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  • メアリー・ヒギンズ・クラ-クの『魔が解き放たれる夜に』

    ◇『魔が解き放たれる夜に』著者:メアリー・ヒギンズ・クラーク(MaryHigginsClark)訳者:安原和見2004.5新潮社刊(新潮文庫)成人し、今は犯罪調査記者となったエリー。7歳の時に姉のアンドリアがボーイフレンドのロブに殺された。そのロブが近く保釈で刑務所を出てくる。何と身の無実を訴える裁判をおこすのだという。まだ殺人の余罪がある根っからの悪魔と信じて疑わないエリーは確固とした証拠固めに奔走する。ストーリーとしては単純で派生的サイドストーリーも安直であるが、「内緒だよ」との姉と約束を守ったばかりに、二人の逢引場所を父に伝えなかったという罪悪感、そのための両親が離婚、母の憔悴の挙句の死など犯罪被害者の被ったかずかずの悲哀も重要な構成要素となっており、読みごたえはある。ロブ陣営は再審を妨げるエリー側...メアリー・ヒギンズ・クラ-クの『魔が解き放たれる夜に』

  • 令和6年のトマト栽培ー5ー

    ◇令和6年のトマトづくりの終焉令和6年のトマト栽培に取り組みわずか5カ月で終焉を迎えました。多い木で1本に8個くらい、少ない木は3個くらい、全体で18本の木で100個くらいは収穫したと思うが、第6果以上は結果をみることなく木の徒長に任せるだけ、この先はあきらめました。今回はうどんこ病のような病気にもかかることなくあまり手を掛けず木成り完熟トマトを楽しむことが出来ました。(以上この項終わり)令和6年のトマト栽培ー5ー

  • 西村 寿行『荒涼山河風ありて』

    ◇『荒涼山河風ありて』著者:西村寿行2005.8徳間書店刊(徳間文庫)某年4月22日5時頃、山形日報記者寺本徹は磐梯朝日連峰月山北剣が峰方向に虹に似た怪光を見た。一方気象庁観測部地震課所属の河北央二はこれまで殆ど有感地震の記録がなかった酒田測候所、山形気象台から震度1という微震ながら有感地震の観測が報告されたことから不吉な予感に襲われる。妻香織と娘の沙織が月山の春スキーに出かけていたからである。月山と並ぶ羽黒山の麓五彩沼は異様な地震による上流からの土石流で隣接の民宿2軒が土砂に埋まり宿泊客らは巻き込まれ全員死亡と推定された。その一つが河北の妻子が泊まっていた民宿である。当時怪光を目視し、その時間帯に同地域に見られた黒いヘリコプターに疑念を抱いて調査を始めた寺本と、不自然な有感地震の発現と土石流の発生に疑念...西村寿行『荒涼山河風ありて』

  • J・F・フリードマン『第一級謀殺容疑』<下>

    ◇『第一級謀殺容疑』(原題:AGAINSTTHEWIND)<下>著者:J・F・フリードマン(J・F・FREEDMAN)訳者:二宮磬1991.11新潮社刊(新潮文庫)<承前>さて、ウィルは落胆する被告4人に対し、死刑判決事案では上訴は当たり前であるが上訴要件をクリアすることが如何に困難なことであるか説明する。ウィルは好きな酒も絶って(と言ってもビールは別、ワインも別)好きなメアリー・ルーとの交渉も抑えている。そんな中、突然州検事のロバートソから呼び出しを受ける。重大事件が発生。州知事を交えて事態収拾に協力を依頼される。州刑務所で暴動が発生、受刑者集団から州側の交渉役には弁護士ウィルを充てるよう要求があったというのだ。ほぼ全権委任を与えられたウィルは決死の覚悟で刑務所に向かう。受刑者集団の代表はなんとウィルの...J・F・フリードマン『第一級謀殺容疑』<下>

  • 夏の花「アジサイと姫ひまわり」を水彩で

    ◇「アジサイと姫ひまわり」は仲良しclesterF4夏の花を描く水彩画教室。昨年同様Sさんが自宅の庭に咲いているアジサイ2種(西洋紫陽花アナベル、ガクアジサイ、)姫ひまわりを持参、花瓶に入れて皆で描いた。アナベルは小ぶりなうえ白色なため、絵にするのに苦労します。部分的に影を入れて花の集合体であることを表現することにしました。紫の額アジサイも形をとることがむつかしく、ほぼ印象で描きました。姫ひまわりは花弁をもっと丁寧に描かなければと反省しました。(以上この項終わり)夏の花「アジサイと姫ひまわり」を水彩で

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