◇『メガ銀行銀行員ぐだぐだ日記』著者:目黒冬弥2022.10三五館シンシャ刊「汗と涙のドキュメント日記シリーズ」の一巻。人気シリーズで出版早々に図書館にリクエストして2年がかりで漸く読むことが出来た。かれこれ12業種でのドキュメントが刊行されているが、各巻とも業界で働いた人が綴った悲喜こもごもがもたらすドキュメントの迫真性が魅力である。今回のメガバンク銀行員と言えばリアルに三井住友銀行、三菱UFJ銀行、みずほ銀行であり(目下第4のメガバンク入りの気配もあるが)、自ずと素性が知れて、しかも立て続けに3回もシステム障害で世間を騒がせたとあれば隠しようもないが、筆者はD銀行とF銀行が合併した時点からノンキャリ(非大学卒)の行員で、合併後も働き蜂行員として勤めたM銀行において、システム障害時の顧客へのお詫び行脚を...目黒冬弥の『メガ銀行銀行員ぐだぐだ日記』