5月の旬野菜で作る、からだにやさしい薬膳スープ3選―そら豆・新ごぼう・春キャベツで整える初夏の養生春から初夏へと季節が移る5月。気温も湿度もじわじわと上昇し、体が“重く”感じやすいこの時期は、知らず知らずのうちに疲れがたまり、胃腸の働きも落ちがちです。そんな季節の変わり目にぴったりなのが、「旬の野菜を使った薬膳スープ」。薬膳といっても、特別な食材を用意する必要はありません。今が旬の野菜には、その季節に必要な効能が自然と備わっています。5月におすすめなのは、そら豆・新ごぼう・春キャベツなどのやさしい野菜たち。今回は、これらを使った「気を巡らせ、水の滞りを整える」薬膳スープを3品、漢方的な視点とともにご紹介します。1.【そら豆とクコの実の巡りスープ】―疲れを吹き飛ばし、血を補うやさしい一杯<効能>そら豆は春か...5月の旬野菜で作る、からだにやさしい薬膳スープ3選