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伊藤浩之の春夏秋冬
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2016/02/23

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  • 遠野町商工会女性部の総会にお招きいただきました

    保存会のしょしとりの作業は、昨年以上に遅れている。会員の中で田んぼを交錯するみなさんは、その準備などで忙しい時期にもなってきた。しかし、黒皮が残っているので、しばらく作業が続くだろう。保存会の活動を終えて夜。商工会女性部の総会に参加だ。初めて呼んでいただいたと思う。あいさつを求められていたので、一言(いや、それじゃきかないか)あいさつをした。祝辞女性部総会開催おめでとうございます。遠野のにぎわいづくりに日ごろからご活躍ありがとうございます。私も、遠野和紙を継承する活動に参加し、市内外から体験を希望する方を迎えています。これからも私立中学校や個人などを迎えることになっていますし、昨年はミドルベリー大学日本校のみなさんを迎え、紙漉きの作業を体験してもらいましたが、今後、こうして迎える体験者を地元につなげていく...遠野町商工会女性部の総会にお招きいただきました

  • やっと活動報告を作成しました。活動日誌№216

    伊藤浩之の活動日誌は、議員当選後長く発行を続けてきた。昨年の改選後、議員改選後の議会構成を決める臨時議会に関する報告を発行して以降、何かと忙しくて手がつかないできたのだが、やっと作成をすることができた。以下、内容を紹介します。1面・・■一歩(コラム)まごまごしていたら、もう4月。市議会2月定例会が閉会し、本紙を発行しなければと思いながら、他の用事も重なり遅れてしまった▼前号以降、12月定例会、1月臨時会と3つの議会があった。議会では、一般質問や質疑、討論も行った。それぞれの内容は追って本紙で紹介したいと考えているが、何を取り上げるか、以前同様悩みながら準備を進めた▼1月には4年ぶりに成人式に出席。同席した佐藤議員のご配慮もあり、祝辞の機会をいただいた。祝辞に何を話すのか、質問同様に悩むのも久しぶり▼さて題...やっと活動報告を作成しました。活動日誌№216

  • 入学式

    先の写真は6日に撮影した旧入遠野小学校校庭に開花したサクラの写真だが、この日、遠野小(遠野町上遠野、旧上遠野小学校)でも、遠野中(同、旧上遠野中学校)でも、校庭のサクラはさらに開花を進め、午後の遠野中ではほぼ満開に見えた。遠野小の新入生は20名。入場した後に呼名で元気に「はい」と返事。校長先生の式辞で、2つのことを約束してくださいと「1つは元気に大きな声で挨拶しよう」「2つ目に一生懸命勉強しよう。がんばることを学ぶことも学校の役割です」と呼びかけると、その一つずつの約束にこれまた元気に「はい」と返事。職員紹介でも、紹介された職員が「よろしくお願いします」と挨拶すると、これまた元気に「よろしくお願いします」と返事。入学式には5年ぶりの出席となるが、以前の入学式でこのような場面に出くわしたことはない。こんなこ...入学式

  • 環天頂アークが見えた

    環天頂アークは、ほぼ頭の真上にあらわれる。空を見上げることは多いが、それでもいつも空を見上げているわけではない。だから真上の空にあるものはなかなか視野に入らない。今日、環天頂アークを見つけることができたのは、たまたまその時間に頭上を横切った航空機のおかげ。西に向かう航空機のエンジン音が視線を引きつけた。よく見ると、太陽の近くに短い弧が見える。写真の木のてっぺんのすぐ上に淡く見えている赤っぽい部分だ。たぶん上部タンジェントアーク。ちなみによく空に見える光学現象を図示してみる。上部タンジェントアークが見えると言うことは、ハロも見えるかもしれない。しばらくして自宅から出かけると、ハロの一部が見えていた。鉄塔の右側に見える赤色と青色の部分が見えるが、これがハロの一部。上部は、低空の雲に隠され見えていない。ちょっと...環天頂アークが見えた

  • 母衣うち

    キジは今日も、自宅横の道路を横切り、庭先に入ってきた。よく見たら、オスが向かう先にメスの姿。連れ添って移動してきたようだ。メスは隣家の裏庭の方に歩き去って行き、姿が見えなくなった。居残ったオスが立ち止まった。首を伸ばして周辺を見やり、突然、背伸びをしたケッ、ケーンバタバタと羽を打ち鳴らす。母衣打ちはキジの縄張り宣言だと言われる。我が家を我が物顔に闊歩するキジ。まあ、邪魔はしないので、交通事故にだけは気をつけて欲しいもの。母衣うち

  • 卒業式

    遠野町の市立校は、昨年4月に、上遠野小学校と入遠野小学校が統合し新たに遠野小学校が、上遠野中学校と入遠野中学校が統合し新たに遠野中学校が誕生し、この3月の卒業式がそれぞれの新しい学校の第1回卒業式を迎えた。遠野小学校の卒業式では45名が同校を巣立ち、中学校に進学することになった。「みらいへはばたけ6年生‼」のスローガンが貼りだされた会場に、45名の卒業生が入場。新しい学校になったため、学籍番号1号の生徒から45号の生徒まで順番に卒業証書を授与され、授与後には一輪の花を保護者に贈った。校長先生は、卒業生を送る会で在校生から「なくてはならない存在」とたくさんの言葉が贈られ、保護者も先生もみなさんの成長を見守っているとしながら、あいさつ、笑顔、素直の3つの合言葉を大切にしてほしいと式辞、PTA会長は、「先生や地...卒業式

  • フキノトウとウグイスさえずり

    まずはフキノトウ。自宅裏はフキがたくさん芽を出す。この季節はフキノトウが出てくる。まだ芽吹いていないと思っていたのだが、第一陣の芽吹きは済んでいて、もう満開の花を開いていた。そしてフキノトウは春の味。つぼみを採取し、天ぷら、フキノトウ味噌などに調理して、春の苦みを楽しむことができる。しかし、開花したフキノトウはえぐみも増し、食に向かない。そこで開花したフキノトウの合間につぼみを探した。結構あった。中型のざるにほぼいっぱいのフキノトウを採取し、早速夜の食卓に上った。採取したフキノトウの写真を撮っていたはずなのだが、そのデータがない。どこにいってしまったんだ。ちなみに自宅前にはあまりみないフキノトウがある。しべが大きく花も葉もごつい。昔見つけたときはこれは何だろうと思っていたのだが、今はフキノトウの雄の株だと...フキノトウとウグイスさえずり

  • 常任委員会での自治体の個人番号関連予算化にやむをえないとした賛成討論

    前回のブログへの投稿で、市が予算化する個人番号(マイナンバー)関連予算に関して、今議会から反対しないことにし、常任委員会で討論したことを説明しています。過去においては、個人番号制度に反対の立場から、予算に計上される関連予算にことごとく反対する立場をとっていた。今回、あらためて予算審議に加わることになったことを踏まえ、対応を考えた。その結果、個人番号制度には問題があると考えているものの、すでにこれを活用した行政サービスが広がり市民の活用が広がっているもとでは自治体単独で打ち切ることは難しい。したがって自治体での予算化はやむえないものととらえ直した。この問題は本来的には国政の問題であり、地方自治体での賛否は政治的立場の表明の側面が強い。従って今後の対応では、個人番号あるいは個人番号カード(マイナンバーカード)...常任委員会での自治体の個人番号関連予算化にやむをえないとした賛成討論

  • 2月定例会が終わりました。2議案に反対の立場で討論

    この定例会に提案された議案は、市長提出の議案が65件、諮問が5件、議会案が1件、意見書案4件、他に市民団体提出の請願1件があり、全議案が可決・成立した。市長提出の議案のうち、反対討論があったのは議案第1号いわき市ひとり親家庭等応援気支給条例の制定について議案第4号いわき市出産支援金支給条例の廃止について議案第6号いわき市個人番号の利用及び特定個人情報の提供に関する条例の改正について議案第36号令和7年度いわき市一般会計予算議案第37号令和7年度いわき市国民健康保険事業特別会計予算の7件で、各会派の賛否は多少入り組む。私が確認できたのは、1号に反対したのは私と共産党市議団(3名)、4号の反対は私だけ、36号、これは討論から判断してだが創世会(6名)と共産党が反対、37号も同様だったと思う。36号の反対理由に...2月定例会が終わりました。2議案に反対の立場で討論

  • 震災から14年。追悼と復興のイベントに終日。

    保存会の活動は、遠野町大平の楮畑から始まった。未収穫の楮の枝を刈り取り、遠野和紙工房「学舎」に運ぶ。よく晴れた日。真冬と同じいでたちで出かけたら暑いこと。上着を脱いで作業に臨む。温かさに誘われたのか林の中から「ホーホケキョ」となかなか上手なウグイスのさえずりが聞こえてきた。今年の初聞きだ。脇の畑で進める作業を励ますように、間を置きながらさえずったウグイス。そのうちにほぼ同じ方向からガビチョウのけたたましいさえずりが響いてきた。ウグイスと同じく茂みの中を生息環境とするためか、先に入ったウグイスとテリトリーを争おうとしているのだろうか。ウグイスで思い出す。14年前、震災に続き東京電力福島第一原子力発電所が水素爆発で原子炉建屋が破壊され、原子炉が破損、核燃料がメルトダウンする事故が発生した。事故炉から漏れ出した...震災から14年。追悼と復興のイベントに終日。

  • 指定管理者候補等について2月定例会で質疑

    質疑は、私見を交えずに議案の内容等について確認する質問方法。いわき市議会では、自席から質問し、理事者(執行部)も自席から応える方法で行われる。なぜいま?土木審議会条例の制定伊藤7番、いわき市議会拓く会の伊藤浩之です。まず議案第3号、いわき市土木審議会条例の制定についてうかがいます。本案は、土木行政の効果的かつ効率的な運営を図るための調査審議を行うとして、地方自治法の規定に基づき設置できる審議会を新たに設置するものですが、設置の理由等についてうかがいます。1点目、これまで設置していなかった土木審議会を、いま設置する理由は何でしょうか。土木部長本市では、急速な人口減少や少子高齢化など、社会情勢の変化等を踏まえた、持続可能なまちづくりに向け、現在、構造改革に取り組んでいます。土木行政においても、この構造改革を念...指定管理者候補等について2月定例会で質疑

  • 遠野和紙継承の取り組み一般質問でただす

    遠野和紙の継承伊藤7番、いわき市議会拓く会の伊藤浩之です。私は、この約4年間、地域のみな様の遠野和紙を継承する活動に参加しながら、技術を教えていただくと同時に、地元にも紙漉きができる人材が必要という考えで、いまだにへたくそではありますが、紙漉きの練習もしながら、いまに至っております。そこで、この間の経験も踏まえながら質問したいと思います。まず、1点目の、遠野和紙の継承についてです。最初に、遠野和紙についてですが、歴史は400年とも、500年ともいわれています。古くは棚倉藩の庇護のもと、岩城延紙などとして江戸や上方まで流通し、商家の記録用紙や生活用品などとして使用されていたようであります。この遠野和紙が本市に果たしてきた役割とはどのようなものであったと認識しているのかお伺いします。市民協働部長遠野和紙は、古...遠野和紙継承の取り組み一般質問でただす

  • いわき市議会2月定例会が開会

    開会した2月定例会は、新年度の当初予算を審議する議会となり、当初予算に関連する条例案なども併せて提案されている。市長は、来年度の市政運営の「基本的な考え方」を、先人の築いた歴史や功績を振り返り、総括しながらも、「これまでの常識や経験の延長上に本市の未来を描くのではなく、想像力と構想力をもって、明るい未来を作っていきたい」とし、「若者たちとこれまで以上に対話を重ね」「若者たちが輝く未来へ戦略的に投資」していくとしながら、政策の柱を「次世代を育てる」、「命・くらしを守る」、「まちの魅力を高める」、「豊かさを創る」の4つとし、様々な取り組みに挑戦します」とした。★次世代を育てる来年度の当初予算で目を引いたのは、「次世代を育てる」に位置づけられる中学校の学校給食費を完全無償化する予算として4億2154万円(以下1...いわき市議会2月定例会が開会

  • いわき市議会1人会派4会派で施策の事前住民周知を市長に要望

    いわき市議会の会派は、3人以上の所属で交渉会派として議会運営など議会内の様々な会議で採決権を持つが、1人会派(2人以下の会派)の場合、発言は認められるが、採決に参加することはできないこととされている。議員が、本会議や常任委員会での発言や議決の他、議会の運営を通しても市政に市民の声を市政に届ける役割を持っていることを考えると、少数会派を採決から閉め出すことには問題があると考えるが、現実に各地の議会は交渉会派制をとり、少数会派を様々な場面で議会運営に関われない状況になっている。こうした中でも1人会派間では、一致する点では共同行動をとることを進めており、これまで市政に関しての勉強会などを1人会派で共同して進めてきた。今回はこれを発展させて、4会派合同で一致する要望を市政に届けることことを実行することができた。き...いわき市議会1人会派4会派で施策の事前住民周知を市長に要望

  • 常任委員会視察・へブロスカイト太陽電池

    へブロスカイト太陽電池は、従来のシリコン半導体太陽電池とは異なる。ヘブロスカイトは、灰チタン石(かいちたんせき)を意味し、この結晶構造をもつものを総称してヘブロスカイトという。このヘブロスカイトの結晶構造を持つ化合物を利用して発電するものがへへブロスカイト太陽電池というそうだ。同社は、この分野の開発で世界の先端を走っているようだ。「積水」の名称は住宅でおなじみだが、セロハンテープを独自に開発、現在は液晶用シール材など高機能プラスチック製品も開発・販売している。この技術を活用して、水に弱く、水蒸気さえ耐久性に悪影響を与えるヘブロスカイトを、フィルムで挟みこむことで長寿命化を実現したという。このヘブロスカイトを活用した太陽電池(以下、ヘブロスカイト)は薄く作ることができ、従って軽く、曲げることも可能で弱い光で...常任委員会視察・へブロスカイト太陽電池

  • 昨年12月の質疑

    伊藤7番、いわき市議会拓く会の伊藤浩之です。以下、通告に従い質疑をいたします。■議案第6号いわき市職員の特殊勤務手当に関する条例の改正ついてまず、議案第6号いわき市職員の特殊勤務手当に関する条例の改正ついて伺います。まず、災害応急作業等手当についてです。本案は市外の地方公共団体に派遣されて行う災害応急作業等に対して災害応急手当を支払おうとするものです。これまではどのように対応してきたのでしょうか。総務部長災害応急手当の支給については、本年1月に発生した能登半島地震を契機として、国が新たに制度化し、本年1月1日以降に行われた業務を対象としています。今回の条例改正は、この国の取り扱いに準じるものであり、これまでは、通常の業務と同様の給与を支給してきたところです。伊藤次に幼稚園又は保育所に勤務する職員の特殊勤務...昨年12月の質疑

  • 昨年12月定例会の一般質問を掲載

    伊藤7番、いわき市議会拓く会の伊藤浩之です。先の市議選で市民のみな様からご支援、ご支持をいただき、だいたい4年と6ヶ月ぶりになますが、登壇して質問をさせていただくことになりました。市民のみな様の付託に応えた4年間の任期となるよう努力をすることを、あらためて決意したいと思います。今朝、ポストから新聞を取り出すと日本原水爆被害者団体協議会がノーベル平和賞を受賞した記事が目に飛び込みました。その時脳裏に浮かんだのは、恒久平和の願いも込めた本市の非核平和都市宣言採択の市民運動に尽力した人物のことでした。残念ながら、この方は先だって亡くなってしまいました。前面に躍り出てきらびやかに活動するでもなく、しかし、背景では誰も代わりを務めることができない活動をしてきた方でした。かかわった市民運動は、非核平和都市宣言だけでは...昨年12月定例会の一般質問を掲載

  • 成人式

    出席するのは何年ぶりだろう。過去を振り返ってみると2020年の式が最後。5年ぶりの成人式の出席となった。同じく遠野町在住の市議会議員と2人で出席することになっており、紺藍は、私が祝辞を担当することになっていた。そんなことで一昨日の夜に原稿を書いたのだが、翌朝、別のアイデアも浮かんでしまった。そちらの方が良さそうだったので、昨夜、原稿を書き直して今日の式に臨んだ。開始時刻15分前に会場に入ると、駐車場はほぼ満杯。車を停め、公民館に入ると間もなく式が始まった。式典では、市長の「贈る言葉」を遠野支所長が代読。成人が過ごした20年間を振り返り、体験してきた災害などで実感した「人と人とのつながりの大切さ」を噛みしめながら「人を支え、絆を大切にする気持ちを持ち続けてください」と要望し、パリパラリンピックの柔道女子48...成人式

  • 環天頂アークが見えた

    朝の空はけっこうな雲が浮かんでいた。白い雲と、雲の隙間から除く青空。なかなか素敵な空だと思った。時間が過ぎると雲がほぼ消えて、薄い雲が流れる空に。そこに浮かんだのが環天頂アーク。時々流れる白い雲は、彩雲に染まりながら流れた。航空機の音だけは、朝から何度も聞いた。しかし、本体を見つけられない。午後になってやっと本体を見つけることができた。アンカレッジから香港に飛ぶシンガポール航空の貨物機。だいぶ高い空を飛んでいる。サンフランシスコから香港に飛ぶユナイテッド航空の機体。今年初めての航空機写真かな。環天頂アークが見えた

  • 新年

    散歩は遅めの時間だった。水平線から昇る初日は6時50分台かな。しかし、いわき市遠野町の我が家近辺から見る初日は、山並や林の陰から昇る。時間が遅い。場所によっては7時30分を過ぎる。愛犬も歳を重ね、あちこちに故障を抱えている。以前の朝の散歩は往復3km程が日課だった。最近は往復600m程で帰ってくることもある。今朝はどんどん前に進んだ。以前、散歩の折り返し点としていた農業ため池まで歩いて折り返した。そこから見た初日の出が最初の写真。葉っぱを落として裸となった林の陰から明るい光が昇りつつある。私が見た初日の出。そして空に浮かぶ太陽。これは初日かな。新年になっても、まだ紅葉が残っている。ナラの仲間。タンポポが花を開いている。今シーズンはあちこちでタンポポの花を見る。温かいんだろうな。夕刻に三大明神風力発電の風車...新年

  • 議会活動で並行して遠野和紙・楮保存会活動もすすめた

    最初の写真は、楮の刈り取りをしている。記録等含めて写真撮影は、ほぼ自分でやっているため、保存会活動に参加する私の姿はほとんど確認できない。お願いして撮ってもらったものだ。さて、今シーズンの楮の刈り取りと白皮を作る「しょしとり」の作業は、事実上11月26日から始まった。この日、日本の伝統工芸に関するネット配信番組の取材が入るということで、急きょ作業日となったのだ。保存会活動の拠点となっている工房「学舎」周辺の楮の枝を伐採して一定の長さに裁断して束ね、湯を沸かした釜に入れて約2時間ふかす。枝がふかし上がる間に、楮の皮から表皮の黒皮とその下の甘皮(みどり色の皮)を削ぎ落とす「しょしとり」をして、白皮を作る。その時、だいたい私は、白皮の傷や汚れをチェックし取り去り、皮のごみを洗い流す作業をしているのだが、その作業...議会活動で並行して遠野和紙・楮保存会活動もすすめた

  • いわき市議会12月定例会が閉会しました

    ■討論対象の議案は8件の議案と1件の請願議会最終日、4常任委員会と2決算委員会の委員長報告の後、採決に先立ち討論が行われた。討論には7人が立った。議案から最も遠い討論から、すなわち反対件数が多い順に、反対討論と賛成討論が交互に行われる。討論に取り上げられたのは以下の8件の議案と請願1件。議案第7号いわき市公衆浴場条例の改正について[みゆきの湯の用途廃止]議案第45号いわき市議会議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の改正について[期末手当の年間0.1月引き上げ]議案第46号いわき市長等の給与及び旅費に関する条例等の改正について[期末手当の年間0.1月引き上げ]議案第47号令和6年度いわき市一般会計補正予算(第6号)[議員及び特別職の期末手当の引き上げ分の予算措置が含まれる]議案第55号令和6年度いわき市...いわき市議会12月定例会が閉会しました

  • 三大明神ウインドファーム竣工式

    三大明神ウインドファームは、いわき市遠野町と三和町・内郷高野町の境にあり、湯の岳(593.6m)から天狗山、三大明神山、二ツ石山、鶴石山と連なる尾根に作られている。具体的には三大明神山から鶴石山までの尾根沿いに最高到達点が143mとなる、国内でも最大級の風車が9基設置されている。風車は1基あたり最大4,200kw(1万2,000世帯分)を発電し、東北電力のネットワークを通して供給されていくという。竣工式は8号機の基部に設置された大型テント内で行われた。この風車は式典のために停止されていた。他の風車はそれなりの速度でブレード(羽)が回転していた。その付近にはブンブンと音が響いていたので、平穏な環境で式典を実施するためには風車を止めるしかなかったのだろう。さて、式典には会社が用意したマイクロバスで出かけた。車...三大明神ウインドファーム竣工式

  • 田人のほっこり祭に行ってきた

    ほっこり祭を訪ねるのは初めて。家事を済ませて午前10時頃に、会場に到着した。会場から少し離れた空き地(たぶん元JA=農協=のあった場所)に車を止め、支所に向かった。会場に入る直前に、買い物を済ませた知人に出会った。「もう何もないよ」。イベント開始から1時間しか経っていないが、爆発的な売れ行きの様だ。私は購入することは難しそうだが、それはそれでしょうがない、というか、出店した方々には順調な売れ行きは喜ばしことなのだろうと思いながら、会場に入る。そこで見たのが、丸い環っか噴き出しながら動く古いエンジン。これは面白い。この一角には古いエンジンがずらっと並べられていた。なかに古い脱穀機とエンジンがあったのだが、記憶違いでなければ、脱穀機には「昭和34」年と刻印されていた。私の誕生年の1年前だ。65年も昔の機械とエ...田人のほっこり祭に行ってきた

  • 滝富士登山

    ふれあい会が主催する滝富士登山だが、当初は秋のイベントとして始まり、他の地元イベントとかち合うことから春のイベントに変更して実施されれていた。最初は、お招きいただいて開会式だけ出席していたが、時間がとれて登山もできるようになり、たぶん4回程春の山に登っている。春の山では茂った新緑の木漏れ日を時折感じながら、木陰から降ってくるキビタキのさえずりを楽しみ、また春の草花を足下に探しながら登っていた記憶がある。今回は秋の登山だが、この季節に登るのは初めて。昨年、公民館事業の滝富士登山の案内をなぜか八潮見城探検隊が依頼され秋登山のチャンスがあったのだが、残念ながら予備日も含めて雨で中止。秋登山の機会には恵まれてこなかった。そんなことで、今回初めての秋登山。さて登山道には何が待ち構えているのか。受付場所の下滝集会所に...滝富士登山

  • 防災訓練

    2011年の被害市日本大震災が発災した時、私はいわき市文化センターの3階にいた。おりしも開かれていた重税反対集会に参加していた。集会が終盤を迎えた時、地鳴りとともに建物が揺れ始めた。しがみついた二人がけの机が右に左に揺られながら揺れが収まる時を持ったが、悠久に続くと思われるほど長い時間揺れ続けた。待ち続けた揺れが収まる瞬間が来た。しかし、すぐに再び揺れ始めまた長い時間の大きな揺れに耐えた。悠久に思えた揺れの継続時間はわずか3分だったと後で知った。地震にしては異例の長さだが、日常生活で考えればカップ麺が食べられるまでのわずかな時間にすぎない。しかし、その3分は地域をガラッと変えた。歩道や道路には割れ目ができ、倒壊した建物、崩れた斜面など地域の景観をがらっと変えた。沿岸部に押し寄せた津波は多数の人々の命を奪い...防災訓練

  • 遠野町市民文化祭

    遠野町の市民文化祭は、一昨年まで新型コロナ影響で開催が見送られていたという。昨年再開し、今回がコロナ後(といっても新型コロナは引き続き感染者が発生しているが)2回目の開催ということになるという。芸能の部の発表では、みなさん日頃サークル活動等で練習している演目を熱演し、観劇しているみなさんも拍手などでそれに応え、一体になって楽しむ場面もあった。いっしょに歌いましょうなどたくみに誘導する演目のみなさんもいた。考えて見るとどうして写真を撮らなかったのか謎なのだが、会場には絵画や彫刻、一閑張りや布人形、行灯、高齢者施設入所者の塗り絵など様々な作品が並び、きょうの公民館駐車場で入遠野婦人会による豚汁の無料提供、社旗福祉法人による焼きそば等の販売なども行われ、美味しい食べ物に舌鼓をうつ姿がみられた。残念だったのは、以...遠野町市民文化祭

  • 初霜

    ここ数日間、朝に愛犬の散歩に出かけると、指先に寒さが染みこむようにじんじんする感覚があった。季節にふさわしく寒さがつのっているなぁーと思っていたのだが、昨日、今日の霜でいよいよ本格的な寒さの季節がやってきたようだ。11月8日、初霜歩いていると、とにかく手が冷たい。今日の霜は、昨日より、多めに霜が降りたように思う。注意を払わなくても、霜が目に飛び込んできた。11月9日、霜(フロントページの写真も)霜にまみれてスミレが咲いていた。○○スミレという名のスミレではなく、「スミレ」が正式名称のスミレだ。ここいらでは通常3月末頃から4月にかけて咲く花だ。暖気と寒気による気温の変動にだまされて花を開いてしまったのだろう。ちなみに私の記録している初霜観測日は以下の通り。2012年(平成24)⇒11月25日2013年(平成...初霜

  • 八幡神社の秋祭り

    3年前から写真係を依頼されている私、今年もカメラを担いで祭りに参加した。同時に、来賓としても招待される関係で、玉ぐし奉てんなどの役割もあり、なんとなくせわしく祭り周辺を歩き回っていた感がある。神社は、人目につきにくい奥まった場所に本殿があり、手前に拝殿が配されている。参拝者は、鳥居をくぐり、参道を通って、迎える狛犬の間に立ち、拝殿の鈴を鳴らしてお参りする。その拝殿しきたりにのっとって神事が挙行される。この日も午前9時30分、八幡神社拝殿の中に太鼓の音が響いて神事が始まり、お祓いや玉ぐし奉てんなどの後に、本殿からご神体を神輿に移す入魂式が行われ、いよいよ神輿の出発となる。ちなみに入魂式では神輿が幕で覆われ、本殿からご神体を移す様子も一般参列者は見ることができないようにされている。よく目がつぶれるなどといわれ...八幡神社の秋祭り

  • 敬老会

    いわき市の敬老会は旧13市町村単位に実施されており、私は、このうち勿来地区と遠野地区に出席し、常磐地区と田人地区に出席する予定でいる。遠野地区の敬老会では金婚を迎えた9組みのうち5組が出席した。市長のあいさつでは、市内の100歳以上の方が30人など高齢者の状況や高齢者施策などを紹介し、「来年も元気で明るい笑顔でお会いしましょう」と呼びかけた後に、それぞれ賀状等が授与された。また、金杯が授与された新聞社社長の「金婚式を迎えたみなさんは昭和49(1974)年に結婚された。みなさんの地道な努力の積み上げが今日の豊かな社会を作った」と祝辞が贈られた。表彰者の代表「これからも有意義な日々を過ごしていきたい」と謝辞を返し、式典は終了した。続くアトラクションでは、園児が演歌「兄弟船」に合わせて踊りを披露して盛大な拍手を...敬老会

  • 遠野和紙あかり展、後期の展示では会場係

    あかり展は、遠野地区の諸団体から参加を得た実行委員会が主催して開かれた。今年のあかり展は、5日と6日にあかりのコンクールに寄せられた作品の審査とコンサートが遠野小学校体育館で行われ、作品の展示が後期の日程で上遠野公民館で実施された。コンサートで大ざっぱに数えると180人程度の来場があったと思うので、全日程を通じて600人を超えるみな様に足を運んでいただいたものと思う。平や小名浜をはじめ、普段には遠野を訪れることがないと思われる地区のみなさんの来場があったようだ。さて、上遠野公民館の会場で受付をすますと、最初に出迎えた作品は遠野小学校の児童の作品だった。この作品は、会津短期大学の先生のゼミのみなさんの援助をいただきながら実施されたワークショップで作成されたもの。このワークショップに、議会用務で参加できなくて...遠野和紙あかり展、後期の展示では会場係

  • 活動日誌№245_臨時議会

    1面、4面――1面――■一歩(コラム)自民党総裁選は、決選投票で高市早苗氏が石破茂氏に逆転で敗れた。靖国神社参拝を公言する高市氏に、外交を複雑化しかねないと危惧した国会議員が多かったのだろう▼靖国参拝は、一般国民ならば「参拝の思いは様々」ですまされる。しかし、国会議員はそうとはいかない。戦争への反省が問われるからだ▼靖国には過去の侵略戦争の戦犯が合祀される。この靖国参拝は侵略戦争への反省を疑わせ、韓国や中国の反発を招いてきた。その反発の影響は米国にも波及しかねないという▼自民支持層以外も石破新総裁に一定の期待をしただろう。しかし期待はみごとに裏切られた。首相となる前の9月30日、衆院解散を明言し10月27日の投票を確定させた▼石破氏は総裁選で、「国民に判断材料を提供するのは新首相の責任。本当のやりとりは予...活動日誌№245_臨時議会

  • 和紙漉き講習に参加しました

    和紙漉き講習は、福島県の委託で実施している事業の一環。今後の遠野和紙継承のためにも和紙漉き技術の向上が大切との考えのもと、以前からご支援をいただいている谷野裕子氏を招いて、紙漉き設備の改善や技術上のアドバイスなどをいただき、紙漉き技術の向上をはかった。紙漉きの方法は、溜め漉きと流し漉きの二通りの方法のうち流し漉きを課題とした。初心者は表彰状サイズの簀桁で紙を漉きながら、流し漉きの方法を覚えてもらう。経験者はほぼ新聞紙見開き大の紙を漉いて、その技術の向上をめざす。紙漉きから乾燥まで、2日間の講習は実り多いものとなったと思う。小さいサイズと大きいサイズの流し漉きの大きな違いは、バネで簀桁を支えるかどうかにある。小さいサイズの場合、簀桁に紙料(楮の繊維を含む水)を汲み上げても、せいぜい数kgにとどまる。このため...和紙漉き講習に参加しました

  • 遠野和紙あかり展

    あかり展は今年で3回目。第1回は遠野オートキャンプ場、第2回はいわき湯本高校遠野校舎(当時、旧遠野高校)を会場に開かれ、地域の方々などが製作した行灯などが展示され、合わせてコンサートが行われてきた。今年の特徴は、行灯のコンクールが合わせて実施され、応募作品を審査・表彰すること。確認していないが、たぶん30作品程度の応募があり、金銀銅、佳作の作品に賞状と金一封が贈呈されたこと。また、会津短期大学生が援助に入ったワークショップで遠野小学校児童の5年生と6年生が作成した行灯が展示されたことなどがある。会場には全体で200作品程度の行灯が展示され、薄暗がりの会場を照らしていた。主催は実行委員会で、私も委員の1人として参加しており、加えて伝統工芸遠野和紙・楮保存会の1員でもある。こうしたことから5日は行灯入賞者の表...遠野和紙あかり展

  • いわき市議会10月臨時会

    今期からのいわき市議会では、以下の会派が結成された。いわき市議会政風会13人いわき市議会創世会6人いわき市議会真政会6人いわき市議会公明党4人日本共産党いわき市議団3人いわき市議会正論の会1人いわき市議会市民の会1人いわき市議会誠心誠意の会1人いわき市議会拓く会1人(私の会派)いわき市議会日本維新の会1人選挙中から支援してくださった方々には当選後は1人会派でいくと話していた。「拓く会」としたのは「拓く」が未来を拓くなどと使われ、いわき市議会が開かれた議会として市民の信頼の厚い議会となれるよう役割を果たせるならばと考えての命名だった。1人会派が5会派もあるのは、たぶんいわき市議会はじまって以来のことではないか。こうした会派構成のもとに開かれた臨時会は、9月の市議会議員選挙で選出された新議員が10月1日から任...いわき市議会10月臨時会

  • 10月1日から5期目が始まる

    いつの市議会議員選挙の後でもそう(補欠選挙は除く)だが、市議選後の任期のスタートは、いわき市の市政功労者表彰での受賞者へのお祝いとなる。いわき市の市制施行は1966(昭和41)年10月1日だが、この記念日となる10月1日に、いわき市の進展に寄与した市民を、自治、産業、社会福祉、ボランティアの各分野から表彰する式典を開いる。会場はJRいわき駅前のLATOV内に設置されているいわき産業創造館企画展示ホール。ここに今年の表彰者全55人のうち、たしか51人が出席し、表彰状が授与された。この授賞式に招待され出席した市議会議員の役割は、受賞者に出席できない市民に代わって祝意を伝えることにある(と思っている)。受賞者が表彰状を授与されるたびに拍手を贈って受賞を祝った。受賞者の代表は、関係者や家族の協力に感謝しながら、今...10月1日から5期目が始まる

  • そういえば市議選告示前日には活動日誌№243を発行していた

    ■一歩まちがいをしたら、反省してあやまろう。普通、大人は子どもにこう教える。その当たり前ができなかった、全国戦没者追悼式の首相式辞は残念としかいいようがない▼8月15日、終戦記念日の首相の式辞は、国民の犠牲には言及しながら、侵略戦争での犠牲に言及しなかった。「過去を顧み、深い反省の上に立って」と、従前通りにやんわり侵略の反省にふれた天皇とは対照的だった▼ロシアのウクライナ侵攻、イスラエルのガザ侵攻など、世界で続く戦争。尖閣諸島周辺などでの中国の不穏な動きも続く。「正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求」する憲法を持つ日本は、武力の行使や威嚇をやめるよう強く求める立場を持つ。立場を活かすのは過去に向き合う真摯な姿勢だ▼かつて自民、社民、さきがけの村山政権は「植民地支配と侵略」で「とりわけアジア諸国の人々...そういえば市議選告示前日には活動日誌№243を発行していた

  • 選挙結果を載せた活動日誌№244を発行します

    ■一歩(コラム)投票日8日午後11時30分、投票結果の確定を待って、次点と27票差で当選が決まった。事務所に歓声が上がった。支援・支持をいただいた力が、最後押し上げてくれた結果だったと思う▽9日午後1時30分、当選証書付与式にのぞんだ。順番は最後。付与の際、選挙管理委員長の「おめでとうございます。お帰りなさい」との思わぬ声かけに、どう反応したら良いのか考えつかないまま、「ありがとうございます」を2度繰り返して受け取った▽委員長には以前の任期の際に選挙のあり方で質問したことがある。公職選挙法の規定を確認する質問で、私は、合間に法のあり方に疑問を呈しながら質問をつないだ。最後の質問に委員長は、候補者が政治活動や信条、政策等を伝えることは、投票率の向上が期待できると答えた▽質問の狙いはここ。候補者間の論戦が投票...選挙結果を載せた活動日誌№244を発行します

  • 選挙運動最終日。街頭から最後まで訴えました

    街頭から立候補のあいさつ(演説)をしたのは、最終的に7日間で80ヶ所位かな。正確な記録を確認していないので少し違うかもしれないが、だいたいそんなものと思う。ある場所で街頭からあいさつをした時、「名前を連呼しているだけでは分からないが、停まって話してくれると良く分かります」と候補者カーに同行している運動員に話してくださった方がいる。「あいさつ」も、有権者のみなさんの心に働きかけることにつながったと思う。何よりその周りで、法定ビラを配ったり、桃太郎旗を掲げながら手を振ってくださった運動員などのみなさんのご苦労が、有権者のみなさんの心に響いていると思う。終盤の演説は以下の内容だった。1市議選も最終盤1日に告示された市議選も終盤です。私は、この間、3つの事をみなさんに訴えて参りました。1つには内田市長が先の市長選...選挙運動最終日。街頭から最後まで訴えました

  • 市議選での支持を街頭から訴えています

    遠野和紙ボランティア活動への参加の教訓私は、この4年間、遠野和紙継承の活動に参加させていただき、手弁当で伝統の継承にがんばるみなさんといっしょに汗をかき、その姿を見てきました。こうした住民の努力を支え、報いる、そんな行政が必要だとつくづくと思っています。住民のねがいや不安いま、世界に目を広げれば、ロシアのウクライナ侵攻以来世界の平穏が脅かされる戦争が続き、また、国内を見れば、物価の高騰に収入の伸びが追いつかず、暮らしは厳しいと感じている方も増えています。スーパーに買い物に出かければ、お米がなかったという悲しい話しも聞きます。3教育費負担の軽減をこういう中でくらしや子育ての不安を軽減する1つが、学校給食費をはじめとした教育費負担の軽減を図ることです。先の市長選で、内田市長は「学校給食費を安くする」と公約しま...市議選での支持を街頭から訴えています

  • 遠野和紙の紙づくりを体験してもらった

    保存会の今月の活動は、一昨日と昨日に楮畑の草刈りや楮の芽かきなどに取り組んだ。もっとも私は、別の行動があって、たまたま通りかかって楮畑の草刈りをしている場面に遭遇して気がついた。蒸し暑い中だったが、膝上程度まで伸びた草を草刈り機を操って刈り取っていた。今日は前述の研修の受け入れ。教員2年目のみなさん9人(たぶん)がいわき市の遠野支所の2階会議室で座学でスタートした。私が和紙と遠野和紙や保存会の活動について話し、地域おこし協力隊員が、隊員の活動や隊員となった動機、今後の抱負などについて講話をした。持ち時間は30分という想定だったが、私の話はたぶん40分程。協力隊員の講話が若干短くなったので、総体としては時間通りになったとは思うのだが、タイムオーバーはごめんなさいという他ない。講話の後、楮畑に移動して1時間ほ...遠野和紙の紙づくりを体験してもらった

  • この間いただいた意見を受けて活動日誌№242を作った

    ○元市議会議員・伊藤浩之の活動を紹介します。■ビラや訴えに共感の声先月28日、一部地区に配布しました本紙№240などを読んで、「どうしているのか気になっていた」などと声がかけられました。政策には共感の声も。車を停めて話しかけてきた青年「山を削って規模の大きな太陽光発電が設置されています。自然や景観を守るためにも、やめさせるようにがんばってください。」医者に通っているというお年寄り「移動する手段の確保は町場でも問題。通う病院方面にバスがないので、タクシーを使う。片道3,000円もかかって大変だ。」ビラを読んで話したくなったという住民「削られた山から土砂の流出があったし、増加する太陽光発電施設建設に不安を覚えます。厳しく規制をすることは必要だと思います。」■市政に求めます。くらしの安心8月8日の宮崎県沖の大地...この間いただいた意見を受けて活動日誌№242を作った

  • じゃんがら念仏盆踊り大会

    遠野町のじゃんがら念仏盆踊りは、上遠野地区と入遠野地区で交互に開かれ、今年は上遠野が会場となり59回目を迎えた。夕刻、じゃんがら念仏踊りを披露する青年会や保存会が、太鼓と鉦を打ち鳴らしながら1列になって会場に入場した。開会式に続き、各団体がじゃんがら念仏踊りを披露した。「チャキーンチャキン、チャキチャキ、チャキーンチャキン、チャキチャキ」と刻まれる鉦のリズムはどこの団体もほぼ同じだが、太鼓のたたき方と演舞に各団体の特色が表われる。深山田保存会入中天青年会下根本青年会入下青年会根岸青年会盆踊りはまだ明るい時間帯に始まった。しかし、根岸青年会が演舞する頃には夕焼けが空に浮かんだ。赤く染まる雲の中にじゃんがらの演舞が終ると盆踊りが始まった。いわき踊りに続きお囃子隊の演奏による盆踊りで、やぐらの周りには2重、3重...じゃんがら念仏盆踊り大会

  • 雑草管理が不十分では

    山を削って敷き詰められた太陽光パネルの隙間から植物が突き出し、葉を茂らせていたのだ。この発電所は、良く通りかかる道路から見てきた。しかし、近くから見たのは初めてのことだった。まず驚いたのは、直近の住宅との距離。パネルの海に住宅を飲み込みそうに見える位置まで、パネルが敷き詰められている。別の太陽光パネルだったが、近くに建設されてから住宅内の温度が上がって、パネルに近い部屋は暑くて居られないと訴えていたことがあった。室温が継続的に記録されているわけではないので、データ的には実証できない。しかし、現実にそんな思いをしている。気の毒で仕方がない。そんなパネルが住宅のすぐ側まで敷き詰められている。これはひどい。そんな思いしか湧いてこない。もうひとつは、パネルの隙間から見える緑の葉っぱ。伸びた、たぶん草がパネル高より...雑草管理が不十分では

  • 慰霊

    13日は、朝にお墓参りをして、夕方は迎え火を焚く。祭壇には馬に模したキュウリに爪楊枝を4本刺した作り物と、牛に模した同様の作りのナスビが飾ってある。早く戻ってこいという馬と、ゆっくりと帰ってという牛だが、迎え火は馬に乗ってくる仏が迷わずに帰ってくるように目印として焚かれるものだと聞いたことがある。迎え火を火種に孫が花火に興じた。迎え火の目的が目印なら、より派手に演出した方がその効果は高い。孫には花火をどんどんつけてと遊んでもらう。14日には、じゃんがら念仏踊りが供養に訪れた。鐘と太鼓を打ち鳴らしながら自宅前の庭に入り、踊りはじめる。「チャリン、チャリン」と鉦がリズムをとり、静と動の入り交じった踊りを舞いながら太鼓が強弱をつけながらメロディーを奏でる。朝10時頃からとはいえ、気温は30度を超えている。我が家...慰霊

  • 被爆地のねがい、子ども達のねがい政府は率直に応えてほしいな

    朝のあいさつは、週3回、場所を変えて実施している。この日は深山田の沢繋に立ち、遠野から常磐方面に向う車、常磐方面から遠野に向う車、それぞれに頭を下げ「おはようございます」と声をかける。約1時間、ここは数百台の車が横切っていく。多いか少ないかは別として、頭を下げたり、手を振ったり、時にはクラクションが鳴らされたり、何らかのあいさつが返ってくることがある。ありがとうございます。さて、広島の式典で、同市の松井市長は、ロシアによるウクライナ侵攻の長期化やイスラエル・パレスチナ情勢の悪化で、強まりつつある国際問題の解決のために武力に頼らざるをえないという考えについて「市民社会の安全・安心を保つことは不可能では」と問題提起。かつてゴルバチョフ・ソ連大統領が核兵器の根絶と軍縮を決意し、レーガン米大統領と対話をして、冷戦...被爆地のねがい、子ども達のねがい政府は率直に応えてほしいな

  • 事務所開き

    事務所開きには、地元をはじめ、勿来などからも顔を出してくださった方があり、久しぶりの出会いに懐かしさを覚えた。直接声を欠けたものでもなかったが、先月28日に常磐、勿来、田人、遠野の範囲で折込をした「伊藤浩之の活動日誌」を見て駆けつけてくださったものと思う。ビラを広く配布した効果は、こんな形でも効果を現わしたようだ。事務所開きでは、後援会長が、「地盤も、看板も、カバンも弱い人ではあるが、集まってくださったみなさんが力になってくださる」と期待を述べ、「現職市議の時代には論理的に質問を展開した人だった」と、必勝を訴えた。また、地元の代表二人が、それぞれ、「地元から議員を送りたい」とあいさつで激励の言葉をくださった。私は、今の市議会が、住民の声を市政に届け実現することはもちろん、かつて市議会発で制定され、魚食推進...事務所開き

  • 活動日誌№241を作成しました

    ■一歩「アライグマ一家を見た。1頭が威嚇してきた」。そんな話を聞いた。荒々しい気性で人的被害も心配される▼以前「編集後記」に書いたが、千葉県で食害などが問題になっていた小型の鹿・キョンを近所で目撃したと聞いた。茨城県の筑波山あたりではすでに目撃されていたらしい▼いずれも人の手で日本に持ちこまれて野生化し、生息域を拡大した。野鳥が先行していた。外来のガビチョウやコジュケイ、ソウシチョウも見かけたが、同様に生息域を広げ、在来種を脅かしている▼外から入ってくると言えば、再生可能エネルギー関連も、市外の事業者が多い。遠野町の鶴石牧場らしいが、9万4,160KWの太陽光発電施設の計画がある。本社は沖縄県。防災や景観で危惧を覚える▼遠野町の先行する大型発電施設では、土砂の流出や崩落など、住民生活に不安と迷惑をもたらし...活動日誌№241を作成しました

  • 疑問、質問ありがとうございます

    朝のあいさつは、出勤途上にある方々に、道路脇に立って「おはようございます」と声をかけながら、頭を下げる。いわき市議選は9月1日告示だが、街頭に出ることで関心が高まればいいなと思って、頭を下げている。週に3回、3ヶ所に立つが、1回目に比べて2回目は認知度が高まったような気がする。車内で手を振ったりしながら通り過ぎてくれる人が増えてきたように思う。来週も朝の街頭に立つ予定だ。さて、「活動日誌」には折り込んだ日にけっこう見ていただいていて、「見たよ」という声をいくつも聞いた。同時に、内容に関心を持ってもらっている。ある人は、「安心を市政に求める」という項に盛り込んだ「太陽光、風力発電設置への市独自ルールの早期実現」を読んで関心を持ち、話しを聞いてみたいと思ったという。これとは別に、伊藤ひろゆき事務所を報せる看板...疑問、質問ありがとうございます

  • 活動日誌№240を作成しました

    ※小さい画像をクリックすると、大きな画像でご覧いただけます。元市議会議員・伊藤ひろゆきの活動を紹介します。■くらしー安心を市政に求めます繰り返す災害、人口減少、「なんでも値上がりで大変」「移動手段がなくて」など、くらしの不安や厳しさを訴える声も聞いてきました。都市部でも中山間地でも、住みよいと感じられるいわき市こそ、住民に求められています。●学校給食など教育負担の軽減●地域に適した移動手段の確保●災害に備えた防災対策の強化●地域を担う人材育成と地域「資源」の発信強化●医療の安心確保●太陽光、風力発電設置への市独自ルールの早期実現■改革ー市民のねがいを活かす市議会づくりいわき市議会発の初条例が「いわき市魚食の推進に関する条例」。政策提案検討委員会で議論を重ね、市民のみなさんの意見を募り検討し、制定され、これ...活動日誌№240を作成しました

  • 活動日誌を作成しました。今週末あたりに新聞折り込みするつもり

    主な記事を以下に紹介します。■一歩教養に欠けた私ではあるが、「国破れて山河あり城春にして草木深し・・」という漢詩は思い出すことがある。「春望」、杜甫の作だ。漢詩に起承転結という技法があるという。今も重宝されている技法だ▼「起」で話題を提供し、「承」で起を発展・展開させ、「転」で新たな視点から展開、「結」で締めくくる。ざっとこんな構成になる。春望は「国は荒廃しても自然は変わらず、花を見て涙を流し鳥の声を聞いて心が痛む・・」と紡いでいる。やはりこの構成に従っているようだ▼最近「Aをした。Bが実現した」と続く文章を見た。構成は「起結」となる。AもBも事実だろう。が、しっくりこない。AがBにどう寄与したのか、その過程が見えないからだ。「承」を加えてABをつなぐ説明が必要だろう▼本欄は特にそうだが、起承転結には十分...活動日誌を作成しました。今週末あたりに新聞折り込みするつもり

  • 活動日誌を作成しました

    小さな画像(サムネイル)をクリックしていただければ、大きな画像で読んでいただけます。以下、キャプション(写真の説明)以外の記事を掲載します。■一歩(コラム)お久しぶりです。この4年間市政を離れ、遠野和紙継承の活動に参加してきた。草刈りなど畑仕事に始まり、コウゾの育成からコウゾ皮の処理、紙漉き・乾燥まで。活動は年間を通し続いてきた▼活動に参加し、材料作りから紙漉きまで一連の工程を教えていただき、実施し、基本の流れを覚えた。基本を知ることで、和紙継承活動の次の展開を考えられるようになった。やはり基本は大切だ▼議会でも「基本が大切」は変わらないと思う。いわき市議会は5年前、議論を重ねながら議会基本条例を制定した。議会改革の一環だが、その基本には議会内の議論の活性化がある。最近、その議論が低調と聞こえてきた。残念...活動日誌を作成しました

  • ツバメ、戻ってきたか?

    2週間前、ツバメの巣が壊され、その巣を修復したことは先のブログに書いた。小鳥たちの巣作り(5月19日)どこのカラスが襲撃したのかは分からないが、とても残念な事件だった。自宅の家屋には6ヶ所の巣がある。そのうち壊されていない、あるいは放棄されていない巣は1つだけ。それが今回襲われた巣だった。巣を修復し、羽に何かが触れることを嫌がるという習性を利用した忌避措置を施し、ツバメが帰ってくるのを待っていた。1週間程前に自宅周辺に戻ってきてから・・というか、同じツバメかどうかは分からないのだが、玄関を開け放すたびに室内に侵入を繰り返すことがたびたびあった。こうして1週間、ついに巣にツバメが入った。ここで子育てしてほしい。彼らをしっかり見守りたい。ツバメ、戻ってきたか?

  • 保存会で紙漉きをした

    トロロアオイは、育てた根から粘り成分を抽出し、紙漉きをする際に、漉き舟にはった水に溶かし込み粘性を高めるために使う。水に粘りを浸けることで繊維の沈降をコントロールし、紙を漉きやすくするために使われる。紙漉きの方法の一つ流し漉きに欠かせない材料となる。25日、畑に集まった保存会員が、畑に畝を作り、溝を掘り、3cm程の間隔で種を置き、土を被せる。10数m程の畝を7本作り、種を埋めていく。こうして1時間強で作業を終えた。種から芽が出れば、15cm間隔程度になるように間引きをし、成長に応じて芽欠きなどの作業を加えて根を大きく育てる。初冬には収穫だ。翌日には、自宅の畑でも種植えをした。やはり1時間程で作業を終えた。自宅の畑は土が固い。固い土の畑では根が分けつしてしまい、太い根を育てることができない。昨年、トロロアオ...保存会で紙漉きをした

  • ええ、米国沿岸警備隊

    写真の航空機は輸送機。HC-130J、スーパーハーキュリーという機体だ。米軍輸送機は時々上空を通過するが、この輸送機はアメリカ沿岸警備隊の機体らしい。沿岸警備隊って、日本の海上保安庁と同様に、警察権に基づいてアメリカ周辺の任務に就いているのじゃないの。そう思っていたが、さにあらず。「公海及び合衆国の管轄が及ぶ水域上、水面下及び上空におけるあらゆる連邦法の執行又はその支援」とされるなど、その行動範囲は広い。しかも、米陸海空軍、海兵隊と並ぶ合衆国軍に組み込まれた軍隊という位置づけらしい。そう考えると、日本の米軍基地などに飛来してもおかしくはないのかと納得した。先月、尾部に特徴を持つ航空機を撮影していた。4月4日4月21日尾部に小さな翼のような物が見える。空中給油時に伸ばすフライングブームと呼ばれる装置の安定翼...ええ、米国沿岸警備隊

  • 子鳥たちの巣作り

    ブッポウソウはここ数年、シーズンになると姿を見かける。最初は、一時的に見かけるだけだったが、最近は良く見かけるようになった。昨年は、姿は見られなかったがサンコウチョウの鳴き声も何ヶ所かで聞いた。今年は姿を見たいものだ。さて、このシーズンは様々な鳥が巣作りにいそしんでいるようだ。ある朝、電線の上でツピーツピーとしきりにシジュウカラがさえずっていた。見ると、2羽がいて、うち1羽は口に何かを咥えており、やがて電柱に消えていった。咥えているのは枯れ草などのようだ。巣材だと思う。電柱に空洞があり、そこで巣を作っている物と思われる。もう1羽は電線の上でさえずり続けている。周辺を警戒しているのだろうか。ただ気になるのは、さえずっているシジュウカラの胸の黒い模様、いわゆるネクタイは太く下まで繋がっている。一般的にメスは途...子鳥たちの巣作り

  • きれいな水を守る。ドラマの言葉に納得と同時に使命感

    今、現在の「虎に翼」の時代背景は、戦前の時代、日中戦争から太平洋戦争に向かう時代だ。戦前の法体系のもと結婚した女性は「無能力者」とされていた時代に、女性の法律家への道が開かれていくが、その背景では日中戦争(1937年・昭和12年)が開戦し、太平洋戦争へと戦争が拡大していった。物語の場面には、「贅沢はできないはず」だったかのスローガンが入ったポスターが挿入されたり、鉄材供出の呼びかけや供出場面が挿入されるなど、拡大する戦争が庶民の生活に深く浸透し、不自由な社会になりつつある社会が映し出されている。そしてはっとさせられるのは、未婚の女性だからとなかなか弁護の依頼が成立しない中、虎子と同じ年に女性弁護士となった大学の先輩・久保田の初めての法廷で薄笑いを浮かべる判事がいるなど嫌な雰囲気が満ちた場面だった。法廷が終...きれいな水を守る。ドラマの言葉に納得と同時に使命感

  • 保存会、楮畑の草刈り始まる

    今年の保存会の活動は、思ったより楮の収穫量があったため、その皮を処理するしょしとりに4月の終わりまでかかり(それでも処理が終っていない皮が残っているのだが)、昨年まで4月末には1度入っていた草刈りをまだしていなかった。ゴールデンウィーク明けの畑には、思ったより伸びた草が繁茂していた。自宅付近は、草刈りをしていて、それ程草は伸びていないため、畑の姿を想像出来ていなかったのだが、こんなに伸びているとは驚きだ。会の自走式草刈り機とそれぞれの会員が持ち寄った草刈り機を使い、畑の草を刈り倒していく。機会を使用していない会員は、鎌を使って株周りの草をきれいに刈り取っていく。約3時間の作業で、3ヶ所の畑で約2反(約20アール)の草刈りを終えた。楮の株は、伸びた草の中に隠れている。新芽が出ているかもしれないので、これを刈...保存会、楮畑の草刈り始まる

  • GW、孫と公園めぐり

    2日夜に帰省してきた娘一行。翌3日、朝ご飯を食べると早速「外に行きたい」という孫の外遊び要求の攻勢が続いた。1度外に出ると、なかなか家には入らない。GWの後半は暑い日々が続いたが、全くお構いなしに外で自分ルールの遊びを続けていた。そんなこともあり、思いっきり遊ぶことができる市内の公園に連れ出し、遊具で遊ばせた。まずはいわき公園。「混んでいるんじゃない」と予測していたが、午前11時頃に着いてみると、遊具に最も近い駐車場に空きがあり、スムーズに公園入り。孫もすぐに「遊びゾーン」の遊具で遊びだした。滑り台をはじめ様々な遊具で遊んでいたが、もっとも気に入ったのは、ミニの丘に設置されたウレタンか何かのコブがある白い斜面かな。しばらくそこを離れなかった。遊びのゾーンには時計塔がある。その上空を飛行機雲を引いた航空機が...GW、孫と公園めぐり

  • ハロとツバメ

    ツバメは毎年やってくる。しかし、昨年は繁殖しなかった。巣に入ったツバメもいたのだが、カラスに襲われて巣作りを断念したようだった。今年も少なくと1つがいが来ている。古い巣があるのは自宅前だが、自宅裏に巣作りを試したペアもいたようなので、もしかして2つがいが来ているのかもしれない。そのツバメは、玄関や窓を開けていると、そこから室内に侵入しようとするし、実際、何度か侵入して室内にふんを落としていく。ある日は、和室に入り込み、窓から出そうとしたのだが、なかなか出てくれなかった。さて、このツバメは今年は繁殖してくれるか。とても期待しているのだが。朝の空に飛行機雲が伸びた。合わせてその雲が長い陰を伸ばした。山際に伸びる黒い線が飛行機雲の影だが、これが影だと知らなければ、不思議な現象と思っていたのだろうな。ハロとツバメ

  • 昨年より環境になじんだ我が家周辺のキジ

    というか、そもそも私たちが恐れるに足りずと思うようになったのだろうね。我が家東側の市道をはさんで東西にテリトリー(縄張り)を構えるキジ。数年前から出没している。同じ個体かどうかは分からない。しかし、毎年我が家の前をいったりきたりしている。今年も1日に何度も我が家前を行き来しているようだ。ある日は、朝早くから我が家西側の畑から母衣打ちが何回も聞こえて目が覚める。ある意味迷惑だが、彼らは彼らなりに頑張っているので仕方がない。最近、10m先のセイヨウテッセンの陰でしょっちゅう母衣打ちをする。少し前に、雄の彼だけでなく、雌のキジが我が家の近くを歩いていることに気付いた。近くに雌のキジがいて、母衣打ちで何かを報せている、あるいは読んでいるのかしれない。ここにたくさんの食べ物があるぞと。このキジは道路を横断してテリト...昨年より環境になじんだ我が家周辺のキジ

  • 新緑の八潮見城に小学生といっしょに登山

    遠野小学校は、今年4月に新設された学校。3月まではいわき市立上遠野小学校、同入遠野小学校があった。しかし、保護者等から児童生徒の減少による教育環境の後退を心配する声があがり、地域的な検討を踏まえて両校を統合する要望がいわき市教育委員会に提出された。この要望を受け、今年3月で両校は廃校になり、4月に新たに両校を統合した遠野小学校が旧上遠野小学校校舎に開校した。中学校も同様に2校あったものを統合し、旧上遠野中学校に遠野中学校が開校されている。さて、上遠野小学校では前年度まで、全学年で八潮見城登山を実施していたが、今年は2つの学校の児童がいっしょに学び始めたことから登山を早め、4月に実施することにしたようだ。旧来からこの登山の案内は八潮見城探検隊に協力依頼がされており、今回も案内役として同行することになった。児...新緑の八潮見城に小学生といっしょに登山

  • 遠野和紙ボランティアの最も忙しいシーズンを乗り越えた

    私が遠野和紙のボランティア活動に初めて参加したのは2020年11月だった。以来、当時のボランティアが担っていた作業内容を身に着け、その後、和紙の材料作りから紙漉きまでの作業手順を覚えてきた。「覚え」と書くのは理由がある。全部を身に着けたという程に技量が向上していると言えないからだ。まあそれはともかく、和紙の材料作りの作業である「しょしとり」(たぶん「表皮とり」が訛ったものかと思う)がこの時期までずれこんだのは、この3年間で初めてのことだった。それだけ、楮の収量が増えたということ。喜ばしいことではある。「しょしとり」作業の際、最近の私は、しょしとり後の白皮を水で洗って黒皮などのごみを流し去り、傷や汚れをハサミを使って取り去る作業をしている。皮を1枚1枚点検し、瑕疵があればそれを除去する作業になるので、それな...遠野和紙ボランティアの最も忙しいシーズンを乗り越えた

  • カワズの声を聞きながら続く和紙・楮保存会の作業に参加

    遠野町入遠野にある遠野和紙工房「学舎」。昔、営林署の事務所や宿舎が設置されていた場所だが、現地の営林署が廃止された現在はほぼ取り壊され、残された旧事務所棟と県の補助金を受けて建設された遠野和紙工房「学舎」で遠野和紙継承の取り組みが進められている。工房前には田んぼが広がる。田起しがされるなど田植えの準備が進んでいる。その田んぼからはカエルの合唱が聞こえる。「ゲコゲコゲコゲコ・・」の声が多数被さる。アマガエルだ。4月に入った頃、田んぼから聞こえ始める声がアマガエルだと知ったのはたぶん昨年のこと。あの小さい身体から、田んぼを制圧するような大音量を発する力には意外性もあり、驚きを感じたものだ。よく晴れた空の元にあった保存会活動の2日目(10日)の田んぼからもチラホラ聞こえてきたが、強雨だった1日目(9日)は、雨が...カワズの声を聞きながら続く和紙・楮保存会の作業に参加

  • ソメイヨシノ(サクラ)が咲き始めていた

    入遠野越代にある遠野和紙の工房「学舎」に用事があって出かけた時、旧入遠野小学校校庭のソメイヨシノ(サクラ)の開花に気がついた。2分咲きといったところだろうか。同小は今年3月に上遠野小学校といっしょに閉校。両校が合併する形で新たに遠野小学校となった。上遠野中学校と入遠野中学校も同様に閉校し、新たに遠野中学校としてスタートする。このため同小のサクラが新入生を迎えることはないの。しかし、今日の開花具合を見ると、新たに遠野小学校となる旧上遠野小学校や遠野中学校となる旧上遠野中学校のサクラは、入学式が行われる4月8日には満開に咲き誇り新入生達を歓迎することになりそう。さて、3月20日に開花した我が家のマメザクラは間違いなく満開。咲き始めたチューリップとともに庭を飾る。咲き始めたチューリップ。庭でいつの間にか、しかも...ソメイヨシノ(サクラ)が咲き始めていた

  • 参加した和紙・楮保存会の活動で今シーズンやっと最後の釜だし

    昨日と今日、伝統工芸遠野和紙・楮保存会の定例活動があり、今シーズン最後の楮の釜だしをした。楮の伐採と楮はぎ(ふかした楮の枝から皮をはぐ作業)は終えたが、楮の皮から表皮等を削ぐしょしとりはまだ終っていない。引き続き来週からの定期活動が続く。今シーズンと書いたが、通常冬場(だいたい12月から翌年3月の寒い時期)の作業で終っているので、今年はだいぶシーズンが長くなってしまっている。伐採と楮はぎを優先して進める手順から、両者としょしとりを並行して進める手順に変更したことに原因があるかもしれないが、一方で収穫量が増えていることや作業日に一般の方の和紙作り体験を入れたことも原因となっているかもしれない。そう考えれば、ある意味喜ばしい状況かもしれない。今日の作業内容はいつもと変わらない。楮の枝の裁断(釜に入れるために一...参加した和紙・楮保存会の活動で今シーズンやっと最後の釜だし

  • 庭の春深まりツバメが飛来

    リビングの窓を横切る黒い影。軽やかに空を切るその姿は紛れもなくツバメ。今年もさっそくやってきたようだ。さっそくと書いたが、特別に早いわけではない。記録の分かる限りまとめてみると、昨年も今年とほぼ同じ3月末から4月始めの頃、一昨年(2022年)は3月20日、2020年が3月21日、2018年が4月6日、2017年が4月7日、2015年が3月28日、2014年が4月6日、2013年が4月4日、2012年が4月11日だった。これはあくまで自分が初めて見た日をX(旧ツイッター)書きとめていたもので、実際には多少早い時期に飛来していた可能性はあるが、比較してみると今年が特に早いわけではなく、むしろ標準的な飛来ということになる。ツバメが飛来した庭は、次々と春の花が咲き継いでいる。クロッカス、ハナニラ、3月20日に開花...庭の春深まりツバメが飛来

  • 和紙・楮保存会のボランティア作業に参加した

    遠野和紙・楮保存会は、秋から春前にかけてのシーズンは繁忙期。楮の伐採からしょしとり(楮の皮から黒皮と甘皮を除き白皮とする作業)までを集中して行う。昨日、今日の定例作業日も同様の作業を続けた。今日の作業終了は午後4時30分頃。帰宅のため車に戻った時、林の陰の太陽に虹色の輪っかが見えた。この輪っかの正体は花粉光環。雨上がりは花粉飛散が増える。昨日雨が降り、今日は晴れた。このため大量に花粉が飛散したのだろう。昨年は降雨の有無に関わらず大量に花粉が飛散した。杉林は隅から隅まで焦茶色に染まった。それだけたくさんのスギの雄花が発生していたのだ。大気中を舞う花粉で周りの山林が霞んで見える日々が続いた。花粉光環もひんぱんに見た。しかし、今年のスギ林は違った。たしかに焦げ茶色にはなったのだが、緑色も見える、そんな杉林の状態...和紙・楮保存会のボランティア作業に参加した

  • 季節はずれの運動会を少しお手伝い

    遠野町の2つの小学校と2つの中学校がそれぞれ閉校となり、4月から新たに遠野小学校と遠野中学校となるが、このうち入遠野地区の小中学校にゆかりの方々を対象にした運動会が入遠野小学校校庭で開かれた。準備などほんの少しだがお手伝いをしてきた。運動会を主催したのは遠野町まちづくり検討会若者部会で、同地区出身の2人の若者が中心になってみんなが集まる時間を作ろうと準備を進めた。当日まで100名を超える参加申し込みがあったといい、当日の参加申し込みなども含め200名を超える同地区ゆかりの人々が会場に集まっていた。競技種目は、運動会でおなじみの玉入れや借り物競走、宝拾いやリレーに加え、全員参加の入遠野クイズやじゃんけんれっしゃ(じゃんけんに負けた人が飼った人の方に手を掛け、最後に先頭になった人が勝つゲーム)などで、紅白に分...季節はずれの運動会を少しお手伝い

  • 遠野和紙・楮保存会の伐採作業終了

    写真は昨日、深山田瀬谷家(遠野町最後となった紙漉き職人)の楮畑の伐採作業中に撮影したもの。21日に空だ。中層を流れる雲(たぶん雪を降らせる乱層雲が千切れた雲)の背後に浮かぶ高層の薄雲にはハロが見えていた。ハロは雲を作る氷の粒で太陽光が分光して発生する現象。高層の薄雲がハロに適した雲だったようだ。保存会員は畑の楮の枝を次々に伐採していった。楮畑の一隅につくしが芽吹いていた。今シーズン初めて見た。今日は深山田の別の畑で伐採作業をした。ここではホトケノザの花を見た。タンポポも咲いていた。このタンポポの種類を確かめるためガクの様子を見た。下に向って反り返っていればセイヨウタンポポ、閉じていれば和種のタンポポの可能性が高い。結果、閉じているような、反り返っているような・・よく分からない。両者の雑種で見分けにくいもの...遠野和紙・楮保存会の伐採作業終了

  • 我が家のマメザクラ開花

    マメザクラの開花は、昨年の記録では3月17日となっている。今年は今日が開花なので、3日遅れということになる。桜は秋が深まり寒くなると休眠状態に入り、十分に寒さの刺激を受けた後に気温が高まると休眠から目覚めるという。これを「休眠打破」と呼ぶらしい。この休眠打破の日を2月1日と仮定し、この日を起算点として平均温度の積算が400度を超えると桜(たぶんソメイヨシノ)が開花する「400度の法則」というのがあるという。どんぴしゃとはいかないようだが、その予測は数日間の誤差で当たるらしい。我が家のサクラにも同じような法則が適応できるだろう。と考えると、今年はこれまで温かい日が多かったという印象とは違って、我が家の桜は若干気温が低かったことを示しているようだ。マメザクラの近くに3年前に植えたカワヅサクラもある。この花も今...我が家のマメザクラ開花

  • 保存会のアクアマリンふくしま紙漉き体験に参加した

    アクアマリンでの紙漉き体験は2回目。昨年3月のアクアマリンエッグ改修にともなうイベントの一環に組み入れていただき、保存会としてはじめて(たぶん)の紙漉き体験会を開催した。エッグの一画に、保存会のメンバーに加え、地域おこし協力隊員といわき市遠野支所の職員合わせて十数人と体験者がひしめき合いながら進行するような体験会だった。今回使わせていただいた会場は、アクアマリン見学の道順からいえば出口付近となるアクアルームとエントランスホール。非常に見通しが良く広々としたロケーションの良い会場ながら、ホールはガラス張の広い空間。少し温かすぎる環境だったが、若干汗をにじませながら体験会を進めた。体験希望者には、まず受付で希望時間に予約を入れてもらう。開始時刻の10時、アクアマリンを観覧にきたお客さんも、まだまだ水族館を巡っ...保存会のアクアマリンふくしま紙漉き体験に参加した

  • 今週も受け入れた遠野和紙体験をご案内

    保存会の作業は、いつもと同じように始まった。午前9時には楮畑に集合し、枝の伐採作業を始める。太い枝切断できる剪定ばさみを使い、枝のできるだけ根元の部分を斜めに切り落とす。斜めにするのは、雨水などが流れやすくするためだ。5人から6人で1時間30分程作業を続け、軽トラックに3台分の枝を伐採して和紙製造工房「学舎」に搬送する。これを2日間で蒸し上げ、楮の枝から皮を剥ぎ取る「楮はぎ」を施し、竿にかけて乾燥させることになる。同じ時刻、学舎に集合したみなさんは、以前に乾燥させた楮の皮から1層目の黒皮と2層目の甘皮を取り除く作業「しょしとり(表皮取り)」をする。楮の皮は前日以前に水に浸しうるかしておいた。包丁を使って薄く皮を削ぎ落としていく。合わせて付着したごみや皮の変色した部分を取り去る作業も行い、できるだけきれいな...今週も受け入れた遠野和紙体験をご案内

  • まだまだ寒いが野鳥の動きが変わった

    写真の鳥はアオジ。寒さが厳しい頃は、道端の地面を移動しながら餌をついばんでいる姿を見ることが多い。しかし最近は樹上に見ることが増えてきた。アオジは、関東地方以南で越冬し、中部地方以北で繁殖するという。ここいらで冬場に見かけるのは、いわきが関東がかぶる地域に他ならず、越冬も、繁殖もされているのではないだろうか。ただ夏場は生い茂った林の中などにいるために姿を見ないということなのかもしれない。朝の時間帯の日射しもとても温かい。温かい日射しと、冷えた空気が汚れを洗い流したように澄んだ大気。両者があいまって見せるのか、木立などをふくよかに浮かび上がらせていた。その景色がとても面白かったのだが、写真にするとやはり平面的。それが残念。一方、地表は寒さに凍えている。水たまりは凍りついている。地上の草は霜で凍てついき、霜柱...まだまだ寒いが野鳥の動きが変わった

  • ォケー、ォケー・・ケキョケキョケキョ

    ここ数年、我が家周辺をテリトリーにするオスのキジがいる。そのキジは、我が家の前と道路を横切ってテリトリー(縄張り)の中を歩きまわっているのだが、温かさが増してきていよいよ繁殖に向けた行動を取り始めたようだ。耕耘機を操作していると、道路向こうの近所の畑からキジの声が聞こえてきた。ォケー、ォケー・・遠くまで響きそうな声で断続的に鳴いていた。このキジとは違うのだが、数日前には愛犬の散歩先でキジの母衣打ちを聞いた。「ケ、ケーン」と声を発しながら、バタバタバタと羽を打ち鳴らす行動だ。自分のテリトリーを宣言し、ご飯の豊富な安全なところだとメスにアピール行為らしい。今日の声はそれとは違うが、存在をアピールする点では違いがなさそうだ。まもなく母衣打ちも始めるのだろう。キジの声の合間に、ケキョケキョの声も聞こえてきた。ウグ...ォケー、ォケー・・ケキョケキョケキョ

  • 紙作り体験、ご苦労様でした

    ハタチ酒プロジェクト(以下PJ)・・どこかで聞いた名前・・新聞で読んだのかもしれないが、最初に聞いた印象はその程度だった。同PJは、2018(平成年度30)年度に活動をはじめ今年で6期目の活動になる。そのめざすところは、市内産の酒米を市内の醸造所で酒とする「純いわき産日本酒」の拡大し、次世代の「飲み手」に日本酒親しんでもらうことを目的に、20歳前後の若者を対象に酒米の栽培から仕込みまでを体験してもらい、「完成した日本酒で大人の仲間入りを祝う」ことにあるという。お酒をいただいてみた。うまかった。というか私好みなのか分からないが、くせがなく、舌から喉を下り落ちていく程よい甘みが心地良かった。このPJの中から、お酒のラベルに遠野和紙を使えないかと意見が出され、できれば製造過程を体験したいと、相談にきた。昨夏には...紙作り体験、ご苦労様でした

  • ひな人形を飾った

    ひな人形をまともに飾るようになったのは、子ども達が本当に子どもだった時は別として、3年前から。それまでほぼ箱にしまいっぱなしだったが、日干しもかねて飾ることにしたのだ。我が家には、娘の誕生で購入した平飾りのひな人形の外、処分品だったものをいただいた5段飾りや民芸品の平飾りなどがあるが、基本全てを出して、室内のあちこちに飾った。3月に孫達が帰省してくるというので、それまで飾っておこうと思う。しばらく室内がにぎやかになる。ひな人形を飾った

  • 遠野和紙・楮保存会の作業に参加

    この時期の作業内容は基本変わらない。楮を伐採して釜でふかし、枝から皮をはぐ。はいだ皮から外皮の黒皮と二層目の甘皮をそいで白皮とする。保存会員をはじめ、作業に集まったみなさんは、世間話や思い出話を織り交ぜながら作業にいそしみ、ほぼ夕刻までの時間を作業場となる遠野和紙工房「学舎」で過ごす。写真手前の枝は伐採した分。これで2日分のふかしと楮はぎの分量となる。1回あたりのふかしができる量は、釜の大きさと、釜を覆う樽の大きさによって決まる。遠野の現在の設備ではこの量でほぼ2日分の仕事量となる。この2日間は荒れ模様の天気で、強風のもとでの作業となった。今日の作業は比較的風が弱まったが、時折強めの風が吹いた。空を見上げると、かすかに彩雲が見えて目を楽しませてくれた。かすかしか見えないが、それはそれでユニークな景観だなと...遠野和紙・楮保存会の作業に参加

  • 久々に散歩の足を伸ばすと・・

    散歩のコースには里地や林間、草地、田地などの環境がある。うまくいけば環境毎に多様な小鳥と出会うことになる。ある意味やばい鳥が最初の写真。ウソ。個人宅の庭の桜の花芽をついばんでいる。今までどこで食べ物を得ていたのか分からないが、春先になると里に姿をあらわわす。あくまで経験則だが。花木(かぼく)の新芽がこの時期のご馳走のようだ。道端で餌をついばんでいるのはアオジ。けっこう近づいても飛び立つことがなく、しぶとく餌をついばんでいる。林間部でも良く見かけるのだが、昨年撮影した1羽の鳥が認識を変えた。その写真の主はクロジのオス。そのメスはアオジのメスと見分けがつかない位にそっくりだと気がついたのだ。これは間違いなくアオジのオス。これ以外にも林間で道端から飛び立ったアオジらしき鳥がいたのだが、それがみんなアオジだったの...久々に散歩の足を伸ばすと・・

  • 伝統工芸遠野和紙・楮保存会が活動の報告会を開く

    報告会の報告のまとめは5日から始めた。どんなものにすれば良いのか、最初はとんと検討がつかなかったが、県の委託事業の効果で保存会独自の活動にも幅が広がった面があるので、委託事業にとどまらず、保存会独自の取り組みも含めて事業の進捗状況を概括すれば良いだろうと考えて報告をまとめた。まとめた報告のレジメというか、報告文(これを読めば言いたいこと全てが伝わる)はA4で6枚程度。どうもくどい性格が反映して、この種のものを作ると長めの文章になってしまう。当日の報告はどんなものになるか(あれ、報告時間はどんだけだっけ?)分からないけれど、お時間があればご参加ください。私の保存会の報告の後、今年3月で任期満了となる地域おこし協力隊員の活動報告も行われる。報告会は2月26日月曜日の午後1時から。入遠野公民館で開催される。伝統工芸遠野和紙・楮保存会が活動の報告会を開く

  • 保存会作業に参加

    今回の作業は楮の伐採からはじまって、枝を裁断し束ね、釜いれして約2時間ふかした後に楮はぎ(枝から皮をはぐ)と竿掛け、乾燥した黒皮を水で戻ししょしとり(皮から黒皮と甘皮を削ぎ落とし白い皮を残す作業)までの作業を並行して進める。今年に入って新たに作業に参加するようになった方も含めて、粛々と作業を進めた。枝は中山の畑で伐採した。けっこう太く成長しており、後に楮はぎした皮を見ると幅20cm程はある。太いと切断が難しい。使っている大型の剪定ばさみで挟み切れず、1度では切断できない。ノコギリがあれば良いのだが、あいにく現場にはなかった。四苦八苦しながら枝を裁断した。裁断した枝を軽トラに積み込む。写真とほぼ同量の枝をもう1台の軽トラで運んだ。学舎に運び入れた枝を卓上丸のこで一定の長さに切りそろえる。枝を束ねてお湯を沸か...保存会作業に参加

  • ミドルベリー大学日本校から和紙作りの体験を受け入れ

    紙作り体験は伝統工芸遠野和紙・楮保存会の取り組み。地域おこし協力隊を遠野和紙の継承に活用してから10年程になると思うが、近年は遠野地区の小中学校や遠野高校(現在のいわき湯本高校遠野校舎)などに紙漉き体験が提供されてきた。私自身は紙作りの初心者と同等の技量しか持ち得ていないが、保存会員として同会に参加して活動する中で、会の目的である遠野和紙の継承には、和紙や材料作りに関心と興味をより多くの人に拡大することが必要と思っていた。そのためには和紙の材料から紙作りまでの各工程を身につけることが必要と考え、保存会が福島県の委託事業として実施した紙漉き研修(埼玉県小川和紙の谷野工房で実施)にも参加してきた。その中で下手くそながら紙作りの工程に必要な技量を身につけた。以前から遠野町で活動する地域おこし協力隊は、遠野地区の...ミドルベリー大学日本校から和紙作りの体験を受け入れ

  • 朝の航空機は、下から見ていると真っ白の塗装。どこの機体か分からなかったが、写真に写った尾翼のマークで分かった。エミレーツ航空の機体だ。たぶんドバイ発で成田に向かっている機体。今朝は寒かったようだ。少しのんびりした時間に散歩に出かけたので陽光が降り注いでおり、寒さは感じなかった。しかし、地面には霜に凍えた植物が縮こまっている。これだけの霜が降りるのは、よほど気温が下がった証拠。地面の水たまりもがっちり凍りついていた。寒い季節に見ることができる現象にサンピラーがある。上空に寒気が入り込み、穏やかな気象条件の朝や夕方に見ることができる可能性がある光学現象だ。はっきりしないのだが、これそうなのじゃないだろうか。先月23日の夕方に見えた。自信はないが、沈む太陽の上空に、周辺より明るい短い柱が立っているように見える。...空

  • 遠野和紙・楮保存会で白皮作りと体験受け入れ

    5日は月曜日は、午後から雪が降り、天気予報も思わしくなかったため、6日火曜日の定例の活動日の保存会の作業は中止、今日は楮の伐採、ふかし(コウゾの枝を裁断し釜でふかす)、楮はぎ(コウゾの枝から皮をはぐ)、しょしとり(楮の皮から黒皮等を削ぎ取って白皮を残す作業)、皮の乾燥までの作業を通常通り実施した。ふかししょしとり今日はよく晴れた日で、青空に白い雲が流れるうららかな日。その雲が時折虹色に染まりながら太陽の近くを流れていった。彩雲もなかなかの見栄えがする立派なもので、作業をしながら見とれてしまった。さて、昨日は関東から大学生2人を迎え、和紙ができるまでの作業を1通り体験してもらった。2日間かけて楮の伐採から紙漉き・乾燥まで体験してもら計画を立てていたが、2日目は参加者がカゼを引いてしまい、1日だけの体験となっ...遠野和紙・楮保存会で白皮作りと体験受け入れ

  • あらら・・ビックリの雪

    朝からニュース番組等が、関東地方等での積雪を伝えていた。画像で積雪の推移を見ると、いわき市南部や中山間地にも雪雲がかかっていた。降雪は覚悟していたが、それほどでたかをくくっていた。午後、出かける時間になった。曇り空ではあったが、車に乗り込もうとする時に額にポツンと冷たい感触があった。車を走らせると、入遠野方面の山並・・湯の岳から三大明神に連なる山々は白く煙っていた。雪が舞っているようだ。アクアマリンに滞在中、戸外ではみぞれになったようだ。遠野は雪に違いない。アクアマリンから帰宅する。途中、ホームセンターで買い物。20分ほどをそこで費やし、遠野に向かう。近づくにつれ雪が本降りになっているように見える。大きな雪がざんざんと落ちてきて、見通しが悪い状況にあった。こりゃー積もるかな?今年3月に卒業生を出すと閉鎖さ...あらら・・ビックリの雪

  • 半年ぶりに二三版の和紙を漉いた

    保存会の作業は、楮の伐採から白皮作りまで。畑の楮を伐採した後に、75㎝程度に切りそろえる。切りそろえた楮は釜で蒸し、楮の枝から皮をむく(皮はぎ)。剥いだ皮は、束ねて乾燥させる。乾燥させた黒皮を一晩程度水に浸け、表皮の黒皮と2層目の甘皮をむく「しょしとり」をする。最初に甘皮の層まで包丁ではぎ、はいだ皮をつかんでひっぱってはがしていく。すると白皮だけが残る。むいた白皮は、表面に付着したごみを洗い流し、洗濯ハンガーにかけて乾燥させる。この作業を2日間続けた。木曜日と金曜日は、独自にニ三版の紙漉きをした。来週と2週後に、それぞれ大学生等が体験で遠野に来るが、その際に使う和紙作りの工程資料を印刷する用紙を確保するための紙漉きだ。木曜日はうまくネリ(トロロアオイの根から採る粘性の液体)が効かなかったため紙にならず、木...半年ぶりに二三版の和紙を漉いた

  • 保存会は今週も活動

    ボランティア活動は12月から翌年3月までの間は毎週、火曜日と水曜日に実施されており、白皮を作るまでの作業を保存会員全体で行われている。昨年は、うろ覚えだが180㎏程度の白皮を作った。白皮は、次の紙漉きシーズン(紙漉きは主に冬期に行われる)に紙漉きの材料として使われる。楮の枝を刈り取った後、学舎まで運び、75㎝程度にそろえて裁断し、束ねて釜で発生させた蒸気でふかす。1回のふかし時間は約2時間だ。枝が十分ふかされると、あたりに甘い香り・・サツマイモのような香りが漂う。昨日、今日の香りは特に強かったような印象がある。枝の皮には、時々食い荒らされたような跡があった。カミキリムシによる食害だ。また、白皮にワインレッドのシミがついている場合がある。これも別種のカミキリムシによる被害で、楮の枝内に産み付けられた卵からか...保存会は今週も活動

  • ここ1ヶ月間に見た空

    そんなことを思いながら写真のデータをみてみた。「あれ、これは!」と思ったのが、実は寒くて穏やかな空(気象条件)の日にしか見えないサンピラー(太陽柱)。昨年暮れ12月28日の日暮れ時に見た。沈んだ太陽の上部に立ち上がる光の柱。沈む太陽の光に照らされた雲の明るみの中に、相対的に明るい部分が見えるような気がしたので、写真に撮っていた。微妙な感じではあったが、写真で見る限り、サンピラーだと思う。上空に温度の低い寒気が入り込んで風がない日は、寒気で空気中の水分が六角形の板状に結晶し自重で落下する際乱されることがなく、空気抵抗で地上と平行に整然と面を向ける。この面が鏡となって下方から射し込む太陽光を反射する結果、柱状により明るく輝いて見える。これがサンピラーと呼ばれる現象だ。太陽に照らされる雲がじゃまして柱が見えにく...ここ1ヶ月間に見た空

  • rfcの福島県広報番組を収録ー放送は1月30日12時30分から45分まで

    収録のテーマは、福島県伝統的工芸品「遠野和紙」の継承の取り組みについて。保存会員として私と地域おこし協力隊員の2名が進行のアナウンサーの質問に答える形で、収録が進められた。収録の当日は簡単な打ち合わせをしただけ。機材を準備した後直ちに収録がスタートした。具体的な質問は事前の打ち合わせに従って出されてくる。このため収録の趣旨や概要は事前に知らされていたものの、その回答はその場で質問に即して考えるしかない。答えは質問に即しているのか、どこまで話せば良いのか、若干逡巡しながら答えていった。若干の緊張もある。回答する時の息づかいにこうした逡巡や緊張を感じながら回答していた。口頭で一定のやりとりがあった後は、紙漉き(ため漉き)の実演で音も拾いながらの収録をして、担当したアナウンサーにもハガキ大の紙漉きを体験してもら...rfcの福島県広報番組を収録ー放送は1月30日12時30分から45分まで

  • とりあえず卒業証書の和紙漉きを今日終えたのだが・・

    以前も本ブログに書いたのだが、今年の保存会に関わる作業は、4日から始まっていた。4日には、炭酸ナトリウムを加えたお湯で白皮を煮た(煮熟=しゃじゅく)ものを釜からとりだして水流に晒し、5日から皮の汚れやごみを取り去る塵取りして、9日からはほぼ連日、紙を漉いて乾燥させる作業を進めてきた。しかし、保存会による紙漉きは今シーズンが初。一定の厚みを持って好き上げる技能には難もあると思っていた。溜め漉きは、簀桁に漉き舟から紙料(水に楮の繊維とネリを混ぜたもの。ネリはトロロアオイの根から抽出する粘りのある成分)を汲み上げ、多少揺すって水を滴り落とすことを数回繰り返して、厚みを着くって紙とする漉き方。流し漉きが、揺すりの後に簀桁上の水や余分な繊維を流し落とすことを数回繰り返して厚みを作るのとは異なった漉き方だ。そのため漉...とりあえず卒業証書の和紙漉きを今日終えたのだが・・

  • 愛犬と戸外に出ると、切れるような空気感があった。いつにもなく寒い朝だ。この寒さが作り出したのが霜の絨毯だ。草の葉っぱを真っ白になっていた。昨年11月の初霜以来、霜が降りる朝は珍しくない。しかし、今日の霜はこれまでと様子が違う。草の葉が全面的に白く凍結しているのだ。これまでの霜は、ここまで葉っぱを白く塗りつぶしたことはなかった記憶がある。たしかに霜の結晶が成長して尖った針のような印象を与える朝も何度かあった。よほど寒い朝だったのだろう。そんな朝でも霜は葉っぱの縁取りをしている程度だった。ここまで全体を凍みつかせていることはなかったろう。記録のためにも写真を撮っておこうと思った。畑の土も凍みていた。ふと見上げると、我が家からはまだ日の出前。午前7時20分だったが、我が家はまだ日の出前。向こうの林を透かして太陽...霜

  • 保存会白皮作り再開

    新年を迎えた保存会だが、当面2つのミッションがある。1つは和紙の材料となる楮の白皮作り、2つは和紙作りだ。和紙作りは、時間が限られている卒業証書の用紙を漉く作業だ。溜(た)め漉きという手法で漉いていく。紙漉きには大きく分けて流し漉きと溜め漉きの2つの手法がある。流し漉きは、水に楮(こうぞ)の繊維とトロロアオイの根から作るネリ(糊状の成分)を混ぜ合わせた紙料を簀桁(すげた)に汲み上げて、水を揺すり、残った水を捨てる作業を数回繰り返して厚みを作る。一方、溜め漉きは、簀桁に汲み上げた紙料を多少揺すって静止させ水を滴り落として繊維の厚みを作る手法だ。漉き方自身は、それほど難しくはないが、必要な厚みを作ることに難しさがある。まだまだ素人に毛が生えた程度の技術しか持っていない私なので、必要な厚みの紙を安定して漉き上げ...保存会白皮作り再開

  • 今シーズンの初積雪

    今シーズンは、昨年暮れだったかに雪が舞った記憶がある。しかし、今朝のように雪が積もったのははじめてだ。雪に指を突き立ててみると、私の右手人差し指の第2関節までの深さ。おおよそ4cmの積雪だった。雪の上になぜか虫・・5mm程度の甲虫だったが、なぜか転がっていた。木の下とかならば、たまたま樹上にいたものが、寒さで凍えて落下したと考えられる。しかし、その場所は上部が空に開けた場所だった。この虫、どこから来たのだろう。不思議。雪が降り終る頃、どこからかやってきて、この場所で力尽きたのだろうか。さて、雪は庭を白く美しく着飾らせる。今年咲いたサザンカは、雪を被って赤と白のコントラストを際立たせていた。ツバキも美しい。考えて見ると、この季節に庭で色づいているほとんどは赤色。マンリョウの実も赤色だ。ナンテンも。唯一違った...今シーズンの初積雪

  • 災害で始まった新年

    それにしても大地震はなぜに寒い時期に多いのか。2018(平成28)年の熊本地震は4月から7月の間に震度7が2回をはじめ震度5弱以上の地震を19回観測する大地震だったが、1995(平成7)年の阪神・淡路大震災が1月17日、2011(平成23)年の東日本大震災が3月11日でどちらも寒い時期。もちろんその他にも大きな地震は起きているのだが、強く印象に残っている地震は、なぜか寒い時期に発生しているものだ。もっとも、印象に残り続けるのは別の要因もあるだろう。規模が大きく繰り返し報道されていたにとどまらず、阪神・淡路は発災の日に神戸市を訪れる予定になっていたことがある。当時務めていた共産党市議団の事務局長として団の視察に同行していることにしていたのだが、発災の報を受けて視察を中止したし、当初計画の前泊行程で宿泊が予定...災害で始まった新年

  • 新しい年の始まり。おめでとうございます

    郷社八幡神社の初詣には毎年来ているが、今回は代理の勤めということで、大晦日に実施する年越し祭から神社に足を運んでいた。神社がある高台の登り口から石段を登り、拝殿前の広場に入る。東日本大震災で被災した石段は段差が乱れたまま。歩きにくい。その脇には舗装された坂道がある。こちらは歩きやすいのだが、鳥居をくぐって参内したいので、あえて石段を登った。年越し祭は、2023年12月31日午後11時15分に始まった。宮司による祝詞奏上や出席者による玉串奉てんなど一連の神事を終え、数十分後の新年を待つ。午前0時が近づく。境内からは鈴を打ち鳴らす音が聞こえてきた。二年参りや初詣の参拝客が境内にやってきているようだ。午前0時が過ぎ2024年1月1日、新しい年が時を刻み始めた。「あけましておめでとうございます」の祝詞の交換の後、...新しい年の始まり。おめでとうございます

  • 保存会としての紙漉き今年は終了

    卒業証書用紙は作りは、これまで地域おこし協力隊が担ってきた。隊員の卒業等にともない、紙漉きの担い手が減少したため保存会自身の対応が求められるようになってきていた。そんな分けで、この間、紙漉きを多少学んだ協力隊員・・私もその1人となるが・・で、卒業証書用紙の紙漉きをしてきた。今回実施している紙を漉く方法は、溜め漉きと呼ばれる方法だ。楮の繊維とネリ(トロロアオイの粘性成分)を水に混ぜ込んだ紙料を汲み上げ、水を落として繊維だけを残す。数回繰り返して厚みを作りしとする。印刷前提の紙となるので、ふさわしい厚みに納めることが必要になる。紙漉きは、埼玉県の谷野工房の紙漉き研修に参加した保存会員で実施している。来月はほぼ紙漉きをしなければならない状況に追い込まれた感がある。5日が作業開始の予定。保存会としての紙漉き今年は終了

  • 彩雲とドームを乗せた雲

    学舎の空は、午後から積雲が空を覆いがちになり、それとともに気温も下がる。学舎の室内も少し寒くなる。降り注ぐ太陽光の偉大さを感じる瞬間だ。作業は紙を漉いた結果を確認しながら進めたこともあって、午前には隙間の時間があった。午前の空は満天の青空。時折千切れた積雲が流れ、太陽を横切っていた。その雲に写り込んだ彩雲だ。空の風の流れは早い。次々に流れてくる雲が形を変えながら虹色に染まっていた。しばしカメラに納めてみた。作業を終えて帰路につこうとした時、北東の空にぽっかり浮かぶ積雲が見えた。上面にドームを乗せた姿が面白い。この形に天空の城ラピュタに登場する「竜の巣」を思い出した。潜水艦の横から見た姿にも見える。午後から空を覆った積雲は流れ去り、再び青空が戻ってきていただようだ。帰路の路上、上遠野の方向に夕日に染まる積雲...彩雲とドームを乗せた雲

  • 環天頂アークと上部タンジェントアーク、幻日環

    環天頂アークに気がついたのは、遠野和紙づくりの拠点としている工房「学舎」の前で作業を始めた時。何気なく見上げた空、頭上真上に近く大きな虹色の孤がかかっていた。これはすごい。こんなにくっきり見えるのはめったにない。そんな思いで見上げていると、まん中へんにある黒っぽい雲がだんだん消えていった。その後に見えたのが最初の写真。分かりにくいが、ここには3つの光が生み出す現象が写っている。写真上部の環天頂アークは一目で分かる。その他は、まん中辺の白楕円で囲んだ上部タンジェントアーク、太陽の左側の白丸で囲んだ幻日だ。幻日は写真ではじめて気がついた。それだけ見えにくい状態だったということだ。今年も残り少ない。今年はこれが最後の光学現象になるかもしれない。以下、環天頂アークの写真をご覧ください。環天頂アークと上部タンジェントアーク、幻日環

  • 和紙・楮保存会年末恒例のコンニャク作り

    19日は楮畑1ヶ所で軽トラ1台弱程度の楮を伐採し、和紙作りの拠点「学舎」に運んで、75cm程度に切り分け直径30cm程度の楮束を作り、釜に入れて「ふかし」(楮を2時間程度蒸す作業)をする。以下、作業の様子だ。楮の伐採枝の切り分け楮の釜入れ約2時間ふかした楮の枝を取り出す黒皮をはぎ取る並行してしょしとり(=楮はぎ=伝統工芸品の指定を受けるために県に届けた書類上の名称)も進める。乾燥させた黒皮を水で戻し、表皮にあたる黒皮、その下層の甘皮を削ぎ取る作業だ。はぎとった黒皮も、しょしとりをした白皮も竿にかけて乾燥させる。20日には上遠野中学校に植栽されている楮の伐採からその日の作業を始めた。ここも軽トラに3分の1程の量になった。やはり「学舎」に運び、前日と同じ作業を進めた。さて、楮に関わる一連の作業を始めた後、20...和紙・楮保存会年末恒例のコンニャク作り

  • 初雪と霜

    積雪に気がついたのは昨夜のこと。午後10時過ぎ、玄関で寝ている愛犬を小用をたさせるため戸外に連れ出したときだ。車に雪が積もっていた。道端の草の上にも。これまで霜は降りていたが、今シーズン(になって降雪は初めてのこと。ここいらではあまり雪が降らないが、雪のシーズンといえばだいたい12月から3月のことだ。さて、我が家付近で雪が降ったのはいつだったか。たぶんツイッター・・おっと今はXだった・・に記録があるはずだ。調べてみた。ツイッターを始めたのは東日本大震災後の2011年3月。その後に初雪の記述があるツイート(現在はポスト)は、2012年シーズンが2012年12月1日、2013年シーズンが2013年12月15日、2014年シーズンが2014年12月16日、2015年シーズンが2016年1月14日、2016年シー...初雪と霜

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