら、大河メコンの悠々たる流れ、過去から脈々と続く托鉢の儀式、住民の方々の日々の営み、昔のまま何も変わっていなかった、秘境は秘境のままで、愛の国ガンダーラ、そのままであってもらいたい、また逢う日まで、ガンダーラを思い続けたい、さて、来るときはバンコクから、『深夜特急』で国境越え、ビエンチャンでの危うくも、不便な乗り継ぎ、中国ラオス新幹線では、難易度の高いチケット予約、苦労してルアンパバーンにたどり着いた、戻り路は陸路はやめて、ルア...ガンダーラ宇宙への旅(14日目)

  • 追いかけてガンダーラ(13日目)

    わくらばの川面に浮かべ夏の午後宿を移った、二階の部屋のバルコニー、正面ではないが横を向けば、メコンの支流ナムカン川、雨季で流れの早いメコンとは異なり、こちらの水流は穏やかだ、メインの観光スポットからは離れていて、閑静なエリア、リバービューのバルコニー、贅沢な時間を過ごせる、今日は宿の前にある小高い丘、ランドマーク的、プーシーの丘に登ってみる、ピークからは360度、ルアンパバーンの街並みが見下ろせる、メコンとナムカンの二つの川に挟まれた、王宮都市の所以が理解できる、酷暑の中で汗だくでの山登り、四国八十八カ所お遍路で鍛えてはいるが、結構な体力を消耗した、下山後はメコンリバーサイドのカフェ、ここで食したカオソーイ、意外ではあったが、自分的には一番の評価かな、35,000キープ、250円、そのあとはAmazonC...追いかけてガンダーラ(13日目)

  • 勝手にガンダーラ(12日目)

    陽炎は憂鬱の午後旅人のガンダーラはどこにあるのか、インド北部からパキスタンへ、ペシャワールあたりだとの定説、このルート、沢木耕太郎が『深夜特急』で旅した、半世紀前とは大きく状況が異なり、今では政情や治安の不安から、簡単には行けなくなっている、~そこに行けばどんな夢もかなうというよ誰もみな行きたがるが遥かな世界~ゴダイゴがガンダーラで唄っている、『深夜特急』に感化された、老いた少年、気力と残されたわずかな体力、だけではなかなかたどり着けない、せめてガンダーラ、いっそガンダーラ、ここラオスのメコン川サイド、残されたアジア最後の秘境、かつての王宮都市ルアンパバーン、自分の中ではここもガンダーラ、勝手に決めさせていただく、十数年ぶりに訪れたが、中国ラオス新幹線で来れるようになって、街のなかは中国の団体観光客だらけ...勝手にガンダーラ(12日目)

  • いっそガンダーラ(11日目)

    夜明け前袈裟の流れに夏ぼらけ自分のなかでのガンダーラ、ここが愛の国ガンダーラ、と勝手に決め込んでやって来ている、故宮ルアンパバーンの朝は、修行僧たちの托鉢の儀式で夜が明ける、まだ薄暗い夜明けの少し前、毎朝5時半ごろから約1時間の間、市内のいたるところで繰り広げられる、多くのお寺に住み込んでいる修行僧たち、とくに幼い少年僧たちが多いのが特徴、この儀式を見るために、各宿に宿泊している観光客、多くの見物人に圧倒される、厳かな托鉢儀式は、過去から絶えることなく続いている、托鉢の見学を終え宿に戻りひと休み、朝食はメコン川沿いの宿提携のレストラン、メインのメニューは日替わりのようだ、昨日は中華風粥が美味しかったが、今朝は野菜焼きそば風、お粥のほうがありがたかったが、パン、クロワッサン、目玉焼き、フルーツ類は毎朝同じよ...いっそガンダーラ(11日目)

  • 川の流れのように(10日目)

    夏夢想川の流れに身をまかせ近所のニワトリの声で起こされる、遠い昔のあの頃に戻ったようだ、昨夜の国境越えの疲れ感が少し残る、この時季は雨季だけど今日も天気は良さそう、バンコクのような大都会とは空気も違う、まさに求めていた、愛の国ガンダーラ、宿が提携しているメコン川沿いのレストラン、悠久の大河を眺めながらのビュッフェ朝食、質素ながらもひと通りのメニューがあるが、メインは中華風粥、香港や台北のお粥にひけを取らない、3杯もお代わりした、いつもの朝マックとは違う、こんな贅沢な朝食はないだろう、メコンの流れに身をまかせ、1時間は過ごしたろう、昨日、ビエンチャン市内の両替所で、タイの2、000バーツをラオスの通貨に、1,380,000キープの札束となる、日本円だと8,000円くらいなんだが、なんだか金持ちになったような...川の流れのように(10日目)

  • 大河の国境越え(9日目)

    メコン川大河の滴(しずく)雨季さ中バンコクを昨夜20:25定刻に、出発した「深夜特急」、終着の国境の町ノーンカイに、予定の時刻になっても着かない、どうも1時間半ほど遅れるとのこと、そういえば昨晩寝台で幾度か目を覚まし、、途中でえらく長く停車しているなと感じていた、雨季なので夜間の雨がひどかったようだ、列車の遅れはアジアあるあるなんだろう、予定の国際列車乗り継ぎでは、ノーンカイを8:35発、メコン川の国境橋を越える、この友好橋は車道と鉄道の共用橋、一日2往復列車が通過する際には、車は通行止めになる、ラオスの首都ビエンチャンの新駅、所要時間はわずか30分だ、この「深夜特急」が延着するので、国際列車は接続はしてくれるようだ、ホーム上にあるイミグレーションで、タイの出国スタンプ、予定時刻を2時間遅れで発車した、国...大河の国境越え(9日目)

  • 深夜特急もう一度(8日目)

    夏の夜の深夜特急夢枕沢木耕太郎の実録自伝小説、『深夜特急』、半世紀以上も前のことだが、革命的な衝撃を受けた、陸路でロンドンを目指すというものだが、現役を退いてからの夢実現をと、原作に忠実に歩いてみた、香港からバンコクへ、そして国際列車でマレー半島縦断、ペナン島そしてクアラルンプール、マラッカ海峡の夕日を眺めたのち、シンガポールを目指したものだった、あれから十余年の歳月が経っているさらに、インド北部からパキスタン、ペシャワール(ガンダーラ)を経て、トルコからヨーロッパへと、ずっと願望を抱いている、気力と体力はまだまだと思っているのだが、政情や治安の不安定から、なかなか実現できないままでいる、せめて「愛の国、ガンダーラ」へ、今回もそんな思いから旅に出ている、ところで、フランスは五輪の宴の最中だが、そういえば、...深夜特急もう一度(8日目)

  • 戦場に架ける橋(7日目)

    夏草よ戦禍の日々を知るなりやバンコク郊外の始発駅、トンブリ―駅から一日一往復運行、ミャンマー国境近くまでの、通称、泰緬鉄道(タイ・ミャンマー)、かつて旧日本軍が、ミャンマー戦線への物資補給のため、劣悪な環境下で敷設した鉄道路線、映画「戦場に架ける橋」で知られている、以前より気になっていた路線、一日がかりになるが出かけてくる、早朝の都市交通を乗り継ぎ、チャオプラヤ川の向い岸、トンブリ―市場へトンブリ―駅発07:45、目的駅タムクセラー着11:51、クウェー川に架かる橋や、川に沿った崖に張り付いた桟道橋、列車が通過すれば歩行できる、ここはなぜか西洋人観光客に大人気、実際、列車で見かけた日本人は、ほかに一人しかいなかった、13:34の折り返し便で、トンブリ―駅に戻ってきたのは17:40運賃は外国人料金で片道10...戦場に架ける橋(7日目)

  • 真夏の逃避行(6日目)

    夏さかり風に誘われアジアンの愛の国ガンダーラ、目指す旅人は国外脱出、、西新から地下鉄で福岡空港へ、国際線ターミナルへは連絡バス、タイベトジェットエア、バンコク行きは8:55発、スカイスキャナーで予約済、すべて込みで14840円、座席指定も食事も水も別料金、手荷物も8キロオーバーは有料、荷物パッキングはかなりの考慮が必要、シャツとパンツは2セットだし、なんとか4.8キロに抑えたヨ、2時間前にはチェックイン、搭乗までの時間をラウンジで過ごす、折り返し便の到着が1時間遅れ、出発も1時間遅れ、今日はバンコク止まりなので、遅れても別にかまわない、制限エリアのコンビニ、パックご飯やふりかけやカップ麺、かなりの品出しで結構売れている、欧米方面へ向かわれるみなさん、涙ぐましい円安への防御対策なんだろう、さいわいアジアエリ...真夏の逃避行(6日目)

  • 阿蘭陀な日々(3~5日目)

    渚にてわれは海の子白波の業務案件の所用で三日間の滞在、大村の高台にあるスタジオ、晴れ渡った夏空に、美しい大村湾夏景、遠く西海橋までが見渡せる、絶景を楽しませていただいた、次の作品も期待したい、さて、このたびの旅、愛の国ガンダーラを目指し、本題に戻ることにする、福岡空港発バンコクへの便、LCCのタイベトジェットエア、早朝出発に備え、前日夜に博多へ戻る、空港への直結地下鉄便のある、西新駅前の常宿快〇クラブで宿営、博多ラーメン替え玉追加で夕食としたヨ、本日の宿営地博多西新阿蘭陀な日々(3~5日目)

  • 真夏の海峡を越えて(2日目)

    光輪はリフレクションか瀬戸の朝宮島を望む山陽路、波頭を渡る風に乗り、朝日が映り眩しい、今日もひたすら、列島縦断鈍行列車の旅、下関から関門海峡越え、門司に渡ればもう九州、小倉から博多筑後路、今回の旅のテーマは、最後の楽園、最後の秘境、愛の国ガンダーラを目指せ、ここ福岡から日本を脱出するのだが、業務所要のため三日間、長崎に寄り道をする、また三日後に博多に、舞い戻ることにしている、鳥栖からは鹿児島本線を離れ、西海路長崎本線へ、吉野ヶ里から佐賀、武雄温泉からは、部分開業の長崎新幹線と並走、佐世保の手前の早岐駅で乗り継ぎ、大村線に入りハウステンボス、大村湾を右に、海に一番近い駅、千綿駅を過ぎ、新大村まで来たところで、本日の行程はここまで、明日から三日間、業務所要のため旅は一時中断、長崎ちゃんぽんを楽しみながら、快晴...真夏の海峡を越えて(2日目)

  • 真夏のトレイン(1日目)

    陽炎のゆれる鉄路は夏の夢日本列島、連日の灼熱地獄、昼前から近くのららぽーとやら、アウトレットやら、ショッピングモールに逃げ込んでいる毎日、どこかに楽園はないのか、最後の楽園、最後の秘境、愛の国ガンダーラ、そんな情報をたよりに、憧れを抱きながら、今夏も青春18きっぷ、早朝の湘南ベースを旅立つ、JR東海道線をひたすら、西へ西へ、ガンダーラを目指して、名古屋駅では途中下車、いつものルーチン、ホームのきしめんショップで一休、古戦場関が原を越えるともう関西圏、京都、大阪、神戸を新快速で一気に通過、山陽路は岡山から広島、宮島近くまで来たところで、本日の行程は終了、明日の早朝発に備え、いつもの常宿、駅前の活〇クラブに投宿、夜中のTVでは、パリ五輪のライブ中継、雨のセーヌ川での入場航行、真夏の旅人、パスポートも持ってきた...真夏のトレイン(1日目)

  • 今はもう夏

    梅雨空に田の神待つ雨めぐみかな君といつまでも、夜空を仰いで、海その愛、エレキの若大将、加山雄三の銅像、茅ケ崎市役所入り口に、このほど建てられた、さて、湘南エリアも梅雨入り、そんな中、暦はもう7月、♪夏、夏、夏、夏、ココナツ♪湘南ビーチも海開き、海の家も建ち上がっている、雨こそ降らないが、不快指数マックスの梅雨空、人影まばらなビーチサイド、今はもう夏、先日、旅人は業務案件、梅雨入りの長崎へ飛んだ、このところの航空機利用、成田空港ばかりであったが、久々の羽田空港発着、雲の晴れ間から、瀬戸内の島々のナイスビュー、2泊3日のトリップの巻、今はもう夏、梅雨明けを待つ旅人ひとり、つぎは、今はもう夏

  • 旅人浮遊(5日目)

    田の水に映すアルプス凛なるをここは水の生まれる郷、南アルプスの麓、宿営地の空気も清々しい、甲府盆地まで下りてくると、気温33℃、灼熱の夏到来か、大月にあるリニア見学施設、はじめて立寄ってみる、東京品川駅から名古屋駅まで、ほぼトンネルのリニア新幹線、静岡県側では大井川水系の、岐阜県側では農業地下水への、影響が問題になっているようだが、東京ー名古屋間を1時間、現東海道新幹線では2時間、この1時間の差による経済効果、どうなんだろう、富士吉田に出て山中湖、平日だから日本人観光客は皆無、多くのYOUたち、白鳥にエサを与えている、富士山観光のひとつなんだろう、山中湖からは小山市に下りて、国道246号、夕方前には湘南ベースへ帰還、草津温泉から日本海へ、フォッサマグナの亀裂を進み、最後にリニアで浮遊、梅雨入り前のチョイ股...旅人浮遊(5日目)

  • 亀裂の旅人(4日目)

    残雪のアルプス屏風水ぬるめ日本海に面した宿営地、朝日を受けて清々しい、糸魚川の市街地、大火からの復興を確認、日本海に背を向け、塩の道、糸魚川線沿いに南下、このルートは、糸魚川ー静岡構造線の亀裂、フォッサマグナと呼ばれる、大断層地溝帯、地表に現れた構造帯見学地、ここ糸魚川エリアの露呈部分は、以前見た伊那エリアより大規模、隣接する構造線上にある酒造所、酒造は断層の西側の地下水系、飲料水は東側の地下水系とのこと、白馬まで亀裂を下りてくると、北アルプス山脈の残雪渓、田植えの済んだ水田に、その威容を映している、この時季ならではのビュー、安曇野から松本を経て、諏訪湖に下り、湖畔の共同湯で本日の一湯、諏訪大社本宮に参拝、、甲斐路を白州まで下る、ここはアルプス水系湧水エリア、サ〇トリーや、コ〇コーラの飲料水工場も、エリア...亀裂の旅人(4日目)

  • 夕日が泣いている(3日目)

    梅雨晴れや夕凪の洋紅染めし湯の街エレジー草津湯、人影もまばら共同湯、寝起きの三湯、贅沢な時間、も、旅人に安住の地はない、貴重な梅雨入り前の好天日和、いざさらば、次なる絶景を求めて、雪渓残る草津志賀道路、日本国道最高地点は標高2172m、信州湯田中まで下りてくると、気温だけでなく、気圧の変化を耳喉内に覚える、信州中野からは国道18号線、北国街道を北上、旧信越本線、現しなの鉄道の古間駅、ここにも知る人ぞ知る鉄道遺構、明治20年完工の戸草トンネル、外国人技師を頼らず、日本人技師だけで設計施工、昭和41年の信越本線電化に伴い、新設のトンネルに役目を引き継ぐ、現在も地域の農道トンネルとして、役目を担っている、野尻湖からは日本海方面へ、北国の要衝直江津から富山方面も、以前は北陸本線、ほぼ海岸線に沿い絶景車窓、幾たびの...夕日が泣いている(3日目)

  • 湯郷にて難破船(2日目)

    花あやめ旅愁に惑う色に似て夏空の広がる、草津温泉ベース、ここはYOUたちの姿は見えない、オーバーツーリズムとは無縁の世界、旅人は、今日は何もしないで、中森明菜、難破船、ひたすら、ただひたむきに、丸山圭子、どうぞこのまま、湯に沈もう、花を愛でながら、本日の走行距離ゼロ本日の宿営地前日と同所湯郷にて難破船(2日目)

  • 梅雨入りの前に(1日目)

    梅雨はしりまどう湯里へ旅はしり南九州は梅雨入りした模様、梅雨前線の停滞、関東エリアも雨の月曜、お遍路逆打ちの股旅からもう三月、久しく相棒Ⅲを股旅仕様に、湯の郷、草津温泉ベースを目指してみるか、早朝の旅立ち、小雨にけむる国道1号線を都心へ、通勤ラッシュの時間帯前、無事に首都圏を脱出できた、国道17号線上州路を渋川から左折、途中のコスモスで食料調達、小野川温泉から、八ッ場ダム経由で草津温泉郷、ここは旅人の湯治ベース、声かけは「ただいま」かな、とりあえず、かけつけ三杯、いや、三湯、久しぶりの強酸性湯、目を閉じ深呼吸、温泉成分が身に染みわたる、実感、本日の走行距離265.1km本日の宿営地道の駅草津運動茶屋公園梅雨入りの前に(1日目)

  • なごり雪、富士さくら

    なごり雪富士の高嶺に鳥しらせゴールデンウイーク前、湘南ベースエリアはもう初夏模様、桜前線は津軽海峡を越え、函館の五稜郭公園、満開の画像がTVニュースに、そんな中、富士山のふもとではなごり桜が、まだ見られそうとのこと、ならば、相棒Ⅲにチャリを車載、ぶらチャリde山中湖畔、なごり桜を惜しみながら、残雪サイクリング日和、富士山の山梨県側、雪どけが進んだ山肌、農鳥と言うらしい、残された残雪の雪形が鳥の姿に、ふもとの地域では田植えの目安、夏のおとずれを告げるのか、ここまで来たからにはと、覚悟を決め富士のナイスビュー、新倉山の五重塔や、富士吉田駅近くのローソン、すっかり有名になった名所、多くのYOUたちであふれていた、山中湖も、新倉山浅間神社も、ローソンも、レストランも、ほぼ街中が外国人のみ、円安ニッポンを享受、ここ...なごり雪、富士さくら

  • 惜別根室本線

    雪割の峠くだりし鉄路かな北国の峠、残雪まばゆき鉄路、汽車は行く、煙は残る、そんな光景が瞼に残っている、春まだ遠い、狩勝峠越え、追憶の風景だった、根室本線の部分廃止、3月31日のTVニュース、全国からたくさんの鉄道ファン、布部駅や東鹿越駅でのセレモニーの映像、とうとうこの日がやってきた、50年以上も前の話、北海道ワイド周遊券、卒業旅行で訪れた、春まだ浅い根室本線狩勝峠、長い編成の急行列車、晴れ渡った十勝平野を眼下に、蛇行しながら峠を下りていく、あの時の車窓からの光景、いまでもはっきり覚えている、あの時から、もう何度峠を越えたことだろう、8年前、2016年8月の台風災害、以来、東鹿越ー新得間は不通のまま、そのまま廃線の日を迎えた、根室本線は途中寸断のまま、富良野ー新得(新狩勝信号所)間が廃線区間、途中駅布部駅...惜別根室本線

  • 巡礼の旅また逢う日まで(22日目)

    遠からじ春の知らせに巡礼の旅の終わり、いつもあっけない、ここは山陰鳥取砂丘、しめくくりはアロハオエ、ハワイの温泉で、朝湯に浸かりながら、このたびの巡礼行脚を振り返る、うるう年には6倍の徳を得られると、そんな説にあやかり、2月29日朝、四国八十八カ所お遍路、八十八番札所大窪寺、山門をくぐり、始めた逆打ち巡礼の旅、雨の日も雪の日もあった、6日目には足摺岬を回り、四万十の三十七番札所岩本寺、ここまで来たところで、思いあってお遍路を中断、この夏か秋に再開を期して、四万十川を遡上、八幡浜港へ、翌日に佐田岬先端の灯台、豊後水道を仰ぎ、三崎港から佐賀関港へ国道フェリー、番外編として、九州巡礼の股旅、美々津海岸、神武天皇お船出の地や、坊津の秋目海岸、秘密諜報員として疑わない、鑑真和尚の上陸地点を巡礼、そして、長崎では所用...巡礼の旅また逢う日まで(22日目)

  • 宍道湖に夕陽落ちて(21日目)

    春冷えの巡礼の道ザビエルに昨日までの九州の地、明らかに季節が逆戻り、いまにわかに話題、山口市は初めての地、ザビエル記念像にもごあいさつ、山口線沿いに北上、ここ津和野も未踏の地、谷あいの地に、ひそかにたたずむ小京都、実に趣深い、さらに北上日本海へ、益田からは山陰海岸沿い、閑にたたずむ温泉津温泉、出雲神社参拝後は日御碕、岬にそびえる灯台はなかなか、夕映えの宍道湖に沿い、松江から安来へ来たところで、本日の行程はおしまい、雪まじりのみぞれ、すっかり冬の様相、さて、巡礼の旅もこの辺りまでかな、あらエッサッサー、本日の宿営地道の駅あらエッサ本日の走行距離348.5km宍道湖に夕陽落ちて(21日目)

  • 巡礼ふたたび旅の空(20日目)

    海峡に落ちる夕陽の春けきを巡礼の旅を中断していた、大村の桜はもうしっかり見頃、桜前線とともに股旅の再開、陽春の大村湾に面した、大村線千綿駅、ここも海に一番近い駅、長崎新幹線にほぼ沿いながら、佐賀県に入り、嬉野温泉、武雄温泉、鳥栖からは国道3号線、大宰府から福岡空港サイド経由、北九州にさしかかった頃は夕暮れ時、ここは関門海峡、狭い海峡を抜ける潮流は早い、渡る海風も冷たい、門司港の岸壁にて、関門大橋を眺める巡礼の旅人、四国お遍路逆打ち、途中で一時中断、九州の地に渡海、時計回りにほぼ一周、いま海峡を越えようとしている、対岸の下関へは、国道トンネル、下関から中国自動車道、山口県美東まで進んで、本日の行程はここまで、外気温6℃、季節が戻ったのか、本日の宿営地中国自動車道美東SA本日の走行距離298.6km巡礼ふたたび旅の空(20日目)

  • 桜咲く街にて(18-19日目)

    はなびより唄を憶えし旅の衆滞在中、呼子のイカや、ちゃんぽんなど、ご当地うまかもん、舌鼓ありがたく、巡礼の疲れも癒せ、ゆっくり過ごさせていただいた、桜咲く街にて(18-19日目)

  • 踏み絵巡礼の地へ(17日目)

    キリシタン隠れ里にも早春賦有明海に反射する朝日、眩しさとともに空気も暖かい、道の駅の背後には、陽光を受けた普賢岳の威容、神々しい光輪に包まれた、隠れキリシタンの地、島原にいることを実感、飲料水のTV広告でも話題、島原鉄道の大三東駅へ、海に隣接した駅ホーム、黄色いハンカチが揺れていた、ここ城下町島原は湧水の街、城めぐりの後車上飲用水をしっかり調達、雲仙温泉地獄を経由、山越えで小浜温泉へ、共同湯浜脇温泉では一湯、諫早経由で大村へ、ここは長崎新幹線の基地、早咲きの桜は見頃を迎えていた、巡礼の旅はひと休み、簿外業務のため、この地で少し滞在する、本日の宿営地大村市内本日の走行距離123.6km踏み絵巡礼の地へ(17日目)

  • ロザリオの海を渡って(16日目)

    春かすみクルスの海を島原の薩摩島津藩の奥座敷、市比野温泉温泉の朝は早い、6時からやってる共同湯、冷えた身体を温める、北薩摩の山間の里、ひっそりと川内高城温泉、知る人ぞ知る、西郷隆盛の愛した湯、肥薩おれんじ鉄道に沿い、不知火海を熊本県に進むと、多くの文豪に愛された、日奈久温泉、渋い温泉郷が続く、熊本港からは、クルスの海、夕暮れの有明海を渡り、長崎県島原半島へ、隠れキリシタンの郷、巡礼の旅、本日はここまで、本日の宿営地道の駅みずなし本陣ふかえ本日の走行距離181.7kmロザリオの海を渡って(16日目)

  • 鑑真和尚はボンドか(15日目)

    春入り江鑑真思い修験者の早春の錦江湾、日の出は桜島の背後から、薩摩半島を斜めに南下、知覧は茶処、終着駅は出発駅、日本縦断鉄道旅の起点駅、鉄路では毎年訪れている、枕崎駅、今回の目的地はさらに西方、坊津の秋目浦、鑑真和尚の日本上陸地、お遍路の巡礼の先、目的地の一つにしていた、ここはまた、ショーンコネリー主演、007シリーズ、映画ロケ地としても知られる、ジェームスボンド、秘密諜報員は、鑑真和尚だったのかもしれない、秋目浦を折り返しとして、巡礼の旅は北へ昇る、南薩鉄道遺構をたどりながら、市比野温泉まで来たところで、日が暮れて本日はおしまい、本日の宿営地道の駅樋脇本日の走行距離179.6km鑑真和尚はボンドか(15日目)

  • 燃えて上がるは桜島(14日目)

    さき春に花はキリシマひとり旅太陽の国でしばしの休息、朝マックで資料整理後、一路南下、燃えて上がるはオハラハー、さつま路へ、ここもなつかしの街、錦江湾越しに桜島、ビーチサイドに相棒Ⅲを置き、車載チャリ男君の出動、ブラチャリで追憶の時間、薩摩弁の同時通訳資格保持者、変わらぬ高校の前に立ち、はるかな友たちを思う、天文館は人通りも少ない、時の流れは止まらない、夕陽に燃える桜島に向かひ、南無大師遍照金剛、本日の宿営地与次郎が浜児童公園本日の走行距離228.5km燃えて上がるは桜島(14日目)

  • 陽炎ゆれるとき(12-13日目)

    陽炎はなつかし時間(とき)の足跡かここは太陽の国、青島海岸の日の出は6時30分、早春の浜辺は寒さはあるが、海風が心地よい、日の出とともに、多くのサーファーが繰りだしている、亜熱帯植物で覆われた青島、水平線から昇る真っ赤な太陽、なんと神々しいことか、太陽の光に顔面を赤く照らされた修験者、陽に向かい念を唱えるのであった、南無大師遍照金剛、次の日も太陽の国で停滞、旧知の友人知人の面々、久しぶりの再会、互いの無事を確認、各所での定点観測、早咲きの桜もほぼ満開、修験の疲れを少しだけ、癒すことができた、かな、そろそろ次に向かうか、陽炎ゆれるとき(12-13日目)

  • 修験者は太陽の国へ(11日目)

    春潮に向かひ櫓こぐは神々し黒潮の暖流の恩恵、日向灘のビーチサイド、暖かい朝を迎えられた、一昨日までの四国はまるで北海道だった、ここは南国宮崎県美々津、神武天皇が大和の国に、海路で向かわれるとき、お舟出の地とされる河口の港、太平洋日向灘を朝日が眩しく照らしている、四国お遍路逆打ちの番外編、修験者がいま訪ね来ている、修験者はお舟出の地点に立ち、南無大師遍照金剛、念を唱え、次なる修験の地へ向かうのであった、美々津からは、海岸沿いに南下、都農町の道の駅では、北海道佐呂間町の物産展、両町は経済交流都市の関係とのこと、こんなところで北海道と出会えた、サローマの休日なつかしい、高知ではリョーマの休日、大間ではオーマの休日だった、ここで帆立スープをゲット、さらに、川南経由で海岸づたいに宮崎市へ、なつかしの街で、しばらくま...修験者は太陽の国へ(11日目)

  • 修験者は神々の国へ(10日目)

    春風や草原千切る阿蘇路かなおんせん県大分からは、長湯温泉九重高原経由、火の国阿蘇カルデラへ、豊肥線阿蘇駅では折よく、ななつ星トレインに遭遇、火の山阿蘇登山道路、春風の草千里を経由、高森峠を越えると、ひむかの国、そこは神々のふるさと、修験者は、高千穂峡に我が身をうつす、そのまま日向灘に出たところで、潮の香りを受け、今日の修験道はここまで、本日の宿営地道の駅日向本日の走行距離274.8km修験者は神々の国へ(10日目)

  • お遍路中断そして九州へ(9日目)

    つくし揺れ岬の先の灯台にここは四国最西端、佐田岬の先端、瀬戸内海と宇和海を左右に分かち、灯台へと続く長い道のり、行き止まりの駐車場、岬の先端へは山道を1.8km、往復1時間は要する、灯台に立つと対岸には九州、春霞の中に、大分県の佐賀関半島、はっきりと陸影が視認できる、さて、四国八十八カ所お遍路、うるう年の逆打ち巡礼、四万十市にある37番札所、岩本寺まで辿ってきた、ここでいったん中断し、九州に巡礼の先を変更、この夏か秋にあらためて、残りの36番から1番まで、出直すことに決め、九州に渡航するため、昨夜は八幡浜港で宿営、本日は、長く伸びた佐田岬半島を、左に宇和海の春の海、右に瀬戸内海を眺めながら、国道197号線、岬の先端まで移動してきている、ここ佐田岬の三崎港から、国道は海に延びる、海上国道197号線で、対岸の...お遍路中断そして九州へ(9日目)

  • 四万十の修験道(8日目)

    三月雨集めて清し四万十の南岸低気圧も東に、関東地方は雪模様らしい、夜半過ぎに土佐地方の雨は上がった、さて、お遍路逆打ちの巡礼も8日目、88番から37番まで進んだ、ここ土佐高知県から室戸岬を回り、徳島県へ駒を進めれば、おそらく3~4日、逆打ちを結願できるのだろう、2度目の巡礼となる今回、御朱印の納経帳は持ってきていない、前回がまるでスタンプラリー的、御朱印ゲットが目的だったような、修行には程遠かったとの反省から、しかしながらこのたびの逆打ちも、ナビの案内による最短ルートが頼り、歩き遍路の修験者の方々を追い越し、申し訳ない思い、修験の念に思いが欠けているのかなと、反省しきり、逆打ちも終わりが見えてくると、まだもう少し深く、修験の徳を積んでいたい、修験者としての立ち居振る舞いをしていたい、そんな迷いがふと覆って...四万十の修験道(8日目)

  • お遍路逆打ち40番から37番(7日目)

    春時雨草鞋濡らせりお遍路の予報通りの雨空、南岸低気圧の通過、愛媛県最後になる観自在寺、高知県に入り、宿毛から足摺岬先端、山本コータロー的な岬めぐり、~悲しみ深く胸に沈めたらこの旅終えて街に帰ろう~まだしばらくは帰らないヨ、悪天候のなか、海岸線をひたすら走破、各札所間の距離が70~90キロ、次への移動にも2~3時間を要する、頑張った割には4カ所が精いっぱい、試練の巡礼股旅はつづく、40番観自在寺39番延光寺38番金剛福寺37番岩本寺本日の宿営地道の駅あぐり窪川本日の走行距離243.9kmお遍路逆打ち40番から37番(7日目)

  • お遍路逆打ち45番から41番(6日目)

    つばき咲く岩屋の崖に修験者の八十八札所において、難攻度の三本指に入る札所、岩屋寺から本日は始まる、久万高原奥地に位置し、駐車場から20分以上かけて、まるで崖のごとき、急峻な坂を這い上っていく、息も絶え絶え境内に到着、本堂と大師堂で、それぞれ般若心経を読むのだが、呼吸を整えてからの読経、なかなか普段通りにいかない、それもこれも修行、山岳修験の真骨頂、修験者のごとく気合を入れるのであった、まだまだや、これからじ、午後からは宇和海沿いに、宇和島まで進んで、今日の日程を終えた、45番岩屋寺44番大寶寺43番明石寺42番佛木寺41番龍光寺本日の宿営地道の駅みなとオアシスきさいや広場本日の走行距離188.1kmお遍路逆打ち45番から41番(6日目)

  • お遍路逆打ち59番から46番(5日目)

    春名のみ修行凍えしお遍路の今治にある道の駅、朝は久しぶりの青空、だが気温はマイナス1℃、霜が凍りついている、遠く石鎚山系は白く冬化粧が望める、昨日から、香川県を終え、愛媛県に入っている、ここ今治市と、松山市内には札所のお寺が、近距離内に集中している、効率よく巡礼できたので、一日で14札所を回ることができた、今回は道後温泉も松山城もパス、お遍路の接待所では、名産の伊予柑が8個100円、道中のビタミン補給、ありがたくいただく、59番国分寺58番仙遊寺57番栄福寺56番泰山寺55番南光坊54番延命寺53番圓明寺52番本山寺51番石出寺50番繫多寺49番浄土寺48番西林寺47番八坂寺46番浄瑠璃寺本日の宿営地道の駅ふたみ本日の走行距離123.0kmお遍路逆打ち59番から46番(5日目)

  • お遍路逆打ち67番から60番(4日目)

    春雪に真白のこころへんろ路夜明けの気温マイナス1℃、春先の時季を選んだのだが、ここは北海道か、昨夜の雨は石鎚山の山稜を真白に、日本海からの寒気が、中国山地と瀬戸内を越え、四国山地を一夜にして冬景色に変えていた、八十八か所の番所のなか、もっとも標高が高い雲辺寺、標高911メートルの修験場へ、支柱間長日本一のロープウエイ、終点の山頂駅は香川県、すぐの県境を越えて100メートル、雲辺寺は徳島県側に位置する、山頂はすっかり雪景色、気温はマイナス5℃、雪中行軍になるとは予想外、靴も服も雪への備えはしてこなかった、その後、愛媛県に進み、西条市まで進んだ、横峯寺も石鎚山系の有料林道を登坂、積雪が心配されたが、舗装された路面は、既往の巡礼の方々の熱き心で溶解、チェーンを持参せず後悔したが、無時に事なきを得た、夕方になって...お遍路逆打ち67番から60番(4日目)

  • お遍路逆打ち79番から68番(3日目)

    寒桜季節を覚ふへんろ道雨は夜更け過ぎに、すっかり上がったようだ、讃岐路の始まったばかりの3月、まだ冬なごり、2日目はうどん県、高松から丸亀そして観音寺市にかけて、比較的近距離内で、効率よく回れたようだ、弥谷寺の530段の階段を除いては、79番天王寺78番郷照寺77番道隆寺76番金倉寺75番善通寺74番甲山寺73番出釈迦寺72番曼荼羅時71番弥谷寺70番本山寺69番観音寺68番神恵院回り終えて瀬戸内へ、父母が浜の夕陽絶景、なかなかのショータイムだった、本日の宿営地道の駅とよはま本日の走行距離118.5kmお遍路逆打ち79番から68番(3日目)

  • お遍路逆打ち88番から80番(2日目)

    氷雨空懺悔の旅人お遍路の冬の朝、曇天の明石海峡越しに、明石の町並みが朝日に輝いている、海峡を渡る風の、なんと清々しいことよ、しかし、寒すぎ、朝食を済ませ、淡路島を縦断、うず潮の鳴門海峡を越え四国徳島県へ、お遍路の旅は3年前、一番から順に八十八か所、順打ちですべての札所を回り終えている、結願のあとは和歌山に渡り、高野山の太子廟へも詣でている、一説によると、逆打ちで回ると3倍の徳を得られるとか、さらにうるう年に回ると2倍の功徳を得られるとか、ようするに、うるう年に逆打ちすれば、6倍の功徳を得られる、こんな機会は逃せないだろうと、一念発起、うるう年所以の日、まさに2月29日、八十八番札所の大窪寺にやってきた、3年前に順打ちの打ち止めとして、道中の難儀を思い出しながら、感慨深く山門をくぐった、あの時の感情が昨日の...お遍路逆打ち88番から80番(2日目)

  • 巡礼の旅ふたたび(1日目)

    花だより待てず旅人お遍路の湘南ベースの花ごよみは河津桜、紅の色づきに誘われて、春を待つ旅人も動き出すのか、3年前、四国八十八カ所お遍路、巡礼の股旅を完遂、生涯いちどのイベント、区切りをつけ納めていたが、感謝と懺悔の念に結びは無く、身体の動くうちは、さらなる修行の重ねをと、ふたたび湧き上がってくるものがある、今年はうるう年、うるう年に逆打ちすれば、ご利益は6倍になるらしい説あり、ならばと、八十八番札所の大窪寺を起点に、前回とは逆に一番札所の霊山寺まで、お遍路路の逆打ちに臨んでみたい、一気に巡礼できずとも、何度かに分けてでもと、力を抜いて気を楽に回ってみるか、湘南ベースを出たのは午前10時過ぎ、東名・名神・山陽自動車道を一気に、明石海峡を渡り、日暮れには四国の地を望めればと、冬晴れの東海路を西へ西へ、明石海峡...巡礼の旅ふたたび(1日目)

  • 新春キュン旅

    花だより待てず旅人春一番JR東日本管内、新幹線も在来線特急も、現実に存在するすべての列車、一日乗り放題で1万円、そんな神切符が登場、入手には少しだけの制約が、それは、①ネットでしか買えない、②利用日の14日目以前に購入、③2月14日から3月14日までの平日のみ利用可そんな面倒臭さがあるが、買うしかないじゃんということで、2月20日利用分をすでに購入済み、とりあえず、いつかやってみたかったのが、JR東日本管内の新幹線、東北新幹線、秋田新幹線、山形新幹線、上越新幹線、長野(北陸)新幹線、一日ですべて乗車できるのか、具体的に調べたところ、やはりすべての新幹線を、一日で乗りつぶすのは無理のよう、せっかくの新春旅だから、晩冬の日本海ルートも組み入れよう、『哀しみ本線日本海』、~どこへ帰るの海鳥たちよ~、冬の荒々しい...新春キュン旅

  • ゆく年くる年2024

    年の瀬にかの旅想ひそば喰らふつい2か月前には、最北限の地、礼文島スコトン岬に立っていた、もうすっかり氷雪に閉ざされているのだろう、旅人の年の瀬は、いつものようにそば職人、つなぎ無し十割での手打ち、しずかに新年を迎える、ゆく年くる年、またひとつ新しい年が明けて、次なる旅へ思いを馳せる、きれいな夕日を追いかけて、、、我田引水的蛇足、~ふるさとはなれて時はながれてずいぶん遠くへ来たものだ~ゆく年くる年2024

  • ぶらチャリde師走東京砂漠2023

    師走くれちる葉の音にふりかえりこの秋は、紅葉前線を追いかけ、10月半ばに津軽海峡を渡り、北限の島礼文島へ渡った、絶景の錦絵巻を眺めながら、ひと月にも及ぶ股旅道中を南下、ずいぶん長い間、燃える秋に浸っていた、時は師走の東京砂漠、毎年恒例となった街ぶらチャリ、大都会の晩秋を見納めようと、輪行で出かけてきた、今回のスタートは代々木上原駅、代々木公園脇からNHK、渋谷駅前スクランブル交差点、宮益坂から青山通りへ上がると、YaYa(あの時代を忘れない)、~あのころのことは夢の中へ知らぬ間に遠くyearsgoby~神宮外苑イチョウ並木は黄葉が最盛、多くの人で賑わっている、赤坂見附からは永田町、国会議事堂を回り込むと桜田門、丸の内からは東京駅横断、日本橋を渡り水戸街道へ、隅田川越しのスカイツリーを横目に、浅草雷門を回り...ぶらチャリde師走東京砂漠2023

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